JP2001141277A - 空気調和装置の制御装置 - Google Patents
空気調和装置の制御装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電力消費量が少なくかつユーザの好みの室温
を提供することができる空気調和装置を提供する。 【解決手段】 空気調和装置の制御装置に、空気調和装
置を動作させる時間と、室内の温度にかかわらず動作を
停止させる時間との組合せからなるパターンを複数記憶
させる。ユーザの選択したパターンに基づいて、空気調
和装置のオン／オフの制御を行なう（Ｓ１０１〜Ｓ１０
７）。これにより、空気調和装置の電力消費量を低くお
さえることができ、かつユーザの好みに合わせた室温を
提供することができる。
を提供することができる空気調和装置を提供する。 【解決手段】 空気調和装置の制御装置に、空気調和装
置を動作させる時間と、室内の温度にかかわらず動作を
停止させる時間との組合せからなるパターンを複数記憶
させる。ユーザの選択したパターンに基づいて、空気調
和装置のオン／オフの制御を行なう（Ｓ１０１〜Ｓ１０
７）。これにより、空気調和装置の電力消費量を低くお
さえることができ、かつユーザの好みに合わせた室温を
提供することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は空気調和装置の制
御装置に関し、特に空気調和装置を省電力で快適に動作
させることができる空気調和装置の制御装置に関する。
御装置に関し、特に空気調和装置を省電力で快適に動作
させることができる空気調和装置の制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、エアコンやクーラーなどに代
表される空気調和装置を用いて室温の制御を行なう技術
が知られている。空気調和装置の制御方法として、室温
に応じて電源のオン／オフを行なうことで室温の調節を
行なうものや、室温に応じてコンプレッサの回転数（冷
暖房能力）を変化させることで室温の調節を行なうもの
が知られている。
表される空気調和装置を用いて室温の制御を行なう技術
が知られている。空気調和装置の制御方法として、室温
に応じて電源のオン／オフを行なうことで室温の調節を
行なうものや、室温に応じてコンプレッサの回転数（冷
暖房能力）を変化させることで室温の調節を行なうもの
が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
空気調和装置の制御方法によっても室温をユーザの好ま
しい状態とすることが難しいという問題があった。
空気調和装置の制御方法によっても室温をユーザの好ま
しい状態とすることが難しいという問題があった。
【０００４】特に、ユーザの睡眠中に冷房を行なう場合
などに、室温が下がりすぎてしまうことがあり、ユーザ
が睡眠の途中で空気調和装置の操作（スイッチを切る、
設定温度を上げるなど）を行なう必要があったり、逆に
室温が上がりすぎてしまい、ユーザが睡眠の途中で空気
調和装置の操作（スイッチを入れる、設定温度を下げる
など）をする必要があったりするという問題があった。
などに、室温が下がりすぎてしまうことがあり、ユーザ
が睡眠の途中で空気調和装置の操作（スイッチを切る、
設定温度を上げるなど）を行なう必要があったり、逆に
室温が上がりすぎてしまい、ユーザが睡眠の途中で空気
調和装置の操作（スイッチを入れる、設定温度を下げる
など）をする必要があったりするという問題があった。
【０００５】また、従来の空気調和装置は消費電力が大
きいという問題があった。そこでこの発明は、空気調和
装置を省電力で快適に動作させることができる空気調和
装置の制御装置を提供することを目的としている。
きいという問題があった。そこでこの発明は、空気調和
装置を省電力で快適に動作させることができる空気調和
装置の制御装置を提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
この発明のある局面に従うと、空気調和装置の制御装置
は、空気調和装置を動作させる時間と動作を停止させる
時間との組合せからなるパターンを複数記憶するパター
ン記憶部と、記憶された複数のパターンの中から１つの
パターンを選択する選択手段と、選択されたパターンに
基づいて、空気調和装置の制御を行なう制御手段とを備
える。
この発明のある局面に従うと、空気調和装置の制御装置
は、空気調和装置を動作させる時間と動作を停止させる
時間との組合せからなるパターンを複数記憶するパター
ン記憶部と、記憶された複数のパターンの中から１つの
パターンを選択する選択手段と、選択されたパターンに
基づいて、空気調和装置の制御を行なう制御手段とを備
える。
【０００７】好ましくは、選択手段はユーザの入力によ
りパターンを選択する。好ましくは、空気調和装置の制
御装置は、ユーザからパターンを入力し、パターン記憶
部に記憶させる手段をさらに備える。
りパターンを選択する。好ましくは、空気調和装置の制
御装置は、ユーザからパターンを入力し、パターン記憶
部に記憶させる手段をさらに備える。
【０００８】この発明の他の局面に従うと、空気調和装
置の制御装置は、空気調和装置を動作させる時間と動作
を停止させる時間との組合せからなるパターンをユーザ
の操作により入力する入力手段と、入力されたパターン
を繰返し実行することで、空気調和装置を制御する制御
手段とを備える。
置の制御装置は、空気調和装置を動作させる時間と動作
を停止させる時間との組合せからなるパターンをユーザ
の操作により入力する入力手段と、入力されたパターン
を繰返し実行することで、空気調和装置を制御する制御
手段とを備える。
【０００９】これらの発明に従うと、空気調和装置を省
電力でかつ快適に動作させることができる空気調和装置
の制御装置を提供することが可能となる。
電力でかつ快適に動作させることができる空気調和装置
の制御装置を提供することが可能となる。
【００１０】
【発明の実施の形態】図１は、本発明の実施の形態の１
つにおける制御装置を備えた空気調和装置の構成を示す
ブロック図である。
つにおける制御装置を備えた空気調和装置の構成を示す
ブロック図である。
【００１１】図を参照して、空気調和装置は、室外機と
室内機とから構成される。室外機は、冷媒を圧縮するた
めのコンプレッサ１０３と、室外熱交換器（図示せず）
の近傍に設けられるファン１０５と、外気温を測定する
外気温センサ１０７と、室外機全体の制御を行なう室外
制御部１０１とから構成される。
室内機とから構成される。室外機は、冷媒を圧縮するた
めのコンプレッサ１０３と、室外熱交換器（図示せず）
の近傍に設けられるファン１０５と、外気温を測定する
外気温センサ１０７と、室外機全体の制御を行なう室外
制御部１０１とから構成される。
【００１２】室内機は、室内機の制御を行なうマイクロ
コンピュータを備えた室内制御部２０１と、室内の温度
を測定する室内センサ２０３と、室内熱交換器の近傍に
設けられるファン２０５と、ユーザからの入力を受付け
るリモコン２０７と、空気調和装置を動作させる時間と
動作を停止させる時間との組合せからなるパターンを複
数記憶する制御パターン記憶部２０９と、空気調和装置
に電力を供給するための電源装置２１１とから構成され
る。
コンピュータを備えた室内制御部２０１と、室内の温度
を測定する室内センサ２０３と、室内熱交換器の近傍に
設けられるファン２０５と、ユーザからの入力を受付け
るリモコン２０７と、空気調和装置を動作させる時間と
動作を停止させる時間との組合せからなるパターンを複
数記憶する制御パターン記憶部２０９と、空気調和装置
に電力を供給するための電源装置２１１とから構成され
る。
【００１３】図２は、図１のリモコン２０７の外観を示
す図である。図を参照して、リモコン２０７には、空気
調和装置の電源のオン／オフを行なう電源スイッチＳＷ
０と、フリーパターン（ユーザにより入力されたパター
ン）の入力を行なうためのスイッチＳＷ１，ＳＷ２と、
記憶されたフリーパターンのうちどのパターンを何回実
行するかを選択するためのスイッチＳＷ３，ＳＷ４と、
装置に予め記憶されているパターンを読出すためのパタ
ーン選択スイッチＳＷ５と、おやすみパターンをユーザ
に設定させるためのスイッチＳＷ６〜ＳＷ８とが設けら
れている。また、設定温度を上げるための温度ＵＰスイ
ッチＳＷ９と、設定温度を下げるための温度ＤＯＷＮス
イッチＳＷ１０とがリモコン２０７には設けられてい
る。
す図である。図を参照して、リモコン２０７には、空気
調和装置の電源のオン／オフを行なう電源スイッチＳＷ
０と、フリーパターン（ユーザにより入力されたパター
ン）の入力を行なうためのスイッチＳＷ１，ＳＷ２と、
記憶されたフリーパターンのうちどのパターンを何回実
行するかを選択するためのスイッチＳＷ３，ＳＷ４と、
装置に予め記憶されているパターンを読出すためのパタ
ーン選択スイッチＳＷ５と、おやすみパターンをユーザ
に設定させるためのスイッチＳＷ６〜ＳＷ８とが設けら
れている。また、設定温度を上げるための温度ＵＰスイ
ッチＳＷ９と、設定温度を下げるための温度ＤＯＷＮス
イッチＳＷ１０とがリモコン２０７には設けられてい
る。
【００１４】さらに、リモコン２０７には、フリーパタ
ーンのオン（ＯＮ）時間を表示するためのオン時間表示
部Ｄ１と、フリーパターンのオフ（ＯＦＦ）時間を表示
するためのオフ時間表示部Ｄ２と、フリーパターンのう
ちどのパターンを何回実行するかを表示する表示部Ｄ３
と、予め装置に記憶されていたパターンに付された記号
（Ａ〜Ｐ）と、そのパターンのオン時間（空気調和装置
を動作させる時間）とオフ時間（空気調和装置の動作を
停止させる時間）とオフ率とを表示する表示部Ｄ４と、
おやすみパターンを表示する表示部Ｄ５とが設けられて
いる。また、リモコン２０７には、外気温センサ１０７
により測定された室外の温度と室内センサ２０３により
測定された室内の温度とを表示する表示部Ｄ６と、ユー
ザにより設定された設定温度を表示する表示部Ｄ７とが
設けられている。
ーンのオン（ＯＮ）時間を表示するためのオン時間表示
部Ｄ１と、フリーパターンのオフ（ＯＦＦ）時間を表示
するためのオフ時間表示部Ｄ２と、フリーパターンのう
ちどのパターンを何回実行するかを表示する表示部Ｄ３
と、予め装置に記憶されていたパターンに付された記号
（Ａ〜Ｐ）と、そのパターンのオン時間（空気調和装置
を動作させる時間）とオフ時間（空気調和装置の動作を
停止させる時間）とオフ率とを表示する表示部Ｄ４と、
おやすみパターンを表示する表示部Ｄ５とが設けられて
いる。また、リモコン２０７には、外気温センサ１０７
により測定された室外の温度と室内センサ２０３により
測定された室内の温度とを表示する表示部Ｄ６と、ユー
ザにより設定された設定温度を表示する表示部Ｄ７とが
設けられている。
【００１５】なお、表示部Ｄ４に表示されるオフ率
［％］は、オフ時間／（オン時間＋オフ時間）で定義さ
れる。
［％］は、オフ時間／（オン時間＋オフ時間）で定義さ
れる。
【００１６】ユーザは、スイッチＳＷ４でフリーパター
ンの番号（Ｎｏ．１〜１０）を選択し、スイッチＳＷ１
でそのフリーパターンのオン時間を調節することができ
る。また、スイッチＳＷ２により、そのフリーパターン
のオフ時間を調節することができる。
ンの番号（Ｎｏ．１〜１０）を選択し、スイッチＳＷ１
でそのフリーパターンのオン時間を調節することができ
る。また、スイッチＳＷ２により、そのフリーパターン
のオフ時間を調節することができる。
【００１７】スイッチＳＷ３により、フリーパターンに
よる空気調和装置の制御を何回行なうか、または電源ス
イッチＳＷ０がオフとされるまで繰返しフリーパターン
を実行するかをユーザは設定することができる。
よる空気調和装置の制御を何回行なうか、または電源ス
イッチＳＷ０がオフとされるまで繰返しフリーパターン
を実行するかをユーザは設定することができる。
【００１８】本実施の形態においては、制御パターン記
憶部２０９に予めＡ〜Ｐの１６種類のパターンが登録さ
れており、ユーザはパターン選択スイッチＳＷ５により
用いたい制御パターンを選択することができる。
憶部２０９に予めＡ〜Ｐの１６種類のパターンが登録さ
れており、ユーザはパターン選択スイッチＳＷ５により
用いたい制御パターンを選択することができる。
【００１９】ユーザはまた、スイッチＳＷ７で時間を選
択し、スイッチＳＷ８でその時間に用いるパターンを選
択することで、表示部Ｄ５を見ながら空気調和装置の運
転プラン（おやすみパターン）を作成することができ
る。おやすみパターンスイッチＳＷ６をユーザが押下す
ると、おやすみパターンに従った空気調和装置の制御が
行なわれる。一度入力されたおやすみパターンは、変更
しない限り、おやすみパターンスイッチＳＷ６により何
度でも呼出すことができる。
択し、スイッチＳＷ８でその時間に用いるパターンを選
択することで、表示部Ｄ５を見ながら空気調和装置の運
転プラン（おやすみパターン）を作成することができ
る。おやすみパターンスイッチＳＷ６をユーザが押下す
ると、おやすみパターンに従った空気調和装置の制御が
行なわれる。一度入力されたおやすみパターンは、変更
しない限り、おやすみパターンスイッチＳＷ６により何
度でも呼出すことができる。
【００２０】おやすみパターンを構成するパターンとし
て、予め装置に記憶されていたパターンＡ〜Ｐを用いる
こともできるし、ユーザにより登録されたフリーパター
ンのいずれかを用いることもできる。図２の例において
は、おやすみパターンとして１時間ごとにＤ→Ｂ→Ａ→
フリーパターンＮｏ．３のパターンを切換えて実行する
パターンが登録されている。
て、予め装置に記憶されていたパターンＡ〜Ｐを用いる
こともできるし、ユーザにより登録されたフリーパター
ンのいずれかを用いることもできる。図２の例において
は、おやすみパターンとして１時間ごとにＤ→Ｂ→Ａ→
フリーパターンＮｏ．３のパターンを切換えて実行する
パターンが登録されている。
【００２１】図３〜図５は、装置に予め登録されている
パターンＡ〜Ｐの具体例を示す図である。
パターンＡ〜Ｐの具体例を示す図である。
【００２２】図を参照して、パターンＡは空気調和装置
を５分間ＯＮにする動作と、５分間ＯＦＦにする動作と
を繰返すパターンである。パターンＡにおいてはオフ率
は５０％となる。パターンＢは１０分間のＯＮと５分間
のＯＦＦとを繰返すパターンである。この場合オフ率ば
３３％である。パターンＣは、１０分間のＯＮと１０分
間のＯＦＦを繰返すパターンである。この場合オフ率は
５０％となる。
を５分間ＯＮにする動作と、５分間ＯＦＦにする動作と
を繰返すパターンである。パターンＡにおいてはオフ率
は５０％となる。パターンＢは１０分間のＯＮと５分間
のＯＦＦとを繰返すパターンである。この場合オフ率ば
３３％である。パターンＣは、１０分間のＯＮと１０分
間のＯＦＦを繰返すパターンである。この場合オフ率は
５０％となる。
【００２３】パターンＤは１５分間のＯＮと５分間のＯ
ＦＦを繰返すパターンである。この場合のオフ率は２５
％となる。パターンＥは１５分間のＯＮと１０分間のＯ
ＦＦを繰返すパターンである。この場合のオフ率は４０
％となる。パターンＦは１５分間のＯＮと１５分間のＯ
ＦＦを繰返すパターンである。この場合のオフ率は５０
％となる。
ＦＦを繰返すパターンである。この場合のオフ率は２５
％となる。パターンＥは１５分間のＯＮと１０分間のＯ
ＦＦを繰返すパターンである。この場合のオフ率は４０
％となる。パターンＦは１５分間のＯＮと１５分間のＯ
ＦＦを繰返すパターンである。この場合のオフ率は５０
％となる。
【００２４】パターンＧは２０分間のＯＮと５分間のＯ
ＦＦを繰返すパターンである。この場合のオフ率は２０
％となる。パターンＨは２０分間のＯＮと１０分間のＯ
ＦＦを繰返すパターンである。このときオフ率は３３％
となる。パターンＩは２０分間のＯＮと１５分間のＯＦ
Ｆを繰返すパターンである。このときのオフ率は４３％
となる。パターンＪは２０分間のＯＮと２０分間のＯＦ
Ｆを繰返すパターンである。このときのオフ率は５０％
となる。
ＦＦを繰返すパターンである。この場合のオフ率は２０
％となる。パターンＨは２０分間のＯＮと１０分間のＯ
ＦＦを繰返すパターンである。このときオフ率は３３％
となる。パターンＩは２０分間のＯＮと１５分間のＯＦ
Ｆを繰返すパターンである。このときのオフ率は４３％
となる。パターンＪは２０分間のＯＮと２０分間のＯＦ
Ｆを繰返すパターンである。このときのオフ率は５０％
となる。
【００２５】パターンＫは２５分間のＯＮと５分間のＯ
ＦＦを繰返すパターンである。このときのオフ率は１６
％となる。パターンＬは２５分間のＯＮと１０分間のＯ
ＦＦを繰返すパターンである。このときのオフ率は２４
％となる。
ＦＦを繰返すパターンである。このときのオフ率は１６
％となる。パターンＬは２５分間のＯＮと１０分間のＯ
ＦＦを繰返すパターンである。このときのオフ率は２４
％となる。
【００２６】パターンＭは２５分間のＯＮと１５分間の
ＯＦＦを繰返すパターンである。このときのオフ率は３
８％となる。パターンＮは３０分間のＯＮと５分間のＯ
ＦＦを繰返すパターンである。このときのオフ率は１２
％となる。パターンＯは３０分間のＯＮと１０分間のＯ
ＦＦを繰返すパターンである。このときのオフ率は２５
％となる。パターンＰは３０分間のＯＮと１５分間のＯ
ＦＦを繰返すパターンである。このときのオフ率は３３
％となる。
ＯＦＦを繰返すパターンである。このときのオフ率は３
８％となる。パターンＮは３０分間のＯＮと５分間のＯ
ＦＦを繰返すパターンである。このときのオフ率は１２
％となる。パターンＯは３０分間のＯＮと１０分間のＯ
ＦＦを繰返すパターンである。このときのオフ率は２５
％となる。パターンＰは３０分間のＯＮと１５分間のＯ
ＦＦを繰返すパターンである。このときのオフ率は３３
％となる。
【００２７】本実施の形態においては、これらの空気調
和装置の制御パターンによって室温の如何にかかわらず
定期的に空気調和器の制御（電源）をオフとする動作を
行なう。これにより、ユーザにとって快適な室温を提供
することができ、かつ空気調和装置の消費電力を低く抑
えることができる。
和装置の制御パターンによって室温の如何にかかわらず
定期的に空気調和器の制御（電源）をオフとする動作を
行なう。これにより、ユーザにとって快適な室温を提供
することができ、かつ空気調和装置の消費電力を低く抑
えることができる。
【００２８】図６は、図１の空気調和装置の動作を示す
フローチャートである。図を参照して、ステップＳ１０
１において空気調和装置をＯＮ状態とする。空気調和装
置がＯＮ状態であるときには、外気温センサ１０７や室
内センサ２０３やユーザの設定温度に基づいてインバー
タ制御など従来技術における空気調和装置の制御が行な
われる。
フローチャートである。図を参照して、ステップＳ１０
１において空気調和装置をＯＮ状態とする。空気調和装
置がＯＮ状態であるときには、外気温センサ１０７や室
内センサ２０３やユーザの設定温度に基づいてインバー
タ制御など従来技術における空気調和装置の制御が行な
われる。
【００２９】ステップＳ１０３において選択されている
制御パターンのＯＮ時間が終了したかが判定され、終了
するまでＯＮ状態を維持する。これは、具体的には図３
のパターンＡにおいてはＯＮ状態を５分間維持すること
である。
制御パターンのＯＮ時間が終了したかが判定され、終了
するまでＯＮ状態を維持する。これは、具体的には図３
のパターンＡにおいてはＯＮ状態を５分間維持すること
である。
【００３０】ステップＳ１０３でＹＥＳとなれば、ステ
ップＳ１０５において空気調和装置をＯＦＦ状態とす
る。このＯＦＦ状態においては、外気温や室内の温度の
如何にかかわらず空気調和装置は動作しない。
ップＳ１０５において空気調和装置をＯＦＦ状態とす
る。このＯＦＦ状態においては、外気温や室内の温度の
如何にかかわらず空気調和装置は動作しない。
【００３１】ステップＳ１０７でＯＦＦ時間が終了した
かが判定される。これは具体的には、図３のパターンＡ
では５分間ＯＦＦとしたかが判定されるものである。
かが判定される。これは具体的には、図３のパターンＡ
では５分間ＯＦＦとしたかが判定されるものである。
【００３２】ステップＳ１０７でＹＥＳであれば、ステ
ップＳ１０９で当該パターンの実行が予め設定された回
数終了したかが判定される。これは、具体的には図２の
サイクル設定スイッチＳＷ３により設定された回数のパ
ターンによる制御が終了したか、あるいはおやすみパタ
ーンとして登録されたすべてのパターンの実行が終了し
たかを判定するものである。ステップＳ１０９でＹＥＳ
であれば、空気調和装置の制御を終了する。
ップＳ１０９で当該パターンの実行が予め設定された回
数終了したかが判定される。これは、具体的には図２の
サイクル設定スイッチＳＷ３により設定された回数のパ
ターンによる制御が終了したか、あるいはおやすみパタ
ーンとして登録されたすべてのパターンの実行が終了し
たかを判定するものである。ステップＳ１０９でＹＥＳ
であれば、空気調和装置の制御を終了する。
【００３３】ステップＳ１０９でＮＯであれば、ステッ
プＳ１１１でパターンの変更を行なうかが判定される。
これは、具体的にはおやすみパターンを用いた場合にお
いて現在実行しているパターンから次に実行するパター
ンへの変更を行なうかを判定するものである。ステップ
Ｓ１１１でＹＥＳであれば、ステップＳ１１３でパター
ンの変更を行ない、ステップＳ１０１からの処理を実行
する。一方、ステップＳ１１１でＮＯであれば、実行し
たパターンを維持したまま再度同じパターンを実行する
ため、ステップＳ１０１に戻る。
プＳ１１１でパターンの変更を行なうかが判定される。
これは、具体的にはおやすみパターンを用いた場合にお
いて現在実行しているパターンから次に実行するパター
ンへの変更を行なうかを判定するものである。ステップ
Ｓ１１１でＹＥＳであれば、ステップＳ１１３でパター
ンの変更を行ない、ステップＳ１０１からの処理を実行
する。一方、ステップＳ１１１でＮＯであれば、実行し
たパターンを維持したまま再度同じパターンを実行する
ため、ステップＳ１０１に戻る。
【００３４】たとえば、図２に示されるようにＯＮ時間
８分、ＯＦＦ時間２分のパターンがフリーパターンとし
て入力されている場合において、そのサイクル数が８回
であると設定されているときには、８分間のＯＮ状態と
２分間のＯＦＦ状態を１サイクルとして、そのサイクル
を８回繰返した後に空気調和装置の動作は停止すること
になる。
８分、ＯＦＦ時間２分のパターンがフリーパターンとし
て入力されている場合において、そのサイクル数が８回
であると設定されているときには、８分間のＯＮ状態と
２分間のＯＦＦ状態を１サイクルとして、そのサイクル
を８回繰返した後に空気調和装置の動作は停止すること
になる。
【００３５】一方、ユーザはスイッチＳＷ３やスイッチ
ＳＷ７により「連続動作」を設定することもできる。こ
のように連続動作が設定された場合には、１つのパター
ンの１サイクルをユーザが電源スイッチＳＷ０をオフと
するまで繰返し実行することになる。
ＳＷ７により「連続動作」を設定することもできる。こ
のように連続動作が設定された場合には、１つのパター
ンの１サイクルをユーザが電源スイッチＳＷ０をオフと
するまで繰返し実行することになる。
【００３６】なお、本実施の形態においては同一のパタ
ーンを何回繰返すかを入力することとしたが、１つのパ
ターンを繰返し実行する時間をユーザに入力させるよう
にしてもよい。たとえば、ＯＮ時間が１５分でありＯＦ
Ｆ時間が１０分（オフ率３３％）のパターンを１時間実
行させる指令がユーザにより入力されたのであれば、当
該パターンの１つのサイクルは２５分であるため、当該
パターンを２回実行し、残りの１０分はオフ率３３％で
空気調和装置を動作させるようにすればよい。たとえ
ば、この場合残りの１０分はＯＮ状態が６分、ＯＦＦ状
態が４分として空気調和装置が制御される。
ーンを何回繰返すかを入力することとしたが、１つのパ
ターンを繰返し実行する時間をユーザに入力させるよう
にしてもよい。たとえば、ＯＮ時間が１５分でありＯＦ
Ｆ時間が１０分（オフ率３３％）のパターンを１時間実
行させる指令がユーザにより入力されたのであれば、当
該パターンの１つのサイクルは２５分であるため、当該
パターンを２回実行し、残りの１０分はオフ率３３％で
空気調和装置を動作させるようにすればよい。たとえ
ば、この場合残りの１０分はＯＮ状態が６分、ＯＦＦ状
態が４分として空気調和装置が制御される。
【００３７】以上のように、本実施の形態においては室
内温度の如何にかかわらずユーザが好みのパターンによ
り空気調和装置を制御することができるため、電力消費
量が少なくかつユーザの好みの室温を提供することがで
きる空気調和装置を提供することが可能となる。また、
予めパターンを複数装置に記憶させておくことにより、
ユーザは簡単に自分の好みのパターンを選択することが
できる。さらに、自分の好みのパターンが装置に記憶さ
れていない場合には、ユーザはフリーパターンやおやす
みパターンにより自分の好みのパターンを作り出すこと
ができるため、より細かな制御を行なうことができる空
気調和装置を提供することが可能である。
内温度の如何にかかわらずユーザが好みのパターンによ
り空気調和装置を制御することができるため、電力消費
量が少なくかつユーザの好みの室温を提供することがで
きる空気調和装置を提供することが可能となる。また、
予めパターンを複数装置に記憶させておくことにより、
ユーザは簡単に自分の好みのパターンを選択することが
できる。さらに、自分の好みのパターンが装置に記憶さ
れていない場合には、ユーザはフリーパターンやおやす
みパターンにより自分の好みのパターンを作り出すこと
ができるため、より細かな制御を行なうことができる空
気調和装置を提供することが可能である。
【００３８】さらに本実施の形態においては、エアコン
が一度オフとなっても、不快温度になる前にエアコンを
再度オンとすることができる。これにより、ユーザにと
って快適な制御を行なうことができる空気調和装置を提
供することができる。
が一度オフとなっても、不快温度になる前にエアコンを
再度オンとすることができる。これにより、ユーザにと
って快適な制御を行なうことができる空気調和装置を提
供することができる。
【００３９】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図１】 本発明の実施の形態の１つにおける空気調和
装置の構成を示すブロック図である。
装置の構成を示すブロック図である。
【図２】 リモコンの外観を示す図である。
【図３】 制御パターンの具体例を示す第１の図であ
る。
る。
【図４】 制御パターンの具体例を示す第２の図であ
る。
る。
【図５】 制御パターンの具体例を示す第３の図であ
る。
る。
【図６】 空気調和装置の制御方法を示すフローチャー
トである。
トである。
１０１ 室外制御部、１０３ コンプレッサ、１０５
ファン、１０７ 外気温センサ、２０１ 室内制御部、
２０３ 室内センサ、２０５ ファン、２０７リモコ
ン、２０９ 制御パターン記憶部、２１１ 電源、ＳＷ
０〜ＳＷ１０スイッチ、Ｄ１〜Ｄ７ 表示部。
ファン、１０７ 外気温センサ、２０１ 室内制御部、
２０３ 室内センサ、２０５ ファン、２０７リモコ
ン、２０９ 制御パターン記憶部、２１１ 電源、ＳＷ
０〜ＳＷ１０スイッチ、Ｄ１〜Ｄ７ 表示部。
Claims (4)
- 【請求項１】 空気調和装置を動作させる時間と動作を
停止させる時間との組合せからなるパターンを複数記憶
するパターン記憶部と、 前記記憶された複数のパターンの中から１つのパターン
を選択する選択手段と、 前記選択されたパターンに基づいて、空気調和装置の制
御を行なう制御手段とを備えた、空気調和装置の制御装
置。 - 【請求項２】 前記選択手段は、ユーザの入力によりパ
ターンを選択する、請求項１に記載の空気調和装置の制
御装置。 - 【請求項３】 ユーザからパターンを入力し、前記パタ
ーン記憶部に記憶させる手段をさらに備えた、請求項１
または２に記載の空気調和装置の制御装置。 - 【請求項４】 空気調和装置を動作させる時間と動作を
停止させる時間との組合せからなるパターンをユーザの
操作により入力する入力手段と、 前記入力されたパターンを繰返し実行することで、空気
調和装置を制御する制御手段とを備えた、空気調和装置
の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32243199A JP2001141277A (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | 空気調和装置の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32243199A JP2001141277A (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | 空気調和装置の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001141277A true JP2001141277A (ja) | 2001-05-25 |
Family
ID=18143604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32243199A Pending JP2001141277A (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | 空気調和装置の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001141277A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102840645A (zh) * | 2011-06-23 | 2012-12-26 | 大金工业株式会社 | 空调控制系统 |
| WO2016181561A1 (ja) * | 2015-05-14 | 2016-11-17 | 三菱電機株式会社 | 空調機用リモコンおよび空気調和機 |
| JP2019163872A (ja) * | 2018-03-19 | 2019-09-26 | 株式会社東芝 | 空調管理装置、空調管理設定方法及びプログラム |
-
1999
- 1999-11-12 JP JP32243199A patent/JP2001141277A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102840645A (zh) * | 2011-06-23 | 2012-12-26 | 大金工业株式会社 | 空调控制系统 |
| JP2013007507A (ja) * | 2011-06-23 | 2013-01-10 | Daikin Industries Ltd | 空調制御システム |
| WO2016181561A1 (ja) * | 2015-05-14 | 2016-11-17 | 三菱電機株式会社 | 空調機用リモコンおよび空気調和機 |
| JP2019163872A (ja) * | 2018-03-19 | 2019-09-26 | 株式会社東芝 | 空調管理装置、空調管理設定方法及びプログラム |
| JP7030580B2 (ja) | 2018-03-19 | 2022-03-07 | 株式会社東芝 | 空調管理装置、空調管理設定方法及びプログラム |
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