JP2001148621A - ヒステリシスコンパレータ - Google Patents

ヒステリシスコンパレータ

Info

Publication number
JP2001148621A
JP2001148621A JP33020399A JP33020399A JP2001148621A JP 2001148621 A JP2001148621 A JP 2001148621A JP 33020399 A JP33020399 A JP 33020399A JP 33020399 A JP33020399 A JP 33020399A JP 2001148621 A JP2001148621 A JP 2001148621A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
field
effect transistor
conductivity type
current
gate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33020399A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsufumi Kurokawa
達史 黒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP33020399A priority Critical patent/JP2001148621A/ja
Publication of JP2001148621A publication Critical patent/JP2001148621A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】占有面積が小で製造バラツキの影響が小さくな
るヒステリシスコンパレータを提供する。 【解決手段】入力差動段はP型MOSトランジスタP1
01,P102から構成され、能動負荷はN型MOSト
ランジスタN103,N104並びにN型MOSトラン
ジスタN105,N106を具備して構成され、N10
5のゲートと電源ラインGNDとの間に出力端子OUT
からの信号により開閉動作をする第1のスイッチS12
1が設けられ、N106のゲートと電源ラインGNDと
の間に出力端子OUTからの信号を反転させた信号によ
り開閉動作をする第2のスイッチが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はヒステリシスコンパ
レータに係り、特にヒステリシスのコントロールが容易
なヒステリシスコンパレータに関する。
【0002】
【従来の技術】コンパレータは入力信号電圧を基準電圧
と比較して、入力信号電圧が基準電圧よりも高いか低い
かに応じて2種類の電圧レベルの出力信号電圧を得る回
路であり、論理ゲートの制御等に用いられる。そして、
コンパレータのうちでヒステリシスコンパレータは、2
種類の出力電圧の切り換えを異なる入力電圧で行う回路
である。
【0003】すなわちヒステリシスコンパレータは、入
力信号電圧がロウレベルからハイレベルに変化するとき
は高いしきい値電圧を有し、ハイレベルからロウレベル
に変化するときは低いしきい値電圧を有している。
【0004】一般的なヒステリシスコンパレータ(第1
の従来技術)を図5に示す。同図において、反転入力端
子INNと非反転入力端子(基準電圧端子)INPと出
力端子OUTを有する通常のコンパレータ(一つのしき
い値電圧を有するコンパレータ)Cに抵抗R1,R2を
接続することにより、その時の出力端子OUTにおける
出力信号に応じたしきい値電圧となるヒステリシスコン
パレータを構成している。
【0005】一方、特開平5−249149号公報で
は、一対のPチャンネル電界効果トランジスタ(以下、
P型MOSトランジスタ、と称す)を能動負荷とし、こ
の能動負荷トランジスタにそれぞれ接続された一対のN
チャンネル電界効果トランジスタ(以下、N型MOSト
ランジスタ、と称す)を入力差動段トランジスタとし、
この入力差動段トランジスタのそれぞれにN型MOSト
ランジスタをヒステリシス制御トランジスタとして並列
接続し、この一対のヒステリシス制御トランジスタのう
ちのどちらか一方に定電流を流すヒステリシスコンパレ
ータ(第2の従来技術)を提案している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし第1の従来技術
のヒステリシスコンパレータは、抵抗を形成するために
LSI上で面積的に非常に大きくなってしまい、また抵
抗の製造バラツキがヒステリシス特性に影響を与えてし
まう。さらに、基準電圧端子の入力インピーダンスが低
くなるので、基準電圧の電源側の出力インピーダンスを
低くしなければならない。
【0007】一方、第2の従来技術では能動負荷側の構
成には何も考慮されておらず、ヒステリシス制御トラン
ジスタ対を入力差動段トランジスタに並列接続したもの
であるから、必然的に能動負荷トランジスタ対とヒステ
リシス制御トランジスタ対とが異なる極性となり、これ
によりトランジスタの製造バラツキの影響を大きく受け
るものとなる。
【0008】またこの第2の従来技術では、一対のヒス
テリシス制御トランジスタに流れる電流を独立に制御す
ることができないから、設計の自由度が低くなる。
【0009】またこの第2の従来技術では、外部からヒ
ステリシスの制御することができないから、使用上の制
約を生じる。
【0010】したがって本発明の目的は、抵抗素子を用
いることなく、能動負荷トランジスタ対とヒステリシス
制御トランジスタ対とが同じ極性とすることが可能であ
り、これによりトランジスタの製造バラツキの影響が小
さくなるヒステリシスコンパレータを提供することであ
る。
【0011】本発明の他の目的は、抵抗素子を用いるこ
となく、一対のヒステリシス制御トランジスタに流れる
電流を独立に制御することが可能であり、これにより設
計の自由度が高くなるヒステリシスコンパレータを提供
することである。
【0012】本発明の別の目的は、抵抗素子を用いるこ
となく、外部からヒステリシスの制御することが可能で
あり、これにより多種類の回路に使用することができる
ヒステリシスコンパレータを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、能動負
荷と、入力差動段とを有するヒステリシスコンパレータ
において、前記能動負荷を流れる電流の通路をスイッチ
の開閉動作により定め、これにより該能動負荷の電流を
制御するヒステリシスコンパレータにある。
【0014】本発明の他の特徴は、入力差動段が第1導
電型の第1及び第2の電界効果トランジスタを具備して
構成され、能動負荷が前記第1及び第2の電界効果トラ
ンジスタにそれぞれ接続する第2導電型の第3及び第4
の電界効果トランジスタ並びに該第3及び第4の電界効
果トランジスタのそれぞれに並列に接続された第2導電
型の第5及び第6のトランジスタを具備して構成され、
前記第5の電界効果トランジスタのゲートと電源ライン
との間に出力端子からの信号により開閉動作をする第1
のスイッチが設けられ、前記第6の電界効果トランジス
タのゲートと電源ラインとの間に出力端子からの信号を
反転させた信号により開閉動作をする第2のスイッチが
設けられているヒステリシスコンパレータにある。ここ
で、前記第5の電界効果トランジスタのゲートにゲート
を接続した第2導電型の第7の電界効果トランジスタ
と、前記第6の電界効果トランジスタのゲートにゲート
を接続した第2導電型の第8の電界効果トランジスタと
を有し、前記第7の電界効果トランジスタと前記第8の
電界効果トランジスタとは互いに異なる電流源から電流
を供給されて駆動することが好ましい。
【0015】本発明の別の特徴は、入力差動段が第1導
電型の第1及び第2の電界効果トランジスタを具備して
構成され、能動負荷が前記第1及び第2の電界効果トラ
ンジスタにそれぞれ接続する第2導電型の第3及び第4
の電界効果トランジスタ並びに該第3及び第4の電界効
果トランジスタの一方と並列に接続された第2導電型の
第5の電界効果トランジスタを具備して構成され、前記
第5の電界効果トランジスタのゲートにゲートを接続し
た第2導電型チャネルの第6の電界効果トランジスタ
と、前記第5の電界効果トランジスタのゲートと前記第
6の電界効果トランジスタのゲートとが接続する接続ノ
ードと電源ライン間に出力の状態により開閉動作を行う
スイッチが設けられているヒステリシスコンパレータに
ある。
【0016】本発明のさらに別の特徴は、入力差動段が
第1導電型の第1及び第2の電界効果トランジスタを具
備して構成され、能動負荷が前記第1及び第2の電界効
果トランジスタにそれぞれ接続する第2導電型の第3及
び第4の電界効果トランジスタ並びに該第3及び第4の
電界効果トランジスタのそれぞれに並列に接続された第
2導電型の第5及び第6の電界効果トランジスタを具備
して構成され、前記第5の電界効果トランジスタのゲー
トにゲートを接続した第2導電型の第7の電界効果トラ
ンジスタと、前記第6の電界効果トランジスタのゲート
にゲートを接続した第2導電型の第8の電界効果トラン
ジスタとを有し、前記第7の電界効果トランジスタと前
記第8の電界効果トランジスタは互いに異なる電流源か
ら供給されて駆動されており、それぞれの前記電流源は
外部からの制御信号によるスイッチの開閉動作を行うこ
とにより制御されるヒステリシスコンパレータにある。
ここで、それぞれの前記電流源は、前記外部からの制御
信号によりスイッチの開閉動作を行うことにより供給電
流値を異ならすことが可能な構造になっていることが好
ましい。
【0017】あるいは本発明の別の特徴は、入力差動段
が第1導電型の第1及び第2の電界効果トランジスタを
具備して構成され、能動負荷は前記第1及び第2の電界
効果トランジスタにそれぞれ接続する第2導電型の第3
及び第4の電界効果トランジスタ並びにソースが第1の
スイッチを介して電源線に接続することにより前記第3
の電界効果トランジスタと並列接続関係となる第5の電
界効果トランジスタ及びソースが第2のスイッチを介し
て電源線に接続することにより前記第4の電界効果トラ
ンジスタと並列接続関係となる第6の電界効果トランジ
スタを具備して構成され、外部からの制御信号により前
記第1及び第2のスイッチの開閉動作を行うヒステリシ
スコンパレータにある。ここで例えば外部入力信号がハ
イレベルの場合は、前記第1のスイッチの開閉動作を行
う制御信号と前記第2のスイッチの開閉動作を行う制御
信号とは互いに反転した信号であることができる。ま
た、第1の電流源から電流を供給される第2導電型の第
7の電界効果トランジスタと、第2の電流源から電流を
供給される第2導電型の第8の電界効果トランジスタ
と、ゲートが前記第7の電界効果トランジスタのゲート
と接続しソースが第3のスイッチを介して電源線に接続
することにより前記第3の電界効果トランジスタと並列
接続関係となる第2導電型の第9の電界効果トランジス
タと、ゲートが前記第8の電界効果トランジスタのゲー
トに接続しソースと第4のスイッチを介して電源線に接
続することにより前記第4の電界効果トランジスタと並
列接続関係となる第2導電型の第10の電界効果トラン
ジスタとを具備し、外部からの制御信号により前記第1
乃至第4のスイッチの開閉動作を行うことが好ましい。
ここで例えば外部入力信号がハイレベルの場合は、前記
第1及び前記第3のスイッチの開閉動作を行う制御信号
と前記第2及び前記第4のスイッチの開閉動作を行う制
御信号とは互いに反転した信号であることができる。
【0018】上記したそれぞれの発明のヒステリシスコ
ンパレータにおいて、前記第1導電型の電界効果トラン
ジスタをP型MOSトランジスタにし、前記第2導電型
の電界効果トランジスタをN型MOSトランジスタにす
ることができる。
【0019】または、上記したそれぞれの発明のヒステ
リシスコンパレータにおいて、前記第1導電型の電界効
果トランジスタをN型MOSトランジスタにし、前記第
2導電型の電界効果トランジスタをP型MOSトランジ
スタにすることもできる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明を説明
する。
【0021】図1は本発明の第1の実施の形態のヒステ
リシスコンパレータを示す回路図である。反転入力端子
INNにゲートを接続したP型MOSトランジスタのP
101と非反転入力端子(基準電圧端子)INPにゲー
トを接続したP型MOSトランジスタのP102が一対
の入力差動段を構成し、これらのトランジスタのソース
が共通接続し、定電流I140を得る定電流源を介して
高電源側のVDDラインに接続している。
【0022】能動負荷はN型MOSトランジスタのN1
03,N104,N105,N106から構成されてい
る。このうち、N103,N104が通常の能動負荷対
トランジスタであり、N105,N106が本発明特有
のヒステリシス制御能動負荷トランジスタである。
【0023】N103とN105のドレインはP101
のドレインに接続し、ソースは低電源側のGNDライン
に接続している。N104とN106のドレインはP1
02のドレインに接続し、ソースは低電源側のGNDラ
インに接続している。また、N103のゲートとN10
4のゲートはP101及びN103のドレインに接続し
ている。
【0024】また、N型MOSトランジスタのN107
およびN108のドレインがそれぞれ定電流I147お
よびI148を得るそれぞれの定電流源を介してVDD
ラインに接続し、且つそれぞれのゲートに接続し、ソー
スがGNDラインに接続している。
【0025】また、出力段のトランジスタとしてN型M
OSトランジスタのN109が設けられ、このN109
のドレインが定電流源I149を介してVDDラインに
接続し、ソースがGNDラインに接続し、また、ドレイ
ンが出力端子OUTに接続している。
【0026】さらに、スイッチS121が、N105の
ゲートとN107のゲートとの接続ノードおよびGND
ライン間に接続して両者間の開閉動作を行うようになっ
ている。同様にスイッチS122が、N106のゲート
とN108のゲートとの接続ノードおよびGNDライン
間に接続して両者間の開閉動作を行うようになってい
る。そして、スイッチS121の開閉動作を行うライン
がOUTから導かれ、スイッチS122の開閉動作を行
うラインがOUTからインバータ131を介して導かれ
ている。これらのスイッチはP型MOSトランジスタ及
びN型MOSトランジスタにより構成され、そのソース
−ドレイン経路が接続ノードとGNDライン間に設けら
れ、ゲートにOUTからの出力信号もしくはインバータ
を介した出力信号が印加されて開閉動作を行う。これら
のスイッチは、出力レベルに応じてスイッチS121、
S122を切り替え、それに応じてヒステリシス制御能
動負荷トランジスタであるN型トランジスタN105、
N106を動作させることにより、入力差動段に電流の
アンバランスを生じさせ入力スレッショルド電圧にヒス
テリシス特性をもたせる。
【0027】すなわち図1のヒステリシスコンパレータ
は、入力差動段を構成するP101、P102、N10
3、N104と、出力段を構成するN109と、N10
3と並列に接続されたN105と、N104と並列に接
続されたN106と、N105に流れる電流を制御する
N107と、N106に流れる電流を制御するN108
と、出力レベルがVDDと同一レベルのときはN105
にドレイン電流を流さず、出力レベルがGNDと同一レ
ベルのときはN105にN107と同じドレイン電流を
流すという制御を行うスイッチS121と、出力レベル
がVDDと同一レベルのときはN106にN108と同
じドレイン電流を流し、出力レベルがGNDと同一レベ
ルのときはN106にドレイン電流を流さないという制
御を行うスイッチS122と、出力を反転してスイッチ
S122を制御するインバータ131とを有して構成さ
れている。
【0028】次に、本発明の第1の実施の形態のヒステ
リシスコンパレータの動作について、図1を参照して説
明する。
【0029】反転入力端子INNに加わる電圧VINN
が非反転入力端子INPに加わる電圧VINPよりも高
く、出力端子OUTの電位がGNDと同一レベルになっ
ている場合、P101のゲートに加わる電圧の方がP1
02のゲートに加わる電圧よりも高いため、電流I14
1<電流I142となる。このため、P101のドレイ
ン電位は低くなり、N104はゲート電圧が低いためド
レイン−ソース間抵抗値が高くなる。したがって、N1
09のゲート電位が高くなり、N109に電流が流れて
出力はGNDに引っ張られる。
【0030】この状態から反転させるには、N103の
ドレイン電流I143>N104のドレイン電流I14
4となる必要がある。
【0031】いま出力がGNDレベルにあるため、スイ
ッチS122がONされ、スイッチS121がOFFさ
れる。このためN105にはカレントミラー構成になっ
ているN107のドレイン電流I147と同じ電流が流
れる。ここで、N106はゲート電位がGNDレベルに
引っ張られるので電流は流れない。したがって、VIN
NとVINPが等しい時、能動負荷回路に流れる電流
は、 I143+I147=I144・・・第1式 となりI143<I144であるため反転しない。
【0032】この状態からVINNを下げていって(V
INPを上げていって)、I143=I144となると
き、回路は平衡となり、これよりVINNが下がると反
転する。この時P101に流れる電流I141とP10
2に流れる電流I142は次の第2式となる。I147
=I141−I142・・・第2式 したがって、I147に応じてヒステリシス幅が変化す
る。
【0033】VINNがVINPよりも低く、出力端子
OUTの電位がVDDと同一レベルになっている場合、
前記P101のゲートに加わる電圧の方が前記P102
のゲートに加わる電圧よりも低いため、I141>I1
42となる。このため、P101のドレイン電位は高く
なり、N104はゲート電圧が高いためドレイン−ソー
ス間抵抗値が低くなる。したがって、N109のゲート
電位が低くなり、N109が電流を流さなくなり出力は
VDDに引っ張られる。この状態から反転させるには、 I143<I144 となる必要がある。いま出力がVDDレベルにあるた
め、スイッチS122がOFFされ、スイッチS121
がONされる。このためN106にはカレントミラー構
成になっているN108のドレイン電流I148と同じ
電流が流れる。ここで、N105はゲート電位がGND
レベルに引っ張られるので電流は流れない。したがっ
て、VINNとVINPが等しい時、能動負荷回路に流
れる電流は、 I144+I148=I143・・・第3式 となりI143>I144であるため反転しない。
【0034】この状態からVINNを上げていって(V
INPを下げていって)、I143=I144となると
き、回路は平衡となり、これよりVINNが上がると反
転する。このI141とI142は、 I148=I142−I141・・・第4式 となる。したがって、I148に応じてヒステリシス幅
が変化する。
【0035】ゆえに、I147およびI148によりヒ
ステリシスをコントロールすることが出来る。
【0036】このように図1のヒステリシスコンパレー
タは、能動負荷トランジスタ対N103,N104とヒ
ステリシス制御トランジスタ対N105,N106が並
列に接続されており、N105は電流I147を、N1
06は電流I148を出力レベルに応じてそれぞれ流す
構成になっている。そして、このヒステリシス制御トラ
ンジスタ対に流れる電流をそれぞれ独立に制御している
から、設計の自由度が高く、立ち上がり立ち下がりのし
きい値を個別に制御することができ、N105およびN
106を制御することにより、ヒステリシスを自由にコ
ントロールすることが出来る。また、能動負荷トランジ
スタ対N103,N104とヒステリシス制御能動負荷
トランジスタ対N105,N106とが同じ極性、すな
わち同じN型MOSトランジスタであるから、ヒステリ
シス特性が製造によるバラツキの影響を受けにくいとい
う効果も有する。
【0037】本発明の第2の実施の形態は、図1の回路
においてP型MOSトランジスタとN型MOSトランジ
スタを互いに入れ替え、VDDラインとGNDラインと
を互いに入れ替え、電流の向きを逆にしたヒステリシス
コンパレータである。この場合も図1と同様の効果が得
られる。
【0038】次に本発明の第3の実施の形態のヒステリ
シスコンパレータを図2を参照して説明する。図2にお
いて、P301,P302,N303,N304,N3
06,N308,N309,電流I340,電流I34
3,電流I344,電流I346,電流I348,電流
I349及びインバータ331は、図1におけるP10
1,P102,N103,N104,N106,N10
8,N109,電流I140,電流I143,電流I1
44,電流I146,電流I148,電流I149及び
インバータ131とそれぞれ同様であるから重複する説
明は省略する。この図2に示す第3の実施の形態は、上
述した図1におけるN型MOSトランジスタN107お
よび定電流I147を得る定電流源、スイッチS121
を削除したものである。
【0039】これにより、VINN<VINPで出力が
VDDと同一レベルの場合は上記した第1の実施の形態
と同様にヒステリシスを持ち、VINN>VINPで出
力がGNDと同一レベルの場合はVINN=VINPと
なったときに反転する。この際、基準電圧をあらかじめ
変更しておくか入力差動段をアンバランスにすることで
目的のヒステリシスを得ることが出来る。また、能動負
荷トランジスタ対N303,N304とヒステリシス制
御能動負荷トランジスタN306とが同じ極性、すなわ
ち同じN型MOSトランジスタであるから、ヒステリシ
ス特性が製造によるバラツキの影響を受けにくいという
効果も有する。
【0040】また、上述した図1におけるN型MOSト
ランジスタN108および定電流I148を得る定電流
源、スイッチS128を削除したものも同様である。こ
の場合はVINN<VINPで出力がVDDと同一レベ
ルの場合はVINN=VINPとなったときに反転し、
VINN>VINPで出力がGNDと同一レベルの場合
は第1の実施の形態と同様にヒステリシスを有する。
【0041】本発明の第4実施の形態は、第3の実施の
形態のP型MOSトランジスタとN型MOSトランジス
タを互いに入れ替え、VDDラインとGNDラインとを
互いに入れ替え、電流の向きを逆にしたヒステリシスコ
ンパレータである。この場合も同様の効果が得られる。
【0042】次に本発明の第5の実施の形態のヒステリ
シスコンパレータを図3を参照して説明する。図3にお
いて、P501,P502,N503,N504,N5
05,N506,N507,N508,N509,電流
I551,電流I552,電流I553,電流I55
4,電流I555,電流I556,電流I557及び電
流I558は、図1におけるP101,P102,N1
03,N104,N105,N106,N107,N1
08,N109,電流I141,電流I142,電流I
143,電流I144,電流I145,電流I146,
電流I147及び電流I148とそれぞれ同様であるか
ら重複する説明は省略する。
【0043】この図3に示す第5の実施の形態では、電
流I557および電流I558を得る電流源をそれぞれ
3分割しP型MOSトランジスタのP571〜P573
およびP574〜P576とし、スイッチS591〜S
594によってN507、N508に流れこむ電流を可
変出来るようにしたものである。なおスイッチの制御は
外部からの入力データおよび出力のレベルに応じて、デ
コーダD532およびANDゲートA521〜A524
が行う。
【0044】なお図3において、P548とP571〜
P576およびP540,P549はカレントミラー構
成になっている。したがって、P571〜P576およ
びP540,P549にはP548に応じた定電流が流
れる。このため、P540,P549は図1におけるI
140,I149と同じ働きをする。また、P548に
流れる電流を定めるために定電流I550を流す定電流
源が接続されており、P548にはI550と等しいド
レイン電流が流れる。
【0045】いま外部からの入力データにより、D53
2Aから521、A522、A523、A524にVD
Dと同一のレベルが入力されているとすると、出力がV
DDと同一レベルの時、S593およびS594がON
されて、N508にはI584、I585、I586を
加算した電流が流れる。この時、S591、S592は
OFFされるので、N507のドレイン電流I557は
I581と等しい。またN506のドレイン電流I55
6はN508のドレイン電流I558と等しく、N50
5のドレイン電流I555は上記I557と等しい。し
たがって、出力が反転するN503のドレイン電流I5
53とN504のドレイン電流I554が等しいときの
P501のドレイン電流I551とP502のドレイン
電流I552の差電流は、 I551=I553+I581・・・第5式 I552=I554+I584+I585+I586・・・第6式 となり、I553=I554であるから、 I551−I552=I581−I584−I585−I586・・・第7式、 となる。ここでI581=I584とすると、 I551−I552=−I585−I586・・・第8式 となり、スイッチで選択した電流分のヒステリシスをも
つ。
【0046】出力がGNDと同一レベルの時は、S59
1およびS592がONされて、I557はI581、
I582、I583を加算した電流と等しくなる。この
時、S593、S594はOFFされるので、I558
はI584と等しくなる。I556はI558と等し
く、I555はI557と等しい。したがって、出力が
反転するI553とI554が等しいときのI551と
I552の差電流は、 I551=I553+I581+I582+I583・・・第9式 I552=I554+I584・・・第10式 となり、I553=I554であるから、 I551−I552=−I584+I581+I582+I583・・・・・・ ・・第11式、となる。ここでI581=I584とすると、 I551−I552=I582+I583・・・第12式 となり、スイッチで選択した電流分のヒステリシスを持
つ。
【0047】また、外部からの入力データにより、D5
32から、A521、A523にVDDと同一レベル
が、A522、A524にGNDと同一レベルが入力さ
れているとすると、上記した第8式と第12式は、 I551−I552=−I585(前出力レベルがVDDと同一の時)・・・・ ・・・・第13式 I551−I552=I582(前出力レベルがGNDと同一の時)・・・・・ ・・・第14式 となり、ヒステリシス幅をI586もしくはI584の
分だけ狭めることが出来る。
【0048】また、外部からの入力データにより、D5
32がらA521、A522、A523にVDDと同一
レベルが、A524にGNDと同一レベルが入力されて
いるとすると、上記した第7式と第8式は、 I551−I552=−I585−I586(前出力レベルがVDDと同一の時 )・・・第15式 I551−I552=I582(前出力レベルがGNDと同一の時)・・・・・ ・・・第16式 となり、前出力レベルがVDDと同一の時とGNDと同
一の時でヒステリシス幅を変更することが出来、ヒステ
リシスの中心をズラスことができるため、コンパレータ
のオフセットを外部から調整することもできる。
【0049】なお、この第5の実施の形態の回路は図3
に示すように、上記図1においてI147およびI14
8の電流を得る電流源をそれぞれ3分割しているが、よ
り多分割にすることにでヒステリシスをより細かく設定
できる。
【0050】このように第5の実施の形態のヒステリシ
スコンパレータは、ヒステリシスを制御するための電流
を外部入力により制御する構成になっているから、他の
実施の形態の効果に加えて、外部から立ち上がり、立ち
下がりのしきい値を制御する効果も有する。
【0051】本発明の第6の実施の形態は、第5の実施
の形態のP型MOSトランジスタとN型MOSトランジ
スタを互いに入れ替え、VDDラインとGNDラインと
を互いに入れ替え、電流の向きを逆にしたヒステリシス
コンパレータである。この場合も同様の効果が得られ
る。
【0052】次に本発明の第7の実施の形態のヒステリ
シスコンパレータを図4を参照して説明する。図4にお
いて、P401,P402,N403,N404,N4
05,N406,N407,N408,N409,電流
I440,電流I441,電流I442,電流I44
3,電流I444,電流I447,電流I448及び電
流I449は、図1におけるP101,P102,N1
03,N104,N105,N106,N107,N1
08,N109,電流I140,電流I141,電流I
142,電流I143,電流I144,電流I147,
電流I148及び電流I149とそれぞれ同様であるか
ら重複する説明は省略する。
【0053】この図4に示す第7の実施の形態では、入
力差動段における能動負荷回路から電流を減算するN型
MOSトランジスタN405およびN406とそれぞれ
並列にN型MOSトランジスタN415、N416を接
続し、それら4つのトランジスタのソース−GND間に
スイッチS421〜S424をそれぞれ接続し、これを
外部からの入力データにしたがって、デコーダD462
およびANDゲートA451〜A454、インバータB
461を用いて制御するものである。
【0054】いま外部からの入力データにより、D46
2からA451、A453にVDDと同一レベルが、A
452、A454にGNDと同一レベルが入力されてい
るとすると、出力がVDDと同一レベルの時、S423
がONされ、S424はOFFされるので、N406の
ドレイン電流I446は流れ、N416のドレイン電流
I476は流れない。また、S421、S422はOF
Fされるので、N405、N415のドレイン電流I4
45、I475は流れない。したがって、出力が反転す
るN403のドレイン電流I443とN404のドレイ
ン電流I444が等しいときのP401のドレイン電流
I441とP402のドレイン電流I442の差電流
は、 I441=I443・・・第17式 I442=I444+I446・・・第18式 より、I443=I444であるから I441−I442=−I446・・・第19式 となる。なおI446はN408のドレイン電流I44
8に等しいので、 I441−I442=−I448・・・第20式 となる。
【0055】出力がGNDと同一レベルの時は、S42
1がONされ、S422はOFFされるので、I445
は流れ、I475は流れない。また、S423、S42
4はOFFされるので、I446、I476は流れな
い。したがって、出力が反転するI443とI444が
等しいときのI441とI442の差電流は、 I441=I443+I445・・・第21式 I442=I444・・・第22式 より、I443=I444であるから、 I441−I442=I445・・・第23式 となる。なおI445はN407のドレイン電流I44
7に等しいので、 I441−I442=I447・・・第24式 となる。
【0056】第17式および第21式は、上記した第1
の実施の形態の第2式および第4式と同じである。
【0057】また外部からの入力データによりD462
からA451、A452、A453、A454にVDD
と同一レベルが入力されているとすると、上記第17式
および上記第21式は、 I441−I442=−I448×2(前出力レベルがVDDと同一の時)・・ ・・・・第25式 I441−I442=I447×2(前出力レベルがGNDと同一の時)・・・ ・・・第26式 となり、よりヒステリシスの大きいコンパレータとする
ことが出来る。
【0058】さらに、また外部からの入力データにより
D462からA451、A453、A454にVDDと
同一レベルが、A452にGNDと同一レベルが入力さ
れているとすると、上記第17式および上記第21式
は、 I441−I442=−I448×2(前出力レベルがVDDと同一の時)・・ ・第27式 I441−I442=I447(前出力レベルがGNDと同一の時)・・・第2 8式 となり、出力がVDDと同一レベルのときとGNDと同
一レベルのときでヒステリシス幅を変更することが出
来、ヒステリシスの中心をズラスことができるため、コ
ンパレータのオフセットを外部から調整することもでき
る。
【0059】このように第7の実施の形態の図4に示す
回路は、外部からの入力データによって、ヒステリシス
幅を大きくしたり、小さくしたり、なくしたりすること
ができる。なお、入力差動段における能動負荷回路から
電流を減算するトランジスタN403およびN404と
並列にN415およびN416と同様にして複数のトラ
ンジスタを接続することで、より詳細なヒステリシスの
コントロールを行うことも出来る。
【0060】このように図4のヒステリシスコンパレー
タは、図3の回路と同様に、ヒステリシスを制御するた
めの電流を外部入力により制御する構成になっているか
ら、他の実施の形態の効果に加えて、外部から立ち上が
り、立ち下がりのしきい値を制御する効果も有し、さら
に、図3に比べて定常電流をより押さえることができ
る。
【0061】このように図3及び図4に示す実施の形態
のヒステリシスコンパレータは、立ち上がり、立ち下が
りのしきい値を別々に制御することができるから、オフ
セット調整も可能となる利点を有する。
【0062】本発明の第8の実施の形態は、第7の実施
の形態のP型MOSトランジスタとN型MOSトランジ
スタを互いに入れ替え、VDDラインとGNDラインと
を互いに入れ替え、電流の向きを逆にしたヒステリシス
コンパレータである。この場合も同様の効果が得られ
る。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明のヒステリシ
スコンパレータは異なるしきい値を得るために抵抗を用
いる必要がないから、LSI上の面積が小となり、抵抗
の製造バラツキによるヒステリシス特性への影響は関係
が無くなり、さらに、基準電圧端子側の入力インピーダ
ンスが低くなることはない。
【0064】また本発明のヒステリシスコンパレータは
異なるしきい値を得るために、能動負荷の構造にヒステ
リシス制御能動負荷トランジスタを取り入れて能動負荷
に流れる電流を制御しているから、本来の能動負荷トラ
ンジスタ対とヒステリシス制御能動負荷トランジスタは
同一極性、例えば同じN型MOSトランジスタで構成さ
れ、これによりトランジスタの製造バラツキが特性に影
響されることが少なくなる。
【0065】さらに本発明では能動負荷の電流制御にス
イッチを用いているから、一対のヒステリシス制御トラ
ンジスタに流れる電流を独立に制御することが可能にな
り、これにより設計の自由度が高くなる。また外部から
ヒステリシスの制御することが可能になり、これにより
多種類の回路に使用することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図2】本発明の第3の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図3】本発明の第5の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図4】本発明の第7の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図5】従来技術を示す図である。
【符号の説明】
P101,P102,P301,P302,P401,
P402,P501,P502,P540,P548,
P549,P571〜P576 P型MOSトランジ
スタ N103〜N109,N303,N304,N306,
N308,N309,N403〜N409,N415,
N416,N503〜N509 N型MOSトランジ
スタ I140〜I149,I340,I343,I344,
I346,I348,I349,I440〜I449,
I475,I476,I550,I551〜I558,
I581〜I586 電流 S121,S122,S322,S421,S422,
S423,S424,S591〜S594 スイッチ 131,331,B461,B531 インバータ INN 反転入力端子 INP 非反転入力端子(基準電圧端子) OUT 出力端子 VDD 高電位電源ライン GND 低電位電源ライン A451〜A454,A521〜A524 AND回
路 D462,D532 デコーダ R1,R2 抵抗 C コンパレータ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 能動負荷と、入力差動段とを有するヒス
    テリシスコンパレータにおいて、前記能動負荷を流れる
    電流の通路をスイッチの開閉動作により定め、これによ
    り該能動負荷の電流を制御することを特徴とするヒステ
    リシスコンパレータ。
  2. 【請求項2】 入力差動段が第1導電型の第1及び第2
    の電界効果トランジスタを具備して構成され、能動負荷
    が前記第1及び第2の電界効果トランジスタにそれぞれ
    接続する第2導電型の第3及び第4の電界効果トランジ
    スタ並びに該第3及び第4の電界効果トランジスタのそ
    れぞれに並列に接続された第2導電型の第5及び第6の
    トランジスタを具備して構成され、前記第5の電界効果
    トランジスタのゲートと電源ラインとの間に出力端子か
    らの信号により開閉動作をする第1のスイッチが設けら
    れ、前記第6の電界効果トランジスタのゲートと電源ラ
    インとの間に出力端子からの信号を反転させた信号によ
    り開閉動作をする第2のスイッチが設けられていること
    を特徴とするヒステリシスコンパレータ。
  3. 【請求項3】 前記第5の電界効果トランジスタのゲー
    トにゲートを接続した第2導電型の第7の電界効果トラ
    ンジスタと、前記第6の電界効果トランジスタのゲート
    にゲートを接続した第2導電型の第8の電界効果トラン
    ジスタとを有し、前記第7の電界効果トランジスタと前
    記第8の電界効果トランジスタとは互いに異なる電流源
    から電流を供給されて駆動することを特徴とする請求項
    2記載のヒステリシスコンパレータ。
  4. 【請求項4】 入力差動段が第1導電型の第1及び第2
    の電界効果トランジスタを具備して構成され、能動負荷
    が前記第1及び第2の電界効果トランジスタにそれぞれ
    接続する第2導電型の第3及び第4の電界効果トランジ
    スタ並びに該第3及び第4の電界効果トランジスタの一
    方と並列に接続された第2導電型の第5の電界効果トラ
    ンジスタを具備して構成され、前記第5の電界効果トラ
    ンジスタのゲートにゲートを接続した第2導電型チャネ
    ルの第6の電界効果トランジスタと、前記第5の電界効
    果トランジスタのゲートと前記第6の電界効果トランジ
    スタのゲートとが接続する接続ノードと電源ライン間に
    出力の状態により開閉動作を行うスイッチが設けられて
    いることを特徴とするヒステリシスコンパレータ。
  5. 【請求項5】 入力差動段が第1導電型の第1及び第2
    の電界効果トランジスタを具備して構成され、能動負荷
    が前記第1及び第2の電界効果トランジスタにそれぞれ
    接続する第2導電型の第3及び第4の電界効果トランジ
    スタ並びに該第3及び第4の電界効果トランジスタのそ
    れぞれに並列に接続された第2導電型の第5及び第6の
    電界効果トランジスタを具備して構成され、前記第5の
    電界効果トランジスタのゲートにゲートを接続した第2
    導電型の第7の電界効果トランジスタと、前記第6の電
    界効果トランジスタのゲートにゲートを接続した第2導
    電型の第8の電界効果トランジスタとを有し、前記第7
    の電界効果トランジスタと前記第8の電界効果トランジ
    スタは互いに異なる電流源から供給されて駆動されてお
    り、それぞれの前記電流源は外部からの制御信号による
    スイッチの開閉動作を行うことにより制御されることを
    特徴とするヒステリシスコンパレータ。
  6. 【請求項6】 それぞれの前記電流源は、前記外部から
    の制御信号によりスイッチの開閉動作を行うことにより
    供給電流値を異ならすことが可能な構造になっているこ
    とを特徴とする請求項5記載のヒステリシスコンパレー
    タ。
  7. 【請求項7】 入力差動段が第1導電型の第1及び第2
    の電界効果トランジスタを具備して構成され、能動負荷
    は前記第1及び第2の電界効果トランジスタにそれぞれ
    接続する第2導電型の第3及び第4の電界効果トランジ
    スタ並びにソースが第1のスイッチを介して電源線に接
    続することにより前記第3の電界効果トランジスタと並
    列接続関係となる第5の電界効果トランジスタ及びソー
    スが第2のスイッチを介して電源線に接続することによ
    り前記第4の電界効果トランジスタと並列接続関係とな
    る第6の電界効果トランジスタを具備して構成され、外
    部からの制御信号により前記第1及び第2のスイッチの
    開閉動作を行うことを特徴とするヒステリシスコンパレ
    ータ。
  8. 【請求項8】 第1の電流源から電流を供給される第2
    導電型の第7の電界効果トランジスタと、第2の電流源
    から電流を供給される第2導電型の第8の電界効果トラ
    ンジスタと、ゲートが前記第7の電界効果トランジスタ
    のゲートと接続しソースが第3のスイッチを介して電源
    線に接続することにより前記第3の電界効果トランジス
    タと並列接続関係となる第2導電型の第9の電界効果ト
    ランジスタと、ゲートが前記第8の電界効果トランジス
    タのゲートに接続しソースと第4のスイッチを介して電
    源線に接続することにより前記第4の電界効果トランジ
    スタと並列接続関係となる第2導電型の第10の電界効
    果トランジスタとを具備し、外部からの制御信号により
    前記第1乃至第4のスイッチの開閉動作を行うことを特
    徴とする請求項7記載のヒステリシスコンパレータ。
  9. 【請求項9】 前記第1導電型の電界効果トランジスタ
    はPチャンネル型電界効果トランジスタであり、前記第
    2導電型の電界効果トランジスタはNチャンネル型電界
    効果トランジスタであることを特徴とする請求項2乃至
    請求項8のいずれかに記載のヒステリシスコンパレー
    タ。
  10. 【請求項10】 前記第1導電型の電界効果トランジス
    タはNチャンネル型電界効果トランジスタであり、第2
    導電型の電界効果トランジスタはPチャンネル型電界効
    果トランジスタであることを特徴とする請求項2乃至請
    求項8のいずれかに記載のヒステリシスコンパレータ。
JP33020399A 1999-11-19 1999-11-19 ヒステリシスコンパレータ Pending JP2001148621A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33020399A JP2001148621A (ja) 1999-11-19 1999-11-19 ヒステリシスコンパレータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33020399A JP2001148621A (ja) 1999-11-19 1999-11-19 ヒステリシスコンパレータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001148621A true JP2001148621A (ja) 2001-05-29

Family

ID=18230003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33020399A Pending JP2001148621A (ja) 1999-11-19 1999-11-19 ヒステリシスコンパレータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001148621A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002099619A1 (fr) * 2001-05-30 2002-12-12 Thine Electronics, Inc. Circuit integre a semi-conducteur
WO2003026128A2 (en) * 2001-09-15 2003-03-27 Koninklijke Philips Electronics N.V. Hysteresis comparator
JP2006060692A (ja) * 2004-08-23 2006-03-02 Mitsumi Electric Co Ltd コンパレータ
WO2006117834A1 (ja) * 2005-04-25 2006-11-09 Renesas Technology Corp. 半導体装置及びicカード
US7312657B2 (en) 2004-04-14 2007-12-25 Nec Electronics Corporation Class D amplifier
JP2010199924A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Renesas Electronics Corp 発振回路
US7876150B2 (en) 2008-12-24 2011-01-25 Kabushiki Kaisha Toshiba ASK demodulator, communication module, communication device, and ASK demodulation method
JP2014016711A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Asahi Kasei Electronics Co Ltd レギュレータ
JP2018170689A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 ラピスセミコンダクタ株式会社 半導体装置及びパワーオンリセット装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002099619A1 (fr) * 2001-05-30 2002-12-12 Thine Electronics, Inc. Circuit integre a semi-conducteur
WO2003026128A2 (en) * 2001-09-15 2003-03-27 Koninklijke Philips Electronics N.V. Hysteresis comparator
WO2003026128A3 (en) * 2001-09-15 2003-12-18 Koninkl Philips Electronics Nv Hysteresis comparator
US7312657B2 (en) 2004-04-14 2007-12-25 Nec Electronics Corporation Class D amplifier
JP2006060692A (ja) * 2004-08-23 2006-03-02 Mitsumi Electric Co Ltd コンパレータ
WO2006117834A1 (ja) * 2005-04-25 2006-11-09 Renesas Technology Corp. 半導体装置及びicカード
US7876150B2 (en) 2008-12-24 2011-01-25 Kabushiki Kaisha Toshiba ASK demodulator, communication module, communication device, and ASK demodulation method
JP2010199924A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Renesas Electronics Corp 発振回路
JP2014016711A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Asahi Kasei Electronics Co Ltd レギュレータ
JP2018170689A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 ラピスセミコンダクタ株式会社 半導体装置及びパワーオンリセット装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100747328B1 (ko) 동작 범위가 넓은 차동 증폭기
US7248079B2 (en) Differential buffer circuit with reduced output common mode variation
US7548117B2 (en) Differential amplifier having an improved slew rate
KR950010048B1 (ko) 기판 전위 검출 회로를 가진 반도체 집적 회로 장치
US20020175739A1 (en) Duty cycle integrator with tracking common mode feedback control
KR100542685B1 (ko) 출력버퍼용 연산 트랜스컨덕턴스 증폭기
US6927608B1 (en) Low power low voltage differential signaling driver
JPH08204470A (ja) 演算増幅器
KR100190763B1 (ko) 차동 증폭기
US6133764A (en) Comparator circuit and method
US6344769B1 (en) Precision differential switched current source
JP2006191572A (ja) 入力バッファ回路
JP2001148621A (ja) ヒステリシスコンパレータ
JP2004194124A (ja) ヒステリシスコンパレータ回路
US7167052B2 (en) Low voltage differential amplifier circuit for wide voltage range operation
US20050275463A1 (en) Low voltage differential amplifier circuit and bias control technique enabling accommodation of an increased range of input levels
US8130034B2 (en) Rail-to-rail amplifier
US6411166B2 (en) Fully differential, switched capacitor, operational amplifier circuit with common-mode controlled output
US6028458A (en) Differential amplifier with input signal determined standby state
KR100573249B1 (ko) 정전압전원
US7218169B2 (en) Reference compensation circuit
US7579877B2 (en) Comparator
US8115550B2 (en) Transmitter
US7514877B2 (en) Display panel driving circuit
US6975168B2 (en) Drive circuit

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030603