JP2001141397A - 誘導弾 - Google Patents

誘導弾

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JP2001141397A
JP2001141397A JP32114999A JP32114999A JP2001141397A JP 2001141397 A JP2001141397 A JP 2001141397A JP 32114999 A JP32114999 A JP 32114999A JP 32114999 A JP32114999 A JP 32114999A JP 2001141397 A JP2001141397 A JP 2001141397A
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wing
deployment
target body
guided missile
steering
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Kaoru Tatsumi
薫 辰己
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 航空機から目標体に向けて投下される、射程
距離を延伸させるための2枚の展開翼を有する誘導弾に
おいて、その貫通力を増加して弾頭の威力を高めること
を目的とする。 【解決手段】 誘導弾の前部に配置され、目標体との衝
突で受けた衝撃力を後方に伝達するロッド11と、この
ロッドの後端に配置されたカッター12を備え、目標体
との衝突時に展開翼2を支持・展開する展開装置6と誘
導弾胴体9を結合するボルト10をカッター12で切断
することにより、貫通の障害となる展開翼2を分離して
目標体への貫通力を増加させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、航空機に搭載さ
れ、地上の構造物や車両または海上の船舶などの目標体
にむけて投下される誘導弾に関するものである。
【0002】
【従来の技術】航空機(以下母機という)に搭載され、
射程距離を延伸させるための2枚の展開翼を有する誘導
弾に関する従来例について説明する。図11は従来の誘
導弾の構成要素を示す図であり、図11(a)は上から
見た図、図11(b)は横から見た図を示す。図におい
て1は誘導弾、2は射程距離を延伸させるための2枚の
展開翼、3は飛しょう方向を制御する操舵翼、4は電波
センサ、光波センサなどにより目標体を捕捉するシーカ
部、5はシーカ部4からの情報および母機から供給され
る目標体の位置情報に基づいて、操舵翼3の操舵および
展開翼2の展開を指令する誘導管制装置、6は誘導管制
装置5からの指令により展開翼2を展開する翼展開装置
を示す。
【0003】図12は従来の誘導弾が、母機から投下さ
れてから目標体へ衝突するまでの動作を示す図である。
図においてアは分離、イは弾道飛行、ウは翼展開、エは
滑空、オは終末誘導を表す。誘導弾1は母機7への搭載
に際して寸法の制限があるため、射程距離を延伸させる
ための展開翼2を格納して搭載される。誘導弾1は母機
7から分離し、弾道飛行した後、誘導管制装置からの指
令により展開翼2を開き、母機7から指示された目標体
8の方向へ滑空する。このとき、なるべく射程距離を長
く取るために揚抗比最大となる姿勢および流速を保って
定常滑空を行う。目標体8をシーカ部が捕捉した後、誘
導管制装置の判断により終末誘導段階へ移行する。終末
誘導段階では、衝突速度を上げるために急角度な姿勢を
とり、目標体8へ接近する。
【0004】図13は従来の誘導弾が、目標体に衝突
し、その表面を貫通して炸裂するまでの動作を示す図で
ある。衝突直前に誘導弾1の持つ質量をM、速度をV、
目標体8との衝突面積をSとする。衝突した後、誘導弾
1は目標体9の表面を貫通し、その内部で弾頭が炸裂し
て目標体8を破壊する。目標体8を貫通するために費や
されるエネルギーは、衝突の際に誘導弾の持つ運動エネ
ルギーに等しく、貫通力を単位衝突面積当たりに及ぼさ
れる運動エネルギーと定義すると、貫通力Tは数1のご
とく示される。
【0005】
【数1】
【0006】この貫通力Tが大きいほど、誘導弾が目標
体のより内部にまで到達し、弾頭の威力を高めることが
できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来例で示した誘導弾
においては、射程距離の短い通常の誘導弾に比べ誘導弾
前部に翼長の長い展開翼を有することから前方投影面積
が大きくなるため、衝突面積Sが大きくなる。ゆえに、
数1に示すように目標体への貫通力が、展開翼を持たな
い誘導弾に比べ、小さくなるという問題があった。ま
た、図13に示すように、目標体との衝突後に目標体内
部で展開翼が折れ曲がり、誘導弾の側面を覆って、弾頭
の炸裂する威力を妨げる可能性があるという問題があっ
た。この発明は係る課題を解決するためのものであり、
射程距離を延伸させるための2枚の展開翼を有する誘導
弾において、弾頭の威力を高めることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる第1の
発明の誘導弾は、航空機から目標体に向けて投下される
誘導弾と、前記誘導弾の前部に配置され、その射程距離
を延伸させるための2枚の展開翼と、前部誘導弾の後部
に配置され、その飛しょう方向を制御する操舵翼と、前
記誘導弾の前部に配置され、電波センサ、光波センサな
どにより目標体を捕捉するシーカ部と、このシーカ部か
らの情報および前記航空機から供給された目標体の位置
情報に基づいて、操舵翼の操舵および展開翼の展開を指
令する誘導管制装置と、この誘導管制装置からの指令に
より展開翼を展開する展開翼展開装置と、前記誘導弾の
前部に配置され、目標体との衝突で発生した衝撃力によ
り翼胴結合部を切断するカッターを備えたものである。
【0009】また、第2の発明の誘導弾は、航空機から
目標体に向けて投下される誘導弾と、前記誘導弾の前部
に配置され、その射程距離を延伸させるための2枚の展
開翼と、前部誘導弾の後部に配置され、その飛しょう方
向を制御する操舵翼と、前記誘導弾の前部に配置され、
電波センサ、光波センサなどにより目標体を捕捉するシ
ーカ部と、このシーカ部からの情報および前記航空機か
ら供給された目標体の位置情報に基づいて、操舵翼の操
舵および展開翼の展開を指令する誘導管制装置と、この
誘導管制装置からの指令により展開翼を展開する展開翼
展開装置と、前記展開翼と胴体を繋ぐために設けられた
ロックピンと、前記誘導弾の前部に配置され、目標体と
の衝突で発生した衝撃力により前記ロックピンを外す装
置を備えたものである。
【0010】また、第3の発明の誘導弾は、航空機から
目標体に向けて投下される誘導弾と、前記誘導弾の前部
に配置され、その射程距離を延伸させるための2枚の展
開翼と、前部誘導弾の後部に配置され、その飛しょう方
向を制御する操舵翼と、前記誘導弾の前部に配置され、
電波センサ、光波センサなどにより目標体を捕捉するシ
ーカ部と、このシーカ部からの情報および前記航空機か
ら供給された目標体の位置情報に基づいて、操舵翼の操
舵および展開翼の展開を指令する誘導管制装置と、この
誘導管制装置からの指令により展開翼を展開する展開翼
展開装置と、前記展開翼と胴体を繋ぐために設けられ、
目標体との衝突で発生した衝撃加速度により外れるロッ
クピンを備えたものである。
【0011】また、第4の発明の誘導弾は、航空機から
目標体に向けて投下される誘導弾と、前記誘導弾の前部
に配置され、その射程距離を延伸させるための2枚の展
開翼と、前部誘導弾の後部に配置され、その飛しょう方
向を制御する操舵翼と、前記誘導弾の前部に配置され、
電波センサ、光波センサなどにより目標体を捕捉するシ
ーカ部と、このシーカ部からの情報および前記航空機か
ら供給された目標体の位置情報に基づいて、操舵翼の操
舵および展開翼の展開を指令する誘導管制装置と、この
誘導管制装置からの指令により展開翼を展開する展開翼
展開装置と、目標体との衝突で発生した加速度を検知す
る装置と、この加速度検知装置による検知に応じて展開
翼を分離する手段とを備えたものである。
【0012】また、第5の発明の誘導弾は、航空機から
目標体に向けて投下される誘導弾と、前記誘導弾の前部
に配置され、その射程距離を延伸させるための2枚の展
開翼と、前部誘導弾の後部に配置され、その飛しょう方
向を制御する操舵翼と、前記誘導弾の前部に配置され、
電波センサ、光波センサなどにより目標体を捕捉するシ
ーカ部と、このシーカ部からの情報および前記航空機か
ら供給された目標体の位置情報に基づいて、操舵翼の操
舵および展開翼の展開を指令する誘導管制装置と、この
誘導管制装置からの指令により展開翼を展開する展開翼
展開装置と、前記誘導弾の前部に配置され、目標体との
衝突で発生した衝撃力により展開翼を格納する手段を備
えたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1の構成を示す図であり、図において9は誘
導弾の胴体、10は胴体9と展開翼展開装置6を結合す
るボルト、11は誘導弾の前部に配置され、目標体との
衝突で受けた衝撃力を後方に伝達するロッド、12はロ
ッド11の後方に取り付けられたカッターを示す。その
他の構成は従来の誘導弾の形態と同じである。
【0014】また、図2はこの発明の実施の形態1の誘
導弾が目標体8に衝突した後の動作を示す図である。誘
導弾が目標体8に衝突すると誘導弾の先端がつぶれてロ
ッド11が力Fを受けて後方へスライドするためカッタ
ー12が翼胴結合ボルト10を切断し、展開翼2が展開
翼展開装置6と共に胴体9から分離される。これによ
り、誘導弾の前面投影面積は誘導弾の断面積のみとなっ
て衝突面積が減少し、弾頭の貫通力を増加することがで
きる。また、目標体との衝突後に目標体内部で展開翼が
誘導弾の側面を覆って、弾頭の炸裂する威力を妨げる可
能性がなくなり、弾頭の威力を目標体に効果的に及ぼす
ことができる。
【0015】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2の構成を示す図であり、図3(b)は図3(a)中
の円b内部の拡大図である。図において9は誘導弾の胴
体、11は誘導弾の前部に配置され、目標体との衝突で
受けた衝撃力を後方に伝達するロッド、13はロッド1
1の後端に配置され、胴体9と展開翼展開装置6を繋ぐ
ロックピン、13bは胴体9に一軸回わりにのみ回転自
在に支持され、ロッド11およびロックピン13に回転
自在に支持されたリンク、14はロックピン13が外れ
た際に展開翼展開装置6を胴体9から押し出すイジェク
ターを示す。その他の構成は従来の誘導弾の形態と同じ
である。
【0016】また、図4はこの発明の実施の形態2の誘
導弾が目標体8に衝突した後の動作を示す図であり、図
4(b)は図4(a)中の円b内部の拡大図である。誘
導弾が目標体8に衝突すると誘導弾の先端がつぶれてロ
ッド11が後方へスライドし、リンク13bが回転して
ロックピン13が移動することにより胴体と展開翼を繋
ぐロックピン13を引き抜き、展開翼2が展開翼展開装
置6と共にイジェクター14によって胴体9から分離さ
れる。これにより、誘導弾の前面投影面積は誘導弾の断
面積のみとなって衝突面積が減少し、弾頭の貫通力を増
加することができる。また、目標体との衝突後に目標体
内部で展開翼が誘導弾の側面を覆って、弾頭の炸裂する
威力を妨げる可能性がなくなり、弾頭の威力を目標体に
効果的に及ぼすことができる。
【0017】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3の構成を示す図であり、図5(b)は図5(a)中
の円b内部の拡大図である。図において9は誘導弾の胴
体、13は胴体9と展開翼展開装置6を繋ぐロックピ
ン、14はロックピン13が外れた際に展開翼展開装置
6を胴体9から押し出すイジェクター、15はロックピ
ンを保持するバネを示す。その他の構成は従来の誘導弾
の形態と同じである。
【0018】また、図6はこの発明の実施の形態3の誘
導弾が目標体8に衝突した後の動作を示す図であり、図
6(b)は図6(a)中の円b内部の拡大図である。ロ
ックピン13の質量をMp、バネ15のバネ定数をKと
する。誘導弾が目標体8に衝突すると誘導弾の先端がつ
ぶれて誘導弾は急減速する。そのためロックピン13に
は慣性力が働き、見かけの加速度αが生じる。この力に
釣り合うようにバネ15が長さLだけ縮むとすれば、数
2のごとく示される関係式が成り立つ。
【0019】
【数2】
【0020】このようにロックピン13の移動量Lは見
かけの加速度αに比例するので、目標体との衝突でロッ
クピン13が展開翼展開装置6を分離するために必要な
移動量に見合う以上の加速度が発生すれば、展開翼2が
展開翼展開装置6と共にイジェクター14によって胴体
9から分離される。これにより、誘導弾の前面投影面積
は誘導弾の断面積のみとなって衝突面積が減少し、弾頭
の貫通力を増加することができる。また、目標体との衝
突後に目標体内部で展開翼が誘導弾の側面を覆って、弾
頭の炸裂する威力を妨げる可能性がなくなり、弾頭の威
力を目標体に効果的に及ぼすことができる。さらにま
た、翼の分離する衝撃力の下限値をMpとKを適当に選
ぶ事により任意に設定できるので、目標体が容易に貫通
される場合にはむしろ翼を分離せず障害物として目標体
との衝突後の減速に積極的に利用することができる。
【0021】実施の形態4.図7はこの発明の実施の形
態4の構成を示す図であり、図7(b)は図7(a)中
の円b内部の拡大図である。図において9は誘導弾の胴
体、15はバネ、16は爆発ボルト、17は錘、18は
接点、19は電源、20は爆発ボルト16内の火薬を示
す。その他の構成は従来の誘導弾の形態と同じである。
【0022】また、図8はこの発明の実施の形態4の誘
導弾が目標体8に衝突した後の動作を示す図であり、図
8(b)は図8(a)中の円b内部の拡大図である。バ
ネ15のバネ定数をK、錘17の質量をMpとする。誘
導弾が目標体8に衝突すると誘導弾の先端がつぶれて誘
導弾は急減速する。そのため錘17には慣性力が働き、
見かけの加速度αが生じる。この力に釣り合うようにバ
ネ15が長さLだけ伸びるとすれば、実施の形態3と同
様に数2のごとく示される関係式が成り立つ。よって目
標体との衝突でα以上の見かけの加速度が発生すれば、
錘17が接点18に接触するため電源19から爆発ボル
ト16に電流が供給されてその内部の火薬20が発火す
ることにより爆発ボルト16は切断され、展開翼2が展
開翼展開装置6と共に胴体9から分離される。これによ
り、誘導弾の前面投影面積は誘導弾の断面積のみとなっ
て衝突面積が減少し、弾頭の貫通力を増加することがで
きる。また、目標体との衝突後に目標体内部で展開翼が
誘導弾の側面を覆って、弾頭の炸裂する威力を妨げる可
能性がなくなり、弾頭の威力を目標体に効果的に及ぼす
ことができる。さらにまた、翼の分離する衝撃力の下限
値をMpとKを適当に選ぶ事により任意に設定できるの
で、目標体が容易に貫通される場合にはむしろ翼を分離
せず障害物として目標体との衝突後の減速に積極的に利
用することができる。
【0023】実施の形態5.図9はこの発明の実施の形
態5の構成を示す図であり、図において11は誘導弾の
前部に配置され、目標体との衝突で受けた衝撃力を後方
に伝達するロッド、21はロッド11と展開翼2をリン
ク機構によって結び付けるアームを示す。その他の構成
は従来の誘導弾の形態と同じである。
【0024】また、図10はこの発明の実施の形態5の
誘導弾が、目標体8に衝突した後の動作を示す図であ
る。誘導弾が目標体8に衝突すると誘導弾の先端がつぶ
れてロッド11が力Fを受けて後方へスライドし、ロッ
ド11の後端にリンク機構で繋がれているアーム21が
倒れながら後方へ移動するため、アーム21と繋がれて
いる展開翼2が胴体9へ格納される。これにより、誘導
弾の前面投影面積は誘導弾の断面積のみとなって衝突面
積が減少し、弾頭の貫通力を増加することができる。
【0025】
【発明の効果】この発明に係る誘導弾は以上のように構
成されているので、以下に記載するような効果を奏す
る。
【0026】この第1から第4の発明によれば、射程距
離を延伸させるための2枚の展開翼を有する誘導弾にお
いて、目標体への貫通の障害となる展開翼を衝突の際に
分離することにより誘導弾の貫通力を増加することがで
き、弾頭の威力を高めることができる。
【0027】また、この第5の発明によれば、射程距離
を延伸させるための2枚の展開翼を有する誘導弾におい
て、目標体への貫通の障害となる展開翼を衝突の際に格
納することにより誘導弾の貫通力を増加することがで
き、弾頭の威力を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の構成を示す図であ
る。
【図2】 この発明の実施の形態1の誘導弾が目標体へ
衝突した後の動作を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態2の構成を示す図であ
る。
【図4】 この発明の実施の形態2の誘導弾が目標体へ
衝突した後の動作を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態3の構成を示す図であ
る。
【図6】 この発明の実施の形態3の誘導弾が目標体へ
衝突した後の動作を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態4の構成を示す図であ
る。
【図8】 この発明の実施の形態4の誘導弾が目標体へ
衝突した後の動作を示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態5の構成を示す図であ
る。
【図10】 この発明の実施の形態5の誘導弾が目標体
へ衝突した後の動作を示す図である。
【図11】 従来の誘導弾の構成を示す図である。
【図12】 従来の誘導弾が、投下されてから目標体へ
衝突するまでの動作を示す図である。
【図13】 従来の誘導弾が、目標体へ衝突して内部で
炸裂するまでの動作を示す図である。
【符号の説明】
1 誘導弾、2 展開翼、3 操舵翼、4 シーカ部、
5 誘導管制装置、6展開翼展開装置、7 母機、8
目標体、9 胴体、10 翼胴結合ボルト、11 ロッ
ド、12 カッター、13 ロックピン、14 イジェ
クター、15バネ、16 爆発ボルト、17 錘、18
接点、19 電源、20 火薬、21 アーム、ア
分離、イ 弾道飛行、ウ 翼展開、エ 滑空、オ 終末
誘導。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 航空機から目標体に向けて投下される誘
    導弾において、この誘導弾の射程距離を延伸させるため
    の2枚の展開翼と、前記誘導弾の飛しょう方向を制御す
    る操舵翼と、前記誘導弾の前部に配置され、電波セン
    サ、光波センサなどにより目標体を捕捉するシーカ部
    と、このシーカ部からの情報および前記航空機から供給
    された目標体の位置情報に基づいて、操舵翼の操舵およ
    び展開翼の展開を指令する誘導管制装置と、この誘導管
    制装置からの指令により展開翼を展開する展開翼展開装
    置と、前記誘導弾の前部に配置され、目標体との衝突で
    発生した衝撃力により翼胴結合部を切断するカッターを
    備えたことを特徴とする誘導弾。
  2. 【請求項2】 航空機から目標体に向けて投下される誘
    導弾において、この誘導弾の射程距離を延伸させるため
    の2枚の展開翼と、前記誘導弾の飛しょう方向を制御す
    る操舵翼と、前記誘導弾の前部に配置され、電波セン
    サ、光波センサなどにより目標体を捕捉するシーカ部
    と、このシーカ部からの情報および前記航空機から供給
    された目標体の位置情報に基づいて、操舵翼の操舵およ
    び展開翼の展開を指令する誘導管制装置と、この誘導管
    制装置からの指令により展開翼を展開する展開翼展開装
    置と、前記展開翼と胴体を繋ぐために設けられたロック
    ピンと、前記誘導弾の前部に配置され、目標体との衝突
    で発生した衝撃力により前記ロックピンを外す手段を備
    えたことを特徴とする誘導弾。
  3. 【請求項3】 航空機から目標体に向けて投下される誘
    導弾において、この誘導弾の射程距離を延伸させるため
    の2枚の展開翼と、前記誘導弾の飛しょう方向を制御す
    る操舵翼と、前記誘導弾の前部に配置され、電波セン
    サ、光波センサなどにより目標体を捕捉するシーカ部
    と、このシーカ部からの情報および前記航空機から供給
    された目標体の位置情報に基づいて、操舵翼の操舵およ
    び展開翼の展開を指令する誘導管制装置と、この誘導管
    制装置からの指令により展開翼を展開する展開翼展開装
    置と、前記展開翼と胴体を繋ぐために設けられ、目標体
    との衝突で発生した衝撃加速度により外れるロックピン
    を備えたことを特徴とする誘導弾。
  4. 【請求項4】 航空機から目標体に向けて投下される誘
    導弾において、この誘導弾の射程距離を延伸させるため
    の2枚の展開翼と、前記誘導弾の飛しょう方向を制御す
    る操舵翼と、前記誘導弾の前部に配置され、電波セン
    サ、光波センサなどにより目標体を捕捉するシーカ部
    と、このシーカ部からの情報および前記航空機から供給
    された目標体の位置情報に基づいて、操舵翼の操舵およ
    び展開翼の展開を指令する誘導管制装置と、この誘導管
    制装置からの指令により展開翼を展開する展開翼展開装
    置と、目標体との衝突で発生した加速度を検知する装置
    と、この加速度検知装置による検知に応じて展開翼を分
    離する手段とを備えたことを特徴とする誘導弾。
  5. 【請求項5】 航空機から目標体に向けて投下される誘
    導弾において、この誘導弾の射程距離を延伸させるため
    の2枚の展開翼と、前記誘導弾の飛しょう方向を制御す
    る操舵翼と、前記誘導弾の前部に配置され、電波セン
    サ、光波センサなどにより目標体を捕捉するシーカ部
    と、このシーカ部からの情報および前記航空機から供給
    された目標体の位置情報に基づいて、操舵翼の操舵およ
    び展開翼の展開を指令する誘導管制装置と、この誘導管
    制装置からの指令により展開翼を展開する展開翼展開装
    置と、前記誘導弾の前部に配置され、目標体との衝突で
    発生した衝撃力により展開翼を格納する手段を備えたこ
    とを特徴とする誘導弾。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019093910A (ja) * 2017-11-22 2019-06-20 トヨタ自動車株式会社 電動車両

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019093910A (ja) * 2017-11-22 2019-06-20 トヨタ自動車株式会社 電動車両

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