JP2001163250A - 自動車の車体構造 - Google Patents

自動車の車体構造

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JP2001163250A
JP2001163250A JP34600499A JP34600499A JP2001163250A JP 2001163250 A JP2001163250 A JP 2001163250A JP 34600499 A JP34600499 A JP 34600499A JP 34600499 A JP34600499 A JP 34600499A JP 2001163250 A JP2001163250 A JP 2001163250A
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movable
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collision
deceleration
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Yasuki Motosawa
養樹 本澤
Tatsuo Iwabe
竜男 岩部
Hideaki Nakamichi
英明 中道
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗員の傷害値を低減するための望ましい車体
減速度波形をコンパクト化された車体で実現する。 【解決手段】 車体をメインフレーム3とメインフレー
ムに対して車体前後方向に移動自在な可動フロア4とに
分割し、それぞれに各サイドビーム3a・4cを設ける
共に、可動フロアの後部柱部4aとメインフレームの柱
状ストッパ3bとの間に隙間を設け、柱状ストッパに湾
曲舌片6を設ける。 【効果】 衝突時に可動フロアをメインフレームに対し
て遅らせた後にメインフレームと一体化状態にして減速
させることができ、乗員減速度の低減に好ましい車体減
速度を、従来よりもコンパクトな車体寸法(ダイナミッ
クストローク)において実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の衝突安全
性を向上させるための自動車の車体構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の衝突時の乗員保護効果を
高めるために、衝突時の車体における居住空間以外の部
分の変形モードを適切に設定して車体の居住空間部分の
減速度を低減すると共に、居住空間にまで変形が及ばな
いようにした車体構造が種々提案されている(特開平7
−101354号公報など参照)。
【0003】自動車の衝突時における乗員傷害値を低減
するには、衝突時にばねとして作用するシートベルト等
の拘束装置により車体減速度に対して乗員減速度に時間
的な遅れが生じるため、車体減速度が一定であってもば
ねの伸びが最大に達した時に乗員減速度が最大となる。
したがって、乗員減速度を低減するには、車体の平均減
速度の低減のみならず、拘束装置の上記ばね作用による
乗員のオーバーシュートを小さくすると良い。
【0004】乗員の減速度の低減を向上するために、サ
イドビームの圧壊を利用して一定反力を得る方法や、サ
イドビームに隔壁を複数設けることで安定した反力を維
持する方法(特開平7−101354号)などが提案さ
れている。しかしながら、これらの方法では車体の減速
度を一定値に近付けることはできても、その波形は矩形
波であり、より効果的な減速度波形を得ることは極めて
困難であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、乗員傷害
値の低減を行う上で車体減速度の波形は重要な要素であ
る。図16に示されるように、上記目的に合致した乗員
減速度G1を小さく抑えられる車体減速度G2の波形と
しては、図の実線に示されるように、初期(図の区間
a)に平均減速度よりも大きい減速度を一定時間(短時
間)発生し、続けて逆向きの減速度を短時間(図の区間
b)発生した後に、平均的な減速度で減速する(図の区
間c)ような波形が考えられる。
【0006】このような車体の減速度G2の波形によ
り、特に区間bにおける逆向きの減速度により上記乗員
のオーバーシュートを小さくすることができ、車体の減
速に要する距離(ダイナミックストローク)が同一の一
定減速度(矩形波)の場合よりも乗員減速度G1をより
一層小さくし得ることが、本出願の発明者らが行ったシ
ミュレーションで確認されている。
【0007】したがって、乗員の減速度をより一層小さ
くするためには、上記したような車体減速度波形を発生
させることが求められる。さらに、そのような車体減速
度波形を車体のコンパクト化と共に実現することが望ま
しい。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決し
て、乗員の傷害値を低減するための望ましい車体減速度
波形をコンパクト化された車体で実現するために、本発
明に於いては、車体を分割してシート(1)を設けた可
動部分(4)とメインフレーム側部分(3)とを設けか
つ当該両部分(3・4)を互いに相対変位可能に連結す
ると共に、前記メインフレーム側部分(3)に第1の衝
撃吸収部材(3a)を設け、前記可動部分(4)に第2
の衝撃吸収部材(4c)を設けて、衝突時に前記メイン
フレーム側部分(3)の衝突方向変位に対して前記可動
部分(4)の衝突方向変位が遅れるように前記第1の衝
撃吸収部材(3a)の衝突荷重に対する剛性を前記第2
の衝撃吸収部材(4c)よりも高めると共に、前記可動
部分(4)を前記遅れて変位した後に前記メインフレー
ム側部分(3)と共に衝突方向に変位させるべく前記可
動部分(4)と前記メインフレーム側部分(3)との相
対変位量を規制する可動部分変位量規制手段(3b・6
・4a)を設けたものとした。
【0009】これによれば、衝突時に可動部分をメイン
フレームに対して遅らせた後にメインフレームと一体化
状態にして減速させることができ、乗員減速度の低減に
好ましい車体減速度を、従来よりもコンパクトな車体寸
法(ダイナミックストローク)において実現することが
できる。
【0010】また、前記可動部分が車室を構成するキャ
ビン(11・21)からなることによれば、シートベル
トの取り付け位置をシートのみならずキャビンにもする
ことができ、拘束装置のレイアウトの自由度を向上し得
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に添付の図面に示された具体
例に基づいて本発明の実施の形態について詳細に説明す
る。
【0012】図1は、本発明が適用された本発明が適用
された車両の車体構造の要部概略を示す模式的斜視図で
ある。本車体構造にあっては、シート1に対する乗員の
移動を拘束するために、シートベルト2がシート1に一
体的に連結されたシートベルト一体型シートが用いられ
ている。シート1は、車体の全長に渡って延在するよう
に設けられたメインフレーム3に対して車体前後方向に
変位可能に設けられた可動フロア4上に固定されてい
る。
【0013】メインフレーム3に対する可動フロア4の
可動支持構造は、例えば図2に示されるように、メイン
フレーム3と可動フロア4との間に隙間を設け、両者間
に転動体5を設けるものであって良い。また、滑動部材
を介して支持するなどしても良い。いずれの場合であっ
ても、シェアピンや摩擦抵抗部などを設けて、通常は移
動しないようにしておく。
【0014】可動フロア4には、図1に良く示されるよ
うに、車体底部のフロア面からルーフに至る4本の柱部
4aと、ルーフ部にて各柱部4a間に渡された各梁部4
bとが一体に形成されている。また、車体前部のエンジ
ンルーム部分には、メインフレーム3から車体前方に延
長された第1の衝撃吸収部材としてのサイドビーム3a
と、メインフレーム3に一体化されたフロントダッシュ
ボード3aを貫通するように可動フロア4から車体前方
に延長された第2の衝撃吸収部材としてのサイドビーム
4cとが設けられている。それら両サイドビーム3a・
4cの前端には車幅方向に延在するフロントメンバ5が
固着されている。
【0015】メインフレーム3には、可動フロア4の柱
部4aにおける車体後部側の2本に対して、図3(a)
に示されるように隙間dをあけて対峙する柱状ストッパ
3bが一体に形成されている。可動フロア4の上記車体
後部側柱部4aの上下の角部がそれぞれ斜めに形成さ
れ、柱状ストッパ3bにおける上記柱部4aの各斜め角
部に対向する部分にはそれぞれ湾曲舌片6が形成されて
いる。これら柱状ストッパ3b・柱部4a・湾曲舌片6
により可動部分変位量規制手段が構成されている。
【0016】次に本発明の作用について、路上構築物に
車両が正面衝突した場合を想定し、図3及び図4を参照
して以下に示す。なお、上記したように、シートベルト
一体型シートにより、乗員Pは、シート1に対して移動
を拘束されている。
【0017】車両が衝突した瞬間にフロントメンバ5を
介して両サイドビーム3a・4cの前端部が共に衝撃荷
重を受けるが、メインフレーム3側のサイドビーム3a
が可動フロア4側のサイドビーム4cよりも圧縮変形量
が大きくなるようにされている(例えば同一材質・同一
断面形状の場合でもメインフレーム3側の質量が大きい
ことによる)ので、可動フレーム4に固定されたシート
1は、メインフレーム3側に比して急峻に立ち上がる大
きな減速度(図16の区間a)をもって、メインフレー
ム3に対してより早期に減速する。このため、シート1
は、サイドビーム3aの座屈変形によって前方への移動
を継続するメインフレーム3に対し、見掛け上は後方へ
移動する(図3(b))。
【0018】衝突中期では、上記見掛け上の後方移動が
進み、可動フロア4の後部角部が湾曲舌片6に衝当する
(図4(a))。すると、可動フロア4の後方移動が抑
制されるため、サイドビーム4cが座屈変形し始める。
なお、湾曲舌片6は、その形状により板ばねとして作用
するようになっている。この時、可動フロア4は、メイ
ンフレーム3に対して相対速度をもっているため、衝突
進行方向(逆向き)への減速度を受ける(図16の区間
bの前半)。
【0019】可動フロア4は、加速されながらメインフ
レーム3との相対速度差が0になるまで、メインフレー
ム3に対して後方に移動する。そのため、シートベルト
2によりシート1に拘束されている乗員Pは、荷重支持
点が大きな減速度により瞬時に移動するので、ほとんど
メインフレーム3に対して相対速度をもたずに一体化さ
れる。
【0020】本発明の効果を高めて、図16の区間bに
示される乗員減速度G1の波形を実現するためには、可
動フロア4とメインフレーム3との相対速度差が0にな
る時点で、乗員Pと車体との速度差が限りなく0に等し
くなり、またシートベルト2の拘束加重が衝突終期の車
体減速度G2と可能な限り釣り合うようにする。例え
ば、両サイドビーム3a・4cの発生荷重・シートベル
ト2の特性・板ばねとして作用する湾曲舌片6の発生加
重・相対的な移動量としての隙間dの各値を適宜定める
ことが望ましい。
【0021】衝突終期では、両サイドビーム3a・4c
の座屈変形が進み、図4(b)に示されるように柱状ス
トッパ3bに可動フロア4の柱部4aが衝当して相対速
度を失うので可動フロアの減速度は再び高まり(図16
の区間bの後半)、両者が一体化状態になって、両サイ
ドビーム3a・4cの発生荷重を受けて減速を続ける。
このライドダウン状態では、乗員減速度G1は、衝突終
了(車体停止)まで、車体減速度G2に等しく一定に保
たれる(図16の区間c)。
【0022】本発明は、上記のプロセスにより、拘束装
置の荷重支持点に衝突初期に任意の大きさ及び方向の減
速度を発生させることで、瞬時に完全なライドダウン状
態を形成し、乗員減速度を大幅に低減する機能を有す
る。
【0023】図5に、本発明が適用された第2の例を示
す。図5は車体構造の要部概略を示す模式的分解組み立
て斜視図である。
【0024】この第2の例にあっては、車体が可動部分
としての可動キャビン11とメインフレーム側部分とし
てのメインフレーム12とに分割されており、可動キャ
ビン11により車室が構成され、その可動キャビン11
に拘束装置としてシート及びシートベルト2が取り付け
られている。
【0025】メインフレーム12の車体前部には第1の
衝撃吸収部材としての左右一対のサイドメンバ12aが
形成されていると共に、可動キャビン11の車体前部に
は第2の衝撃吸収部材としての左右一対のサイドメンバ
11aが一体的に形成されている。これら両サイドメン
バ11a・12aはエンジンルーム部にて車体前後方向
に延在するように設けられている。
【0026】可動キャビン11は、メインフレーム12
に対して車体前後方向に移動可能に支持されており、そ
の支持構造としては、例えば図6乃至図8に示されるよ
うに、メインフレーム12にレール部材13が車体前後
方向に延在するように固設され、そのレール部材13に
その長手方向のみに摺動可能に係合するように扁平C字
状断面形状に形成されたガイド部材14が稼働キャビン
11の下面の対応する位置に固設されている。
【0027】したがって、可動キャビン11とメインフ
レーム12とを結合するには、図7に示されるようにレ
ール部材13及びガイド部材14の長手方向にスライド
させるようにすれば良く、その結果、図8に示されるよ
うにレール部材13及びガイド部材14が互いに係合す
る。なお、レール部材13及びガイド部材14は、車体
の中央部と左右の側部とに各前後に2箇所ずつの計6箇
所に設けられている。
【0028】このようにして、メインフレーム12に対
して可動キャビン11が車体後方に移動可能にされてお
り、その移動量を規制する可動部分変位量規制手段とし
て、図9に併せて示されるように、メインフレーム車体
後部部分に有底筒状の緩衝ストッパ15が車体幅方向に
対をなして設けられている。緩衝ストッパ15はその軸
線を車体前後方向に向けて設置されており、その軸線上
に可動キャビン11の一部である衝当突部11aが待機
するように設けられている。なお、衝突時の稼働キャビ
ンの後方移動量を、衝当突部11a及び緩衝ストッパ1
5間の隙間よりも大きい距離Lを確保し得るように緩衝
ストッパ15の材質及び形状が設定されている。
【0029】次にこの第2の例の作用について、路上構
築物に車両が正面衝突した場合を想定し、図10及び図
11を参照して以下に示す。なお、図11は前記図3
に、図12は前記図4に相当し、同様の作用をなす部分
についてはその説明を省略する。なお、図10(a)は
衝突前の車体要部側断面図である。
【0030】衝突直後の衝突初期には図10(b)に示
されるように、サイドメンバ11aの座屈変形により可
動キャビン11が減速し、同様にサイドメンバ12aの
座屈変形によりメインフレーム12も減速する。しかし
ながら、前記第1の例と同様に可動キャビン11の方の
減速度が大きく、メインフレーム12に対して可動キャ
ビン11が相対的に後方に移動する。この時の可動キャ
ビン11の減速度は図16の区間aのようになる。
【0031】衝突中期には図11(a)に示されるよう
に、衝当突部11aが緩衝ストッパ15に衝当する。す
ると、可動キャビン11は、衝突進行方向(逆向き)へ
の減速度を受ける(図16の区間bの前半)。この時の
乗員Pに対する拘束状態は前記第1の例と同様である。
【0032】衝突終期には、上記したように緩衝ストッ
パ15がある程度座屈変形して可動キャビン11が相対
的に距離Lだけ後方移動して図11(b)に示されるよ
うになり、その後、可動キャビン11とメインフレーム
12とは一体状態となって減速する。この状態も前記第
1の例と同様である。
【0033】図12に、本発明が適用された第3の例を
示す。図12は車体構造の要部概略を示す模式的分解組
み立て斜視図である。
【0034】この第3の例にあっても、車体が可動キャ
ビン21とメインフレーム22とに分割されており、可
動キャビン21側に拘束装置としてシート及びシートベ
ルト2が取り付けられている。同様に、メインフレーム
22に第1の衝撃吸収部材としてのサイドメンバ22a
が形成されていると共に、可動キャビン11に第2の衝
撃吸収部材としてのアッパメンバ21aが一体的に形成
されている。なお、可動キャビン21側のアッパメンバ
21aはフロントメンバ5と一体に形成されている。
【0035】また、可動キャビン21はメインフレーム
22に対して車体前後方向に移動可能に支持されてお
り、この第3の例における支持構造を図13乃至図15
に示す。可動キャビン21はメインフレーム22上に帯
板を扁平楕円形状に形成してなる支持部材23を介して
支持されている。支持部材23の内周面の上下には、扁
平楕円を長軸に沿って半割したガイド部材23aがそれ
ぞれボルト24により可動キャビン21とメインフレー
ム22とに固設されている。
【0036】通常時は図15(a)に示されるように保
持されており、衝突時における可動キャビン21の車体
後方移動により図15(b)に示されるように変形した
状態でそれ以上の移動が規制される。
【0037】なお、衝突時の状態は第2の例と同様であ
り、その図示及びその説明を省略する。この第3の例に
あっても、上記第2の例と同様の作用効果を奏し得る。
【0038】また、上記第2及び第3の例にあっては、
シートベルト3を可動キャビン11・21に設けたが、
第1の例と同様にシート1に一体化しても同様である。
【0039】
【発明の効果】このように本発明によれば、乗員減速度
の低減に好ましい車体減速度を、従来よりもコンパクト
な車体寸法(ダイナミックストローク)において実現す
ることができる。さらに、衝突時のエネルギ吸収構造に
おける発生荷重・可動部分の相対的な移動量を適宜調整
することでね初期減速度の大きさと発生時間とを任意に
設定できるので、目標とするダイナミックストロークや
シートベルトなどの乗員拘束装置特性に合わせて、車体
減速度波形の幅広い選択が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された本発明が適用された車両の
車体構造の要部概略を示す模式的斜視図。
【図2】図1の矢印II−II線に沿ってみた要部破断図。
【図3】(a)は衝突前の車体の模式的側面図であり、
(b)は衝突初期の車体の模式的側面図。
【図4】(a)は衝突中期の車体の模式的側面図であ
り、(b)は衝突終期の車体の模式的側面図。
【図5】本発明が適用された第2の例における車体の分
解組み立て斜視図。
【図6】第2の例におけるメインフレームと可動キャビ
ンとの支持構造を示す図2に対応する図。
【図7】第2の例における支持構造部の拡大分解組み立
て斜視図。
【図8】図6の矢印VIIIにより示される部分の拡大図。
【図9】第2の例における緩衝ストッパ15を示す要部
破断拡大側断面図。
【図10】(a)は第2の例における衝突前の車体の模
式的側面図であり、(b)は衝突初期の車体の模式的側
面図。
【図11】(a)は第2の例における衝突中期の車体の
模式的側面図であり、(b)は衝突終期の車体の模式的
側面図。
【図12】本発明が適用された第3の例における車体の
分解組み立て斜視図。
【図13】第3の例におけるメインフレームと可動キャ
ビンとの支持構造を示す図2に対応する図。
【図14】第3の例における支持構造部の拡大分解組み
立て斜視図。
【図15】(a)は第3の例における衝突前の支持構造
部を示す側面図であり、(b)は衝突時の支持構造部を
示す側面図。
【図16】車体減速度及び乗員減速度の望ましい波形
図。
【符号の説明】
1 シート 3 メインフレーム(メインフレーム側部分) 3a サイドビーム 3b 柱状ストッパ(可動部分変位量規制手段) 4 可動フレーム(可動部分) 4a 柱部(可動部分変位量規制手段) 4c サイドビーム 6 湾曲舌片(可動部分変位量規制手段) 11・21 可動キャビン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体を分割してシートを設けた可動部分
    とメインフレーム側部分とを設けかつ当該両部分を互い
    に相対変位可能に連結すると共に、前記メインフレーム
    側部分に第1の衝撃吸収部材を設け、前記可動部分に第
    2の衝撃吸収部材を設けて、 衝突時に前記メインフレーム側部分の衝突方向変位に対
    して前記可動部分の衝突方向変位が遅れるように前記第
    1の衝撃吸収部材の衝突荷重に対する剛性を前記第2の
    衝撃吸収部材よりも高めると共に、前記可動部分を前記
    遅れて変位した後に前記メインフレーム側部分と共に衝
    突方向に変位させるべく前記可動部分と前記メインフレ
    ーム側部分との相対変位量を規制する可動部分変位量規
    制手段を設けたことを特徴とする自動車の車体構造。
  2. 【請求項2】 前記可動部分が車室を構成するキャビン
    からなることを特徴とする請求項1に記載の自動車の車
    体構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005205981A (ja) * 2004-01-21 2005-08-04 Nissan Motor Co Ltd サブフレームの取付構造
JP2010023706A (ja) * 2008-07-22 2010-02-04 Toyota Motor Corp 車体構造
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CN116101375A (zh) * 2022-05-23 2023-05-12 中国第一汽车股份有限公司 一种提高非承载式客车被动安全性的方法

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