JP2001155882A - マイクロ波放電光源装置及びこのマイクロ波放電光源装置を用いた画像表示装置 - Google Patents

マイクロ波放電光源装置及びこのマイクロ波放電光源装置を用いた画像表示装置

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JP2001155882A
JP2001155882A JP33259399A JP33259399A JP2001155882A JP 2001155882 A JP2001155882 A JP 2001155882A JP 33259399 A JP33259399 A JP 33259399A JP 33259399 A JP33259399 A JP 33259399A JP 2001155882 A JP2001155882 A JP 2001155882A
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microwave discharge
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Takashi Yamamura
隆 山村
Terumi Ohara
輝美 大原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 点光源として長寿命で高輝度の無電極ランプ
を提供する。 【解決手段】 マイクロ波を発生するマグネトロン16
と、前記マイクロ波を共振させると共に、光を出射させ
る開口部11a1を形成した共振器11と、前記共振器
11内に設けられ、且つ、前記マイクロ波によって放電
される放電媒15体を封入した無電極ランプ14と、前
記無電極ランプからの出射光Lの出射方向に対して略直
角な方向に磁力線(12a,12b),(13a,13
b)を発生させると共に、前記無電極ランプを挟んで相
反する方向に前記磁力線を発生させる一対の磁力発生手
段12,13とを具備したことを特徴とするマイクロ波
放電光源装置10を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無電極ランプ内の
放電媒体をマイクロ波によって励起させるマイクロ波放
電光源装置及びこのマイクロ波放電光源装置を用いた画
像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電極を持たない無電極ランプを備
えた周知のマイクロ波放電光源装置は、照明装置などの
広い範囲を照射する装置として利用されていたため、発
光部がある程度広範囲でも問題がなかった。しかしなが
ら、近年、マイクロ波放電光源装置を画像表示装置の光
源として利用することが考えられるに至り、光学系によ
り光束を制御する必要が出て来たが、点光源化が困難な
ため、光束を収束させて高輝度化を図ることが出来なか
った。これを解決する手段として無電極ランプから出射
する出射光側に開口面積の小さいマスクを設けることが
行われていたが、無電極ランプが全体的に一様に発光し
ているため開口から出射する光量はその一部にすぎず、
極めて効率の悪いものとなっている。
【0003】また、図6に示した如く、特開平7−18
3008号公報に開示されたマイクロ波放電光源装置
は、電子サイクロトロン共鳴を利用する方法の一例であ
る。
【0004】図6に示した従来例の一例としてのマイク
ロ波放電光源装置100では、マイクロ波を発振するマ
イクロ波発振器101と、このマイクロ波発振器101
で発振されたマイクロ波を導く導波管102と、この導
波管102に給電口103を通じて接続され且つ前方側
に開口部104aが形成された円筒状のマイクロ波共振
空洞体104と、このマイクロ波共振空洞体104内に
設けられその内部にマイクロ波によって励起されて放電
発光する放電発光物質が収容された中空球形状のランプ
容器105と、このランプ容器105に給電装置106
を介して磁場を印加する電磁磁石又は永久磁石107と
を備えて構成されている。
【0005】そして、マイクロ波発振器101から発振
されたマイクロ波は導波管102を伝わり給電口103
からマイクロ波共振空洞体104内に給電され、マイク
ロ波によってランプ容器105内の放電発光物質が励起
されて放電発光した時に、電磁磁石又は永久磁石107
による磁場の磁力線107aがマイクロ波の進行方向と
ほぼ平行に発生しているため、この磁場の影響でランプ
容器105内に存在する電子に図7に示したような螺旋
状の回転運動を起こさせ、いわゆる電子サイクロトン共
鳴が起きる。この後、ランプ容器105内で放電発光し
た光は磁場を加えない場合よりも螺旋状に回転運動する
分だけ光の発光パス(距離)及び発光期間が長くなり、
発光した光がマイクロ波共振空洞体104の開口部10
4aから出射されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図6に示し
た従来のマイクロ波放電光源装置100によれば、上述
したように、ランプ容器105内の電子が螺旋状に回転
運動する分だけ光の発光パス及び発光期間が長くなり、
発光する機会が増えるものの、中空球形状のランプ容器
105内で電子が螺旋状に回転運動する際の発光パスを
増加させるには、ランプ容器105の球径を大きくしな
ければならず、仮にランプ容器105の球径を大きくす
れば発光部が大きくなってしまうと共に、マイクロ波放
電光源装置100も大型になってしまう。
【0007】また、マイクロ波共振空洞体104の前方
に開口した開口部104aの開口面積も大きいため、画
像表示装置などに用いる場合に点光源として利用するに
充分小さく且つ高輝度の発光源にはなりえないなどの問
題が生じている。
【0008】そこで、ランプ容器の球径を大きくするこ
となく、ランプ容器内で電子の発光期間を長くすること
ができるマイクロ波放電光源装置が望まれている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされたものであり、第1の発明は、マイクロ波を発
生するマグネトロンと、前記マイクロ波を共振させると
共に、光を出射させる開口部を形成した共振器と、前記
共振器内に設けられ、且つ、前記マイクロ波によって放
電される放電媒体を封入した無電極ランプと、前記無電
極ランプからの出射光の出射方向に対して略直角な方向
に磁力線を発生させると共に、前記無電極ランプを挟ん
で相反する方向に前記磁力線を発生させる一対の磁力発
生手段とを具備したことを特徴とするマイクロ波放電光
源装置である。
【0010】また、第2の発明は、上記した第1の発明
のマイクロ波放電光源装置において、前記一対の磁力発
生手段は、永久磁石により前記磁力線を発生させるよう
にしたことを特徴とするものである。
【0011】また、第3の発明は、上記した第1の発明
のマイクロ波放電光源装置において、前記一対の磁力発
生手段は、電磁コイルにより前記磁力線を発生させるよ
うにしたことを特徴とするものである。
【0012】また、第4の発明は、上記した第1乃至第
3の発明のいずれかのマイクロ波放電光源装置におい
て、前記共振器に形成した前記開口部の開口面積が前記
無電極ランプのランプ径より小なることを特徴とするも
のである。
【0013】更に、第5の発明は、上記した第1乃至第
4の発明のいずれかのマイクロ波放電光源装置を画像表
示用の投射用光源として用いたことを特徴とする画像表
示装置である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係るマイクロ波放
電光源装置及びこのマイクロ波放電光源装置を用いた画
像表示装置の一実施例を図1乃至図5を参照して<第1
実施例>,<第2実施例>の順に詳細に説明する。
【0015】<第1実施例>図1は本発明に係るマイク
ロ波放電光源装置を示した断面図、図2は図1に示した
マイクロ波放電光源装置において、磁場の影響による無
電極ランプ内で発生した電子の運動形態を説明するため
の図、図3は図1に示したマイクロ波放電光源装置を一
部変形した変形例を示した断面図である。
【0016】図1に示した如く、本発明に係るマイクロ
波放電光源装置10では、共振器11が小径部11aと
大径部11bとで段付き円筒形状に形成されている。
尚、実施例では、共振器11を段付き円筒形状に形成し
ているが、これに限ることなく、単なる円筒形状でも良
く、更に、箱形状でも良い。
【0017】また、共振器11の小径部11aには、先
端を開口した開口部11a1が形成されており、この小
径部11aの内径に沿って永久磁石12,13(磁力発
生手段)が互いに対向して図示しない接着剤を用いて一
対固着されている。尚、実施例では、一対の永久磁石1
2,13を共振器11の小径部11aの内側に固着して
いるが、これに限ることなく、共振器11の小径部11
aの外側に固着しても良い。
【0018】また、共振器11の小径部11a内で開口
部11a1側に無電極ランプ14が、一対の永久磁石1
2,13の内側に固着されている。この無電極ランプ1
4は、透明な石英ガラスを用いて内部を密閉して中空球
状に形成されている。この無電極ランプ14の内部には
放電媒体15が封入されており、この放電媒体15とし
てアルゴン、ネオン、キセノン、クリプトン等の希ガス
及びガリウム・インジウム・タリウム等の金属ハロゲン
化物、水銀、亜鉛、硫黄、セレン、テルル等が封入され
ている。勿論、無電極ランプ14内には電極がないため
に長寿命化が図れるものである。
【0019】この際、一対の永久磁石12,13と無電
極ランプ14との間に図示しない誘電性セラミックスを
充填又は焼結することで無電極ランプ14が一対の永久
磁石12,13を介して共振器11の小径部11a内に
固着されている。
【0020】また、上記した一対の永久磁石12,13
は、無電極ランプ14からの出射光Lの出射方向(矢印
方向)に対して略直角(略垂直)な方向に磁力線(12
a,12b),(13a,13b)を発生させると共
に、無電極ランプ14を挟んで相反する方向の磁力線
(12a,12b),(13a,13b)を発生させる
ように各磁石12,13の同極性同士(N極同士又はS
極同士)を互いに対向させている。
【0021】また、共振器11の大径部11bの底面部
11b1の外側には、マイクロ波を発生するマグネトロ
ン16が取り付けられている。また、マグネトロン16
で発生したマイクロ波を発信するアンテナ17が共振器
11の大径部11b内に突出している。これにより、ア
ンテナ17から発信されたマイクロ波が共振器11の大
径部11b内で共振されて、共振したマイクロ波を無電
極ランプ14内に給電している。
【0022】そして、無電極ランプ14内では、共振し
たマイクロ波により放電媒体15の希ガスが放電してプ
ラズマ状態となり、それにより無電極ランプ14に入る
電力が増大し、無電極ランプ14のガラス壁の温度が上
昇して封入されている金属が蒸発し高温部で解離し凝縮
して粒子となりこの粒子が放電の加熱で金属特有のスペ
クトル発光をする。この粒子は無電極ランプ14内の低
温部へ移動し、水素・酸素との反応により金属化したの
ち蒸発・解離・凝縮・発光を繰り返す。
【0023】ここで、図2に拡大して示したように、永
久磁石12から発生する磁力線12a,12bの向き
と、永久磁石13から発生する磁力線13b,13ba
の向きとが、無電極ランプ14からの出射光Lの出射方
向(矢印方向)に対して略直角な方向で且つ互いに相反
する方向に設定されているため、中空球状の無電極ラン
プ14内で電子サイクロトロン共鳴により発生した電子
は従来のような螺旋状に回転運動することなく、中心部
で長期間に亘って略球状の回転運動を続け発光し続ける
ので、無電極ランプ14のランプ径φDを小さくしたま
ま強い光の点光源として機能し、無電極ランプ14から
の出射光Lが共振器11の小径部11aに形成した開口
部11aから出射される。この際、一対の永久磁石1
2,13の磁束密度が高いほど電子サイクロトロン共鳴
を起こし易くなる。また、無電極ランプ14内の電子が
自由に運動していたときにランプ壁に衝突して消費して
いたマイクロ波のエネルギーを効率良く利用することが
出来る。
【0024】次に、図1に示したマイクロ波放電光源装
置10を一部変形した変形例について図3を用いて簡略
に説明する。尚、図3では先に説明したマイクロ波放電
光源装置10の構成部材と同一構成部材に対して同一の
符番を付すと共に、以下の説明では先に説明したマイク
ロ波放電光源装置10と異なる点についてのみ説明す
る。
【0025】図3に示した如く、変形例のマイクロ波放
電光源装置20では、共振器11の小径部11aの先端
に開口した開口部11a1に、無電極ランプ14のラン
プ径φDより充分小さい直径で略1mm以下の中心孔2
1aを穿設した蓋21を取り付けることで、この中心孔
21aから出射した出射光Lがより鮮明な点光源として
得られ、中心孔21aの開口面積が小さくとも効率良く
出射光Lを取り出すことが出来る。また、中心孔21a
を穿設した蓋21に金属材料を用いたり、又は、金網と
遮光部材とを組み合わせて用いることでマイクロ波の外
部への漏洩を防止する効果が得られる。
【0026】上記構成によるマイクロ波放電光源装置1
0(又は20)は、無電極ランプ14に電極がないため
に長寿命化が図れ、且つ、一対の永久磁石12,13で
発生した磁力線(12a,12b),(13a,13
b)の向きにより、無電極ランプ14内の中心部で電子
が長期間に亘って略球状の回転運動を続け発光し続ける
ので、無電極ランプ14の発光期間を長くすることがで
きるために発光輝度を上げることができ、且つ、無電極
ランプ14からの出射光Lの出射方向に対して放電効率
を上げ高輝度化し小さい面積から出射光Lを出射させる
ことで、無電極ランプ14からの出射光Lを点光源とし
て利用できる。また、無電極ランプ14のランプ径φD
を小さく設定できるので、マイクロ波放電光源装置10
(又は20)を小型化できる。
【0027】<第2実施例>図4は本発明に係るマイク
ロ波放電光源装置を用いた画像表示装置として透過型の
場合を示した構成図、図5は本発明に係るマイクロ波放
電光源装置を用いた画像表示装置として反射型の場合を
示した構成図である。
【0028】まず、図4に示した如く、透過型の画像表
示装置30は、先に説明したマイクロ波放電光源装置1
0(又は20)を構成する無電極ランプ14から出射し
た出射光Lがレンズ31により透過型液晶板32に照射
される。この透過型液晶板32は、液晶駆動回路33か
らの画像信号により所望の画像を表示する。透過型液晶
板32を透過した画像光Gは投射レンズ34により拡大
されてスクリーン35上に拡大投射される。
【0029】従って、先に説明したマイクロ波放電光源
装置10(又は20)は、無電極ランプ14に電極がな
いために長寿命化が図れ、且つ、一対の永久磁石12,
13で発生した磁力線(12a,12b),(13a,
13b)の向きにより、無電極ランプ14内の中心部で
電子が長期間に亘って略球状の回転運動を続け発光し続
けるので、無電極ランプ14の発光期間を長くすること
ができ、且つ、無電極ランプ14の出射光Lの出射方向
に対して放電効率を上げ高輝度化し小さい面積から出射
光Lを出射させることで、無電極ランプ14からの出射
光Lを点光源として利用できるので、透過型の画像表示
装置30の投射用光源として低消費電力であり、且つ、
画像を高輝度/高画質/高精細に拡大投射できる。
【0030】次に、図5に示した如く、反射型の画像表
示装置40は、光アドレス型空間変調素子41の一方の
面41aに画像信号に応じた書き込み光Wが照射されて
光情報が書き込まれ、この光情報が内部で増幅されてい
る。
【0031】一方、先に説明したマイクロ波放電光源装
置10(又は20)を構成する無電極ランプ14から出
射した出射光Lは、赤外線カットフィルタ42、レンズ
43、波長フィルタ44を通ってポラリゼーション・ビ
ームスプリッタ45に入射され、ポラリゼーション・ビ
ームスプリッタ45の半透過反射膜45aで反射されて
反射光が光アドレス型空間変調素子41の他方の面41
bに照射され、この他方の面41bで画像情報を含んだ
読み出し光Rとして反射される。この後、画像情報を含
んだ読み出し光Rは、ポラリゼーション・ビームスプリ
ッタ45の半透過反射膜45aを透過して投射レンズ4
6により拡大されてスクリーン47上に拡大投射され
る。
【0032】従って、先に説明したマイクロ波放電光源
装置10(又は20)は、無電極ランプ14に電極がな
いために長寿命化が図れ、且つ、一対の永久磁石12,
13で発生した磁力線(12a,12b),(13a,
13b)の向きにより、無電極ランプ14内の中心部で
電子が長期間に亘って略球状の回転運動を続け発光し続
けるので、無電極ランプ14の発光期間を長くすること
ができ、且つ、無電極ランプ14の出射光Lの出射方向
に対して放電効率を上げ高輝度化し小さい面積から出射
光Lを出射させることで、無電極ランプ14からの出射
光Lを点光源として利用できるので、反射型の画像表示
装置40の投射用光源として低消費電力であり、且つ、
画像を高輝度/高画質/高精細に拡大投射できる。
【0033】
【発明の効果】以上詳述した本発明に係る本発明に係る
マイクロ波放電光源装置によると、無電極ランプに電極
がないために長寿命化が図れ、且つ、一対の永久磁石で
発生した磁力線の向きにより、無電極ランプ内の中心部
で電子が長期間に亘って略球状の回転運動を続け発光し
続けるので、無電極ランプの発光期間を長くすることが
できるために発光輝度を上げることができ、且つ、無電
極ランプからの出射光の出射方向に対して放電効率を上
げ高輝度化し小さい面積から出射光を出射させること
で、無電極ランプからの出射光を点光源として利用でき
る。また、無電極ランプのランプ径を小さく設定できる
ので、マイクロ波放電光源装置を小型化できる。
【0034】また、本発明に係るマイクロ波放電光源装
置を用いた画像表示装置によれば、上記した無電極ラン
プの性能による点光源を画像表示用の投射用光源として
用いているので、画像表示装置の低消費電力に寄与で
き、且つ、マイクロ波放電光源装置により画像を高輝度
/高画質/高精細に拡大投射できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマイクロ波放電光源装置を示した
断面図である。
【図2】図1に示したマイクロ波放電光源装置におい
て、磁場の影響による無電極ランプ内で発生した電子の
運動形態を説明するための図である。
【図3】図1に示したマイクロ波放電光源装置を一部変
形した変形例を示した断面図である。
【図4】本発明に係るマイクロ波放電光源装置を用いた
画像表示装置として透過型の場合を示した構成図であ
る。
【図5】本発明に係るマイクロ波放電光源装置を用いた
画像表示装置として反射型の場合を示した構成図であ
る。
【図6】従来例の一例としてマイクロ波放電光源装置を
示した構成図である。
【図7】図6に示したマイクロ波放電光源装置におい
て、磁場の影響でランプ容器内に存在する電子の回転運
動を説明するための図である。
【符号の説明】
10…本発明に係るマイクロ波放電光源装置、11…共
振器11、11a…小径部、11a1…開口部、11b
…大径部、12,13…一対の磁力発生手段(一対の永
久磁石)、12a,12b…永久磁石12の磁力線、1
3a,13b…永久磁石13の磁力線、14…無電極ラ
ンプ、15…放電媒体、16…マグネトロン、20…本
発明に係る変形例のマイクロ波放電光源装置、21…
蓋、21a…中心孔、30…本発明に係るマイクロ波放
電光源装置を用いた透過型の画像表示装置、40…本発
明に係るマイクロ波放電光源装置を用いた反射型の画像
表示装置、L…出射光。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイクロ波を発生するマグネトロンと、 前記マイクロ波を共振させると共に、光を出射させる開
    口部を形成した共振器と、 前記共振器内に設けられ、且つ、前記マイクロ波によっ
    て放電される放電媒体を封入した無電極ランプと、 前記無電極ランプからの出射光の出射方向に対して略直
    角な方向に磁力線を発生させると共に、前記無電極ラン
    プを挟んで相反する方向に前記磁力線を発生させる一対
    の磁力発生手段とを具備したことを特徴とするマイクロ
    波放電光源装置。
  2. 【請求項2】前記一対の磁力発生手段は、永久磁石によ
    り前記磁力線を発生させるようにしたことを特徴とする
    請求項1記載のマイクロ波放電光源装置。
  3. 【請求項3】前記一対の磁力発生手段は、電磁コイルに
    より前記磁力線を発生させるようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載のマイクロ波放電光源装置。
  4. 【請求項4】前記共振器に形成した前記開口部の開口面
    積が前記無電極ランプのランプ径より小なることを特徴
    とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載のマイ
    クロ波放電光源装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載
    のマイクロ波放電光源装置を画像表示用の投射用光源と
    して用いたことを特徴とする画像表示装置。
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