JP2001150460A - 移動式紫外線硬化装置 - Google Patents

移動式紫外線硬化装置

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JP2001150460A
JP2001150460A JP33707699A JP33707699A JP2001150460A JP 2001150460 A JP2001150460 A JP 2001150460A JP 33707699 A JP33707699 A JP 33707699A JP 33707699 A JP33707699 A JP 33707699A JP 2001150460 A JP2001150460 A JP 2001150460A
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JP
Japan
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curing
main body
ultraviolet
irradiator
curing device
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JP33707699A
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English (en)
Inventor
Tamotsu Yagi
保 八木
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Iwasaki Denki KK
Original Assignee
Iwasaki Denki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置全体をコンパクト化し、また隅部や狭い
場所の紫外線硬化樹脂を効率よく硬化することができ、
さらに照射器を硬化装置本体に仮置きすることにより、
直ちに紫外線硬化作業を開始若しくは再開することがで
きる移動式紫外線硬化装置を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 移動自在に構成した箱形の硬化装置本体
1の内部に、電源装置2を収納し、また同硬化装置本体
に対して、紫外線光源11を収納してなる照射器10を
着脱自在に構成し、紫外硬化するときは、硬化装置本体
から照射器を分離して所望の箇所に移動することがで
き、また非硬化時で紫外線光源が点灯しているときは、
照射器を硬化装置本体に仮置きすることができ、さらに
硬化作業終了時は、照射器を硬化装置本体の内部に収納
することができるように構成してある。またケーブル5
の中間に、ケーブル抜止体20を配置して構成してあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動式紫外線硬化装
置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば床面や壁面等に紫外線硬化
樹脂を塗布し、同紫外線硬化樹脂に、紫外線硬化装置を
移動しながら紫外線を照射し、紫外線硬化樹脂を硬化す
ることが実施されている(特開昭62−254870
号)。また紫外線を照射するには一般に高圧放電ランプ
が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、紫外線硬化樹
脂を塗布する場所は、床面や壁面の他、例えば店舗にお
けるカウンターや風呂場等狭い場所に塗布し、紫外線硬
化する必要がある場合がある。しかし一般に使用されて
いる移動式紫外線硬化装置は、隅部や狭い場所に移動す
ることができず、紫外線硬化樹脂を硬化することができ
ない欠点がある。また高圧放電ランプは、スイッチを投
入してから安定点灯に移行するまでに約3分程度の時間
が必要となり、また一度点灯し、かかる後消灯し再度点
灯する場合はさらに安定点灯に移行するまでに約4分の
時間を必要とし、作業時間が大幅に延びてしまう欠点が
ある。これらの事情より、例えば作業者が数分間小休憩
する場合等の際は、ランプを点灯した状態で、硬化作業
を一時中断している。しかしこの場合、ランプからは強
い紫外線がでており人体に有害であり特に光を直接目に
受けると目に著しい傷害を受けることになる。また光源
の出力が大きいため発生熱量も多く、さらに光源を点灯
したまま照射器を硬化装置本体と別々に仮置きする場合
は光を遮断することと、熱による傷害を考慮しなければ
ならない。従来は紫外線を遮断し、また紫外線光源から
の発熱による傷害を防止するため、照射器、電源装置の
他に仮置き台を別々に設けて構成し、仮置き台に冷却フ
ァンを設ける構造としている。しかしこのような構造と
すると装置が複雑となる欠点がある。一方硬化作業は被
照射面に移動するため3分割していると、搬送、移動な
どに手数を要する欠点がある。また、硬化作業は広い場
所での作業だけでなく狭い場所での作業もあり仮置き台
などは余分なスペースをとってしまう。
【0004】本発明は上記の諸点に鑑み発明したもので
あって、仮置き台を硬化装置本体と一体に構成し、簡単
な構造で、隅部や狭い場所の紫外線硬化樹脂を効率よく
硬化することができる移動式紫外線硬化装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【問題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために次の構成とする。つまり、請求項1に記載の
発明は、被照射面に塗布してなる紫外線硬化樹脂の上面
に、紫外線を照射し、紫外線硬化樹脂を硬化する移動式
紫外線硬化装置に関する。そして移動自在に構成した箱
形の硬化装置本体の内部に、電源装置を収納し、また同
硬化装置本体に対して、紫外線光源を収納してなる照射
器を着脱自在に構成し、紫外硬化するときは、硬化装置
本体から照射器を分離して所望の箇所に移動することが
でき、また非硬化時で紫外線光源が点灯しているとき
は、照射器を硬化装置本体に仮置きすることができるよ
うに構成してある。さらに硬化作業終了時は、照射器を
硬化装置本体の内部に収納し得るように構成してある。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の移動式紫外線硬化装置において、箱形の硬化装置本体
の縦壁一面を開閉自在に構成し、また同縦壁に近接する
上壁一部を開閉自在に構成してある。そして、縦壁一面
から照射器を着脱し、さらに上壁一部を開くことにより
現われる空間に、照射器の上部一部を突出して仮置きす
るように構成してある。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1と請求
項2記載の移動式紫外線硬化装置において、硬化装置本
体の電源部に一端を接続し、他端にコンセントプラグを
接続してなるケーブルの中間に、ケーブル抜止体を配置
して構成してある。
【0008】請求項1と請求項2に記載の発明による
と、簡単な構造で、隅部や狭い場所の紫外線硬化樹脂を
効率よく硬化することができる。また請求項3に記載の
発明によると、万一ケーブルに躓いてもコンセントプラ
グがコンセントから抜けることがなく、安全に使用する
ことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明を図1乃至図4につい
て説明する。図1乃至図4において、1は箱形に構成し
てなる硬化装置本体であって、内部に安定器等の電源装
置2を配置して構成してある。また同硬化装置本体1は
例えば縦寸法29cm、横寸法65cm、高さ25cm
程度に構成してある。3は紫外線硬化装置を移動するた
めのキャスターであって、例えば硬化装置本体1の下面
の四隅近傍に配置して構成してある。この4個のキャス
ターで、硬化作業時は硬化装置を移動させ、また硬化装
置を移動する場合は、図3に示すように硬化装置本体の
前側に設けたハンドル4を持ち上げて硬化装置を傾斜さ
せ後ろ側の2個のキャスターを使用し立ち姿勢のまま移
動できるように構成してある。5はケーブルであって、
硬化装置本体の電源装置に一端を接続し、他端にコンセ
ントプラグ6を接続して構成してある。7は硬化装置本
体1の下面に設けた4個のゴム足であって、立てておく
ことができるような構造になっている。
【0010】10は箱形の硬化装置本体1に対し着脱自
在に構成してなる照射器であって、内部に紫外線硬化光
源11を装着して構成してある。紫外線硬化光源11は
例えば600ワット程度の高圧放電ランプを用いて構成
してある。12は照射器10の一部に設けた取手であ
る。同照射器10は例えば縦寸法10cm、横寸法25
cm、高さ10cm程度に構成してある。また同照射器
10は紫外線光源を冷却するために冷却ファンを設けて
構成してある。13は硬化装置本体1の縦壁一面を開閉
自在に構成するための開閉蓋であって、例えば蝶番14
に軸着して構成してある。また同開閉蓋13の一部に冷
却ファン16を取り付けて構成し、硬化装置本体1の内
部を冷却するように構成してある。15は縦壁に近接す
る上壁一部を開閉自在に構成するための開閉上蓋であっ
て、蝶番17に軸着して構成してある。また照射器10
は開閉蓋13を開くことにより同部より着脱し得るよう
に構成してある。また開閉上蓋15を開くことにより現
われる空間に、被硬化時は図2に示すように照射器の上
部一部を突出して仮置きするように構成してある。この
仮置き状態においては、紫外線は外部に漏れない構造と
してある。また照射器10の上部一部を突出して仮置き
することにより、照射器の出し入れが容易となり、さら
に紫外線光源を点灯した状態であるので、待ち時間を必
要とすることなく直ちに被照射面に塗布してなる紫外線
硬化樹脂の上面に、紫外線を照射することができる。さ
らに照射器は硬化装置本体と分離して移動することがで
きるので、隅部や狭い場所の紫外線硬化樹脂を効率よく
硬化することができる。また硬化作業終了時は、照射器
を硬化装置本体の内部に収納することにより、コンパク
トになり移動式紫外線硬化装置の持ち運びや収納が容易
となる。
【0011】20はケーブル5の中間に配置してなるケ
ーブル抜止体であって、床等に吸着するように構成して
ある。ケーブル抜止体20を設けることにより、万一ケ
ーブルに躓いてもコンセントプラグがコンセントから抜
けることがなく、安全に使用することができる。
【0012】
【発明の効果】上記した請求項1と請求項2に記載の移
動式紫外線硬化装置によると、装置全体をコンパクト化
することができ、簡単な構造で搬送することができ、ま
た照射器とは分離することができるので、隅部や狭い場
所の紫外線硬化樹脂を効率よく硬化することができ、さ
らに照射器を硬化装置本体に仮置きすることにより、直
ちに紫外線硬化作業を開始若しくは再開することができ
る特別な効果がある。
【0013】請求項3に記載の発明によると、万一ケー
ブルに躓いてもコンセントプラグがコンセントから抜け
ることがなく、安全に使用することができる特別な効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る移動式紫外線硬化装置の作業時の
斜視図。
【図2】本発明に係る移動式紫外線硬化装置の照射器を
仮置時の側面図。
【図3】本発明に係る移動式紫外線硬化装置を移動して
いるときの側面図。
【図4】本発明に係る移動式紫外線硬化装置を立ててる
ときの側面図。
【符号の説明】
1 硬化装置本体 2 電源装置 3 キャスター 4 ハンドル 5 ケーブル 6 コンセントプラグ 7 ゴム足 10 照射器 11 紫外線硬化光源 12 取手 13 開閉蓋 14 蝶番 15 開閉上蓋 20 ケーブル抜止体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被照射面に塗布してなる紫外線硬化樹脂の
    上面に、紫外線を照射し、紫外線硬化樹脂を硬化する移
    動式紫外線硬化装置において、移動自在に構成した箱形
    の硬化装置本体の内部に、電源装置を収納し、また同硬
    化装置本体に対して、紫外線光源を収納してなる照射器
    を着脱自在に構成し、紫外硬化するときは、硬化装置本
    体から照射器を分離して所望の箇所に移動することがで
    き、また非硬化時で紫外線光源が点灯しているときは、
    照射器を硬化装置本体に仮置きすることができ、さらに
    硬化作業終了時は、照射器を硬化装置本体の内部に収納
    し得るように構成したことを特徴とする移動式紫外線硬
    化装置。
  2. 【請求項2】箱形の硬化装置本体の縦壁一面を開閉自在
    に構成し、また同縦壁に近接する上壁一部を開閉自在に
    構成し、縦壁一面から照射器を着脱し、さらに上壁一部
    を開くことにより現われる空間に、照射器の上部一部を
    突出して仮置きするように構成したことを特徴とする請
    求項1記載の移動式紫外線硬化装置。
  3. 【請求項3】硬化装置本体の電源装置に一端を接続し、
    他端にコンセントプラグを接続してなるケーブルの中間
    に、ケーブル抜止体を配置したことを特徴とする請求項
    1と請求項2記載の移動式紫外線硬化装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200445464Y1 (ko) 2007-10-24 2009-08-04 윤병찬 휴대용 자외선 조사기
KR200478829Y1 (ko) 2014-01-13 2015-11-27 신덕수 냉각 기능을 갖는 휴대용 uv 경화장치
KR20190000186U (ko) * 2017-07-11 2019-01-22 진기창 이동식 자외선 경화기의 자외선램프 고도조절구조

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