JP2001146423A - 感温抵抗変化膜およびその製造方法、並びにそれを用いた遠赤外線センサー - Google Patents

感温抵抗変化膜およびその製造方法、並びにそれを用いた遠赤外線センサー

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室温付近で高い抵抗温度係数を有する感温抵
抗変化膜を低い温度条件下で作製し、感度の高い遠赤外
線センサーを得る。 【解決手段】 300℃未満の基板温度で酸化バナジウ
ムターゲットを8mTorr以上の圧力の酸素を含む雰
囲気ガス中でスパッタリングして、−5%/℃以上の高
い抵抗温度係数および低い比抵抗を有するバナジウムを
主成分とした非晶質の酸化物膜を成膜する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温度によって抵抗
値が変化する感温抵抗変化膜およびその製造方法、並び
にそれを用いたボロメータ型の遠赤外線センサーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、遠赤外線センサーにおいては、非
冷却で動作し、感度が高く、かつ、集積化が容易なボロ
メータ型のものが注目され、例えば遠赤外線カメラの遠
赤外感知部等に応用されている。
【0003】このボロメータ型の遠赤外線センサーにつ
いては、「ボロメータ型非冷却赤外線センサ」(映像情
報メディア学会技術報告、Vol.21、No.80、
pp.13−18)において詳述されている。図6はボ
ロメータ型遠赤外線センサーの構造を示す斜視図であ
る。このセンサーはダイアフラム構造となっており、基
板2から所定の空間を開けて配置したダイアフラム1が
2本の脚3によって支持されている。このダイアフラム
1は、SiO2やSi34等からなる下部絶縁膜、VO2
やTi等からなる感温抵抗変化膜、SiO2やSi34
等からなる上部絶縁膜、および入射される遠赤外線5を
効率良く吸収するためのTiN等からなる吸収膜が基板
側からこの順に形成されている。
【0004】さらに、脚3の部分はダイアフラム1の抵
抗変化を検出するための電極3が上記絶縁膜および下部
絶縁膜によって被覆された構造となっている。また、ダ
イアフラム1と基板2との断熱性を高めるために、脚3
の幅および厚さはできるだけ小さく設定され、かつ、脚
3の長さはできるだけ長く設定されている。
【0005】このようなボロメータ型遠赤外線センサー
の感度Resは、一般に、定常状態で Res=η・V・α/G ・・・(1) のように表される。
【0006】なお、上記式(1)において、ηはダイア
フラムの遠赤外線吸収係数、αは感温抵抗変化膜の抵抗
温度係数、Vはバイアス電圧、Gはダイアフラムと基板
との熱コンダクタンスを示す。
【0007】上記式(1)から分かるように、ボロメー
タ型遠赤外線センサーの感度Resは抵抗温度係数αに
比例し、α(その絶対値)が高いほど感度が高くなる。
この観点から、αが高い感温抵抗変化材料を用いるのが
望ましい。
【0008】このため、従来では、感温抵抗変化材料と
して抵抗変化率の高いVO2薄膜が一般に用いられてい
た。現在のところ実用化されているものでは、約−2%
/℃のαが得られており、その製造工程には500℃程
度の熱処理を必要としていた。
【0009】さらに、特開平10−259024号公報
(防衛庁出願)の「酸化バナジウム薄膜及びその製造方
法」には、シリコン酸化膜またはサファイア基板上に熱
処理を必要とせず、500℃を超えないプロセス温度で
作製可能であり、しかも−4%/℃以上という高いαを
有する酸化バナジウム薄膜からなる感温抵抗変化材料が
報告されている。この材料は、レーザアブレーション法
により作製され、X線回折パターンの結果からVO2
結晶ピークを確認することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、VO
2からなる感温抵抗変化膜はα(その絶対値)がかなり
高いが、以下のような問題点を有している。
【0011】図7はV−O系の平衡状態を示す図であ
る。この図に示されているように、VO2は低温相と高
温相とに分かれており、変態点である68℃において低
温の結晶相から高温の結晶相へ相転移が生じて、結晶構
造が変化する。そして、この結晶構造の変化に伴って急
激な体積変化が生じるため、ダイアフラムにおいてクラ
ック等が発生するおそれが大きくなり、構造上の信頼性
が低下する。このため、ボロメータ型遠赤外線センサー
においては、68℃以上にダイフラムの温度が上がらな
いように、センサーに通電する電流値を制限する等の対
策が必要であった。また、熱処理条件等により、相転移
温度を100℃以上にすることによっても、このような
問題が生じないように対応していた。
【0012】これに対して、上述の特開平10−259
024号公報では、従来必要とされていた500℃程度
の熱処理を必要とせず、さらに、VO2の特徴である6
0℃から70℃付近における明確な相転移を示さずにな
だらかな抵抗変化を実現している。しかしながら、この
方法によっても、少なくとも400℃程度の基板温度で
酸化バナジウムの薄膜成長を行う必要があり、集積回路
デバイス上に形成するボロメータ素子としては依然高い
プロセス温度が必要である。さらに、αについても50
℃から60℃付近で大きく、25℃程度の室温付近では
小さい傾向にある。このため、室温動作が可能なボロメ
ータ型遠赤外線センサーとして高感度化するためには、
例えばセンサーに通電する電流値を制御して大きいαを
得ることができる50℃から60℃とし、αが小さくな
る70℃を超える温度域にならないように、感温抵抗変
化膜の温度を管理することが必要であった。
【0013】本発明はこのような従来技術の課題を解決
すべくなされたものであり、低い温度条件下で作製可能
であり、かつ、室温付近でのαが高い感温抵抗変化膜お
よびその製造方法、並びにそれを用いた感度の高い遠赤
外線センサーを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の感温抵抗変化膜
は、室温付近において温度により大幅に抵抗値が変化す
る感温抵抗変化膜であって、バナジウムを主成分とする
非晶質の酸化物からなり、そのことにより上記目的が達
成される。
【0015】本発明の感温抵抗変化膜の製造方法は、バ
ナジウムまたはバナジウム酸化物からなるターゲット
を、酸素を含む雰囲気ガス中でスパッタ処理して、基板
上にバナジウムを主成分とする非晶質酸化物からなる薄
膜を成膜し、そのことにより上記目的が達成される。
【0016】前記基板温度を300℃未満に設定して成
膜を行うのが好ましい。
【0017】前記雰囲気ガスの圧力を8mTorr以上
に設定して成膜を行うのが好ましい。
【0018】本発明の遠赤外線センサーは、本発明の感
温抵抗変化膜を用いて遠赤外線を検出し、そのことによ
り上記目的が達成される。
【0019】以下、本発明の作用について説明する。
【0020】本発明にあっては、バナジウムを主成分と
する非晶質の酸化物からなる感温抵抗変化膜を用いるこ
とにより、VO2膜を用いた従来技術のように相転移に
よる信頼性低下が生じず、センサに通電する電流値を制
限する等の対策が不要である。また、特開平10−25
9024号公報よりも低い温度条件下で感温抵抗変化膜
を作製可能であり、室温付近(20℃〜30℃)におけ
る温度に対する抵抗変化係数αを、結晶質のバナジウム
酸化物からなる従来の感温抵抗変化膜よりも大幅に高く
することが可能である。
【0021】本発明の感温抵抗変化膜は、例えばバナジ
ウムまたはバナジウム酸化物からなるターゲットを、酸
素を含む雰囲気ガス中でスパッタ処理することにより基
板上に成膜することができる。この場合、基板温度が3
00℃を超えると結晶質のバナジウム酸化膜が生じて抵
抗温度係数が低下するので、基板温度を非晶質が得られ
易い300℃未満に設定するのが好ましい。また、雰囲
気ガスの圧力を8mTorr以上にすることにより、従
来よりも高い抵抗温度係数を実現することができる。
【0022】このように抵抗温度係数α(その絶対値)
が高い本実施形態の感温抵抗変化膜を用いることによ
り、感度の高い遠赤外線センサーを実現することが可能
であり、遠赤外線カメラの遠赤外線感知部等に適用可能
である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、具体的な例を挙げて説明する。
【0024】本実施形態では、一例として、スパッタ装
置を用い、株式会社高純度化学研究所製のV23ターゲ
ットを用いて成膜を行うことにより、Si基板上に本発
明の感温抵抗変化膜を作製した。まず、真空チャンバー
内を3.0×10-6Torr以下に排気し、基板温度が
200℃になるように加熱してプレスパッタを実施した
後、酸素濃度を1%としたアルゴンと酸素の混合ガスを
雰囲気ガスとして導入し、ガス圧1.0×10-2Tor
rで成膜を行った。投入電力パワーは150Wとし、−
50Vのバイアス電圧を印加して、膜厚が約100nm
となるように成膜時間を調節してスパッタ処理を行っ
た。これにより、Si基板上にバナジウムを主成分とす
る酸化物膜が熱処理を行わずに作製された。
【0025】次に、このようにして作製したバナジウム
を主成分とする酸化物膜について、抵抗温度係数αを測
定した。ここでは、4端子プローブ装置または酸化物膜
の表面にAl等の良導電性材料からなる電極を形成した
後、約5℃/minの速度で加熱および冷却を行って、
各温度における比抵抗を4端子法により測定してαを求
めた。
【0026】図1は、本実施形態で作製したSi基板上
の酸化物膜について、昇温過程での比抵抗の温度特性を
示す図である。この図から分かるように、本実施形態の
酸化物膜の比抵抗(ρ)は、Y軸にログスケールで示す
ように温度と共に減少し、いわゆる負の抵抗温度特性を
示している。そして、室温付近の温度である20℃での
比抵抗は約7.7Ω・cmと低いため、膜自体から発生
するノイズの影響が小さく、その点でもボロメータ型遠
赤外線センサーとして応用するのに適している。さら
に、室温付近の温度である10℃から30℃の間の25
℃におけるαは約−7.0%/℃と高い値であり、その
ため、室温動作のボロメータ型遠赤外線センサーにおい
て特に高感度とすることができる。
【0027】次に、本実施形態で作製した酸化物膜につ
いて、X線回折パターンを測定した結果を図2に示す。
この図から、確認できる結晶ピークは基板に用いたSi
のピークのみであり、酸化バナジウムに関する結晶ピー
クが確認されないため、非晶質のバナジウム酸化物が得
られていることが分かる。この理由は、結晶性を高める
要因となる高い基板温度での成膜や熱処理を行っていな
いためと考えられる。従って、このように非晶質のバナ
ジウムを主成分とした酸化物からなる薄膜によって、特
開平10−259024号公報に記載されているVO2
薄膜よりも室温付近で高いαを有する感温抵抗変化膜を
実現することができる。
【0028】また、上記スパッタリング条件のうち、基
板温度を300℃に変更して作製したバナジウムを主成
分とする酸化物膜について、温度特性を測定した結果を
図3に示す。また、そのX線回折パターンを測定した結
果を図4に示す。図3から、この膜の室温付近のαは−
5.9%/℃であり、基板温度200℃で作製した場合
の−7%/℃に比べてその値(絶対値)が小さくなって
いることが分かる。また、図4から結晶ピークとしてV
2のピークが確認でき、基板温度を200℃から30
0℃に上げることによって結晶質のバナジウム酸化膜が
得られていることが分かる。従って、基板温度を300
℃未満の条件(本実施形態では200℃)とすることに
よって、非晶質のバナジウムを主成分とする酸化膜を作
製し、室温付近で高いαを有する感温抵抗変化膜を実現
することができる。なお、室温の条件で作製した膜は非
晶質であったが、高いαを実現することはできなかっ
た。
【0029】さらに、上記スパッタリング条件のうち、
ガス圧を変化させて作製したバナジウムを主成分とする
酸化物膜について、比抵抗ρおよび抵抗温度係数αを測
定した結果を図5(a)および図5(b)に示す。この
図に示すように、高ガス圧化に伴ってρおよびαの増加
が確認されるが、図5(a)に示すように、10mTo
rrのガス圧であってもρは十分低い値を示し、膜自体
のノイズを低くできることが分かる。また、図5(b)
を内挿することによって、8mTorrのガス圧におい
ても、上述の特開平10−259024号公報の技術に
よりシリコン酸化膜上で実現されている−4%/℃以上
であって、かつ、現在実用化されているボロメータ用酸
化バナジウム薄膜の−2%/℃の2倍以上である約−5
%/℃という高いαを実現することができる。従って、
雰囲気ガス圧は8mTorr以上に設定するのが好まし
い。
【0030】なお、上記実施形態においては、スパッタ
成膜のためにRFスパッタ装置を用いたが、その他の成
膜装置を使用可能であることは明らかである。また、タ
ーゲットとしてはV23を使用したが、導入酸素量を調
整することによって、他のバナジウムまたはバナジウム
酸化物からなるターゲットを用いることも可能である。
基板としては、Si以外にも熱酸化膜付きSiやガラ
ス、サファイア等を用いることができる。さらに、本実
施形態ではRF電源を用いたスパッタリングを行った
が、DC電源を用いてもよく、イオンビームを用いたス
パッタリングを行っても300℃未満の基板温度で高い
αを有する非晶質膜を作製することができる。
【0031】このようにして得られたバナジウムを主成
分とした酸化物膜を、例えば図6で示したボロメータ素
子の下部絶縁膜と上部絶縁膜の間に積層される感温抵抗
変化膜として用いることにより、従来よりも高い感度を
有するボロメータ型遠赤外線センサーを実現することが
できた。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
熱処理を必要とせず、従来よりも100℃以上も低い3
00℃未満の温度で感温抵抗変化膜を作製することがで
きる。よって、ボロメータ素子の基板となる集積回路デ
バイスやボロメータ素子の作製時に、熱的影響によるダ
メージが殆ど生じないようにすることができる。しか
も、室温付近でαを約−5%/℃以上とすることがで
き、現在実用化されているボロメータ用酸化バナジウム
薄膜のαが約−2%/℃であるのに比べて2倍以上の高
いαを実現することができる。さらに、基板温度、ガス
圧や酸素濃度等の作製パラメータを制御することによ
り、高いαを有する感温抵抗変化膜を実現することがで
き、これらのパラメータはスパッタリング装置において
容易に設定可能であり、熱処理を必要としない1回のス
パッタリング工程だけで簡単に高感度なボロメータ型遠
赤外線センサーを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態において、基板温度を200℃とした
場合に得られるバナジウムを主成分とした酸化物膜につ
いて、比抵抗の温度特性を示す図である。
【図2】実施形態において、基板温度を200℃とした
場合に得られるバナジウムを主成分とした酸化物膜につ
いて、X線回折パターンの測定結果を示す図である。
【図3】実施形態において、基板温度を300℃とした
場合に得られるバナジウムを主成分とした酸化物膜につ
いて、比抵抗の温度特性を示す図である。
【図4】実施形態において、基板温度を300℃とした
場合に得られるバナジウムを主成分とした酸化物膜につ
いて、X線回折パターンの測定結果を示す図である。
【図5】(a)は実施形態におけるガス圧と感温抵抗変
化膜の比抵抗との関係を示す図であり、(b)はガス圧
と感温抵抗変化膜の抵抗温度係数との関係を示す図であ
る。
【図6】感温抵抗材料を用いたボロメータ素子の概略構
成を示す斜視図である。
【図7】V−O系の平衡状態を示す図である。
【符号の説明】
1 ダイアフラム 2 基板 3 脚 4 電極 5 入射遠赤外線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 薦田 智久 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2G066 BA09 BA51 BA55 4G048 AA02 AB01 AC08 AD02 AE05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室温付近において温度により抵抗値が変
    化する感温抵抗変化膜であって、 バナジウムを主成分とする非晶質の酸化物からなる感温
    抵抗変化膜。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の感温抵抗変化膜を製造
    する方法であって、 バナジウムまたはバナジウム酸化物からなるターゲット
    を、酸素を含む雰囲気ガス中でスパッタ処理して、基板
    上にバナジウムを主成分とする非晶質酸化物からなる薄
    膜を成膜する感温抵抗変化膜の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記基板温度を300℃未満に設定して
    成膜を行う請求項2に記載の感温抵抗変化膜の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 前記雰囲気ガスの圧力を8mTorr以
    上に設定して成膜を行う請求項2または請求項3に記載
    の感温抵抗変化膜の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の感温抵抗変化膜を用い
    て遠赤外線を検出する遠赤外線センサー。
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EP1560008B1 (en) * 2004-01-29 2008-07-30 Korea Institute of Science and Technology A method for fabricating an amorphous vanadium tungsten oxide thin film
WO2011027774A1 (ja) * 2009-09-03 2011-03-10 独立行政法人産業技術総合研究所 ボロメータ用抵抗体膜

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