JP2001144806A - 二重化システムのネットワークアドレス引継方法およびネットワークアドレス引継機能を有する二重化システム並びに記録媒体 - Google Patents

二重化システムのネットワークアドレス引継方法およびネットワークアドレス引継機能を有する二重化システム並びに記録媒体

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JP2001144806A
JP2001144806A JP32329599A JP32329599A JP2001144806A JP 2001144806 A JP2001144806 A JP 2001144806A JP 32329599 A JP32329599 A JP 32329599A JP 32329599 A JP32329599 A JP 32329599A JP 2001144806 A JP2001144806 A JP 2001144806A
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Masao Yamamoto
昌夫 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は二重化システムのネットワークアド
レスの引継ぎにおいて、同一ネットワーク上に同一MA
Cアドレスの同一IPアドレスを持つシステムが複数台
存在してしまう危険を回避し、引継に要するLANアダ
プタを最小枚数で実施可能とする二重化システムのネッ
トワークアドレス引継方法およびネットワークアドレス
引継機能を有する二重化システム並びに記録媒体を提供
する。 【解決手段】 本発明は待機システムがIPアドレスを
引継ぐ際に、引継ぎ用LANアダプタに登録されたMA
Cアドレスを使用して引継ぎを行い、引継ぎを行ったI
Pアドレスに対応するMACアドレスが変わったこと
を、ARP要求パケットを使用してネットワーク上につ
ながるシステムの持つARPテーブルに反映させてい
る。また、ARP要求パケットに設定する送信元IPア
ドレス、送信元MACアドレスを変えることで複数のI
Pアドレスの引継ぎを可能としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はLANネットワーク
につながり、1台または複数台の運用システムと待機シ
ステムからなり、システム間の通信をTCP/IPプロ
トコルを使用して通信を行うネットワークシステムで、
運用システムの1台が故障した時に、待機システムが処
理を引き継ぐ二重化システムにおいて、故障した運用シ
ステムのIPアドレスを待機システムが引き継ぐ際に、
同一ネットワーク上に同一MACアドレスの同一IPア
ドレスを持つシステムが複数台存在してしまう危険を回
避して、信頼性を向上させ、引継に要するLANアダプ
タを最小枚数で実施可能とする二重化システムのネット
ワークアドレス引継方法およびネットワークアドレス引
継機能を有する二重化システム並びに記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】二重化システムは、一般的に1台または
複数台の運用システムと待機システムから構成される。
そして、運用システムの1台が故障した場合に、待機シ
ステムに業務処理の引き継ぎが行われて業務処理の停止
を防ぎ、コンピュータの信頼性を高める技術である。こ
れら1台または複数台の運用システムと待機システムが
TCP/IPプロトコルを使用したLANネットワーク
でつながり、通信を行っているとする。ネットワークで
つながったシステムが相互に通信を行うには、通信相手
を特定するためにネットワークアドレスが使用される。
この、ネットワークアドレスにはTCP/IPプロトコ
ルでは、論理アドレスのIPアドレスと実際の通信制御
を行うハードウェアであるLANアダプタに付けられる
MACアドレスがあり、これら両方が対で使用されて通
信相手が特定される。
【0003】ここで、TCP/IPプロトコルを使った
ネットワークシステムでの通信動作を図6のネットワー
クシステムの一例を基に説明すると以下のようになる。
【0004】まず、図6の構成を説明すると以下のよう
になる。当ネットワークシステムは、LANでつながる
端末61、端末67、端末70、端末73、ルータ64
と、ルータ64につながる他のネットワーク装置で構成
される。
【0005】端末61に接続、内蔵されるLANアダプ
タ63は通信制御を行うハードウェアであり、LANへ
のデータ送受信を行う。LANアダプタ65、LANア
ダプタ68、LANアダプタ71も同じ機能を持つ。
【0006】端末61が持つARPテーブル62は、端
末61の通信相手のIPアドレスとMACアドレスとが
対に登録される領域である。任意のIPアドレスの通信
相手と通信を行う際に、対応するMACアドレスを知る
のに使用される。
【0007】なお、ARPはAddress Reso
lution Protocolの略でTCP/IPプ
ロトコルの一つでIPアドレスを元に対応するMACア
ドレスを調べる時に使用されるプロトコルを指し、この
プロトコルを使うことでIPアドレスと対応するMAC
アドレスとが対で登録されたり、更新されたりするテー
ブルをARPテーブルと称している。
【0008】ARPテーブル66、ARPテーブル6
9、ARPテーブル72もそれぞれ、端末67、端末7
0、端末73の通信相手のIPアドレスとMACアドレ
スとが対に登録される領域である。
【0009】ついで、図6を基に端末61から端末70
へデータ送信する場合の通信動作を説明すると以下のよ
うになる。
【0010】端末61はLANアダプタ63経由で端末
70のIPアドレス「C」へデータを送信する場合、I
Pアドレス「C」に対応するMACアドレスを知るた
め、ARPテーブル62を参照してIPアドレス「C」
とそのMACアドレスとが対となったデータの有無を調
べる。しかし、初めて通信を行う場合は、該当するデー
タがないため、データ送信は一旦保留され、IPアドレ
ス「C」に対するMACアドレスを調べるための下記A
RP要求パケットがLANアダプタ63からネットワー
ク上に送信される。 「a,A,0,C」
【0011】なお、本明細書中のパケット内容の説明
は、説明を分かりやすくするため簡略化しており、実際
はTCP/IPの規約に基づく。
【0012】最初のaは送信元のMACアドレスを、A
は送信元のIPアドレスを、0はターゲットMACアド
レスが未決であることを、CはターゲットIPアドレス
を示す。
【0013】端末61以外の同一ネットワーク上の全て
の受信可能な端末やルータ64でつながる他のネットワ
ーク装置は、このパケットを受信すると、それぞれ内部
に持つARPテーブルに送信元IPアドレス「A」に一
致するIPアドレスが登録されているかどうかを調べ、
一致するIPアドレスが登録されている場合は対で登録
されたMACアドレスを送信元MACアドレス「a」で
更新登録し、これ以降に端末61に送信が指示された場
合に対応するMACアドレスの参照に備える。
【0014】中でも端末70は送信元IPアドレス
「A」と送信元MACアドレス「a」とを対にしたデー
タをARPテーブル69に更新登録または新規登録する
とともに、このMACアドレスの通知要求が自分に対す
るものと認識して、LANアダプタ68経由で送信元の
端末61に向け、MACアドレスが「c」であることを
返信する。
【0015】端末61ではこの返信を受けて、IPアド
レス「C」に対応するMACアドレスを知るとともに、
ARPテーブル62にIPアドレス「C」とMACアド
レス「c」とを対にしたデータを登録する。その後、保
留されていたデータを下記のパケットにて送信する。 「A,C,”送信データ”」
【0016】最初のAは送信元IPアドレスを、Cは送
信先IPアドレスを、”送信データ”は送信するデータ
である。
【0017】前記のように、TCP/IPプロトコルに
よる通信は、通信が指示される度に、ARPテーブルを
参照して、送信先IPアドレスに対応するMACアドレ
スを入手しながら行われる。
【0018】ところで、1台または複数台の運用システ
ムと待機システムからなる二重化システムで運用システ
ムの1台が故障して、待機システムに業務処理の引き継
ぎを行う場合は、故障した運用システムと通信していた
システムとの接続性を考慮して、IPアドレスとMAC
アドレスの両方のネットワークアドレスの引継ぎが行わ
れる。
【0019】図7と図8とを基に従来技術の一例とし
て、二重化システムの運用システムに故障が発生してネ
ットワークアドレスを引継ぐ場合の手順を説明すると以
下のようになる。
【0020】まず図7の従来技術の一例として二重化シ
ステムの構成図を説明すると以下のようになる。
【0021】このネットワークシステムは端末81、端
末83、運用システム87、運用システム89、待機シ
ステム94から構成され、LANネットワークで接続さ
れている。
【0022】端末81、端末83は、業務処理の対話操
作用の端末である。なお、端末81、端末83は、それ
ぞれLANアダプタ82、LANアダプタ84なる通信
制御用LANアダプタを持つ。
【0023】運用システム87は、端末81をはじめと
する他のシステムからの要求に応じて処理を行う。な
お、IPアドレスは「C」と「D」の二つを持ち、それ
ぞれLANアダプタ85、LANアダプタ86を使って
通信制御が行われる。
【0024】運用システム89は、端末81をはじめと
する他のシステムからの要求に応じて処理を行う。な
お、IPアドレスは「E」を持ち、LANアダプタ88
を使って通信制御が行われる。
【0025】待機システム94は、運用システム87ま
たは運用システム89の故障に備え、業務処理を引き継
ぐため待機しているシステムである。4枚のLANアダ
プタを持ち、内1枚は運用システムとの通信用でIPア
ドレス「F」を持つ。残り3枚は、ネットワークアドレ
ス引継ぎ用として運用システムの持つIPアドレスの総
数分用意されている。
【0026】ついで、図7と図8とを基に従来技術の一
例として、運用システム87が故障を検出した場合の待
機システム94へのネットワークアドレスの引継ぎ処理
を説明すると以下のようになる。
【0027】ステップST21:待機システム94は運
用システムからのIPアドレス引継ぎ指示を待つ。
【0028】ステップST22:運用システム87は内
部に故障を検出した場合、待機システム94にネットワ
ークアドレスの引継ぎを行うため、引継ぎ対象のIPア
ドレスとMACアドレスとを1組選択する。
【0029】ステップST23:運用システム87は待
機システム94のIPアドレス「F」に宛て、ネットワ
ークアドレスの引継ぎを指示する。しかるのち、引継ぎ
を指示したIPアドレスとLANアダプタを非活性化す
る。なお、LANアダプタを非活性化することで、そこ
に登録されたMACアドレスも非活性化される。
【0030】ステップST24:待機システム94はネ
ットワークアドレスの引継ぎ指示を受けると、引継ぎ用
LANアダプタを一つ選んで、引き継いだIPアドレス
とMACアドレスを登録し、LANアダプタとその登録
されたIPアドレスとを活性化する。なお、LANアダ
プタを活性化することでそこに登録されたMACアドレ
スも活性化される。
【0031】ステップST25:ほかに引継ぎ対象とな
るIPアドレスとMACアドレスとの組が無い場合は、
ネットワークアドレスの引継ぎ処理を終了し、そうでな
い場合はステップST26に進む。
【0032】ステップST26:次の引継ぎ対象のIP
アドレスとMACアドレスとを選択する。しかるのちス
テップST23に戻る。
【0033】以上の処理で運用システム87から待機シ
ステム94へネットワークアドレスの引継ぎが行われ
る。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法の場合、以下のような問題がある。
【0035】引継元のLANアダプタを非活性化した時
に、故障によっては非活性化されない場合があり、引継
ぎ先のLANアダプタにIPアドレスとMACアドレス
とを登録して活性化した際には、同一ネットワーク上に
同一MACアドレスの同一IPアドレスを持つシステム
が複数台存在してしまうということが発生する。その
時、端末から通信が行われると、故障した側の運用シス
テム87が受信して、エラー応答を返し、正常な通信が
できない恐れがある。
【0036】また、MACアドレスはLANアダプタ1
枚に1つ設定される情報であるため、待機システムは引
き継ぎ対象となるIPアドレスの数だけLANアダプタ
を備える必要があり、二重化システムの構築費用が高く
つくという問題があった。
【0037】そのため本出願の課題を列記すると以下の
通りである。
【0038】二重化システムにおいて運用システムの故
障時、待機システムにIPアドレスの引継ぎを行う際
に、同一ネットワーク上に同一MACアドレスの同一I
Pアドレスを持つシステムを発生させないこと。
【0039】複数のIPアドレス引継ぎを最小枚数のL
ANアダプタで実施可能とすること。
【0040】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために本発明では、以下の方法を提案した。
【0041】ARP要求パケットは、前記従来技術での
通信動作で述べたように、このパケットを受信したシス
テムに送信元IPアドレスに一致するIPアドレスが内
部に持つARPテーブルに登録されているかどうかを調
べさせて、一致するIPアドレスが登録されていたら、
対で登録されていたMACアドレスをその送信元MAC
アドレスで更新させるという機能も持つ。本発明はこの
機能を利用して、同一ネットワーク上の他のシステムの
ARPテーブルに引継ぎIPアドレスに一致するIPア
ドレスがあれば対で登録されたMACアドレスを更新さ
せ、IPアドレスの引継ぎを行う。
【0042】詳しく説明すると、故障した運用システム
から待機システムへIPアドレスの引継を行う時に、待
機システムの引継ぎ用LANアダプタに登録されたMA
Cアドレスと引継ぐIPアドレスとをそれぞれ送信元M
ACアドレスと送信元IPアドレスに、ターゲットIP
アドレスにネットワーク上の任意のIPアドレス(例え
ばサブネットのブロードキャストアドレス)を、ターゲ
ットMACアドレスには未決であることを示すMACア
ドレスを指定して、ARP要求パケットを送信する。な
お、ブロードキャストアドレスとは、IPパケットに指
定した場合は全てのシステムを示すが、ARPパケット
のターゲットIPアドレスに指定した場合は特定のシス
テムを示していないので、応答が返らないアドレスであ
る。
【0043】ARP要求パケットをターゲットIPアド
レスに任意のIPアドレスを指定して送信することで、
端末台数に関係なく、1パケットの送信で即座にMAC
アドレスを更新させることが可能である。
【0044】また、複数のIPアドレスを引き継ぐ場合
も、ARP要求パケットに設定する送信元IPアドレス
と送信元MACアドレスを、次いで引き継ぐIPアドレ
スと、次いで引継ぎ用に用意されたLANアダプタに登
録されているMACアドレスに変えて、ARP要求パケ
ットを送り、これをIPアドレスの分だけ繰り返すこと
で、故障した運用システムが複数のIPアドレスを持つ
場合の引継ぎを可能としている。
【0045】さらに、引継ぎの際のMACアドレスは、
引継ぎに用意されたLANアダプタに登録されているM
ACアドレスをそのまま使って引継ぎすることで、待機
システムに備えるべきLANアダプタの枚数は運用シス
テムの内、最もIPアドレスを多く持つ運用システムの
分だけで良いようにして、複数のIPアドレスの引継ぎ
を最小枚数のLANアダプタで実施可能としている。
【0046】
【発明の実施の形態】図1は本発明の原理構成図であ
る。
【0047】運用システム6、運用システム8、待機シ
ステム13からなる二重化システム並びに端末1で構成
され、TCP/IPプロトコルを使用したLANネット
ワークで相互につながっている。
【0048】端末1は業務処理での対話操作用の端末で
あり、内部にARPテーブル2と通信制御用のLANア
ダプタ3を持つ。なお、運用システムに対して端末は通
常複数台がネットワーク接続されるが、説明を分かりや
すくするため、1台のみの接続と簡略化している。
【0049】運用システム6は端末1からの指示に応じ
て業務処理を行う。二つのIPアドレスを持ち、LAN
アダプタ4またはLANアダプタ5を通じてLANネッ
トワークに接続されている。
【0050】運用システム8は端末1からの指示に応じ
て業務処理を行う。IPアドレスを一つ持ち、LANア
ダプタ7を通じてLANネットワークに接続されてい
る。
【0051】待機システム13は運用システムの故障に
備えての待機用システムである。LANアダプタ9は、
運用システムからのネットワークアドレス引継ぎ指示受
け付け用に予めIPアドレスが付けられ、通信可能であ
る。LANアダプタ10とLANアダプタ11はIPア
ドレス引継ぎ用のLANアダプタであり、運用システム
で最も多くIPアドレスを持つものと同数が接続されて
いる。
【0052】また、待機システム13は内部にアドレス
引継処理部12を持つ。アドレス引継処理部12は、I
Pアドレスの引継ぎを指示されると、指示されたIPア
ドレスを選択した引継ぎ用LANアダプタに登録して、
LANアダプタとその登録したIPアドレスとを活性化
した後、引継ぎを行ったIPアドレスに対応するMAC
アドレスが変わったことをARP要求パケットを使って
同一ネットワーク上の全てのシステムに広報して、IP
アドレスの引継ぎを行う。
【0053】ついで、二重化システムのネットワークア
ドレス引継ぎ処理において、引継ぎ用LANアダプタに
登録されたMACアドレスを使用してIPアドレスを引
き継ぐために、ARP要求パケットを使用した処理を図
1を基に説明すると以下のようになる。
【0054】運用システム8が内部に故障を検出した場
合、待機システム13にIPアドレスの引継ぎを指示す
る。その後、引継ぎを指示したIPアドレスとLANア
ダプタ7とを非活性化する。
【0055】待機システム13のアドレス引継処理部1
2は、運用システム8からIPアドレスの引継ぎ指示を
受けると、引継ぎ用のLANアダプタを一つ選んで引継
ぎ指示されたIPアドレスを登録し、そのLANアダプ
タとそのIPアドレスとを活性化する。
【0056】しかるのち、送信元IPアドレスに引継ぎ
を指示されたIPアドレスを、送信元MACアドレスに
引継ぎに選択したLANアダプタのMACアドレスを、
ターゲットIPアドレスに任意のIPアドレスを、ター
ゲットMACアドレスに未決であることを示すMACア
ドレスを設定したARP要求パケットを送信する。これ
によって、ネットワーク上につながる全ての他のシステ
ムには待機システム13が引き継いだIPアドレスに対
応するMACアドレスが変わったことが広報され、端末
1をはじめとする他のシステムでは内部に持つARPテ
ーブルに引継ぎIPアドレスに一致するIPアドレスが
登録されていた場合はMACアドレスが更新されて、I
Pアドレスの引継ぎが終了する。
【0057】このように、ネットワークアドレス引継ぎ
の際は引継ぎ用LANアダプタに登録されたMACアド
レスを使用してIPアドレスの引継ぎが行われて、同一
ネットワーク上での同一IPアドレスの同一MACアド
レスのシステム発生を防止している。
【0058】一方、前記二重化システムのネットワーク
アドレス引継ぎ処理において、ARP要求パケットに設
定するIPアドレスを変更することにより、複数のIP
アドレス引継ぎに対応可能とした処理を図1を基に説明
すると以下のようになる。
【0059】複数のIPアドレスを持つ運用システム6
が内部に故障を検出した場合、IPアドレス一つを選ん
で待機システム13に引継ぎを指示する。その後、引継
ぎを指示したIPアドレスとその通信制御を行っていた
LANアダプタを非活性化する。
【0060】待機システム13のアドレス引継処理部1
2は、運用システム6からIPアドレスの引継ぎ指示を
受けると、引継ぎ用のLANアダプタを一つ選んで引継
ぎを指示されたIPアドレスを登録し、そのLANアダ
プタとそのIPアドレスとを活性化する。
【0061】しかるのち、送信元IPアドレスに引継ぎ
を指示されたIPアドレスを、送信元MACアドレスに
引継ぎ用に選択したLANアダプタのMACアドレス
を、ターゲットIPアドレスに任意のIPアドレスを、
ターゲットMACアドレスに未決であることを示すMA
Cアドレスを設定したARP要求パケットを送信する。
これによって1つのIPアドレスの引継ぎが終了する。
2つ目以降のIPアドレスも、前記同様の処理でIPア
ドレスを待機システム13に引継ぎ、ARP要求パケッ
トに設定する送信元IPアドレスと送信元MACアドレ
スとを変えて、ARP要求パケットを送信することで、
複数のIPアドレスの引継ぎを可能としている。
【0062】また、引継ぎの際のMACアドレスは、引
継ぎに用意されたLANアダプタに登録されているMA
Cアドレスをそのまま使って引継ぎすることで、待機シ
ステムに備えるべきLANアダプタの枚数は運用システ
ムの内、最もIPアドレスを多く持つ運用システムのI
Pアドレスの数だけで良いようにして、複数のIPアド
レスの引継ぎを最小枚数のLANアダプタで実施可能と
している。
【0063】なお、待機システム13に備えるLANア
ダプタ数は、IPアドレスの引継ぎ指示を受けるIPア
ドレスのLANアダプタを引継ぎ用としても使用した場
合に、運用システムの持つIPアドレス数の最大数と同
数とできる。例えば図1の場合、運用システムの持つI
Pアドレスの最大数は二つなので、待機システム13の
LANアダプタをLANアダプタ9、LANアダプタ1
0の二つにできる。
【0064】また、同一ネットワーク上に同一MACア
ドレスの同一IPアドレスを持つシステムが複数台発生
してしまう危険性を防止し、複数IPアドレスの引継ぎ
を最小枚数のLANアダプタで実施可能とする下記機能
を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可
能な適切な種々のプログラム記録媒体に記録する。
【0065】任意のIPアドレスに対応するMACアド
レスを問い合わせるとともに、問い合わせを受けたシス
テムのARPテーブルに問い合わせに該当するIPアド
レスが登録されている場合は対で登録されたMACアド
レスを更新させる機能を持つARP要求パケットを使用
し、故障した運用システムのLANアダプタに登録され
たMACアドレスとは異なる、待機システムの引継ぎ用
LANアダプタに登録されたMACアドレスを使用して
IPアドレスを引き継ぐ機能。
【0066】また、ARP要求パケットに設定するIP
アドレスを変更することにより、複数のIPアドレスを
引き継ぐ機能。
【0067】
【実施例】続いて本発明の一実施例を図面を基に説明す
る。
【0068】まずは図2の本発明の一実施例としての二
重化システムと2つの端末からなるネットワークシステ
ム構成図を説明する。
【0069】端末21は業務処理での対話操作用の端末
であり、内部にARPテーブル22と通信制御用のLA
Nアダプタ23を持つ。
【0070】端末24は業務処理での対話操作用の端末
であり、内部にARPテーブル25と通信制御用のLA
Nアダプタ26を持つ。
【0071】運用システム28は端末21からの指示に
応じて業務処理を行う。IPアドレスを一つ持ち、LA
Nアダプタ27を通じてLANネットワークに接続され
ている。
【0072】待機システム32は運用システムの故障に
備えての待機用システムである。LANアダプタ29
は、IPアドレスが付けられ運用システム28と通信可
能である。LANアダプタ30はIPアドレス引継ぎ用
のLANアダプタである。
【0073】また、待機システム32は内部にアドレス
引継処理部31を持つ。アドレス引継処理部31は、I
Pアドレスの引継ぎを指示されると、指示されたIPア
ドレスを選択した引継ぎ用LANアダプタに登録して、
LANアダプタと登録されたIPアドレスとを活性化し
た後、引継ぎを行ったIPアドレスに対応するMACア
ドレスが変わったことをARP要求パケットを使って同
一ネットワーク上の全てのシステムに広報して、IPア
ドレスの引継ぎを行う。
【0074】ついで、二重化システムのネットワークア
ドレス引継ぎ処理において、引継ぎ用LANアダプタに
登録されたMACアドレスを使用してIPアドレスを引
き継ぐために、ARP要求パケットを使用した処理を図
2と図3のフローチャートとを基に説明すると以下のよ
うになる。
【0075】ステップST01:待機システム32は運
用システム28のIPアドレス引継ぎ指示を待つ。
【0076】ステップST02:運用システム28は内
部に故障を検出すると、待機システム32にIPアドレ
スの引継ぎを行うため、引き継ぐIPアドレスを一つ選
ぶ。運用システム28はIPアドレスを一つしか持たな
いため、IPアドレス「C」が選ばれる。
【0077】ステップST03:運用システム28は、
待機システム32にIPアドレスの引き継ぎを指示し、
しかるのち、引継ぎを指示し終えたIPアドレス「C」
と、そのLANアダプタ27を非活性化する。
【0078】ステップST04:待機システム32のア
ドレス引継処理部31は、運用システム28からIPア
ドレスの引継ぎ指示を受けると、引継ぎ用のLANアダ
プタを一つ選んで引継ぎを指示されたIPアドレスを登
録し、そのLANアダプタとそのIPアドレスとを活性
化する。当実施例では、LANアダプタ30が選ばれ、
IPアドレス「C」が登録され、LANアダプタ30と
IPアドレス「C」とが活性化される。
【0079】しかるのち、下記のARP要求パケットを
送信する。 「e、C、0、BCA」
【0080】eは送信元MACアドレスで引継ぎに選ば
れたLANアダプタ30のMACアドレス、Cは送信元
のIPアドレスで引継ぎを指示されたIPアドレス
「C」、0はターゲットMACアドレスでMACアドレ
スが未決であることを意味し、BCAはターゲットIP
アドレスでブロードキャストアドレスを指定したことを
意味する。
【0081】ステップST05:LANネットワーク上
で通信可能な全てのシステムすなわち当実施例では端末
21、端末24は、ARP要求パケットを受信し、内部
に持つARPテーブルを参照し、送信元IPアドレスに
該当するIPアドレスが有った場合は対で登録されたM
ACアドレスを更新する。これによって、待機システム
32に引き継がれたIPアドレスに対応するMACアド
レスの変更が、ネットワーク上のシステムに反映され
る。
【0082】ついで、本発明のその他の一実施例を図面
を基に説明する。
【0083】まずは図4の本発明のその他の一実施例と
しての二重化システムと2つの端末からなるネットワー
クシステム構成図を説明する。
【0084】端末41は業務処理での対話操作用の端末
であり、内部にARPテーブル42と通信制御用のLA
Nアダプタ43を持つ。
【0085】端末44は業務処理での対話操作用の端末
であり、内部にARPテーブル45と通信制御用のLA
Nアダプタ46を持つ。
【0086】運用システム49は端末41や端末44か
らの指示に応じて業務処理を行う。IPアドレスを二つ
持ち、それぞれLANアダプタ47とLANアダプタ4
8を通じてLANネットワークに接続されている。
【0087】待機システム53は運用システム49の故
障に備えての待機用システムである。LANアダプタ5
0は、IPアドレスが付けられ運用システム49からの
通信が可能であり、また、運用システム49からのIP
アドレスの引継ぎにも使用される。LANアダプタ51
はIPアドレス引継ぎ用のLANアダプタである。
【0088】さらに、待機システム53は内部にアドレ
ス引継処理部52を持つ。アドレス引継処理部52は、
IPアドレスの引継ぎを指示されると、指示されたIP
アドレスを選択した引継ぎ用LANアダプタに登録し
て、そのLANアダプタと登録したIPアドレスとを活
性化した後、引継ぎを行ったIPアドレスに対応するM
ACアドレスが変わったことをARP要求パケットを使
って同一ネットワーク上の全てのシステムに広報して、
IPアドレスの引継ぎを行う。
【0089】ついで、二重化システムのネットワークア
ドレス引継ぎ処理で引継ぎ用LANアダプタに登録され
たMACアドレスを使用してIPアドレスを引き継ぐた
めに、ARP要求パケットを使用した処理において、A
RP要求パケットに設定するIPアドレスを変更するこ
とにより、複数のIPアドレス引継ぎに対応可能とした
処理を図4と図5のフローチャートとを基に説明すると
以下のようになる。
【0090】ステップST11:待機システム53は運
用システム49のIPアドレス引継ぎ指示を待つ。
【0091】ステップST12:運用システム49は内
部に故障を検出すると、待機システム53にIPアドレ
スの引継ぎを行うため、引き継ぐIPアドレスを一つ選
ぶ。
【0092】ステップST13:運用システム49は、
待機システム53にIPアドレスの引き継ぎを指示し、
しかるのち、引継ぎを指示し終えたIPアドレスと、そ
のLANアダプタとを非活性化する。IPアドレス
「C」の引継ぎが指示された場合はLANアダプタ47
が、IPアドレス「D」の引継ぎが指示された場合はL
ANアダプタ48が非活性化される。
【0093】ステップST14:待機システム53のア
ドレス引継処理部52は、運用システム49からIPア
ドレスの引継ぎ指示を受けると、引継ぎ用のLANアダ
プタを一つ選んで引継ぎを指示されたIPアドレスを登
録し、そのLANアダプタとそのIPアドレスとを活性
化する。ここで、引継ぎ用のLANアダプタはLANア
ダプタ50がIPアドレスの引継ぎ指示受け付け用も兼
ねることから、先にLANアダプタ51が引継ぎ用とし
て使用される。
【0094】しかるのち、送信元MACアドレスに引継
ぎに選ばれたLANアダプタのMACアドレス、送信元
のIPアドレスに引継ぎを指示されたIPアドレス、タ
ーゲットMACアドレスにMACアドレスが未決である
ことを意味する「0」、ターゲットIPアドレスにブロ
ードキャストアドレスを指定して、ARP要求パケット
を送信する。
【0095】ステップST15:LANネットワーク上
で通信可能な全てのシステムすなわち当実施例では端末
41、端末44は、ARP要求パケットを受信し、内部
に持つARPテーブルを参照し、送信元IPアドレスに
該当するIPアドレスが有った場合は対で登録されたM
ACアドレスを更新する。
【0096】ステップST16:運用システム49のI
Pアドレスの引継ぎが全て終わった場合は処理を終え
る。そうでなければステップST17に進む。
【0097】ステップST17:運用システム49から
待機システム53に次に引継ぎを行うIPアドレスを一
つ選択する。その後、ステップST13に戻る。
【0098】上記のステップST12からステップST
17の処理で運用システム49の持つ複数のIPアドレ
スが待機システム53に引き継がれるとともに、MAC
アドレスの変更がネットワーク上につながる通信可能な
システムに持つARPテーブルに反映される。
【0099】本発明は、1台または複数台の運用システ
ムと待機システムからなり、システム間の通信をTCP
/IPプロトコルを使用して通信を行うネットワークシ
ステムで、運用システムの1台が故障した時に、待機シ
ステムが処理を引き継ぐ二重化システムのネットワーク
アドレスの引継処理に適用できる。
【0100】
【発明の効果】本発明の二重化システムのネットワーク
アドレスの引継処理では、引継ぎ用LANアダプタに登
録されたMACアドレスを使ったIPアドレスの引継ぎ
を可能として、故障した運用システムからIPアドレス
とMACアドレスとを引き継いだ時に引継元のLANア
ダプタが故障のため非活性化ができなかった場合に、同
一ネットワーク上に同一MACアドレスで同一IPアド
レスを持つシステムが発生する危険を防止でき、ネット
ワークアドレス引継ぎの信頼性を高める効果がある。
【0101】また、待機システムがIPアドレスの引継
ぎのために備えるべきLANアダプタ数を、引き継ぎ対
象となる全ての運用システムの持つIPアドレスの総数
ではなく、引き継ぎ対象となる全ての運用システムの
内、最もIPアドレスを多く持つ運用システムのIPア
ドレス数だけで、引継ぎ可能として、IPアドレスの引
継ぎを最小枚数のLANアダプタで実施可能とする効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の一実施例の構成図である。
【図3】本発明の一実施例のネットワークアドレス引継
ぎ処理フローチャートである。
【図4】本発明のその他の一実施例の構成図である。
【図5】本発明のその他の一実施例のネットワークアド
レス引継ぎ処理フローチャートである。
【図6】従来技術のネットワークシステムの一例であ
る。
【図7】従来技術の二重化システムの構成図の一例であ
る。
【図8】従来技術の一例としてのネットワークアドレス
引継ぎ処理フローチャートである。
【符号の説明】
1 端末 2 ARPテーブル 3、4、5、7、9、10、11 LANアダプタ 6、8 運用システム 12 アドレス引継処理部 13 待機システム 21、24 端末 22、25 ARPテーブル 23、26、27、29、30 LANアダプタ 28 運用システム 31 アドレス引継処理部 32 待機システム 41、44 端末 42、45 ARPテーブル 43、46、47、48、50、51 LANアダプタ 49 運用システム 52 アドレス引継処理部 53 待機システム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1台または複数台の運用システムと待機シ
    ステムからなり、システム間の通信をTCP/IPプロ
    トコルを使用して通信を行うネットワークシステムで、
    運用システムの1台が故障した時に、待機システムが処
    理を引き継ぐ二重化システムのネットワークアドレスの
    引継方法において、 任意のIPアドレスに対応するMACアドレスを問い合
    わせるとともに、問い合わせを受けたシステムのARP
    テーブルに問い合わせに該当するIPアドレスが登録さ
    れている場合は対で登録されたMACアドレスを更新さ
    せる機能を持つARP要求パケットを使用し、故障した
    運用システムのLANアダプタに登録されたMACアド
    レスとは異なる、待機システム(13)の引継ぎ用LA
    Nアダプタに登録されたMACアドレスを使用してIP
    アドレスを引き継ぐ手順を備えた、 ことを特徴とする二重化システムのネットワークアドレ
    ス引継方法。
  2. 【請求項2】前記ネットワークアドレス引継方法におい
    て、 ARP要求パケットに設定するIPアドレスを変更する
    ことにより、複数のIPアドレスを引き継ぐ手順を備え
    た、 ことを特徴とする請求項1に記載の二重化システムのネ
    ットワークアドレス引継方法。
  3. 【請求項3】1台または複数台の運用システムと待機シ
    ステムからなり、システム間の通信をTCP/IPプロ
    トコルを使用して通信を行うネットワークシステムで、
    運用システムの1台が故障した時に、待機システムが処
    理を引き継ぐ、ネットワークアドレス引継機能を有する
    二重化システムにおいて、 任意のIPアドレスに対応するMACアドレスを問い合
    わせるとともに、問い合わせを受けたシステムのARP
    テーブルに問い合わせに該当するIPアドレスが登録さ
    れている場合は対で登録されたMACアドレスを更新さ
    せる機能を持つARP要求パケットを使用し、故障した
    運用システムのLANアダプタに登録されたMACアド
    レスとは異なる、待機システム(13)の引継ぎ用LA
    Nアダプタに登録されたMACアドレスを使用してIP
    アドレスを引き継ぐ機能を有するアドレス引継処理部
    (12)を備えた、 ことを特徴とするネットワークアドレス引継機能を有す
    る二重化システム。
  4. 【請求項4】前記二重化システムにおいて、 ARP要求パケットに設定するIPアドレスを変更する
    ことにより、複数のIPアドレスを引き継ぐ機能を有す
    るアドレス引継処理部(12)を備えた、 ことを特徴とする請求項3に記載のネットワークアドレ
    ス引継機能を有する二重化システム。
  5. 【請求項5】1台または複数台の運用システムと待機シ
    ステムからなり、システム間の通信をTCP/IPプロ
    トコルを使用して通信を行うネットワークシステムで、
    運用システムの1台が故障した時に、待機システムが処
    理を引き継ぐ二重化システムのネットワークアドレスの
    引継を実現するプログラムを格納する記録媒体におい
    て、 コンピュータに、 任意のIPアドレスに対応するMACアドレスを問い合
    わせるとともに、問い合わせを受けたシステムのARP
    テーブルに問い合わせに該当するIPアドレスが登録さ
    れている場合は対で登録されたMACアドレスを更新さ
    せる機能を持つARP要求パケットを使用し、故障した
    運用システムのLANアダプタに登録されたMACアド
    レスとは異なる、待機システム(13)の引継ぎ用LA
    Nアダプタに登録されたMACアドレスを使用してIP
    アドレスを引き継ぐ手順を実行するためのプログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】前記記録媒体において、 ARP要求パケットに設定するIPアドレスを変更する
    ことにより、複数のIPアドレスを引き継ぐ手順を実行
    するためのプログラムを記録した請求項5に記載のコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US7379437B2 (en) 2004-06-02 2008-05-27 Nec Corporation Radio network controller capable of handing over ciphering information from one to another
JP2008172678A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Hitachi Communication Technologies Ltd 冗長切り替え方法
US7492772B2 (en) 2003-07-10 2009-02-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and system for dynamically updating ARP cache tables in an ad hoc network

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