JP2001157801A - 多層乳化エマルションを利用した有用物の抽出方法および抽出液 - Google Patents
多層乳化エマルションを利用した有用物の抽出方法および抽出液Info
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Abstract
る。 【解決手段】抽出対象物質を含有する液体と同種の液体
または界面活性剤を用いずに混合できる液体と、この液
体とは極性が異なる液体または界面活性剤を用いずには
混合できない液体と、界面活性剤とで多層乳化した抽出
液を作成し、接触させることで転層乳化させ,分離す
る。
Description
有用物を分離する方法に関する。実施例1.ではリサイ
クルを目的としてリモネン中に溶解しているポリスチレ
ンの分離を行うが,他の物質の分離にも応用可能であ
る。その応用範囲には植物性油脂または動物性油脂また
は微生物由来の油脂からの有用物質の抽出,各種の溶剤
中に分散している希少金属を含む分子の抽出などに及
ぶ。また、実施例2.ではエタノールと水の混合液中か
ら有用物を抽出する。
にリモネンや,その他の有機溶剤が用いられることがあ
る。その目的は、そのプラスチックを溶解し抽出するた
めである。
し、加熱して溶剤すなわちリモネンを蒸発させるもの
(特許第2518493号など)および界面活性剤を
用いてゲル化させるものとがあった(特願平5−926
56など)。
ったり,過熱による溶剤やポリスチレンの劣化が起こっ
たりする可能性がある。また、のゲル化して分離する
方法は,ゲル化したポリスチレンが三層に分かれた液の
中段の層に現れるため,取り扱いに不便であるという問
題点があった。
水の混合物から多層乳化エマルションを使用して山椒の
成分を分離する方法に関する文献は存在しない。
題点は、溶剤に溶け込んでいる有用物を簡便に分離する
ことである。
対象物質を含有する液体と同じ組成の液体、または界面
活性剤を用いずに混合できる液体と、(b)(a)の液
体とは極性が異なる液体または界面活性剤を用いずには
混合できない液体と、界面活性剤とで多層乳化した抽出
液を作成ないし準備し、(c)抽出対象物質を含有する
液体と(b)抽出液とを接触・攪拌し,(d)後に分離
することによって、抽出対象物質を分離することを最も
主要な特徴とする。また、濃縮された抽出物を得るため
に転層乳化現象を用いることも特徴である。
行うものである。実施例ではリサイクルを目的としてリ
モネン中に溶解しているポリスチレンの分離を行うもの
である。なお、本発明は,出願人の発明である特開平6
−299112の改良,応用でもある。なお、実施形態
は下記の実施例に限られるものではない。
るリモネンからポリスチレンを抽出することを実施例と
して説明する。
度は全て室温、好ましくは15℃〜35℃であり、もっ
とも好ましくは20℃〜25℃である。実施例において
は21℃であった。 リモネン(ヤスハラケミカル株式会社製、d−リモネ
ン、純度93%)10mlにグリセリン脂肪酸エステル
(日本油脂株式会社製、食品添加物グレード)、HLB
19のショ糖脂肪酸エステル(第一製薬工業株式会社
製)を体積比で約0.1%添加し,撹拌する。 を、水を3%含有するエタノール20mlに少量ず
つ撹拌しながら加える。ここまででO/W型のエマルシ
ョンが30ml生成される。 リモネン20mlにグリセリン脂肪酸エステル(日本
油脂株式会社製、食品添加物グレード)、HLB19の
ショ糖脂肪酸エステル(第一製薬工業株式会社製)、H
BL11のポリグリセリン脂肪酸エステル(坂本薬品工
業株式会社製)を同比率で混合したものを体積比で約
0.1%添加し,撹拌する。ここで出来た液体をの液
体に撹拌しながら少しずつ加える。ここまででO/W/
O型のエマルションが50ml生成される。 にグリセリン脂肪酸エステル(日本油脂株式会社
製、食品添加物グレード),HLB6および2および1
のショ糖脂肪酸エステル(第一製薬工業株式会社製)、
HBL2のポリグリセリン脂肪酸エステル(坂本薬品工
業株式会社製)を同比率で混合したものを体積比で約
0.1%添加し,撹拌する。ここまででO/W/Oのエ
マルションの最外膜に親油性の界面活性剤が加わる。 リモネン10mlにグリセリン脂肪酸エステル(日本
油脂株式会社製、食品添加物グレード),HLB19お
よび13および6および2および1のショ糖脂肪酸エス
テル(第一製薬工業株式会社製)、HBL2のポリグリ
セリン脂肪酸エステル(坂本薬品工業株式会社製)、キ
ラヤサポニン(株式会社アグロメディック社製)を同比
率で混合したものを体積比で約0.1%添加し,撹拌す
る。 をに少しずつ撹拌しながら加える。
+界面活性剤:エタノール:水=20:9:1。代表的
な体積比はO層(中心):W層=1:2、O層(中心)
+W層:O層(外側)=3:2、O層(中心)+W層+
O層(外側):O層(最外膜への界面活性剤の追加層)
=5:1である。但しこの数値には界面活性剤を含んだ
ものの体積比である。
活性剤があるのであれば,加えても良い。また、上記
の界面活性剤には適宜追加したり割愛したりしてよい。
界面活性剤の量も適宜増減できるが体積比で5%未満が
望ましい。
次のような特徴がある。乳化が非常に安定している。
O/W/O型多層エマルションの最外膜のリモネン層に
親油性の界面活性剤と親水性の界面活性剤が両方存在す
る。中間のW層にはエタノールと水があり,この水は比
重を調整する役割と転層乳化を促進する役割がある。水
の量はエタノールとの混合液全体に対し望ましくは体積
比で3〜5%であるが、全く入れなくても良い。実施例
においては3%であった。
る液体について説明する。リモネン(ヤスハラケミカル
株式会社製、d−リモネン、純度93%)20mlに梱
包用の緑色に着色された発泡スチロールを50立方セン
チメートル溶解した。
液体2mlを、上記により作成した抽出液を6mlに少
しずつ撹拌しながら加えた。 (実験2)上記の抽出対象物を含有する液体6mlに、
上記により作成した抽出液2mlを少しずつ撹拌しなが
ら加えた。 (実験3)上記の(実験2)で出来る液体2mlに、無
水エタノール6mlを加え激しく振った。結果は、(実
験1)約30分で沈殿終了。(実験2)約12時間で沈
殿終了。沈殿物の粒子は(実験1)より細かい。また、
(実験1)(実験2)ともに沈殿物内のポリスチレンの
濃度は少なくとも95%である。上澄み液に、その体積
の3倍の無水エタノールを加えてもポリスチレンは全く
析出しなかった。すなわち、溶解していたポリスチレン
のほぼ全量が沈殿したと考えられる。(実験3)無水エ
タノールを加えた直後に沈殿開始,試験管を激しく振る
と沈殿物が得られた。性状はペースト状であり,内部に
抽出液の液胞を含んでいる。
ずに沈殿した原因は次の作用による。リモネン内に溶
解したポリスチレンと、O/W/O型エマルションの最
外膜の界面活性剤ないしリモネンとが引き合う。この
際、周囲にO/W/Oエマルションが多数存在する場合
(実験1)には徐々に転層する。周囲に油層がある場合
(実験2)にはゆっくりと転層する。周囲にエタノール
が多量に存在する場合(実験3)にはすぐにエマルショ
ンが転層する。転層した後のエマルションの比重が重
い場合には沈殿を起こす。
する。図1はO/W型エマルションの転層乳化の様子を
あらわしたものである。油をその中心に持つミセル(こ
こでは逆ミセルも含めた意味で使用する)は、そのミセ
ルの存在濃度の増加や、周りが水やアルコールから油に
変わることで,W/Oのエマルションに変化する。これ
は転層乳化と呼ばれている。この発明は、多層乳化エマ
ルション、とりわけO/W/O型エマルションの転層乳
化の現象を利用したものである。
乳化の現象を模式的にあらわしたものである。ここでは
界面活性剤は省略してある。●は抽出対象物で、それと
親和性のある界面活性剤がO/W/O型エマルションの
最外膜に存在するように構成する。図の点線の四角で囲
んだ部分が、抽出対象物を中心に持つO/W/O型エマ
ルションを転層によって形成する。
たり浮上したりする。従って、水だけで充分な比重をえ
られない場合には水の中に糖類などの非電解質を加える
ことで調節できる。
象物を含有する液体と同じ組成の液体または界面活性剤
を用いずに混合できる液体を使用する意味は転層後に液
が分離するのを防ぐためである。従って,中心部のO層
と外側のO層には抽出対象物を含有する液体と同じ組成
の液体を用いるのが望ましい。ここで、同じ組成という
語の意味することは,例えば,抽出対象物を含有する液
体がリモネンの場合には中心のO層と外側のO層にリモ
ネンを使用し、抽出対象物を含有する液体が、後述する
ように、エチルアルコールと水が抽出対象物を除いた体
積比で97:3のときはW/O/W型エマルションの中
心のW層と外側のW層にエチルアルコールと水で体積比
97:3のものを使うことが、もっとも望ましい,とい
う意味である。もちろん、それぞれ異なった体積比や転
層を促進する添加物を加えることは差し支えない。
効果は,エマルションの安定性にある。W/O型よりも
O/W/O型のほうが、抽出液単独としても安定してい
て分離することが少なく,抽出作用においてもはるかに
安定しており,荒いゲルを生成することがほとんどな
い。
や、W/O/W型のエマルションを使用して分離するこ
とも、もちろん可能である。以下に実施例2.として説
明する。
成分を抽出することを実施例として説明する。まず抽出
液の作成例をあげる。なお、温度は全て室温、好ましく
は15℃〜35℃であり、もっとも好ましくは20℃〜
25℃である。実施例においては21℃であった。 水を体積比で3%含有するエチルアルコール20ml
にHLB1および2および5のショ糖脂肪酸エステル
(第一製薬工業株式会社製、以下同じ)を体積比で約
0.1%添加し,撹拌する。 リモネン(ヤスハラケミカル株式会社製、d−リモネ
ン、純度93%、以下同じ)30mlにグリセリン脂肪
酸エステル(日本油脂株式会社製、食品添加物グレー
ド、以下同じ)、HLB1および2および5のショ糖脂
肪酸エステル、HBL2のポリグリセリン脂肪酸エステ
ル(坂本薬品工業株式会社製、以下同じ)を同比率で混
合したものを体積比で約0.1%添加し,撹拌する。 にを攪拌しながら少しずつ加える。ここまでで、
W/Oエマルションが50ml生成する。 リモネン10mlにグリセリン脂肪酸エステル、HL
B19、15のショ糖脂肪酸エステル、HBL11のポ
リグリセリン脂肪酸エステルを同比率で混合したものを
体積比で約0.1%添加し,撹拌する。ここで出来た液
体をの液体に撹拌しながら少しずつ加える。ここまで
でW/O型のエマルションの最外層に親水性の界面活性
剤が加わる。 水を体積比で3%含有するエチルアルコール60ml
にHLB19および15および13および6および2お
よび1のショ糖脂肪酸エステル、HBL2,および11
のポリグリセリン脂肪酸エステルを体積比で約0.1%
添加し,撹拌する。ここまででW/O/W型のエマルシ
ョンを含む液体が120ml生成する。W/O/Wエマ
ルションの最外層に親水性の界面活性剤と、親油性の界
面活性剤が加わる。
心):O層:W層(外側)=1:2:3である。実施例
における体積比は、リモネン:エタノール:水=4:
7.76:0.24である。但しこの数値には界面活性
剤を含んだものの体積比である。水の量はエタノールと
の混合液全体に対し望ましくは体積比で3〜5%である
が、全く入れなくても良い。実施例においては3%であ
った。
性剤があるのであれば,加えても良い。また、上記の
界面活性剤には適宜追加したり割愛したりしてよい。界
面活性剤の量も適宜増減できるが体積比で5%未満が望
ましい。
液体について説明する。山椒粉末(エスビー株式会社
製、商品名「さんしょうの粉」)3グラムにエチルアル
コール60mlを加え,攪拌し,常温で24時間静置し
た。得られた褐色の透明な液体を20ml試験管に採
り,40mlの水を加えると,弱く発泡した。
6mlに、上記により作成した抽出液2mlを少しずつ
撹拌しながら加えた。 (結果)24時間静置すると、試験管の底に沈殿が現れ
た。これを上澄み液とわけ,上澄み液と沈殿を含む液各
2mlに水4mlを加えて攪拌した。上澄み液からは発
泡しなかったが,沈殿を含む液からは弱い発泡が見られ
た。従って,エタノール・水混合液中からの有用物の抽
出がW/O/Wエマルションでも可能であることが分か
った。
たはO層の組成を調整することで,抽出対象の特性に合
わせた抽出液が簡単に作成できる。したがって、この抽
出液自体を製造して提供するだけではなく,需要家自身
が使用の直前に混合比率や組成を調整できるような薬品
の集合体として、需要家に提供することもできる。
法方法は、(a)抽出対象物質を含有する液体と同じ組
成の液体、または界面活性剤を用いずに混合できる液体
と、(b)(a)の液体とは極性が異なる液体または界
面活性剤を用いずには混合できない液体と、界面活性剤
とで多層乳化した抽出液を作成ないし準備しているの
で、エマルジョンが安定して存在し,転層しても抽出液
を構成する液体が分離せず,また、分離物がゲル化せ
ず,(c)抽出対象物質を含有する液体と(b)抽出液
とを接触・攪拌するので,操作が簡便であり,(d)後
に分離することによって、抽出対象物質を分離するので
加熱の必要がない。
組成を調整することで,抽出対象の特性に合わせた抽出
液が調整可能である。
らわした説明図である。
を模式的にあらわした説明図である。
Claims (11)
- 【請求項1】(a)抽出対象物質を含有する液体と同じ
組成の液体、または界面活性剤を用いずに混合できる液
体と、(b)(a)の液体とは極性が異なる液体または
界面活性剤を用いずには混合できない液体と、界面活性
剤とで多層乳化したエマルションを含有する抽出液を作
成ないし準備し、(c)抽出対象物質を含有する液体と
(b)抽出液とを接触・攪拌し,(d)後に分離するこ
とによって、抽出対象物質を分離する抽出方法であり、
次のうち少なくとも1つを特徴とするもの: 1.該抽出液と抽出対象物質を含有する液体とを接触・
攪拌した際に,多層乳化エマルションが転層することに
より、抽出対象物を含有するミセルを形成するもの。 2.分離方法が、多層乳化エマルションの中間層の比重
調整による沈殿分離または浮上分離であるもの。 - 【請求項2】 請求項1記載の(a)の液体がリモネ
ンを含む液体であるときには(b)の液体がエタノー
ル、水から1種類以上選ばれる液体である、請求項1記
載の抽出方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の(a)の液体がエタノ
ール、水から1種類以上選ばれる液体であるときには
(b)の液体がリモネンを含む液体である、請求項1記
載の抽出方法。 - 【請求項4】 界面活性剤がグリセリン脂肪酸エステ
ル、ショ糖脂肪酸エステル、サポニンから1種類以上選
ばれる、請求の範囲第項1記載の抽出方法。 - 【請求項5】 油溶液中の有用物の抽出にO/W/O
ないしそれ以上に多層乳化したエマルションを使用す
る,請求項1記載の抽出方法。 - 【請求項6】 エタノール、水から1種類以上選ばれ
る液体中の有用物の抽出にW/O/Wないしそれ以上に
多層乳化したエマルションを使用する,請求項1記載の
抽出方法。 - 【請求項7】 (e)抽出対象物質を含有する液体と
同じ組成の液体、または界面活性剤を用いずに混合でき
る液体と、(f)(e)の液体とは極性が異なる液体ま
たは界面活性剤を用いずには混合できない液体と、界面
活性剤とで多層乳化したエマルションを含有する抽出液
であり、次のうち少なくとも1つを特徴とするもの: 1.該抽出液と抽出対象物質を含有する液体とを接触・
攪拌した際に,多層乳化エマルションが転層することに
より、抽出対象物を含有するミセルを形成するもの。 2.多層乳化エマルションの中間層が比重調整されてお
り、抽出対象物質を含有する液体と接触・攪拌した際
に、抽出対象物を含有するミセルが比重により沈殿また
は浮上するもの。 - 【請求項8】 請求項7記載の(e)の液体がリモネ
ンを含む液体であるときには(f)の液体がエタノー
ル、水から1種類以上選ばれる液体である、請求項7記
載の抽出液。 - 【請求項9】 請求項7記載の(e)の液体がエタノ
ール、水から1種類以上選ばれる液体であるときには
(f)の液体がリモネンを含む液体である、請求項7記
載の抽出液。 - 【請求項10】 界面活性剤がグリセリン脂肪酸エステ
ル、ショ糖脂肪酸エステル、サポニンから1種類以上選
ばれる、請求の範囲第項7記載の抽出液。 - 【請求項11】 請求項7から請求項10までの少なく
とも1つにあてはまる抽出液を作成ないし調整するため
に必要かつ充分な薬品群を備えた、抽出液作成・調整セ
ット。
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JP2001007151A JP3218031B2 (ja) | 2000-09-25 | 2001-01-16 | 多層乳化エマルションを利用した有用物の抽出方法および抽出液 |
PCT/JP2001/008252 WO2002024301A1 (fr) | 2000-09-25 | 2001-09-21 | Émulsion multicouche, procédé de séparation de substances onéreuses avec un système de solutions spéciales, et fluide de séparation |
AU2001288098A AU2001288098A1 (en) | 2000-09-25 | 2001-09-21 | Multilayer emulsion, method of separating valuable substance with special solution system, and separating fluid |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113727768A (zh) * | 2018-11-27 | 2021-11-30 | 阿维尼翁大学 | 提取感兴趣的物质的方法 |
-
2001
- 2001-01-16 JP JP2001007151A patent/JP3218031B2/ja not_active Expired - Fee Related
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