JP2001139098A - 逆止弁手段を備えた液体注出具 - Google Patents

逆止弁手段を備えた液体注出具

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JP2001139098A
JP2001139098A JP32667499A JP32667499A JP2001139098A JP 2001139098 A JP2001139098 A JP 2001139098A JP 32667499 A JP32667499 A JP 32667499A JP 32667499 A JP32667499 A JP 32667499A JP 2001139098 A JP2001139098 A JP 2001139098A
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純一 伊坪
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的安価に製造することができるにもかか
わらず長期間に渡って確実に機能する逆止弁手段(6
0、160)を備えた液体注出具(2、102)を提供
する。 【解決手段】 逆止弁手段は弁座部材(62、162)
及び逆止弁部材(64、164、264)を具備する。
弁座部材は通過口(78、178)が形成されている弁
座壁(70、170)を含み、弁座壁の上面は半径方向
内側に向かって外方に傾斜する略円錐台形状である。弁
逆止弁部材は中央に円形開口(82、182、282)
が形成された円板形状の弾性材から構成されており、弁
座部材の弁座壁の外面に積層され、通常は弁座壁の上面
に沿って延在せしめられて通過内を閉じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体を収容した容
器、特に厚紙製外箱とこの外箱内に収納された合成樹脂
フィルム製袋とから構成された所謂バッグ−イン−ボッ
クス(bag-in-box) と称される容器、に適用される液体
注出具に関する。
【0002】
【従来の技術】当業者には周知の如く、シロップ等の原
液に水等を加えて生成される飲料を紙コップに注ぐ形態
の飲料自動販売機においては、原液の供給源として、バ
ッグ−イン−ボックスと称される容器が好適に使用され
ている。かかる容器は厚紙製外箱と合成樹脂フィルム製
袋とから構成されている。袋の開口部には適宜の合成樹
脂から成形することができる口部が固定されている。か
ような袋は外箱内に収納され、その開口部に固定された
口部が外箱に形成されている開口を通して突出せしめら
れる。袋の口部には液体注出具が適用される。液体注出
具は袋の口部に装着される主部材を含んでおり、この主
部材には液体排出口が形成されている。液体注出具は、
更に、液体排出口を閉じる閉位置と液体排出口を開放す
る開位置との間を移動自在に主部材に装着された開閉弁
部材と、この開閉弁部材を閉位置に弾性的に偏倚せしめ
る弾性偏倚手段とを含んでいる。飲料自動販売機内に容
器をセットする際には、真空吸引手段から延びるホース
の先端に固定された連結具が液体注出具に接続される。
連結具を液体注出具に所要とおりに接続すると、連結具
に配設されている押圧ロッドが液体注出具の開閉弁部材
に作用し、弾性偏倚手段の弾性偏倚作用に抗して開閉弁
部材を開位置に強制し、かくして液体注出具の主部材に
形成されている液体排出口が開放される。従って、真空
吸引手段が作動せしめられると、袋内に収容されている
原液が液体注出具の液体排出口を通して吸引される。
【0003】上述したとおりの形態の飲料自動販売機に
おいては、特に原液が発酵性のものである場合、液体注
出具の液体排出口を通して一旦袋から排出された液体或
いはホース内に存在する液体又は気体が袋内に進入する
と、微生物が原液に混入し、これに起因して原液に望ま
しくない異常発酵が発生してしまう傾向がある。かよう
な事実に鑑み、実公平6−21904号公報に開示され
ている液体注出具においては、中央部に通過口が形成さ
れている弁座部材と弾性膜から形成された逆止弁部材と
から構成された逆止弁手段を付設している。逆止弁部材
は断面形状が略M字形状であり、弁座部材の外側に積層
され、通常は凹状に窪んだ中央部が弁座部材の通過口を
閉じていて、液体又は気体が袋内に進入するのを阻止し
ている。真空吸引手段が作動せしめられて逆止弁部材の
内側の圧力よりも外側の圧力が所定値以上低減せしめら
れると、逆止弁部材の中央部が外方に膨出せしめられて
弁座部材に形成されている通過口が開放され、かくして
袋内の原液の排出が可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】而して、上記実公平6
−21904号公報に開示されている液体注出具も、未
だ充分に満足し得るものではなく、次のとおりの解決す
べき問題を有する。第一に、断面形状がM字状である弾
性膜の成形は比較的困難であり、従って逆止弁部材の製
造コストが比較的高価である。第二に、逆止弁部材の内
側の圧力よりも外側の圧力が所定値以上低減せしめられ
ることによって、逆止弁部材の中央部が外方に膨出せし
められた後に、真空吸引手段の作動停止によって逆止弁
の外側の圧力が上昇せしめられた時に、逆止弁部材の中
央部が元の形状に充分確実に復元されず、これに起因し
て弁座部材に形成されている通過口の閉鎖が不充分にな
り、従って袋内への液体又は気体の進入阻止が不充分に
なる傾向がある。更に、逆止弁部材の中央部が膨出と復
元とを繰り返すことによって比較的短期間の内に劣化さ
れて、所要とおりに機能しなくなる傾向がある。
【0005】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、その主たる技術的課題は、比較的安価に製造する
ことができるにもかかわらず、長期間に渡って所要のと
おりに充分確実に機能する逆止弁手段を備えた液体注出
具を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、鋭意検討
及び実験の結果、弁座部材を上面が略円錐台形状である
弁座壁を含む形態にせしめると共に、中央に円形開口が
形成された円板形状又は又は中央に円形開口が形成され
た円錐筒形状であるの弾性部材から逆止弁部材を構成
し、弁座部材の弁座壁の外面に逆止弁部材を積層せしめ
て、通常は逆止弁部材が弁座部材の略円錐台形状の弁座
壁に沿って延在して、弁座壁に形成されている通過口を
閉じるようになすことによって、上記技術的課題を達成
することができることを見出した。
【0007】即ち、本発明によれば、上記技術的課題を
達成する液体注出具として、液体を収容した容器の口部
に装着され、且つ液体排出口を有する主部材と、該液体
排出口を閉じる閉位置と該液体排出口を開放する開位置
との間を移動自在に該主部材に装着された開閉弁部材
と、該開閉弁部材を該閉位置に弾性的に偏倚する弾性偏
倚手段と、該容器からの液体の流出は許容するが該容器
内への流体の流入を阻止するための逆止弁手段とを備え
た、液体注出具において、該逆止弁手段は、半径方向内
側に向かって外方に傾斜する略円錐台形状の上面を有す
る弁座壁を含み、該弁座壁には少なくとも1個の通過口
が形成されている弁座部材と、中央に円形開口が形成さ
れた円板形状又は中央に円形開口が形成された円錐筒形
状である弾性部材から構成された逆止弁部材とを具備
し、該逆止弁部材は該弁座部材の該弁座壁の外面に積層
され、通常は該弁座壁に沿って延在せしめられて該通過
口を閉じており、該逆止弁部材の内方の圧力よりも外方
の圧力が所定値以上低減せしめられると該逆止弁部材が
弾性的に変形されて該通過口が開かれる、ことを特徴と
する液体注出具が提供される。
【0008】好適実施形態においては、該弁座部材は該
弁座壁の半径方向内側において外方に突出する円筒形状
の装着壁を有し、該装着壁の外径は該逆止弁部材の該円
形開口の内径よりも幾分大きく、該逆止弁部材の該円形
開口を強制的に該装着壁に被嵌せしめることによって該
逆止弁部材が該弁座壁に沿って延在する形状にせしめら
れる。該逆止弁部材の周縁部が所定位置に固定され、該
周縁部以外の部分が該弁座壁によって強制的に該弁座壁
に沿って延在する形状にせしめられる形態の逆止弁部材
を使用することもできる。該逆止弁部材は合成ゴムから
形成されているのが好適である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に従って構成された液体注出具の好適実施形態につい
て、更に詳述する。
【0010】図1乃至図3は、本発明に従って構成され
た液体注出具の第一の実施形態を図示している。全体を
番号2で示す液体注出具は主部材4を含んでいる。適宜
の合成樹脂から一体に成形することができる主部材4は
円形主壁6を有する。図1を参照することによって理解
される如く、主壁6の中央部には主壁6から上方及び下
方に延出する円筒形状の案内壁8が形成されている。主
壁6には、案内壁8の周囲に等角度間隔をおいて配設さ
れた5個の液体排出口10も形成されている。液体排出
口10の各々は円形でよい。主壁6の下面には下方に突
出する略円筒形状の弁座壁12が形成されている。この
弁座壁12の内周面下部は下方に向かって内径が漸次増
大する円錐台形状にせしめられている。主部材4には、
主壁6の外周縁部から上方に延びる円筒形状の直立壁1
4、主壁6に対して幾分下方に変位して半径方向外方に
延出しているフランジ壁16、及びフランジ壁16の下
面内周縁部から下方に垂下する略円筒形状の垂下壁18
も配設されている。直立壁14の外周面には雄螺条20
が形成されている。図1を参照することによって理解さ
れる如く、フランジ壁16の外周縁は波形状にせしめら
れている。垂下壁18の外周面には適宜の形状でよい環
状係止突条22及び24が形成されている。また、垂下
壁18の内周面下部には環状係止溝26を含む環状係止
凹部28が形成されている。
【0011】液体注出具2は、適宜の合成樹脂から一体
に形成することができる開閉弁部材30も含んでいる。
図示の開閉弁部材30は円形基壁32、基壁32の中央
から上方に延びる直立円柱34、基壁32の周縁から上
方に延びる円筒形状の直立内壁36、直立内壁36の上
端から半径方向外方に延びる環状上壁38、上壁38の
外周縁から下方に向かって半径方向外方に傾斜して延び
る円錐台筒形状の外壁40、及び外壁40の下端から半
径方向外方に延びるフランジ壁42を有する。外壁40
の外周面には環状密封突条44が形成されている。かよ
うな開閉弁部材30は、その直立円柱34を下方から上
記主部材4の案内壁8内に挿通せしめることによって、
上記主部材4に装着される。後に更に言及する如く、開
閉弁部材30は図2に示す閉位置と図3に示す開位置と
の移動自在に主部材4に装着され、開閉弁部材30が図
2に示す閉位置にせしめられると、外壁40に形成され
ている環状密封突条44が主部材4の弁座壁12に密接
せしめられ、かくして主部材4の液体排出口10が閉じ
られ、液体排出口10を通る液体の流出が阻止される。
開閉弁部材30が図3に示す開位置にせしめられると、
外壁40に形成されている環状密封突条44が主部材4
の弁座壁12から下方に離隔せしめられ、かくして主部
材4の液体排出口10が開放され、液体排出口10を通
る液体の流出が許容される。
【0012】液体注出具2には、上記開閉弁部材30を
上記閉位置に弾性的に偏倚するための弾性偏倚手段46
が配設されている。適宜の合成樹脂から形成することが
できる図示の弾性偏倚手段46は、略円筒状の装着壁4
8及びこの装着壁48内に配設された弾性壁50を有す
る。装着壁48の外周面は、上記主部材4の垂下壁18
の内周面下部の環状係止凹部28に対応した形状にせし
められており、環状係止凹部28の環状係止溝26に係
止せしめられる環状係止突条52が形成されている。弾
性壁50は、装着壁48の内周面から半径方向内方に向
かって下方に傾斜して延びる第一傾斜部54、次いで半
径方向内方に向かって上方に傾斜して延びる第二傾斜部
56、略鉛直に上方に延びる円筒形状部57及び円形上
部59を有する。第一傾斜部54の断面は凸円弧状であ
り、第二傾斜部56の断面は凹円弧状である。図1を参
照することによって理解される如く、弾性壁50の第一
傾斜部54及び第二傾斜部56には、周方向に等角度間
隔をおいて半径方向に細長く延びる8個の液体通過スリ
ット58が形成されている。かような弾性偏倚手段46
は、その装着壁48を主部材4の垂下壁18の内周面下
部に位置付けて環状係止突条52を環状係止溝26に係
止せしめることによって、主部材4に固定される。図2
及び図3を参照することによって明確に理解される如
く、主部材4の所定位置に弾性偏倚手段46が固定され
ると、弾性壁50の上面が、後述する逆止弁手段の弁座
部材を介して、開閉弁部材30の基壁32の下面に押圧
せしめられ、これによって弾性壁50の第一傾斜部54
及び第二傾斜部56が幾分弾性変形せしめられて、開閉
弁部材30を上方に弾性的に偏倚して上述した閉位置に
弾性的に強制する。
【0013】本発明に従って構成された液体注出具2に
は、全体を番号60で示す逆止弁手段も配設されてい
る。この逆止弁手段60は弁座部材62及び逆止弁部材
64から構成されている。適宜の合成樹脂から一体に形
成することができる弁座部材62は、略円筒形状の基壁
66、この基壁66の上端から半径方向外方に延び、次
いで下方に延びる薄肉係止壁68、基壁66の内周面上
端部から半径方向内側に弁座壁70、弁座壁70の半径
方向内側において上方(即ち外方)に延びる円筒形状の
装着壁72、装着壁72に続いて更に上方に延びる蛇腹
壁74、及び円形上面壁76を有する。図示の実施形態
における弁座壁70はその全体が半径方向内側に向かっ
て上方(即ち外方)に傾斜して延びる略円錐台形状であ
り、その上面(即ち外面)と共にその下面(即ち内面)
も半径方向内側に向かって上方(即ち外方)に傾斜して
延びる略円錐台形状である。かような弁座壁70には周
方向に等角度間隔をおいて8個の通過口78が形成され
ている。通過口78の各々は円形でよい。装着壁72と
蛇腹壁74の境界には半径方向外側に突出する環状拘束
壁80が形成されている。かような弁座部材62は、図
2及び図3に明確に図示する如く、基壁66を上記弾性
偏倚手段46の装着壁48の内周面上部に位置せしめ、
薄肉係止壁68を上記弾性偏倚手段46の装着壁48の
上面に沿って延び、次いで装着壁48の外周面と主部材
4の垂下壁18の内周面との間に進入するようにせしめ
て所定位置に固定される。弁座部材62の蛇腹壁74
は、上記開閉弁部材30の基壁32と上記弾性偏倚手段
46の弾性壁50の上面との間で圧縮される。
【0014】逆止弁手段60の逆止弁部材64は中央に
円形開口82が形成されている円板形状の弾性部材から
形成されている。好適弾性部材としては、イソプレンゴ
ム、ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、エチレンプロ
ピレンジエンゴム、ブチルゴム、シリコーンゴム、ウレ
タンゴム、フッ化ゴム、スチレンブタジエンゴム、アク
リロニトリルーブタジエンゴム、その他の合成ゴムを挙
げることができる。合成ゴムから逆止弁部材64を形成
する場合には、例えば、合成ゴムを未加硫状態でシート
状に押し出し、次いでプレス成形型によって所要形状に
打ち抜くと共にプレス成形型を介して加熱して加硫する
ことによって好都合に成形することができる。所望なら
ば、合成ゴムに代えて、ポリスチレン系エラストマー、
ポリオレフィン系エラストマー、ポリウレタン系エラス
トマー、ポリエステル系エラストマー、ポリアミド系エ
ラストマー、ポリ塩化ビニル系エラストマーの如き熱可
塑性エラストマーから逆止弁部材64を形成することも
できる。熱可塑性エラストマーから逆止弁部材64を形
成する場合には、周知の真空成形法又は射出成形法等を
適用することができる。逆止弁部材64は、図2及び図
3から明確に理解される如く、円形開口82を弾性的に
幾分拡張せしめて、弁座部材62の装着壁72に強制的
に被嵌せしめる、ことによって弁座部材62の弁座壁7
0の上面(即ち外面)に積層される。弁座部材62の装
着壁72の外径D1は逆止弁部材64の円形開口82の
内径D2よりも幾分大きいことが好ましい。D1−D2
=0.5〜2.5mm程度であるのが好適である。弾性
部材から形成された逆止弁部材64を、その円形開口8
2を弾性的に拡張せしめて弁座部材62の装着壁72に
装着すると、逆止弁部材64に作用する応力に起因して
逆止弁部材64は、図2及び図3に図示する如く、円錐
台筒形状に弾性的に変形せしめられ、かくして弁座部材
62における略円錐台筒形状の弁座壁70の上面に沿っ
て延在せしめられ、弁座壁70に密接して通過口78を
閉じる。弁座部材62の装着壁72と蛇腹壁74との境
界に形成されている環状拘束壁80は、装着壁72から
逆止弁部材64が偶発的に離脱するのを確実に防止す
る。装着壁72に逆止弁部材64を装着すると、逆止弁
部材64が図2及び図3に図示する如く半径方向外側に
向かって下方に傾斜して延びる円錐台筒形状ではなく、
図2に二点鎖線で示す如く半径方向外側に向かって上方
に傾斜して延びる円錐台形状に変形される可能性もあ
る。しかしながら、図示の実施形態においては、逆止弁
部材64が図2に二点鎖線で示す如く半径方向外側に向
かって上方に傾斜して延びる円錐台形状に変形されたと
しても、液体注出具2の全ての要素を所要とおりに組み
付けると、図2及び図3を参照することによって容易に
理解されるとおり、開閉弁部材30に形成されているフ
ランジ壁42が逆止弁部材64に作用してこれを下方に
強制し、従って逆止弁部材64は必然的に図2及び図3
に実線で示す如く半径方向外側に向かって下方に傾斜し
て延びる円錐台筒形状に変形せしめられる。
【0015】上述したとおりの液体注出具2の使用様式
について説明すると、図2に二点鎖線で示す如く、シロ
ップ等の原液を収容した合成樹脂フィルム製袋84の開
口部には適宜の合成樹脂から形成することができる口部
86が溶着の如き適宜の方法によって固定されている。
合成樹脂フィルム製袋84自体は厚紙製でよい外箱(図
示していない)内に収納されており、その口部86のみ
が外箱から突出せしめられている。本発明に従って構成
された液体排出具2は、それ自体は公知の形態でよい口
部86の略円筒形状の主部内に、主部材4の垂下壁18
を挿入することによって、口部86に固定される。主部
材4の垂下壁18の外周面に形成されている環状係止突
条22及び24が口部86に形成されている係止手段と
協働し、これによって口部86に液体注出具2が固定さ
れる。搬送或いは保管の際には、図2に二点鎖線で示す
如く、主部材4の直立壁14に蓋部材88が装着され
る。この蓋部材88は円形天面壁とこの天面壁の周縁か
ら垂下する円筒状スカート壁とを有し、スカート壁の内
周面に形成されている雌螺条を主部材4の直立壁14の
外周面に形成されている雄螺条20に螺合せしめること
によって、主部材4に装着される。
【0016】飲料自動販売機において合成樹脂フィルム
製袋84内に収容されている原液を使用する際には、液
体注出具2から蓋部材88が離脱され、そして図3に二
点鎖線で示す如く、真空吸引手段(図示していない)か
ら延びるホースの先端に固定されている連結具90が、
主部材4の直立壁14に装着される。連結具90自体は
公知の形態でよいので、その詳細については説明を省略
する。主部材4の直立壁14に連結具90を所要とおり
に装着すると、連結具90に装備されている押圧ロッド
92が開閉弁部材30の直立円柱34の上端に作用し、
弾性偏倚手段46に弾性偏倚作用に抗して開閉弁部材3
0を図2に示す閉位置から図3に示す開位置に移動せし
める。かくして、開閉弁部材30の環状密封突条44が
主部材4の弁座壁12から離脱せしめられて液体排出口
10が開放される。また、開閉弁部材30のフランジ壁
42が逆止弁部材64の内周縁部上面に当接せしめられ
る。かような状態において、真空吸引手段が作動せしめ
られると、逆止弁部材64の上側、即ち外方の圧力が逆
止弁部材64の下側、即ち内方の圧力よりも所定値以上
低減せしめられる。かくすると、内外圧力の差に起因し
て逆止弁部材64の外周部が図3に二点鎖線で示す如く
上方、即ち外方に弾性変形され、弁座部材62に形成さ
れている通過口78が開放される。しかる後において
は、弾性偏倚手段46に形成されているスリット58、
弁座部材62に形成されている通過口78、主部材4に
形成されている液体排出口10を通して、合成樹脂フィ
ルム製袋84内の液体が吸引される。真空吸引手段の作
動が停止され、逆止弁部材64の外方の圧力が上昇せし
められると、逆止弁部材64がそれ自体の弾性によって
図3に実線で示す状態に復元せしめられ、弁座部材62
の弁座壁70の上面に密接せしめられて通過口78を閉
じる。かくして、液体或いは気体が合成樹脂フィルム製
袋84内に進入することが確実に防止される。
【0017】本発明に従って構成された上記液体注出具
2においては、次の事実が注目されるべきである。逆止
弁部材64は中央に円形開口82を有する単純な円板形
状であり、従って極めて容易に且つ安価に製造すること
ができる。にもかかわらず、逆止弁部材64を弁座部材
62に所要とおりに装着すると、逆止弁部材64は円錐
台筒形状に弾性的に変形せしめられて弁座部材62の弁
座壁72に密着せしめられ、通過口78を充分確実に閉
じる。液体注出具2に接続された真空吸引手段が作動せ
しめられると、逆止弁部材64が弾性変形されて通過口
78が開放され、従って合成樹脂フィルム製袋84内の
液体の排出が許容される。真空吸引手段の作動が停止さ
れると、逆止弁部材64が弾性的に復元されて再び通過
口78を閉じ、かくして外部から合成樹脂フィルム製袋
84内に液体或いは気体が進入することが確実に防止さ
れる。真空吸引手段の作動及び作動停止による逆止弁部
材64の変形は単純であり、それ故に比較的長期間に渡
って充分確実に所要とおりに遂行され得る。
【0018】図4は逆止弁部材の変形例を図示してい
る。図4に図示する逆止弁部材264は、中央に形成さ
れている円形開口282から、実質上水平ではなく半径
方向外側に向かって下方に傾斜して、従って円錐筒形状
に延びている。内周縁部283は肉圧が幾分増大せしめ
られている。かような逆止弁部材264も、例えば合成
ゴムを未加硫状態でシート状に押し出し、次いで内側形
状が逆止弁部材264の外側形状に対応したプレス成形
型によって所要形状に変形しながら打ち抜くと共にプレ
ス成形型を介して加熱して変形せしめた形状で加硫する
ことによって、充分容易に形成することができる。逆止
弁部材264においては、弁材部材62の装着壁72
(図1乃至図3)に装着する前の状態において既に、そ
の主部は円錐台筒形状にせしめられている故に、円形開
口282の内径D2は装着壁72の外径D1(図1)と
実質上同一乃至これより幾分大きくてもよいが、弁材部
材62の弁材壁70(図1乃至図3)の上面に対する逆
止弁部材264の押圧力を充分なものにせしめるため
に、図1乃至図3に図示する逆止弁部材64の場合と同
様に、円形開口282の内径D2は装着壁72の外径D
1(図1)よりの幾分小さく、D1−D2=0.5〜
2.5mm程度であるのが好適である。かような逆止弁
部材264も、その円形開口282を弾性的に幾分拡張
せしめて、弁座部材62の装着壁72(図1乃至図3)
に強制的に被嵌せしめる、ことによって弁座部材62の
弁座壁70の上面(即ち外面)に積層される。
【0019】図5乃至図7は、本発明に従って構成され
た液体注出具の第二の実施形態を図示している。図5乃
至図7に図示する液体注出具102は主部材104を含
んでおり、この主部材104は図1乃至図3に図示する
液体注出具2における主部材4と実質上同一である。主
部材104には開閉弁部材130が図6に図示する閉位
置と図7に図示する開位置との間を移動自在に装着され
ている。かかる開閉弁部材130は、図1乃至図3に図
示する液体注出具2における開閉弁部材30と比べて、
外壁138の下方への延出長さが幾分短い点、及びフラ
ンジ壁(図1乃至図3におけるフランジ壁42)が形成
されていない点において異なるが、それ以外の構成は実
質上同一である。開閉弁部材130に作用する弾性偏倚
手段146も、図1乃至図3に図示する液体注出具2に
おける弾性偏倚手段46と実質上同一である。
【0020】図5乃至図7を参照して説明を続けると、
図5乃至図7に図示する液体注出具102においても、
弁座部材162と逆止弁部材164とから構成された逆
止弁手段160が配設されている。弁座部材162は弁
座壁170、弁座壁170の上面内周縁から上方に延び
る蛇腹壁174、及び円形上面壁176を有する。弁座
壁170の外周面は円筒形状であり、上面(外面)は半
径方向内方に向かって幾分上方に傾斜して延びる円錐台
形状である。弁座壁170には周方向に等角度間隔をお
いて8個の通過口178が形成されている。通過口17
8の各々は円形でよい。かような弁座部材162は、そ
の弁座壁170の外周縁部を弾性偏倚手段146の装着
壁148の内周面上部に位置せしめて、弾性偏倚手段1
46と開閉弁部材130との間に配置されている。
【0021】逆止弁部材164は中央に円形開口182
が形成されている円板形状の弾性材から形成されてい
る。円形開口182の内径D2は蛇腹壁174の外径よ
りも相当大きくせしめられており、円形開口182の内
周縁は弁座壁170の上面内周縁よりの半径方向外側に
位置せしめられている。逆止弁部材164の外径D3は
主部材104の垂下壁118の上部内径と実質上同一に
せしめられている。逆止弁部材164も、図1乃至図3
の液体注出具2における逆止弁部材64と同様に、シリ
コンゴムの如き合成ゴムから形成されているのが好適で
ある。かような逆止弁部材164は、弾性偏倚手段14
6の装着壁148の上端面並びに弁座部材162の弁座
壁170の上面(即ち外面)に積層せしめられる。図5
乃至図7に図示する実施形態においては、更に、円筒形
状の拘束部材194が配設されている。この拘束部材1
94は逆止弁部材164の外周縁部上面と主部材104
のフランジ壁116の下面との間に介在せしめられ、従
って逆止弁部材164の外周縁部は弾性偏倚手段146
の装着壁148の上端面と拘束部材194の下端面との
間に挟持される。弁座部材162の弁座壁170は半径
方向内側に向かって上方(即ち外方)に傾斜せしめられ
ている故に、逆止弁部材164の内周部は弁座壁170
の上面によって上方に強制されて弾性的に撓まされ、弁
座壁170の上面に沿って延在せしめられる。かくし
て、逆止弁164の内周部が弁座壁170の上面に密接
せしめられ、弁座壁170に形成されている通過口17
8を充分確実に閉じる。
【0022】図5乃至図7に図示されている液体注出具
102においては、主部材104に接続された真空吸引
手段(図示していない)が作動せしめられて、逆止弁部
材164の上側、即ち外方の圧力が逆止弁部材164の
下側、即ち内方の圧力よりも所定値以上低減せしめられ
ると、図7に二点鎖線で示す如く、逆止弁部材164の
内周部が上方、即ち外方に弾性変形され、弁座部材16
2に形成されている通過口178が開放される。真空吸
引手段の作動が停止され、逆止弁部材164の外方の圧
力が上昇せしめられると、逆止弁部材164がそれ自体
の弾性によって図6に実勢で示す状態に復元せしめら
れ、弁座部材162の弁座壁170の上面に密接せしめ
られて通過口178を閉じる。図5乃至図7に図示する
液体注出具102の上述した点以外の構成及び使用様式
は、図1乃至図3に図示する液体注出具2の構成及び使
用様式と実質上同一である。
【0023】図5乃至図7に図示する液体注出具102
においても、逆止弁部材164は中央に円形開口182
を有する単純な円板形状であり、従って充分容易に且つ
安価に製造することができる。にもかかわらず、逆止弁
部材164を弁座部材162に所要とおりに装着する
と、逆止弁部材164は円錐台筒形状に弾性的に変形せ
しめられて弁座部材162の弁座壁170に密着せしめ
られ、通過口178を充分確実に閉じる。液体注出具1
02に接続された真空吸引手段が作動せしめられると、
逆止弁部材164が弾性変形されて通過口178が開放
され、従って合成樹脂フィルム製袋184内の液体の排
出が許容される。真空吸引手段の作動が停止されると、
逆止弁部材164が弾性的に復元されて再び通過口17
8を閉じ、かくして外部から合成樹脂フィルム製袋18
4内に液体或いは気体が進入することが確実に防止され
る。真空吸引手段の作動及び作動停止による逆止弁部材
164の変形は単純であり、それ故に比較的長期間に渡
って充分確実に所要とおりに遂行され得る。
【0024】
【発明の効果】本発明の液体注出具においては、逆止弁
手段は比較的安価に製造することができるにもかかわら
ず、長期間に渡って所要のとおりに充分確実に機能す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された液体注出具の第一の
実施形態を図示する分解斜面図。
【図2】図1の液体注出具を図示する断面図。
【図3】図1の液体注出具に真空吸引手段の連結具を接
続した状態を示す断面図。
【図4】逆止弁部材の修正例を、一部を断面で示す側面
図。
【図5】本発明に従って構成された液体注出具の第二の
実施形態を図示する分解斜面図。
【図6】図4の液体注出具を図示する断面図。
【図7】図4の液体注出具に進級吸引手段の連結具を接
続した状態を示す断面図。
【符号の説明】
2:液体注出具 4:主部材 10:液体排出口 12:主部材の弁座壁 30:開閉弁部材 46:弾性偏倚手段 60:逆止弁手段 62:弁座部材 64:逆止弁部材 70:弁座部材の弁座壁 78:通過口 82:円形開口 102:液体注出具 104:主部材 110:液体排出口 112:主部材の弁座壁 130:開閉弁部材 146:弾性偏倚手段 160:逆止弁手段 162:弁座部材 164:逆止弁部材 170:弁座部材の弁座壁 178:通過口 182:円形開口 264:逆止弁部材 282:円形開口
フロントページの続き (72)発明者 廣木 哲哉 東京都港区六本木6−2−31 Fターム(参考) 3E014 PA01 PB03 PC03 PC07 PD13 PE09 PF09 3E082 AA02 BB01 CC06 FF05 3E084 AA12 AB01 BA03 CA01 CB02 DA01 DB12 FA09 GA10 GB11 GB19 KA11 LA14 LA17 LB02 LD30

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を収容した容器の口部に装着され、
    且つ液体排出口を有する主部材と、該液体排出口を閉じ
    る閉位置と該液体排出口を開放する開位置との間を移動
    自在に該主部材に装着された開閉弁部材と、該開閉弁部
    材を該閉位置に弾性的に偏倚する弾性偏倚手段と、該容
    器からの液体の流出は許容するが該容器内への流体の流
    入を阻止するための逆止弁手段とを備えた、液体注出具
    において、 該逆止弁手段は、半径方向内側に向かって外方に傾斜す
    る略円錐台形状である外面を有する弁座壁を含み、該弁
    座壁には少なくとも1個の通過口が形成されている弁座
    部材と、中央に円形開口が形成された円板形状又は中央
    に円形開口が形成された円錐筒形状である弾性部材から
    構成された逆止弁部材とを具備し、該逆止弁部材は該弁
    座部材の該弁座壁の外面に積層され、通常は該弁座壁に
    沿って延在せしめられて該通過口を閉じており、該逆止
    弁部材の内方の圧力よりも外方の圧力が所定値以上低減
    せしめられると該逆止弁部材が弾性的に変形されて該通
    過口が開かれる、ことを特徴とする液体注出具。
  2. 【請求項2】 該弁座部材は該弁座壁の半径方向内側に
    おいて外方に突出する円筒形状の装着壁を有し、該装着
    壁の外径は該逆止弁部材の該円形開口の内径よりも幾分
    大きく、該逆止弁部材の該円形開口を強制的に該装着壁
    に被嵌せしめることによって該逆止弁部材が該弁座壁に
    沿って延在する形状にせしめられる、請求項1記載の液
    体注出具。
  3. 【請求項3】 該逆止弁部材はその周縁部が所定位置に
    固定され、該周縁部以外の部分が該弁座壁によって強制
    的に該弁座壁に沿って延在する形状にせしめられる、請
    求項1記載の液体注出具。
  4. 【請求項4】 該逆止弁部材は合成ゴムから形成されて
    いる、請求項1から3までのいずれかに記載の液体注出
    具。
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