JP2001154570A - 疑似体験装置及び疑似体験方法 - Google Patents

疑似体験装置及び疑似体験方法

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JP2001154570A
JP2001154570A JP34131299A JP34131299A JP2001154570A JP 2001154570 A JP2001154570 A JP 2001154570A JP 34131299 A JP34131299 A JP 34131299A JP 34131299 A JP34131299 A JP 34131299A JP 2001154570 A JP2001154570 A JP 2001154570A
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JP34131299A
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Toshiya Iinuma
俊哉 飯沼
Kenji Oyamada
健二 小山田
Masahiro Seto
昌宏 瀬戸
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Software Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Software Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像全体の動きに基づいて体験者が搭乗する
ライド手段を揺動させても、臨場感が得られなかった。 【解決手段】 表示手段3の前面に配置し、体験者9を
載置するライド手段7と、該ライド手段7を揺動させる
揺動手段8と、該揺動手段8の駆動制御を行なう揺動制
御手段6と、映像供給源1の映像信号から映像の動きを
検出する動きベクトル検出手段5と、を備え、前記揺動
制御手段6は、該動きベクトル検出手段5で検出した映
像の動きを、前記表示手段3で表示される映像の中央部
とその周囲部とに、または被写体と背景とに分類し、そ
のうち前記周囲部または背景の映像の動きに応じて前記
揺動手段8を駆動させることを特徴とするを備えた構成
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人間に映像に応じ
たゆれを与えて疑似体験をシミュレートさせる体験装置
及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年マルチメディア産業に向けて、バー
チャルリアリティ技術の研究開発が盛んに行なわれてい
る。バーチャルリアリティは映像や音声などで遠隔地に
いてもその場所にいるような錯覚をもたらす技術であ
り、ゲーム、音楽、映画などの多方面の分野で利用され
つつある。
【0003】このバーチャルリアリティ技術を利用した
疑似体験装置は、実際に体験するであろう動き、振動、
映像、音声に似せて作られたソフトウエアを再生するこ
とにより、人間に対して擬似的な体験を、何度でも安全
に提供するものである。
【0004】しかし、このような擬似体験装置で使用す
るソフトウエアは、人間の感性に訴えるため、その作成
に専門的なノウハウが必要であり、容易に作成すること
ができなかった。
【0005】そこで、疑似体験用のソフトウエア開発に
おいて、その工数を削減し、汎用性を高めるために、従
来、たとえば特開平11−153949号公報に記載さ
れていることが考えられている。
【0006】このものは、映像信号から映像の動きであ
る動き映像を検出する動き映像検出手段と、音声信号か
ら前記動き映像に対応する音声を検出する音声検出手段
と、前記人間の動きを感知する動き感知手段と、前記動
き映像と前記音声と前記人間の動きとから夫々のモーシ
ョン信号を生成するモーション生成手段と、前記モーシ
ョン信号に基づいて前記人間が搭乗している搭乗物のモ
ーション駆動を制御するモーション駆動制御手段と、前
記人間の動きから前記映像信号と前記音声信号との再生
効果を制御する再生効果制御手段とから構成されるもの
である。
【0007】かかる構成により、モーション駆動専用の
ソフトウエアデータの代わりに動き映像、音声及び人間
お動きといった実際の測定値に基づいてモーション駆動
制御を行なうため、ソフトウエア開発工数を大幅に削減
でき、また専用のソフトウエアに依存しないために汎用
性を高めることが可能となるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単に映
像の動きに基づいて搭乗物のモーション駆動を制御して
も、臨場感のある動きは得られない。
【0009】即ち、搭乗者があたかも動いていると感じ
るためには、中央部または映像の中心となる被写体の動
きでなく、周囲部または周囲の背景などの景色の動きに
よって得られることが知られている(テレビジョン学会
誌Vol.50,No.4,pp.429〜435(1
996)「映像と身体の反応」を参照)。
【0010】そのため、搭乗者にとって、単に映像の動
きに応じてモーション駆動を制御していても臨場感が得
られるものとは限らない。
【0011】本発明は、斯かる課題を解決し、より臨場
感が体験できるようにするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の擬似体験装置
は、映像を表示する表示手段と、該表示手段に映像信号
を供給する映像信号供給手段と、該映像信号供給手段の
映像信号から映像の動きを検出する動き検出手段と、体
験者に刺激を与える擬似効果手段と、を備え、前記擬似
効果手段は、前記動き検出手段で検出した映像の動き
を、前記表示手段で表示される映像の中央部とその周囲
部とに、または被写体と背景とに分類し、そのうち前記
周囲部または背景の映像の動きに応じて前記体験者に刺
激を与えることを特徴とする。
【0013】また、前記擬似効果手段は、前記表示手段
の前面に配置し、体験者を載置するライド手段と、該ラ
イド手段を揺動させて前記体験者に刺激を与える揺動手
段と、該揺動手段の駆動制御を行なう揺動制御手段と、
を備え、前記揺動制御手段は、前記動き検出手段で検出
した映像の動きを、前記表示手段で表示される映像の中
央部とその周囲部とに、または被写体と背景とに分類
し、そのうち前記周囲部または背景の映像の動きに応じ
て前記揺動手段を駆動させることを特徴とする。
【0014】また、前記揺動制御手段は、前記周囲部ま
たは背景の映像の動きの大きさが第1所定値より小さい
とき、前記中央部または被写体の映像の動きに応じて前
記揺動手段を駆動させることを特徴とする。
【0015】さらに、前記揺動制御手段は、前記中央部
または被写体の映像の動きの大きさが第2所定値より小
さいとき、画面下部の映像の動きに応じてまたは映像に
無関係な動きで揺動手段を駆動させることを特徴とす
る。
【0016】また、この発明の擬似体験方法は、表示手
段に表示する映像の動きを検出するステップと、該ステ
ップで検出した映像の動きを中央部とその周囲部とに、
または被写体と背景とに分類したうち、前記周囲部また
は背景の映像の動きに応じて擬似効果手段が体験者に刺
激を与えるステップと、を備えることを特徴とする。
【0017】また、前記擬似効果手段が体験者に刺激を
与えるステップは、前記分類した周囲部または背景の映
像の動きに応じて揺動制御部が揺動手段を駆動するステ
ップと、該ステップで駆動した揺動手段が前記表示手段
の前面に配置し、前記体験者を載置するライド手段を揺
動させるステップと、を備えることを特徴とする。
【0018】また、前記映像の動きを検出するステップ
で検出した映像の動きを中央部とその周囲部とに、また
は被写体と背景とに分類したうち、前記周囲部または背
景の映像の動きが第1所定値より小さいかどうか判断す
るステップと、該ステップで小さいと判断したとき、前
記中央部または被写体の映像の動きに応じて揺動制御手
段が揺動手段を駆動するステップと、とをさらに備える
ことを特徴とする。
【0019】さらに、前記映像の動きを検出するステッ
プで検出した映像の動きを中央部とその周囲部とに、ま
たは被写体と背景とに分類したうち、前記中央部または
被写体の映像の動きが第2所定値より小さいかどうか判
断するステップと、該ステップで小さいと判断したと
き、前記表示手段の画面の下部の映像の動きに応じてま
たは映像の動きに無関係な動きに応じて揺動制御部が揺
動手段を駆動するステップと、とをさらに備えることを
特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】図1において、1はVTR、CD
−ROM、TV放送、TVゲーム等の映像信号供給手段
となる映像供給源、2は該映像供給源1からの映像信号
を少なくとも1フレーム単位で映像を撮り込む映像取込
手段、3はCRT、液晶表示器等からなる表示手段、4
は映像取込手段2で取込んだ映像信号を表示手段3に表
示させる表示制御手段である。
【0021】5は映像取込手段2で取込んだ映像から動
きベクトルを検出する動きベクトル検出手段、6は動き
ベクトル検出手段5で検出した動きベクトルに応じてモ
ーション信号を生成する揺動制御手段、7は体験者9が
搭乗する椅子部10を有し、該椅子部10を揺動させ
て、体験者9に体感させるライド手段、8は揺動制御手
段6で生成したモーション信号に応じてライド手段7を
揺動させる揺動手段である。
【0022】前記動きベクトル検出手段5は、例えば表
示手段3の1画面を複数の領域に分割し、各領域内にお
いて、画素毎の輝度の移動量及びその方向を検出し、領
域内で平均して動きベクトルとして抽出するのである。
【0023】また、前記揺動制御手段6の詳細を図2に
示す。61は動きベクトル検出手段5で抽出した動きベ
クトルを、表示手段3に表示する1画面のうち中央部、
中央部の周囲部、画面上の下部とに分類する分類部、6
2は該分類部61で分類した周囲部の動きベクトルの平
均を演算する周囲部平均動きベクトル算出部、63は分
類部61で分類した中央部の動きベクトルの平均を演算
する中央部平均動きベクトル算出部、64は分類部61
で分類した下部の動きベクトルの平均を演算する下部平
均動きベクトル算出部、65は周囲部平均動きベクトル
算出部62で算出した平均値が第1所定値より小さいか
どうか判断する周囲動き判定部、66は中央部平均動き
ベクトル算出部63で算出した平均値が第2所定値より
小さいかどうか判断する中央動き判定部、67は下部平
均動きベクトル算出部62で算出した平均値が第3所定
値より小さいかどうか判断する下部動き判定部、68は
映像の動きが全体的に小さいとき、映像の動きとは無関
係な動きを生成する無関係動き生成手段、69は各平均
動きベクトル算出部62、63、64で算出した平均値
に基づいてモーション信号を生成する動作信号生成部で
ある。
【0024】かかる揺動制御手段6の動作は、動きベク
トル検出手段5で抽出された動きベクトルを分類部61
が各部分に分類し、周囲部平均動きベクトル算出部6
2、中央部平均動きベクトル算出部63、下部平均動き
ベクトル算出部64で平均動きベクトルを算出する。
【0025】そして、まず、周囲動き判定部65で周囲
部の動きベクトルが小さいかどうかを判定する。該周囲
動き判定部65が、小さいと判定すれば中央動き判定部
66に判定指示を出し、また小さくないと判断すれば、
周囲部平均動きベクトル算出部62で算出した平均値を
動作信号生成部69に送り、モーション信号を生成す
る。
【0026】また、中央動き判定部66は、周囲動き判
定部65の指示により判定を行なう。該中央動き判定部
66の判定の結果、小さいと判定すれば下部動き判定部
66に判定指示を出し、また小さくないと判断すれば、
中央部平均動きベクトル算出部63で算出した平均値を
動作信号生成部69に送り、モーション信号を生成す
る。
【0027】また、下部動き判定部67は、中央動き判
定部66の指示により判定を行なう。該下部動き判定部
67の判定の結果、小さいと判定すれば無関係動き生成
部68に動作指示を出し、また小さくないと判断すれ
ば、下部平均動きベクトル算出部64で算出した平均値
を動作信号生成部69に送り、モーション信号を生成す
る。
【0028】さらに、無関係動き生成部68は、下部動
き判定部67からの指示により、映像とは無関係な動き
の動きベクトルを生成して動作信号生成部69へ送り、
モーション信号を生成する。
【0029】以上が、揺動制御手段6の動作である。
【0030】11は揺動制御手段6からのモーション信
号に応じて効果装置の駆動を制御する効果制御手段、1
2は映像供給源1からの映像に伴う音声をスピーカー1
3に出力するための音声出力手段、14はライド手段7
に搭乗する体験者9に更に臨場感を高めるために、効果
制御手段11からの制御信号、即ち映像の動きに応じて
体験者へ送風を制御する送風手段、15は効果制御手段
11からの制御信号に応じてスピーカー13から出力さ
れる音声の音像を制御する音像制御手段、16は効果制
御手段11からの制御信号に応じて体験者に光を照射し
臨場感を高めるライト手段である。
【0031】なお、動きベクトル検出手段5で検出した
動きベクトルに応じて揺動制御手段6がライド手段、ス
ピーカー13、送風手段14およびライト手段16を介
して体験者9に臨場感を感じさせ、高める刺激を与える
ことになるので、揺動制御手段6、ライド手段7、揺動
手段8、効果制御手段11、スピーカー13、送風手段
14、音像制御手段15及びライト手段16は、本発明
の擬似効果手段に相当する。
【0032】かかる構成の動作を図3に基づいて説明す
る。
【0033】まずステップS1では、映像供給源1から
映像取込手段2が映像を取込む。ステップS2では、ス
テップS1で取込んだ映像から動きベクトル検出手段5
で動きベクトルを抽出する。ステップS3では、ステッ
プS2で抽出した動きベクトルを揺動制御手段6内に取
込み、分類部61で映像の中央部、中央部の周囲部及び
画面の下部に分類する。
【0034】ステップS4では、周囲部の平均動きベク
トルを周囲部平均動きベクトル算出部62で算出する。
ステップS5では、中央部の平均動きベクトルを中央部
平均動きベクトル算出部63で算出する。ステップS6
では、画面下部の平均動きベクトルを下部平均動きベク
トル算出部64で算出する。
【0035】ステップS7では、周囲動き判定部65で
周囲部の動きベクトルが第1の所定値より小さいかどう
か判定する。小さくないと判断すればステップS8へ移
行する。ステップS8では、周囲動き判定部65が周囲
部平均動きベクトル算出部62で算出した平均動きベク
トルを動作信号生成部69に送り、モーション信号を生
成するとともに、このモーション信号に基づいて揺動手
段8がライド手段7を揺動させる。
【0036】ステップS7で周囲動き判定部65が周囲
部の動きベクトルが第1の所定値より小さいと判定した
とき、ステップS9に移行する。ステップS9では、中
央動き判定部66で中央部の動きベクトルが第2の所定
値より小さいかどうか判定する。小さくないと判断すれ
ばステップS10へ移行する。ステップS10では、中
央動き判定部66が中央部平均動きベクトル算出部63
で算出した平均動きベクトルを動作信号生成部69に送
り、モーション信号を生成するとともに、ステップS8
と同様に、このモーション信号に基づいて揺動手段8が
ライド手段7を揺動させる。
【0037】ステップS9で中央動き判定部66で中央
部の動きベクトルが第2の所定値より小さいと判断した
とき、ステップS11に移行する。ステップS11で
は、下部動き判定部67で画面下部の動きベクトルが第
3の所定値より小さいかどうか判定する。小さくないと
判断すればステップS12へ移行する。ステップS12
では、下部動き判定部67が下部平均動きベクトル算出
部64で算出した平均動きベクトルを動作信号生成部6
9に送り、モーション信号を生成するとともに、ステッ
プS8と同様に、このモーション信号に基づいて揺動手
段8がライド手段7を揺動させる。
【0038】ステップS11で下部動き判定部67が画
面下部の動きベクトルが第3の所定値より小さいと判断
したとき、ステップS13に移行する。ステップS13
では、無関係動き生成部68で映像に無関係に定期的な
ゆれを揺動手段8を介してライド手段7に与えるための
動きベクトルを生成する。該生成手段67で生成した動
きベクトルに応じて動作信号生成部69がモーション信
号を生成し、このモーション信号に基づいて揺動手段8
がライド手段7を揺動させる。
【0039】前述のステップS8、ステップS10及び
ステップS12において、動作信号生成部69で生成さ
れるモーション信号は効果制御手段11にも送られ、該
効果制御手段11でモーション信号に応じて送風手段1
4、音像制御手段15及びライト手段16を制御して、
ライド手段7に搭乗する体験者に、より臨場感を高める
ように作用させている。
【0040】以上ステップS1乃至ステップS13をス
テップS1で映像が取込まれるごとに繰り返し実行する
ことにより、体験者9に体感させることができるもので
ある。
【0041】前述の実施例では、分類部61は、動きベ
クトル検出手段5で抽出した動きベクトルを、表示手段
3に表示する1画面のうち中央部、中央部の周囲部、画
面上の下部とに分類すると説明したが、本発明はこれに
限らず、映像中の被写体と背景とを分類するようにして
もよい。もし、分類部61が映像の被写体と背景とを分
類する構成とした場合でも、前述の実施例中の中央部を
被写体、また周囲部を背景と読み替えれば、前述と同じ
構成で実現できる。
【0042】また、前述の実施例では、表示手段3に2
次元映像を表示する構成を説明したが、本発明はこれに
限らず、2次元映像を3次元映像に変換した映像信号を
立体表示手段18に表示させる構成に適用してもよい。
この実施例を図4に示す。なお、図1と同じ番号を付し
た構成は、同じ機能を有するので、説明を省略する。
【0043】17は動きベクトル検出手段5で抽出した
動きベクトルに応じた視差量を有した右眼用映像及び左
眼用映像を、映像取込手段2で取込んだ映像に基づいて
生成する2D/3D変換手段、18は立体表示手段であ
る。
【0044】前記動きベクトル検出手段5は、2次元映
像から3次元映像を生成する際に動きベクトルを利用す
るために、必ず備えられており、本実施例では、変換す
るために利用する動きベクトルを、ライド手段7を揺動
させるための制御信号として利用しているものである。
【0045】さらに、前述の実施例のように、2次元映
像を3次元映像に変換した映像信号を表示手段3に表示
させる構成のみならず、映像供給源1から3次元映像、
即ち左眼用映像Lと右眼用映像Rとが出力され、この信
号に基づいて立体表示手段18に表示する構成でもよ
い。
【0046】かかる構成を図5に基づいて説明する。な
お、図4と同様、図1と同じ番号を付した構成は、同じ
機能を有するので、説明を省略する。
【0047】19は映像供給源1から左眼用映像L及び
右眼用映像Rを取込んで、被写体と背景とを区別し、被
写体を特定する被写体特定手段である。
【0048】この場合、映像供給源1は、3次元映像を
供給し、具体的には左眼用映像L及び右眼用映像Rを供
給し、表示制御手段4はこの映像信号に基づいて立体表
示手段18に立体表示させる。また、映像取込手段2は
左眼用映像L及び右眼用映像Rを取込み、そして該映像
取込手段2で取込んだ映像に基づいて動きベクトル検出
手段5は、前記被写体特定手段19の特定結果を考慮し
て動きベクトルを検出し、以下揺動制御手段6に送っ
て、ライド手段7を駆動するのである。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、どのような映像が使用
されても、より臨場感が得られる擬似体感装置を提供で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の疑似体験装置の構成を示す図である。
【図2】図1中の揺動制御手段の詳細図である。
【図3】疑似体験装置の動作フローチャートを示す図で
ある。
【図4】2次元映像を3次元映像に変換する装置を利用
した疑似体験装置の実施例を示す図である。
【図5】映像供給源から3次元映像が供給される場合の
疑似体験装置の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 映像供給源 5 動きベクトル検出手段 6 揺動制御手段 7 ライド手段 8 揺動手段 9 体験者
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山田 健二 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 瀬戸 昌宏 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機ソフトウエア株式会社内 Fターム(参考) 9A001 DD12 HH23 HH32 JJ76 KK45

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像を表示する表示手段と、該表示手段
    に映像信号を供給する映像信号供給手段と、該映像信号
    供給手段の映像信号から映像の動きを検出する動き検出
    手段と、体験者に刺激を与える擬似効果手段と、を備
    え、前記擬似効果手段は、前記動き検出手段で検出した
    映像の動きを、前記表示手段で表示される映像の中央部
    とその周囲部とに、または被写体と背景とに分類し、そ
    のうち前記周囲部または背景の映像の動きに応じて前記
    体験者に刺激を与えることを特徴とする疑似体験装置。
  2. 【請求項2】 前記擬似効果手段は、前記表示手段の前
    面に配置し、体験者を載置するライド手段と、該ライド
    手段を揺動させて前記体験者に刺激を与える揺動手段
    と、該揺動手段の駆動制御を行なう揺動制御手段と、を
    備え、前記揺動制御手段は、前記動き検出手段で検出し
    た映像の動きを、前記表示手段で表示される映像の中央
    部とその周囲部とに、または被写体と背景とに分類し、
    そのうち前記周囲部または背景の映像の動きに応じて前
    記揺動手段を駆動させることを特徴とする請求項2に記
    載の疑似体験装置。
  3. 【請求項3】 前記揺動制御手段は、前記周囲部または
    背景の映像の動きの大きさが第1所定値より小さいと
    き、前記中央部または被写体の映像の動きに応じて前記
    揺動手段を駆動させることを特徴とした請求項3に記載
    の疑似体験装置。
  4. 【請求項4】 前記揺動制御手段は、前記中央部または
    被写体の映像の動きの大きさが第2所定値より小さいと
    き、画面下部の映像の動きに応じてまたは映像に無関係
    な動きで揺動手段を駆動させることを特徴とする請求項
    3に記載の疑似体験装置。
  5. 【請求項5】 表示手段に表示する映像の動きを検出す
    るステップと、該ステップで検出した映像の動きを中央
    部とその周囲部とに、または被写体と背景とに分類した
    うち、前記周囲部または背景の映像の動きに応じて擬似
    効果手段が体験者に刺激を与えるステップと、を備える
    ことを特徴とする疑似体験方法。
  6. 【請求項6】 前記擬似効果手段が体験者に刺激を与え
    るステップは、前記分類した周囲部または背景の映像の
    動きに応じて揺動制御部が揺動手段を駆動するステップ
    と、該ステップで駆動した揺動手段が前記表示手段の前
    面に配置し、前記体験者を載置するライド手段を揺動さ
    せるステップと、を備えることを特徴とする請求項5に
    記載の疑似体験方法。
  7. 【請求項7】 前記映像の動きを検出するステップで検
    出した映像の動きを中央部とその周囲部とに、または被
    写体と背景とに分類したうち、前記周囲部または背景の
    映像の動きが第1所定値より小さいかどうか判断するス
    テップと、該ステップで小さいと判断したとき、前記中
    央部または被写体の映像の動きに応じて揺動制御手段が
    揺動手段を駆動するステップと、とをさらに備えること
    を特徴とする請求項6に記載の疑似体験方法。
  8. 【請求項8】 前記映像の動きを検出するステップで検
    出した映像の動きを中央部とその周囲部とに、または被
    写体と背景とに分類したうち、前記中央部または被写体
    の映像の動きが第2所定値より小さいかどうか判断する
    ステップと、該ステップで小さいと判断したとき、前記
    表示手段の画面の下部の映像の動きに応じてまたは映像
    の動きに無関係な動きに応じて揺動制御部が揺動手段を
    駆動するステップと、とをさらに備えることを特徴とす
    る請求項7に記載の疑似体験方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011523515A (ja) * 2008-03-10 2011-08-11 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ビデオ処理

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