JP2001136497A - デジタル放送送信機及び受信機 - Google Patents

デジタル放送送信機及び受信機

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JP2001136497A
JP2001136497A JP31770299A JP31770299A JP2001136497A JP 2001136497 A JP2001136497 A JP 2001136497A JP 31770299 A JP31770299 A JP 31770299A JP 31770299 A JP31770299 A JP 31770299A JP 2001136497 A JP2001136497 A JP 2001136497A
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JP
Japan
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output
carrier
circuit
mode
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JP31770299A
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English (en)
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Tetsuya Ogawa
哲也 小川
Mizuki Takahashi
瑞樹 高橋
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 階層毎に時間インターリーブ長、深さが異な
る場合、それぞれのパラメータについて時間インターリ
ーブ(時間デインターリーブ)用バッファに対するアド
レス制御回路が必要になる。このため、時間インターリ
ーブ回路(時間デインターリーブ回路)の回路規模の増
大を招いていた。 【解決手段】 アドレス制御手段100に、所定の数の
キャリアをブロックとして該ブロック単位でアドレスを
生成するブロックアドレス生成手段19と、各階層ごと
のインターリーブの長さのパラメータによりアドレスを
生成するパラメータ依存アドレス生成手段20と、を設
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル放送送信
機及び受信機に係り、特に、OFDM(Orthogo
nal Frequency Division Mu
ltiplexing:直交周波数分割多重)伝送方式
を用いたディジタル放送送信機及び受信機に好適に利用
できるものである。
【0002】
【従来の技術】近年、日本では、ディジタル放送の規格
化が盛んに進められいる。
【0003】中でも地上ディジタル放送の規格であるI
SDB−T(Terrestrial Integra
ted Services Digital Broa
dcasting)方式は、畳込みインターリーブ規模
の大きい時間インタリーブ等を施し、OFDM方式を用
いることにより、マルチパスに強く、周波数利用効率が
比較的高い、スペクトルが白色ガウス雑音に近く、他の
サービスに妨害を与えにくいなどの多くの特長を有し、
特に移動体向け広帯域伝送路に適した優れた変調伝送方
式である。
【0004】ISDB−Tは、伝送帯域を13個のOF
DMセグメントにより構成し、伝送特性の異なる最大3
つの階層を同時に伝送する階層伝送が可能であり、各階
層は、1つまたは複数のOFDMセグメントにより構成
される。
【0005】階層毎に内符号の符号化率、キャリア変調
方式、および時間インターリーブ長等のパラメータを指
定することが可能である。OFDM伝送でのキャリア間
隔も3種類(Mode1、Mode2、Mode3)用
意されており、これにより、データキャリア数は、Mo
de1では1248個、Mode2では2496個、M
ode3では4992個である。
【0006】尚、この13セグメント全て使用して伝送
する場合は、広帯域モードと呼び、また、中央の1セグ
メントのみ伝送する場合は、狭帯域モードと呼ぶ。
【0007】また、ISDB−Tには、部分受信モード
が存在する。部分受信モードでは伝送帯域中央のOFD
Mセグメントについては、1つのOFDMセグメントで
受信が可能である。
【0008】図6にISDB−T伝送系の変復調ブロッ
ク図を示す。
【0009】図6において、変調部は、1の伝送路符号
化装置、2のキャリア変調装置、3の時間インターリー
ブ回路、4の周波数インターリーブ回路、5の変調装置
から構成されている。
【0010】ここで、伝送路符号化装置1は、通常、T
SP(Transport Stream Packe
t)単位で入力信号系列として入力され、リードソロモ
ン符号と畳み込み符号の連接符号等を発生するように構
成されている。
【0011】この伝送路符号化装置1にて符号化された
信号系列は、キャリア変調装置2によりビットインター
リーブされ、さらにマッピングを行い直交変調用のキャ
リア変調シンボル単位(I(In−phase)、Q
(Quadrature)軸データ単位)に変換され
る。
【0012】さらに、時間インターリーブ回路3、周波
数インターリーブ回路4にてインターリーブ処理が施さ
れる。
【0013】図7に時間インターリーブ回路の概要を示
す。
【0014】ISDB−Tでは、変調シンボル単位で時
間インターリーブを行う。時間インターリーブは各セグ
メントで長さの異なる時間インターリーブを設定するこ
とが可能である。1OFDMシンボル(OFDM変調単
位)は13セグメントに分けられており各セグメントに
おけるキャリア数ncは、nc=96(Mode1)、
nc=192(Mode2)、nc=384(Mode
3)である。
【0015】図8にデータセグメント内時間インターリ
ーブの構成を示す。
【0016】図8において、
【0017】
【数1】 である。ここで、(i×5)mod96は、(i×5)
を96で割ったときの剰余を示す。
【0018】また、Iは、階層単位で指定可能なインタ
ーリーブ長に関わるパラメータであり、 Mode1では、I=0、4、8、16 Mode2では、I=0、2、4、8 Mode3では、I=0、1、2、4 である。
【0019】時間インターリーブは、キャリア毎に長さ
の異なるバッファを割当てる畳込みインターリーブであ
る。ただし、インターリーブの長さのパターンは96キ
ャリア分を1ブロックとする同じパターンが続いている
ので、ブロック単位での処理が可能である。(特開平1
0−336594)ISDB−Tでは、1シンボルを1
3セグメントに分割し、最大階層数3で周波数多重で伝
送することが可能である。よって、各階層では、内符号
の符号化率(1/2、2/3、3/4、5/6、7/
8)、キャリア変調(DQPSK、QPSK、16QA
M、64QAM)、時間インターリーブ長(I)の異な
るパラメータで伝送することができ、固定受信用、移動
受信用等にパラメータを決めることができる。
【0020】この周波数インターリーブ回路4の出力
は、変調装置5に入力され、各種パイロット信号、TM
CC(Transmission and Multi
plexing Configuration Con
trol)信号とフレーム構成され高速フーリエ逆変換
処理を受ける。
【0021】また、搬送波帯に周波数変換するために、
基底帯域のOFDM信号から搬送波帯域のOFDM信号
を生成している。
【0022】このように生成されたOFDM信号は、全
く逆の手順で受信処理される。
【0023】図6において、復調部は、6の復調装置、
7の周波数デインターリーブ回路、8の時間デインター
リーブ回路、9のキャリア復調装置、10の伝送路符号
化復号装置から構成されている。
【0024】すなわち、OFDM信号は復調装置6に入
力され、基底帯域のOFDM信号に変換され、高速フー
リエ変換処理を行い、OFDM復調する。また、TMC
C復号も行い、時間インターリーブ等のパラメータを解
読する。
【0025】復調装置6でOFDM復調された信号は、
周波数デインターリーブ回路7に入力され、周波数領域
のインターリーブ処理をおこない、更に時間デインター
リーブ回路8にて時間領域のインターリーブ処理を受け
る。このデインターリーブ処理された信号系列をキャリ
ア復調装置9、伝送路符号化復号装置10にて復号処理
を施すことにより、送信信号系列と同一の受信信号系列
を得ることができる。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような、階層毎に時間インターリーブ長、深さが異なる
場合、それぞれのパラメータについて時間インターリー
ブ(時間デインターリーブ)用バッファ(RAM)に対
するアドレス制御回路が必要になる。このため、時間イ
ンターリーブ回路3(時間デインターリーブ回路8)の
回路規模の増大を招いていた。
【0027】本発明は、上記の問題点を解決し、時間イ
ンタリーブ回路3(時間デインターリーブ回路8)に
て、パラメータ依存による制御回路を設けることによ
り、各キャリア毎に保持するアドレスのビット数を削減
し、回路規模の小さい時間インターリーブ回路を備えた
デジタル放送送信機及び受信機を提供するものである。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のデジタル放送送信機は、以下のように構
成される。
【0029】即ち深さ・長さの異なる時間インターリー
ブ処理を施し、複数のキャリアを用いる直交周波数時分
割多重伝送方式により階層伝送するデジタル放送送信機
であって、少なくとも所定の数のキャリアをブロックと
して該ブロック単位でアドレスを生成するブロックアド
レス生成手段と、各階層ごとのインターリーブの長さの
パラメータによりアドレスを生成するパラメータ依存ア
ドレス生成手段と、を有したアドレス制御手段と、該ア
ドレス制御手段によりアドレスが制御され、前記時間イ
ンターリーブ処理を施すメモリと、を具備するようにし
た。
【0030】ここで、前記メモリは、偶数キャリア用の
メモリと、奇数キャリア用のメモリと、から構成される
ことが好ましい。
【0031】また、本発明のデジタル放送受信機は、以
下のように構成される。
【0032】即ち、深さ・長さの異なる時間インターリ
ーブ処理を施し、複数のキャリアを用いる直交周波数時
分割多重伝送方式により階層伝送された信号を受信する
デジタル放送受信機であって、少なくとも所定の数のキ
ャリアをブロックとして該ブロック単位でアドレスを生
成するブロックアドレス生成手段と、各階層ごとのイン
ターリーブの長さのパラメータによりアドレスを生成す
るパラメータ依存アドレス生成手段と、を有したアドレ
ス制御手段と、該アドレス制御手段によりアドレスが制
御され、前記時間インターリーブ処理を復元する時間デ
インターリーブ処理を施すメモリと、を具備するように
した。
【0033】ここで、前記メモリは、偶数キャリア用の
メモリと、奇数キャリア用のメモリと、から構成される
ことが好ましい。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図5を参照して本
発明に係るデジタル放送送信機の実施形態を詳細に説明
する。
【0035】図1は、本発明の一実施形態に関わる時間
インターリーブ回路の構成を示すものである。
【0036】データ入出力制御&RAM用OE、WE制
御信号回路11は、キャリア変調装置2(図6参照)か
らのIQのキャリアシンボルデータ信号、制御信号、T
MCC情報、及びアドレス制御回路100から出力され
るキャリア番号から偶数キャリア用RAM12と奇数キ
ャリア用RAM13を制御する信号(ライトイネーブ
ル、アウトプットイネーブル)を出力し、データの入出
力制御し、また、インターリーブされたデータを周波数
インターリーブ回路4(図6参照)へ出力する。ただ
し、インターリーブの遅延のないデータは、RAM1
2、13に書き込みを行わず通過させて出力する。
【0037】キャリア変調装置2からの制御信号は、デ
ータ有効期間を示すデータイネーブル信号(den)
と、ISDB−Tのフレームの先頭を示すフレーム同期
信号(fsync)である(1フレームは204シンボ
ル)。
【0038】また、キャリア変調装置2からの制御信号
は、周波数インターリーブ回路4へも出力される。
【0039】尚、上記TMCC情報とは、ISDB−T
の狭帯域か広帯域かを示すフラグ、Mode情報、及
び、各セグメント(あるいは各階層の)時間インターリ
ーブパラメータIである。
【0040】ここでのIは全モードで統一するため以下
のような表記I′も考える。
【0041】 I=0(Mode1、2、3)のときI′="00" I=4(Mode1)、2(Mode2)、1(Mod
e3)のときI′="01" I=8(Mode1)、4(Mode2)、2(Mod
e3)のときI′="10" I=16(Mode1)、8(Mode2)、4(Mo
de3)のときI′="11" (TMCC情報は、この形式で記述されている) 偶数キャリア用RAM12、奇数キャリア用RAM13
は、時間インターリーブ用のバッファとして使用する。
ここではSRAMを用いている。また、データサンプル
クロックで動作させるため2つのSRAMを用いる(D
RAMでも可能)。偶数キャリア用RAM12は、偶数
キャリア用のバッファであり、奇数キャリア用RAM1
3は、奇数キャリア用のバッファである(図7、8の番
号の偶数、奇数)。
【0042】アドレス制御回路100は、キャリア変調
装置2からのTMCC情報と制御信号を入力とし、偶数
奇数用キャリアRAM12、13にアドレスを出力する
回路である。
【0043】アドレス制御回路100は、キャリアカウ
ンタ14、セグメントカウンタ15、シンボルカウンタ
16、セグメントオフセット生成回路17、キャリアオ
フセット生成回路18、ブロックアドレス生成回路1
9、パラメータ依存アドレス生成回路20、アドレス加
算回路21から構成される。
【0044】ここで、時間インターリーブの処理方法の
アドレス制御方法について詳細に記す。
【0045】時間インタリーブは、入力されてくるOF
DMシンボル中のIQデータをあるシンボル数遅延させ
て出力する処理である。セグメント中のキャリア番号i
のIQデータは、
【0046】
【数2】 で計算されるシンボル数遅延して出力される。
【0047】ここで、Iは、そのIQデータが属する階
層(ISDB−Tでは最大3階層)毎に設定可能なパラ
メータであり、 Mode1の場合は、0、4、8、16 Mode2の場合は、0、2、4、8 Mode3の場合は、0、1、2、4 のいずれかの値をとる。
【0048】前記の通り、時間インターリーブパラメー
タを表す方法として、 I=0(Mode1、2、3)のとき、I′="00" I=4(Mode1)、2(Mode2)、1(Mod
e3)のときI′="01" I=8(Mode1)、4(Mode2)、2(Mod
e3)のときI′="10" I=16(Mode1)、8(Mode2)、4(Mo
de3)のときI′="11" とする。
【0049】広帯域ISDB−Tでは、データ用キャリ
アの総数が、 Mode1の場合は、13×96=1248 Mode2の場合は、13×192=2496 Mode3の場合は、13×384=4992 であり、これだけの本数のシンボルバッファが必要であ
る。
【0050】また、狭帯域では、 Mode1の場合は、96 Mode2の場合は、192 Mode3の場合は、384 である。
【0051】本実施形態では、シングルポートのSRA
Mを使用し、かつIQ入力のクロックで動作させるた
め、2個のSRAMを使用している。
【0052】ここで、
【0053】
【数3】 となり、Mode1のIの最大は16、Mode2のI
の最大は8、Mode3のIの最大は4であるので、必
要なメモリ量は、13×4560×16=13×912
0×8=13×18240×4=948480ワードで
ある。
【0054】次に、広帯域Mode1の時13×96=
1248本、広帯域Mode2の時13×192=24
96本、広帯域Mode3の時13×384=4992
本のそれぞれ長さの異なるシンボルバッファを2個のS
RAMに割り付けるためのアドレスマッピングについて
述べる。
【0055】それぞれのシンボルバッファは、キャリア
番号と時間インタリーブパラメータに応じて異なる長さ
となっている。
【0056】説明の例として、広帯域Mode1、キャ
リア番号1、時間インタリーブパラメータI′="11"
(I=16)を用いる。
【0057】この時の遅延シンボル数は
【0058】
【数4】 である。この時のシンボルバッファ構成を図2に示す。
【0059】この場合、時間インタリーブパラメータが
最大であるためシンボルバッファの最初から最後まで順
にアクセスされる。
【0060】一方、時間インタリーブパラメータが最大
でない場合も、シンボルバッファの構成は同一としてお
き、アクセスの方法だけを変えることでパラメータに依
存して短くなるバッファ長に対応する。
【0061】広帯域Mode1、キャリア番号1、時間
インタリーブパラメータI′="01"(I=8)の場合
のシンボルバッファ構成とそのアクセス方法を図3に示
す。
【0062】この場合、ブロックアドレスmiで示され
る16ワードの領域のうち、前半の8ワードのみ順にア
クセスされ、後半の8ワードはスキップされる。これに
より同一のアドレスマッピングを用いながら、異なる時
間インタリーブパラメータに対応したシンボルバッファ
長を実現できる。
【0063】次に複数のシンボルバッファのSRAMへ
のパッキングについて述べる。
【0064】複数のシンボルバッファ(広帯域Mode
1で1248本、広帯域Mode2で2496本、広帯
域Mode3で4992本)は、そのセグメント番号、
キャリア番号、およびModeから計算可能な開始アド
レスにマッピングされて置かれる。
【0065】また、1クロックあたり、SRAMに対し
て2つのオペレーション(readとwrite)が発
生するが、これをシングルポートのSRAMで実現する
ために、偶数キャリアのシンボルバッファ用と奇数キャ
リアのシンボルバッファ用の2つのSRAMを使用す
る。偶数キャリアのシンボルバッファへのアクセスと奇
数キャリアのシンボルバッファへのアクセスは引き続い
て起こるため、片方のread operation中
にもう片方のwrite operationを実行す
ることができる。
【0066】広帯域Mode1、セグメント番号se
g、キャリア番号carのシンボルバッファの開始アド
レスをFSAMode1(seg、car)とすると、
carが偶数の時
【0067】
【数5】 carが奇数の時
【0068】
【数6】 で与えられる。
【0069】ここで、SEGOFFe(seg)、SE
GOFFo(seg)、CAROFFe(car)、C
AROFFo(car)はどれも、時間インタリーブパ
ラメータ依存分の16ワードを1ブロックとしてカウン
トしたブロック数を返す。
【0070】SEGOFFe(seg)は、セグメント
番号seg、キャリア番号0のシンボルバッファの先頭
のブロックアドレス(偶数キャリア用SRAMの先頭か
ら数えたブロック数)、CAROFFe(car)は、
キャリア番号carのブロックアドレスを、それが属す
るセグメントのキャリア1(偶数キャリア用SRAMな
ので、セグメントの先頭はキャリア0のシンボルバッフ
ァ)に対応するシンボルバッファの先頭から数えた相対
的な値である。
【0071】SEGOFFo(seg)は、セグメント
番号seg、キャリア番号1のシンボルバッファの先頭
のブロックアドレス(奇数キャリア用SRAMの先頭か
ら数えたブロック数)、CAROFFo(car)は、
キャリア番号carのブロックアドレスを、それが属す
るセグメントのキャリア1(奇数キャリア用SRAMな
ので、セグメントの先頭はキャリア1のシンボルバッフ
ァ)に対応するシンボルバッファの先頭から数えた相対
的な値である。
【0072】それぞれの計算式は、
【0073】
【数7】
【0074】
【数8】
【0075】
【数9】
【0076】
【数10】 で与えられる。
【0077】これら4つの関数をテーブルルックアップ
方式またはROMで実現できる。
【0078】一方、広帯域Mode2の場合は時間パラ
メータ依存分が1/2になるかわりに各セグメントのキ
ャリア数が2倍となっている。
【0079】広帯域mode2、セグメント番号se
g、キャリア番号carが偶数の時
【0080】
【数11】 carが奇数の時
【0081】
【数12】 で与えられる。
【0082】ただし、car/96はcarを96で割
ったときの商を示す。
【0083】ここでMIOFFeは1セグメント内の偶
数キャリア0、2、4、・・、92、94のシンボルバ
ッファのブロック数の総和であり、
【0084】
【数13】 で与えられる。同様にMIOFFoは、
【0085】
【数14】 で与えられる。
【0086】同様に広帯域Mode3の場合は時間パラ
メータ依存分がMode1に比べて1/4になるかわり
に各セグメントのキャリア数が4倍となっている。
【0087】広帯域Mode3、セグメント番号se
g、キャリア番号carのシンボルバッファの開始アド
レスをFSAmode3(seg、car)とすると、
carが偶数の時
【0088】
【数15】 carが奇数の時
【0089】
【数16】 で与えられる。
【0090】上記、アドレスを生成するため図1中のア
ドレス制御回路100について、図4と共に説明する。
【0091】キャリアカウンタ14は、キャリア変調装
置2からの制御信号を入力とし各セグメント中における
キャリア番号を出力する(Mode1:0〜95、Mo
de2:0〜191、Mode3:0〜393)。
【0092】キャリア番号は、フレーム同期信号を使っ
て0にリセットしデータイネーブルが有効なとき1カウ
ントアップする。また、カウント値がMode1:9
5、Mode2:191、Mode3:393の場合、
データイネーブルが有効になったら0に戻す。
【0093】セグメントカウンタ15は、キャリア変調
装置2からの制御信号とTMCC情報(各セグメントの
時間インターリーブ長と狭帯域、広帯域フラグ)及び、
キャリアカウンタ14からのキャリア番号を入力とし、
セグメント番号(広帯域:0〜12、狭帯域:0)、そ
のセグメントの時間インターリーブパラメータ、シンボ
ルの最後のデータを示すイネーブル信号及び、シンボル
の最後の96データ分を示すイネーブル信号を出力して
いる。
【0094】セグメント番号は、フレーム同期信号を基
に0にリセットし、キャリア番号から、セグメントの最
後のデータを検出して、1カウントアップする。但し、
カウント値は狭帯域のときは常に0で、広帯域のときは
12になった場合、次の更新時は0に戻す。
【0095】シンボルカウンタ16は、セグメントカウ
ンタ15からのシンボルの最後のデータを示すイネーブ
ル信号を入力とし、シンボル数を出力とする。シンボル
数はシンボルの最後のデータを示すイネーブル信号が有
効なとき1カウントアップする。ただし、時間インター
リーブ最大長−1=15だけカウントし、15になって
いる時にカウントアップする場合、0に戻す。
【0096】セグメントオフセット生成回路17は、キ
ャリア変調装置2からのTMCC情報(Mode情
報)、キャリアカウンタ14からのキャリア番号のLS
B(偶数キャリアか奇数キャリアを示す)、及びセグメ
ントカウンタ15からのセグメント数を入力とし、RA
M13、14へのアドレス用のセグメントオフセットを
出力とする。
【0097】セグメントオフセット生成回路17は、偶
数キャリア用セグメントオフセットROM170、奇数
キャリア用セグメントオフセットROM171、2‐1
セレクタ172、1ビットシフター173、2ビットシ
フター174、及び3‐1セレクタ175から構成され
る。
【0098】偶数キャリア用セグメントオフセットRO
M170はセグメント番号:segを入力とし式(7)
で示されるSEGOFFe(seg)を出力する。奇数
キャリア用セグメントオフセットROM171はセグメ
ント番号:segを入力とし式(9)で示されるSEG
OFFo(seg)を出力する。
【0099】2‐1セレクタ172は、偶数キャリア用
セグメントオフセットROM170からの出力SEGO
FFe(seg)と奇数キャリア用セグメントオフセッ
トROM171からの出力SEGOFFo(seg)を
入力とし、キャリアカウンタ16からのキャリア番号の
LSBが0の場合、偶数キャリア用セグメントオフセッ
トROM170からの出力SEGOFFe(seg)を
出力し、1の場合、奇数キャリア用セグメントオフセッ
トROM171からの出力SEGOFFo(seg)を
出力する。
【0100】1ビットシフター173は、2‐1セレク
タ172からの出力を入力とし、1ビットシフト(×
2)したものを出力する(Mode2用の(11)、
(12)式の最初の項)。2ビットシフター174は、
2‐1セレクタ172からの出力を入力とし、2ビット
シフト(×4)したものを出力する(Mode3用の
(15)、(16)式の最初の項)。
【0101】3‐1セレクタ175は2‐1セレクタ1
72の出力、1ビットシフター173の出力及び2ビッ
トシフター174の出力を入力としTMCC情報のMo
de情報からMode1の場合2‐1セレクタ172の
出力からの入力を、Mode2の場合1ビットシフター
173の出力からの入力を、Mode3の場合2ビット
シフター174の出力からの入力を出力とする。セグメ
ントオフセット生成回路17はこの3‐1セレクタ17
5の出力を出力とする。
【0102】キャリアオフセット生成回路18は、キャ
リアカウンタ14からのキャリア番号:carを入力と
し、RAM13、14へのアドレス用のキャリアオフセ
ット及びキャリア番号を96で割った時の剰余を出力と
する。キャリアオフセット生成回路18は、96剰余回
路180(mod96)、キャリアオフセットROM1
81及びキャリアオフセット変換回路182から構成さ
れる。
【0103】96剰余回路180(mod96)は、キ
ャリアカウンタ14からのキャリア番号を96で割った
ときの剰余を出力する(0〜95)。
【0104】キャリアオフセットROM181は、96
剰余回路180(mod96)からの出力を入力(アド
レス)とし、式(8)、(10)のCAROFFe(c
armod 96)、CAROFFo(car mod
96)を出力する。
【0105】キャリアオフセット変換回路182は、キ
ャリアオフセットROM181からの出力とキャリアカ
ウンタ14からのキャリア番号を入力とし、キャリアオ
フセットROM181からの出力に、Mode2の場
合、式(11)、式(12)、Mode3の場合、式
(15)、式(16)におけるMIOFFe×(car
/96)(キャリア番号が偶数のとき)、または、MI
OFFo×(car/96) (キャリア番号が奇数の
とき)の項を加えて出力する。
【0106】キャリアオフセット変換回路182の出力
がキャリアオフセット生成回路18の出力になる。
【0107】ブロックアドレス生成回路19は、セグメ
ントカウンタ15からの現時のセグメントの時間インタ
ーリーブパラメータとシンボルの最後の96データ分を
示すイネーブル信号、シンボルカウンタ16からのシン
ボル数、キャリア復調回路2からのTMCC情報(Mo
de情報)及び、キャリアオフセット回路18の96剰
余回路180(mod96)からの出力を入力とし、前
述のブロックアドレス(mi)を出力する。
【0108】このブロックアドレス生成回路19は、ブ
ロックアドレスカウンタ制御回路190、インターリー
ブ長01用ブロックアドレスカウンタ191、インター
リーブ長10用ブロックアドレスカウンタ192、イン
ターリーブ長11用ブロックアドレスカウンタ193及
び、3‐1セレクタ194から構成される。
【0109】また、パラメータ依存アドレス生成回路2
0は、セグメントカウンタ15からの現時のセグメント
の時間インターリーブパラメータ、シンボルカウンタ1
6からのシンボル数及び、キャリア復調装置2からのT
MCC情報(Mode情報)を入力とし、インターリー
ブパラメータIに依存した、パラメータ依存アドレスを
出力する。
【0110】このブロックアドレス生成回路19とパラ
メータ依存アドレス生成回路20は各シンボルバッファ
の現在のアクセス位置を保持するための回路である。
【0111】パラメータ依存アドレス生成回路20は、
シンボルカウンタ16からのシンボル数:sym(0〜
15)を用いている。時間インタリーブパラメータはm
ode1〜3合わせて5種類(1、2、4、8、16)
あるが、どれも2のべき乗であるので、時間インタリー
ブパラメータに応じて必要のない上位ビットをマスクし
て使用すれば良く、全てのパラメータに対して1本のカ
ウンタを共有できる。
【0112】すなわち、時間インターリブ長が8の場合
は下位3ビットを用いる。つまり、sym mod I
(1、2、4、8、16)の値を出力する。このときの
IはTMCC情報(Mode情報)とセグメントの時間
インターリーブパラメータよりI(1、2、4、8、1
6)の値を選択する。
【0113】ブロックアドレスカウンタ制御回路190
は、セグメントカウンタ15からのシンボルの最後の9
6データ分を示すイネーブル信号、シンボルカウンタ1
6からのシンボル数、キャリア復調回路2からのTMC
C情報(Mode情報)を入力とし、インターリーブ長
01用ブロックアドレスカウンタ191、インターリー
ブ長10用ブロックアドレスカウンタ192、インター
リーブ長11用ブロックアドレスカウンタ193にそれ
ぞれカウンタ更新信号を出力する。
【0114】シンボルカウンタ16からマスク後のシン
ボル数の値(sym mod I(1、2、4、8、1
6))が、I(1、2、4、8、16)−1でかつセグ
メントカウンタ15からのシンボルの最後の96データ
分を示すイネーブル信号が有効なときに更新信号を有効
とする。この場合、各シンボルバッファのブロック長を
超えた場合0にする。
【0115】インターリーブ長01用ブロックアドレス
カウンタ191、インターリーブ長10用ブロックアド
レスカウンタ192、インターリーブ長11用ブロック
アドレスカウンタ193はキャリアオフセット生成回路
18からの96剰余回路180(mod96)からの出
力及び、ブロックアドレスカウンタ制御回路190から
の更新信号を入力とし、それぞれのパラメータ毎のブロ
ックアドレスを出力する。
【0116】インターリーブ長01用ブロックアドレス
カウンタ191、インターリーブ長10用ブロックアド
レスカウンタ192、インターリーブ長11用ブロック
アドレスカウンタ193はそれぞれ96個のブロックア
ドレスカウンタを含むブロックである。ブロックアドレ
スカウンタは、各シンボルバッファの先頭から数えたブ
ロックアドレスを示すものである。各セグメントには
(正確には複数のセグメントで構成される各階層(最大
数3)には)異なる時間インタリーブパラメータを与え
ることができるが、その時間インタリーブパラメータの
種類は3種類であり、かつ時間インタリーブパラメータ
が同じであるセグメント間ではブロックアドレスカウン
タを共有できる。
【0117】またMode2ではセグメントあたり19
2個 、Mode3ではセグメントあたり384個のシ
ンボルバッファが含まれるが、キャリア番号を96で割
った時の剰余が同じであるキャリアに対応するシンボル
バッファは同一の構成となっているため、同じのブロッ
クアドレスカウンタを共有可能である。そのため必要な
ブロックアドレスカウンタの数は96×3であり、イン
ターリーブ長01用ブロックアドレスカウンタ191に
は時間インタリーブパラメータI′="01"(Mode
1の時I=4、Mode2の時I=2、Mode3の時
I=1)用のブロックアドレスカウンタが96個、イン
ターリーブ長10用ブロックアドレスカウンタ192に
はI′="10" (Mode1の時I=8、Mode2
の時I=4、Mode3の時I=2)用のもの、インタ
ーリーブ長11用ブロックアドレスカウンタ193には
I′="11" (Mode1の時I=16、Mode2
の時I=8、Mode3の時I=4)のものが含まれて
いる。
【0118】図5に1個のブロックアドレスカウンタブ
ロックの構成図を示す。
【0119】ブロックアドレスカウンタブロックは1C
LK遅延回路30A〜C、2‐1セレクタ31A〜F、
偶数キャリア用ブロックアドレスRAM32、奇数キャ
リア用ブロックアドレスRAM33、加算器34、比較
器35及びブロックアドレスROM36から構成され
る。
【0120】1CLK遅延回路30Aは96剰余回路1
80(mod96)からの出力の最下位ビットを除く信
号を入力とし、その信号を1クロック遅延させた信号を
出力させている。1CLK遅延回路30Bはブロックア
ドレスカウンタ制御回路190からの更新信号を入力と
し、その信号を1クロック遅延させた信号を出力させて
いる。1CLK遅延回路30Cは2−1セレクタ31F
からの出力を入力とし、その信号を1クロック遅延させ
た信号を出力させている。
【0121】2−1セレクタ31Aは、96剰余回路1
80(mod96)からの出力の最下位ビットを除く信
号と1CLK遅延回路30Aからの出力(96剰余回路
180(mod96)からの出力の1クロック遅延信
号)を入力とし、96剰余回路180(mod96)か
らの出力の最下位ビットが0の場合、96剰余回路18
0(mod96)からの出力の最下位ビットを除く信号
を、1の場合、1CLK遅延回路30Aからの出力を選
択し出力する。
【0122】2−1セレクタ31Bは、1CLK遅延回
路30Bからの出力を入力とし、96剰余回路180
(mod96)からの出力の最下位ビットが0の場合、
0を、1の場合、1CLK遅延回路30Bからの出力を
選択し出力する。
【0123】2−1セレクタ31Cは96剰余回路18
0(mod96)からの出力の最下位ビットを除く信号
と1CLK遅延回路30Aからの出力(96剰余回路1
80(mod96)からの出力の1クロック遅延信号)
を入力とし、96剰余回路180(mod96)からの
出力の最下位ビットが1の場合、96剰余回路180
(mod96)からの出力の最下位ビットを除く信号
を、0の場合、1CLK遅延回路30Aからの出力を選
択し出力する。
【0124】2−1セレクタ31Dは、1CLK遅延回
路30Bからの出力を入力とし、96剰余回路180
(mod96)からの出力の最下位ビットが1の場合、
0を、0の場合、1CLK遅延回路30Bからの出力を
選択し出力する。
【0125】偶数キャリア用ブロックアドレスRAM3
2は2−1セレクタ31Aからの出力をアドレス入力と
し、1CLK遅延回路30Cからの出力をデータ入力と
し、2−1セレクタ31Bの出力をライトイネーブル
(High Active)とし、偶数キャリア用のブ
ロックアドレスを出力する(実際のSRAMではI/O
同一ポート)。
【0126】奇数キャリア用ブロックアドレスRAM3
3は、2−1セレクタ31Cからの出力をアドレス入力
とし、1CLK遅延回路30Cからの出力をデータ入力
とし、2−1セレクタ31Dの出力をライトイネーブル
(High Active)とし、奇数キャリア用のブ
ロックアドレスを出力する。
【0127】2−1セレクタ31Eは、偶数キャリア用
ブロックアドレスRAM32からの出力及び、奇数キャ
リア用ブロックアドレスRAM33からの出力を入力と
し、96剰余回路180(mod96)からの出力の最
下位ビットが0の場合、偶数キャリア用ブロックアドレ
スRAM32からの出力を、1の場合、奇数キャリア用
ブロックアドレスRAM33からの出力を選択し出力す
る。
【0128】加算器34は、2−1セレクタ31Eの出
力を入力とし、その値に1を加えた値を出力する。
【0129】ブロックアドレスROM36は、2−1セ
レクタ31Eの出力をアドレス入力とし、式(1)のm
iを出力する。この場合iがアドレスに相当する。比較
器35は2−1セレクタ31Eの出力及び、ブロックア
ドレスROM36の出力を入力とし、ブロックアドレス
ROM36の出力から1を引いた値と2−1セレクタ3
1Eの出力値が等しいか、またはブロックアドレスRO
M36の出力が0のとき1を、そうでないとき0を出力
し、ブロックアドレス値がシンボルバッファの最大値を
超えないように制御信号する。
【0130】2−1セレクタ31Fは加算器34からの
出力及を入力とし、比較器35からの出力0の場合、加
算器34からの出力を、1の場合、0を選択し出力する
ことにより、ブロックアドレス値がシンボルバッファの
最大値を超えないようにする。以上ブロックアドレスカ
ウンタブロック図の構成である。これによりブロックア
ドレスカウンタを実現する。
【0131】ブロック単位で行う場合、従来は“I×m
i”として計算していたので、そのデータ幅は11ビッ
トとなるのに対し、以上説明したような構成、即ち、ブ
ロックアドレス生成回路19では、“mi”に相当する
計算をし、パラメータ依存アドレス生成回路20にて
“I”に相当する計算をし、これらの計算結果を別途加
算する構成とすることにより、ブロックアドレスカウン
タのデータ幅は、7bit幅で、0〜95の間の値をと
り、メモリ量を減少させることができる。
【0132】一つのブロックアドレスカウンタブロック
に含まれる96本のカウンタは、SRAMに格納し実現
している。
【0133】3‐1セレクタ194はインターリーブ長
01用ブロックアドレスカウンタ191の出力、インタ
ーリーブ長10用ブロックアドレスカウンタ192の出
力、インターリーブ長11用ブロックアドレスカウンタ
193の出力を入力とし、セグメントカウンタ17から
の現時点でのセグメントの時間インターリーブパラメー
タを参照し01の場合、インターリーブ長01用ブロッ
クアドレスカウンタ191の出力を、10の場合、イン
ターリーブ長10用ブロックアドレスカウンタ192の
出力を、11の場合、インターリーブ長11用ブロック
アドレスカウンタ193の出力を選択する。3‐1セレ
クタ194の出力がブロックアドレス生成回路19の出
力となる。
【0134】アドレス加算回路21はセグメントオフセ
ット生成回路17の出力、キャリアオフセット回路18
の出力、ブロックアドレス生成回路19の出力、パラメ
ータ依存アドレス生成回路20の出力、キャリカウンタ
14からの出力のキャリア番号の最下位ビット及び、T
MCC情報(Mode情報)を入力とし、偶数キャリア
用RAM12へのアドレス、及び奇数キャリア用RAM
13へのアドレスを出力とする。アドレス加算回路21
は加算器210、4ビットシフター211、3ビットシ
フター212、2ビットシフター213、3‐1セレク
タ214、加算器215、イネーブル付フィリップフロ
ップ216及びイネーブル付フィリップフロップ217
から構成される。
【0135】加算器210はセグメントオフセット生成
回路17の出力、キャリアオフセット回路18の出力、
ブロックアドレス生成回路19の出力をそれぞれ加算し
て出力する。
【0136】4ビットシフター211は加算器210の
出力を4ビットシフト(×16)させ出力する。(5)
(6)式の×16に相当する。3ビットシフター212
は加算器210の出力を3ビットシフト(×8)させ出
力する。(11)(12)式の×8に相当する。2ビッ
トシフター213は加算器210の出力を2ビットシフ
ト(×4)させ出力する。(15)(16)式の×4に
相当する。
【0137】3‐1セレクタ214は4ビットシフター
211の出力、3ビットシフター21の出力、及び22
ビットシフター213の出力を入力とし、Mode情報
からMode1の場合、4ビットシフター211の出力
を、Mode2の場合、3ビットシフター212の出力
を、Mode3の場合、2ビットシフター213の出力
を、選択する。
【0138】加算器215は3‐1セレクタ214の出
力、及びパラメータ依存アドレス生成回路20の出力を
入力としそれぞれを加算して出力する。
【0139】イネーブル付フィリップフロップ216
は、加算器215の出力及び、キャリカウンタ14から
の出力のキャリア番号の最下位ビットを入力とし、キャ
リア番号の最下位ビットが0のときフィリップフロップ
にデータを書きこみ、偶数キャリア用RAM12のアド
レスとして出力する。
【0140】イネーブル付フィリップフロップ217
は、加算器215の出力及び、キャリカウンタ14から
の出力のキャリア番号の最下位ビットを入力とし、キャ
リア番号の最下位ビットが1のときフィリップフロップ
にデータを書きこみ、奇数キャリア用RAM13のアド
レスとして出力する。本発明の実施例1は以上のような
構成で実現できる。
【0141】本発明に係るデジタル放送受信機の実施形
態は、式(1)、式(7)、式(8)、式(9)、式
(10)、式(13)、式(14)の値をそれぞれ、以
下のようにして、時間デインターリーブ回路8(図6参
照)を以上説明したデジタル放送送信機の実施形態と同
様の構成にすれば実現できる。
【0142】
【数17】
【0143】
【数18】
【0144】
【数19】
【0145】
【数20】
【0146】
【数21】
【0147】
【数22】
【0148】
【数23】 尚、上記実施形態の説明では、ISDB−T方式で使用
するパラメータについて述べたがインターリーブ長の種
類が増えても(2のべき乗の長さ:例えばI=32、6
4など)、時間インターリーブパラメータ用のブロック
アドレスカウンタを階層専用にして制御することによ
り、何種類になっても対応可能である。また階層数が増
えても上記通りの構成で対応可能である。両者とも増え
た場合どちらか少ない方の数のブロックアドレスカウン
タを用意すれば対応可能である。更に、任意のブロック
構成(長さ、深さ)にも対応可能である。
【0149】以上述べた実施形態の構成によればISD
B−T方式等における時間インターリーブ、時間デイン
ターリーブの回路を削減することができる。
【0150】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るデジ
タル放送送信機及び受信機は、時間インターリーブ回路
のアドレス制御回路にパラメータ依存アドレス生成回路
とブロックアドレス生成回路とを設けることにより、ブ
ロックアドレス部に格納するデータ量を減少させること
ができる。
【0151】また、時間インターリーブ処理を行うため
のメモリ構成として、奇数キャリア用のメモリと偶数キ
ャリア用のメモリとを設けることにより、メモリアクセ
ス時に不要な待ち時間が生じることが無く、高速に処理
ができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る時間インターリーブ回路の一実施
形態を示すブロック図である。
【図2】同実施形態の動作を説明するためのシンボルバ
ッファ構成とアクセス手順を示す図である。
【図3】同実施形態の動作を説明するための図2と異な
るパラメータにおけるアクセス手順を示す図である。
【図4】同実施形態のアドレス制御回路の詳細を示す構
成図である。
【図5】同実施形態のブロックアドレスカウンタの構成
の詳細をを示すブロック図である。
【図6】ISDB−T方式におけるデジタル変復調の構
成を示すブロック図である。
【図7】ISDB−T方式のおける時間インターリーブ
の概念を示すブロック図である。
【図8】ISDB−T方式のおける時間インターリーブ
の1セグメントの構成概念を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…伝送路符号化装置 2…キャリア変調装置 3…時間インターリーブ回路 4…周波数インターリーブ回路 5…変調装置 6…復調装置 7…周波数デインターリーブ回路 8…時間デインターリーブ回路 9…キャリア復調装置 10…伝送路符号化復号装置 100…アドレス制御回路 11…データ入出力制御&RAM用OE、WE制御信号
回路 12…偶数キャリア用RAM 13…奇数キャリア用RAM 14…セグメントカウンタ 15…キャリアセグメントカウンタ 16…シンボルカウンタ 17…セグメントオフセット生成回路 18…キャリアオフセット生成回路 19…ブロックアドレス生成回路 20…パラメータ依存アドレス生成回路 21…アドレス加算回路 170…偶数キャリア用セグメントオフセットROM 171…奇数キャリア用セグメントオフセットROM 172…2‐1セレクタ 173…1ビットシフター 174…2ビットシフター 175…3‐1セレクタ 180…96剰余回路:mod 96 181…キャリアオフセットROM 182…キャリアオフセット変換回路 190…ブロックアドレスカウンタ制御回路 191…インターリーブ長01用ブロックアドレスカウ
ンタ 192…インターリーブ長10用ブロックアドレスカウ
ンタ 193…インターリーブ長11用ブロックアドレスカウ
ンタ 194…3‐1セレクタ 210…加算器 211…4ビットシフター 212…3ビットシフター 213…2ビットシフター 214…3‐1セレクタ 215…加算器 216…イネーブル付フィリップフロップ 217…イネーブル付フィリップフロップ 30A〜C…1CLK遅延回路 31A〜F…2‐1セレクタ 32…偶数キャリア用ブロックアドレスRAM 33…奇数キャリア用ブロックアドレスRAM 34…加算器 35…比較器 36…ブロックアドレスROM
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/44

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 深さ・長さの異なる時間インターリーブ
    処理を施し、複数のキャリアを用いる直交周波数時分割
    多重伝送方式により階層伝送するデジタル放送送信機で
    あって、 少なくとも所定の数のキャリアをブロックとして該ブロ
    ック単位でアドレスを生成するブロックアドレス生成手
    段と、各階層ごとのインターリーブの長さのパラメータ
    によりアドレスを生成するパラメータ依存アドレス生成
    手段と、を有したアドレス制御手段と、 該アドレス制御手段によりアドレスが制御され、前記時
    間インターリーブ処理を施すメモリと、 を具備したことを特徴とするデジタル放送送信機。
  2. 【請求項2】 前記メモリは、偶数キャリア用のメモリ
    と、奇数キャリア用のメモリと、から構成されることを
    特徴とする請求項1に記載のデジタル放送送信機。
  3. 【請求項3】 深さ・長さの異なる時間インターリーブ
    処理を施し、複数のキャリアを用いる直交周波数時分割
    多重伝送方式により階層伝送された信号を受信するデジ
    タル放送受信機であって、 少なくとも所定の数のキャリアをブロックとして該ブロ
    ック単位でアドレスを生成するブロックアドレス生成手
    段と、各階層ごとのインターリーブの長さのパラメータ
    によりアドレスを生成するパラメータ依存アドレス生成
    手段と、を有したアドレス制御手段と、 該アドレス制御手段によりアドレスが制御され、前記時
    間インターリーブ処理を復元する時間デインターリーブ
    処理を施すメモリと、 を具備したことを特徴とするデジタル放送受信機。
  4. 【請求項4】 前記メモリは、偶数キャリア用のメモリ
    と、奇数キャリア用のメモリと、から構成されることを
    特徴とする請求項3に記載のデジタル放送受信機。
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