JP2001138399A - 管ライニング材反転ノズル及び管ライニング工法 - Google Patents

管ライニング材反転ノズル及び管ライニング工法

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JP2001138399A
JP2001138399A JP32060599A JP32060599A JP2001138399A JP 2001138399 A JP2001138399 A JP 2001138399A JP 32060599 A JP32060599 A JP 32060599A JP 32060599 A JP32060599 A JP 32060599A JP 2001138399 A JP2001138399 A JP 2001138399A
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pipe lining
pipe
guide tube
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Takao Kamiyama
隆夫 神山
Yasuhiro Yokoshima
康弘 横島
Shigeru Endo
茂 遠藤
Hiroyuki Aoki
啓之 青木
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Shonan Plastic Manufacturing Co Ltd
Yokoshima and Co
All KK
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ALL KK
GET Inc
Shonan Plastic Manufacturing Co Ltd
Yokoshima and Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ライニング作業中に作業者がマンホールに出
入りすることを可能とする管ライニング材反転ノズルを
提供すること。 【構成】 ガイドチューブ20の一端を固定するガイド
チューブ固定端32と、前記ガイドチューブ20の内部
に通された未反転の管ライニング材10の折り返された
一端を固定する管ライニング材固定端33とを備える管
ライニング材反転ノズル31において、前記ガイドチュ
ーブ固定端32の口径を前記管ライニング材固定端33
の口径よりも小さく設定する。本発明によれば、管路5
0(又は管ライニング材10)よりも小径のガイドチュ
ーブ20を用いることができ、この小径のガイドチュー
ブ20とマンホール51との間に必要十分な隙間が形成
されるため、その隙間から作業者はライニング作業中に
マンホール51に自由に出入りしてライニングの状況等
を点検及び確認することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管ライニング材反
転ノズルとこれを用いて施工される管ライニング工法に
関する。
【0002】
【従来の技術】地中に埋設された下水管等の管路が老朽
化した場合、この管路を地中から掘出することなくその
内周面にライニングを施して該管路を補修する管ライニ
ング工法が提案され、既に実用に供されている。斯かる
管ライニング工法の1つとして、管ライニング材を流体
圧によって管路内に反転挿入した後、該管ライニング材
を管路の内壁に押圧した状態で、管ライニング材に含浸
された硬化性樹脂を硬化させるようにしたものが知られ
ている。
【0003】ところで、上記管ライニング工法において
は、例えば図15に示すように管ライニング材101の
一端を外側へ折り返し、その折り返した部分を地上に設
置されたトップカラー102の上端外周に固定し、該管
ライニング材101の折り返された部分の内部に注水ホ
ース103から水を注入することによって管ライニング
材101を水圧によって反転させ、この管ライニング材
101をマンホール151を通って管路150内に挿入
する方法が用いられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図15に示
す従来の管ライニング工法では、管路150の内径と略
同径の管ライニング材101がマンホール151を通過
するため、特に管路150が大口径である場合にはマン
ホール151の開口部が管ライニング材101によって
殆ど塞がれてしまい、ライニング施工中に点検等のため
に作業者がマンホール151内に入ることができないと
いう問題があった。又、管ライニング材101に管路1
50のライニングに供されない部分(管路150からマ
ンホール151を通って地上まで延出する部分)が不可
避的に発生し、この部分は廃棄処分されていたために不
経済であるという問題もあった。
【0005】そこで、経済性を考慮して図16に示すよ
うにマンホール151内の底部に円筒状の管ライニング
材反転ノズル104を設置する方法が提案されている。
この方法は、地上に設置されたトップカラー105に一
端が取り付けられたガイドチューブ106をマンホール
151内に挿入し、その他端を管ライニング材反転ノズ
ル104の一端に開口するガイドチューブ固定端に固定
するとともに、管ライニング材101を地上側からガイ
ドチューブ106内と管ライニング材反転ノズル104
内に通し、その端部を外側に折り曲げて管ライニング材
反転ノズル104の他端に開口する管ライニング材固定
端に固定し、該管ライニング材101の折り返された部
分の内部に注水ホース103から水を注入することによ
って管ライニング材101を水圧によって管路内150
に反転挿入する方法である。
【0006】ところが、上記方法においても、管ライニ
ング材反転ノズル104のガイドチューブ固定端は管ラ
イニング材固定端と同径であるため、特に管路150が
大口径である場合にはガイドチューブ106の口径も大
きくなり、マンホール151の開口部が図16に示すよ
うにガイドチューブ106によって殆ど塞がれてしま
い、ライニング施工中に点検等のために作業者がマンホ
ール151内に入ることができないという問題があっ
た。
【0007】又、図17に示すように90°に折れ曲が
ったエルボ状の管ライニング材反転ノズル107を用い
て管ライニング材101の反転を行う場合、管ライニン
グ材反転ノズル107の高さ寸法Hが大きくなる。管ラ
イニング材反転ノズル107をマンホール151の開口
部に通すためには高さ寸法Hはマンホール151の開口
径Dよりも小さく(H<D)なければならず、管ライニ
ング材反転ノズル107の管ライニング材固定端の口径
dは高さ寸法Hによって制限されるため、この種の管ラ
イニング材反転ノズル107が適用可能な管路は小口径
のものに限定されてしまう。
【0008】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、ライニング作業中に作業者が
マンホールに出入りすることを可能とする管ライニング
材反転ノズルとこれを用いた管ライニング工法を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ガイドチューブの一端を固定するガイド
チューブ固定端と、前記ガイドチューブの内部に通され
た未反転の管ライニング材の折り返された一端を固定す
る管ライニング材固定端とを備える管ライニング材反転
ノズルにおいて、前記ガイドチューブ固定端の口径を前
記管ライニング材固定端の口径よりも小さく設定したこ
とを特徴とする。
【0010】又、本発明は、ガイドチューブの一端を固
定するガイドチューブ固定端と、前記ガイドチューブの
内部に通された未反転の管ライニング材の折り返された
一端を固定する管ライニング材固定端とを備え、前記ガ
イドチューブ固定端の口径を前記管ライニング材固定端
の口径よりも小さく設定して成る管ライニング材反転ノ
ズルを用いて施工される管ライニング工法として、前記
管ライニング材反転ノズルをその管ライニング材固定端
が管路の開口部に対向するように設置するとともに、該
管ライニング材反転ノズルのガイドチューブ固定端に固
定されたガイドチューブを略垂直に地上まで延設し、管
ライニング材固定端に固定された管ライニング材を流体
圧によって管路内に反転挿入し、管ライニング材を管路
の内壁に押圧した状態で、該管ライニング材に含浸され
た硬化性樹脂を硬化させるようにしたことを特徴とす
る。
【0011】従って、本発明によれば、管ライニング材
反転ノズルのガイドチューブ固定端の口径を管ライニン
グ材固定端の口径よりも小さく設定したため、管路(又
は管ライニング材)よりも小径のガイドチューブを用い
ることができ、この小径のガイドチューブとマンホール
との間に必要十分な隙間が形成されるため、その隙間か
ら作業者はライニング作業中にマンホールに自由に出入
りしてライニングの状況等を点検及び確認することがで
きる。
【0012】又、本発明によれば、管ライニング材の反
転はガイドチューブを用いてなされるため、管ライニン
グ材をマンホールを通して地上まで延出させる必要がな
く、ライニングに供されないで廃棄される管ライニング
材を無くして経済性を高めることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0014】先ず、本発明に係る管ライニング材反転ノ
ズル(以下、単に反転ノズルと称する)の種々の形態を
図1〜図7に基づいて説明する。
【0015】図1は実施の形態1に係る反転ノズル1の
断面図であり、該反転ノズル1は鉄、アルミニウム、ス
テンレス等の金属又はプラスチック製のストレート状の
レデューサ管として構成され、その一端の小径円筒部は
ガイドチューブ固定端2を構成し、他端の大径円筒部は
管ライニング材固定端3を構成し、これらのガイドチュ
ーブ固定端2と管ライニング材固定端3とはテーパ管状
のレデューサ4によって連結されている。尚、反転ノズ
ル1のライニング材固定端3の口径D2は管路の口径と
同等若しくはそれよりも若干小さく設定されている。
【0016】而して、本実施の形態に係る反転ノズル1
においては、ガイドチューブ固定端2と管ライニング材
固定端3は同軸上(相対向する方向)に開口しており、
ガイドチューブ固定端2の口径D1は管ライニング材固
定端3の口径D2よりも30%以上小さく(D1≦0.
7D2)設定されている。そして、図示のように反転ノ
ズル1のガイドチューブ固定端2の外周にはガイドチュ
ーブ20の一端が取り付けられ、このガイドチューブ2
0と反転ノズル1の内部には未反転の管ライニング材1
0が通され、該管ライニング材10の反転ノズル1から
外方へ延びる一端は外側へ折り返されて反転ノズル1の
管ライニング材固定端3の外周に取り付けられている。
【0017】次に、実施の形態2に係る反転ノズル11
の構成を図2に基づいて説明する。
【0018】図2は実施の形態2に係る反転ノズル11
の断面図であり、該反転ノズル11は鉄、アルミニウ
ム、ステンレス等の金属又はプラスチック製の90°エ
ルボ状のレデューサ管として構成され、本反転ノズル1
1においても、その一端の小径円筒部はガイドチューブ
固定端12を構成し、他端の大径円筒部は管ライニング
材固定端13を構成し、これらのガイドチューブ固定端
12と管ライニング材固定端13とはテーパ管状のレデ
ューサ14によって連結されているが、ガイドチューブ
固定端12は上方に向かって開口し、管ライニング材固
定端13は側方に向かって開口している。つまり、ガイ
ドチューブ固定端12と管ライニング材固定端13とは
互いに略直交する方向に開口している。
【0019】そして、本形態に係る反転ノズル11にお
いては、ガイドチューブ固定端12と管ライニング材固
定端13との接続部には丸パイプ状のコーナーガイド部
材15が水平方向(図2の紙面垂直方向)に取り付けら
れている。又、反転ガイド11の底部からは排水・排気
ホース16が導出している。
【0020】而して、本形態に係る反転ノズル11にお
いても、ガイドチューブ固定端12の口径D1は管ライ
ニング材固定端13の口径D2よりも30%以上小さく
(D1≦0.7D2)設定され、図示のようにガイドチ
ューブ固定端12の外周にはガイドチューブ20の一端
が取り付けられ、このガイドチューブ20と反転ノズル
11の内部には未反転の管ライニング材10が通され、
該管ライニング材10の反転ノズル11から外方へ延び
る一端は外側へ折り返されて反転ノズル11の管ライニ
ング材固定端13の外周に取り付けられている。尚、反
転ノズル11の図示高さ寸法Hは不図示のマンホールの
開口部の内径よりも小さく設定されている。
【0021】次に、実施の形態3に係る反転ノズル21
の構成を図3及び図4に基づいて説明する。
【0022】図3は実施の形態3に係る反転ノズル21
の断面図、図4は図3のA−A線断面図であり、該反転
ノズル21は相対向して開口する小径円筒部状のガイド
チューブ固定端22と大径円筒部状の管ライニング材固
定端23を互いに偏心させて構成されている。そして、
本形態に係る反転ノズル21においても、ガイドチュー
ブ固定端22の口径D1は管ライニング材固定端23の
口径D2よりも30%以上小さく(D1≦0.7D2)
設定され、図示のようにガイドチューブ固定端22の外
周にはガイドチューブ20の一端が取り付けられ、この
ガイドチューブ20と反転ノズル21の内部には未反転
の管ライニング材10が通され、該管ライニング材10
の反転ノズル21から外方へ延びる一端は外側へ折り返
されて反転ノズル21の管ライニング材固定端23の外
周に取り付けられている。尚、本実施の形態に係る反転
ノズル21も鉄、アルミニウム、ステンレス等の金属又
はプラスチックで構成されている。
【0023】又、本形態に係る反転ノズル21において
は、ガイドチューブ固定端22と管ライニング材固定端
23との接続部の内側コーナー部には丸パイプ状のコー
ナーガイド部材25が水平方向(図4の左右方向)に取
り付けられている。そして、ガイドチューブ固定端22
の上方には排気口及び吸気口26がそれぞれ開口してお
り、同ガイドチューブ固定端22の下方には排水ホース
27が挿通しており、該排水ホース27の管ライニング
材固定端23から外方へ延出する一端にはウェイト28
が取り付けられている。
【0024】次に、実施の形態4に係る反転ノズル31
の構成を図5〜図7に基づいて説明する。
【0025】図5は形態4に係る反転ノズル31の断面
図、図6及び図7は同反転ノズル31の斜視図であり、
本形態に係る反転ノズル31は管ライニング材固定端3
3と同径の円管の長さ方向一端上半部(管ライニング材
固定端33に隣接する部分)を削除し、その削除した部
分の上面を水平なプレート34で塞いで平坦部とすると
ともに、半円状の他端開口部を半円状の垂直なプレート
36,37でそれぞれ塞いで密閉し、平坦部を成す水平
なプレート34に円管状のガイドチューブ固定端32と
排気口38及び排水口39を垂直に立設して構成されて
いる。そして、プレート34とプレート36との接続部
には丸パイプ状のコーナーガイド部材35が水平方向
(図5の紙面垂直方向)に取り付けられ、垂直なプレー
ト36には吸気口40(図5参照)が取り付けられてお
り、この吸気口40にはエアーホース41が取り付けら
れている。尚、ガイドチューブ固定端32と排気口38
及び排水口39は反転ノズル31の内部に開口してお
り、図5に示すように、排水口39の反転ノズル31の
内部に開口する内部開口部の外周には可撓性耐熱ホース
42の一端が取り付けられ、同耐熱ホース42の他端は
管ライニング材固定端33から外部に延出し、その周囲
にはウェイト43が取り付けられている。尚、図5に示
すように、前記排水口39には排水ホース44が接続さ
れている。
【0026】而して、本形態に係る反転ノズル31にお
いては、ガイドチューブ固定端32は上方に向かって開
口し、管ライニング材固定端33は側方に向かって開口
している。つまり、ガイドチューブ固定端32と管ライ
ニング材固定端33とは互いに略直交する方向開口して
いるが、ガイドチューブ固定端32の口径D1は管ライ
ニング材固定端33の口径D2よりも30%以上小さく
(D1≦0.7D2)設定され、図示のようにガイドチ
ューブ固定端32の外周にはガイドチューブ20の一端
が取り付けられ、このガイドチューブ20と反転ノズル
31の内部には未反転の管ライニング材10が通され、
該管ライニング材10の管ライニング材固定端33から
外方へ延びる一端は外側へ折り返されて反転ノズル31
の管ライニング材固定端33の外周に取り付けられてい
る。
【0027】又、本形態に係る反転ノズル31において
は、ガイドチューブ固定端32は管ライニング材固定端
33を構成する円管の外接円の内側に配置されており、
従って、該ガイドチューブ固定端32は管ライニング材
固定端33から径方向外方に突出することなく、その高
さ寸法H1は管ライニング材固定端33の口径D2より
も小さく(H1<D2)設定されている。尚、本形態に
係る反転ノズル31も鉄、アルミニウム、ステンレス等
の金属又はプラスチックで構成されている。
【0028】次に、図5〜図7に示す反転ノズル31を
用いて施工される本発明に係る管ライニング工法を図8
〜図11に基づいて説明する。尚、図8〜図11は本発
明に係る管ライニング工法をその工程順に示す断面図で
ある。
【0029】図8において、50は地中に埋設された下
水管等の管路であり、この管路50には地上に開口する
マンホール51が接続されている。
【0030】而して、管路50のライニングに際して
は、図8に示すように、反転ノズル31が管ライニング
材固定端33を下にしてマンホール51内に導入される
が、該反転ノズル31のガイドチューブ固定端32には
ガイドチューブ20の一端が、管ライニング材固定端3
3には管ライニング材10の折り返された一端が、排水
口39には排水ホース44が、吸気口40にはエアーホ
ース41がそれぞれ取り付けられている。又、反転ノズ
ル31の内部に開口する排水口39には可撓性耐熱ホー
ス42の一端が取り付けられており、ガイドチューブ2
0の他端にはトップノズル45が取り付けられている。
【0031】ところで、前述のように反転ノズル31に
おいては、ガイドチューブ固定端32が管ライニング材
固定端33から径方向外方に突出することがないため、
該反転ノズル31のマンホール51への導入に際してガ
イドチューブ固定端32が邪魔になることがなく、反転
ノズル31は管ライニング材固定端33の口径よりも大
きな口径を有するマンホール51の開口部を容易に通過
して内部に導入される。
【0032】ここで、管ライニング材50は、未硬化の
液状硬化性樹脂を含浸したポリエステル、ビニロン、ア
クリル等の管状不織布を気密性の高いポリウレタン、ポ
リエチレン等の気密性の高いプラスチックフィルムで被
覆して構成されており、管状不織布に含浸される未硬化
の液状硬化性樹脂としては不飽和ポリエステル樹脂、ビ
ニールエステル樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂が
使用される。
【0033】又、ガイドチューブ20は織布又は不織布
で補強されたプラスチックチューブで構成され、このプ
ラスチックチューブは無圧状態で平坦状を成す柔軟なも
のである。
【0034】そして、図9に示すように、反転ノズル3
1がマンホール51内の底部の管路50の開口部から1
0〜60cm離れた位置に管路50と略平行にセットさ
れ、このセット状態においては反転ノズル31の管ライ
ニング材固定端33は管路50に対向し、ガイドチュー
ブ固定端32が上方に向き、該ガイドチューブ固定端3
2に一端(下端)が固定されたガイドチューブ20は図
示のようにマンホール51内を地上に向かって垂直に延
び、その端部(上端)に取り付けられた前記トップノズ
ル45は地上に設置された架台46上にセットされて支
持される。
【0035】又、反転ノズル31に接続された排水ホー
ス44とエアーホース41もマンホール51内を通って
地上まで延びており、エアーホース41は地上に設置さ
れたコンプレッサー47に接続されている。
【0036】その後、図9に示すように、トップノズル
45に取り付けられたガイドチューブ20の上端開口部
から注水ホース48によって水をガイドチューブ20の
内部に水を注入すると、管ライニング材10は水圧によ
って反転しながら管路50内に挿入されていく。そし
て、管ライニング材10が管路50内に所定長さだけ反
転挿入された状態においては図10に示すように管ライ
ニング材10及び反転ノズル31の内部には水でシール
された加圧空間S’が形成される。
【0037】而して、図10に示す状態において、コン
プレッサー47を駆動して圧縮エアーをエアーホース4
1を経て加圧空間S’に供給すると、管ライニング材1
0は圧縮エアーの圧力で反転しながら管路50内に順次
挿入されていく。この場合、反転ノズル31のコーナー
部にはコーナーガイド部材35が設けられているため、
管ライニング材10の未反転部分はこのコーナーガイド
部材35にガイドされてスムーズに送られて反転され
る。尚、このように管ライニング材10が管路50内に
反転挿入されると、該管ライニング材10の熱硬化性樹
脂を含浸した管状不織布が管路50の内壁面に押圧さ
れ、該不織布の内面がプラスチックフィルムによって被
覆された状態となる。
【0038】而して、図11に示すように、管ライニン
グ材10が管路50内にその全長に亘って反転挿入され
ると、該管ライニング材10の内部には温水ホース49
と熱媒輸送ホース52が引き込まれ、温水ホース49の
先端には噴射ノズル53が取り付けられ、熱媒輸送ホー
ス52の先端には熱媒吐出ホース54が取り付けられて
いる。尚、熱媒吐出ホース54には複数の不図示の吐出
口が穿設されている。
【0039】又、管ライニング材10が管路50内にそ
の全長に亘って反転挿入されると、トップノズル45の
上部には上部密閉蓋55が気密に複数のGクランプ56
によって被着され、該上部密閉蓋55と管ライニング材
10、反転ノズル31及びガイドチューブ20の内部に
は密閉空間Sが形成される。尚、前記温水ホース49と
熱媒輸送ホース52は上部密閉蓋55を気密に貫通して
いる。そして、温水ホース49は地上に設置された不図
示の温水タンク、温水ポンプ、ボイラー等を含む温水設
備に接続され、排水ホース44と共に温水循環系を構成
している。又、熱媒輸送ホース52は地上に設置された
不図示のスチーム発生装置等を含む加熱設備に接続さ
れ、反転ノズル31の排気口38(図7参照)に接続さ
れた不図示の排気ホースと共に熱媒循環系を構成してい
る。
【0040】而して、図11に示す状態において、コン
プレッサー47からエアーホース41を経て密閉空間S
に供給される圧縮エアーによって密閉空間Sの内圧を一
定に保ち、管ライニング材10を膨張させてこれを管路
50の内壁に押圧した状態で、該管ライニング材10を
温水ホース49から供給されて噴射ノズル53から噴射
される温水と熱媒輸送ホース52から供給されて熱媒吐
出ホース54から吐出される加熱エアーとスチームによ
って加熱する。すると、管ライニング材10に含浸され
た熱硬化性樹脂が加熱されて硬化し、硬化した管ライニ
ング材10によって管路50の内壁がライニングされて
補修される。
【0041】尚、管ライニング材10の加熱に供された
温水は密閉空間Sの内圧によって管ライニング材10内
の底部に開口する前記耐熱ホース42へと押し出され、
排水ホース44を通って地上の温水設備に戻され、所定
温度に再度加熱されて管ライニング材10の加熱に供さ
れる。又、管ライニング材10の加熱に供された加熱エ
アーとスチームは不図示の排気ホースを通って地上の加
熱設備に戻され、所定温度に再度加熱されて管ライニン
グ材10の加熱に供される。
【0042】以上において、本発明に係る管ライニング
工法に使用される反転ノズル31においては、図5に示
すようにガイドチューブ固定端32の口径D1が管ライ
ニング材固定端33の口径D2よりも小さく(D1<D
2)設定されているため、管路50(又は管ライニング
材10)よりも小径のガイドチューブ20を用いること
ができる。この結果、図9〜図11に示すように、小径
のガイドチューブ20とマンホール51との間に必要十
分な隙間が形成されることとなり、この隙間から作業者
はライニング作業中にマンホール51に自由に出入りし
てライニングの状況等を点検及び確認することができ
る。
【0043】又、本発明に係る管ライニング工法によれ
ば、管ライニング材10の反転はガイドチューブ20を
用いてなされるため、管ライニング材20をマンホール
51を通して地上まで延出させる必要がなく、ライニン
グに供されないで廃棄される管ライニング材を無くして
経済性を高めることができる。
【0044】ここで、図1に示す反転ノズル1、図2に
示す反転ノズル11、図3及び図4に示す反転ノズル2
1を用いて施工される管ライニング工法における管ライ
ニング材10の管路50内への反転挿入の状況を図1
2、図13、図14にそれぞれ示すが、何れの場合にお
いても各反転ノズル1,11,21においては、ガイド
チューブ固定端2,12,22の口径D1が管ライニン
グ材固定端3,13,23の口径D2よりも小さく(D
1<D2)設定されているため、管路50(又は管ライ
ニング材10)よりも小径のガイドチューブ20を用い
ることができ、小径のガイドチューブ20とマンホール
51との間に必要十分な隙間が形成され、この隙間から
作業者はライニング作業中にマンホール51に自由に出
入りしてライニングの状況等を点検及び確認することが
できる。
【0045】尚、図14に示すように、反転ノズル21
を押圧バー57によって地上から押圧してマンホール5
1内の底部に固定し、管ライニング材10内の底部に溜
る水を排水ホース27から抜き易くするようにしても良
い。
【0046】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、管ライニング材反転ノズルのガイドチューブ固
定端の口径を管ライニング材固定端の口径よりも小さく
設定したため、管路(又は管ライニング材)よりも小径
のガイドチューブを用いることができ、この小径のガイ
ドチューブとマンホールとの間に必要十分な隙間が形成
されるため、その隙間から作業者はライニング作業中に
マンホールに自由に出入りしてライニングの状況等を点
検及び確認することができるという効果が得られる。
【0047】又、本発明によれば、管ライニング材の反
転はガイドチューブを用いてなされるため、管ライニン
グ材をマンホールを通して地上まで延出させる必要がな
く、ライニングに供されないで廃棄される管ライニング
材を無くして経済性を高めることができるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る管ライニング材反
転ノズルの断面図である。
【図2】本発明の実施の形態2に係る管ライニング材反
転ノズルの断面図である。
【図3】本発明の実施の形態3に係る管ライニング材反
転ノズルの断面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】本発明の実施の形態4に係る管ライニング材反
転ノズルの断面図である。
【図6】本発明の実施の形態4に係る管ライニング材反
転ノズルの斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態4に係る管ライニング材反
転ノズルの斜視図である。
【図8】図5〜図7に示す管ライニング材反転ノズルを
用いて施工される本発明に係る管ライニング工法(管ラ
イニング材反転ノズルのセット作業)を示す断面図であ
る。
【図9】図5〜図7に示す管ライニング材反転ノズルを
用いて施工される本発明に係る管ライニング工法(管ラ
イニング材の反転挿入作業)を示す断面図である。
【図10】図5〜図7に示す管ライニング材反転ノズル
を用いて施工される本発明に係る管ライニング工法(管
ライニング材の反転挿入作業)を示す断面図である。
【図11】図5〜図7に示す管ライニング材反転ノズル
を用いて施工される本発明に係る管ライニング工法(管
ライニング材の硬化作業)を示す断面図である。
【図12】図1に示す管ライニング材反転ノズルを用い
た本発明に係る管ライニング工法(管ライニング材の反
転挿入作業)を示す断面図である。
【図13】図2に示す管ライニング材反転ノズルを用い
た本発明に係る管ライニング工法(管ライニング材の反
転挿入作業)を示す断面図である。
【図14】図3及び図4に示す管ライニング材反転ノズ
ルを用いた本発明に係る管ライニング工法(管ライニン
グ材の反転挿入作業)を示す断面図である。
【図15】従来の管ライニング材反転ノズルを用いた管
ライニング工法(管ライニング材の反転挿入作業)を示
す断面図である。
【図16】従来の管ライニング材反転ノズルを用いた管
ライニング工法(管ライニング材の反転挿入作業)を示
す断面図である。
【図17】従来の管ライニング材反転ノズルを用いた管
ライニング工法(管ライニング材の反転挿入作業)を示
す断面図である。
【符号の説明】
1,11,21,31 管ライニング材反転ノズル 2,12,22,23 ガイドチューブ固定端 3,13,23,33 管ライニング材固定端 4,14 レデューサ 10 管ライニング材 15,25,35 コーナーガイド部材 20 ガイドチューブ 39 排出口 41 エアーホース 42 可撓性耐熱ホース 47 コンプレッサー 50 管路 51 マンホール D1 ガイドチューブ固定端の口径 D2 管ライニング材固定端の口径 S 密閉空間 S’ 加圧空間(密閉空間)
フロントページの続き (71)出願人 592004301 株式会社オール 埼玉県所沢市林1丁目194番地の4 (72)発明者 神山 隆夫 神奈川県平塚市代官町31番27号株式会社湘 南合成樹脂製作所内 (72)発明者 横島 康弘 茨城県結城郡石下町大字篠山175−3有限 会社 横島内 (72)発明者 遠藤 茂 茨城県つくば市花畑2−12−4株式会社ゲ ット内 (72)発明者 青木 啓之 埼玉県所沢市林1丁目194番地の4株式会 社オール内 Fターム(参考) 3H025 EA01 EB23 EC11 ED02 4F211 AD12 AD16 AD19 AG03 AG08 AH43 SA14 SA15 SC03 SD04 SJ01 SJ13 SJ15 SJ16 SJ22 SJ31 SN03 SP12 SP15

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガイドチューブの一端を固定するガイド
    チューブ固定端と、前記ガイドチューブの内部に通され
    た未反転の管ライニング材の折り返された一端を固定す
    る管ライニング材固定端とを備える管ライニング材反転
    ノズルにおいて、 前記ガイドチューブ固定端の口径を前記管ライニング材
    固定端の口径よりも小さく設定したことを特徴とする管
    ライニング材反転ノズル。
  2. 【請求項2】 前記ガイドチューブ固定端の口径を前記
    管ライニング材固定端の口径よりも30%以上小さく設
    定したことを特徴とする請求項1記載の管ライニング材
    反転ノズル。
  3. 【請求項3】 前記ガイドチューブ固定端と管ライニン
    グ材固定端とをレデューサで連結したことを特徴とする
    請求項1又は2記載の管ライニング材反転ノズル。
  4. 【請求項4】 前記管ライニング材固定端に隣接する部
    分に平坦部を形成し、該平坦部に前記ガイドチューブ固
    定端を設けたことを特徴とする請求項1又は記載の管ラ
    イニング材反転ノズル。
  5. 【請求項5】 前記ガイドチューブ固定端と管ライニン
    グ材固定端とを相対向する方向に開口するよう設けたこ
    とを特徴とする請求項1〜3又は4記載の管ライニング
    材反転ノズル。
  6. 【請求項6】 前記ガイドチューブ固定端と管ライニン
    グ材固定端とを互いに略直交する方向に開口するよう設
    けたことを特徴とする請求項1〜3又は4記載の管ライ
    ニング材反転ノズル。
  7. 【請求項7】 前記管ライニング材開口端と同径の円筒
    部材の長さ方向一端上部を削除して前記平坦部を形成
    し、該平坦部に前記ガイドチューブ固定端を設けたこと
    を特徴とする請求項4記載の管ライニング材反転ノズ
    ル。
  8. 【請求項8】 前記ガイドチューブ固定端を前記円筒部
    材の外接円の内側に設けたことを特徴とする請求項7記
    載の管ライニング材反転ノズル。
  9. 【請求項9】 前記ガイドチューブ固定端と管ライニン
    グ材固定端との接続部にコーナーガイド部材を設けたこ
    とを特徴とする請求項1〜7又は8記載の管ライニング
    材反転ノズル。
  10. 【請求項10】 内部と外部を連通させる排水口を設
    け、該排水口の内部開口部に可撓性耐熱ホースを取り付
    け、該可撓性耐熱ホースを前記管ライニング材固定端か
    ら外部に延出させたことを特徴とする請求項1〜8又は
    9記載の管ライニング材反転ノズル。
  11. 【請求項11】 ガイドチューブの一端を固定するガイ
    ドチューブ固定端と、前記ガイドチューブの内部に通さ
    れた未反転の管ライニング材の折り返された一端を固定
    する管ライニング材固定端とを備え、前記ガイドチュー
    ブ固定端の口径を前記管ライニング材固定端の口径より
    も小さく設定して成る管ライニング材反転ノズルを用い
    て施工される管ライニング工法であって、 前記管ライニング材反転ノズルをその管ライニング材固
    定端が管路の開口部に対向するように設置するととも
    に、該管ライニング材反転ノズルのガイドチューブ固定
    端に固定されたガイドチューブを略垂直に地上まで延設
    し、管ライニング材固定端に固定された管ライニング材
    を流体圧によって管路内に反転挿入し、管ライニング材
    を管路の内壁に押圧した状態で、該管ライニング材に含
    浸された硬化性樹脂を硬化させるようにしたことを特徴
    とする管ライニング工法。
  12. 【請求項12】 前記ガイドチューブの開口部から注入
    される水の圧力によって前記管ライニング材の一部を反
    転するとともに、管ライニング材反転ノズルと管ライニ
    ング材の内部に水でシールされた密閉空間を形成し、該
    密閉空間に供給されるエアー圧によって管ライニング材
    の未反転部分を管路内に反転挿入するようにしたことを
    特徴とする請求項11記載の管ライニング工法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101187670B1 (ko) 2010-05-14 2012-10-09 (주)보령알엔씨 높이조절 및 회전수단을 구비한 관로보수용 튜브 반전장치

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