JP2001140658A - ガスタービン用蒸気冷却系の部品を分解し、交換し、組み立てる方法 - Google Patents

ガスタービン用蒸気冷却系の部品を分解し、交換し、組み立てる方法

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ガスタービン用蒸気冷却系の部品を分解し、
交換し、そして組み立てる方法。 【解決手段】 ガスタービン用の蒸気冷却回路は半径方
向チューブに蒸気を供給するボアチューブアセンブリを
含んでおり、半径方向チューブは供給エルボに接続され
ている。これら供給チューブ56は、マニホルドセグメ
ント120に蒸気を供給する。動翼からの使用後の戻り
蒸気は帰還マニホルドセグメントに流れる。クロスオー
バーチューブが、蒸気供給マニホルドセグメントからの
蒸気供給源を、第一段の動翼に結び付ける。クロスオー
バーチューブは第二段の動翼からの蒸気を帰還マニホル
ドセグメントへ戻す。帰還チューブ58は使用後の冷却
用蒸気を半径方向チューブに搬送する。このボアチュー
ブアセンブリ、半径方向チューブ、エルボ、マニホルド
セグメントおよびクロスオーバーチューブはタービンロ
ータから取り外し可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広い意味でタービ
ンに係り、特に、高温ガス流路部品を冷却し使用後の冷
却用蒸気を帰還、たとえば複合サイクル系に使用される
熱回収蒸気発生器に戻すための閉鎖回路蒸気冷却路を用
いる発電用の陸上ガスタービンに係る。さらに特定する
と、本発明は、ガスタービン用蒸気冷却系の部品を分解
・取り外し、交換し、そして組み立てる方法に係る。
【0002】
【従来の技術】高温ガス流路部品、たとえばガスタービ
ンの動翼の蒸気冷却はすでに提案されており、陸上発電
プラントで効果があることが分かっている。ガスタービ
ンは一般に空気冷却され、たとえば、ジェットエンジン
は高温ガス部品を冷却するために圧縮機排出空気を用い
るが、冷却材として蒸気を用いる場合に伴う損失が冷却
目的で圧縮機ブリード空気(抽気)を抜き出すことによ
る損失ほどには大きくないという点で蒸気冷却の方が効
率的である。また、複合サイクル運転の場合、ガスター
ビン部品を冷却する際に蒸気が受け取る熱エネルギーは
複合サイクル運転の蒸気タービンを駆動する上で有用な
仕事として回収されるので蒸気冷却が特に有利である。
【0003】本出願の譲受人に譲渡されている米国特許
第5,593,274号には、冷却用蒸気をロータの高
温ガス部品、たとえば動翼に供給し使用後の冷却用蒸気
を帰還するための同軸の蒸気通路を有するガスタービン
が開示されている。しかし、冷却目的の蒸気の供給と帰
還においてさまざまな改善と改良が本発明によって提供
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガスタービン
ロータの閉鎖回路蒸気冷却系の構成部品を分解し、分解
した蒸気冷却系のひとつ以上の部品を新しい部品と交換
し、冷却系を修繕するためにこの新しい部品を含めた部
品をタービンに再度取り付ける方法を提供する。これら
の方法を説明する前に、ガスタービンの閉鎖回路蒸気冷
却系の理解が必要である。一般に、この系は、冷却入口
スクロールからの冷却用蒸気を受容しほぼガスタービン
ロータの軸線に沿って蒸気を通過するためにボアチュー
ブアセンブリを含んでいる。供給された冷却用蒸気はほ
ぼ半径方向に向きを変えられ、後部シャフトディスク内
のチューブを通って流れ、ロータのリムに隣接して冷却
蒸気を搬送する。冷却用蒸気は、ガスタービンロータを
形成している積み重ねられたホイールとスペーサ内の開
口を通って延びる複数の供給通路またはチューブによっ
てロータのリムに沿って軸方向に供給される。各供給通
路またはチューブは供給マニホルドセグメントに冷却用
蒸気を供給する。これら複数のセグメントはロータの回
りで互いに円周方向に離隔している。各供給マニホルド
セグメントは、第一と第二のタービンホイール、好まし
くはガスタービンの第一段と第二段のそれぞれの動翼に
冷却用蒸気を供給して動翼を冷却するための複数の出口
ポートと供給流路を含んでいる。使用後の冷却用蒸気は
動翼から帰還流路と入口ポートを介して、ロータのリム
の回りで互いに円周方向に離隔した複数の帰還マニホル
ドセグメントに戻る。帰還マニホルドセグメントはその
各々が、ロータのリムに沿って後部シャフトディスクま
で延びる軸方向の帰還チューブに連結されている。この
帰還チューブに沿って軸方向に流れる使用後の冷却用蒸
気は、後部ディスク内を延びる半径方向のチューブに供
給されてボアチューブアセンブリに戻り、帰還、たとえ
ば複合サイクル系の熱回収蒸気発生器へと出て行く。
【0006】上に一般的に記載した冷却蒸気系のいくつ
かのさまざまな局面は特に重要である。たとえば、供給
熱媒体と戻り熱媒体の流れはロータのリムのところで半
径方向と軸方向との間で変化する。流れの方向を変化さ
せるために軸方向のチューブおよび半径方向のチューブ
と連通している新規な構造と用法のエルボが、後部ディ
スクで半径方向に開口しているスロット内に設けられ
る。たとえば、供給蒸気の流れを半径方向から、ロータ
のリムに沿う蒸気供給チューブと連通している軸方向に
方向変換するために半径方向の供給チューブに相互連結
するエルボが設けられる。同様に、エルボは軸方向の帰
還チューブと半径方向のチューブとを相互に連結して、
使用後の冷却媒体の流れの方向を軸方向から半径方向に
変化させる。これらエルボは、後部ディスクのスロット
内に容易に組み込まれる一体鋳造された部品が好まし
い。
【0007】冷却用蒸気供給マニホルドと使用後の冷却
用蒸気帰還マニホルドは円周方向に離隔したマニホルド
セグメントで具現される。供給マニホルドセグメントと
帰還マニホルドセグメントはまた軸方向にも互いに離隔
している。各マニホルドは一対の隣接するホイールの動
翼と連通している。たとえば、各供給マニホルドセグメ
ントは隣接するホイールの特定の動翼とその軸方向の両
側で連通している。同様に、帰還マニホルドセグメント
は、やはりこれら帰還マニホルドセグメントの両側にあ
る特定の動翼からの使用後の冷却用蒸気を受容する。供
給マニホルドセグメントおよび帰還マニホルドセグメン
トを動翼内の各種通路と相互に連結するにはスプーリー
を使用する。
【0008】上記冷却系は蒸気の流れによって劣化し易
いさまざまな構成部品から形成されており、その結果そ
のような部品は時間がたつと故障することがあることが
了解されよう。したがって、劣化したかまたは予定した
メンテナンス計画で交換しなければならない部品を交換
することにより、タービンの蒸気冷却系を、好ましくは
予定した運転休止時に修繕するのが望ましい。その結
果、そのような部品を交換するために、タービンロータ
内の蒸気冷却系のさまざまな部品にアクセスする必要が
生じる。本発明は、蒸気冷却系のさまざまな部品を分解
・取り外し、そしてその代わりに交換部品を取り付ける
ことを可能にする。
【0009】これを達成するために、半径方向と軸方向
との間で流れを方向変換させる後部ディスクのエルボを
最初に取り外すことによって、後部ディスクの供給チュ
ーブと半径方向のチューブおよびロータのリムを通って
延びる軸方向の供給チューブと帰還チューブを取り外す
ことができる。これらエルボは後部ディスクのダブテー
ルグルーブ内に装着されていて軸方向後方に取り外せ
る。エルボは、これらエルボと半径方向のチューブを相
互に連結するスプリングクリップによって半径方向のチ
ューブを半径方向でそれらの最も外側の位置に支持して
いる。エルボのスプリングクリップと保持リングを取り
外すことによってエルボを軸方向後方に移動させると、
半径方向のチューブを後部ディスクから半径方向外側に
向かって取り外すことができる。
【0010】エルボを取り外したら、軸方向に延びる供
給チューブと帰還チューブを軸方向後方への動きに抗し
て固定している保持プレートを円周方向に移動させた後
半径方向に動かす。これにより、軸方向のチューブが、
ロータのホイールとスペーサから軸方向後方へ向けて取
り外せるようになる。軸方向のチューブを引き抜く際に
は、軸方向のチューブとマニホルドを相互に連結してい
るスプーリーをこれと一緒に引き抜くか、またはこれら
スプーリーはホイールとスペーサの整列された開口を通
して別途引き抜いてもよい。
【0011】隣接するホイールの動翼を取り外すことに
より、供給マニホルドと帰還マニホルドおよび動翼の間
のクロスオーバーチューブが露出されて軸方向に引き抜
かれるようになる。クロスオーバーチューブを取り外し
た後、マニホルドセグメントを、半径方向内側に動かし
た後軸方向に動かしそして半径方向外側に動かすことに
よってスペーサから離す。
【0012】ボアチューブアセンブリは同様にロータか
ら取り外される。最初に半径方向に延びるピンを後部デ
ィスクから外すことにより、エンドキャップアセンブリ
を後部ディスクから解放する。その後、軸方向後方に向
けてボアチューブアセンブリをロータから引き抜くこと
ができる。
【0013】冷却系の各種部品をすべてロータから抜き
出したらこれら部品を検査し、必要に応じてまたは予定
した基準で交換することができることが了解されよう。
詳細は後述するが、冷却系の部品を再度取り付けるには
逆の手順を用いる。
【0014】本発明の好ましい態様によると、動翼を装
着した軸方向に離隔したホイール、およびこれらホイー
ル間のスペーサ、ならびに冷却媒体を流すための複数の
部品(これら部品はロータ内に配置された複数のチュー
ブを含んでおり、これらチューブは冷却媒体を動翼へ、
および動翼から流すための流路を定める)からなる動翼
を冷却するための閉鎖回路冷却系を有するタービンロー
タにおいて、その冷却系の1つ以上の部品を修復する方
法であって、ロータから少なくともひとつのチューブを
取り外し、修復したそのひとつのチューブまたはそのひ
とつのチューブの交換部品をロータに取り付ける工程を
含む方法が提供される。
【0015】本発明の別の好ましい態様によると、動翼
を装着した軸方向に離隔したホイール、およびこれらホ
イール間のスペーサ、冷却媒体を流すための複数の部品
(これら部品は、ほぼ軸方向に延びロータの回りで互い
に円周方向に離隔して冷却媒体を流すための流路を定め
ている複数のチューブ、ほぼ半径方向に延び冷却媒体を
流すための流路を定めている複数のチューブ、ならびに
ロータの一部を形成しており軸方向および半径方向に延
びるチューブを相互に連結する複数の流れ方向変換要素
を有する後部ディスクを含んでおり、流れ方向変換要素
は軸方向チューブおよび半径方向チューブの流路間で冷
却媒体を連通させかつ方向変換する流路を有している)
からなる動翼を冷却するための冷却系を有するタービン
ロータにおいて、冷却系の少なくとも一部を分解する方
法であって、後部ディスクから流れ方向変換要素を取り
外し、後部ディスクから半径方向チューブを半径方向外
側方向に取り外し、そして軸方向チューブをほぼ後方に
取り外す工程を含む方法が提供される。
【0016】本発明のさらに別の好ましい態様による
と、動翼を装着した軸方向に離隔したホイール、および
これらホイール間のスペーサ、ならびに冷却媒体をロー
タ内で動翼へ、および動翼から流すための複数の部品か
らなる動翼を冷却するための閉鎖回路冷却系を有するタ
ービンロータにおいて、冷却系の1つ以上の部品を修復
する方法であって、ロータから冷却系部品の少なくとも
ひとつを取り外し、修復したそのひとつの冷却系部品ま
たはそのひとつの冷却系部品の交換部品をロータに取り
付ける工程を含む方法が提供される。
【0017】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の好ましい具体例
を含むタービンセクションの全体を10で示す。タービ
ンセクション10はタービンロータRを取り囲むタービ
ンハウジング12を含んでいる。この具体例の場合、ロ
ータRはホイール14、16、18、20からなる連続
する4つの段を含んでおり、これらはそれぞれ円周方向
に離隔した動翼またはブレード22、24、26、28
を担持している。これらホイールはスペーサ30、3
2、34の間に交互に配置されている。スペーサ30、
32、34の外側リムは複数の静翼またはノズル36、
38、40と半径方向に整合して位置しており、ノズル
の第一組42は第一の動翼22の前方に位置している。
したがって、図示されている4段タービンでは第一段が
ノズル42と動翼22とからなり、第二段がノズル36
と動翼24とからなり、第三段がノズル38と動翼26
とからなり、最後に第四段がノズル40と動翼28とか
らなることが分かる。ロータのホイールとスペーサは、
これらホイールとスペーサ中に整列された開口を通る複
数の円周方向に離隔したボルト44によって互いに固定
されている。タービンセクションの回りには複数の燃焼
器(そのうちのひとつを45として示す)が配列されて
いて、ロータを回転させるためノズルと動翼からなるタ
ービンセクションの高温ガス流路に高温の燃焼ガスを提
供する。また、ロータは、後部シャフトを定めるボアチ
ューブアセンブリ(全体を48で示す)と一体に形成さ
れた後部ディスク46も含んでいる。
【0018】好ましくは最初の2段の少なくとも一方、
好ましくは両方の組の動翼22と24には冷却用の熱媒
体が供給される。この熱媒体は冷却用蒸気であるのが好
ましい。冷却用蒸気はボアチューブアセンブリ48を介
して供給され戻される。図1と2に関して、好ましい態
様においては、ボアチューブアセンブリ48は、蒸気供
給源、たとえばプレナム52から供給される冷却用蒸気
を後部ディスク46に設けられている半径方向に延びる
複数のチューブ54へ流す環状の通路50を含んでい
る。チューブ54は円周方向に離隔して軸方向に延びる
熱媒体供給チューブ56と連通しており、これら熱媒体
供給チューブ56は第一段と第二段の動翼内の冷却用通
路と連通している。高温の使用後の、すなわち戻される
冷却用蒸気は、第一段と第二段の動翼から、円周方向に
離隔して軸方向に延びる複数の帰還チューブ58を通っ
て流れる。帰還チューブ58はその後部端において、後
部ディスク46内で半径方向を内側に向かって延びる帰
還チューブ60と連通している。使用後の蒸気は、チュ
ーブ60から、ボアチューブアセンブリ48の中央ボア
88中に流れ、供給源に戻るか、または複合サイクル系
で用いられる熱回収蒸気発生器へと流れる。
【0019】以上の説明から分かるように、それぞれ軸
方向に延びる供給チューブ56と帰還チューブ58はロ
ータのリムに隣接してロータの円周に沿って配置されて
おり、各々の供給チューブと帰還チューブは軸方向に積
み重ねられたホイールとスペーサを貫通して軸方向に整
列された開口を通って延びている。たとえば、第四段の
ホイール20とスペーサ34の整列された開口62と6
4を図3Aに示す。同様に整列された開口が第一段、第
二段、第三段のホイールとスペーサに設けられている。
【0020】図3Aに示されているように、冷却媒体供
給チューブ56と帰還チューブ58を支持するためにホ
イールとスペーサの開口内のさまざまな位置にブッシン
グが設けられている。たとえば、スペーサ34を貫通す
る開口64の両端に隣接してブッシング66と68が配
置されている。同様のブッシングが第三段スペーサ32
の両端に配置されている。ホイール16の前方開口とス
ペーサ30の後部開口にはそれぞれブッシング73と7
5が設けられている。同様のブッシングが供給チューブ
の整列された開口に設けられている。
【0021】図3Aには帰還チューブ58が詳しく例示
されている。しかし、ロータのリムの回りで離隔されて
いる供給チューブと帰還チューブは本発明に関連する面
において類似であり、特に注記する以外は一方の説明で
他方の説明として十分であることが了解されよう。ま
た、供給チューブ56と帰還チューブ58はロータ軸線
A(図3A)から等しい半径のところに中心があり、円
周方向に互いに等間隔で離隔している。各チューブは、
チューブの長さに沿って軸方向に離隔した位置に隆起し
た複数のランド70を有する薄壁構造体からなってい
る。これらランド70の軸方向の位置は、ホイールとス
ペーサを貫通する開口のブッシングの位置に一致してい
る。ランド70間は薄壁チューブセクション72であ
る。ランド70の外側外面は薄壁セクション72の外面
より半径方向外側にあることが了解されよう。各ランド
70と隣接する薄壁セクション72との間に遷移セクシ
ョン74が設けられている。遷移セクションはランドの
外面から半径方向内側に向かって薄壁セクションの外面
まで遷移する弧形の外面をもっている。各チューブの後
部部分に隣接して拡大ランドまたはフランジ76が設け
られている。供給チューブおよび帰還チューブ、これら
のロータ内における保持方法ならびにこれらのためのシ
ールに関する詳細な説明に関しては、1999年6月1
6日、1999年5月3日および1999年6月14日
にそれぞれ出願された米国特許出願第09/334,1
87号、第09/304,202号および第09/33
2,330号(代理人整理番号51DV−9817,
839−561;51DV−9856, 839−58
1および51DV−9858, 839−583。これ
らの開示内容は引用したことにより本明細書に含まれて
いるものとする)を参照されたい。
【0022】ここで、特に図3B〜3Dを参照すると、
ボアチューブアセンブリ48はロータの一部を形成して
おり、ロータ軸線Aの回りで回転するように装着されて
いる。ボアチューブアセンブリ48は後部ディスク46
を含んでおり、冷却媒体、たとえば蒸気のタービン動翼
への流れを提供すると共に使用後の冷却媒体を帰還へ流
す通路を提供している。すでに述べたように、冷却用蒸
気は、複合サイクル系における閉鎖回路の蒸気冷却供給
および帰還系の一部として、すなわち、高圧蒸気タービ
ン排気から切り離して提供されてもよいし、または、実
在するインプラント供給源から供給されてもよい。ボア
チューブアセンブリ48は、外側チューブ82と、ロー
タシャフトの回転軸線に関して外側チューブ82と同心
の内側チューブ84とを含んでいる。この外側チューブ
82と内側チューブ84は環状の冷却用蒸気供給通路8
6を定め、一方内側チューブ84は使用後の冷却用蒸気
通路88を提供している。特に図3Cを参照すると、ボ
アチューブアセンブリ48の回りに蒸気グランド90が
配置されており、プレナム52を定めている。この蒸気
グランド90は固定されており、ボアチューブアセンブ
リ48はシャフト軸線Aの回りで回転することが了解さ
れる。蒸気プレナム52は、図には示してない適切な供
給源からの蒸気供給源に連結されており、冷却用蒸気を
外側チューブ82と内側チューブ84との間の通路86
に供給するように外側チューブ82を貫通して形成され
ている蒸気入口94と連通している。図3Cを参照する
と、ラビリンスタイプのシール96と98、好ましくは
スプリングバイアス式のシールが、外側チューブ82の
回りをシールするように蒸気グランド90の両側に設け
られている。この設計の変形では、ラビリンスシールの
代わりにブラシシールを用いてもよいし、ラビリンスシ
ールとブラシシールを組み合わせてもよい。蒸気グラン
ド90の後部端は、帰還Rで概略的に示した使用後の冷
却用蒸気を受容する固定蒸気パイプに連結されている。
また、蒸気グランドは、ラビリンスシールを通り越して
漏れる蒸気を集めてその蒸気が後部主軸受け104へ向
け外側に流れ出ないようにするための漏れ蒸気プレナム
100と102も含んでいる(図3C)。軸受け104
は通常の軸受けであって、後部ディスク46と一体の後
部シャフト106を含んでいる。したがって、このシャ
フト106はボアチューブアセンブリ80と共に回転可
能である。
【0023】図3Bを参照して、ボアチューブアセンブ
リ48の前方端は全体を108として示すエンドキャッ
プアセンブリを含んでいる。このエンドキャップ108
は、熱媒体供給通路86から半径方向チューブ54に熱
媒体を連通させ、また使用後の冷却用蒸気を半径方向の
帰還チューブ60から帰還通路88に戻すための流路を
含んでいる。このエンドキャップアセンブリ108の詳
細に関しては、1998年12月18日に出願された米
国特許出願第09/216,363号(代理人整理番号
51DV−9802, 839−540。この開示内容
は引用したことにより本明細書に含まれているものとす
る)を参照されたい。
【0024】ここで図4と5を参照すると、冷却媒体供
給チューブ56はその各々が全体をSMで示すマニホル
ドに冷却媒体を供給することが分かる。マニホルドSM
は、円周方向に離隔した複数の供給マニホルドセグメン
ト120(図9)を含んでおり、これらはスペーサ30
の後面と第二段ホイール16の前面との間に位置してい
るのが好ましい。セグメント120は各供給チューブ5
6に対して設けられており、それぞれ半径方向を内側に
延びる中央懸垂突起部124を有する弧形リム122
(図9)を含んでいる。突起部124は、冷却媒体供給
チューブ56と連結するように軸方向に後部方向に向か
って開口した入口ポート126をもっている。特に、図
5を参照すると、スプーリー(spoolie )128が冷却媒
体供給チューブ56の前方端と入口ポート126とを連
結している。このスプーリーは球形の端部を有する短い
チューブからなる。たとえば、スプーリー128は冷却
媒体供給チューブ56の末端で環状の内面と係合する球
形端部130をもっている。同様に、スプーリー128
の反対側の末端はマニホルドセグメント120の入口ポ
ート126の環状の内面と係合する球形端部132をも
っている。ここに開示したすべてのスプーリーの末端の
球形形状により、このスプーリーと結合連結する部分ま
たは通路とスプーリーとの間の相対運動が可能になる。
この特定の例では、軸方向の熱膨張および遠心荷重に起
因する各スプーリー128、供給チューブ56およびマ
ニホルドセグメント120の間の動きが受け入れられ
る。
【0025】また、マニホルド120は、マニホルドセ
グメント120内部のプレナム138(図5)と連通し
てそれぞれの軸方向端面に沿って複数の出口ポート13
4、136も含んでいる。本例では、マニホルドセグメ
ント120は、冷却媒体を隣接するホイールの動翼、た
とえば第二段ホイール16の動翼に供給するように軸方
向の後部方向に開口する6個の出口ポート134をもっ
ている。また、マニホルドセグメント120は軸方向の
前方向に開口する6個の出口ポート136(図5)を含
んでいる。各出口ポート136は、第一段と第二段のホ
イール14と16の間のスペーサ30を貫通する通路1
40と軸方向で整合している。
【0026】特に、各後部出口ポート134とホイール
16の動翼24の前方一体延長部144との間にスプー
リー142が配置されている。この一体延長部144
は、動翼と一体的に鋳造されたものが好ましく、第二段
動翼の冷却媒体入口を形成する。この延長部144は動
翼ダブテール鋳造品と一体的に中実のブロック形態で鋳
造すると安価に提供できることが判明している。延長ブ
ロックを鋳造した後、機械加工、すなわちドリル加工し
て、スプーリー142を受容する軸方向入口開口を開け
る。このようなブロック形態での初期一体鋳造により、
動翼ダブテールの開口の正確な位置の許容公差が改善さ
れる。しかし、動翼ダブテールにあらかじめドリルで開
けた穴に別の中空のチューブをろう付けしてスプーリー
142を受け入れることができることが分かる。スプー
リー142は、スプーリー128と類似のタイプのも
の、すなわち、出口ポート134と延長部144の部分
に嵌る球状の端部をもつものである。
【0027】各通路140には供給クロスオーバーチュ
ーブ146が備わっており、このチューブ146は供給
マニホルドセグメント120の軸方向前方に面する出口
ポート136と別のスプーリー148を介して連通して
いる。すなわち、各クロスオーバーチューブ146の後
部端はスプーリー148の前方球状部分を受容する環状
のシートをもっており、一方出口ポート136は同様に
各々がスプーリー148の後部球状部分を受容する環状
のシートをもっている。図5に示されているように、各
クロスオーバーチューブ146は、その後部端に隣接し
て直径方向に拡大したランド150を、またそのクロス
オーバーチューブの長さの中間に直径方向に拡大したラ
ンド152をもっている。また各クロスオーバーチュー
ブ146は拡大された部分152の前方端に半径方向に
拡大したフランジ154も含んでおり、このフランジ1
54はスペーサ30を貫通する開口140の前方端で面
取り部156に当接する。各クロスオーバーチューブ1
46は第一段ホイール14に向かって前方に伸びてお
り、また軸方向に離隔した一対のフランジ158と16
0をもっていてチューブ146の片持ち前方端部で保持
スリーブスタンドオフを形成している。クロスオーバー
チューブ146の前方端はスプーリー162に接続され
ており、このスプーリー162はその反対側の末端で第
一段ホイールの動翼の後部延長部164に接続されてい
る。したがって、延長部164は第一段動翼の冷却媒体
入口を形成する。クロスオーバーチューブ146は、フ
ランジ154がスペーサ30の面に対して係合している
ことにより、後部方向、すなわち図5で左から右への軸
方向の動きに対して固定されている。第一段ホイールの
各動翼の各後部延長部164は、延長部144と同様
に、ブロック形態で動翼ダブテールと共に一体的に鋳造
し、機械加工した軸方向開口をもつのが好ましい。
【0028】保持スリーブ166はクロスオーバーチュ
ーブ146のフランジ158と160の上に載ってお
り、各スリーブ166はその後部端がフランジ154と
係合している。各保持チューブの反対側の端は168で
外側に拡がり、第一段の動翼の後部面からある限られた
距離だけ離隔していてクロスオーバーチューブ146の
軸方向の膨張を許容している。クロスオーバーチューブ
と保持スリーブの詳細に関しては、1999年5月14
日に出願された同時係属中の米国特許出願第09/31
2,334号(この開示内容は引用したことにより本明
細書に含まれているものとする)を参照されたい。
【0029】また、供給マニホルドセグメントは、その
マニホルドの翼の先端に、その後部面に沿って凹み12
7(図9)を含んでいる。スペーサ30の後部面にある
円周方向に離隔し半径方向を内側に向かうフランジがこ
の凹みに係合して、供給マニホルドを正しい位置に保持
すると共に供給チューブとのその接続を保つ。
【0030】要約すると、円周方向に離隔し軸方向に延
びる冷却媒体供給チューブ56が、ロータの回りで円周
方向に配置された供給マニホルドセグメント120のプ
レナム138に冷却媒体、好ましくは蒸気を供給する。
この冷却媒体は、第二段ホイール16の動翼24に冷却
媒体を供給するように出口ポート134を通って軸方向
後部方向に流れる。また、この冷却媒体は、出口ポート
136を介して軸方向前方向にも供給され、クロスオー
バーチューブ146を通り第一段ホイール14の動翼2
2中に流れる。図3Aと4には第二段の動翼24を通る
流路が示されているが、第一段と第二段のホイールの動
翼内の流れは本発明の一部を構成しない。
【0031】ここで図6を参照すると、第一段と第二段
のホイールの動翼からの使用後の冷却媒体は全体をRM
で示す帰還マニホルドに戻り、この帰還マニホルドRM
は使用後の冷却用蒸気を帰還チューブ58に供給する。
帰還マニホルドRMは円周方向に離隔した複数の帰還マ
ニホルドセグメント170(図8)を含んでおり、これ
らセグメントはスペーサ30の前方面と第一段ホイール
14の後部面との間に位置しているのが好ましい。図8
を参照して、各セグメントは半径方向外側のリム172
と内側に延びる突起部174とをもっており、これらリ
ム172と突起部174がプレナム176を定めてい
る。各突起部174は、軸方向後部方向に開口していて
戻り蒸気をマニホルドセグメント170からスプーリー
180を介して帰還チューブ158へ流す出口ポート1
78をもっている。この排出口すなわち出口ポート17
8はスプーリー180の球状端部182とはめ合い係合
するほぼ環状のシートをもっている。スプーリー180
の反対側の端は帰還チューブ58の前方端の環状シート
186と係合する同様な球状部分184をもっている。
【0032】各帰還マニホルドセグメント170のリム
172は、後方に開口する複数、たとえば6個の入口ポ
ート188と、前方に開口する複数、たとえば6個の入
口ポート190とを含んでいる。第一段の動翼22から
の使用後の冷却媒体をマニホルドセグメント170に連
通させるために、第一段動翼22の動翼ダブテールの各
々の後面に延長部192が好ましくは一体的に鋳造され
ており、冷却媒体出口を形成している。両端に球状の部
分を有するスプーリー194が各延長部192の末端の
環状部分と各入口ポート190に嵌っている。したがっ
て、使用後の冷却媒体は第一段の動翼22から延長部1
92、スプーリー194および入口ポート190を通っ
て円周方向に配置されたマニホルドプレナム176中に
流れる。
【0033】第二段の動翼24からの使用後の冷却用蒸
気を帰還マニホルドプレナム176に連通させるため
に、介在するスペーサ30を貫通して軸方向に延びるボ
アホール198を通って複数のクロスオーバー帰還チュ
ーブ196が設けられている。帰還クロスオーバーチュ
ーブ196は各々がボアホール198と係合するための
ランド200、202、204をもっている。拡大した
直径のフランジ206がスペーサ30を貫通する開口1
98の縁に当接して帰還クロスオーバーチューブ196
の軸方向前方への動きを阻止する。保持スリーブ208
はその一端でフランジ206と係合し、反対側には拡が
った端をもっていて第二段動翼の前面との間に小さい軸
方向の隙間を定めている。したがって、クロスオーバー
チューブ196は、スペーサ30の後面に対するそのフ
ランジ206の係合により前方への軸方向の動きに対し
て固定され、また第二段動翼の前面に対する保持スリー
ブの拡がった端の係合により(スリーブ208の前方端
がフランジ206に当接して)その軸方向後方への動き
が制限される。
【0034】すでに記載した態様と同様に、スプーリー
210が、第二段動翼の好ましくは一体的に鋳造された
延長部212とクロスオーバーチューブ196の後部端
とを相互に連結している。この延長部212は第二段動
翼の冷却媒体出口を形成している。同様に、スプーリー
214は、帰還クロスオーバーチューブ196の前方端
と帰還マニホルドセグメント170の入口ポート188
とを相互に連結している。スプーリー210と214は
すでに記載したのと同様な構成であり、すなわち隣接す
る部品の環状表面に嵌合する球状の部分を両端にもって
いる。
【0035】図6に示されているように、クロスオーバ
ーチューブ196は軸方向に隣接する半径方向に差し込
まれた供給マニホルドセグメント120の上を通ること
が分かる。しかし、図4と5に戻ると、供給マニホルド
セグメント120と第一段動翼22とを相互に連結し供
給マニホルドセグメントリム122の両端または先端に
位置する少なくとも一対の供給クロスオーバーチューブ
146が、帰還マニホルドセグメント170の中央部分
に同じ円周方向位置で形成された開口220(図4)を
貫通して軸方向に通ることが分かる。供給マニホルドセ
グメント120からの残りの供給クロスオーバーチュー
ブ146は円周方向で隣接する帰還マニホルドセグメン
ト170のリム172の外側翼の下を通る。また、図4
を見ると分かるように、供給マニホルドセグメント12
0が帰還マニホルドセグメント170の半径方向内側に
離隔しているばかりでなく、これらセグメント120と
170は円周方向で互いにずれている。
【0036】各帰還マニホルドセグメントはまた、マニ
ホルドセグメントの翼の先端にその前面に沿って凹み1
75も含んでいる。スペーサ30の前面にある円周方向
に離隔し半径方向内側に向かうフランジ177(図5)
が凹み175と係合して帰還マニホルドセグメントを帰
還チューブと共に正しい位置に保持する。
【0037】第一段と第二段の動翼の帰還冷却系を要約
すると、使用後の冷却媒体、たとえば蒸気は後方に流
れ、第一段動翼22からダブテール延長部192および
スプーリー194を通り入口ポート190を介して帰還
マニホルドセグメントプレナム176中に流れる。第二
段動翼24からの使用後の冷却用蒸気は動翼ダブテール
延長部212からスプーリー210、クロスオーバーチ
ューブ196およびスプーリー214を介して前方に流
れ、入口ポート188を介して帰還マニホルドセグメン
トプレナム176中に流れる。使用後の冷却用蒸気はプ
レナム176からスプーリー180を通って帰還チュー
ブ58中に流れ、結合したエルボおよび半径方向の半径
方向チューブならびに軸方向の通路88を通って流れて
帰還に至る。
【0038】また、連結部は環状のシートをもっていて
もよいが、薄壁スプーリーの球状端部132は作動中の
離脱および/または破砕を防ぐために嵌め合い部の球状
シートによく適合しうることも分かる。球状シートは、
遠心荷重がかかったときの半径方向の動きを阻止するた
めにスプーリーの半径方向の配向が特に重要である。ス
プーリー末端での締まりばめは漏れを防ぎ、遠心荷重に
うち勝つのに充分な予備荷重を提供し、作動中の自己整
合を可能にする。スプーリーの球状末端はトリバロイ(T
riballoy)800で被覆してあるのが好ましい。スプー
リーの球状端部とそのための球状シートの一例を図15
に示した。このスプーリー249は球状端部251を有
するスプーリー128、142、148、162、19
4、210、214または170のいずれかであっても
よい。隣接する部分253は環状のシートまたは図示さ
れている球状のシート255をもっていることができ
る。
【0039】ここで図2、3Bおよび10〜14を参照
して供給熱媒体および戻り熱媒体を軸方向と半径方向と
の間で遷移させるための後部ディスク46内の相互連結
部、たとえばエルボについて説明する。図2を参照する
と後部ディスク46は円周方向に離隔した一般にダブテ
ール(あり溝)形の半径方向に開口している複数のスロ
ット222を含んでいる。これらスロット222は供給
相互連結部および戻り相互連結部、たとえばエルボ22
4および226を含む流れ方向変換要素を受容する。各
エルボは後部ディスク46の回りのダブテールとほぼ相
補的な形状の外面をもっており、これらエルボがスロッ
ト222中に軸方向に挿入され、半径方向外側への動き
に対して保持されるようになっている。図10に供給エ
ルボ224を示す。供給エルボ224は、鋳造材料から
形成されているのが好ましく、長手方向に延びるボアセ
クション228と半径方向に延びるボアセクション23
0とをもっており、これらセクションは図示したように
90°向きを変える遷移ボア232を介して互いに連通
している。エルボ224の後部端は半径方向内側に開口
しているグルーブ234を含んでいる。
【0040】図11に帰還エルボ226を示す。帰還エ
ルボ226は軸方向に延びるボア開口238と半径方向
に延びるボア開口240とを含んでおり、これら開口は
90°向きを変える遷移ボア242を介して互いに連通
している。帰還エルボ226の後部端は半径方向内側に
開口するグルーブ244を含んでいる。供給エルボ22
4と帰還エルボ226の半径方向に開口しているボア2
30と240は、いずれも円周方向および軸方向に互い
にずれており円周方向および半径方向にずれた供給チュ
ーブ54と帰還チューブ60をそれぞれ受け入れること
が分かる。
【0041】供給エルボ224および帰還エルボ226
の軸方向に延びるボア208および218は、すでに記
載したスプーリーと同様な構造のスプーリーを介して軸
方向に延びる供給チューブ56および帰還チューブ58
とそれぞれ相互に連結している。帰還エルボ226と軸
方向に延びる帰還チューブ58とを相互に連結するスプ
ーリー246の一例を図3Aに示した。同様のスプーリ
ーが供給エルボ224と供給チューブ56とを相互に連
結している。
【0042】図12を参照すると、供給チューブ54と
帰還チューブ60の半径方向外側端は各々カラー250
をもっている。このカラーの外側端は拡がっており、そ
れぞれのエルボの半径方向に延びるボア230または2
40とフレアはめ合い係合してエルボと半径方向チュー
ブとの間の流体連通を確立している。半径方向チューブ
と流れ方向変換要素、たとえばエルボとを相互に連結す
るために、図13に示した連結部材、たとえばスプリン
グクリップ252を使用する。各スプリングクリップ
は、円周方向に離隔して半径方向外側に向かい開口25
8のあるボス256が設けられている半径方向部254
を有するアングルからなっている。スプリングクリップ
252のほぼ軸方向に延びる部分260は軸方向に延び
る一対の脚261をもっており、この一対の脚はほぼ半
円形の開口262を定めており、その末端に隣接して半
径方向外側に突出する一対のボス264で終わってい
る。図12に示されているように、スプリングクリップ
252は、軸方向セクション260のアームをカラー2
50の下にして関連するエルボ224または226にボ
ルト263で固定される。特に、ボス264はカラー2
50の下側と係合する。半径方向供給チューブ54と半
径方向帰還チューブ56は軸方向に互いにずれているの
で、帰還チューブ60の半径方向外側端を固定するのに
用いるクリップの脚261は供給チューブ54の端を固
定するのに用いるクリップの脚26より長いことが了解
されよう。
【0043】図3Bに示されているように、後部ディス
ク46のスロット222間の後面は半径方向内側に開口
するグルーブ266をもっている。エルボ224と22
6がスロット222内に軸方向に挿入されると、円周方
向に延びるバンドまたはワイヤ268(これは半径方向
外側に向けてバネ荷重をかけてもよい)がグルーブ23
4、244および266内に挿入されて後方への軸方向
の変位に対してエルボを保持し、グルーブ266とバン
ド268がエルボに対する軸方向ストップを形成するこ
とが了解されよう。エルボ224と226の後部フラン
ジ270と272は後部ディスク46の後面に突き当た
りロータに対するエルボの軸方向前方への動きを阻止す
る。図14は、後部ディスク46の対応するスロット2
22内にある供給エルボと帰還エルボを示している。
【0044】ここで図18と19を参照すると、供給チ
ューブ56と帰還チューブ58の後部端をロータに固定
する保持アセンブリが示されている。図19には、チュ
ーブ、たとえば帰還チューブ58が半径方向に拡大した
ランド280と共に示されている。四番目のホイール2
0の後面にある座ぐりした凹み284内にブッシング2
82が配置されている。チューブ58の高くなったラン
ド280の前方端がブッシング282の内部フランジに
対して当接してチューブの軸方向前方への動きを阻止す
る。各ランドの後肩は一対の保持部品、たとえばプレー
ト286に当接し、後方への動きを阻止する。この保持
プレート286は後部ディスクの前面に当接する。
【0045】図18を参照すると、ホイール後面は環状
の凹み288を含んでおり、この凹みを通ってチューブ
を受容する開口が通っている。この凹み288の半径方
向の両端はフランジ290と292で仕切られ、これら
フランジは保持プレート286に対し半径方向内側と外
側のストップをそれぞれ形成している。半径方向外側の
フランジ290は円周方向に離隔した複数のインデント
またはスロット294を含んでおり、これらにより以下
に記載するように保持プレート286の取り外しのため
のアクセス開口が得られる。フランジ290には各チュ
ーブ開口位置のホイールの後面の回りで円周方向に離隔
した位置に縮小アクセススロット298が形成されて、
保持プレートへのアクセススロットが与えられており、
これによってプレートを取り外し位置にシフトすること
ができる。
【0046】図18に示されているように、各保持プレ
ート286はそれぞれのフランジ290と292の曲率
に対応して曲がった外側と内側のエッジ300と302
を含んでおり、そのためプレートはそれらフランジ間に
受容されることができる。保持プレートの半径方向外側
のエッジ300から外側に向かって耳304が突出して
おり、外側フランジ290のアクセススロット294の
一端中に突き出ている。各保持アセンブリの保持プレー
トは互いに鏡像関係にある。各プレートの内側エッジは
チューブの半径に対応する半径の半円形のエッジ306
をもっている。したがって、保持プレート286はフラ
ンジ290と292の間に位置しており、チューブ58
の円周方向両側にまたがっている。保持プレート286
を高くなったランド282の後の正しい位置にロックす
るために、一対のピンすなわちストップ310を後部ホ
イールの面内の開口中に挿入し、保持プレート286の
円周方向外側のエッジと係合させて、プレート286が
チューブをまたぐその位置から円周方向に分離する動き
を阻止する。ピン310の取り外しおよび保持プレート
の取り外しのためのピンへのアクセスはその上にあるウ
ィンデイジプレートを取り外した後に可能になる。その
後、スロット294を介して工具を挿入することにより
後部シャフトから後方にピン310を引き抜く。ピン3
10を取り外すと、各保持プレートは、それが保持して
いたチューブから離れて円周方向にスライドしてスロッ
ト294と半径方向に整列させることができる。このよ
うに整列させれば、保持プレートは半径方向外側の方向
に引き抜かれる位置になる。
【0047】ここで図3Bと16を参照して蒸気冷却回
路を含む部品を分解する方法について説明する。エルボ
224と226は保持ワイヤ268により図3に示され
ている位置に保持されていることを思い起こされたい。
また、スプリングクリップ252がエルボにボルト止め
され、半径方向チューブ54と60を半径方向最も外側
の位置に保持する役目を果たしている。半径方向チュー
ブと軸方向チューブを取り外すためには、最初にワイヤ
268を取り外し、スプリングクリップ252のボルト
263をエルボからねじ外し、同様に取り外す。スプリ
ングクリップ252を取り外すことにより、半径方向チ
ューブ54と60はその上端が露出し、半径方向内側へ
動けるように解放される。チューブ54と60を半径方
向内側に移動させることにより、エルボ224と226
の軸方向で後方へのスライド移動ができるようになる。
エルボの上のカバープレートも解放される。エルボを直
接軸方向チューブに結合しているスプーリーもまた軸方
向にエルボと共に取り外すか、またはエルボとは別に軸
方向後方に引き抜いてもよい。図16には、帰還エルボ
226と帰還チューブ58を相互に連結しているスプー
リー246が示されている。エルボとスプーリーを取り
外したら、図17に示されているように半径方向チュー
ブ54と60を半径方向外側に向けて引き抜く。
【0048】ここで図18と19を参照して、保持プレ
ート286が解放され取り外されると、軸方向の供給チ
ューブ56と帰還チューブ58を軸方向後方に向けて引
き抜くことができる。プレート286を解放するには、
最初にその上にあるウィンデイジプレート287を取り
外した後、ピン310を、特に後部ディスク46の外側
リムの軸方向開口289を介して、ホイール20から後
方へ取り外す。ピン310を取り外すと各保持プレート
はそれが保持していたチューブから離れて円周方向をス
ライド移動することが可能になり、半径方向最も外側の
フランジ290を通ってスロット294と半径方向に整
列することになる。いったん整列されたら、保持プレー
ト286を図19の矢印で示されているように半径方向
外側に引き抜く。保持プレート286はチューブの軸方
向後方への動きを阻止する唯一の手段であるので、チュ
ーブ56と58は軸方向を後方へ引き抜くことができ
る。帰還チューブ58の取り外しを図20に示したが、
その移動方向は矢印で示されている。帰還チューブ58
の軸方向の引き抜きと共に、帰還チューブ58の前方端
と帰還マニホルドRMとを相互に連結するスプーリー1
80も取り外されることが了解されよう。スプーリー1
80が帰還チューブ58から切り離されたら、帰還チュ
ーブ58の置かれたホイールとスペーサを貫通する整列
された開口を通って取り外すことができる。
【0049】同様に、軸方向の供給チューブ56を、図
22に示されているように、ホイールとスペーサの整列
された開口から軸方向後方へ引き抜く。その前方端にあ
るスプーリーも同様にチューブと共に引き抜くか、また
は別に引き抜いてもよい。
【0050】図23を参照して、クロスオーバーチュー
ブとマニホルドを取り外すには、隣接するホイールの動
翼、すなわち第一段と第二段のホイール14、16の動
翼を取り外す。動翼を円周方向の配列に保持している保
持ワイヤ(図示してない)を最初に取り外す。これによ
り、第一段ホイールの動翼は取り外しのために軸方向前
方方向に移動できるようになり、また第二段ホイールの
動翼は軸方向・半径方向の矢印で示されているように取
り外しのために軸方向後方に移動できるようになる。動
翼を取り外す際に、動翼とマニホルドを連結しているス
プーリー142、162、210、194を動翼と共に
軸方向に引く。あるいは、これらのスプーリーはクロス
オーバーチューブ146と196と共に引き出すことが
できる。これらのスプーリーを取り外した後、クロスオ
ーバーチューブ146と196はスペーサのそれぞれの
両端を介して取り外せるように解放される。図24と2
5に示されているように、供給マニホルドから第一段動
翼までのクロスオーバーチューブ146は図25の矢印
で示されている軸方向前方に引き抜くことができる。同
様に、クロスオーバーチューブ196は、図25に示さ
れているように、取り外された第二のホイールの動翼が
占めていた空間中に軸方向後方に移動することができ
る。スプーリー56、142、148、180、19
4、214を取り外すと、マニホルドセグメントも取り
外しのために解放される。マニホルドセグメント120
と170を半径方向内側に短い距離だけ移動してスペー
サの上を覆っているリップを外す。次にマニホルドセグ
メントを円周方向に短い距離だけ回転する。次いで、図
26に矢印で示されているように、供給マニホルドセグ
メント120を軸方向に移動させ、その結果これを半径
方向外側方向に取り外してスペーサ30上のリップを外
すことができる。同様に、帰還マニホルドセグメント1
70を、半径方向内側に、円周方向に、軸方向前方に、
そして半径方向外側方向に移動させてスペーサ30と第
一段ホイール14との間から取り外す。
【0051】ボアチューブアセンブリ48も後部シャフ
ト106から引き抜くことができる。このボアチューブ
アセンブリ中の供給蒸気通路と戻り蒸気通路を定めてい
る内側チューブ84と外側チューブ82はその前方端が
エンドキャップ108に固定されていることも思い起こ
されよう。また、外側チューブ82とエンドキャップ1
08の外径は後部シャフト106の直径より小さく、ボ
アチューブアセンブリを軸方向後方に引き抜くことがで
きる。図3Bを参照すると、半径方向に延びる複数の1
つ、好ましくは4個のピン300が後部ディスク46の
直径の小さくなった部分を通って延びている。半径方向
のピン300の半径方向内側の末端はエンドキャップ1
08の外側周辺表面に形成された止まり穴または凹みに
係合しており、これら内側と外側のボアチューブ82と
84は、好ましくは溶接により、エンドキャップ108
の末端に固定されている。
【0052】半径方向のピン300をそのボアチューブ
係合位置に保持するために、図3Bに示されているよう
に、軸方向に延びる同じ複数のピン302が後部ディス
クを通して挿入されている。この軸方向のピン302は
半径方向のピンの半円形の切欠きに係合して半径方向の
ピン300をボアチューブアセンブリに係合した位置に
保持している。
【0053】したがって、ボアチューブアセンブリを取
り外すには、軸方向のピン302を軸方向に取り外して
半径方向のピンを半径方向外側に引き抜く動きに対して
解放する。軸方向のピン302へのアクセスは、主軸受
けカバーと補助部品の取り外しによって可能になる。半
径方向のピン300をエンドキャップの穴から引き抜く
ことにより、半径方向の蒸気供給チューブ54と蒸気戻
りチューブ60はすでに引き抜かれているので、ボアチ
ューブアセンブリを修復および/または交換のために後
部シャフトに沿って軸方向後方に引き抜くことができ
る。
【0054】以上のことから、タービンを蒸気冷却する
ための蒸気流路を含むさまざまな部品を必要に応じ、ま
たは予定したメンテナンス間隔でタービンから分解・取
り外し、修復または交換することができるということが
了解される。これらさまざまな蒸気部品をタービンに組
み立てるのはその分解に関して上に説明したのと逆の順
序で行えばよい。
【0055】現時点で最も実用的で好ましい態様と思わ
れる具体例に関連して本発明を説明して来たが、本発明
はこれら開示した具体例に限定されることはなく、特許
請求の範囲の思想と範囲内に含まれるさまざまな修正お
よび均等な配置構成を包含するものと理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい具体例による冷却系の一部を
含むタービンセクションを示すガスタービンの一部分の
断面図である。
【図2】説明を容易にするために一部を切り開き断面で
示したタービンロータの一部の断片透視図である。
【図3】図3A、3B、3Cおよび3Dの関係を示すブ
ロック図である。
【図3A】ロータのリムを示す断片断面図であり、熱媒
体帰還チューブが示されている図である。
【図3B】ロータの後部でそのリムに隣接する部分の拡
大断面図であり、半径方向の供給チューブおよび帰還チ
ューブならびにそれらとボアチューブアセンブリとの連
通状態が示されている図である。
【図3C】図3Bに示したボアチューブアセンブリの続
きを構成する拡大断面図である。
【図3D】ボアチューブアセンブリの後部端の拡大断面
図である。
【図4】供給マニホルドセグメントおよび帰還マニホル
ドセグメントとそれぞれ相互に連結された供給チューブ
および帰還チューブを示す、一部破断して断面で示す断
片透視図である。
【図5】ほぼ図4の5−5線に沿って取った拡大断片断
面図であり、供給マニホルドセグメントと、冷却媒体を
隣接するホイールの動翼に連通させるさまざまな通路と
が示されている図である。
【図6】ほぼ図4の6−6線に沿って取った断片断面図
であり、使用後冷却媒体を軸方向に隣接する動翼から帰
還チューブへ戻すための帰還マニホルドセグメントが示
されている図である。
【図7】供給マニホルドセグメントと帰還マニホルドセ
グメントとの間の関係を示す縮小断面図である。
【図8】帰還マニホルドセグメントの透視図である。
【図9】供給マニホルドセグメントの透視図である。
【図10】冷却媒体を軸流方向と半径流方向との間で方
向変換するための供給エルボの断面図である。
【図11】冷却媒体を軸流方向と半径流方向との間で方
向変換するための帰還エルボの断面図である。
【図12】エルボと後部ディスクの半径方向に延びる熱
媒体搬送チューブとの間の連結部を示す一部断面の断片
側面立面図である。
【図13】エルボと半径方向チューブとの間を連結する
スプリングクリップの透視図である。
【図14】後部ディスクで前方方向に見た断片立面図で
ある。
【図15】断面で表した隣接する部品の球状シートに係
合した球状端部を有する代表的なスプーリーの断片立面
図である。
【図16】部品を取り外した状態を示し、その取り外し
を容易にする移動の方向を示す図3と同様な図である。
【図17】半径方向チューブの半径方向の取り外しを示
す図16と同様な図である。
【図18】四段タービンの四番目のホイールの後部端面
の断片端面立面図である。
【図19】図18に示した保持プレートの取り外しを示
す断片断面図である。
【図20】帰還チューブの軸方向後方への取り外しを示
す図3Aと同様な図である。
【図21】帰還チューブとスプーリーの軸方向後方への
取り外しを示す図6と同様な図である。
【図22】供給チューブとスプーリーの後方への取り外
しを示す図5と同様な図である。
【図23】タービン動翼の第一段および第二段ホイール
からの取り外しを示す図3Aと同様な図である。
【図24】供給クロスオーバーチューブの前部および後
部スプーリーの取り外しを示す図5と同様な図である。
【図25】供給クロスオーバーチューブと帰還クロスオ
ーバーチューブの取り外しを示す図24と同様な図であ
る。
【図26】マニホルドセグメントの取り外しを示す図2
5と同様な図である。
【符号の説明】
R タービンロータ RM 帰還マニホルド SM 供給マニホルド 14、16、18、20 ホイール 22、24、26、28 動翼 30、32、34 スペーサ 46 後部ディスク 48 ボアチューブアセンブリ 52 供給源(プレナム) 54、60 半径方向チューブ 56、58 軸方向チューブ 128、180 スプーリー 146、196 クロスオーバーチューブ 224、226 流れ方向変換要素(エルボ) 252 連結部材(スプリングクリップ) 286 保持部品(プレート)。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動翼(22、24、26、28)を装着
    した軸方向に離隔したホイール(14、16、18、2
    0)、および前記ホイール間のスペーサ(30、32、
    34)、ならびに冷却媒体を流すための複数の部品から
    なる動翼を冷却するための閉鎖回路冷却系を有するター
    ビンロータ(R)であって、前記部品がロータ内に配置
    され冷却媒体を動翼へ、および動翼から流すための流路
    を規定する複数のチューブ(54、56、58、60)
    を含んでいる前記タービンロータにおいて、前記冷却系
    の1つ以上の部品を修復する方法であって、前記ロータ
    (R)から前記チューブ(54、56、58、60)の
    少なくともひとつを取り外し、修復した前記ひとつのチ
    ューブまたは前記ひとつのチューブに代わる交換部品を
    前記ロータに取り付ける工程を含む方法。
  2. 【請求項2】 前記ひとつのチューブが前記ロータ内で
    軸方向に延びており、前記ひとつのチューブを軸方向に
    引き抜き、修復した前記ひとつのチューブまたは前記ひ
    とつのチューブに代わる交換部品を軸方向に取り付ける
    工程を含む、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記ひとつのチューブが前記ロータ内で
    半径方向に延びており、前記ひとつのチューブを半径方
    向に引き抜き、修復した前記ひとつのチューブまたは前
    記ひとつのチューブに代わる交換部品を半径方向に取り
    付ける工程を含む、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 動翼(22、24、26、28)を装着
    した軸方向に離隔したホイール(14、16、18、2
    0)、および前記ホイール間のスペーサ(30、32、
    34)、ならびに冷却媒体を流すための複数の部品から
    なる動翼を冷却するための冷却系を有するタービンロー
    タ(R)であって、前記部品が、ほぼ軸方向に延びロー
    タの回りで互いに円周方向に離隔して冷却媒体を流すた
    めの流路を規定する複数のチューブ(56、58)、ほ
    ぼ半径方向に延び冷却媒体を流すための流路を規定する
    複数のチューブ(54、60)、ならびに前記ロータの
    一部を形成していて前記軸方向および半径方向に延びる
    チューブを相互に連結する複数の流れ方向変換要素(2
    24、226)を有する後部ディスク(46)を含んで
    おり、前記流れ方向変換要素が前記軸方向チューブおよ
    び半径方向チューブの流れ通路間で冷却媒体を連通させ
    方向変換する流路を有している前記タービンロータにお
    いて、前記冷却系の少なくとも一部を分解する方法であ
    って、前記後部ディスク(46)から前記流れ方向変換
    要素(224、226)を取り外し、前記後部ディスク
    から前記半径方向チューブ(54、60)を半径方向外
    側方向に取り外し、そして前記軸方向チューブ(56、
    58)をほぼ後部方向に取り外す工程を含む方法。
  5. 【請求項5】 前記半径方向チューブが連結部材(25
    2)によって前記流れ方向変換要素に解放可能なように
    結合されており、前記流れ方向変換要素を取り外す前
    に、前記連結部材を前記流れ方向変換要素から外すこと
    によって前記流れ方向変換要素を前記半径方向チューブ
    から外すことを含む、請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記連結部材を外した後半径方向チュー
    ブを半径方向内側方向に移動させることを含む、請求項
    5記載の方法。
  7. 【請求項7】 半径方向チューブを前記半径方向内側方
    向に移動させた後前記半径方向チューブを半径方向外側
    方向に前記ロータから取り外すことを含む、請求項6記
    載の方法。
  8. 【請求項8】 軸方向チューブが保持部品(286)に
    よって後方への軸方向の動きに抗してロータ内に保持さ
    れており、さらに、保持部品を取り外して軸方向チュー
    ブを後方への軸方向の動きに対して解放する工程を含
    む、請求項4記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記保持部品が各軸方向チューブの両側
    に一対の保持プレートを含んでおり、これらプレートを
    ロータから取り外すためにほぼ円周方向に、その後ほぼ
    半径方向に移動する工程を含む、請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記ロータが、前記軸方向チューブの
    少なくともひとつおよび前記動翼の少なくともひとつの
    内部冷却通路と連通している少なくともひとつのマニホ
    ルド(SM、RM)、ならびにひとつの軸方向チューブ
    とマニホルドを相互に連結するスプーリー(128、1
    80)を含んでおり、スプーリーをひとつの軸方向チュ
    ーブと共に軸方向後方に取り外すかまたはひとつの軸方
    向チューブを取り外した後にスプーリーを軸方向後方に
    別途取り外す工程を含む、請求項4記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記ロータが前記軸方向チューブの少
    なくともひとつおよび前記ロータの隣接する複数のホイ
    ールの各々の少なくともひとつの動翼の内部冷却通路と
    連通している少なくともひとつのマニホルド(SM、R
    M)を含んでおり、前記隣接するホイールがスペーサに
    より互いに軸方向に離隔されており、前記スペーサが前
    記マニホルドと隣接するホイールの前記ひとつの動翼と
    の間に冷却媒体を流すためのクロスオーバーチューブ
    (146、196)を有しており、ひとつの動翼を軸方
    向に移動して前記隣接するホイールから解放することに
    よって前記隣接するホイールの前記ひとつの動翼を取り
    外し、前記クロスオーバーチューブをひとつの動翼が取
    り外された隣接するホイールに向かって軸方向に移動す
    ることによって前記クロスオーバーチューブを前記スペ
    ーサから取り外す工程を含む、請求項4記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記ロータが前記動翼を装着した隣接
    するホイールを含んでおり、前記ホイールがスペーサ
    (30)によって互いに軸方向に離隔されており、前記
    ロータがさらに前記スペーサの両側に第一と第二のマニ
    ホルド(SM、RM)を含んでおり、前記第一のマニホ
    ルド(SM)は、前記軸方向チューブのひとつ(56)
    に連結されていて、前記第一のマニホルドと前記ホイー
    ルのひとつの少なくともひとつの動翼(22)との間に
    冷却媒体を流すために前記スペーサを貫通して延びる第
    一のクロスオーバーチューブ(146)をもっており、
    前記第二のマニホルド(RM)は、前記軸方向チューブ
    の別のひとつ(58)に連結されていて、前記第二のマ
    ニホルドと前記ホイールの別のひとつの少なくともひと
    つの動翼(24)との間に冷却媒体を流すために前記ス
    ペーサを貫通して延びる第二のクロスオーバーチューブ
    (196)をもっており、前記動翼(22、24)を前
    記ホイールから取り外し、その後前記クロスオーバーチ
    ューブを軸方向に移動することによってクロスオーバー
    チューブを前記スペーサから取り外す工程を含む、請求
    項4記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記ロータが前記軸方向チューブ(5
    6、58)の少なくともひとつおよび前記動翼(22、
    24)の少なくともひとつの内部冷却通路と連通してい
    る少なくともひとつのマニホルド(SM、RM)を含ん
    でおり、ロータに対するマニホルドの軸方向の移動によ
    りマニホルドをロータから取り外し、ひとつのマニホル
    ドをほぼ半径方向外側方向にロータから引き抜く工程を
    含む、請求項4記載の方法。
  14. 【請求項14】 マニホルドを取り外す工程がマニホル
    ドを軸方向に移動する前にマニホルドを半径方向内側に
    移動することを含む、請求項13記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記冷却系の前記少なくとも一部を分
    解した後、前記取り外した部品のひとつを実質的に同等
    な交換部品と交換することを含めて前記取り外した部品
    を再度取り付けることを含む、請求項4記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記ロータが半径方向チューブ(5
    4、60)と供給源(52)との間で冷却媒体を連通さ
    せるための軸方向に延びるボアチューブアセンブリ(4
    8)を含んでおり、ボアチューブアセンブリをロータか
    ら軸方向後方に取り外す工程を含む、請求項4記載の方
    法。
  17. 【請求項17】 動翼を装着した軸方向に離隔したホイ
    ール、および前記ホイール間のスペーサ、ならびに冷却
    媒体をロータ内で動翼へ、および動翼から流すための複
    数の部品からなる動翼を冷却するための閉鎖回路冷却系
    を有するタービンロータにおいて、前記冷却系の1つ以
    上の部品を修復する方法であって、前記ロータから前記
    冷却系部品の少なくともひとつを取り外し、修復した前
    記ひとつの冷却系部品または前記ひとつの冷却系部品に
    代わる交換部品を前記ロータに取り付ける工程を含む方
    法。
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