JP2001145127A - 3次元画像表示装置 - Google Patents

3次元画像表示装置

Info

Publication number
JP2001145127A
JP2001145127A JP32216999A JP32216999A JP2001145127A JP 2001145127 A JP2001145127 A JP 2001145127A JP 32216999 A JP32216999 A JP 32216999A JP 32216999 A JP32216999 A JP 32216999A JP 2001145127 A JP2001145127 A JP 2001145127A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
dimensional image
display device
group
image display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32216999A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Suda
俊一 須田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP32216999A priority Critical patent/JP2001145127A/ja
Publication of JP2001145127A publication Critical patent/JP2001145127A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 あらゆる画像表示装置に応用可能で且つ真の
3次元画像を表示する装置を提供する。 【解決手段】 3D画像情報に対応した入力信号が各発
光素子1-1,…,1-nに入力され、該各発光素子1-1,
…,1-nから出射光ビームが出射される。これらの出射
光ビームは、画面に垂直に発せられ、全体として画面に
垂直な平行光線群となって例えば剣山の針のように前面
に出射される。各発光素子1-1,…,1-nに対応する画素
群の直線は全て重ね合わせられ、3D画像全体が均等に
多重に覆い尽くされる。そして、散乱層2から取り出さ
れる各点の「ピンホール光群」により、3D画像の各画
素が均質に重複表示され、3D画像が模擬的に再現表示
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、あらゆる画像表示
装置に応用可能な真の3次元画像(以下、「3D画像」
という)を表示する3D画像表示装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、3D画像表示装置としては、例え
ば、次の(1)〜(3)のようなものがあった。 (1) 疑似的3D画像表示装置 疑似的3D画像表示装置は、眼鏡型の3D画像表示装置
であり、眼前に置かれた液晶等の発光画面を光学系によ
って視認距離に追いやって見るものであり、左右の目の
それぞれに異なった平面画像を送り込むことにより、両
眼視差を利用して立体感を実現する疑似的な立体視を得
るものである。 (2) 可視レーザ光で網膜に直接描画する装置 この装置は、1本の可視レーザ光を直接瞳孔に送り込
み、網膜上に描画する装置である。 (3) ホログラフィ ホログラフィは、干渉縞による光情報を再現する装置で
あり、原情報に忠実な画像の再現が可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の3D画像表示装
置では、次のような課題があった。従来の3D画像表示
装置では、3次元物体から発せられる視覚情報を光学機
器で受け、この視覚情報をスクリーン上に投影結像する
ことによって得られる平面画像を表示している。この原
理的には投影図といわれる平面画像は、実際に3次元物
体の自然な表示画像であると感じられる。そして、その
表示画像が極めて自然なので、平面画像から与えられる
視覚情報と真の3次元物体からの視覚情報との間には強
い関連以上の共通性があるように見えるが、そのような
一般的な感覚に反して、平面画像の視覚情報と3次元物
体の視覚情報とは、非常に異なっている。それほど異な
った視覚情報が自然に半ば同一視されるのは、眼球から
脳の視覚野にいたる視覚システムの中に、3次元物体か
らの視覚情報を平面画像の視覚情報に縮約して受け取る
網膜という構造が含まれているためである。
【0004】立体視に関する従来技術は、平面画像の視
覚情報を再構築し、視覚システムの錯覚を利用しつつ立
体映像を作り出すことが主流になっている。ところが、
それは、あくまでも疑似的立体視に止まるものであり、
真の立体画像ではない。又、前記可視レーザ光で網膜に
直接描画する装置は、大型であり、実用的ではない。ホ
ログラフィは、動画像を表示することが困難であり、更
に、装置を小型軽量に構成することが困難である。そこ
で、本発明は、3次元物体の視覚情報をそのまま模する
ことによって真の3D画像の動画像を表示する小型軽量
の装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のうちの請求項1に係る発明は、3D画像表
示装置において、集積配置された複数の発光素子を有
し、3D画像情報に対応した入力信号を入力して該入力
信号に対応した単一指向性の平行光線群を発生する発光
層と、前記平行光線群の各光線をそれぞれ異なった方向
へ散乱させて固定的(又は可変的)指向性を有する出射
光ビーム群を出射する散乱層とを、備えている。請求項
2に係る発明では、3D画像表示装置において、集積配
置された複数の発光素子を有し、3D画像情報に対応し
た入力信号を入力して該入力信号に対応した単一指向性
の平行光線群を発生する発光層と、前記平行光線群の各
光線をそれぞれ異なった方向へ散乱させて固定的(又は
可変的)指向性を有する出射光ビーム群を出射する散乱
層と、前記各発光素子が表示を受け持つ3D画像の画素
群を指示するデータを該各発光素子毎に全素子にわたっ
て保持する保持手段とを、備えている。請求項3に係る
発明では、前記各発光素子は、可視光を発生する半導体
レーザ素子で構成している。請求項4に係る発明では、
前記散乱層は、前記各発光素子から発生した平行光線群
をそれぞれ異なった方向へ散乱させて送出するプリズム
又はレンズで構成している。請求項5に係る発明では、
前記散乱層は凹レンズ又は凸レンズで構成され、前記各
発光素子から発生した平行光線群を前記凹レンズ又は凸
レンズの焦点を始点とする直線状に拡散放射させて3D
画像を表現する光線群を発生するようにしている。請求
項6に係る発明では、3D画像表示装置において、或る
一つの点から離れるに従って相似的に拡大される物体の
倒立像を表示する光線群を発生する装置を単位発光装置
とし、これを複数集積することによって構成している。
【0006】
【発明の実施の形態】図2は、本発明の基本原理を説明
する図である。実際の3次元物体からの視覚情報を考え
るために、素通しの画面枠を通して3次元物体及びその
背景を見ている場合を想定する。3次元物体からの視覚
情報は、この3次元物体の表面から発して画面枠を通過
する全ての光線の集合である。図2に示すように、画面
枠を通過する光線の集合のうちで、画面枠内の或る点P
を通過する光線は無限にあるが、そのうちの特定の1本
の光線qに着目すると、光線qは、背景を含む3次元物
体の表面の或る特定の点Qから発したものであり、この
点Qの情報を担っている。点Qは、点Pから出射された
光線の行路を画面枠の背後空間に向かって逆にたどって
行き、3次元物体と最初に交わる点として得られる。点
Pを通過する光線の他の1本の光線rは、3次元物体の
表面の他の点Rから出射され、この点Rの情報を担って
いる。
【0007】このようにして点Pを通過する光線全体を
考えると、それらは例えばピンホールカメラのピンホー
ルを通過する光線群のように、通過した点Pから離れる
に従って相似的に拡大してゆく物体の倒立像を表示する
光線群になっている。即ち、点Pを通過し且つ点Pから
発する光線群は、それだけで3次元物体全体にわたる画
像情報を含んでいる。この光線群を点Pにおける「ピン
ホール光群」と表現すると、素通しの画面枠を通して3
次元物体を見ているときの自然な視覚情報は、画面枠内
の各点において少しずつ異なった角度からそれぞれ独立
に3次元物体を表現している「ピンホール光群」を、画
面枠内の全ての点にわたって重ね合わせたものと考える
ことができる。
【0008】図3は、本発明の3D画像表示装置の概念
を説明する図である。この3D画像表示装置では、画面
の背後に広がっていると仮想される3次元空間の3D画
像が、画面の発光光線群によって表示される。1つの発
光素子Pの発光行路は、その発光素子Pに対応した画面
表面から各発光素子に固有の傾きをもって伸びる1本の
半直線であって、前面の散乱層2のプリズムの状態によ
って固定的(又は可変的)に定められている。そこで、
特定の1つの発光素子Pが表示すべきデータは、その発
光素子Pに固有に定まっている半直線を逆方向に延長し
た直線が通過する3D画像内の画素群{P}の中から得
られる。即ち、発光素子Pには、表示すべき画素の集合
として3D画像内の1本の直線で表される画素群{P}
が対応している。なお、(又は可変的)とは、可変的で
あってもよいとの意である。
【0009】3D画像を表示するには、3D画像に含ま
れる3次元物体の形状抽出等の処理を行い、発光素子P
が表示すべきデータを計算する。例えば、発光素子Pに
対応する画素群{P}の直線が3次元物体を貫いていれ
ば、その直線上で3次元物体の表面を示す画素が特定さ
れる。3次元物体が不透明ならば、発光素子Pはこの画
素データを表示すればよい。この場合、3次元物体の半
透明表示も可能である。このようにして、各発光素子P
に対応する画素群{P}を予め保持手段(例えば、リー
ドオンリメモリ、以下、「ROM」という)等に保持し
ておけば、与えられた3D画像情報に応じて全ての発光
素子に対する入力信号が求められる。
【0010】第1の実施形態 図1は、本発明の第1の実施形態の3D画像表示装置を
示す概略の構成図である。この3D画像表示装置は、発
光層1及び該発光層1の表面に設けられた散乱層2を備
えている。発光層1は、集積配置された単一指向性の複
数の発光素子(例えば、可視光を発生する半導体レーザ
素子)1-1,…,1-nを有し、3D画像情報に対応した入
力信号を入力して単一指向性の平行光線群を発生するも
のである。散乱層2は、全ての発光素子1-1,…,1-nか
ら一旦画面に垂直な方向にそろえて発せられた各出射光
ビームを、それぞれ異なった方向へ散乱させ、固定的指
向性を有する出射光ビーム群を出射する微小なプリズム
又はレンズの層である。散乱層2は、均質なランダム性
を有する構造、或いは予め設計された散乱を実現する特
定の形態の構造になっている。
【0011】発光素子1-1,…,1-nの集積密度は十分高
く(例えば、2次元画像の画素数の100〜1000
倍)、且つ散乱層2による散乱は均質なランダム性を有
している。そして、各発光素子1-1,…,1-nに対応する
画素群の直線は、3D画像内にランダムに配置されてい
る。ランダムな散乱層2を形成する方法としては、レン
ズ用のガラスやプラスティックの微粒子(例えば、1μ
mφ程度)を発光層1に塗布したり、或いは同じ材料の
薄膜を表面処理して例えば磨りガラス状に形成する方法
等がある。又、製造ラインの最終工程で、各発光素子1-
1,…,1-nに対応する画素群の直線が確定される。この
場合、例えば、画面から一定距離の位置に平行にCCD
受光器を設け、発光素子1-1,…,1-nの出射光の出射位
置と受光位置とのずれを実測することにより、発光素子
1-1,…,1-nに対応した画素群の直線の方程式の係数が
求められる。これらの係数は、図示しない保持手段(例
えば、ROM)に保持されるようになっている。
【0012】次に、図1の動作を説明する。この3D画
像表示装置では、3D画像情報に対応した入力信号が各
発光素子1-1,…,1-nに入力され、該各発光素子1-1,
…,1-nから出射光ビームが出射される。これらの出射
光ビームは、画面に垂直に発せられ、全体として画面に
垂直な平行光線群となって例えば剣山の針のように前面
に出射される。この場合、3次元物体を覗き見る画面枠
内の有限個の点が発光素子1-1,…,1-nに置き換えられ
ていると見做してよい。そして、散乱層2から取り出さ
れる各点の「ピンホール光群」の1本の光線によって各
発光素子1-1,…,1-nに対応する画素群の直線は全て重
ね合わせられ、3D画像全体が均等に多重に覆い尽くさ
れることにより、3D画像が模擬的に再現表示される。
【0013】又、この3D画像表示装置では、個々の装
置のROMに保持されているデータ(以下、「ROMデ
ータ」という)は、例えば人の指紋のように、各装置の
個別認証用データになっている。そして、ROMデータ
を暗号化鍵として3D画像情報の原データを変換した暗
号化入力信号は、各装置に固有のものであり、装置の画
面を通さない限り、この原データを復元することが困難
なので、この3D画像表示装置全体が一種の公開鍵暗号
システムとして動作する。そのため、例えば、ゲーム機
のメーカーでこの3D画像表示装置を備えたゲーム機が
製作された場合、このゲーム機のメーカーは、3D画像
ソフトウェアに暗号化入力信号を組み込むこと等によ
り、ソフトウェアの販売等を各製品毎に管理できる。
【0014】以上のように、この第1の実施形態では、
3次元物体を覗き見る画面枠内の有限個の点が発光素子
1-1,…,1-nに置き換えられ、各点の「ピンホール光
群」の中から1光線づつ取り出されて3D画像が模擬的
に再現表示されるようにしたので、3次元物体からの視
覚情報の特定の一部分が取り出され、そのまま模擬的に
再現した光情報が出力される。そのため、真の3D画像
が表示でき、且つ3D画像の自然な動画像が表示できる
と共に装置を小型軽量にできる。
【0015】第2の実施形態 図4は、本発明の第2の実施形態の3D画像表示装置を
示す概略の構成図である。この3D画像表示装置は、3
D画像(例えば、「ピンホール光群」)を表示できる光
線群を発生する単位発光装置10-i(i=1,…,m)が集積さ
れて構成されている。即ち、この装置の画面は、例えば
昆虫の複眼のように、蜂巣状或いは格子状の領域に区切
られ、これらの各領域の散乱層2-iが1つの凹レンズ状
又は凸レンズ状に成型されている。
【0016】この3D画像表示装置では、単位発光装置
10-i(i=1,…,m)に含まれる複数の発光素子群1-iから
発せられた光線群は、あたかもその領域を覆っているレ
ンズの焦点Fから発せられたように拡散してゆく。する
と、これらの光線群は、焦点Fをピンホールとして3D
画像を表示するきめの粗い1つの「ピンホール光群」を
作る。画面枠内の全ての点における「ピンホール光群」
は、重ね合わされて3次元物体の視覚情報になる。
【0017】以上のように、この第2の実施形態では、
「ピンホール光群」を発する1領域を単位発光装置とし
てこれを多数集積したので、3次元視覚情報を模擬的に
再現する装置が実現できる。
【0018】第3の実施形態 図5(a),(b)は、本発明の第3の実施形態の3D
画像表示装置を示す概略の構成図であり、同図(a)は
単位発光装置の構成図、及び同図(b)が同図(a)の
単位発光装置を複数集積した装置の構成図である。この
3D画像表示装置は、図5(a)に示すように、球状に
形成された単位発光装置20-i(i=1,…,m)を有してい
る。単位発光装置20-i(i=1,…,m)は、球の中心Cを共
通の始点として複数の可視レーザ光を発生する多軸レー
ザ素子で構成され、3D画像情報に対応した入力信号を
入力して3D画像(例えば、「ピンホール光群」)を表
示できる光線群を発生するものである。そして、図5
(b)に示すように、単位発光装置20-i(i=1,…,m)が
複数集積されて3D画像表示装置が構成されている。
【0019】この3D画像表示装置では、単位発光装置
20-i(i=1,…,m)の中心Cから発せられた光線群が拡散
し、これらの光線群によって3D画像を表示するきめの
粗い1つの「ピンホール光群」が作られる。全ての単位
発光装置20-i(i=1,…,m)によって作られた「ピンホー
ル光群」は、重ね合わされて3次元物体の視覚情報にな
る。
【0020】以上のように、この第3の実施形態では、
「ピンホール光群」を発する単位発光装置20-i(i=1,
…,m)を多数集積したので、3次元視覚情報を模擬的に
再現する装置が実現できる。
【0021】尚、本発明は上記実施形態に限定されず、
種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば
次のようなものがある。 (a) 第2の実施形態では、散乱層2のレンズ2-iを
高精度で加工できるならば、各発光素子1-iに対応する
画素群の直線は、実測によらず、計算で求めてもよい。 (b) 第2の実施形態の装置を、例えば眼鏡やゴーグ
ル等のように、眼前に固定して用いる場合、レンズ2-i
の成型を調整して光線群の拡散方向と広がりを調整し、
眼球の動きに伴う瞳孔の移動範囲の中に、全ての光線群
が集中するように光線群の拡散範囲を限定し、効率のよ
い散乱層2を設計すれば、瞳孔に入る光線の本数が増加
し、高画質の装置が実現する。 (c) 散乱層2は、例えば、電気光学結晶を用いたプ
リズムを電界制御して屈折率を変える電気光学偏向器で
構成してもよい。 (d) 本発明の3D画像表示装置は、あらゆる画像表
示装置に応用可能であり、例えば、次の(1)〜(8)
のようなものに適用できる。 (1) ゲーム機や立体映画のゴーグル型ディスプレイ (2) 立体テレビモニタやウェアラブルコンピュータ
のモニタ (3) 自動車の運転や飛行機等の操縦等のシミュレー
タディスプレイ (4) 自動車、飛行機等の計器やナビゲーションシス
テムのディスプレイ (5) 自動車の電子的バックミラーシステム (6) 近視、遠視、乱視等の補正をする電子的眼鏡 (7) カード型立体画像ディスプレイ (8) CTスキャン等の3D画像ディスプレイ
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、3次元物体を覗き見る画面枠内の有限個の点が複
数の発光素子に置き換えられ、各点の「ピンホール光
群」の中から1光線づつ取り出されて模擬的に再現表示
されるようにしたので、3次元物体からの視覚情報の特
定の一部分が取り出され、そのまま模擬的に再現した光
情報が出力される。そのため、真の3D画像を表示で
き、且つ3D画像の自然な動画像が表示できると共に装
置を小型軽量にできる。又、「ピンホール光群」を発す
る1領域を単位発光装置としてこれを複数集積したの
で、3次元視覚情報を模擬的に再現する装置を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の3D画像表示装置の
構成図である。
【図2】本発明の基本原理を説明する図である。
【図3】本発明の3D画像表示装置の概念を説明する図
である。
【図4】本発明の第2の実施形態の3D画像表示装置の
構成図である。
【図5】本発明の第3の実施形態の3D画像表示装置の
構成図である。
【符号の説明】
1 発光層 1-1,…,1-n 発光素子 1-i 発光素子群 2 散乱層 2-i 散乱層 10-i(i=1,…,m) 単位発光装置 20-i(i=1,…,m) 単位発光装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積配置された複数の発光素子を有し、
    3次元画像情報に対応した入力信号を入力して該入力信
    号に対応した単一指向性の平行光線群を発生する発光層
    と、 前記平行光線群の各光線をそれぞれ異なった方向へ散乱
    させて固定的(又は可変的)指向性を有する出射光ビー
    ム群を出射する散乱層とを、備えたことを特徴とする3
    次元画像表示装置。
  2. 【請求項2】 集積配置された複数の発光素子を有し、
    3次元画像情報に対応した入力信号を入力して該入力信
    号に対応した単一指向性の平行光線群を発生する発光層
    と、 前記平行光線群の各光線をそれぞれ異なった方向へ散乱
    させて固定的(又は可変的)指向性を有する出射光ビー
    ム群を出射する散乱層と、 前記各発光素子が表示を受け持つ3次元画像の画素群を
    指示するデータを該各発光素子毎に全素子にわたって保
    持する保持手段とを、備えたことを特徴とする3次元画
    像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記各発光素子は、 可視光を発生する半導体レーザ素子で構成したことを特
    徴とする請求項1又は2記載の3次元画像表示装置。
  4. 【請求項4】 前記散乱層は、 前記各発光素子から発生した平行光線群をそれぞれ異な
    った方向へ散乱させて送出するプリズム又はレンズで構
    成したことを特徴とする請求項1又は2記載の3次元画
    像表示装置。
  5. 【請求項5】 前記散乱層は凹レンズ又は凸レンズで構
    成され、 前記各発光素子から発生した平行光線群を前記凹レンズ
    又は凸レンズの焦点を始点とする直線状に拡散放射させ
    て3次元画像を表現する光線群を発生することを特徴と
    する請求項1、2又は3記載の3次元画像表示装置。
  6. 【請求項6】 或る一つの点から離れるに従って相似的
    に拡大される物体の倒立像を表示する光線群を発生する
    装置を単位発光装置とし、これを複数集積することによ
    って構成したことを特徴とする3次元画像表示装置。
JP32216999A 1999-11-12 1999-11-12 3次元画像表示装置 Pending JP2001145127A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32216999A JP2001145127A (ja) 1999-11-12 1999-11-12 3次元画像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32216999A JP2001145127A (ja) 1999-11-12 1999-11-12 3次元画像表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001145127A true JP2001145127A (ja) 2001-05-25

Family

ID=18140717

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32216999A Pending JP2001145127A (ja) 1999-11-12 1999-11-12 3次元画像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001145127A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017516154A (ja) * 2014-03-05 2017-06-15 アリゾナ ボード オブ リージェンツ オン ビハーフ オブ ザ ユニバーシティ オブ アリゾナ 可変焦点および/または物体認識を備えたウェアラブル3d拡張現実ディスプレイ
US20170184856A1 (en) 2012-01-24 2017-06-29 Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona Compact eye-tracked head-mounted display
US10281723B2 (en) 2010-04-30 2019-05-07 The Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona Wide angle and high resolution tiled head-mounted display device
US10394036B2 (en) 2012-10-18 2019-08-27 Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona Stereoscopic displays with addressable focus cues
US10416452B2 (en) 2009-04-20 2019-09-17 The Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona Optical see-through free-form head-mounted display
US10495859B2 (en) 2008-01-22 2019-12-03 The Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona Head-mounted projection display using reflective microdisplays
US10593507B2 (en) 2015-02-09 2020-03-17 Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona Small portable night vision system
US10739578B2 (en) 2016-08-12 2020-08-11 The Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona High-resolution freeform eyepiece design with a large exit pupil
US11079596B2 (en) 2009-09-14 2021-08-03 The Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona 3-dimensional electro-optical see-through displays
US11546575B2 (en) 2018-03-22 2023-01-03 Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona Methods of rendering light field images for integral-imaging-based light field display

Cited By (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11150449B2 (en) 2008-01-22 2021-10-19 Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona Head-mounted projection display using reflective microdisplays
US11592650B2 (en) 2008-01-22 2023-02-28 Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona Head-mounted projection display using reflective microdisplays
US10495859B2 (en) 2008-01-22 2019-12-03 The Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona Head-mounted projection display using reflective microdisplays
US10416452B2 (en) 2009-04-20 2019-09-17 The Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona Optical see-through free-form head-mounted display
US11300790B2 (en) 2009-04-20 2022-04-12 Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona Optical see-through free-form head-mounted display
US11079596B2 (en) 2009-09-14 2021-08-03 The Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona 3-dimensional electro-optical see-through displays
US11803059B2 (en) 2009-09-14 2023-10-31 The Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona 3-dimensional electro-optical see-through displays
US10281723B2 (en) 2010-04-30 2019-05-07 The Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona Wide angle and high resolution tiled head-mounted display device
US11609430B2 (en) 2010-04-30 2023-03-21 The Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona Wide angle and high resolution tiled head-mounted display device
US10809533B2 (en) 2010-04-30 2020-10-20 Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona Wide angle and high resolution tiled head-mounted display device
US11181746B2 (en) 2012-01-24 2021-11-23 Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona Compact eye-tracked head-mounted display
US10598939B2 (en) 2012-01-24 2020-03-24 Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona Compact eye-tracked head-mounted display
US10606080B2 (en) 2012-01-24 2020-03-31 The Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona Compact eye-tracked head-mounted display
US10613328B2 (en) 2012-01-24 2020-04-07 The Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona Compact eye-tracked head-mounted display
US10969592B2 (en) 2012-01-24 2021-04-06 Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona Compact eye-tracked head-mounted display
US20170184856A1 (en) 2012-01-24 2017-06-29 Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona Compact eye-tracked head-mounted display
US20180113316A1 (en) 2012-01-24 2018-04-26 Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona Compact eye-tracked head-mounted display
US10598946B2 (en) 2012-10-18 2020-03-24 The Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona Stereoscopic displays with addressable focus cues
US10394036B2 (en) 2012-10-18 2019-08-27 Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona Stereoscopic displays with addressable focus cues
US11347036B2 (en) 2012-10-18 2022-05-31 The Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona Stereoscopic displays with addressable focus cues
US10469833B2 (en) 2014-03-05 2019-11-05 The Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona Wearable 3D augmented reality display with variable focus and/or object recognition
US10326983B2 (en) 2014-03-05 2019-06-18 The University Of Connecticut Wearable 3D augmented reality display
JP2017516154A (ja) * 2014-03-05 2017-06-15 アリゾナ ボード オブ リージェンツ オン ビハーフ オブ ザ ユニバーシティ オブ アリゾナ 可変焦点および/または物体認識を備えたウェアラブル3d拡張現実ディスプレイ
US11350079B2 (en) 2014-03-05 2022-05-31 Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona Wearable 3D augmented reality display
US10805598B2 (en) 2014-03-05 2020-10-13 The Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona Wearable 3D lightfield augmented reality display
US11205556B2 (en) 2015-02-09 2021-12-21 Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona Small portable night vision system
US10593507B2 (en) 2015-02-09 2020-03-17 Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona Small portable night vision system
US10739578B2 (en) 2016-08-12 2020-08-11 The Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona High-resolution freeform eyepiece design with a large exit pupil
US11546575B2 (en) 2018-03-22 2023-01-03 Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona Methods of rendering light field images for integral-imaging-based light field display

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11651566B2 (en) Systems and methods for mixed reality
JP7311581B2 (ja) 正しい単眼奥行き手がかりを持つニアアイシーケンシャルライトフィールドプロジェクタ
JP6826688B2 (ja) 改良された回折格子構造を有する仮想および拡張現実システムおよび方法
CN106537220B (zh) 具有可变焦点和/或对象识别的可佩戴3d增强现实显示器
CN105137598B (zh) 透明显示屏及其制备方法、光学系统和应用
US20030063383A1 (en) Software out-of-focus 3D method, system, and apparatus
KR20170041862A (ko) 유저 안경 특성을 결정하는 눈 추적용 디바이스를 갖는 헤드업 디스플레이
CN113574471B (zh) 基于眼睛位置生成的全息图像
WO2005101098A2 (en) Three-dimensional free space image projection
MX2013006722A (es) Visualizador colimante con lentes de pixel.
JP2000506998A (ja) 画像を見るための方法及び装置
KR20220120602A (ko) 홀로그래픽 릴레이 및 홀로그래픽 이미지 결합기를 갖는 디스플레이
JP2001145127A (ja) 3次元画像表示装置
KR20120090507A (ko) 집적 영상 방식의 입체 영상 표시 장치
JP2005114771A (ja) ディスプレー装置
Bohdal Devices for Virtual and Augmented Reality
JPH11195131A (ja) 仮想現実方法及び装置並びに記憶媒体
US20230209032A1 (en) Detection, analysis and correction of disparities in a display system utilizing disparity sensing port
US11756509B2 (en) Enhanced state control for anchor-based cross reality applications
US20230314716A1 (en) Emission of particular wavelength bands utilizing directed wavelength emission components in a display system
US11927758B1 (en) Multi-laser illuminated mixed waveguide display with volume Bragg grating (VBG) and mirror
JP2020181080A (ja) 3次元画像表示システム及びその使用方法、並びに3次元画像表示ディスプレイ及びその使用方法、3次元画像表示ディスプレイパターンの計算方法
NZ795513A (en) 3D object rendering using detected features
JP2002107667A (ja) 立体表示装置
Eichenlaub Optical system which projects small volumetric images to very large size