JP2001148768A - 感光デバイス - Google Patents

感光デバイス

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JP2001148768A
JP2001148768A JP2000267169A JP2000267169A JP2001148768A JP 2001148768 A JP2001148768 A JP 2001148768A JP 2000267169 A JP2000267169 A JP 2000267169A JP 2000267169 A JP2000267169 A JP 2000267169A JP 2001148768 A JP2001148768 A JP 2001148768A
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エー.ホーザー ポール
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    • H04N25/70SSIS architectures; Circuits associated therewith
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    • HELECTRICITY
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    • H04N25/60Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一定の光センサを一時的に不活性化しても、
装置のオフセット制御に影響を及ぼさない感光装置を提
供する。 【解決手段】 感光デバイスであって、1組の光センサ
とビデオラインとを含み、この光センサは蓄積信号に応
答した蓄積時間を有し、又読出し信号に応答してビデオ
信号のビデオラインへの読出しを行う。このデバイスが
読出し信号を受信せずに所定数の蓄積信号を受信すると
き、ビデオライン上のオフセットはリセットされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラスタ入力スキャ
ナに用いる画像センサアレイに関する。特に、本発明
は、各光センサが共通ビデオラインに信号を出力する、
感光チップに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像センサアレイは、画像を有
するドキュメントをラスタ走査し、各光センサが捕捉し
た画像領域からの光を画像信号電荷に変換する、光セン
サの線型アレイを含む。画像信号電荷は蓄積時間を経て
増幅され、順次起動される多重トランジスタを通ってア
ナログビデオ信号として共通出力ライン又はバスへ転送
される。
【0003】高性能画像センサアレイのための好適なデ
ザインとしては、縮小光学系を用いずに一対一の画像形
成を可能とする、走査されるページの幅と同じ幅を有す
る光センサのアレイが挙げられる。このような「全幅」
アレイを形成するには、数多くの光センサを画成するた
めの比較的大きいシリコン構造体を用いなければならな
い。このような大型のアレイを作るのに好適な技術は、
数個の突合せシリコンチップを用いてアレイを形成する
ものである。提案されているあるデザインでは、1つの
アレイは端と端とを突合せた20のシリコンチップから
できており、各チップには248の活性光センサがイン
チ当たり400個となるよう離間され配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】走査装置のあるデザイ
ンによれば、大きい装置の中のある組の光センサが時に
より、一時的に不活性となる。大きいスキャナのうちの
一定の光センサが一時的に不活性になる様々な理由があ
ろう。例えば、異なる組の光センサが、異なる原色にそ
れぞれ感光性を有するフルカラー装置では、1つの特定
の色に対し感光性を有する光センサの組は、別の色に用
いる光センサが使用されている際、一時的に不活性とな
る場合もある。又、大規模な工学型入力スキャナでは、
比較的小さいサイズの原稿文書を走査対象とする場合な
どには、光センサの長いアレイのうち一定部分を不活性
とすることが望ましい場合もある。大きい装置内のある
特定の光センサが用いられていないこのような状況の場
合、不活性化された光センサは、(センサに入射する光
に応答して電荷を生成するという意味において)なお光
センサとしての機能を有するが、得られる電圧信号は感
光チップから読み出されない。この状況では、使用され
ていない光センサの電気的活性により、ビデオラインと
関連するオフセット制御にドリフトが生じたり、或いは
予測できない結果を生ずるという実用上の問題が生じ
る。本発明の目的の一つは、ある特定の光センサを一時
的に不活性化しても、装置のオフセット制御に影響を及
ぼさない感光装置を提供することである。
【0005】米国特許第5,654,755号は、暗い
(dark)光センサの出力に基づき、1組の活性光センサの
ビデオ出力のオフセットを補正するための回路について
記載している。ビデオラインに並列の平均化RC回路
が、暗い光センサからの数多くの読出しに基づいた平均
信号を蓄積する。平均信号はビデオライン上に直列の補
正コンデンサに周期的にクランプされる。充電された補
正コンデンサは、ビデオライン順次通過する後続の活性
光センサ信号に対するオフセットを調整する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によると、感光デ
バイス及びその使用方法が提供される。このデバイス
は、1組の光センサとビデオラインとを含み、この光セ
ンサは蓄積信号に応答した蓄積時間を有し、又読出し信
号に応答してビデオ信号のビデオラインへの読出しを行
う。このデバイスが読出し信号を受信せずに所定数の蓄
積信号を受信すると、ビデオライン上のオフセットはリ
セットされる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、1つの光センサチップ1
00上の光センサの構成を示す、簡略化した平面図であ
る。このようなチップは、デジタルコピー機或いはスキ
ャナなどに用いられているような光センサの線型アレイ
を有するラスタ入力スキャナなどに利用されている。周
知のように、オリジナルハードコピー画像はチップに対
して移動し、チップ上の各個々の光センサは、一連の小
面積のオリジナル画像の光を受ける。一般的なラスタ入
力スキャナは、縮小光学系と組み合わされて、走査され
るページの全幅の光を受ける1つのチップを含むことが
できる。或いは、全体で光センサの1つのページ幅の線
型アレイを形成する、端部同士を突合せた複数のこのよ
うなチップを含んでいてもよい。
【0008】図1の平面図では、D1−D4で個別に示
された複数の「暗い光センサ」である光センサ110と
共通ビデオライン108を共用する活性(即ち、感光性
の)光センサ102の長いアレイが示されている。更
に、光センサ102及び110には、一連のシフトレジ
スタ選択スイッチ114を接続したシフトレジスタライ
ン112が接続されている。シフトレジスタ選択スイッ
チ114には、一連のトランジスタスイッチ116が接
続されている。各トランジスタスイッチ116が起動さ
れると、トランジスタスイッチは、各々に接続された個
々の光センサ102又は110からの電荷がスイッチ1
16を通って共通ビデオライン108へ読み出される。
従って、ライン112上のシフトレジスタスイッチ11
4のラインを、「1」が1つ入った0の形のデジタル情
報が通る。数字の列がライン112に沿ってシフトレジ
スタスイッチ114を通る際、1つの「1」が入力ライ
ン112を下流方向へ移動することで光センサを順次起
動し、これにより光センサ108と102がビデオライ
ン110へ信号を順次出力する。
【0009】図1の特定のデザインでは、各走査によっ
て駆動される第1の光センサは暗い光センサ110であ
り、これに次いで活性光センサ102が駆動される。上
述の如く、暗い光センサ110は、光を受けない点を除
けば、典型的には活性光センサ102と概ね同一の構造
を有する。一般的には、暗い光センサ110はアルミニ
ウム層などにより遮光されている。暗い光センサ110
と活性光センサ102が同一チップ上に形成されている
ため、これらは物理的に可能な限りの類似性を有し、こ
のため活性光センサ102におけるあらゆる体系的プロ
セス過程は、暗い光センサ110におけるのと見かけ上
同じである。このようにすると、ビデオ信号の各走査毎
に、暗い光センサは光センサに入射する光がないことと
一致するビデオ信号を確立することにより、事実上チッ
プの再較正を行う。このオフセットが決定されると、活
性光センサの出力の全体的誤差が補償され得る。
【0010】ビデオライン108へ読み出される次の活
性光センサのためのオフセットを暗い光センサが決定す
る動作を行うための簡単な装置を図2に示す。図2の
「オフセット補正デバイス」回路はビデオライン108
上の活性光センサの直接下流に置かれるものとする。ビ
デオライン108上には、単一利得増幅器128を通る
経路に続いて、ここでは特に「補正コンデンサ」130
と呼ばれるコンデンサ130がある。補正コンデンサ1
30はその中に電荷を保持し、この電荷が、ビデオライ
ン108を通って読み出される活性光センサからの電圧
信号の大きさに影響を及ぼす。各走査毎の活性光センサ
の読出しは比較的高速で行われるため、補正コンデンサ
130上の電荷は総ての読出しシーケンスを通じて適度
に一定のままである。補正コンデンサ130にオリジナ
ル電荷、即ち、所望の方法で電圧信号の大きさに影響を
及ぼす補正コンデンサ130上の電荷を与えるために、
暗い光センサ110がビデオライン108を通って読み
出されると、補正コンデンサ130上の補正電荷は各走
査毎に固定される。
【0011】4つの暗い光センサ110を備えるチップ
100のような一般的なチップの態様においては、4つ
の暗い光センサの選択は標準的な工学的方法により主と
して決められる。典型的には、活性光センサの次の読出
しのためのオフセットの決定には、このような暗い光セ
ンサのうちの1つ(例えば、暗い光センサD3)のみが
使用される。各読出しの開始時には、暗い光センサD3
が暗い光センサ信号をビデオライン108へ出力する番
であるとき、スイッチ134によって、ビデオライン1
08と並列の電源132からの基準電圧が与えられる。
補正コンデンサ130の反対側に基準電圧VREFを印加
すると同時に、暗い光センサ110のうちの暗い光セン
サD3の出力は、補正コンデンサ130上に暗い光セン
サ信号とVREFの両方を表す電荷(「補正電荷」)を与
える作用を有する。ビデオライン108に沿って他の回
路が存在してもよい。本文中ではこの回路について、付
加的な単一利得増幅器136の影響として要約する。
【0012】図3は、図1及び図2に示したような感光
デバイスの多数の基本的素子を、本発明に特に関連させ
て示す、簡略化したシステム図である。上述の如く、特
定のスキャナデザインにより、大きい感光デバイスの中
の特定の組の光センサ(1組のチップのうちの1つのチ
ップなど)を一時的に不活性とするための根拠があろ
う。デバイス中の異なる組の光センサを選択的に活性化
或いは不活性化することに関する詳細は、本発明とは直
接関係がない。しかし、感光デバイスの動作の過程で、
特定の組の光センサが一時的に不活性化されるという事
実によって、ビデオライン108に沿って補正コンデン
サ130上に与えられた補正電荷の完全性に影響を与え
ることができる。ビデオライン108に信号を出力して
いる1組の光センサを一時的に不活性化することによ
り、補正コンデンサ130上の補正電荷が時間と共にド
リフトし、或いは予測不能となることがあり、これによ
りその組の光センサがビデオライン108上に再び信号
を出力すると、信号にひずみが生じる。本発明は、特定
のビデオライン108が一時的に不活性化される条件を
決定し、有効ビデオ信号がビデオライン108に再び出
力されると、この決定に応答して補正コンデンサ130
上の補正電荷をリセットする。
【0013】図3に関して概説すると、感光デバイスの
多くのデザインには、感光デバイスを動作させる2つの
タイプの外部信号を扱うための手段がある。一方のタイ
プの信号は「蓄積信号」と呼ぶことができ、他方を「読
出し信号」と呼ぶことができる。蓄積信号は、デバイス
中の1組の光センサ102が蓄積時間を有するようにす
る。即ち、画像の特定部分と関連する明瞭に規定された
時間内で、光センサ上に生成される電荷を決定させる。
前記請求の範囲の用語に関しては、このような蓄積信号
は、光センサが、蓄積時間を「持つ」ようにする。パル
スの前縁又は後縁とすることができる蓄積信号は、特定
のデザインに応じて、蓄積時間を開始或いは終了させる
ことができる。感光デバイス100のような感光デバイ
スを制御するための他のタイプの信号が読出し信号であ
る。読出し信号は、感光デバイス100に供給されると
きに、1組の光センサ上に蓄積された電荷を、並列、直
列、或いはこの2つの組み合わせで、1つ又はそれ以上
のビデオラインへ読み出すようにする信号である。一般
に、CMOS感光デバイスでは、蓄積信号は1組の光セ
ンサ上の電荷を各光センサと接続されたリセットノード
(図示せず)へ転送させる。一方、読出し信号は各リセ
ットノード上の蓄積電荷をビデオラインへ読み出させ
る。しかしながら、本文中に概説する原理は他のデザイ
ンの感光デバイス、特には電荷結合デバイスにも同様に
適用できることを理解されたい。
【0014】概説すると、本発明は感光デバイス中の特
定の組の光センサが使用されていない状況を検出し、ビ
デオ信号がビデオラインへ再び出力され始めると、補正
コンデンサ(或いは、これとほぼ同等のオフセット補正
デバイス)をリセットする。図3に示す如く、これらの
ステップを実行するためのシステムはオフセット制御部
200として概略的に示されている。オフセット制御部
200は光センサ102と同一のチップ上にあってもな
くてもよい。概説すると、オフセット制御部200はチ
ップ100などの特定のデバイスへ入る蓄積信号と読出
し信号の両方をモニターし、所定数の蓄積信号が対応す
る読出し信号なしでデバイス100に送られる状態を検
出する。感光デバイス100のデザインによるが、この
「応答のない」蓄積信号の所定数とは1、2或いはこれ
より幾分大きい数である。顕著な点は、デバイス100
中の特定の組の光センサ102がビデオ信号の読出しを
行わない特定数の蓄積時間を持つようにするならば、ビ
デオ信号の読出しが再開されると、オフセット補正デバ
イス(補正コンデンサ130を含む)は「誤った」補正
電荷を持つようになる点である。
【0015】本発明の一態様によると、オフセット制御
部200は読出し信号なしで感光デバイス100が受け
取った、所定数の蓄積信号を検出し、このような状態の
検出結果に応じて、オフセット補正デバイスをビデオラ
インのオフセット上で「リセット」させる。一般に、こ
のリセットは、感光デバイスの特定のデザインに適した
任意の技術により既知の大きさのオフセットをビデオラ
インと関連させるなどして、ビデオライン上のオフセッ
トに対する一時的な制御の任意の再設定を含むことがで
きる。オフセット補正デバイスが補正コンデンサ130
のような補正コンデンサを含むならば、オフセット補正
デバイス200は所定の既知の大きさの電荷を補正コン
デンサ130に置くことでこのリセットを実行すること
ができる。このオフセットのリセットは、一連の「応答
のない」蓄積信号に続いて感光デバイス100が読出し
信号を受信することに応答して行われる。
【0016】以下の議論は、特に図1及び図2に示した
光センサデザインに関連して、図3に概略的に示された
システムの特定の実施形態について行う。
【0017】図4は、所定のオフセットによりリセット
できる暗い光センサオフセット回路の単純な実施形態の
概略図である。この回路は相互参照する同時係属中の米
国特許出願第09/139,077号(1998年8月
24日出願)に開示されたものと同様のものである。図
4の回路は図2のサンプル回路と主要部分において同一
であることに留意されたい。図4の回路は、ビデオライ
ン108の端部に配置され、暗い光センサ110と活性
光センサ102のいずれからも信号を受信する。又、ビ
デオライン上には単一利得増幅器128と補正コンデン
サ130がある。図2の回路と同様に、基準電圧VREF
がトランジスタ134を通ってビデオライン108に供
給される。
【0018】図4の回路の重要な特徴は、参照数字14
0で表される、ビデオライン108に並列のRC回路の
存在である。このRC回路はスイッチ手段144により
起動されると、平均電圧ライン142(図示される如
く、単一利得増幅器を含むことができる)を通って接続
され、平均電圧VAVEをビデオライン108に選択的に
印加する。又、図示される如く、図4の回路には、補正
コンデンサ130に電圧が印加されるとコンデンサ13
0をビデオライン108上にバイパスさせるバイパスス
イッチ148が設けられている。
【0019】RC回路140は、ビデオライン108上
の各走査毎に暗い光センサD2と暗い光センサD3の両
方からのビデオをサンプリングする、平均回路として機
能する。RC回路140のRとCの値は、比較的多数の
走査について、暗い光センサD2と暗い光センサD3か
らのビデオ信号のサンプルが蓄積されるように設定され
なくてはならない。即ちRとCは、RC回路140に加
えられる暗い光センサD2及びD3を多数回にわたり走
査する影響によって、多数の走査線について、RC回路
140が暗い光センサD2及びD3の出力の移動平均を
維持する、時定数を与える。例えば、100本の走査線
の移動平均を維持することが望ましい場合、RCの値は
各走査毎のサンプルクロックの持続時間の100倍に設
定されなければならない。一般的には、平均の暗い光セ
ンサ信号を得るためには、RCは少なくとも10本、好
ましくは約100本の走査線をサンプリングするよう選
択されるべきである。
【0020】上記説明した図4の基本的素子に加え、参
照数字150で示す「バイパストランジスタ」或いはバ
イパススイッチがある。図4示す如く、バイパススイッ
チ150は、起動されると、平均回路140の抵抗R
AVE形成部分をバイパスするトランジスタである。この
ようにバイパストランジスタ150が起動されると、ビ
デオライン108からの電圧(暗い光センサにより得ら
れる信号などを指すが、これに限定されない)が平均回
路140のコンデンサCAVEに比較的高速で印加される
ことがわかる。起動されたトランジスタ150が抵抗の
ない完全なトランジスタであったとすると、恐らくは暗
い光センサの電荷の全量が非常に迅速にコンデンサC
AVEに加えられるが、起動されたトランジスタ150は
トランジスタに伴う若干の抵抗を有するので、暗い光セ
ンサからの暗いオフセット値の概ね範囲内の電位でコン
デンサCAVEに「負荷」を与えるためには、一般的に多
数回にわたる光センサ読出しサイクルが必要である。
【0021】図4に示した回路の詳細な動作は本文中に
参照として援用した特許に開示されている。本発明の本
実施形態によれば、バイパススイッチ150を制御する
ために用いられるΦDCRBPのための入力、又は「直流回
復バイパス信号」が与えられる。バイパストランジスタ
150へのΦDCRBPの印加は、トランジスタ150上の
抵抗を著しく小さくするために、平均回路140の抵抗
器RAVEをバイパスするように、補正コンデンサ130
をバイパスし、信号を平均回路140に印加するために
利用される。このことは、信号がRAVEを通過しなけれ
ばならない場合に比べて著しく高速で、所定の電位をC
AVEに印加するという作用を有する。つまり、バイパス
トランジスタ150の使用により、図4の回路におい
て、平均回路140のCAVEへ電位を印加する際に「ジ
ャンプスタート」が可能となり、従って平均回路140
がより迅速に有効信号を出力できる。本発明のこの実施
形態では、CAVEに加えられた、従って補正コンデンサ
に加えられた所定の電荷は、暗い光センサからの信号か
ら得られた平均オフセットと関連しているが、補正コン
デンサ130を、典型的なオフセット値に近い値として
既知の、又は何らかの他の技術により得られる固定電位
へバイアスすることが可能である。
【0022】図3に示す如く、本発明の全般的な原理を
図1及び図4に相当する本発明の実施形態に関連付ける
と、図3に示したようなオフセット制御デバイス200
のための必須の入力はΦF又はフェンスクロック(蓄積
信号である)と、出力可能信号又はOE信号(読出し信
号として機能する)である。図4の実施形態に対応させ
ると、オフセット制御部200の必要な出力は、バイパ
ストランジスタ150に印加されるパルスΦDCRBPであ
る。上述の如く、このようなΦDCRBPを図4の回路のバ
イパストランジスタ150へ印加することより、適切な
大きさの補正電荷が補正コンデンサ130に与えられ、
これによりビデオライン108上の次のビデオ信号に影
響を与える。
【0023】更に、本発明の本実施形態に関して、参照
として本文中に援用した特許に開示されているようなΦ
DCR1及びΦDCR2パルスの印加と組み合わせてΦDCRBP
ルスを印加することは、CAVE上の電圧を補正コンデン
サ130へ伝達する作用を有することがわかる。CAVE
上の電圧は、図1に関して上述したように、暗い光セン
サD1乃至D4からの読出しの平均に関連している。こ
のようにすると、補正コンデンサ130上に与えられた
リセット電荷は暗い光センサからの出力の移動平均と関
連付けられる。移動平均はチップ100上の総ての光セ
ンサについての平均オフセットを表す。別の実施形態で
は、例えば必要に応じてオフセット補正デバイスをリセ
ットするためのオフセットを決定する機能のみを有す
る、特別な、使用されない暗い光センサ又は光センサの
組があってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】共通ビデオラインへ読出しを行う暗い光センサ
と活性光センサとを有する活性感光デバイスの関連部分
の平面図である。
【図2】暗い光センサ信号が、次の活性光センサビデオ
信号のためのオフセットを決定するようにするための簡
単な回路の概略図である。
【図3】本発明の機能を示す簡略図である。
【図4】暗い光センサ信号からのビデオラインに対する
オフセットを決定するための回路を示す、本発明の好適
な実施形態に従った回路の概略図である。
【符号の説明】
102、110 光センサ 108 共通ビデオライン 130 補正コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スコット エル.テウィンクル アメリカ合衆国 14519 ニューヨーク州 オンタリオ バーグ ロード 193

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1組の光センサと、 ビデオラインと、 蓄積信号に応答して、前記1組の光センサ内の光センサ
    が蓄積時間を持つようにするための蓄積手段と、 読出し信号に応答して、前記1組の光センサ内の光セン
    サがビデオ信号をビデオラインへ読み出すようにするた
    めの読出し手段と、 デバイスが読出し信号を受信することなく所定数の蓄積
    信号を受信したとき、ビデオライン上のオフセットをリ
    セットするためのオフセット制御部と、を含む、 感光デバイス。
  2. 【請求項2】 前記オフセット制御部が、所定の大きさ
    のオフセットを前記ビデオラインと関連させることによ
    り、前記ビデオライン上のオフセットをリセットし、 所定の大きさのオフセットが暗い光センサからの出力に
    関連している、 請求項1に記載の感光デバイス。
  3. 【請求項3】 前記ビデオラインと関連した補正コンデ
    ンサを更に含み、前記補正コンデンサは光センサからの
    電位信号に影響を与えるための補正電荷を前記補正コン
    デンサに保持するように構成されており、 前記オフセット制御部が、所定の大きさのオフセットが
    前記補正コンデンサ上に与えられるようにする、 請求項1に記載の感光デバイス。
JP2000267169A 1999-09-03 2000-09-04 感光デバイス Withdrawn JP2001148768A (ja)

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