JP2001162500A - 環状ワークの面取り加工機 - Google Patents

環状ワークの面取り加工機

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JP2001162500A JP34668599A JP34668599A JP2001162500A JP 2001162500 A JP2001162500 A JP 2001162500A JP 34668599 A JP34668599 A JP 34668599A JP 34668599 A JP34668599 A JP 34668599A JP 2001162500 A JP2001162500 A JP 2001162500A
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学 相澤
Takayuki Oka
孝幸 岡
Atsushi Matsumoto
淳 松本
Noriaki Ayusawa
紀昭 鮎沢
Hideki Ayusawa
秀樹 鮎沢
Kazuma Adachi
数馬 安達
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環状ワークの合口部の端面角部を滑らかなア
ール形状に面取りすることが可能な環状ワークの面取り
加工機を提供する。 【解決手段】 上下一対の搬送コンベヤを構成する左右
の歯付きベルト51a,61aによって挟まれて搬送さ
れる加工すべき環状ワークWの左右両側を、上下のプラ
テン72,73によってベルト毎クランプする。その状
態で環状ワークWの合口部W1を加圧ロール81により
加圧して湾曲状に撓ませるとともに、合口部W1の端面
角部を弾性砥石91に押し付けることによって、該端面
角部をアール形状に面取り加工する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、環状ワーク、例え
ば内燃機関のピストンに装着される組み合わせオイルリ
ングのサイドレールの合口部に面取り加工を行うための
面取り加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】図15に示すように、ピストン100の
オイルリング溝101に装着される組み合わせオイルリ
ングは、一対のサイドレール102と、スペーサエキス
パンダ103とから構成されている。サイドレール10
2はスペーサエキスパンダ103によって上下に隔離保
持されるとともに、外周摺動面がシリンダ104の内壁
面に押圧密着されてオイルを掻き落とす一方、内周側端
部がオイルリング溝101に押圧密着されて溝上下面の
シールを行う。このような構成の組み合わせオイルリン
グでは、サイドレール合口部の窒化された硬いシャープ
なエッジでオイルリング溝の壁面を異常摩耗させること
があり、異常摩耗時にはオイル消費率が悪化してしま
う。そのため、従来よりサイドレールの合口部端面と上
下面との角部(以下の説明では、単に合口部の端面角部
という)に滑らかな面取りを施すことが行われている
(例えば、実開平2−72863号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、サイドレー
ルの合口部の端面角部に対する面取り加工を行うことを
目的とした機械設備は未だ開発されていない。そのた
め、従来は手作業によって合口部の端面角部の面取り加
工を行っているが、このような手作業での面取り作業
は、極めて非能率的である上にコストが高く付くという
問題がある。なお、表面手入れ研磨機によって表面研磨
と同時にその研磨布紙(エンドレスペーパー)でエッジ
部の面取りをする場合もあるが、合口部端面に関する限
り、満足な面取り加工精度には程遠いものであり、問題
解決に至っていない。
【0004】本発明は、上述した従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、環状ワ
ークの合口部の端面角部を滑らかなアール形状に面取り
することが可能な環状ワークの面取り加工機を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明に係る環状ワークの面取り加工機は、特許請
求の範囲の各請求項に記載の通りの構成を備えた。従っ
て、請求項1に記載の発明によれば、ワーク保持装置に
て保持された環状ワークの合口部をワーク加圧装置で軸
方向の一方向から加圧することによって該合口部を反対
側へ湾曲状に撓ませ、その湾曲された合口部の端面角部
をワーク研磨装置の研磨具によって研磨することによっ
て、合口部の端面角部を面取りすることができる。この
場合、合口部の端面角部をアール形状に研磨するには、
研磨具として弾性変形可能な弾性砥石を用いることが望
ましい。このように、環状ワークにおける合口部の端面
角部の面取り作業を機械力で行うことが可能となったこ
とにより、面取り加工作業の効率化及び加工精度の安定
化を達成することが可能となる。
【0006】また、請求項2に記載の発明によれば、ワ
ーク搬送方向の前側(搬送方向の上流側)の加工ユニッ
トによって環状ワークの一方の軸方向端面に関する合口
部の端面角部の面取り加工を行った後、後側の加工ユニ
ットによって反対面の端面角部の面取り加工を行うこと
ができる。即ち、環状ワークの両端面角部の面取り加工
を連続的に行うことができ、加工作業の効率化が達成さ
れる。
【0007】また、請求項3に記載の発明によれば、環
状ワークを加工位置へ搬入するワーク搬送装置を、環状
ワークを軸方向から挟持する一対の搬送コンベヤによっ
て構成したことによって、簡単な構成でありながら環状
ワークを確実に加工位置へ搬入することができる。
【0008】請求項4に記載の発明によれば、環状ワー
クを位置決めされた定位置に確実に保持した状態で面取
り加工を行うことができ、しかも環状ワークを移動しな
がら面取り加工を行うことができるため、時間的ロスが
少なく効率のよい加工作業が達成される。
【0009】また、請求項5に記載の発明のように、搬
送コンベヤの突部がプラテンのガイド溝に係合して移動
する構成としたときは、プラテンによって搬送コンベヤ
の幅方向の動きを規制できるため、環状ワークの位置精
度を確保できる。
【0010】また、請求項6に記載の発明によれば、簡
単な機構のワーク加圧装置を提供することができる。
【0011】また、請求項7に記載の発明によれば、偏
心カムを回動操作することによって加圧ロールの加圧の
ための移動量を無段階に調整できる。このため、環状ワ
ークのサイズに応じた適正な移動量を得ることができ
る。
【0012】また、請求項8に記載の発明によれば、環
状ワークの搬送方向に対して、これを横切るように横並
びに配置された3個1セットの検出器によってワーク搬
入検出手段を構成したので、例えば、環状ワークの合口
部が搬送中心線上を搬送されるようにセットした上で、
中央1個の検出器がオフで、かつ両側2個の検出器がオ
ンによって、合口部を検出できる。そして、その検出信
号に基づいてワーク加圧ユニットの作動を制御すること
ができる。
【0013】また、請求項9に記載の発明によれば、環
状ワークを合口部が円周方向の特定位置となるように位
置決めした状態で積層状に保持し、そして、最下部の環
状ワークから順次搬送コンベヤへ送り出すことができ
る。
【0014】また、請求項10に記載の発明によれば、
環状ワークをワークマガジンから搬送コンベヤ上へ送出
する際、合口部が搬送コンベヤの中心線上に整合するよ
うにセンタリングできるため、加工精度を高める上で有
効となる。
【0015】また、請求項11に記載の発明によれば、
環状ワークの合口部を軸方向に加圧変形させて合口部の
端面角部を研磨具に押し当てることによって端面角部の
面取り加工を行うことが可能となった。すなわち、請求
項11に記載の発明によれば、合口部の端面角部の面取
りに関して、極めて合理的にしてかつ容易な面取り加工
方法が提供される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本実施の形態に係る面取り加工機
は、内燃機関のピストンに装着される組み合わせオイル
リングのサイドレールを加工すべき環状ワークとするも
のであって、図1は面取り加工機全体の平面図であり、
図2は加工機全体の正面図である。面取り加工機は、大
別して環状ワークWを収納保持するワークマガジン10
と、ワークマガジン10から環状ワークWを1個ずつ送
り出すワーク送出装置40と、ワーク送出装置40から
送り出された環状ワークWを加工工程へ搬送するワーク
搬送装置50と、ワーク搬送装置50による搬送途上で
環状ワークWの合口部W1に対して面取り加工を施すた
めの2基のワーク加工ユニット70とから構成される。
【0017】図1及び図2に示すように、ワーク搬送装
置50は、環状ワークWを上下から挟み込んだ状態で水
平に搬送するように配置される上下一対の搬送コンベヤ
51,61によって構成される。図2に搬送コンベヤ5
1,61の回転方向、すなわち、環状ワークWの搬送方
向を矢印で示す。下部搬送コンベヤ51は搬送方向の前
半部側が上部搬送コンベヤ61よりも延長されており、
その上方にワークマガジン10及びワーク送出装置40
が配置され、また上下の搬送コンベヤ51,61の搬送
後半部側にワーク加工ユニット70が配置されている。
上下の搬送コンベヤ51,61は、それぞれ幅方向に分
割された構成、すなわち幅方向に所定間隔を置いて配設
される2本の歯付きベルト51a,61a(図10参
照)によって構成され、それら歯付きベルト51a,6
1aはフレーム1に回転可能に配置される複数個のプー
リ53,63に周回され、1基の電動モータ54を駆動
源とするチェーン駆動装置55によって同期駆動される
構成となっている。但し、図1ではコンベヤ駆動系の図
示を省略している。
【0018】なお、複数のプーリ53,63のうちの幾
つかのプーリは、歯付きベルト51a,61aの歯に噛
み合う歯付きプーリからなり、また少なくとも1つのプ
ーリは張力調整用のテンションプーリである。下部の歯
付きベルト51aはワークマガジン10と対向する部位
の搬送面が左右一対のベルト受け52によって支えら
れ、また上部の歯付きベルト61aの搬送始端部側及び
それに対向する下部の歯付きベルト51aの搬送面もそ
れぞれ左右一対のベルト受け52,62によって支えら
れる。なお、これらベルト受け52,62はフレーム1
に固定される。
【0019】ワークマガジン10は、図3及び図4に示
すように、多数の環状ワークWを水平に積み重ねて収納
保持するものであって、フレーム1に固定された平板状
のベース11を備えている。そして、そのベース11の
上面には、横並びに配置された縦長2本の固定ガイド1
2、その固定ガイド12に対向する位置に配置された縦
長の1本の合口ガイド13及びその合口ガイド13の両
脇に配置された縦長2本のワークガイド14がそれぞれ
ホルダー12a,13a,14aを介して立設されてい
る。上記ガイドのうち、固定ガイド12及びワークガイ
ド14は、環状ワークWの外周面に当接することによっ
て径方向の位置を規制し、合口ガイド13は薄肉のプレ
ートからなり、環状ワークWの合口部W1の幅間(隙
間)に嵌合することによって円周方向の位置を位置決め
する。
【0020】また、後述するプッシャーガイド43の先
端及び合口ガイド13の下方には、それぞれワーク受け
15,16が設けられている。従って、環状ワークW
は、その合口部W1が合口ガイド13によって円周方向
の特定位置に位置決めされ、かつ固定ガイド12及びワ
ークガイド14によって径方向を位置決めされた状態
で、最下部の環状ワークWをワーク受け15,16によ
って下側から受けられて積層状に収納保持される。な
お、上記ガイドのうち、合口ガイド13及びワークガイ
ド14は、取り扱う環状ワークWの種類(径寸法の大
小)に対応して位置調整ができるように、各ホルダー1
3a,14aがベース11上に摺動可能に取り付けら
れ、操作ハンドル付きの締付具17,18によってベー
ス11に固定可能とされている。図3には大径環状ワー
クWに対応する場合を実線で示し、小径環状ワークWに
対応する場合を仮想線で示している。また、固定ガイド
12は図3及び図7に示すように、ベース11上に固定
された略門形のガイド支台12b上に立設されている。
【0021】ワーク送出装置40は、図3、図4及び図
7に示すように、ワークマガジン10に保持された最下
部の環状ワークWを下部搬送コンベヤ51上へ送り出す
ためのワークプッシャー41を主体に構成される。ワー
クプッシャー41は、環状ワークWを挟んで合口ガイド
13と対向する位置に配置され、ベース11の下面に固
定されたスライドベース42及びベース11上面に固定
されたプッシャーガイド43によって直線移動可能に支
持されている。そして、ワークプッシャー41は油圧式
のプッシャーシリンダ44によって往復作動され、その
前進毎に最下部の環状ワークWを外側から合口ガイド1
3側に向かって径方向に押し出すことよってワーク受け
15,16から外す。このことによって、環状ワークW
は図5の模式図に示すように、ベース11に設けた開口
部11aを通してその真下を移動する下部搬送コンベヤ
51上に落下される。なお、図3には、収納位置の環状
ワークW(大小2種類)を一点鎖線で示し、押し出され
た環状ワークWを二点鎖線で示している。また、ワーク
プッシャー31による環状ワークWの送出時において、
ワークガイド14はその下端を最下部の環状ワークWが
潜り抜けることができるように下端部の高さ位置が設定
されており、図示はしないが、ホルダー14aに対して
高さ調整可能に取り付けられている。
【0022】上記の落下時において、環状ワークWは、
合口ガイド13に合口部W1を嵌合した状態で左右両側
部を左右のガイドプレート19及びサイドガイド21に
よって案内される。このような案内を行わせるために、
合口ガイド13の下端部は開口部11aを貫通するとと
もに、さらに下部搬送コンベヤ51の歯付きベルト51
a間を通って下方へ延出しており、また図7に示すよう
に、ガイドプレート19は開口部11aの左右両側に貫
通状に配置され、さらにそのガイドプレート19の下方
に左右のサイドガイド21がガイド面を整合して配置さ
れている。従って、環状ワークWは径方向及び円周方向
に関する合口部W1を位置決めされた状態で下部搬送コ
ンベヤ51上に落下されることになる。
【0023】左右のガイドプレート19は、前述のワー
クガイド14や合口ガイド13と同様、取り扱う環状ワ
ークWの種類(径寸法の大小)に対応できるように、ベ
ース11上にホルダー19aを介して摺動可能に取り付
けられ、締付具20によってベース11に固定可能とさ
れている。左右のサイドガイド21は、図7に示すよう
に、その対向面が下側に向かって狭まる緩い勾配面に形
成され、環状ワークWをその中心が搬送中心線上に整合
するように案内するものであって、左右のガイドプレー
ト19と同様に、それぞれガイドホルダー22によって
支持され、かつ相互の対向間隔が調整可能とされてい
る。
【0024】すなわち、図8に示すように、フレーム1
に固定された左右のサイドプレート23に、中央部を境
にして一方に右ネジ、他方に左ネジが切られたハンドル
付き調整軸24が回転操作可能に取り付けられ、その調
整軸24に左右のガイドホルダー22に固定されたナッ
ト25が螺合されている。従って、左右のサイドガイド
21の対向間隔は、調整軸24を回転操作することによ
って取り扱う環状ワークWの種類(径寸法の大小)に対
応することができる。また、図7に示すように、左右の
サイドプレート23間には、調整軸24と平行に2本の
スライドロッド26が配置され、このスライドロッド2
6にガイドホルダー22に設けたスライダー27が摺動
可能に嵌合されており、このことによってサイドガイド
21の間隔調整が円滑に行われるようになっている。
【0025】また、図4及び図6に示すように、合口ガ
イド13のホルダー13aには、ベース11の開口部1
1a及び左右の歯付きベルト51a間を貫通して下方へ
延出するアーム30が設けられ、そのアーム30には位
置決め用の油圧式タイミングシリンダ31によって作動
される位置決めプレート32が設けられている。この位
置決めプレート32は、環状ワークWの合口部W1の幅
よりも厚肉に形成されるとともに、先端がテーパ面とさ
れており、常には図4に示すように下部搬送コンベヤ5
1の搬送面よりも若干上方へ突出された位置に待機して
いる。
【0026】そして、位置決めプレート32は、合口ガ
イド13に案内されてコンベヤ上に落下された環状ワー
クWの合口部W1に先端テーパ面が係合することによっ
て該環状ワークWをセンタリングし、その位置に制止す
る。その後、位置決めプレート32は、所定のタイミン
グでタイミングシリンダ31の作動によって搬送面から
下降(退避)されることによって、環状ワークWの制止
を解除する。そのため、環状ワークWは合口部Wが搬送
中心線P−P(図3及び図6参照)上に位置するように
位置決めされた状態で下部搬送コンベヤ51によって搬
送され、その後、上部搬送コンベヤ61によって上方か
ら押え込まれる。かくして、位置決めプレート32によ
るセンタリング後の環状ワークWは、上下の搬送コンベ
ヤ51,61を構成する左右の歯付きベルト51a,6
1aにて左右両側部をクランプされた状態で加工位置へ
と搬送されることになる。
【0027】次に、環状ワークWに面取り加工を施すた
めのワーク加工ユニット70を図9〜図11に基づいて
説明する。上下の搬送コンベヤ51,61の搬送ライン
には、搬送方向に沿って2台のワーク加工ユニット70
が並置され、上流側(ワークマガジン側)のワーク加工
ユニット70によって合口部W1の端面と上面(軸方向
の一方端面)との角部が面取り加工され、下流側のワー
ク加工ユニット70によって合口部W1の端面と下面と
の角部が面取り加工されるようになっている。そして、
その面取り加工は、環状ワークWの移動中に行われる構
成となっている。上流側のワーク加工ユニット70は、
搬送コンベヤ51,61にて搬送される環状ワークWを
保持するワーク保持装置71と、そのワーク保持装置7
1にて保持されて移動中の環状ワークWの合口部W1を
上向きに加圧してワーク研磨装置90に押し付けるワー
ク加圧装置80と、合口部W1に面取り加工を施すワー
ク研磨装置90とによって構成されている。
【0028】ワーク保持装置71は、下部搬送コンベヤ
51を支える下部プラテン72及び上部搬送コンベヤ6
1を押え込む上部プラテン73を主体に構成されてい
る。下部プラテン72は下部搬送コンベヤ51の下面側
に配置され、フレーム1にホルダー72aを介して固定
されている。一方、上部プラテン73は上部搬送コンベ
ヤ61の上面側に配置され、その上面に固着されたホル
ダー73aには前後一対のブラケット74を備えてい
る。そして、前後のブラケット74はフレーム1にレー
ル75を介して上下動可能に取り付けられるとともに、
その上方に配置され、かつ調整ネジ77によって加圧力
を調整可能とされた圧縮ばね76によって下向きに加圧
されている。
【0029】従って、上下の搬送コンベヤ51,61
は、上下のプラテン72,73によって上下方向からク
ランプされた状態で両プラテン72,73間を滑りなが
ら移動する。そして、搬送コンベヤ51,61によって
左右両側をクランプされた状態で環状ワークWが上下の
プラテン72,73間に搬入されたときは、上部のプラ
テン73が環状ワークWの厚みに対応して上方へ退避す
る。また、上下のプラテン72,73はその対向面に歯
付きベルト51a,61aの突部としての歯が係合して
移動するためのV字状のガイド溝72b,73bを備え
ており、このガイド溝72b,73bによって歯付きベ
ルト51a,61aの横ずれが防止される。
【0030】ワーク加圧装置80は、1個の加圧ロール
81を主体に構成されている。加圧ロール81はフレー
ム1に軸82bを支点にして回動自在に取り付けられた
スイングアーム82の先端に回転可能に取り付けられ、
油圧式の加圧シリンダ83によってスイングアーム82
を上方へ回動したときに、下部のプラテン72に設けた
開口部72cを通してワーク搬送面に突き出され、環状
ワークWの合口部W1を下方(軸方向)から加圧して上
方へ撓ませ、ワーク研磨装置90の弾性砥石91に押し
付けるようになっている。
【0031】このときのスイングアーム82の回動は、
該スイングアーム82の他端部に設けたストッパプレー
ト82aが偏心カム84に当接することによって規制さ
れるが、スイングアーム82の回動による加圧ロール8
1の加圧移動量、すなわち弾性砥石91に対する環状ワ
ークWの押し付け量は、調整可能とされている。この押
し付け量の調整のために、偏心カム84はストッパプレ
ート72aとの当接面である円周面の半径距離が比例的
に変化するように設定されており、インジケータ付きハ
ンドル86にてウオーム歯車減速機85を介して回転操
作可能とされている。従って、偏心カム84を回転して
ストッパプレート82aとの当接位置を変えることによ
って、加圧ロール81による環状ワークWの弾性砥石9
1に対する押し付け量を任意に調整することができる。
【0032】一方、ワーク研磨装置90は砥石駆動用の
電動モータ92及びその電動モータ92の軸上に着脱可
能に取り付けられる弾性砥石91を主体に構成され、フ
レーム1に形成した開口部1aを貫通して配置されてい
る。弾性砥石91は、環状ワークWの合口部端面と上面
との角部に押し付けたときに、該角部をアール形状に面
取り加工できるような弾性度を有するものであって、加
圧ロール81に対向して配置されている。また、図10
に示すように、砥石駆動用の電動モータ92は昇降台9
3上に載置されている。昇降台93は、サーボモータ9
4からタイミングベルト94a、タイミングプーリ94
bを介して駆動されるボールネジ95及びこのボールネ
ジ95に螺合するボールナット96を主体に構成される
昇降機構によって昇降可能とされている。従って、弾性
砥石91は、加工すべき環状ワークWの寸法(厚み)や
摩耗に伴う直径の変化に応じて高さ位置を調整(補正)
することができる。
【0033】なお、ボールネジ95は昇降台93の下方
に配置され、かつフレーム1に固定されたベース97に
上下動可能に貫通され、上端部が昇降台93の下面に固
定されている。ボールナット96及びサーボモータ94
はベース97側に取り付けられている。また、昇降台9
3とベース97との間には、昇降台93の昇降動作を案
内する複数本のガイドロッド98が設けられている。
【0034】一方、下流側のワーク加工ユニット70
は、上流側のワーク加工ユニット70に比べて、環状ワ
ークWの合口部W1を加圧する方向及び研磨方向がそれ
ぞれ反対向きとなるように配置されている点を除いて
は、同一構成である。従って、同一符号を付してその説
明は省略する。また、図11に示すように、上流側ワー
ク加工ユニット70と、下流側ワーク加工ユニット70
のワーク搬入側には、それぞれ加工ユニットの作動タイ
ミングを制御するために、環状ワークWの搬入を検出す
るワーク搬入検出手段Sが備えられている。本実施の形
態では、ワーク搬入検出手段Sは、図12に示すよう
に、ワーク搬送方向を横切る方向に横並びに配設された
3個のセンサーS1〜S3を1セットとして構成され、
中央のセンサーS2が合口部W1に対応するように搬送
中心線P−P上に配置され、ブラケット2を介してフレ
ーム1に取り付けられている。そして、中央のセンサー
S1がオフで両脇2個のセンサーS1,S3がオンとい
う組み合わせの場合を、環状ワークWの合口部W1の検
出信号とし、その検出信号に基づいて加圧ロール81の
動作タイミングが定められている。
【0035】本実施の形態に係る環状ワークの面取り加
工機は、上記のように構成したものである。従って、ワ
ークマガジン10に積層状に収納保持された環状ワーク
Wは、ワーク送出装置40によって下側から1個ずつ下
部搬送コンベヤ51上へ送り出されたのち、位置決めプ
レート32によってセンタリングされてから順次上下の
搬送コンベヤ51,61にてクランプされて加工工程へ
と搬送される。加工工程においては、環状ワークWは、
先ず上流側のワーク加工ユニット70によって加工され
る。すなわち、環状ワークWは搬送コンベヤ51,61
にてクランプされた状態でワーク保持装置71の上下の
プラテン72,73間に搬入され、その移動中に合口部
W1が加圧ロール81によって一定時間だけ上向きに加
圧される。このことによって、図13に示すように、合
口部W1が上方へ撓み(弾性変形し)、合口部端面と上
面(軸方向の一方端面)との角部が予め定められた位置
で高速回転している弾性砥石91に押し付けられてアー
ル形状に加工される。そして、加工後(環状ワークWの
通過後)、加圧ロール81は元の位置に復帰される。
【0036】上記のようにして、上流側のワーク加工ユ
ニット70による面取り加工を終えた環状ワークWは、
上流側のワーク加工ユニット70から搬出されると、連
続して下流側のワーク加工ユニット70に搬入される。
すなわち、下流側のワーク加工ユニット70におけるワ
ーク保持装置71の上下プラテン72,73間に搬入さ
れる。そして、ここでは、合口部W1を加圧ロール81
により一定時間だけ下向きに加圧されて弾性砥石91に
押し付けられる。従って、合口部端面と下面(軸方向の
他方端面)との角部がアール面に加工される。図14に
は、環状ワークの形状及び面取り加工前の合口部形状と
面取り加工後の合口部形状が示されている。同図におい
て、合口部端面がW2で示され、上面及び下面がW3で
示され、さらにアール面がW4で示されている。
【0037】なお、上述した環状ワークWの面取り加工
時において、加圧ロール81によって環状ワークWの合
口部W1を弾性砥石91に押し付ける動作は、前述した
ように、3個のセンサーS1〜S3を1セットとして構
成されるワーク搬入検出手段Sが合口部W1の通過を検
出したときの信号に基づいて行われる。また、下流側の
ワーク加工ユニット70による合口部端面の面取り加工
を終えた環状ワークWは、下流側のワーク加工ユニット
70から搬出後、後工程である上面及び下面の研磨工程
へと送られる。
【0038】このように、本実施の形態によれば、環状
ワークWの合口部端面と上面との角部及び合口部端面と
下面との角部をアール形状に面取りする面取り作業を機
械力で行うことができるため、従来の手作業に比較して
作業の効率化を達成し得るとともに、加工精度をアップ
しかつ安定化を達成することができる。しかも、合口部
端面と上面との角部及び合口部端面と下面との角部の面
取り加工を連続的に行うことができるため、加工作業を
より効率的に行うことができる。そして、研磨ホイール
として合口部W1の間隔よりも幅の広い弾性砥石91を
使用しているので、アール形状に滑らかに、しかも合口
部W1の左右端面を均等に研磨することができる。
【0039】上記の面取り加工を行うに際して、本実施
の形態においては、上下のプラテン72,73にて環状
ワークWをその搬送コンベヤ51,61毎クランプする
とともに、搬送コンベヤ51,61を停止することなく
加工するため、時間的なロスを無くすことができる。こ
の場合、環状ワークWを弾性砥石91に押し付ける加圧
部材として回転可能な加圧ロール81を採用しているた
め、移動中の環状ワークWを安定に加圧することができ
る。また、プラテン72,73に搬送コンベヤ51,6
1の歯が係合するガイド溝72bを設け、加圧ロール8
1による合口部W1の加圧に対して、搬送コンベヤ5
1,61及び環状ワークWの位置ずれを防止することが
でき、加工部位のバラツキを抑えることができる。
【0040】また、上下のプラテン72,73によるク
ランプ力は、調整ネジ77にて圧縮ばね76による加圧
力を調整することによって調整できる。このため、加工
すべき環状ワークWの軸方向のサイズ(肉厚)に応じた
適正なクランプ力を得ることができる。また、加圧ロー
ル81による環状ワークWの弾性砥石91に対する押し
付け量は、偏心カム84を回転操作することで加工すべ
き環状ワークWのサイズ(肉厚)に対応して無段階に調
整することができる。
【0041】なお、本発明は上述した実施の形態に限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で適
宜変更することが可能である。例えば、環状ワークWの
移動中に面取り加工を行う構成としたが、環状ワークを
一時停止した状態で加工する構成に変更してもよい。ま
た、環状ワークWとして内燃機関のピストンに装着され
る組み合わせオイルリングのサイドレールを例にして説
明したが、これに限定されないことは当然である。要す
るに、合口部を有するリング状のワークであれば、加工
対象となり得る。また、ワーク加圧装置80の加圧ロー
ル81の昇降をスイングアーム82の回動動作を利用し
て行う構成としたが、直線的に昇降する構成に変更して
も差し支えなく、その場合、合口部W1の弾性砥石91
に対する押し付け量を規制するストッパについても、偏
心カム84に代えて、例えばネジ調整式のリニアストッ
パを採用することが可能である。また、環状ワークWを
弾性砥石91に押し付ける加圧部材としては、加圧ロー
ル81に限定されるものではなく、非回転の某部材のよ
うなものであっても差し支えない。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
環状ワークの合口部の端面角部を滑らかなアール形状に
面取りすることが可能な環状ワークの面取り加工機を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る面取り加工機の全体平面図
である。
【図2】同じく正面図である。
【図3】ワークマガジン及びワーク送出装置の平面図で
ある。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】ワークプッシャーによるワーク送出態様を示す
模式図である。
【図6】ワーク位置決めプレートを主体に示す平面図で
ある。
【図7】図3のVII−VII線断面図である。
【図8】図3のVIII−VIII線断面図である。
【図9】ワーク加工ユニットの正面図である。
【図10】同じく一部を切断して示す側面図である。
【図11】ワーク加工部の平面図である。
【図12】環状ワークのワーク搬入検出用センサーを示
す平面図である。
【図13】環状ワークの合口部端面の面取り加工態様を
示す説明図である。
【図14】環状ワークに関する説明図であり、(A)は
環状ワークの形状を示し、(B)は面取り加工前の合口
部形状を示し、(C)は面取り加工後の合口部形状を示
している。
【図15】内燃機関のピストンに装着される組み合わせ
オイルリングのサイドレールを示す断面図である。
【符号の説明】
1…フレーム 10…ワークマガジン 12…固定ガイド 13…合口ガイド 14…ワークガイド 15,16…ワーク受け 32…位置決めプレート 40…ワーク送出装置 41…ワークプッシャー 50…ワーク搬送装置 51…下部搬送コンベヤ 51a…歯付きベルト 61…上部搬送コンベヤ 61a…歯付きベルト 70…ワーク加工ユニット 71…ワーク保持装置 72…下部プラテン 73…上部プラテン 80…加圧装置 81…加圧ロール 82…スイングアーム 83…加圧シリンダ 84…偏心カム 90…ワーク研磨装置 91…弾性砥石 W…環状ワーク W1…合口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡 孝幸 愛知県名古屋市西区則武新町三丁目1番36 号 株式会社ノリタケカンパニーリミテド 内 (72)発明者 松本 淳 愛知県名古屋市西区則武新町三丁目1番36 号 株式会社ノリタケカンパニーリミテド 内 (72)発明者 鮎沢 紀昭 東京都中央区八重洲一丁目9番9号 帝国 ピストンリング株式会社内 (72)発明者 鮎沢 秀樹 東京都中央区八重洲一丁目9番9号 帝国 ピストンリング株式会社内 (72)発明者 安達 数馬 東京都中央区八重洲一丁目9番9号 帝国 ピストンリング株式会社内 Fターム(参考) 3C049 AA03 AB04 BB03 BC01 CA01 CB03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工すべき環状ワークを保持するワーク
    保持装置と、そのワーク保持装置で保持された環状ワー
    クの合口部を該環状ワークの軸方向の一方から押圧して
    撓ませるワーク加圧装置と、撓み状態の合口部に対して
    軸方向の他方から面取り加工を施すためのワーク研磨装
    置とを備えた環状ワークの面取り加工機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の環状ワークの面取り加
    工機であって、前記ワーク保持装置、ワーク加圧装置及
    びワーク研磨装置の組み合わせで1組のワーク加工ユニ
    ットが構成され、該ワーク加工ユニットがワーク搬送装
    置によって搬送される環状ワークの搬送方向に直列状に
    前後2組配置され、しかも両ワーク加工ユニットは、環
    状ワークの合口部を撓ませる方向及び加工方向がそれぞ
    れ反対向きとなるように配置されている環状ワークの面
    取り加工機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の環状ワークの面
    取り加工機であって、前記ワーク搬送装置は、環状ワー
    クを上下方向から挟持して水平方向に搬送する上下一対
    の搬送コンベヤによって構成されている環状ワークの面
    取り加工機。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の環状ワークの面取り加
    工機であって、前記ワーク保持装置が、前記搬送コンベ
    ヤにて挟持されて搬送される環状ワークを該搬送コンベ
    ヤごと上下方向からクランプすることによって一定の搬
    送線上に保持するための対向状に配置された上下一対の
    プラテンによって構成され、しかも前記搬送コンベヤが
    前記プラテンにてクランプされた状態でプラテン間を滑
    り移動する移動中に前記環状ワークに対して前記ワーク
    加圧装置とワーク研磨装置とによる面取り加工が行われ
    るように設定された環状ワークの面取り加工機。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の環状ワークの面取り加
    工機であって、前記プラテンは、前記搬送コンベヤに形
    成された突部の係合移動を案内するガイド溝を備えてい
    る環状ワークの面取り加工機。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2に記載の環状ワークの面
    取り加工機であって、前記ワーク加圧装置は、加圧シリ
    ンダにて進退移動される加圧ロールによって構成されて
    いる環状ワークの面取り加工機。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の環状ワークの面取り装
    置であって、前記加圧ロールの進退移動をスイングアー
    ムの回動動作で行う構成とする一方、前記スイングアー
    ムの加圧方向への回動時に該スイングアームに当接して
    加圧ロールの移動量を規制する回転操作可能な偏心カム
    を設け、その偏心カムはスイングアームとの当接面であ
    る円周面の半径距離が比例的に変化するように設定され
    ている環状ワークの面取り加工機。
  8. 【請求項8】 請求項1又は2に記載の環状ワークの面
    取り加工機であって、前記ワーク搬送装置の搬送線上に
    は、環状ワークの加工位置への搬入を検出するワーク搬
    入検出手段を備え、そのワーク搬入検出手段は、環状ワ
    ークの搬送方向を横切る方向に並列に配置された3個の
    検出器によって構成された環状ワークの面取り加工機。
  9. 【請求項9】 請求項3に記載の環状ワークの面取り加
    工機であって、多数の環状ワークを積層状に保持し、そ
    の環状ワークを1個ずつ前記搬送コンベヤへ供給するワ
    ークマガジンを備えており、そのワークマガジンは、環
    状ワークの外周面に当接して径方向の位置を規制する縦
    長のワークガイドと、環状ワークの合口部の隙間に係合
    して円周方向の位置を規制する縦長の合口ガイドと、積
    み重ねられた環状ワークを下側から支えるワーク受けと
    を備えた構成とされ、さらに前記ワークマガジンには、
    最下部の環状ワークを径方向に滑らせることより前記ワ
    ーク受けから外して前記搬送コンベヤ上へ送り出すワー
    ク送出装置を設けた環状ワークの面取り加工機。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の環状ワークの面取り
    加工機において、前記ワークマガジンは、前記ワーク送
    出装置にて搬送コンベヤ上に送り出された環状ワークを
    その合口位置が搬送コンベヤの中心線上に整合するよう
    にセンタリングするための位置決めプレートを備えてい
    る環状ワークの面取り加工機。
  11. 【請求項11】 加工すべき環状ワークを所定位置に保
    持した状態で該環状ワークの合口部に軸方向から外力を
    加えることによって湾曲状に撓ませるとともに、その合
    口部の端面角部を研磨具に押し当てることによって合口
    部の端面角部にアール形状の面取り加工を行う環状ワー
    クの面取り加工方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108188852A (zh) * 2018-01-18 2018-06-22 昆山英捷特燃油喷射有限公司 一种精磨削装置
CN108356636A (zh) * 2018-01-30 2018-08-03 河南摩西机械制造有限公司 一种铁锅自动圆弧磨边装置
WO2019006810A1 (zh) * 2017-07-05 2019-01-10 南通德鑫数控机床有限公司 一种数控活塞环外圆倒角机床
CN113857945A (zh) * 2021-09-29 2021-12-31 李琼存 一种橡胶环表面处理系统

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