JP2001136656A - 電源保護回路 - Google Patents

電源保護回路

Info

Publication number
JP2001136656A
JP2001136656A JP31444499A JP31444499A JP2001136656A JP 2001136656 A JP2001136656 A JP 2001136656A JP 31444499 A JP31444499 A JP 31444499A JP 31444499 A JP31444499 A JP 31444499A JP 2001136656 A JP2001136656 A JP 2001136656A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
voltage
input
circuit
switch element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31444499A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanji Warisaya
寛治 割鞘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP31444499A priority Critical patent/JP2001136656A/ja
Publication of JP2001136656A publication Critical patent/JP2001136656A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Protection Of Static Devices (AREA)
  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力側回路素子の二次障害を未然に防ぐこと
が可能になり,過電圧検出を行って瞬時に回路を開くこ
とができ,DC/DCコンバータ電源の主スイッチ素子
が故障時に異常過電圧になることにより発生する負荷側
回路素子の障害を引き起こさないことが可能になる電源
保護回路を提供することを目的とする。 【解決手段】 主スイッチ素子2と,整流回路3と,主
スイッチ素子2におけるスイッチングのオン/オフ時間
を制御する電源制御回路1と,入力DC電源端子と主ス
イッチ素子2とを電気的に遮断又は接続する遮断器5
と,遮断器5に接続されて主スイッチ素子2の出力電圧
が所定の電圧値を越えた場合に所定の信号を遮断器5に
出力する過電圧検出器4と,から構成されることによ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はDC/DCコンバー
タ電源において,特に回路を保護するための電源保護回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】遮断時間を問題にする回路保護では回路
系の分離,遮断が必要である。一般的に用いられるヒュ
ーズ溶断による回路保護は,ヒューズを溶断する電流が
ヒューズに流れる必要があり,回路を遮断するまでに要
する時間がかかりすぎてしまい,長時間にわたって出力
電圧が過電圧になってしまう。また,DC/DCコンバ
ータ設計時に出力側の過電圧保護回路として,速断制御
用サイリスタを入力側に挿入してヒューズ溶断を図る方
法が用いられる。しかしやはり遮断に要する時間が長
く,長時間にわたって出力電圧が過電圧になってしま
う。また遮断時間が長くなる原因としては,ヒューズを
溶断する時間がかかる他に,電圧安定化用のコンデンサ
容量が逆作用することも挙げられる。更に,サイリスタ
を出力側に挿入して遮断時間を短くする対策を行った
が,充分短い遮断時間を得ることはできないことが判明
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来技術におけ
る問題に鑑み本発明は,出力側回路素子の二次障害を未
然に防ぐことが可能になり,過電圧検出を行って瞬時に
回路を開くことができ,DC/DCコンバータ電源の主
スイッチ素子が故障時に異常過電圧になることにより発
生する負荷側回路素子の障害を引き起こさないことが可
能になる電源保護回路を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本出
願第1の発明の電源保護回路は,回路間を電気的に遮断
又は接続する主スイッチ素子と,この主スイッチ素子か
ら入力されたオン時間の電圧を時間について積分しオン
時間とオフ時間で平均化した電圧を出力DC端子に出力
する整流回路と,この整流回路及び入力DC電源端子に
接続されて整流回路に流れる電流及び電圧を確認調整し
所望の出力電圧を生成するように主スイッチ素子におけ
るスイッチングのオン/オフ時間を制御する電源制御回
路と,前記主スイッチ素子の入力側に接続して,入力D
C電源端子と主スイッチ素子とを電気的に遮断又は接続
する遮断器と,この遮断器に接続されて主スイッチ素子
の出力電圧が所定の電圧値を越えた場合に所定の信号を
前記遮断器に出力する過電圧検出器と,から構成され,
前記過電圧検出器は,入力DC電源分圧電圧と前記主ス
イッチ素子の出力電圧とを比較検出することを特徴とす
る。
【0005】したがって,本出願第1の発明の電源保護
回路によれば,反転した出力を遮断器5に入力し過電圧
検出を行って瞬時に遮断回路を開路し主スイッチ素子へ
の入力電圧供給を停止するため,出力側回路素子の二次
障害を未然に防ぐことが可能になり,過電圧検出を行っ
て瞬時に回路を開くことができ,DC/DCコンバータ
電源の主スイッチ素子が故障時に異常過電圧になること
により発生する負荷側回路素子の障害を引き起こさない
ことが可能になる。また,回路動作の速いコンパレータ
と高速遮断回路とによりDC/DCコンバータ電源の主
スイッチ素子への入力電源供給を停止する方法を利用し
て入力と出力間の回路を開くことが可能になる。ここで
所定の電圧値とは,DC/DCコンバータ電源の主スイ
ッチ素子への入力電源供給を中止すべき状態になる電圧
値を示す。また所定の信号とは,電圧値の高低によって
情報を伝達する信号を示す。例えば,電圧値が高いとき
遮断器内のスイッチ素子をオンし,電圧値が低いときは
遮断器内のスイッチ素子をオフする。
【0006】本出願第2の発明の電源保護回路は,本出
願第1の発明の電源保護回路において,前記遮断器は,
MOSFET(Metal Oxide Semico
nductor Field Effect Tran
sister:金属酸化物半導体電解効果トランジス
タ)とゲート分圧抵抗とを有して成ることを特徴とす
る。又は,本出願第4の発明の電源保護回路は,本出願
第3の発明の電源保護回路において,遮断器内のゲート
分圧抵抗の一端が遮断器内のMOSFETのゲートと接
続し,このゲート分圧抵抗の他端が過電圧検出器内のコ
ンパレータの出力端と接続していることを特徴とする。
更に,本出願第6の発明の電源保護回路は,本出願第2
の発明の電源保護回路において,ゲート分圧抵抗は,過
電圧検出器の出力端と遮断器内のMOSFETのゲート
との間と,入力DC電源端子と遮断器内のMOSFET
のゲートとの間と,に設けられ,遮断器内のPチャネル
MOSFETのソースは入力DC電源端子と接続し,遮
断器内のPチャネルMOSFETのドレインは主スイッ
チ素子の入力端に接続することを特徴とする。
【0007】したがって,本出願第2又は本出願第4又
は本出願第6の発明の電源保護回路によれば,過電圧検
出器の出力に応じて入力電圧をオン/オフして主スイッ
チ素子2にオン/オフされた入力電圧を出力することが
でき,高速遮断回路を備えてDC/DCコンバータ電源
の主スイッチ素子への入力電源供給を停止する可能にな
る。
【0008】本出願第3の発明の電源保護回路は,本出
願第1又は本出願第2の発明の電源保護回路において,
前記過電圧検出器は,過電圧検出抵抗とコンデンサと基
準電圧設定用分圧抵抗とダイオードとコンパレータとを
有して成ることを特徴とする。
【0009】したがって,本出願第3の発明の電源保護
回路によれば,コンパレータによって入力電圧を分圧し
た電圧である入力分圧電圧と主スイッチ素子との出力端
子電圧を比較することが可能になる。更に,主スイッチ
素子2の出力端子電圧が入力分圧電圧を越える場合にコ
ンパレータは出力を反転し,反転した出力をコンパレー
タの入力側に帰還して固定(ロック)すると同時に反転
した出力を遮断器に入力することが可能になる。
【0010】本出願第5の発明の電源保護回路は,本出
願第3又は本出願第4の発明の電源保護回路において,
過電圧検出器内のコンパレータの非反転入力端子は主ス
イッチ素子の出力端からの信号を入力し,このコンパレ
ータの反転入力端子は入力DC電源端子と接続すること
を特徴とする。
【0011】したがって,本出願第5の発明の電源保護
回路は,コンパレータによって入力電圧を分圧した電圧
である入力分圧電圧と主スイッチ素子との出力端子電圧
を比較することが可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】一実施の形態 本発明における実施の形態の電源保護回路を図1から図
3を参照して説明する。本発明の電源保護回路を図1を
参照して説明する。図1は本発明による電源保護回路を
示す概略的な回路図である。本発明の電源保護回路は,
電源制御回路1,主スイッチ素子2,整流回路3,過電
圧検出器4及び遮断器5から構成される。すなわち,通
常の電源保護回路は電源制御回路1,主スイッチ素子
2,整流回路3の構成するのみであるのに対し,本発明
の電源保護回路は過電圧検出器4及び遮断器5を上記の
回路に付加している構成となる。
【0013】電源保護回路の動作電源として電源制御回
路1,過電圧検出器4,遮断器5に入力DC電圧が入力
される。遮断器5に入力された入力DC電圧は,主スイ
ッチ素子2及び整流回路3を経由して電圧変換された出
力DC電圧として出力される。遮断器5は過電圧検出器
4の出力に応じて入力DC電圧をオン/オフして主スイ
ッチ素子2にオン/オフされた入力DC電圧を出力す
る。主スイッチ素子2は電源制御回路1の制御信号に応
じて遮断器5を経由した入力DC電圧をスイッチングし
整流回路3にスイッチングされた入力電圧を出力する。
整流回路3は,入力されたオン時間の電圧を時間につい
て積分しオン時間とオフ時間で平均化した電圧を出力D
C電圧として出力する。電源制御回路1は整流回路3に
流れる電流及び電圧を確認しながら,希望する出力DC
電圧を生成するように主スイッチ素子におけるスイッチ
ングのオン/オフ時間を制御する。
【0014】入力DC電圧(Vin)は,電源制御回路
1,過電圧検出器4及び遮断器5に入力される。電源制
御回路1の出力は,主スイッチ素子2と整流回路3とに
それぞれ入力される。主スイッチ素子2の出力は,整流
回路3と過電圧検出器4とに入力される。過電圧検出器
4の出力は,遮断器5に入力される。遮断器5の出力
は,主スイッチ素子2に入力される。整流回路3は整流
された出力DC電圧(Vou t)を出力する。
【0015】過電圧検出器4は,内部のコンパレータに
よって入力電圧を分圧した電圧である入力分圧電圧と主
スイッチ素子2との出力端子電圧を比較する。主スイッ
チ素子2の出力端子電圧が入力分圧電圧を越える場合に
コンパレータは出力を反転し,反転した出力をコンパレ
ータの入力側に帰還して固定(ロック)すると同時に反
転した出力を遮断器5に入力する。過電圧検出器4から
受けた信号により回路を開く,すなわち入力DC電源端
子と主スイッチ素子2とを電気的に断絶する様に遮断器
5が動作する。
【0016】主スイッチ素子2の入力端子と出力端子間
が短絡モード故障を起こす場合は,主スイッチ素子2は
常にオン状態のままとなり,主スイッチ素子2の出力端
子電圧が入力電圧とほぼ同じレベルまで上昇する。この
結果,上述したように反転した出力を遮断器5に入力す
る。したがって,過電圧検出を行って瞬時に遮断回路を
開路し,主スイッチ素子2への入力電圧供給を停止する
方式のため,大電流を流すことなく,入力側と出力側を
分離することが可能になる。このため,出力側に長時間
過電圧が発生せず,主スイッチ素子2に接続される負荷
側回路素子の障害を起こさないことが可能になる。
【0017】
【実施例】本発明における実施例の電源保護回路を図2
及び図3を参照して説明する。図2は本発明による電源
保護回路を示す詳細な回路図である。入力側にスイッチ
6,ヒューズ7及び入力DC電源8の回路素子,出力側
に負荷9の回路ブロックを設ける。実施の形態で述べた
ように,入力DC電源(Vin)8は電源制御回路1,過
電圧検出器4及び遮断器5に入力される。
【0018】電源制御回路1は電源制御IC11,電圧
安定化用コンデンサ10から構成される。また,電源制
御IC11と電圧安定化用コンデンサ10とは並列に接
続されている。更に,ヒューズ7の一端と電圧安定化用
コンデンサ10の一端とが接続され,電圧安定化用コン
デンサ10の他端と入力DC電源の負極とが接続されて
いる。以上のほかに電源制御IC11は,主スイッチ素
子2のPチャネルMOSFET12のゲート電極,整流
回路3のNチャネルMOSFET13のゲート電極,整
流回路3の電流検出用抵抗15の両端と接続している。
主スイッチ素子2はPチャネルMOSFET12から構
成される。PチャネルMOSFET12のソースは遮断
器5のPチャネルMOSFET26のドレインと接続
し,PチャネルMOSFET12のドレインは整流回路
3のNチャネルMOSFET13のドレイン及び過電圧
検出器4の過電圧検出抵抗17の一端と接続している。
整流回路3は,同期整流用NチャネルMOSFET1
3,チョークコイル14,電流検出用抵抗15及び電圧
安定化用コンデンサ16から構成される。チョークコイ
ル14の一端がNチャネルMOSFET13のドレイン
と接続し他端が電流検出抵抗15の一端と接続してい
る。電流検出抵抗15の他端は電圧安定化用コンデンサ
16の一端と接続し,更に負荷の一端とも接続してい
る。電圧安定化用コンデンサ16の他端はNチャネルM
OSFET13のソースと接続しており,更にアースさ
れている。また,NチャネルMOSFET13のソース
は負荷の他端とも接続している。過電圧検出器4は,過
電圧検出抵抗17,コンデンサ18,入力電圧分圧抵抗
すなわち基準電圧設定用分圧抵抗19及び20,逆流防
止ダイオード21及び22,コンパレータ23から構成
される。過電圧検出抵抗17は一端が主スイッチ素子2
及び整流回路3と接続し他端がダイオード21のアノー
ド及びコンデンサ18の一端と接続する。コンデンサ1
8の他端は抵抗20の一端及び負荷9の低電圧端部と接
続し,これらはアースされている。抵抗20の他端はコ
ンパレータ23の反転入力端子及び抵抗19の一端と接
続している。抵抗19の他端はヒューズ7の一端と接続
している。更に,ダイオード21のカソードはコンパレ
ータ23の非反転入力端子及びダイオード22のカソー
ドと接続している。ダイオード22のアノードはコンパ
レータ23の出力端子及び遮断器5の抵抗25の一端と
接続している。また,コンパレータ23の電源として入
力DC電源8から電力が供給されている。遮断器5は,
ゲート分圧抵抗24及び25,遮断スイッチ用Pチャネ
ルMOSFET26から構成される。抵抗25の過電圧
検出器4と接続している一端とは別の一端がPチャネル
MOSFET26のゲート及び抵抗24の一端と接続し
ている。抵抗24の他端はPチャネルMOSFET26
のソース及びヒューズ7の一端と接続している。
【0019】図2を参照して本実施例の電源保護回路の
動作を説明する。スイッチ6を閉じると,入力DC電源
8の電源電流は,回路が閉じている遮断器5を経由して
主スイッチ素子2へ通常流れる。入力DC電源8が電源
制御回路1へ入力すると電源制御IC11がスイッチン
グ動作する。電源制御IC11は駆動信号Vgs1をスイ
ッチ素子2(スイッチ用PチャネルMOSFET12)
のゲートに送出し,駆動信号Vgs2を整流回路3の同期
整流用NチャネルMOSFET13のゲートに送出す
る。スイッチ用PチャネルMOSFET12と同期整流
用NチャネルMOSFET13は同時にオン/オフ動作
し,スイッチ用PチャネルMOSFET12がオンする
ときは同期整流用NチャネルMOSFET13はオフす
る。逆に,スイッチ用PチャネルMOSFET12がオ
フするときは同期整流用NチャネルMOSFET13は
オンする。したがって,スイッチ用PチャネルMOSF
ET12に流れる電流Iswと同期整流用PチャネルMO
SFET12の電流Irecは時間を追ってみると交互に
流れることになる。以上の動作により,整流電圧fが発
生する。図2に示す様に整流電圧fはチョークコイル1
4を経由して電圧降下され,電流検出用抵抗15を経由
して電流が流れ,電圧安定化用コンデンサ16で希望の
出力DC電圧(Vout)を生成する。電流検出用抵抗1
5の両端電圧(m1,m2)は,フィードバック電圧信
号として電源制御IC11へ送られる。一方,整流電圧
fは過電圧検出器4内部の過電圧検出抵抗17とコンデ
ンサ18で積分されて比較電圧jになる。通常の動作状
態では,比較電圧jは基準電圧設定用分圧抵抗19及び
20で生成される基準電圧kより常に低い値に設定され
る。ところで,主スイッチ素子2は比較的高い入力電圧
から低い出力電圧を生成するため,主スイッチ素子2の
オン抵抗により発熱が大きい。また,主スイッチ素子2
が故障すると常時オン状態になり,入力電圧の高い電圧
がそのまま出力されるため,故障した場合の対策が必要
になる。
【0020】図2の各部動作のタイミングチャートを示
す図3及び図2を参照して電源保護回路の動作を説明す
る。図3で示すように,主スイッチ素子2の入力と出力
間で短絡故障が発生した場合(図3の時刻n)は,整流
電圧f及び比較電圧jが急激(時間t1)に上昇し,比
較電圧jが上記基準電圧kを越えるために,コンパレー
タ23は出力を低レベル状態から高レベル状態に急激
(時間t2)に反転する。一旦高レベル状態になったコ
ンパレータ23の出力は,入力側に帰還されて逆流防止
ダイオード21及び22により高レベル状態で固定され
る。したがって,主スイッチ素子2に電流が流れなくな
り,整流電圧fが低下してもコンパレータ23の出力は
高レベル状態を保ち続ける。その結果,スイッチ6を開
かない限り初期状態に復帰しなくなる。この様にして過
電圧による主スイッチ素子2に接続される負荷側回路素
子の障害を未然に防ぐことが可能になる。
【0021】以上本発明の一実施の形態及び実施例の電
源保護回路によれば,回路間を電気的に遮断又は接続す
る主スイッチ素子2と,主スイッチ素子2から入力され
たオン時間の電圧を時間について積分しオン時間とオフ
時間で平均化した電圧を出力DC端子に出力する整流回
路3と,整流回路3及び入力DC電源端子に接続されて
整流回路3に流れる電流及び電圧を確認調整し所望の出
力電圧を生成するように主スイッチ素子2におけるスイ
ッチングのオン/オフ時間を制御する電源制御回路1
と,主スイッチ素子2の入力側に接続して,入力DC電
源端子と主スイッチ素子2とを電気的に遮断又は接続す
る遮断器5と,遮断器5に接続されて主スイッチ素子2
の出力電圧が所定の電圧値を越えた場合に所定の信号を
遮断器5に出力する過電圧検出器4と,から構成され,
過電圧検出器4は,入力DC電源分圧電圧と主スイッチ
素子2の出力電圧とを比較検出することにより,出力側
回路素子の二次障害を未然に防ぐことが可能になり,過
電圧検出を行って瞬時に回路を開くことができ,DC/
DCコンバータ電源の主スイッチ素子が故障時に異常過
電圧になることにより発生する負荷側回路素子の障害を
引き起こさないことが可能になる。
【0022】
【発明の効果】出力側回路素子の二次障害を未然に防ぐ
ことが可能になり,過電圧検出を行って瞬時に回路を開
くことができ,DC/DCコンバータ電源の主スイッチ
素子が故障時に異常過電圧になることにより発生する負
荷側回路素子の障害を引き起こさないことが可能になる
また,過電圧検出を行って瞬時に回路を開くために大電
流が流れず,前述した負荷側回路素子の障害を引き起こ
さない。遮断時間を問題にする回路保護では回路系の分
離,遮断を高速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における一実施の形態の電源保護回路
の回路図である。
【図2】 本発明における一実施例の電源保護回路の回
路図である。
【図3】 本発明における一実施例の電源保護回路の各
部動作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 電源制御回路 2 主スイッチ素子 3 整流回路 4 過電圧検出器 5 遮断器
フロントページの続き Fターム(参考) 5G004 AA04 AB02 BA08 DC04 EA01 5G053 AA09 BA04 CA01 DA01 EB02 EC03 FA06 FA07 5G065 BA01 DA07 EA01 HA04 JA01 LA01 MA01 MA08 MA09 MA10 NA01 NA02 NA05 NA06 5H730 AA12 AA20 BB26 BB57 DD04 DD26 DD32 FD01 FD11 FD21 FD51 FG01 XX04 XX12 XX25 XX32 XX35 XX42

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路間を電気的に遮断又は接続する主ス
    イッチ素子と,この主スイッチ素子から入力されたオン
    時間の電圧を時間について積分しオン時間とオフ時間で
    平均化した電圧を出力DC端子に出力する整流回路と,
    この整流回路及び入力DC電源端子に接続されて整流回
    路に流れる電流及び電圧を確認調整し所望の出力電圧を
    生成するように主スイッチ素子におけるスイッチングの
    オン/オフ時間を制御する電源制御回路と,前記主スイ
    ッチ素子の入力側に接続して,入力DC電源端子と主ス
    イッチ素子とを電気的に遮断又は接続する遮断器と,こ
    の遮断器に接続されて主スイッチ素子の出力電圧が所定
    の電圧値を越えた場合に所定の信号を前記遮断器に出力
    する過電圧検出器と,から構成され,前記過電圧検出器
    は,入力DC電源分圧電圧と前記主スイッチ素子の出力
    電圧とを比較検出することを特徴とする電源保護回路。
  2. 【請求項2】 前記遮断器は,MOSFET(Meta
    l Oxide Semiconductor Fie
    ld Effect Transister:金属酸化
    物半導体電解効果トランジスタ)とゲート分圧抵抗とを
    有して成ることを特徴とする請求項1に記載の電源保護
    回路。
  3. 【請求項3】 前記過電圧検出器は,過電圧検出抵抗と
    コンデンサと基準電圧設定用分圧抵抗とダイオードとコ
    ンパレータとを有して成ることを特徴とする請求項1又
    は請求項2に記載の電源保護回路。
  4. 【請求項4】 遮断器内のゲート分圧抵抗の一端が遮断
    器内のMOSFETのゲートと接続し,このゲート分圧
    抵抗の他端が過電圧検出器内のコンパレータの出力端と
    接続していることを特徴とする請求項3に記載の電源保
    護回路。
  5. 【請求項5】 過電圧検出器内のコンパレータの非反転
    入力端子は主スイッチ素子の出力端からの信号を入力
    し,このコンパレータの反転入力端子は入力DC電源端
    子と接続することを特徴とする請求項3又は請求項4に
    記載の電源保護回路。
  6. 【請求項6】 ゲート分圧抵抗は,過電圧検出器の出力
    端と遮断器内のMOSFETのゲートとの間と,入力D
    C電源端子と遮断器内のMOSFETのゲートとの間
    と,に設けられ,遮断器内のPチャネルMOSFETの
    ソースは入力DC電源端子と接続し,遮断器内のPチャ
    ネルMOSFETのドレインは主スイッチ素子の入力端
    に接続することを特徴とする請求項2に記載の電源保護
    回路。
JP31444499A 1999-11-04 1999-11-04 電源保護回路 Pending JP2001136656A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31444499A JP2001136656A (ja) 1999-11-04 1999-11-04 電源保護回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31444499A JP2001136656A (ja) 1999-11-04 1999-11-04 電源保護回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001136656A true JP2001136656A (ja) 2001-05-18

Family

ID=18053440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31444499A Pending JP2001136656A (ja) 1999-11-04 1999-11-04 電源保護回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001136656A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102843032A (zh) * 2012-09-11 2012-12-26 成都芯源系统有限公司 电压变换器及其在电压变换器中提供过压保护的方法
CN109327010A (zh) * 2018-11-30 2019-02-12 浙江梧斯源通信科技股份有限公司 一种电子保险丝电路
CN113341344A (zh) * 2021-05-11 2021-09-03 Tcl王牌电器(惠州)有限公司 线路通断检测装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102843032A (zh) * 2012-09-11 2012-12-26 成都芯源系统有限公司 电压变换器及其在电压变换器中提供过压保护的方法
CN109327010A (zh) * 2018-11-30 2019-02-12 浙江梧斯源通信科技股份有限公司 一种电子保险丝电路
CN109327010B (zh) * 2018-11-30 2024-01-02 浙江梧斯源通信科技股份有限公司 一种电子保险丝电路
CN113341344A (zh) * 2021-05-11 2021-09-03 Tcl王牌电器(惠州)有限公司 线路通断检测装置
CN113341344B (zh) * 2021-05-11 2023-02-17 Tcl王牌电器(惠州)有限公司 线路通断检测装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6301133B1 (en) Power supply system with ORing element and control circuit
US7119524B2 (en) Control of DC/DC converters having synchronous rectifiers
US7746615B2 (en) Adaptive multi-level threshold system and method for power converter protection
EP1811645B1 (en) Power supply circuit protecting method and apparatus for the same
JP4651832B2 (ja) 電源システムの過電圧保護装置
US7161783B2 (en) Overcurrent protection circuit for switching power supply
JP2007043822A (ja) 過電圧保護回路
US20150048874A1 (en) Semiconductor device
JP5900949B2 (ja) 電源故障検出回路および電源故障検出方法
EP1196981A2 (en) Control of dc/dc converters having synchronous rectifiers
JP2017042028A (ja) 直流−直流変換装置
US5991175A (en) Control circuit for an in-rush current control element, and a protection circuit and power supply employing the same
JP7183421B2 (ja) 直流分電盤
JP2001136656A (ja) 電源保護回路
JP2000333468A (ja) パワースイッチング装置及びインバータ装置
EP3731413A1 (en) Gate driver circuit and method for driving a gate of a field-effect transistor
US10243353B2 (en) DC-DC converter
JPH10336876A (ja) 電流の遮断装置
JP3302951B2 (ja) Dc−dcコンバータの入力回路
CN110797836B (zh) 用于电机驱动器中的开关电源的电路、操作方法和电机驱动电路系统
US20230275514A1 (en) Energy supply device with safety-related shut-down facility and method of switching off the device
EP4210225A1 (en) Overcurrent protection circuit, and switching circuit
JP2008154379A (ja) 昇圧チョッパレギュレータ回路
US20240204768A1 (en) Co-packaged controlled overcurrent handling
JP3359097B2 (ja) 多出力電源装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040317

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040707