JP2001140106A - 補整下着 - Google Patents

補整下着

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JP2001140106A
JP2001140106A JP31357599A JP31357599A JP2001140106A JP 2001140106 A JP2001140106 A JP 2001140106A JP 31357599 A JP31357599 A JP 31357599A JP 31357599 A JP31357599 A JP 31357599A JP 2001140106 A JP2001140106 A JP 2001140106A
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JP
Japan
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trimming
groin
crotch
wearer
panel
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Pending
Application number
JP31357599A
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English (en)
Inventor
Ryoko Kono
良子 河野
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Tobi Co Ltd
Original Assignee
Tobi Co Ltd
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Publication date
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  • Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)
  • Corsets Or Brassieres (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧迫感や苦痛感を伴うことなく、衣服を着た
ときの腹部および大腿部等の体形線を整えてシルエット
を滑らかな美しいラインに補整すると共に、着座したと
きの股部近傍にできる座りじわを極力少なくすることが
可能な補整下着を提供する。 【解決手段】 補整下着10は、左右の前身頃パネル部
12a,14aと、左右の後身頃パネル部12b,14
bと、左右の前身頃パネル部12a,14aの間に配設
される正面パネル部20と、股下に配置される股当パネ
ル部24とを含み、左右の前身頃パネル部12a,14
aの鼠径部に対応部分近傍には、着用者の下腹部から鼠
径部および大腿部にかけての凹凸部の度合い抑制し、衣
服を着たときのその凹凸部の段差を補整する補整スペー
サ30が配設される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、補整下着に関
し、たとえばガードル、パンティー、ズボン下、コルセ
ット等に適用され、着用者がスカート、ズボン等の衣服
を着たときの体形のシルエットが補整される、補整下着
に関する。
【0002】
【従来の技術】本願発明の背景となる従来のガードルに
は、ガードルの着用時に下腹部、鼠径部および臀部等を
締めつけて押圧・圧迫することにより、下腹部の出っ張
りの矯正と臀部のヒップアップ効果を得るためのものが
数多く見受けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のガードルでは、下腹部および臀部と共に、鼠
径部も締めつけられて押圧・圧迫されるため、下腹部か
ら鼠径部および大腿部にかけて表面に凹凸部のラインが
はっきりと出てしまう。そのため、この従来のガードル
を着用後、スカートおよびズボン等の衣服を着た場合、
下腹部の衣服の表面の出っ張り部分が強調されることに
なり、美しいシルエットラインを演出できない。さら
に、この従来のガードルを着用した場合、たとえばスカ
ート、パンツスタイルで着座したときに、股の部分にし
わができやすいものとなる。しかも、この従来のガード
ルでは、下腹部、鼠径部および臀部等が締めつけられて
圧迫されるので、着用時の圧迫感やときには苦痛感さえ
おこす恐れがあり、また、血行不良による冷えや疲労感
を与える等の問題も生じることがあった。
【0004】それゆえに、本願発明の主たる目的は、圧
迫感や苦痛感を伴うことなく、衣服を着たときの腹部お
よび大腿部等の体形線を整えてシルエットをなめらかな
美しいラインに補整すると共に、着座したときの股部近
傍にできる座りじわを極力少なくすることが可能な補整
下着を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明にかかる補整下
着は、左右の前身頃パネル部と、左右の後身頃パネル部
と、左右の前身頃パネル部の間に配設される正面パネル
部と、股下に配置される股当パネル部とを含み、左右の
前身頃パネル部の鼠径部近傍には、着用者の下腹部から
鼠径部および大腿部にかけての凹凸部を補整する補整ス
ペーサが配設されたことを特徴とする、補整下着であ
る。補整スペーサは、弾性を有する素材で形成され、着
用者の肌側に位置する膨出部を備えたパッドを含んでも
よい。さらに、補整スペーサは、伸縮性を有する生地か
らなる収納部に出し入れ自在に収納されるようにしても
よい。
【0006】左右の前身頃パネル部の鼠径部近傍に設け
られた補整スペーサは、着用者の下腹部の出っ張り部か
ら鼠径部および大腿部にかけての凹凸部の度合いを抑制
して、下腹部から鼠径部および大腿部にかけての体型線
を補整する。そのため、本願発明にかかる補整下着を着
用後、スカートおよびズボン等の衣服を着た場合、下腹
部の衣服表面の出っ張り部分と鼠径部および大腿部の衣
服表面の凹み部分との凹凸差、つまり、段差部の差を小
さくすることができ、滑らかな美しいシルエットライン
が演出される。さらに、本願発明にかかる補整下着を着
用した場合、スカート、パンツスタイルで着座した場合
でも、股の部分にできるしわを極めて少なくすることが
できる。
【0007】本願発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0008】
【発明の実施の形態】
【実施例】図1は本願発明にかかる補整下着の一例を示
す正面図である。本実施例では、たとえばガードルとし
て適用される補整下着について説明する。本実施例にか
かる補整下着10は、左右の前身頃パネル部12a,1
4aを含む。左右の前身頃パネル部12a,14aは、
合引(脇縫目・脇線)の縫着線16,18部分で、左右
の後身頃パネル部12b,14bと縫着されている。左
右の前身頃パネル部12a,14aは、たとえば正面視
逆三角形状の正面パネル部20と縫着される。正面パネ
ル部20は、左右の前身頃パネル部12a,14a間に
配置され、正面パネル部20の左右方向の側端縁21,
21が左右の前身頃パネル部12a,14aの側端縁に
縫着される。
【0009】また、左右の後身頃パネル部12b,14
bは、たとえば図2に示すように、尻縫目の縫着線22
部分で縫着される。さらに、左右の前身頃パネル部12
a,14aおよび左右の後身頃パネル部12b,14b
の端縁と正面パネル20の下端縁との間には、股当パネ
ル部24が配置され、内股縫着線26部分および股縫着
線28部分により縫着される。
【0010】さらに、左右の前身頃パネル部12a,1
4aには、着用者の鼠径部近傍に対応する位置に、補整
スペーサ30が配設される。補整スペーサ30は、図3
に示すように、たとえば平面視略台形扇状で断面略弓形
のブロック体からなるパッド32として形成される。パ
ッド32は、発泡体等の弾性(クッション性)を有する
材料で形成され、球冠状の膨出部34を含む。膨出部3
4の反対側は、平面状部36に形成される。
【0011】パッド32は、たとえば図4,図1および
図2に示すように、その膨出部34が着用者の肌側に位
置し、その平面状部36が肌側とは反対側に位置する、
つまり、着用者が衣服を着た場合の衣服側に位置するよ
うに配置される。さらに、パッド32の小形部38は、
着用者の股の内側(鼠径部の長内転筋側)に位置し、パ
ッド32の大形部40は、股の外側(鼠径部の大腿筋膜
張筋側)に位置するように配置される。すなわち、パッ
ド32は、着用者の鼠径部近傍に対応する所定の位置に
配置され、パッド32の周縁端とわずかな間隔を隔て
て、縫着周線42部分で縫着される。
【0012】本実施例では、パッド32がアクリル、ナ
イロン、ポリウレタン、ポリエステル等の伸縮性を有す
る素材(被包材)からなる被包部44で包み込まれるよ
うに配設される。被包部44を形成する被包材は、先に
例示した合成樹脂以外にも、伸縮性を有する天然樹脂材
料で形成されてもよい。また、被包材は、各種の合成繊
維、人造繊維、天然繊維またはこれらの組み合わせ等が
用いられ、その素材の種類は、本実施例の補整下着10
の上から着用されるスカート、パンツ等の衣類の種類や
目的、付与したい性質などにより適宜選定すればよい。
【0013】上述の実施例では、パッド30が被包部4
4で包み込むように、縫着周線42部分で縫着された
が、パッド30は、たとえば図2に示すように、所定の
部位に配設されたポケット状の収納部46内に出し入れ
自在に収納するようにしてもよい。この場合、パッド3
0は、ポケット部46への出し入れが簡単にできるよう
に、たとえば図3に示すような形状に形成され、さら
に、補整する部位の厚さを調節できるように形成される
ものである。
【0014】なお、ポケット状の収納部46は、ネット
状(網状体)に形成されてもよく、その場合、パッド3
0を網目を通して指で比較的簡単に移動させることがで
きるので、パッド30の収納部46内での位置決めが容
易である。
【0015】補整スペーサ30は、本実施例の補整下着
10を着用後にスカートおよびズボン等の衣服を着た場
合、図4等に示すように、着用者の下腹部の衣服表面の
出っ張り部分と鼠径部および大腿部の衣服表面の凹み部
分との凹凸部(段差部)の差を小さくすることができ
る。そのため、本実施例の補整下着10では、それを着
用した場合、滑らかな美しいシルエットラインを演出す
ることができる。本実施例の補整下着10は、従来の補
整下着よりも、圧迫感および苦痛感を与えることなく補
整力を高めることができるため、比較的高齢のご婦人向
きのものとなっている。
【0016】さらに、本実施例の補整下着10を着用し
た場合、図4等に示すように、着用者の下腹部の両サイ
ドから鼠径部近傍にかけて、パッド32により膨らみを
持たせることができる。そのため、スカート、パンツス
タイルで着座した場合でも、股の部分にできるしわを極
めて少なくすることができ、衣服を美しく着用すること
ができる。
【0017】なお、上述の各実施例では、たとえば女性
用のガードルとして用いられる補整下着10について説
明したが、本願発明にかかる補整下着は、図5に示すよ
うなたとえば男性用のトランクスタイプのパンツ10、
あるいは、図6に示すようなたとえば女性用のパンテイ
ー10にも適宜適用され得るものであり、特に、比較的
高齢のご婦人が着用するパンティー、ズボン下、コルセ
ット等に適用されることが好ましいものである。
【0018】また、本実施例の補整下着10では、左右
の前身頃パネル部12a,14aおよび左右の後身頃パ
ネル部12b,14bが合引の縫着線16,18部分で
縫着されたが、左右の後身頃パネル部12b,14b間
に、別途、背面パネル部(図示せず)を縫着した構成の
補整下着にも、本願発明は適宜適用され得るものであ
る。
【0019】
【発明の効果】本願発明によれば、圧迫感や苦痛感を伴
うことなく、衣服を着たときの腹部および大腿部等の体
形線を整えてシルエットをなめらかな美しいラインに補
整すると共に、着座したときの股部近傍にできる座りじ
わを極力少なくすることが可能な補整下着が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明にかかる補整下着の一例を示す正面図
である。
【図2】本願発明にかかる補整下着の他の例を示す一部
切欠き背面図である。
【図3】図1および図2の補整下着に適用される補整ス
ペーサの一例を示す斜視図である。
【図4】図1ないし図2の補整下着を着用したときの状
態を示す側面図解図である。
【図5】本願発明にかかる補整下着のさらに他の例を示
す正面図である。
【図6】本願発明にかかる補整下着のさらに他の例を示
す正面図である。
【符号の説明】
10 補整下着 12a,14a 左右の前身頃パネル部 12b,14b 左右の後身頃パネル部 16,18 合引の縫着線 20 正面パネル部 22 尻縫目の縫着線 24 股当パネル部 26 内股縫着線 28 股縫着線 30 補整スペーサ 32 パッド 34 膨出部 36 平面状部 38 小形部 40 大形部 42 縫着周線 44 被包部 46 収納部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の前身頃パネル部、 左右の後身頃パネル部、 前記左右の前身頃パネル部の間に配設される正面パネル
    部、および股下に配置される股当パネル部を含み、 前記左右の前身頃パネル部の鼠径部近傍には、着用者の
    下腹部から鼠径部および大腿部にかけての凹凸部を補整
    する補整スペーサが配設されたことを特徴とする、補整
    下着。
  2. 【請求項2】 前記補整スペーサは、弾性を有する素材
    で形成され、着用者の肌側に位置する膨出部を備えたパ
    ッドを含む、請求項1に記載の補整下着。
  3. 【請求項3】 前記補整スペーサは、伸縮性を有する生
    地からなる収納部に出し入れ自在に収納されることを特
    徴とする、請求項1または請求項2に記載の補整下着。
JP31357599A 1999-11-04 1999-11-04 補整下着 Pending JP2001140106A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021085822A1 (ko) * 2019-10-30 2021-05-06 이한상 체형 교정용 기능성 의류
KR20210058632A (ko) * 2019-11-14 2021-05-24 이한상 체형 교정용 기능성 의류

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021085822A1 (ko) * 2019-10-30 2021-05-06 이한상 체형 교정용 기능성 의류
KR20210058632A (ko) * 2019-11-14 2021-05-24 이한상 체형 교정용 기능성 의류
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Effective date: 20040120