JP2001156849A - 通信ネットワークシステム及び無線通信端末並びに通信制御方法 - Google Patents

通信ネットワークシステム及び無線通信端末並びに通信制御方法

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JP2001156849A
JP2001156849A JP33992399A JP33992399A JP2001156849A JP 2001156849 A JP2001156849 A JP 2001156849A JP 33992399 A JP33992399 A JP 33992399A JP 33992399 A JP33992399 A JP 33992399A JP 2001156849 A JP2001156849 A JP 2001156849A
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Tomoharu Hayakawa
友晴 早川
Riyougo Tadokoro
了吾 田所
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Original Assignee
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信ネットワークシステムにおいて、通信環
境の変化に応じた通信効率の低下を極力少なくし、最適
な通信経路を設定する。 【解決手段】 転送制御部は、送信端末たるPHSデー
タ通信装置から受信端末たるPHSデータ通信装置にデ
ータ通信を行う場合、他の通信装置を中継ノードとする
通信経路中において、各中継経路の通信距離に相当して
付与されている重み値を累算し(ステップS1)、その
累算した重み値が最小となる通信経路を選択して通信す
る(ステップS2)。通信が失敗した場合には(ステッ
プS3,NO)通信が失敗した中継経路の重み値を増加
する処理を行い(ステップS9)、累算した重み値がそ
の次に小さい通信経路を選択して通信を再度実行する
(ステップS10)。また、重み値を増加する処理を行
った時点から所定時間が経過すると(ステップS7,Y
ES)その重み値を初期化する(ステップS8)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の無線通信端
末の内何れか2つの無線通信端末間においてデータ通信
を行う場合、必要に応じて何れかの無線通信端末が中継
用のノードとなるように構成される通信ネットワークシ
ステム、及びその通信ネットワークシステムに用いられ
る無線通信端末並びに通信制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】このように、夫々が中継機能を有する複
数の無線通信端末によって構成されている通信ネットワ
ークシステムの一適用例としては、例えばガスの使用量
や自動販売機の在庫量などを集中管理センターのホスト
コンピュータに通知する通信ネットワークシステムなど
が供されている。このシステムは、例えばガスメータや
自動販売機毎に例えばPHS(Personal Handyphone Sy
stem)を用いた無線通信端末を接続し、各無線通信端末
がホストコンピュータを宛先としてバケツリレー方式に
したがってデータを転送することにより、例えばガスの
使用量や自動販売機の在庫量を示すユーザデータをホス
トコンピュータに通知するように構成されている。
【0003】そして、例えば、ある無線通信端末が収集
したデータをホストコンピュータに送信する際に、その
送信端末から、公衆回線を介して直接ホストコンピュー
タに送信を行う位置にある受信端末までデータを中継し
て転送する通信経路(即ち、何れの端末をノードとする
か)は、システムを構築する時点で、ガスメータや自動
販売機等の配置関係に基づいた最適な通信経路が予め設
定されている。
【0004】ところで、このような通信システムにおい
て、通信経路の途中で何らかの障害が発生し通信が不能
となった場合には、例えば、作業員が障害の発生箇所に
直接出向いて通信が可能となるように無線通信端末にお
ける経路の設定を変更したり、また、当初の通信経路が
通信不能となった場合の代替経路を予め設定しておき、
障害の発生時には無線通信端末がその代替経路を使用す
るように自動的に切替えることで対処していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
ような対処方式では、障害が発生する度に作業者を派遣
して設定を変更する必要があるため、作業性が極めて悪
い。また、後者のような対処方式では、経路変更の自由
度が極めて少ない。例えば、代替経路による通信が確実
に成功することを期待するためには、当初の通信経路に
対する代替経路の変更度合いをある程度大きくする必要
があり、冗長性が高くならざるを得ない。加えて、無線
通信端末の数が数十〜数百と多い場合には、同時に複数
箇所において障害が発生していると代替経路にもその障
害発生箇所が含まれているおそれがあり、その場合には
更に異なる代替経路を選択する必要がある。従って、経
路の変更を効率的に行うことができないという問題があ
った。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、通信環境の変化に応じた通信効率の
低下を極力少なくし、最適な通信経路を設定することが
できる通信ネットワークシステム、及びその通信ネット
ワークシステムに用いられる無線通信端末並びに通信制
御方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の通信ネッ
トワークシステムによれば、何れかの無線通信端末が送
信端末となり1つ以上のノードを介して通信を行う場合
は、受信端末となる無線通信端末までの通信経路中にお
いてノードを経由して構成される各中継経路の通信難度
に相当して付与されている重み値を累算し、その累算し
た重み値が最小となる通信経路を選択して通信を行う。
そして、その通信が失敗した場合には、送信端末におい
て、当該通信が失敗した中継経路に付与されている重み
値を増加する処理を行う。
【0008】即ち、例えば、重み値を各中継経路の距離
を通信難度として設定する場合には、距離が長い中継経
路の重み値は大きく設定され、距離が短い中継経路の重
み値は小さく設定される。故に、累算した重み値が最小
となる通信経路は通信距離が最小となる経路であり、当
該経路を選択することで通信を良好に行うことができ
る。
【0009】そして、通信が失敗した場合には当該通信
が失敗した中継経路に付与されている重み値が増加され
当該中継経路を経由する通信経路が選択される確率は低
下し、再度通信を実行する場合には、その時点で新たに
累算した重み値が最小となる最適な通信経路が選択され
る。従って、中継経路の変更を2つのノード間(中継リ
ンク),或いは端末とノード間(アクセスリンク)の経
路単位で極めて柔軟に行うことができるので、通信経路
の変更を効率的に行うことができると共に、通信効率の
低下を極力少なくすることができる。
【0010】尚、本発明では、便宜上、送信端末から受
信端末に至るまでの全ての中継経路の連鎖を「通信経
路」と称する。また、中継リンクとアクセスリンクとを
区別することなく、これらを何れも「中継経路」と称す
る。
【0011】請求項2記載の通信ネットワークシステム
によれば、送信端末は、累算した重み値が最小となる通
信経路による通信が失敗した場合には、累算した重み値
がその次に小さい通信経路を選択して通信を再度実行す
るので、その次に通信難度が低い通信経路を用いて失敗
した通信を迅速に行うことができる。
【0012】請求項3記載の通信ネットワークシステム
によれば、送信端末は、前記中継経路に付与されている
重み値を増加する場合は、当該中継経路を含まない他の
全ての通信経路における重み値の累算値よりも大なる値
とする。従って、通信が失敗した中継経路を含む通信経
路が選択される順位は確実に最低となるので、当該中継
経路が確実に排除された通信経路を選択することができ
る。
【0013】請求項4記載の通信ネットワークシステム
によれば、送信端末は、ある経路に付与されている重み
値を増加する処理を行った時点から所定時間が経過する
と、当該経路の重み値を初期化する。
【0014】即ち、従来の対処方式では、発生した障害
が一時的なものであったとしても、その障害が取り除か
れた時に再度対処することが困難であり、以前に変更さ
れた設定のままで通信を行うことが多い。その場合、距
離が長い中継経路を使用し続けることで通信が失敗する
確率が高くなったり、中継ノード数が多くなって通信が
完了するまでの時間が長くなる等の弊害が発生し、通信
効率を低下させるという問題があった。
【0015】これに対して、本発明によれば、通信が失
敗した中継経路の重み値を一旦増加させても所定時間が
経過するとその値を初期化することで、当該中継経路を
含む通信経路による通信を再試行することが可能であ
る。即ち、発生した障害が一時的なものであれば、当該
中継経路を含む通信経路による通信は成功するので、通
信環境の変化に応じて最適な経路選択を行うことができ
る。
【0016】請求項5記載の通信ネットワークシステム
によれば、送信端末は、通信が成功した通信経路中に重
み値を増加する処理が行われた中継経路が含まれていた
場合は、その時点で当該中継経路の重み値を初期化す
る。即ち、ある中継経路の重み値を一旦増加させた場合
でも、その他の中継経路において障害が発生し通信不能
となった結果、重み値を増加させた中継経路を含む通信
経路が選択されることも考えられる。
【0017】そして、その時点で重み値を増加させた中
継経路における障害が取り除かれている場合は、当該中
継経路を含む通信経路による通信は成功することにな
る。従って、この場合は、請求項4のように所定時間の
経過を待つことなく当該中継経路の重み値を初期化する
ことで、通信効率をより向上させることができる。
【0018】請求項6記載の通信ネットワークシステム
によれば、各無線通信端末間の通信を、データサイズを
一定長に区切ったパケットを用いて行うので、無線通信
端末が多数ある場合に、ある送信端末が連続的に通信回
線を独占することを防止して、各送信端末によるデータ
通信をバランス良く行うことができる。
【0019】請求項7記載の通信ネットワークシステム
によれば、複数の無線通信端末の内特定の1つは、公衆
通信回線を介してデータ管理センタと通信可能に構成さ
れ、その他の無線通信端末は、特定の無線通信端末を介
してデータ管理センタと通信可能に構成される。
【0020】従って、各無線通信端末の通信可能距離が
比較的短く公衆通信回線との接続に制約がある場合で
も、何れかの無線通信端末から順次ノードを経由し、更
に特定の無線通信端末を介して順次収集したデータをま
とめ、データ管理センタに一括して送信することができ
る。
【0021】請求項8記載の通信ネットワークシステム
によれば、無線通信端末は、夫々監視対象とする装置に
接続されており、当該監視対象装置より収集したデータ
を通信する。従って、監視対象装置が多数存在する場合
には、データを容易に収集して通信することができる。
【0022】請求項9記載の無線通信端末によれば、請
求項1乃至8の何れかに記載の通信ネットワークシステ
ムに用いられて、累算手段は、送信端末として通信を行
う場合に受信端末に至るまでの通信経路中における各中
継経路に付与されている重み値を累算し、通信制御手段
は、累算された重み値が最小となる通信経路を選択して
無線通信手段により通信を行うように制御する。そし
て、重み値処理手段は、通信が失敗した場合には、当該
通信が失敗した中継経路に付与されている重み値を増加
する処理を行う。従って、請求項1乃至8の何れかに記
載の通信ネットワークシステムを容易に構成することが
できる。
【0023】請求項10記載の無線通信端末によれば、
通信制御手段は、累算した重み値が最小となる通信経路
による通信が失敗した場合には、累算した重み値がその
次に小さい通信経路を選択して通信を再度実行するの
で、請求項2と同様の作用効果が得られる。
【0024】請求項11記載の無線通信端末によれば、
重み値処理手段は、通信が失敗した中継経路に付与され
ている重み値を増加する場合は、その他の全ての通信経
路における重み値の累算値よりも大なる値とする。従っ
て、請求項3と同様の作用効果が得られる。
【0025】請求項12記載の無線通信端末によれば、
重み値処理手段は、ある中継経路に付与されている重み
値を増加する処理を行った時点から所定時間が経過する
と、当該中継経路の重み値を初期化する。従って、請求
項4と同様の作用効果が得られる。
【0026】請求項13記載の無線通信端末によれば、
重み値処理手段は、通信が成功した通信経路中に、重み
値を増加する処理が行われた中継経路が含まれていた場
合は、その時点で当該中継経路の重み値を初期化するの
で、請求項5と同様の作用効果が得られる。
【0027】請求項14記載の無線通信端末によれば、
通信制御手段は、データサイズを一定長で区切ったパケ
ットを用いて通信を行うので、請求項6と同様の作用効
果が得られる。
【0028】請求項15記載の無線通信端末によれば、
PHSデータ通信装置を用いて構成されるので、各無線
通信端末間の通信には、PHSデータ通信装置のトラン
シーバ通信(子機間直接通信)機能を利用することがで
きる。また、例えば、請求項6のように公衆通信回線を
介してデータ管理センタと通信する場合には、PHSデ
ータ通信装置のデータ通信機能を利用することができ
る。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につい
て、図面を参照して説明する。まず、図2は、通信ネッ
トワークシステムの全体構成を概略的に示している。通
信ネットワークシステム1において、各PHSデータ通
信装置(無線通信端末)(A) 2〜PHSデータ通信装置
(以下、単に通信装置と称す)(F) 7は、詳しくは後述
する通信経路情報に基づいて他のPHSデータ通信装置
との間でトランシーバ回線を確立することにより、トラ
ンシーバ通信(子機間直接通信)を実行することが可能
に構成されている。
【0030】また、通信装置(A) 2〜通信装置(F) 7の
うちの通信装置(A) 2は、通信経路情報に基づいて無線
基地局(CS:Cell Station)8との間で公衆回線を確
立することにより、公衆通信を実行することが可能に構
成されている。
【0031】上記無線基地局8は、INS(Infomation
Network System )網9を接続しており、また、ホスト
コンピュータ10は、遠隔地にあるデータ管理センタに
設置されており、PIAFS(PHS Internet Access Fo
rum Standard)対応のターミナルアダプタ装置(PIA
FS TA)11を通じて上記INS網9を接続してい
る。
【0032】次に、各通信装置(A) 2〜通信装置(F) 7
の構成について、図3を参照して説明する。尚、ここ
で、各通信装置(A) 2〜通信装置(F) 7は全て同じ構成
である。各通信装置(A) 2〜通信装置(F) 7は、PSモ
ジュール12(本発明でいう無線通信手段)、PIAF
S処理部13、データバッファ14および転送制御部
(累算手段,通信制御手段,重み値処理手段)15を備
えて構成されている。また、各通信装置(A) 2〜通信装
置(F) 7は、RS−232Cケーブル16を通じてデー
タ端末(監視対象装置)17を接続することが可能に構
成されている。ここで、データ端末17は、例えばガス
メータや自動販売機である。
【0033】PSモジュール12は、アンテナ18を接
続しており、周知のPHS電話装置に備えられている無
線回路と略同等の機能を備えているもので、転送制御部
15からの指令に基づいて発信処理および着信処理を制
御するようになっている。
【0034】PIAFS処理部13は、ユーザデータを
通信規格に準拠する通信形式のPHSデータにプロトコ
ル変換したり、あるいはPHSデータをユーザデータに
プロトコル変換する機能を備えているもので、データバ
ッファ14からユーザデータが与えられると、その与え
られたユーザデータをPHSデータにプロトコル変換し
てPSモジュール12に出力したり、あるいはPSモジ
ュール12からPHSデータが与えられると、その与え
られたPHSデータをユーザデータにプロトコル変換し
てデータバッファ14に出力するようになっている。
【0035】データバッファ14は、ユーザデータを一
時的に格納するもので、PIAFS処理部13やデータ
端末17からユーザデータが与えられると、その与えら
れたユーザデータを一時的に格納するようになってい
る。
【0036】そして、転送制御部15は、所定の格納領
域に実行プログラムを格納しており、実行プログラムを
実行することにより、PSモジュール12およびデータ
バッファ14を制御するようになっている。尚、各通信
装置(A) 2〜通信装置(F) 7は、データサイズを一定長
で区切り、送信先(受信端末)や中継ノードとして指定
する通信装置やホストコンピュータ10の電話番号をヘ
ッダとして付したパケットを用いて通信を行うようにな
っている。
【0037】また、各通信装置(A) 2〜通信装置(F) 7
は、データ端末17より収集したデータが所定量に達す
ると、そのデータをホストコンピュータ10に送信する
べく送信端末となって通信を開始するが、その時中継ノ
ードとなる通信装置は、自身もその時点でホストコンピ
ュータ10に送信すべき(所定量に達していない)デー
タを保持している場合は、送信端末側より転送されてき
たデータに自身が保持しているデータを加えて、共に受
信端末側に転送するようになっている。
【0038】さて、上記通信システム1において、各通
信装置(A) 2〜通信装置(F) 7,ホストコンピュータ1
0は、それぞれ自己に固有の電話番号A〜F,HCを有
している。そして、各通信装置(A) 2〜通信装置(F) 7
は、各通信装置(A) 2〜通信装置(F) 7との間あるいは
通信装置(A) 2とホストコンピュータ10との間の通信
経路を示す通信経路情報を保持している。
【0039】例えば、通信装置(F) 7の場合は:F−
C−B−A−HC,:F−D−B−A−HC,:F
−E−A−HCというような通信経路の情報を保持して
いる。即ち、通信経路では、通信装置(F) 7→通信装
置(C) 4→通信装置(B) 3→通信装置(A) 2→ホストコ
ンピュータ10という経路によってPHSデータが順次
転送される。
【0040】また、公衆通信回線を介して接続されるホ
ストコンピュータ10との間を除く各中継経路には、各
経路の距離(通信難度)に相当する重み値が夫々付与さ
れており、距離が長い経路の重み値は大きく設定され、
距離が短い経路の重み値は小さく設定されている。例え
ば、図4に示すように、通信装置(A) 2−通信装置(B)
3間の中継経路には重み値“1”が付与されており、通
信装置(A) 2−通信装置(E) 6間の中継経路には重み値
“2”が付与されている。
【0041】これらによって、各通信装置(A) 2〜通信
装置(F) 7は、PHSデータを転送する際には、自己が
保持している通信経路情報を参照することにより、PH
Sデータを転送することが可能な通信経路を認識し、そ
の認識した通信経路に基づいて以下のように転送先を決
定し、PHSデータを転送先として決定した各通信装置
(A) 2〜通信装置(F) 7やホストコンピュータ10に転
送するようになっている。
【0042】次に、本実施例の作用について図1及び図
4をも参照して説明する。今、通信装置(F) 7が送信端
末となり、通信装置(A) 2を介してホストコンピュータ
10にPHSデータを転送する場合を考えるが、以下、
説明を簡単にするため通信装置(A) 2を受信端末として
説明する。
【0043】図1は、通信装置(F) 7における転送制御
部15が送信端末として通信を行う場合の制御内容を示
すフローチャートであり、上述のように、データ端末1
7より収集したデータが所定量に達するとスタートす
る。先ず、転送制御部15は、図4(a)に示すよう
に、通信装置(A) 2に至るまでの3つの通信経路〜
について、夫々の各中継経路に付与されている重み値を
累算する(ステップS1,累算手段)。通信経路〜
における重み値の累算結果は、以下のようになる。 通信経路:1+3+1=5 通信経路:1+2+1=4 通信経路:1+2 =3
【0044】そして、通信経路〜の内、重み値が最
小となったもの、即ち、通信距離が最短となる通信経路
を選択して通信を実行する(ステップS2,通信制御
手段)。具体的には、データの最終転送先(受信端末)
として通信装置(A) 2のトランシーバ電話番号Aを指定
し、データの直接の転送先(中継ノード)として通信装
置(E) 6のトランシーバ電話番号Eを指定して発呼す
る。尚、トランシーバ電話番号A,Eは、実際には数桁
程度の数字である。
【0045】続いて、転送制御部15は、データを送信
した後図示しないタイマによって計時を行い、所定時間
内に通信装置(E) 6から確認信号が返送されるか、ま
た、通信装置(A) 2から通信装置(E) 6を介して確認信
号が返送されるか否かによって通信が成功したかどうか
を判断する(ステップS3)。通信装置(E) 6,(A) 2
の両方から確認信号が返送されれば通信は成功であり、
「YES」と判断してステップS4に移行する。
【0046】ステップS4において、転送制御部15
は、通信経路中に、後述するようにステップS9にお
いて既に重み値が変更された中継経路が含まれているか
否かを判断する。そのような中継経路が含まれていない
場合は「NO」と判断してステップS6に移行し、他の
通信経路,についても同様の中継経路が含まれてい
るか否かを判断する。これらの通信経路にも上記中継経
路が含まれていない場合は「NO」と判断して処理を終
了する。
【0047】次に、ステップS2までは上記と同様に通
信経路を選択して通信を実行した場合、図4(b)に
示すように、通信装置(E) 6→通信装置(A) 2の中継経
路において通信が失敗した場合を考える。即ち、この場
合、通信装置(F) 7の転送制御部15は、ステップS3
において所定時間内に通信装置(A) 2からの確認信号の
返送がないことから通信が失敗したと判断して(「N
O」)、ステップS9に移行する。
【0048】そして、通信が失敗した通信装置(E) 6→
通信装置(A) 2の中継経路に付与されている重み値を増
加変更する処理を行う。例えば、図3に示すように、重
み値を“2”から“100”に増加するが、初期値
“2”はオーバーライトせずそのまま記憶保持する。こ
こで、重み値“100”は、当該中継経路を含まない他
の全ての通信経路,における重み値の累算値よりも
大なる値である。
【0049】それから、転送制御部15は、図4(c)
に示すように、ステップS1における重み値の累算結果
が通信経路の次に小さい通信経路を選択して通信を
行う(ステップS10,通信制御手段)。そして、ステ
ップS3に移行し、通信が成功したか否かを判断する。
この場合、通信が成功したとすると「YES」と判断し
てステップS4へ移行するが、通信経路には重み値が
変更された中継経路は存在しないので(「NO」)ステ
ップS6に移行する。
【0050】この時点では、通信経路に重み値が変更
された中継経路が存在することから、転送制御部15
は、「YES」と判断してステップS7に移行する。ス
テップS7では、ステップS9において通信装置(E) 6
→通信装置(A) 2の中継経路に付与されている重み値を
変更した時点から所定時間(例えば、10分)が経過し
ていなければ(「NO」)処理を終了し、所定時間が経
過していれば(「YES」)重み値を初期化してから
(ステップS8)処理を終了する。
【0051】ここで、通信装置(E) 6→通信装置(A) 2
の中継経路において通信が失敗した原因が例えば通信装
置(A) 2の故障などであれば、短時間内に通信が可能と
なる状態に復帰することは困難である。一方、前記原因
が、例えば、電波を反射,遮蔽する金属製の物体が通信
装置(E) 6,通信装置(A) 2の見通し間を一時的に遮る
状態になって単に通信環境が一時的に悪化したような場
合には、比較的短時間内に通信が可能となる状態に復帰
することが考えられる。
【0052】従って、ステップS7,S8における処理
は、通信が失敗した中継経路であっても、上記のように
短時間内に通信可能な状態に復帰する場合があることを
考慮して、前記中継経路を含んだ通信経路による通信を
再試行するために設けられている。
【0053】即ち、ステップS9で通信装置(E) 6→通
信装置(A) 2の中継経路に付与されている重み値を変更
した時点から所定時間が経過すると、他の通信経路等
による通信が実行された時に、ステップS8で当該中継
経路の重み値が初期化されて“2”に戻る。すると、次
回に通信が実行される際には、ステップS1において再
び通信経路の累算値が最小となる。従って、ステップ
S2において通信経路による通信が再試行される。そ
して、通信が成功すれば、以降も通信距離が最短である
通信経路を用いて通信できるようになる。
【0054】また、通信装置(E) 6→通信装置(A) 2の
中継経路における重み値を変更した後に、ステップS1
を再度実行して通信を行った場合に、他の通信経路,
による通信が何れも失敗し、重み値が変更されて通信
経路の優先順位が最低となっていても通信が実行され
ることも考えられる。そして、通信装置(E) 6→通信装
置(A) 2の中継経路に発生した障害が前述のように一時
的な要因によるものであれば、その時点で通信が成功す
ることも想定される。
【0055】その場合、通信が成功した通信経路に重
み値が変更された中継経路が含まれているので、転送制
御部15は、ステップS4において「YES」と判断
し、ステップS5において前記中継経路の重み値を初期
化すると、ステップS6に移行する。即ち、重み値が変
更された中継経路が含まれている通信経路で通信が行わ
れて成功すれば、その時点で変更された重み値は初期化
されることになる。尚、ステップS4〜S9は重み値処
理手段に対応する。
【0056】また、前述のように、実際の最終的なデー
タの送信先としてホストコンピュータ10の電話番号H
Cが設定されていれば、通信装置(A) 2に集められたデ
ータは、公衆通信回線を介してデータ管理センタのホス
トコンピュータ10に一括して送信される。
【0057】以上のように本実施例によれば、各通信装
置(A) 2〜通信装置(F) 7をデータ端末17に接続し、
転送制御部15は、PHSデータ通信装置(F) 7が送信
端末となり、通信装置(B) 3〜通信装置(E) 6を中継ノ
ードとし、通信装置(A) 2を受信端末としてデータ通信
を行う場合は、通信装置(A) 2までの通信経路中で各ノ
ードを経由して構成される各中継経路に付与されている
重み値を累算し、その累算した重み値が最小となる通信
経路を選択してトランシーバ通信機能により通信を行
い、その通信が失敗した場合には、当該通信が失敗した
中継経路に付与されている重み値を増加するようにし
た。
【0058】従って、累算した重み値が最小となり、通
信距離が最小となる通信経路を選択して通信を良好に行
うことができる。そして、転送制御部15は、通信が失
敗した場合にはその中継経路に付与されている重み値
を、当該中継経路を含まない他の全ての通信経路におけ
る重み値の累算値よりも大なる値とするので、通信が失
敗した中継経路を含む通信経路が選択される順位は確実
に最低となり、当該中継経路が確実に排除された通信経
路を選択することができる。また、通信経路を再度選択
する場合には、各中継経路単位で極めて柔軟に行うこと
ができるので、通信経路の変更を効率的に行うことがで
きると共に、通信効率の低下を極力少なくすることがで
きる。
【0059】更に、本実施例によれば、転送制御部15
は、累算した重み値が最小となる通信経路による通信が
失敗した場合には、累算した重み値がその次に小さい通
信経路を選択して通信を再度実行するので、その次に通
信距離が短い通信経路を用いて失敗した通信を迅速に行
うことができる。
【0060】また、ある中継経路に重み値を増加する処
理を行った時点から所定時間が経過すると当該経路の重
み値を初期化するので、当該中継経路を含む通信経路に
よる通信を再試行することが可能であり、発生した通信
障害が一時的なものであれば、当該中継経路を含む通信
経路による通信は成功するので、通信環境の変化に応じ
て最適な経路選択を行うことができる。
【0061】また、転送制御部15は、通信が成功した
通信経路中に重み値を増加する処理が行われた中継経路
が含まれていた場合は、その時点で当該中継経路の重み
値を初期化するので、所定時間の経過を待つことなく当
該中継経路の重み値を初期化することで、通信効率をよ
り向上させることができる。
【0062】更に、各通信装置(A) 2〜通信装置(F) 7
は、データ通信を、データサイズを一定長に区切ったパ
ケットを用いて行うので、通信装置が多数ある場合に、
1つの送信端末が連続的に通信回線を独占することを防
止して、各送信端末によるデータ通信をバランス良く行
うことができる。
【0063】また、通信装置(A) 2は、公衆通信回線を
介してデータ管理センタのホストコンピュータ10と通
信可能に構成され、その他の通信装置(B) 3〜通信装置
(F)7は、通信装置(A) 2を介してホストコンピュータ
10と通信可能に構成される。従って、PHSデータ通
信装置のように通信可能距離が比較的短く公衆通信回線
との接続に制約がある場合でも、例えば、通信装置(F)
7から順次ノードを経由し、更に通信装置(A) 2を介し
て順次収集したデータをまとめ、データ管理センタのホ
ストコンピュータ10に一括して送信することができ
る。そしてデータ端末17が多数存在する場合でも、デ
ータを容易に収集して通信することができる。
【0064】本発明は上記し且つ図面に記載した実施例
にのみ限定されるものではなく、次のような変形または
拡張が可能である。ステップS5を実行した後、処理を
終了しても良い。ステップS4,S5を削除しても良
い。また、ステップS6乃至S8も、必要に応じて設け
れば良い。ステップS10を削除して、ステップS9で
重み値を増加する処理を行った後ステップS1に移行
し、直ぐに各通信経路の重み値の累算を再度行うように
しても良い。通信が失敗した経路について増加する重み
値は、必ずしもその他の全ての通信経路の重み値の累積
値よりも大なる値とする必要はない。例えば、距離は短
いが一時的な通信障害が比較的発生しやすいと事前に想
定される通信経路については、重み値を小さく増加させ
て他の通信経路の累積値よりも小なる値に設定しても良
い。
【0065】通信難度は、単に通信経路の距離に応じて
設定するものに限らず、通信経路の環境を総合的に判断
した結果による通信の行い難さの度合いに応じて設定し
ても良い。通信装置(A) 2〜通信装置(F) 7のみで通信
ネットワークシステムを構成しても良い。また、無線通
信端末の数は、必要に応じて適宜変更すれば良い。無線
通信端末は、PHSデータ通信装置を用いて構成される
ものに限らず、同様のデータ通信が行えるものであれば
何でも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であり、転送制御部の制御内
容を示すフローチャート
【図2】通信ネットワークシステムの全体構成を概略的
に示す図
【図3】PHSデータ通信装置の電気的構成を示す機能
ブロック図
【図4】(a)は各PHSデータ通信装置間の通信ネッ
トワークダイヤグラム、(b)は通信経路による通信
が中継経路E−Aにおいて失敗した場合、(c)は中継
経路E−Aの重み値を変更し、通信経路により再度通
信を行う場合を示す
【符号の説明】
1は通信ネットワークシステム、2〜7はPHSデータ
通信装置(無線通信端末)、15は転送制御部(累算手
段,通信制御手段,重み値処理手段)、17はデータ端
末(監視対象装置)を示す。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/38 H04B 7/15 Z 5K101 H04M 3/00 7/26 A 9A001 11/00 303 109M Fターム(参考) 2F073 AA08 AA19 AB01 BB01 BB09 BC02 CD16 DD07 EF09 FF01 FG01 FG02 FG14 GG01 GG08 5K030 GA03 HA08 HC09 JA11 JL01 JT09 LB05 5K051 AA01 CC07 DD15 FF02 FF11 FF18 5K067 AA22 BB21 EE02 EE06 GG06 JJ17 JJ72 5K072 AA15 BB17 BB25 CC34 EE04 5K101 LL12 QQ07 RR19 VV01 9A001 BB02 BB04 CC03 CC05 CC07 DD10 FF03 GG01 JJ18 KK56 LL09

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の無線通信端末の内何れか2つの無
    線通信端末間においてデータ通信を行う場合、必要に応
    じて何れかの無線通信端末が中継用のノードとなるよう
    に構成され、 何れかの無線通信端末が送信端末となり1つ以上のノー
    ドを介して通信を行う場合は、受信端末となる無線通信
    端末までの通信経路中においてノードを経由して構成さ
    れる各中継経路の通信難度に相当して付与されている重
    み値を累算し、 その累算した重み値が最小となる通信経路を選択して通
    信を行い、 前記通信が失敗した場合には、前記送信端末において、
    当該通信が失敗した中継経路に付与されている重み値を
    増加する処理が行われることを特徴とする通信ネットワ
    ークシステム。
  2. 【請求項2】 前記送信端末は、累算した重み値が最小
    となる通信経路による通信が失敗した場合には、累算し
    た重み値がその次に小さい通信経路を選択して通信を再
    度実行することを特徴とする請求項1記載の通信ネット
    ワークシステム。
  3. 【請求項3】 前記送信端末は、前記中継経路に付与さ
    れている重み値を増加する場合は、当該中継経路を含ま
    ない他の全ての通信経路における重み値の累算値よりも
    大なる値とすることを特徴とする請求項1または2記載
    の通信ネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 前記送信端末は、ある中継経路に付与さ
    れている重み値を増加する処理を行った時点から所定時
    間が経過すると、当該中継経路の重み値を初期化するこ
    とを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の通信ネ
    ットワークシステム。
  5. 【請求項5】 前記送信端末は、通信が成功した通信経
    路中に、重み値を増加する処理が行われた中継経路が含
    まれていた場合は、その時点で当該中継経路の重み値を
    初期化することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに
    記載の通信ネットワークシステム。
  6. 【請求項6】 前記各無線通信端末間の通信は、データ
    サイズを一定長に区切ったパケットを用いて行われるこ
    とを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の通信ネ
    ットワークシステム。
  7. 【請求項7】 前記複数の無線通信端末の内特定の1つ
    は、公衆通信回線を介してデータ管理センタと通信可能
    に構成され、その他の無線通信端末は、前記特定の無線
    通信端末を介して前記データ管理センタと通信可能に構
    成されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか
    に記載の通信ネットワークシステム。
  8. 【請求項8】 前記無線通信端末は、夫々監視対象とす
    る装置に接続されており、当該監視対象装置より収集し
    たデータを通信することを特徴とする請求項7記載の通
    信ネットワークシステム。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8の何れかに記載の通信ネ
    ットワークシステムに用いられ、 無線通信を行うための無線通信手段と、 送信端末として1つ以上のノードを介して通信を行う場
    合に、受信端末に至るまでの通信経路中における各中継
    経路に付与されている重み値を累算する累算手段と、 この累算手段によって累算された重み値が最小となる通
    信経路を選択して前記無線通信手段により通信を行うよ
    うに制御する通信制御手段と、 前記通信が失敗した場合には、当該通信が失敗した中継
    経路に付与されている重み値を増加する処理を行う重み
    値処理手段とで構成されることを特徴とする無線通信端
    末。
  10. 【請求項10】 前記通信制御手段は、累算した重み値
    が最小となる通信経路による通信が失敗した場合には、
    累算した重み値がその次に小さい通信経路を選択して通
    信を再度実行することを特徴とする請求項9記載の無線
    通信端末。
  11. 【請求項11】 前記重み値処理手段は、前記中継経路
    に付与されている重み値を増加する場合は、当該中継経
    路を含まない他の全ての通信経路における重み値の累算
    値よりも大なる値とすることを特徴とする請求項9また
    は10記載の無線通信端末。
  12. 【請求項12】 前記重み値処理手段は、ある中継経路
    に付与されている重み値を増加する処理を行った時点か
    ら所定時間が経過すると、当該中継経路の重み値を初期
    化することを特徴とする請求項9または10記載の無線
    通信端末。
  13. 【請求項13】 前記重み値処理手段は、通信が成功し
    た通信経路中に、重み値を増加する処理が行われた中継
    経路が含まれていた場合は、その時点で当該中継経路の
    重み値を初期化することを特徴とする請求項9乃至12
    の何れかに記載の無線通信端末。
  14. 【請求項14】 前記通信制御手段は、データサイズを
    一定長で区切ったパケットを用いて通信を行うように構
    成されていることを特徴とする請求項9乃至12の何れ
    かに記載の無線通信端末。
  15. 【請求項15】 PHSデータ通信装置を用いて構成さ
    れることを特徴とする請求項8乃至14の何れかに記載
    の無線通信端末。
  16. 【請求項16】 複数の無線通信端末の内何れか2つの
    無線通信端末間においてデータ通信を行う場合、必要に
    応じて何れかの無線通信端末が中継用のノードとなるよ
    うに構成される通信ネットワークシステムに用いられる
    通信制御方法であって、 何れかの無線通信端末が送信端末となり1つ以上のノー
    ドを介して通信を行う場合は、受信端末となる無線通信
    端末までの通信経路中においてノードを経由して構成さ
    れる各中継経路の通信難度に相当して付与されている重
    み値を累算し、 その累算した重み値が最小となる通信経路を選択して通
    信を行い、 前記通信が失敗した場合には、前記送信端末において、
    当該通信が失敗した中継経路に付与されている重み値を
    増加する処理を行うことを特徴とする通信制御方法。
  17. 【請求項17】 前記送信端末は、累算した重み値が最
    小となる通信経路による通信が失敗した場合には、累算
    した重み値がその次に小さい通信経路を選択して通信を
    再度実行することを特徴とする請求項16記載の通信制
    御方法。
  18. 【請求項18】 前記送信端末において、前記中継経路
    に付与されている重み値を増加する場合は、当該中継経
    路を含まない他の全ての通信経路における重み値の累算
    値よりも大なる値とすることを特徴とする請求項16ま
    たは17記載の通信制御方法。
  19. 【請求項19】 ある中継経路に付与されている重み値
    を増加する処理を行った時点から所定時間が経過する
    と、当該中継経路の重み値を初期化することを特徴とす
    る請求項16乃至18の何れかに記載の通信制御方法。
  20. 【請求項20】 通信が成功した通信経路中に、重み値
    を増加する処理が行われた中継経路が含まれていた場合
    は、その時点で当該中継経路の重み値を初期化すること
    を特徴とする請求項16乃至19の何れかに記載の通信
    制御方法。
  21. 【請求項21】 前記各無線通信端末間の通信を、デー
    タサイズを一定長で区切ったパケットを用いて行うこと
    を特徴とする請求項16乃至20の何れかに記載の通信
    制御方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006092398A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Shinko Electric Co Ltd 災害事前検知システム
JP2013021516A (ja) * 2011-07-11 2013-01-31 Toshiba Corp 使用量測定システム、無線通信用センタ装置および使用量測定システム用プログラム
JP2015037253A (ja) * 2013-08-14 2015-02-23 富士通株式会社 ノード装置、通信システム、通信プログラムおよび通信方法
JP2017028442A (ja) * 2015-07-21 2017-02-02 矢崎総業株式会社 車両用通信システム

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