JP2001135153A - 電源と通信ケーブルを一体化したコードとタップとコンセント - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】ホームネットワークを実現する為には、屋内配
線が大きな障害となる。 【解決手段】電源（ＡＣ）と通信（インターフェース）
を一体化する、ソケット１を使用する事により配線は１
本化される。これに対応したタップを使用すれば、現状
のままでもコードが利用出来る。また、電気・通信機器
側もこれに対応すれば、コード両端にソケット１を設け
て、電源と通信の配線は１本化される。更に各部屋のコ
ンセントもこれに対応すれば、離れた場所や別な部屋等
でも簡便に電源と通信を相互に接続する事が出来る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、屋内のネットワ
ーク配線を簡便化する事に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の電気・通信機器等では、図５に示
すように機器２２は、各々の電源コード２０と通信ケー
ブル２１を個々に配線する必要が有る。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
従来技術によれば、複数の機器を配線する場合にコード
が多数となり、また、離れた所や別の部屋の機器との配
線は容易な事ではない。

【０００４】そして、この事が屋内ネットワークを構築
する上で大きな弊害となっている。

【０００５】そこで、この発明は、屋内配線を少なく
し、使用者が容易に配線出来るコード・テーブルタップ
・コンセントを提供することを課題とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、請求項１の発明は、電源コードと通信ケーブルを
一体化したことを特徴とするコード。また、請求項２の
発明は、請求項目１のコードを、現状の電源コンセント
でも利用出来る様にする為のテーブルタップ。また、請
求項目３の発明は、請求項目１のコードを利用して、屋
内ネットワーク配線を可能にするコンセントである。

【０００７】

【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を、図１に
示す。

【０００８】このコードのソケット１は、電源部２と通
信部３が一体になっている。

【０００９】これを１本のコード４で機器側に延長し、
機器のソケットに合わせた電源部５と通信部６に再度分
割して機器と接続する。

【００１０】図２のタップ７は、３つの機器の電源と通
信を接続する例である。

【００１１】電源ソケット８は従来の電源コンセントに
差し込み、１本のコード９で延長される。

【００１２】そして、図１のコードのソケット１を各々
に差し込む事により、各々の電源部１０と通信部１１は
相互に接続される。

【００１３】また、通信部１２に独立した通信延長コー
ドを差し込み、他のタップと接続すれば、更に多数の機
器との通信部の接続が可能となる。

【００１４】また、図３のコンセント１３にコード１４
を用いて機器１５をつなぎ、電源部と通信部の屋内配線
が相互に接続されていれば、図４の様に各機器が相互に
接続される。

【００１５】「実施形態の効果」この実施形態によれ
ば、電源と通信の接続が１本のコードで接続することが
出来る。

【００１６】また、図２のタップを用いれば、現状の機
器や屋内配線が対応していなくても、直ちにコードを使
用出来る。

【００１７】更に、機器側が対応すれば、図１のソケッ
トをコード４の両端に取り付ける事により、電源と通信
の配線は完全に１本化され、配線は一層簡便化される。

【００１８】「他の実施形態」図３の実施形態では、屋
内配線と各機器がこのコードに対応した場合を示し、コ
ンセント１３を各部屋に設ける事により、図４の様に各
機器が相互に簡便に接続出来る。

【００１９】

【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、電気・通信機器の電源と通信の配線がコード各１本
で出来る為に配線が簡便化され、また、コンセント１６
により、離れた機器や別の部屋にある機器とも簡単に接
続することが出来る。

【００２０】従って、この発明を実施することにより屋
内ネットワーク接続が簡便に実施できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】コードを示す斜視図である。

【図２】タップを示す斜視図である。

【図３】コンセントを示す斜視図である。

【図４】この発明を実施した場合の屋内配線を示す斜視
図である。

【図５】従来技術の場合の屋内配線を示す斜視図であ
る。

【符号の説明】

１．ソケット ２．電源端子 ３．通信端子 ４．コード ５．機器側電源ソケット ６．機器側通
信ソケット ７．タップ本体 ８．電源ソケット ９．延長コー
ド １０．電源ソケット １１．通信ソケット １２．
延長用通信ソケット １３．コンセント本体 １４．コード １５．本発
明のソケットに対応した各電気・通信機器 １６．コ
ンセント １７．コード １８．本発明に対応した
各電気・通信機器 １９．従来の電源コンセント
２０．従来の電源コード ２１．従来の通信コード
２２．従来の電気・通信機器

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】電源と通信ケーブルを一体化したことを特
   徴とするコード。
2. 【請求項２】請求項目１のコードを、 現状の電源コン
   セントでも利用出来る様にする為のテーブルタップ。
3. 【請求項３】請求項目１のコードを利用して、屋内ネッ
   トワーク配線を可能にするコンセント。