JP2001144752A - 回線制御システム - Google Patents

回線制御システム

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JP2001144752A
JP2001144752A JP32113699A JP32113699A JP2001144752A JP 2001144752 A JP2001144752 A JP 2001144752A JP 32113699 A JP32113699 A JP 32113699A JP 32113699 A JP32113699 A JP 32113699A JP 2001144752 A JP2001144752 A JP 2001144752A
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line
network
control
external
extension
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JP32113699A
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English (en)
Inventor
Wataru Inoue
渉 井上
Ryozo Nunokawa
亮造 布川
Hiroyuki Matsui
弘行 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 回線制御装置からの網と回線制御装置との各
相互間の接続制御を可能とする。各制御情報または各イ
ンチャネル情報に対応したサービスの提供を行う。 【解決手段】 外線網に接続された回線処理装置と、こ
の回線処理装置による通信を制御する回線制御装置とを
備え、前記回線処理装置は、前記外線網に接続する外線
網インタフェース手段と、前記回線制御装置と制御情報
またはインチャネル情報を相互に送受信する通信インタ
フェース手段と、前記回線制御装置からの接続指示によ
り前記外線網との接続を制御する制御手段とを備え、前
記回線制御装置は、前記回線処理装置と制御情報または
インチャネル情報を相互に送受信する通信インタフェー
ス手段と、前記外線網との接続指示を前記回線処理装置
に対して行う回線処理装置制御手段とを備える。前記回
線処理装置と回線制御装置との間で、発番号、着番号、
UUIなどの制御情報またはインチャネル情報を相互に
送受信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は種類の異なる複数の
通信網が混在する場合にそれらの通信網間の通信を統合
的に制御する装置に利用する。
【0002】
【従来の技術】従来、通信の接続制御を行う第一の方法
として、TAやダイヤルアップルータに設けられたアナ
ログ内線ポートを利用して、ISDN網と内線網との接
続、および内線機器間の接続を行う方法がある。
【0003】第二の方法として、TA等とRS−232
Cで接続されたパーソナルコンピュータ(以下、パソコ
ンとする)を電話やFAXとして利用し、ISDN網と
パソコンとの接続を行う方法がある。
【0004】第三の方法として、パソコンに回線処理ボ
ードを内蔵して、網とパソコンとの接続を行う方法があ
る。
【0005】従来の回線制御システムの一例を図9を参
照して説明する。図9は従来の回線制御システムの一例
を示すブロック構成図である。図9に示すように、従来
の回線制御システムは、外線電話機400からの着信時
には、ターミナルアダプタ(TA)100の制御部11
5で、どのアナログ内線電話機200に着信させるかを
判断した上で、スイッチ部116を制御することにより
アナログ内線電話機200に着信させる。これと同時に
パソコン300に対し、着信していることを通知する。
【0006】また、外線電話機400からの着信をパソ
コン300で応答する場合には、まずターミナルアダプ
タ100の制御部115でパソコン300に着信させる
かを判断した上で、パソコン300に対して着信してい
ることを通知する。パソコン300が応答したとき、タ
ーミナルアダプタ100の制御部115は、スイッチ部
116を制御して外線電話機400とパソコン300と
の通話路を接続する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の回線
制御システムでは、前記第一の方法に示すように、パソ
コンと網との間の音声通信ができないため、パソコンを
利用した電話サービスを提供できない。
【0008】また、前記第二の方法に示すように、パソ
コンからの制御により、外線網と内線網との各相互間の
接続制御ができないため、パソコンを利用して網間の接
続サービスを提供できない。またISDN網とパソコン
との間で、Dチャネルの制御情報を送受信することがで
きないため、発番号、着番号、UUI等のDチャネル情
報を利用してパソコンと網との各相互間の接続制御を行
うことができない。またISDN網とパソコンとの間
で、1チャネルのインチャネル情報しか送受信できず、
同時に2Dチャネルのインチャネル情報を送受信するこ
とができないため、同時に二つの通信をパソコンで応答
することができない。
【0009】また、前記第三の方法に示すように、外線
網や内線網等に対応した専用の回線処理ボードをそれぞ
れ必要とし、これらの回線処理ボードをパソコンに内蔵
するため、パソコンの電源断の際には、システムを動作
させることができない。
【0010】また、前記第一および第二の方法に示すよ
うに、内線網とパソコンとの間の通信ができないため、
パソコンを利用した電話サービスを内線網から利用でき
ない。
【0011】本発明は、このような背景に行われたもの
であって、内外線への接続、パソコンで提供される任意
のアプリケーションへの接続などの多様なサービスの提
供を行うことができる回線制御システムを提供すること
を目的とする。本発明は、異なる形式の網相互間の接続
制御を行うことができる回線制御システムを提供するこ
とを目的とする。本発明は、ユーザが利用し易い音声、
文字などの形態の情報を用いてサービスの提供を行うこ
とができる回線制御システムを提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、回線処理装置
と回線制御装置との間で制御情報またはインチャネル情
報を送受信することにより、各制御情報またはインチャ
ネル情報に対応したサービス提供を行うことを特徴とす
る。これにより、内外線への接続、パソコンで提供され
る任意のアプリケーションへの接続などを行うことがで
きる。また、異なる形式の網相互間の接続制御を行うこ
とができる。さらに、接続要求元は、音声、文字などの
利用し易い形態の情報を用いることにより、回線制御装
置に接続要求を行うことができる。
【0013】すなわち、本発明の第一の観点は、回線制
御システムであって、本発明の特徴とするところは、外
線網に接続された回線処理装置と、この回線処理装置に
よる通信を制御する回線制御装置とを備え、前記回線処
理装置は、前記外線網に接続する外線網インタフェース
手段と、前記回線制御装置と制御情報またはインチャネ
ル情報を相互に送受信する通信インタフェース手段と、
前記回線制御装置からの接続指示により前記外線網との
接続を制御する制御手段とを備え、前記回線制御装置
は、前記回線処理装置と制御情報またはインチャネル情
報を相互に送受信する通信インタフェース手段と、前記
外線網との接続指示を前記回線処理装置に対して行う回
線処理装置制御手段とを備えたところにある。
【0014】これにより、回線処理装置と回線制御装置
との間で制御情報またはインチャネル情報を相互に送受
信することができる。また、外線網に接続された外線機
器と回線制御装置とが回線処理装置を介して通信を行う
ことができる。したがって、外線機器のユーザは所望の
制御情報またはインチャネル情報により接続要求を回線
制御装置に対して行うことができる。
【0015】また、前記回線処理装置は、内線網との接
続を行う内線網インタフェース手段と、前記外線網イン
タフェース手段と前記内線網インタフェース手段とを接
断するスイッチ手段と、前記回線制御装置からの接続指
示にしたがってこのスイッチ手段の制御を行う制御手段
とを備えることが望ましい。
【0016】これにより、外線網および内線網に接続さ
れた機器と回線制御装置とが回線処理装置を介して通信
を行い、各網に接続された機器のユーザは自己が要求す
る接続先を回線制御装置に伝達し、回線制御装置は、そ
の要求に基づく接続制御を行うことができる。その結
果、内線機器相互間あるいは外線機器相互間あるいは内
線機器と外線機器との通信が可能となる。
【0017】また、前記回線処理装置は、外線データ送
受信ネットワークおよび内線データ送受信ネットワーク
に接続され、この外線データ送受信ネットワークとこの
内線データ送受信用ネットワークとのルーティング処理
を行う制御手段を備えた構成とすることもできる。
【0018】ここで、外線データ送受信ネットワーク
は、例えば、インターネットである。また、内線データ
送受信ネットワークは、例えば、LANである。これに
より、例えば、インターネットおよびLANに接続され
た機器と回線制御装置とが回線処理装置を介して通信を
行い、各網に接続された機器のユーザは自己が要求する
接続先を回線制御装置に伝達し、回線制御装置は、その
要求に基づく接続制御を行うことができる。その結果、
LAN内の機器相互間あるいはインターネット内の機器
相互間あるいはLAN内の機器とインターネット内の機
器との通信が可能となる。
【0019】また、前記外線網はISDN網であり、前
記回線処理装置は、自装置と前記回線制御装置との間の
制御情報の一つとしてISDN網とのDチャネル情報を
送受信する手段を含む構成としたり、あるいは、前記回
線処理装置は、自装置と前記回線制御装置との間のイン
チャネル情報の一つとしてISDN網との一以上のBチ
ャネル情報を送受信する手段を含む構成としたり、ある
いは、前記回線処理装置と前記回線制御装置との間の制
御情報の一つとしてISDN網とのDチャネル情報を送
受信し、前記回線処理装置と前記回線制御装置との間の
インチャネル情報の一つとしてISDN網との一以上の
Bチャネル情報を送受信する手段を含む構成とすること
ができる。
【0020】これにより、例えば、パソコンその他のI
SDN機器により回線制御装置に接続要求を行うことが
できる。
【0021】さらに、前記回線制御装置は、前記回線処
理装置から受信した情報の処理を行うメディア処理手段
を備え、前記回線処理装置制御手段はこのメディア処理
手段により処理した結果に基づいて前記外線網との接続
指示を前記回線処理装置に対して行い、またはメディア
処理手段により処理した制御情報またはインチャネル情
報を接続した網へ送出し、またはメディア処理手段によ
り処理した制御情報またはインチャネル情報を蓄積し、
またはメディア処理手段により蓄積した情報を接続した
網へ送出する手段を含む構成とすることもできる。
【0022】ここで、メディア処理とは、例えば、音声
認識や文字認識である。すなわち、回線処理装置から音
声や文字といった情報を受信したらこれを所定の形の情
報に翻訳する処理をメディア処理という。これにより、
ユーザは、扱い易い形式の情報によって回線制御装置に
接続要求を行うことができる。
【0023】本発明の第二の観点は回線制御方法であっ
て、本発明の特徴とするところは、回線処理装置は、接
続要求元からの接続要求を受信すると、その接続先を確
認し、その接続先が回線制御装置であれば回線制御装置
に着信を行い、その接続先が外線網であれば外線網に発
信を行い、その接続先が内線網であれば内線網に着信を
行い、そのいずれでもなければ接続不可を前記接続要求
元に通知し、接続先が応答すれば、前記接続要求元とこ
の接続先とを接続するところにある。
【0024】
【発明の実施の形態】(第一実施例)本発明第一実施例
を図1を参照して説明する。図1は本発明第一実施例の
回線制御システムの全体構成図である。
【0025】本発明は回線制御システムであって、本発
明の特徴とするところは、外線網1に接続された回線処
理装置101と、この回線処理装置101による通信を
制御する回線制御装置301とを備え、回線処理装置1
01は、外線網1に接続する外線網インタフェース部1
02と、回線制御装置101と制御情報またはインチャ
ネル情報を相互に送受信する通信インタフェース部10
4と、回線制御装置301からの接続指示により外線網
1との接続を制御する制御部105とを備え、回線制御
装置301は、回線処理装置101と制御情報またはイ
ンチャネル情報を相互に送受信する通信インタフェース
部302と、外線網1との接続指示を回線処理装置10
1に対して行う回線処理装置制御部303とを備えたと
ころにある。
【0026】すなわち、図1において、回線処理装置1
01は、外線網インタフェース部102、通信インタフ
ェース部104、制御部105より構成される。この回
線処理装置101は、外線網インタフェース部102で
外線網1に接続されている。また回線制御装置301
は、通信インタフェース部302、回線処理装置制御部
303より構成される。外線網1は、ISDN網等の公
衆網や構内のPBX網、PHS等の無線網等、何れの網
であってもよい。
【0027】次に、本発明第一実施例の動作を説明す
る。回線制御装置301から外線網1に接続された外線
機器401に発信する場合について説明する。回線制御
装置301の回線処理装置制御部303は、通信インタ
フェース部302を介して、外線機器401に対する発
信要求に関する制御情報を回線処理装置101に対して
送信する。
【0028】回線処理装置101の制御部105は、受
信した制御情報に従い、回線制御装置301と外線網1
との接続を行い、回線制御装置301と外線機器401
との通信を開始する。
【0029】(第二実施例)本発明第二実施例の回線制
御システムを図2ないし図4を参照して説明する。図2
は本発明第二実施例の回線制御システムの全体構成図で
ある。図3および図4は本発明第二実施例の回線制御シ
ステムの動作を示す図である。
【0030】本発明第二実施例の回線制御システムは、
図2に示すように、回線処理装置101は、内線網との
接続を行う内線網インタフェース部103と、外線網イ
ンタフェース部102と内線網インタフェース部103
とを接断するスイッチ部106と、回線制御装置301
からの接続指示にしたがってこのスイッチ部106の制
御を行う制御部105とを備えている。
【0031】すなわち、図2において、回線処理装置1
01は、外線網インタフェース部102、内線網インタ
フェース部103、通信インタフェース部104、制御
部105、スイッチ部106より構成される。この回線
処理装置101は、外線網インタフェース部102で外
線網1に接続され、内線網インタフェース部103で内
線網に接続されており、内線網には内線機器201が収
容されている。また回線制御装置301は、通信インタ
フェース部302、回線処理装置制御部303より構成
される。外線網1および内線網は、ISDN網等の公衆
網や構内のPBX網、PHS等の無線網等、何れの網で
あってもよい。
【0032】次に、本発明第二実施例の回線制御システ
ムの動作を図3および図4を参照して説明する。内線機
器201から外線網1に接続された外線機器401に発
信する場合について説明する。内線網に収容された内線
機器201から外線機器401に対する発信要求があっ
た場合には、内線機器201からの制御情報を回線処理
装置101の通信インタフェース部104を介して回線
制御装置301に送信する。
【0033】回線制御装置301は、通信インタフェー
ス部302を介して制御情報を受信し、回線処理装置制
御部303は、受信した制御情報に基づき、内線機器2
01と外線機器401との接続指示を回線処理装置10
1に対して行う。
【0034】回線処理装置101の制御部105は、回
線制御装置301からの指示に従い、内線機器201と
外線網との接続を行うようにスイッチ部106を制御
し、内線機器201と外線機器401との通信を開始す
る。
【0035】また外線網から切断指示があった場合に
は、外線網からの切断に関する制御情報を回線処理装置
101の通信インタフェース部104を介して回線制御
装置301に送信する。
【0036】回線制御装置301は、通信インタフェー
ス部302を介して切断に関する制御情報を受信し、回
線処理装置制御部303は、受信した制御情報に基づ
き、外線網と内線機器201との切断に関する接続指示
を回線処理装置101に対して行う。
【0037】制御部105は、回線制御装置301から
の指示に従い、外線網と内線機器201との切断を行う
ようにスイッチ部106を制御し、外線機器401と内
線機器201との通信を終了する。
【0038】すなわち、内線機器201から外線網1に
接続された外線機器401に発信する場合には、図3に
示すように、ステップ101)内線機器201からダイ
ヤル操作により発信繰作を行う。ステップ102)内線
機器201からの発信要求の制御情報を回線処理装置1
01の通信インタフェース部104を介して回線制御装
置301に送信する。
【0039】ステップ103)回線制御装置301は、
通信インタフェース部302を介して制御情報を受信
し、回線処理装置制御部303は、受信した制御情報に
基づき、内線機器201と外線機器401との接続指示
を回線処理装置101に対して行う。
【0040】ステップ104)回線処理装置101の制
御部105は、回線制御装置301からの指示に従い、
内線機器201と外線網1との接続を行うようにスイッ
チ部106を制御し、内線機器201と外線機器401
との通信を開始する。
【0041】ステップ105)外線網1から切断指示が
あった場合には、外線網1からの切断に関する制御情報
を回線処理装置101の通信インタフェース部102を
介して回線制御装置301に送信する。
【0042】ステップ106)回線制御装置301は、
通信インタフェース部302を介して切断に関する制御
情報を受信し、回線処理装置制御部303は、受信した
制御情報に基づき、内線機器201と外線機器401と
の切断に関する接続指示を回線処理装置101に対して
行う。
【0043】ステップ107)制御部105は、回線制
御装置301からの指示に従い、外線網1と内線機器2
01との切断を行うようにスイッチ部106を制御し、
内線機器201と外線機器401との通信を終了する。
【0044】さらに、外線網1からの着信呼を内線機器
201で応答する場合について、図4を参照して説明す
る。ステップ201)外線網1から回線処理装置101
に着信する。
【0045】ステップ202)外線網1からの制御情報
を回線処理装置101の通信インタフェース部104を
介して回線制御装置301に送信し、着信通知を行う。
【0046】ステップ203)回線制御装置301は、
通信インタフェース部302を介して制御情報を受信
し、回線処理装置制御部303は、受信した制御情報に
基づき、外線網1と内線機器201との接続指示を回線
処理装置101に対して行う。
【0047】ステップ204)回線処理装置101は、
回線制御装置301からの指示に従い、外線網1と内線
機器201との接続を行うようにスイッチ部106を制
御し、内線機器201と外線機器401との通信を開始
する。
【0048】(第三実施例)本発明第三実施例の回線制
御システムを図5を参照して説明する。図5は本発明第
三実施例の回線制御システムの全体構成図である。本発
明第三実施例の回線制御システムは、図5に示すよう
に、回線処理装置101は、外線データ送受信ネットワ
ークとしてのインターネット2および内線データ送受信
ネットワークとしてのLANに接続され、このインター
ネット2とLANとのルーティング処理を行う制御部1
05を備えている。
【0049】すなわち、図5において、回線処理装置1
01は、インターネット接続部107、LANインタフ
ェース部108、通信インタフェース部104、制御部
105より構成される。この回線処理装置101は、イ
ンターネット接続部107でインターネット2に接続さ
れ、LANインタフェース部108でLANに接続され
ており、LANにはインターネット電話機202が収容
されている。また回線制御装置301は、通信インタフ
ェース部302、回線処理装置制御部303より構成さ
れる。
【0050】ここでは、外線網をインターネットとし、
内線網をLANとしているが、専用線接続によるWAN
やダイヤルアップ接続によるIP網等、何れの網であっ
てもよい。回線処理装置101の制御部105は、LA
Nとインターネットとの間のパケット送受信のためのル
ーティング処理を行う。
【0051】次に、本発明第三実施例の動作を説明す
る。インターネットに接続されたインターネット電話機
402からの電話の要求を回線制御装置301で受け付
け、LANに収容されたインターネット電話機202に
着信させる場合について説明する。
【0052】インターネット電話機402が発信要求を
行うと、回線処理装置101の制御部105でルーティ
ング処理を行い、発信要求に関する制御情報が通信イン
ターフェース部104を介して、回線制御装置301へ
送信される。
【0053】回線制御装置301は、受信した制御情報
に従い、インターネット電話機202とインターネット
電話機402との通信を行うように、回線処理装置10
1に指示する。
【0054】回線処理装置101の制御部105は、回
線制御装置301からの指示に従ってルーティングを行
い、インターネット電話機202とインターネット電話
機402との通信を開始する。
【0055】(第四実施例)本発明第四実施例の回線制
御システムを図6および図7を参照して説明する。図6
は本発明第四実施例の回線制御システムの全体構成図で
ある。図7は本発明第四実施例の回線制御システムの動
作を示す図である。
【0056】本発明第四実施例の回線制御システムは、
図6に示すように、回線制御装置301は、回線処理装
置101から受信した情報の処理を行うメディア処理部
304を備え、回線処理装置制御部303はこのメディ
ア処理部304により処理した結果に基づいて外線網1
との接続指示を回線処理装置101に対して行い、また
はメディア処理部304により処理した制御情報または
インチャネル情報を接続した網へ送出し、またはメディ
ア処理部304により処理した制御情報またはインチャ
ネル情報を蓄積し、またはメディア処理部304により
蓄積した情報を接続した網へ送出する。
【0057】すなわち、図6において、回線処理装置1
01は、外線網インタフェース部102、内線網インタ
フェース部103、通信インタフェース部104、制御
部105、スイッチ部106より構成される。内線網に
は、内線機器201が収容されている。また回線制御装
置301は、通信インタフェース部302、回線処理装
置制御部303、メディア処理部304より構成され
る。
【0058】次に、本発明第四実施例の回線制御システ
ムの動作を図7を参照して説明する。内線機器201か
ら音声指示により、外線網1に接続された外線機器40
1に発信を行う場合について説明する。
【0059】内線網に接続された内線機器201から回
線制御装置301への接続要求を行うと、内線機器20
1からの制御情報を回線処理装置101の通信インタフ
ェース部104を介して回線制御装置301に送信す
る。内線機器201から回線制御装置301への接続要
求は、内線機器201からのダイヤルによる要求の他
に、内線機器201のオフフックにより接続要求を行う
方法等がある。
【0060】回線制御装置301は、通信インタフェー
ス部302を介して制御情報を受信し、回線処理装置制
御部303は、受信した制御情報に基づき、内線機器2
01と回線制御装置301との接続指示を回線処理装置
101に対して行う。
【0061】回線処理装置101の制御部105は、回
線制御装置301からの指示に従い、内線機器201と
回線制御装置301との接続を行うようにスイッチ部1
06を制御し、内線機器201と回線制御装置301と
の通信を開始する。
【0062】内線機器201から内線機器201と外線
機器401との接続要求を音声により行うと、メディア
処理部304は音声認識を行い、認識結果を回線処理装
置制御部303に送信する。
【0063】回線処理装置制御部303は、認識結果に
従い、外線網1と内線機器201との接続指示を回線処
理装置101に対して行う。
【0064】制御部105は、回線制御装置301から
の指示に従い、外線網1と内線機器201との接続を行
うようにスイッチ部106を制御し、内線機器201と
外線機器401との通信を開始する。
【0065】回線処理装置101と回線制御装置301
との間は、同時に複数の制御情報およびインチャネル情
報を送受信可能であるので、同時に複数の内線機器から
音声による接続要求を行うことや、回線制御装置301
と外線網1との通信中に、内線機器201からの音声に
よる接続要求を行うことも可能である。
【0066】すなわち、図7に示すように、ステップ3
01)内線網に接続された内線機器201から回線制御
装置301への接続要求を行う。
【0067】ステップ302)内線機器201からの制
御情報を回線処理装置101の通信インタフェース部1
04を介して回線制御装置301に送信する。
【0068】ステップ303)回線制御装置301は、
通信インタフェース部302を介して制御情報を受信
し、回線処理装置制御部303は、受信した制御情報に
基づき、内線機器201と回線制御装置301との接続
指示を回線処理装置101に対して行う。
【0069】ステップ304)回線処理装置101の制
御部105は、回線制御装置301からの指示に従い、
内線機器201と回線制御装置301との接続を行うよ
うにスイッチ部106を制御し、内線機器201と回線
制御装置301との通信を開始する。
【0070】ステップ305)内線機器201から内線
機器201と外線網に接続された外線機器401との接
続要求を音声により行うと、メディア処理部304は音
声認識を行い、認識結果を回線処理装置制御部303に
送信する。
【0071】ステップ306)回線処理装置制御都30
3は、認識結果に従い、外線網1と内線機器201との
接続指示を回線処理装置101に対して行う。
【0072】ステップ307)制御部105は、回線制
御装置301からの指示に従い、外線網1と内線機器2
01との接続を行うようにスイッチ部106を制御し、
内線機器201と外線機器401との通信を開始する。
【0073】本実施例では、回線処理装置101と回線
制御装置301との間を接続するインタフェースとし
て、通信インタフェースの使用例で記載したが、回線処
理装置101と回線制御装置301との間を接続するイ
ンタフェースとして、RS−232C、USB、IEE
E1394、イーサネット外線網あるいは内線網も使用
できる。
【0074】また本実施例では、回線制御装置301の
メディア処理部304で音声認織を行い、その結果に基
づいて回線処理装置制御部303が回線処理装置101
に対して網との接続指示を行う音声によるダイヤルの例
で記載したが、メディア処理部304で網からの音声を
符号化して蓄積し、また蓄積した音声を復号化して網へ
送出する音声の蓄積再生を行うシステムも実現可能であ
る。
【0075】また。メディア処理部304で網からの音
声を翻訳し、翻訳結果を網へ送出する翻訳システムも実
現可能である。
【0076】また、メディア処理部304で網からの音
声をパケット化して、パケット化した音声を網へ送出す
るシステムも実現可能である。
【0077】また、メディア処理部304で網とFAX
信号の送受信を行い、FAX情報を提供するシステムも
実現可能である。
【0078】また、メディア処理部304で網とFAX
信号の送受信を行い、受信したFAX情報の文字認識を
行い、その認識結果を音声合成により網へ送出するFA
X読み上げシステム等も実現可能である。
【0079】また実施例では、内線から外線への発信、
外線から内線への着信を例に説明したが、内線から内線
への発信、外線から外線への発信等、回線処理装置に接
続される全ての網との通信の全てを制御できる。
【0080】(実施例まとめ)本発明第一〜第四実施例
では、説明をわかりやすくするために本発明の回線制御
システムを機能別に分類して説明したが、実際には、本
発明第一〜第四実施例で説明した機能を一つにまとめた
回線制御システムとして実現する。この動作を示すフロ
ーチャートを図8に示す。図8は本発明実施例の回線制
御システムの総合的な動作を示すフローチャートであ
る。
【0081】回線制御装置301は、網(要求元)から
の制御情報を受信すると(S1)、その制御情報に含ま
れる接続要求の接続先を確認する(S2)。その接続先
が回線制御装置301であれば(S3)、回線制御装置
301へ着信する(S4)。その接続先が外線網1であ
れば(S5)、外線網1に発信する(S6)。その接続
先が内線網であれば(S7)、内線網へ着信する(S
8)。該当する接続先が無い場合には、デフォルトの接
続先に着信する(S9)。ここで、「デフォルトの接続
先へ着信」とは、接続不可であることを要求元に通知す
る機能を有する装置への着信を意味する。接続先が応答
すると(S10)、接続元(要求元)と接続先とを接続
する(S11)。
【0082】本発明第一〜第四実施例で、外線網1はI
SDN網であり、回線処理装置101は、自装置と回線
制御装置301との間の制御情報の一つとしてISDN
網とのDチャネル情報を送受信することができる。ある
いは、回線処理装置101は、自装置と回線制御装置3
01との間のインチャネル情報の一つとしてISDN網
との一以上のBチャネル情報を送受信することができ
る。あるいは、回線処理装置101回線制御装置301
との間の制御情報の一つとしてISDN網とのDチャネ
ル情報を送受信し、回線処理装置101と回線制御装置
301との間のインチャネル情報の一つとしてISDN
網との一以上のBチャネル情報を送受信することができ
る。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回線処理装置と回線制御装置との間で、発番号、着番
号、UUIなどの制御情報またはインチャネル情報を相
互に送受信することにより、内外線への接続、パソコン
で提供される任意のアプリケーションへの接続などの各
制御情報および各インチャネル情報に対応した多様なサ
ービスの提供を行うことができる。また、異なる形式の
網相互間の接続制御を行うことができる。さらに、ユー
ザが利用し易い音声、文字などの形態の情報を用いてサ
ービスの提供を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例の回線制御システムの全体構
成図。
【図2】本発明第二実施例の回線制御システムの全体構
成図。
【図3】本発明第二実施例の回線制御システムの動作を
説明するための図。
【図4】本発明第二実施例の回線制御システムの動作を
説明するための図。
【図5】本発明第三実施例の回線制御システムの全体構
成図。
【図6】本発明第四実施例の回線制御システムの全体構
成図。
【図7】本発明第四実施例の回線制御システムの動作を
説明するための図。
【図8】本発明実施例の回線制御システムの総合的な動
作を示すフローチャート。
【図9】従来の回線制御システムの一例を示すブロック
構成図。
【符号の説明】
1 外線網 2 インターネット 100 ターミナルアダプタ(TA) 101 回線処理装置 102 外線網インタフェース部 103 内線網インタフェース部 104、302 通信インタフェース部 105、115 制御部 106、116 スイッチ部 107 インターネット接続部 108 LANインタフェース部 200 アナログ内線電話機 201 内線機器 202 インターネット電話機 300 パソコン 301 回線制御装置 303 回線処理装置制御部 304 メディア処理部 400 外線電話機 401 外線機器 402 インターネット電話機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松井 弘行 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA17 HA01 HA08 HB18 HC02 HC04 JA03 JA08 JL09 JT01 JT02 KA14 LB02 LB03 LB13 MD04 5K034 AA18 CC01 CC05 EE12 EE13 GG04 HH04 HH07 HH63 JJ11 KK02 LL01 5K051 CC04 FF07 JJ07 5K101 LL03 LL05 RR05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外線網に接続された回線処理装置と、こ
    の回線処理装置による通信を制御する回線制御装置とを
    備え、 前記回線処理装置は、前記外線網に接続する外線網イン
    タフェース手段と、前記回線制御装置と制御情報または
    インチャネル情報を相互に送受信する通信インタフェー
    ス手段と、前記回線制御装置からの接続指示により前記
    外線網との接続を制御する制御手段とを備え、 前記回線制御装置は、前記回線処理装置と制御情報また
    はインチャネル情報を相互に送受信する通信インタフェ
    ース手段と、前記外線網との接続指示を前記回線処理装
    置に対して行う回線処理装置制御手段とを備えたことを
    特徴とする回線制御システム。
  2. 【請求項2】 前記回線処理装置は、内線網との接続を
    行う内線網インタフェース手段と、前記外線網インタフ
    ェース手段と前記内線網インタフェース手段とを接断す
    るスイッチ手段と、前記回線制御装置からの接続指示に
    したがってこのスイッチ手段の制御を行う制御手段とを
    備えた請求項1記載の回線制御システム。
  3. 【請求項3】 前記回線処理装置は、外線データ送受信
    ネットワークおよび内線データ送受信ネットワークに接
    続され、この外線データ送受信ネットワークとこの内線
    データ送受信用ネットワークとのルーティング処理を行
    う制御手段を備えた請求項1記載の回線制御システム。
  4. 【請求項4】 前記外線網はISDN網であり、前記回
    線処理装置は、自装置と前記回線制御装置との間の制御
    情報の一つとしてISDN網とのDチャネル情報を送受
    信する手段を含む請求項1ないし3のいずれかに記載の
    回線制御システム。
  5. 【請求項5】 前記外線網はISDN網であり、前記回
    線処理装置は、自装置と前記回線制御装置との間のイン
    チャネル情報の一つとしてISDN網との一以上のBチ
    ャネル情報を送受信する手段を含む請求項1ないし3の
    いずれかに記載の回線制御システム。
  6. 【請求項6】 前記外線網はISDN網であり、前記回
    線処理装置と前記回線制御装置との間の制御情報の一つ
    としてISDN網とのDチャネル情報を送受信し、前記
    回線処理装置と前記回線制御装置との間のインチャネル
    情報の一つとしてISDN網との一以上のBチャネル情
    報を送受信する手段を含む請求項1ないし3のいずれか
    に記載の回線制御システム。
  7. 【請求項7】 前記回線制御装置は、前記回線処理装置
    から受信した情報の処理を行うメディア処理手段を備
    え、 前記回線処理装置制御手段はこのメディア処理手段によ
    り処理した結果に基づいて前記外線網との接続指示を前
    記回線処理装置に対して行い、またはメディア処理手段
    により処理した制御情報またはインチャネル情報を接続
    した網へ送出し、またはメディア処理手段により処理し
    た制御情報またはインチャネル情報を蓄積し、またはメ
    ディア処理手段により蓄積した情報を接続した網へ送出
    する手段を含む請求項1ないし6のいずれかに記載の回
    線制御システム。
  8. 【請求項8】 回線処理装置は、接続要求元からの接続
    要求を受信すると、その接続先を確認し、その接続先が
    回線制御装置であれば回線制御装置に着信を行い、その
    接続先が外線網であれば外線網に発信を行い、その接続
    先が内線網であれば内線網に着信を行い、そのいずれで
    もなければ接続不可を前記接続要求元に通知し、接続先
    が応答すれば、前記接続要求元とこの接続先とを接続す
    ることを特徴とする回線制御方法。
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