JP2001155783A - 人工衛星用非水電解質電池装置 - Google Patents

人工衛星用非水電解質電池装置

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JP2001155783A JP2000282460A JP2000282460A JP2001155783A JP 2001155783 A JP2001155783 A JP 2001155783A JP 2000282460 A JP2000282460 A JP 2000282460A JP 2000282460 A JP2000282460 A JP 2000282460A JP 2001155783 A JP2001155783 A JP 2001155783A
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吉田  浩明
Takefumi Inoue
剛文 井上
Naozumi Miyanaga
直澄 宮永
Fumitaka Imamura
文隆 今村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期間にわたって安定した充放電特性を発揮
できる人工衛星用リチウム電池装置を提供すること。 【解決手段】 人工衛星には、太陽電池4と人工衛星用
非水電解質電池(リチウム電池)装置1とが搭載されて
いる。人工衛星用非水電解質電池装置1には、非水電解
質電池5と、温度センサ9と、充電状態測定センサ10
と、両センサ9,10からの信号を入力するコンピュー
タ8とが備えられており、非水電解質電池5の管理温度
は人工衛星が日照期にあるときは日陰期における電池の
管理温度と同等あるいはそれ以下とし、コンピュータ8
が温調装置11を制御することによって、一定の温度域
内に維持される。また、リチウム電池5の充電状態は、
コンピュータ8による充電用スイッチ12の入り切りに
よって制御され、人工衛星が日陰期開始のときには非水
電解質電池5の管理充電状態が50%以上になるように
制御し、人工衛星が日照期にあるときには非水電解質電
池5の管理充電状態が75%以下となるように制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人工衛星用非水電
解質電池装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】人工衛星には、通常は太陽電池と二次電
池とが搭載されている。これら二種類の電池のうち太陽
電池は、日照時(太陽光が太陽電池に照射されている時
期)に人工衛星に電力を供給する。また、二次電池は、
日照時には太陽電池によって充電されており、蝕時(例
えば地球によって太陽光が遮られるために、太陽電池に
太陽光が照射されない時期)には、人工衛星に電力を放
電する。
【0003】ところで、人工衛星に搭載される二次電池
は、15年以上に渡って安定した充放電サイクルを維持
することが要求されている。従来には、このような二次
電池として、例えばニッケル水素電池が使用されてお
り、日照期(太陽光が常に太陽電池に照射されている半
年のうちの約138日間)には100%充電状態または
フロート状態による高い充電状態が保持されていた。一
方、日陰期(1日に1度太陽光が地球の陰に隠れて太陽
電池に照射されない時間を有する、半年のうちの約45
日間)には、二次電池は人工衛星に電力を供給するため
に放電される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さて最近になって、人
工衛星に搭載する二次電池に、リチウム電池を使用する
ことが試みられている。ところが、リチウム電池とニッ
ケル水素電池との性質の相違から、従来のニッケル水素
電池と同じようにリチウム電池を充電貯蔵した場合に
は、リチウム電池の放電容量が小さくなってしまい、安
定した充放電特性を発揮しにくいという問題があった。
【0005】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、長期間に渡って安定した充放
電特性を発揮できる人工衛星用非水電解質電池装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの、請求項1に記載の発明に係る人工衛星用非水電解
質電池装置は、人工衛星に搭載された非水電解質電池
と、前記非水電解質電池の温度を測定するための温度計
測手段と、前記非水電解質電池を加熱または冷却するた
めの加熱冷却手段と、前記温度計測手段で計測された温
度をもとに前記加熱冷却手段を制御するための電池温度
制御手段とを備えたものであって、人工衛星が日照期に
あるときは前記非水電解質電池の管理温度を、日陰期の
電池管理温度と同等あるいはそれ以下とし、したがって
人工衛星が日陰期にあるときは前記非水電解質電池の管
理温度を日照期の電池管理温度と同等あるいはそれ以上
とするものである。日照期(約138日/半年)は日陰
期(約45日/半年)に比べてきわめて長いため、この
発明によれば電池が高温に維持される時間をきわめて短
くでき、電池の劣化を抑制することができる。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明の非水電解質電池装置であって、人工衛星が日陰
期にあるときは前記非水電解質電池の管理温度を10℃
〜35℃とし、人工衛星が日照期にあるときは前記非水
電解質電池の管理温度を−30℃〜10℃とすることを
特徴とする。この発明は、請求項1に記載の発明のさら
に好適な管理温度範囲を解明したものである。なお、こ
れらの発明において、日陰期および日照期における電池
の管理温度について述べると、できる限り速く電池がそ
の管理温度になるように設定され、その管理温度範囲に
電池温度が収まるように管理されるものではあるが、日
陰期および日照期の入れ替わる時機には実際の電池温度
の変化の遅れなどが発生することは当然起りうるもので
ある。また、急速な放電などによって一時的に電池温度
が前記管理温度の範囲を超えるなどの状況があっても、
この発明の趣旨を逸脱しないことは言うまでもない。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2のいずれかに記載の発明の非水電解質電池装置であっ
て、前記非水電解質電池の充放電状態を検出するための
充放電状態検出手段と、前記非水電解質電池を充放電す
るための充放電手段と、前記充放電状態検出手段で検出
された前記非水電解質電池の充放電状態に基づいて前記
充放電手段を制御するための充放電制御手段とを備え、
人工衛星が日陰期開始のときには前記非水電解質電池の
管理充電状態が50%以上になるように制御し、人工衛
星が日照期にあるときには前記非水電解質電池の管理充
電状態が75%以下となるように制御することを特徴と
する。この発明によって、蝕時における電池の電力供給
能力を確保するとともに、日照期において電池が長期に
わたって高い充電状態におかれて劣化を早めることを避
けることができる。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明の非水電解質電池装置であって、人工衛星が日照
期にあるときは前記非水電解質電池の管理充電状態を間
欠充電により75%以下とするように制御することを特
徴とする。上に述べた電池の管理充電状態は、できる限
り速やかにその状態になるように設定され、制御される
ものではあるが、日陰期および日照期の入れ替わる時機
には実際の電池充電状態の変化の遅れなどが発生するこ
とは当然起りうるものである。また、何らかの要因で一
時的に電池の充電状態が前記管理充電状態を外れること
があっても、この発明の趣旨を逸脱しないことは言うま
でもない。
【0010】
【発明の作用、および発明の効果】人工衛星に搭載され
た非水電解質電池では、蝕時には、人工衛星内の機器に
電力を供給するように設定されているので、低温状態に
おける内部抵抗の増大を回避すること、および高温状態
における自己放電の増大を回避する必要がある。また、
日照期には、高温における電池の劣化を回避するために
なるべく低温に維持しておくとともに、非水電解質電池
内部の凍結を回避することが必要である。このため、請
求項1の発明では、日陰期には非水電解質電池の管理温
度を、日照期と同等あるいはそれ以上とし、したがって
人工衛星が日照期にあるときは前記非水電解質電池の管
理温度を、日陰期と同等あるいはそれ以下とすること
で、長期間の運用ができる。
【0011】請求項2の発明によれば電池管理温度を、
日陰期には10℃〜35℃に、日照期には−30℃〜1
0℃にしている。日陰期の電池管理温度範囲を10℃〜
35℃としている理由は次に述べるとおりである。温度
が10℃を下回り、例えば0℃になると電池のインピー
ダンスが大きくなるため、十分な電力供給が困難とな
る、また、電池の温度が35℃を越えて例えば45℃に
なると、電池の自己放電が大きくなったり、電池の劣化
が高温により加速されるために電池の寿命が短くなる。
一方、日照期の電池管理温度範囲を−30℃〜10℃と
している理由は次に述べるとおりである。温度が−30
℃を下回り、例えば−40℃になると電池の電解液が凝
固するため、非常時の電力供給が困難となる、また、電
池の温度が10℃を越えて例えば20℃になると、電池
の劣化が加速されるために、15年以上にわたる電池寿
命の確保が困難となる。なお、日陰期の電池管理温度と
して例えば20℃が許容される理由は、日照期に比べて
日陰期が時間的にきわめて短いため、電池の劣化の不利
よりも十分な電力供給の有利さが評価されるためであ
る。 この発明によれば、日陰期においては、非水電解
質電池の自己放電や電池劣化(内部抵抗の増大や容量の
低下等)を押さえ、日照期には、非水電解質電池の凍結
を回避しつつ、長期間にわたって安定した充放電状態を
維持することができる。
【0012】ところで、非水電解質電池は100%充電
状態(満充電状態)あるいはこれに近い高い充電状態に
長時間保持しておくと、放電容量が低下してしまうとい
う性質がある。このため、高い充電状態の時間をなるべ
く短くしておくことが、非水電解質電池の安定した特性
を保持するために重要な課題となる。請求項3の発明に
よれば、非水電解質電池の管理充電状態は、日陰期のと
きには50%以上とされ、日照期には75%以下とされ
ている。このため、非水電解質電池を満充電しておく時
間を短くすることができ、非水電解質電池の寿命を長く
確保することが可能となる。
【0013】なお、日陰期のときの非水電解質電池の実
際の充電状態は、好ましくは、75%〜100%がよ
く、さらに好ましくは、90%〜100%がよい。ま
た、日照期のときの非水電解質電池の充電状態は、好ま
しくは、10%〜60%がよく、さらに好ましくは30
%〜50%がよい。
【0014】また、請求項4の発明によれば、日照期に
は、従来の二次電池に使用されていたフロート状態で充
電またはトリクル充電を止め、間欠充電によって充電
し、管理充電状態に制御するようにしたので、非水電解
質電池の長寿命化にさらに寄与できる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に本発明の一実施形態につい
て、図1〜図11を参照しつつ、詳細に説明する。図1
には、本実施形態の人工衛星用リチウム電池装置(以
下、「リチウム電池装置」と言う。)1を搭載した人工
衛星2を示した。人工衛星2の本体部3からは、それぞ
れ対向する位置に一対の太陽電池4が設けられている。
両太陽電池4は、人工衛星2の電力源として働くととも
に、リチウム電池装置1の内部に備えられているリチウ
ム電池5を充電するように接続されている(詳細につい
ては、後述する。)。また、人工衛星2には、地球E等
との間でデータを送受信するためのアンテナ6が備えら
れている。
【0016】人工衛星2は、図2に示すように、地球E
の静止衛星軌道Or上を周回している。地球Eが公転軌
道上において、春分または秋分に近い時期にあるときに
は、人工衛星2は、所定の時間だけ地球Eの陰に隠れて
しまい、図3に示すように、太陽電池4が太陽Sからの
光を受けられない「蝕」の状態となる(なお、以後の記
述において、太陽電池4に太陽光が照射されない時期を
「蝕時」と言う。また、太陽電池4に太陽光が照射され
ている時期を「日照時」と言う)。
【0017】図4は、地球Eの一年の間に、人工衛星2
に起こる蝕時の長さ(グラフにおいて「蝕時間」と記載
した。)の変化を示したグラフである。地球Eが、春分
または秋分に近くなると、蝕時が発生し、始めは数分の
長さであったものが、だんだんと長くなり、春分・秋分
の日には最大約70分となる。また、春分・秋分を過ぎ
ると、蝕時の時間は対称的に短くなる。
【0018】なお、以後の記述において、春分または秋
分の時期において、人工衛星2に蝕時が発生する期間を
「日陰期」と言う。人工衛星2が日陰期にあるときに
は、1日のうち、数分〜数十分の間は蝕時にあり、残り
の20数時間は日照時となる。また、地球Eが公転軌道
上において、日陰期以外の地点にあるときには、人工衛
星2は、常に(月の陰に隠れる等の特別な事情を除い
て)日照時にある。この日陰期以外の期間を「日照期」
と言う。
【0019】次に、図5を参照しつつ、人工衛星2の電
気的構成について説明する(なお図5は、電気的構成を
模式的に示したものであり、必ずしも正確に表現されて
いるわけではない。)。人工衛星2には、例えば軌道修
正用のジェット噴射装置7やコンピュータ8等のよう
に、電気によって駆動される電気駆動部材Aが備えられ
ている(なお、図5中、コンピュータ8も電気駆動部材
Aに含まれるが、図示の都合上、電気駆動部材Aの構成
中から外してある)。電気駆動部材Aは、太陽電池4に
スイッチ群Bを介して接続されており、日照時には太陽
電池4から電気が供給されるようになっている。
【0020】ここで、本実施形態におけるリチウム電池
装置1の構成について説明する。リチウム電池装置1に
は、リチウム電池5と、このリチウム電池5の温度を測
定する温度センサ9と、リチウム電池5の充電状態を測
定する充電状態測定センサ10と、両センサ9,10か
らの信号を入力するように接続されているコンピュータ
8と、リチウム電池5の温度を制御する温調装置11
と、リチウム電池5を充電する充電用スイッチ12と、
リチウム電池5と電気駆動部材Aとを接続する放電スイ
ッチ13とが備えられている。
【0021】リチウム電池5は、放電スイッチ13を介
して電気駆動部材Aに接続されている。人工衛星2が日
照時にあるときには、通常は放電スイッチ13は切断さ
れている。温調装置11は、リチウム電池5に熱を与え
るヒータ(本発明における「加温装置」に該当する)1
1Aと、リチウム電池5から放熱させる放熱器11Bと
から構成されている。また、充電状態測定センサ10
は、リチウム電池5の電圧から充電状態を測定するよう
に配設されている。
【0022】次に、上記のように構成されたリチウム電
池装置1を作動させるフローチャートについて説明す
る。 <リチウム電池の温度制御>図6および図7を参照しつ
つ、リチウム電池5の温度を調節するフローチャートに
ついて説明する。本実施形態では、リチウム電池5の管
理温度は、日照期においては、−30℃〜10℃の範囲
に、日陰期においては、10℃〜35℃の範囲となるよ
うに制御されている。
【0023】まず、図6に示すように、コンピュータ8
は、各フラグを初期条件に設定する(S10)。ここで
は、リチウム電池5の充電状態(以下では、「SOC」
と言うことがある。)を制御するためのフラグF1,F
2,F3(詳細については、充電状態制御フローチャー
トにおいて説明する。)と、リチウム電池5の温度を制
御するためのフラグC1,C2,C3とを初期値(全て
「0」である)にする。
【0024】フラグC1〜C3のうち、フラグC1は、
人工衛星2の状態を示すものであり、「0」のときには
日照期にあり、「1」のときには日陰期にある。また、
フラグC2は、ヒータ11Aの状態を示すものであり、
「0」のときには停止状態にあり、「1」のときには運
転状態にある。また、フラグC3は、放熱器11Bの状
態を示すものであり、「0」のときには停止状態にあ
り、「1」のときには運転状態にある。
【0025】次に、図7に示した温度制御処理ルーチン
について説明する。このルーチンは、コンピュータ8が
実行するメインルーチン(図示せず)から、所定の時間
間隔で呼び出されるものである。まず、人工衛星2が、
日照期と日陰期とのいずれにあるかを示す状態フラグC
1のチェックを行う(S20)。なお、本実施形態で
は、太陽電池4による発電が行われている場合には、日
照期にあると判断され、太陽電池4による発電が行われ
ていない場合には、日陰期にあると判断されるようにな
っている。
【0026】<日陰期における温度調節手順>ステップ
20において、フラグC1が1であったとき(日陰期)
には、日照期が始まったか否かが判定され(S30)、
NOの場合には、ステップ70以下の日陰期における温
度調節が行われる。なお、以下の手順は、ステップ20
においてフラグC1が0であり、ステップ50において
日陰期が開始されたと判断されて、ステップ60でフラ
グC1が1に変更されたとき(日照期から日陰期への変
更時期である。)にも実行される。
【0027】まず、ステップ70では、温度センサ9か
ら入力されるリチウム電池5の温度tが、10℃以下で
あるか否かが判断される。温度tが10℃以下であった
ときには、ステップ80で、フラグC3の状態がチェッ
クされる。ここでフラグC3が1の場合には、放熱器1
1Bの運転を停止し(S90)、フラグC3を0にした
後(S100)、ステップ110に進む。また、ステッ
プ80でフラグC3が0の場合には、そのままステップ
110に進み、ヒータ11Aを運転状態として、フラグ
C2を1とした後(S120)、メインルーチンに戻
る。こうして、温度tが10℃以下の場合には、放熱器
11Bが停止状態となり、ヒータ11Aが運転状態とな
る。
【0028】一方、ステップ70において、温度tが1
0℃より大きい場合には、ステップ130において温度
tが35℃以上であるか否かが判断される。ここで、温
度tが35℃よりも低い場合には、そのままメインルー
チンに戻る。また、温度tが35℃以上であった場合に
は、ステップ140で、フラグC2が1であるか否かが
判断される。フラグC2が1であったときには、ヒータ
11Aの運転を停止し(S150)、フラグC2を0と
した後(S160)にステップ170に進む。一方、ス
テップ140で、フラグC2が0であった場合には、放
熱器11Bの運転を開始し(S170)、フラグC3を
1としてから(S180)メインルーチンに戻る。こう
して、温度tが35℃以上の場合には、ヒータ11Aが
停止状態となり、放熱器11Bが運転状態となる。以上
のようにして、日陰期においては、リチウム電池5の温
度tは、10℃〜35℃の範囲に調節される。
【0029】<日照期における温度調節手順>一方、ス
テップ20で、状態フラグC1が0であった場合(日照
期)には、ステップ50において、日陰期が開始されて
いないことを条件として、ステップ190以下の日照期
における温度調節が行われる。なお、以下の手順は、ス
テップ30において日照期が開始されたと判断されて、
ステップ40でフラグC1が0に変更されたとき(日陰
期から日照期への変更時期である。)にも実行される。
【0030】まず、ステップ190では、温度センサ9
から入力されるリチウム電池5の温度tが、−30℃以
下であるか否かが判断される。温度tが−30℃以下で
あったときには、ステップ80で、フラグC3の状態が
チェックされる。ここでフラグC3が1の場合には、放
熱器11Bの運転を停止し(S90)、フラグC3を0
にした後(S100)、ステップ110に進む。また、
ステップ80でフラグC3が0の場合には、そのままス
テップ110に進み、ヒータ11Aを運転状態として、
フラグC2を1とした後(S120)、メインルーチン
に戻る。こうして、温度tが−30℃以下の場合には、
放熱器11Bが停止状態となり、ヒータ11Aが運転状
態となる。
【0031】一方、ステップ190において、温度tが
−30℃より大きい場合には、ステップ200において
温度tが10℃以上であるか否かが判断される。ここ
で、温度tが10℃よりも低い場合には、そのままメイ
ンルーチンに戻る。また、温度tが10℃以上であった
場合には、ステップ140で、フラグC2が1であるか
否かが判断される。フラグC2が1であったときには、
ヒータ11Aの運転を停止し(S150)、フラグC2
を0とした後(S160)にステップ170に進む。一
方、ステップ140で、フラグC2が0であった場合に
は、放熱器11Bの運転を開始し(S170)、フラグ
C3を1としてから(S180)、メインルーチンに戻
る。こうして、温度tが10℃以上の場合には、ヒータ
11Aが停止状態となり、放熱器11Bが運転状態とな
る。以上のようにして、日照期においては、リチウム電
池5の温度tは、−30℃〜10℃の範囲に調節され
る。
【0032】<リチウム電池の充電状態制御手順>次
に、図8〜図11を参照しつつ、リチウム電池5の充電
状態(State Of Charge)を制御する手順について説明
する。図8は、地球Eが公転周期上において、日照期の
位置にある場合の充電状態の推移を示している。この位
置では、原則として日照時のみが続いている。後述のよ
うに、リチウム電池5は、30%〜50%の充電状態を
維持するように調節されている。なおこのときには、リ
チウム電池5は、従来の二次電池のようにフロート状態
での充電またはトリクル充電ではなく、充電状態が30
%にまで低下したときに、間欠的に50%となるまで充
電する方式を採用している。
【0033】また、図9は、地球Eが日陰期にある場合
のリチウム電池5の充電状態の推移を示している。この
とき、日照時の一部においては、上記の日照期と同様に
リチウム電池5は、30%〜50%の充電状態を維持す
るように間欠的な充電が行われている(以下、この時期
を「間欠充電期」と言う)。蝕時になると、リチウム電
池5の放電が開始され、人工衛星2の電力を供給する
(以下、この時期を「放電期」と言う)。その後、日照
時が始まると、50%以上の充電状態となるまで充電さ
れた後、再び間欠充電期となる。
【0034】次に、図6、図10および図11を参照し
つつ、リチウム電池5の充電状態制御フローチャートに
ついて説明する。まず、図6に示すように、コンピュー
タ8は、各フラグを初期条件に設定する(S10)。こ
こでは、リチウム電池5の充電状態(以下では、「SO
C」と言うことがある)を制御するためのフラグF1,
F2,F3(初期値は、全て「0」である)の内容につ
いて説明する。フラグF1〜F3のうち、フラグF1
は、リチウム電池5の状態を示すものである。フラグF
1は、「0」、「1」または「2」のいずれかの数値を
とり、「0」のときには間欠充電期に、「1」のときに
は充電期に、「2」のときには放電期にあることを示し
ている。また、フラグF2は、充電用スイッチ12の状
態を示すものであり、「0」のときには充電停止状態に
あり、「1」のときには充電状態にあることを示してい
る。また、フラグF3は、放電スイッチ13の状態を示
すものであり、「0」のときには切り離された状態にあ
り、「1」のときには放電している状態にあることを示
している。
【0035】次に、図10および図11に示した充電状
態制御処理ルーチンについて説明する。このルーチン
は、コンピュータ8が実行するメインルーチン(図示せ
ず)から、所定の時間間隔で呼び出されるものである。
まず、リチウム電池5が、いずれの時期にあるかを示す
状態フラグF1のチェックが行われる(S300)。フ
ラグF1が0であったときには、図11に示すように、
ステップ310において、日照期に至ったかどうかが判
断される。なお、本実施形態では、この日照期は、予め
プログラムされているフローチャート(図示せず)に従
って、判断されるようになっているが、この他にも、例
えば地上から充電開始信号を送信してもよい。
【0036】<間欠充電期における充電状態制御手順>
まず、ステップ320では、フラグF2が1であるか否
かが判断される。フラグF2が1であるとき(充電され
ているとき)には、ステップ360に進む。一方、フラ
グF2が0であるとき(充電されていないとき)には、
ステップ330で、SOCが30%以下であるか否かが
判断される。SOCが30%以下のときには、充電用ス
イッチ12が接続され(S340)、フラグF2が1と
された後(S350)、ステップ360に進む。また、
ステップ330で、SOCが30%よりも大きいと判断
されたときには、ステップ360で、SOCが50%以
上であるか否かが判断される。ステップ360におい
て、SOCが50%よりも小さいと判断されたときに
は、そのままメインルーチンに戻る。一方、SOCが5
0%以上になっているときには、充電用スイッチ12を
切断し(S370)、フラグF2を0とした後(S38
0)にメインルーチンに戻る。こうして、間欠充電期に
おいては、リチウム電池5は、間欠充電によってSOC
が30%〜50%となるように制御されている。
【0037】<日陰期の充電期における充電状態制御手
順>図10のフローチャートを実行したときには、ステ
ップ420でフラグF1が1と判断された後、放電期
(蝕時)が開始していないことを条件として(S43
0)、ステップ440からステップ500までの日陰期
の充電期の処理が行われる。ステップ440では、SO
Cが90%以上であるかどうかが判断され、YESのと
きにはそのままメインルーチンに戻る。一方、SOCが
90%よりも小さいときには、ステップ450でフラグ
F2が1(充電状態)か否かが判断され、YESのとき
にはステップ480に進む。また、ステップ450でフ
ラグF2が0のときには、充電用スイッチ12が接続さ
れ(S460)、フラグF2を1とした後に(S47
0)、ステップ480に進む。
【0038】ステップ480では、SOCが100%以
上であるか否かが判断されて、NOのときには充電状態
を維持したままでメインルーチンに戻る。一方、SOC
が100%に達しているときには、充電用スイッチ12
を切断し(S490)、フラグF2を0として(S50
0)メインルーチンに戻る。こうして、日陰期には、リ
チウム電池5は、充電状態が、90%〜100%のSO
Cとなるように制御されている。
【0039】<放電期における充電状態制御手順>次
に、ステップ430において、放電期(蝕時)が開始さ
れたと判断されたときの制御手順について説明する。こ
のときには、フラグF1を2として(S510)、フラ
グF2の状態を判断する(S520)。フラグF2が0
であったときには、ステップ550に進む。また、フラ
グF2が1のとき(充電状態)には、充電用スイッチ1
2を切断し(S530)、フラグF2を0とした後(S
540)、ステップ550に進む。ステップ550で
は、放電スイッチ13を接続して、フラグF3を1とし
た後(S560)にメインルーチンに戻る。
【0040】放電期(F1=2)の間に、図10のルー
チンが開始されたときには、ステップ300とステップ
420からステップ570に進み、日照時(間欠充電
期)が開始するまで放電期を維持する。一方、ステップ
570で日照期が開始されたと判断されたときには、フ
ラグF1を0として(S580)、放電スイッチ13を
切断し(S590)、フラグF3を0とした後(S60
0)にメインルーチンに戻る。こうして、放電期には、
日照期が開始するまでリチウム電池5からの放電が続け
られる。
【0041】このように本実施形態によれば、リチウム
電池5の温度は、日陰期には10℃〜35℃に、日照期
には−30℃〜10℃に保持されるようにしてある。こ
のため、日陰期においては、リチウム電池5の自己放電
や電池劣化を押さえ、日照期には、リチウム電池5の凍
結を回避しつつ自己放電の増大を押さえることができる
ので、長期間にわたって安定した充放電状態を維持する
ことができる。
【0042】また、リチウム電池5のSOCは、蝕時
(放電期)開始のときには、90%〜100%となり得
るようにされ、日照期(間欠充電期)には、30%〜5
0%に維持されている。このため、リチウム電池5を満
充電しておく時間を短くすることができ、リチウム電池
5の寿命を長く確保することが可能となる。さらに、日
照期には、従来の二次電池に使用されていたフロート状
態で充電またはトリクル充電を止め、間欠充電によって
充電するようにしたので、リチウム電池5の長寿命化に
さらに寄与できる。
【0043】なお、上記の実施形態において、「100
%充電状態」とは、例えば0.2CAの充電電流とリチ
ウム電池の最大許容充電電圧において、8時間の定電圧
/定電流充電を行ったときの充電状態を言う。また、
「0%充電状態」とは、100%充電状態から、リチウ
ム電池の公称容量に相当する電気量を放電した状態、若
しくは最低許容電圧まで放電したときの状態を言う。
【0044】本発明の技術的範囲は、上記した実施形態
によって限定されるものではなく、例えば、次に記載す
るようなものも本発明の技術的範囲に含まれる。その
他、本発明の技術的範囲は、均等の範囲にまで及ぶもの
である。 (1)本実施形態では、放熱器11Bについて、停止ま
たは運転状態の制御を行っているが、本発明によれば、
加熱冷却手段として加熱手段と冷却手段とに別々に設け
た場合には、冷却手段を常に非水電解質電池に連結して
おき、加熱手段のみの停止・運転状態の制御を行っても
よい。 (2)本実施形態において人工衛星2は静止衛星軌道上
を周回しているが、本発明によれば、人工衛星は静止衛
星軌道以外の軌道を周回していてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における人工衛星の斜視図
【図2】人工衛星が地球軌道上を周回している様子を示
す模式図
【図3】人工衛星が地球の陰に入っているとき(蝕)の
様子を示す模式図
【図4】蝕時間の変化を示すグラフ
【図5】人工衛星における電気的構成を模式的に示すブ
ロック図
【図6】リチウム電池の温度および充電状態の制御を行
う初期条件設定ルーチン
【図7】リチウム電池の温度制御処理手順を示すフロー
チャート
【図8】日照期におけるリチウム電池の充電状態を示す
グラフ
【図9】日陰期におけるリチウム電池の充電状態を示す
グラフ
【図10】リチウム電池の充電状態制御処理手順を示す
フローチャート(1)
【図11】リチウム電池の充電状態制御処理手順を示す
フローチャート(2)
【符号の説明】
1…人工衛星用リチウム電池装置(人工衛星用非水電解
質電池装置) 2…人工衛星 4…太陽電池(充放電手段) 5…リチウム電池(非水電解質電池) 8…コンピュータ(電池温度制御手段、充放電制御手
段) 9…温度センサ(温度計測手段) 10…充電状態測定センサ(充放電状態検出手段) 11…温調装置(加熱冷却手段) 11A…ヒータ 11B…放熱器 12…充電用スイッチ(充放電手段) 13…放電スイッチ(充放電手段) A…電気駆動部材(充放電手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H01M 10/40 H01M 10/40 Z (72)発明者 宮永 直澄 京都市南区吉祥院西ノ庄猪之馬場町1番地 日本電池株式会社内 (72)発明者 今村 文隆 京都市南区吉祥院西ノ庄猪之馬場町1番地 日本電池株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人工衛星に搭載された非水電解質電池
    と、前記非水電解質電池の温度を測定するための温度計
    測手段と、前記非水電解質電池を加熱または冷却するた
    めの加熱冷却手段と、前記温度計測手段で計測された温
    度をもとに前記加熱冷却手段を制御するための電池温度
    制御手段とを備えた人工衛星用非水電解質電池装置であ
    って、 人工衛星が日照期にあるときは前記非水電解質電池の管
    理温度を日陰期における前記非水電解質電池管理温度と
    同等あるいはそれ以下とすることを特徴とする人工衛星
    用非水電解質電池装置。
  2. 【請求項2】 人工衛星が日陰期にあるときは前記非水
    電解質電池の管理温度を10℃〜35℃とし、人工衛星
    が日照期にあるときは前記非水電解質電池の管理温度を
    −30℃〜10℃とすることを特徴とする請求項1に記
    載の人工衛星用非水電解質電池装置。
  3. 【請求項3】 前記非水電解質電池の充放電状態を検出
    するための充放電状態検出手段と、前記非水電解質電池
    を充放電するための充放電手段と、前記充放電状態検出
    手段で検出された前記非水電解質電池の充放電状態に基
    づいて前記充放電手段を制御するための充放電制御手段
    とを備え、人工衛星が日陰期開始のときには前記非水電
    解質電池の管理充電状態を50%以上になるように制御
    し、人工衛星が日照期にあるときには前記非水電解質電
    池の管理充電状態を75%以下となるように制御するこ
    とを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の人
    工衛星用非水電解質電池装置。
  4. 【請求項4】 人工衛星が日照期にあるときは前記非水
    電解質電池の管理充電状態を75%以下とするように間
    欠充電によって制御することを特徴とする請求項3に記
    載の人工衛星用非水電解質電池装置。
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