JP2001157672A - 健康管理指針アドバイス装置 - Google Patents

健康管理指針アドバイス装置

Info

Publication number
JP2001157672A
JP2001157672A JP2000328011A JP2000328011A JP2001157672A JP 2001157672 A JP2001157672 A JP 2001157672A JP 2000328011 A JP2000328011 A JP 2000328011A JP 2000328011 A JP2000328011 A JP 2000328011A JP 2001157672 A JP2001157672 A JP 2001157672A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
foot
electrodes
impedance
measurement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000328011A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3414378B2 (ja
Inventor
Yoshihisa Masuo
善久 増尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP2000328011A priority Critical patent/JP3414378B2/ja
Publication of JP2001157672A publication Critical patent/JP2001157672A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3414378B2 publication Critical patent/JP3414378B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 手−足間での体内インピーダンスを被験者自
身で測定でき、かつ足のインピーダンスの影響を受ける
ことなく、精度良く測定できる。 【解決手段】 左足用の高周波信号印加用の電極55
と、右足用の高周波信号印加用の電極56を電気的に共
通に接続するとともに、左足用の抵抗電位計測用電極5
7と、右足用の抵抗電位計測用電極58とを電気的に共
通に接続し、手用電極と足用電極間で生体インピーダン
スを測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被験者の特定化
情報と体内インピーダンス測定情報より、体内脂肪、除
脂肪率、体脂肪率、水分量、基礎代謝量を算出し、この
算出結果を基に、健康管理への指針情報を提示する健康
管理指針アドバイス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、体内脂肪を測定するために、
4電極式体内インピーダンス測定法が知られている。こ
の体内インピーダンス測定法は、図23に示すように、
本体装置1と、この本体装置1からリード線6で接続さ
れる高周波信号を印加するための1対の電極2、3と、
身体抵抗電位測定用の1対の電極4、5を備えた装置を
用い、被験者をベッドに寝かせ、図24に示すように右
手と右足に、それぞれ電極2、3を装着し、さらに、そ
の右手と右足互いに近い側に、身体抵抗電位測定用の電
極4、5を装着し、本体装置1より、電極2、3に高周
波信号を印加して被験者体に通電し、電極4、5間の電
位差を計測し、この計測された電位差と通電電流から、
被験者体の生体インピーダンスを求めるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の4電極
式の身体内インピーダンス測定法を用いた体脂肪率測定
装置では、以下のような問題点がある。
【0004】通電経路変化誤差をなくし、十分な測定
精度を得るために、測定姿勢を抑臥とし、両足間の接触
及び両手と胴間の接触を防止するために、それぞれを離
す必要があった。前記被験者の拘束性及び電極の装着
・操作が複雑などにより、専門の操作者を別に必要とし
た。被験者自身で操作できず、家庭向けに不向きであ
る。本装置では、多数の被験者を処理する業務用であ
るため、大型のキー入力部・表示部、プリンタ部及びA
C電源部等を装備しており、大型で取扱いの不便なもの
となっている。延長ケーブルを有する複数の電極部に
より、準備・後始末が煩わしい。電極を装着する手足
部位には、心電計の電極装着時と同様にケラチンクリー
ム等の導電剤を塗布し、接触抵抗の影響を軽減する必要
があった。
【0005】また、さらにインピーダンス測定によ
り、体脂肪を推定する場合に、手・足部よりも胴体部の
インピーダンス情報が重要であるが、従来の測定部位間
では、手・足部のインピーダンスが胴体部より非常に大
きく、かつ関節部でのインピーダンスが特に大きいた
め、手足の細い人、骨太の人及び関節のちょっとした姿
勢の違いにより、測定結果に甚だしい影響を与える事が
判明した。
【0006】例えば、身体各部位のインピーダンス測定
結果例として、 手足の太い男性の場合:右手/右足間350Ω、右腕部150Ω 右足部130Ω、胴体部70Ω 手足の細い女性の場合:右手/右足間675Ω、右腕部360Ω 右足部240Ω、胴体部75Ω 手首の関節部 :25〜50Ω程度 この発明は、上記問題点に着目してなされたものであっ
て、手−足間での体内インピーダンスを被験者自身で測
定でき、かつ足のインピーダンスの影響を受けにくく、
小型、軽量、安価で測定精度も良く、個人、一般家庭で
も使用可能な健康管理指針アドバイス装置を提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の健康管理指針
アドバイス装置は、被験者の測定部位間に、高周波信号
を印加する第1の電極対と、この印加信号の身体通電路
内に配置して身体抵抗電位を計測する計測用の第2の電
極対と、前記第1の電極対間の通電により、前記第2の
電極対の身体抵抗電位を測定して身体内部インピーダン
スを測定する手段と、被験者の身体特定化情報を入力す
る手段と、前記インピーダンス値と身体特定化情報とに
基づいて、体内脂肪、除脂肪量、体脂肪率、水分量、基
礎代謝量等の健康評価データを抽出する手段とを備える
ものにおいて、手用の前記第1の電極対の少なくとも1
個の電極、前記第2の電極対の少なくとも1個の電極が
付設された握部と、左足用と右足用としてそれぞれ第1
の電極対の1個の電極と第2の電極対の1個の電極を設
けたフット電極部とを備え、前記左足用と右足用の電極
間を電気的に共通に接続するとともに、握部の手用の電
極との間をケーブルで接続して、インピーダンスを測定
するようにしている。
【0008】この健康管理指針アドバイス装置では、左
足用と右足用の電極が電気的に共通に接続されているの
で、体脂肪測定に不用な手足のインピーダンスを半減す
ることができ、その分、胴体のインピーダンス精度を向
上できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態により、この発
明をさらに詳細に説明する。
【0010】図1は、この発明の一実施形態の前提とな
る健康管理指針アドバイス装置の外観斜視図である。こ
の健康管理指針アドバイス装置は、本体装置10と、フ
ット電極部50と、これら本体装置10とフット電極部
50を接続するケーブル51とから構成されている。
【0011】本体装置10は、本体部11と、この本体
部11の左右両端部に、一体的に構成される左手用グリ
ップ部(握部)12と、右手用グリップ部(握部)13
とから構成されている。また本体部11の前面には、電
源スイッチ14、スタート指示や被験者の身体的特徴で
ある身長、体重等を入力するためのキースイッチ15、
さらに測定結果やアドバイス情報を表示するための表示
部16が設けられている。この表示部16は、左手用グ
リップ部12と右手用グリップ13との間がほほ中央に
なるように配置されている。
【0012】左手用グリップ部12、右手用グリップ部
13とも、垂直のほぼ円柱状であり、それぞれの表面に
は高周波信号印加用の電極17、18と、抵抗電位計測
用の電極19、20が設けられている。これら電極1
7、18及び電極19、20は、図1に図示していない
が、本体部11内の回路部と電気的に接続されている。
【0013】フット電極部50は、略長方形平板状のシ
ート材部52上に、左足用の位置決め部53と右足用の
位置決め部54が配置され、さらに両足位置決め部5
3、54には、それぞれ高周波信号印加用の電極55、
56と、抵抗電位計測用電極57、58が設けられてい
る。また、シート材部52の前部上端に、ハウジング部
59が設けられ、このハウジング部59には測定状態モ
ニタ用の表示器60が配備されている。さらにシート部
材52の両足位置決め部間前方に貫通穴61が形成され
ている。
【0014】シート部材52は、図3の断面図に示すよ
うに、表面シート62と裏面シート63で構成されてい
る。これらのシート62、63の材料としては、PV
C、PET、ポリエチル等が使用される。また、足位置
決め部53、54の土踏まずに相当する領域に、シート
部材52より、弾力性のある突出部64、65が形成さ
れ、この突出部64、65にそれぞれ上記した電極5
5、56、57、58が設けられている。図3では、右
足用位置決め部分の断面構造が示されているが、左足用
位置決め部分の断面構造も同様である。このように突出
部64、65を設け、ここに電極を形成しているのは、
両足位置決め部53、54に被験者の足を載せた場合、
足裏の土踏まずに、各電極を確実に接触させるためであ
る。突出部64、65を形成する弾性シート材として
は、例えばシリコンゴムが使用される。ハウジング部5
9を構成する材料としては、ABS、PVC等が使用さ
れている。
【0015】ケーブル51は、両端にコネクタ66、6
7を有し、本体装置10とフット電極部50を脱着自在
に接続する。この健康管理指針アドバイス装置を用い
て、被験者の生体インピーダンスを測定する場合は、図
2に示すように、被験者Aが、自分の両足をフット電極
部50の足位置決め部53、54に載置するとともに、
本体装置10のグリップ部12を左手で、グリップ部1
3を右手で握り、両手を前方に水平に上げ、本体装置1
0を肩の高さに保持した状態で測定を開始する。
【0016】図4は、本体装置10の本体部11の回路
構成を示すブロック図である。
【0017】この健康管理指針アドバイス装置の内部回
路は、周波数f0 の定電流高周波信号を発生する高周波
信号発生部21(10≦f0 ≦100KHZ)と、電極
19、20からの電位信号を受ける差動増幅器22と、
周波数f0 以外の信号をカットするためのバンドパスフ
ィルタ23と、高周波信号成分を復調する復調回路24
と、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換
器25と、ROM26と、RAM27と、A/D変換器
25からの入力やデータ入力部15からの身長、体重、
年齢、性別、日時等のデータを取込み、インピーダンス
の測定処理演算や、健康管理指針アドバイス情報を抽出
する処理を実行するCPU28と、警告を行うためのブ
ザー29と、測定結果を例えば、プリンタ等へ通信で出
力する測定結果出力部30と、電源用の電池31と、さ
らに、高周波信号発生部21や、差動増幅器22の入力
に、グリップ部12、13の電極17、18、19、2
0や、コネクタ66、ケーブル51、コネクタ67を介
してのフット電極部50の電極53、55、56、5
7、58を選択的に切替えて接続し、あるいは接続を短
絡し、開放するための電極信号切替部32等を備えてい
る。電極信号切替部32の切替は、アナログスイッチあ
るいはリレー等で行われ、どのような切替を行うかは、
CPU28の計測モード設定に応じて、CPU28から
対応して発せられる切替コントロール信号によって定ま
る。
【0018】図5は、電極信号切替部32を、両手−両
足間のインピーダンス計測モードに設定した場合の接続
例である。この場合は、左手用と右手用の高周波信号印
加用電極17、18が短絡され、同様にフット電極部5
0の高周波信号印加電極55、56が短絡され、手用の
電極17、18と足用の電極55、56間に、高周波信
号発生部21が接続されている。また、左手用と右手用
の抵抗電位計測用電極19、20が短絡され、同様に左
足用と右足用の抵抗電位計測用電極57、58が短絡さ
れ、それぞれ差動増幅部21の入力に接続されている。
【0019】次に、上記健康管理指針アドバイス装置の
測定動作を図6、図7に示すフロー図を参照して説明す
る。
【0020】電源スイッチ14がONされると、RAM
等の初期化や、各回路素子、表示素子のチェックを行う
等の測定準備処理を行う(ステップST〔以下STと略
す〕1)。次に被験者が、データ入力部15より、身
長、体重、年齢、性別等の身体特定化情報と測定日時デ
ータを入力する(ST2)。これらのデータが入力完了
するまで、待機し(ST2、ST3)、データ入力が完
了すると、フット電極部の接続があるか否か判定する
(ST4)。この判定は、図4、図5の回路において、
CPU28でコネクタ66(67)のCT端子からの接
続検知信号の有無判別をすることにより行う。
【0021】ST4で判定NOの場合は、両手間のイン
ピーダンス測定モードへの電極切替部32の切替設定を
行い(ST5)、ST4の判定がYESの場合は、両手
−両足間のインピーダンス測定モードへの電極切替部3
2の切替設定を行う(ST6)。切替設定終了後、デー
タ入力部15のスタートSWがONされるのを待機する
(ST7)。ここでは、切替設定終了後、表示部16に
“スタートSWをONして下さい”の指示表示を出し
て、被験者のキー操作を促してもよい。スタートSWが
ONされると、数秒間のタイムディレーをおいて(ST
8)、測定を開始した旨の報知をブザー29で報知ある
いは表示部16で表示する(ST9)。ST8における
ディレータイムは、被験者がスタートSWをONしてか
ら、左右両手で、グリップ部12、13を完全、正確に
握り、かつ両足を足位置決め部53、54に正しく載せ
得るに充分な時間に設定する。
【0022】インピーダンスが測定されると、そのイン
ピーダンス測定値が正常範囲で安定しているか、どうか
を確認し(ST10、ST11)、安定していない場合
は、表示部16で“電極部と手、足をしっかり接触させ
て下さい”の表示をするとともに、ブザー29を動作さ
せてその旨を報知する(ST12)。ST11におい
て、測定値が、正常で安定している場合には、測定処理
及び、体脂肪の変換演算を実行し(ST13)、測定終
了を表示部16、ブザー29で報知する(ST14)と
ともに、その後測定結果を表示部16に表示し、必要に
応じ、指針アドバイス情報も表示する(ST15)。
【0023】なお、上記健康管理指針アドバイス装置に
おいて、データ入力部15より入力する身体特定化情報
は、別の機会に測定した、データを使用しても良いが、
体重は、図8に示すように、シート状のフット電極部5
0を、家庭用の体重計68に載せ、その状態でフット電
極部50の上に、被験者が乗って、体重計68で測定
し、その時、測定した体重値を入力してもよい。この装
置のフット電極部50には、貫通穴61を備えているの
で、図のように本体装置10を保持したままで、貫通穴
61を介して、体重計68の指示値を読み取ることがで
きる。この貫通穴は、体重計68の指示値を読み取れば
よいから、透明窓に代えてもよい。
【0024】ところで、両足間のインピーダンスを測定
する場合に、両足を接近させて測定すると、被験者によ
って大腿部が接触する場合があり、この場合は、測定経
路が変化するので、測定精度に影響することとなる。実
施形態装置のフット電極部50には、貫通穴61を間に
挟む形で、足位置決め部53、54を配置し、この足位
置決め部53、54に電極55、56、57、58に設
けるものであるから、貫通穴61が、間接的に両足を、
ある程度、分離させて位置させるという機能を有してい
る。
【0025】図9は、この発明の実施形態である健康管
理指針アドバイス装置に使用されるフット電極部50の
外観斜視図、図10は、図9のB−B’線で切断した断
面図である。このフット電極部の特徴は、図1のフット
電極部が、左足用と右足用が分離独立して形成されてい
るに対し、左右共通で1個の高周波信号印加用電極69
と、左右共通で1個の抵抗電位計測用電極70を設けた
点である。このフット電極部50も、もちろんシート部
材52上に、足位置決め部53、54が配置され、これ
ら左足用位置決め部53と右足用位置決め部54間に跨
り、電極69、70が形成されている。またシート部材
52は表面シート62と裏面シート63が接着剤で接着
されて構成されており、両シートの間に、中央部で突出
部65aを持つ、弾力材65を挟設し、さらに突出部6
5aを覆うように、電極69、70を形成し、この電極
69、70は、表面シート62より、上方に突出露出さ
せている。電極69、70の材料は、SUS、Ag、A
g−Agcl等が使用され、弾力材65はシリコーン樹
脂、ウレタンゴムシート等が使用され、表面シート6
2、裏面シート63は、PVC、PET、ポリエステル
等が使用される。
【0026】Ag(銀)は、抗菌力を有するため、水虫
等の感染を防止する見地から、表面シート62、弾力材
65にAgを混入させた樹脂を使用するとともに、電極
69、70もAg板や、Agメッキ材等の抗菌材料ある
いはその他の抗菌処理を施した材料を使用することが望
ましい。
【0027】上記実施形態装置において、手−足間のイ
ンピーダンスを測定する場合には、ケーブル51による
フット電極部50の接続検知信号により、CPU28
は、電極信号切替部32に、そのモード設定の指令に応
じた切替コントロール信号が加えられ、電極信号切替部
32内は、図11に示すように接続される。すなわち、
両手の高周波信号印加用の電極17、18の接続線
h1、Ih2が接続されて、高周波信号発生部21の一端
に接続される。また、両手の抵抗電位計測用の電極1
9、20の接続線Eh1、Eh2が差動増幅部22の入力の
一端に接続される。そして、両足の高周波信号印加用の
電極55、56の接続線If1、If2が共通に接続されて
高周波信号発生部21の他端に接続されるとともに、両
足の抵抗電位計測用の電極57、58の接続線Ef1、E
f2が共通接続されて差動増幅器22の他の入力端に接続
される。
【0028】手−足間のインピーダンス測定の具体例を
説明する。
【0029】今、図12、図13に示すように、右手と
左手の各掌〜手首のインピーダンスを、Z1 、Z6 、右
左の腕のインピーダンスをZ2 、Z5 、右左の肩から胴
上端までのインピーダンスをZ3 、Z4 、胴のインピー
ダンスをZ7 、胴下端から右左両腰のインピーダンスを
8 、Z11、右左の両足のインピーダンスをZ9
12、右左の足首から足裏までのインピーダンスを
10、Z13とする。
【0030】従来の測定では、右の手首と右の足首の間
のインピーダンスを測定する。等価的に図13に示す接
続を行う。そのため、測定インピーダンスZs は、 Zs =Z2 +Z3 +Z7 +Z8 +Z9 この場合の問題点は、Z2 +Z9 ≫Z7 となることであ
る。
【0031】例えば、手足の太い男性の場合、Z2 +Z
9 =150Ω+130Ω=280Ω、Z3 +Z7 +Z8
=70Ωで、Zs =350Ω程度となるに対し、手足の
細い男性の場合、Z2 +Z3 =360Ω+240Ω=6
00Ω、Z3 +Z7 +Z8 =75Ωで、Z0 =675Ω
程度となり、手足の太さに応じ、相当に、バラツキが出
る。
【0032】一方、上記実施形態装置による手−足間の
インピーダンス測定は、両手の電極を短絡、両足の電極
を短絡し、しかも掌と足裏間でインピーダンスを測定す
るものであるから、等価的には図13に示す接続とな
る。そのため、測定インピーダンスZs は、 Zs =(Z1 +Z2 +Z3 )//(Z4 +Z5 +Z6
+Z7 +(Z8 +Z9 +Z10)//(Z11+Z12
13)≒(Z1 +Z2 +Z3 )/2+Z7 +(Z8 +Z
9 +Z10)/2 ただし、右左の手と足で、各部位のインピーダンスがほ
ぼバランス良く、等しいもの、つまりZ1 ≒Z6 、Z2
≒Z5 、Z3 ≒Z4 、Z8 ≒Z11、Z9 ≒Z12、Z10
13としている。
【0033】この方法では、手及び足のインピーダンス
を1/2に下げられるため、胴体部のインピーダンスZ
7 の情報を有効に検出できる。また、手及び足の関節等
によるちょっとした曲がり等の姿勢に違いによる測定バ
ラツキの影響を少なくできる。また、両足大腿部の接触
による測定経路変化誤差の影響も少なく出来る等の利点
がある。
【0034】
【発明の効果】この発明によれば、左足用と右足用の電
極を電気的に共通に接続しているので、手足間のインピ
ーダンスを測定する際、足のインピーダンスの影響を1
/2に軽減でき、胴体のインピーダンス測定精度を向上
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の前提となる健康管理指
針アドバイス装置の外観斜視図である。
【図2】同健康管理指針アドバイス装置の使用状態を説
明する図である。
【図3】同健康管理指針アドバイス装置を構成するフッ
ト電極部の図1のA−A’線で切断した断面図である。
【図4】同健康管理指針アドバイス装置の本体装置内の
回路構成を示すブロック図である。
【図5】同健康管理指針アドバイス装置の電極信号切替
部と各電極との接続例を示す回路図である。
【図6】同健康管理指針アドバイス装置の測定動作を説
明するためのフロー図である。
【図7】図6とともに、同健康管理指針アドバイス装置
の測定動作を説明するためのフロー図である。
【図8】同健康管理指針アドバイス装置の使用状態を説
明する図である。
【図9】この発明の実施形態健康管理指針アドバイス装
置に使用するフット電極部を示す外観斜視図である。
【図10】同フット電極部の図9のB−B’線で切断し
た断面図である。
【図11】上記実施形態装置における両手電極の短絡接
続、両足電極の短絡接続を説明する回路図である。
【図12】従来のインピーダンス測定を説明するための
生体内等価回路図である。
【図13】上記実施形態装置によるインピーダンス測定
を説明するための生体内等価回路図である。
【図14】従来の生体インピーダンス測定を説明する図
である。
【図15】従来の生体インピーダンス測定における手及
び足への電極装着を説明する図である。
【符号の説明】
10 本体装置 12 左手用グリップ 13 右手用グリップ 17、18、19、20 手用の電極 50 フット電極部 51 ケーブル 55、56、57、58 足用の電極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被験者の測定部位間に、高周波信号を印加
    する第1の電極対と、この印加信号の身体通電路内に配
    置して身体抵抗電位を計測する計測用の第2の電極対
    と、前記第1の電極対間の通電により、前記第2の電極
    対間の身体抵抗電位を測定して身体内部インピーダンス
    を測定する手段と、被験者の身体特定化情報を入力する
    手段と、前記インピーダンス値と身体特定化情報とに基
    づいて、体内脂肪、除脂肪量、体脂肪率、水分量、基礎
    代謝量等の健康評価データを抽出する手段とを備える健
    康管理指針アドバイス装置において、 手用の前記第1の電極対の少なくとも1個の電極、前記
    第2の電極対の少なくとも1個の電極が付設された握部
    と、左足用と右足用としてそれぞれ第1の電極対の1個
    の電極と第2の電極対の1個の電極を設けたフット電極
    部とを備え、前記左足用と右足用の電極間を電気的に共
    通に接続するとともに、握部の手用の電極との間をケー
    ブルで接続して、インピーダンスを測定するようにした
    ことを特徴とする健康管理指針アドバイス装置。
JP2000328011A 2000-10-27 2000-10-27 健康管理指針アドバイス装置 Expired - Lifetime JP3414378B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000328011A JP3414378B2 (ja) 2000-10-27 2000-10-27 健康管理指針アドバイス装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000328011A JP3414378B2 (ja) 2000-10-27 2000-10-27 健康管理指針アドバイス装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21395493A Division JP3211117B2 (ja) 1993-08-12 1993-08-30 健康管理指針アドバイス装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001157672A true JP2001157672A (ja) 2001-06-12
JP3414378B2 JP3414378B2 (ja) 2003-06-09

Family

ID=18804931

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000328011A Expired - Lifetime JP3414378B2 (ja) 2000-10-27 2000-10-27 健康管理指針アドバイス装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3414378B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1700565A1 (en) 2005-03-11 2006-09-13 Omron Healthcare Co., Ltd. Body composition measuring apparatus
WO2007077650A1 (ja) 2005-12-28 2007-07-12 Omron Healthcare Co., Ltd. 全身の体組成を正確に測定し、かつ、操作を簡便にすることのできる体組成計
WO2007083563A1 (ja) * 2006-01-18 2007-07-26 Omron Healthcare Co., Ltd. 組成成分の算出に用いられた身体部位を認識できる体組成計
CN106037737A (zh) * 2015-04-08 2016-10-26 三星电子株式会社 用于获得生物信息的装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1700565A1 (en) 2005-03-11 2006-09-13 Omron Healthcare Co., Ltd. Body composition measuring apparatus
US7966063B2 (en) 2005-03-11 2011-06-21 Omron Healthcare Co., Ltd. Body composition measuring apparatus
WO2007077650A1 (ja) 2005-12-28 2007-07-12 Omron Healthcare Co., Ltd. 全身の体組成を正確に測定し、かつ、操作を簡便にすることのできる体組成計
US8666485B2 (en) 2005-12-28 2014-03-04 Omron Healthcare Co., Ltd. Body composition monitor capable of accurately measuring whole-body composition and achieving facilitated manipulation
WO2007083563A1 (ja) * 2006-01-18 2007-07-26 Omron Healthcare Co., Ltd. 組成成分の算出に用いられた身体部位を認識できる体組成計
JP2007190142A (ja) * 2006-01-18 2007-08-02 Omron Healthcare Co Ltd 体組成計
JP4529913B2 (ja) * 2006-01-18 2010-08-25 オムロンヘルスケア株式会社 体組成計
CN106037737A (zh) * 2015-04-08 2016-10-26 三星电子株式会社 用于获得生物信息的装置
CN106037737B (zh) * 2015-04-08 2020-12-25 三星电子株式会社 用于获得生物信息的装置
US11375917B2 (en) 2015-04-08 2022-07-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus for obtaining biological information
US11612333B2 (en) 2015-04-08 2023-03-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus for obtaining biological information

Also Published As

Publication number Publication date
JP3414378B2 (ja) 2003-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5579782A (en) Device to provide data as a guide to health management
JP3240401B2 (ja) インピーダンス測定装置および健康管理指針アドバイス装置
JP4840952B2 (ja) 生体電気インピーダンス計測方法及び計測装置、並びに該計測装置を用いた健康指針管理アドバイス装置
JP3292373B2 (ja) 生体電気インピーダンス分析に基づく新しい電極システムを用いた人体成分分析装置
US9504406B2 (en) Measurement apparatus
JP3211118B2 (ja) 健康管理指針アドバイス装置
KR100427625B1 (ko) 분리가능형 생체 임피던스 계측장치
JPH09285455A (ja) 健康管理指針アドバイス装置
JP3182991B2 (ja) 健康管理指針アドバイス装置
JP4740667B2 (ja) 体幹部内臓・皮下脂肪測定方法および装置
JPWO2002047548A1 (ja) 身体インピーダンス測定装置
KR0123408B1 (ko) 생체전기 임피던스법을 이용한 인체 성분 분석 장치 및 그 분석 방법
JP3211117B2 (ja) 健康管理指針アドバイス装置
Harder et al. Smart multi-frequency bioelectrical impedance spectrometer for BIA and BIVA applications
JP4679986B2 (ja) 腹囲長測定装置及び腹囲長測定機能を備えた体幹部脂肪測定装置
KR100885396B1 (ko) 생체 임피던스 측정 장치
JP3414378B2 (ja) 健康管理指針アドバイス装置
JPH07108040A (ja) 健康管理指針アドバイス装置
JP3409095B2 (ja) インピーダンス測定装置および健康管理指針アドバイス装置
JP4664161B2 (ja) 体幹部内臓脂肪及び皮下脂肪測定の最適電極位置探索方法及び装置
JP4740638B2 (ja) 体幹内臓脂肪測定方法及び装置
JP2004230163A (ja) 体成分分析機及び体成分分析方法
JPH119569A (ja) 分離型脂肪計
JP4740629B2 (ja) 体幹部内臓脂肪測定方法および装置
TWM270788U (en) Wireless electrocardiograph signal detector

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090404

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100404

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100404

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100404

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100404

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100404

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110404

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130404

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130404

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140404

Year of fee payment: 11