JP2001134872A - 徘徊者及びドナー登録者の感知システム及び該感知システムの装着方法 - Google Patents

徘徊者及びドナー登録者の感知システム及び該感知システムの装着方法

Info

Publication number
JP2001134872A
JP2001134872A JP31306499A JP31306499A JP2001134872A JP 2001134872 A JP2001134872 A JP 2001134872A JP 31306499 A JP31306499 A JP 31306499A JP 31306499 A JP31306499 A JP 31306499A JP 2001134872 A JP2001134872 A JP 2001134872A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
donor
registrant
transmitting device
wanderer
person
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31306499A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Ikeda
芳則 池田
Norio Ishikawa
典男 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NARITA DENTAL KK
ROJITETSUKU KK
Original Assignee
NARITA DENTAL KK
ROJITETSUKU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NARITA DENTAL KK, ROJITETSUKU KK filed Critical NARITA DENTAL KK
Priority to JP31306499A priority Critical patent/JP2001134872A/ja
Publication of JP2001134872A publication Critical patent/JP2001134872A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Transmitters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 徘徊老人等の徘徊者の位置を的確に感知する
ことが出来るシステム、及び、ドナー登録者の善意を無
駄にしないような感知システムを提供すること。 【解決手段】 発信装置と受信装置とを備えた痴呆性老
人等の徘徊者感知システム及びドナー登録者の感知シス
テム。受信装置は管理者が認識できる位置に付設され、
発信装置には少なくともアンテナとICパッケージとが
備えられており、ICパッケージには少なくともID情
報が記録されており、このID情報を発信することが出
来る。この発信装置は徘徊老人等の徘徊者又はドナー登
録者が勝手に又は容易に取り外すことが出来ない、例え
ば、身体の一部、特に、口腔内に装着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、痴呆性老人等の徘
徊者を感知して管理者に通告するシステムの装着方法及
びドナー登録者を感知して登録者の善意を汲み取るシス
テムの装着方法に関するものであり、特に詳細には、痴
呆性老人等の徘徊者感知システム及びドナー登録者の感
知システムの発信装置の装着方法に関するものである。
本発明は更に、これらの方法に使用する発信装置等の各
装置に関する。本発明は又、上記のシステム自体にも関
する。
【0002】
【従来の技術】本格的な高齢化社会を目前に控えて、新
たな介護システムの創設が叫ばれている。しかし、この
問題は各人のそれぞれが自分の健康と生活に責任を持っ
て自己努力をする姿勢が重要となる。その為には、セル
フケアとセルフメデケーションが人々の日常生活で実践
されるような体制を築かなければならない。日本人の高
齢化は、65才以上の占める人口比率が、2000年で
17%、2020年で25%になると云われている。そ
して世論調査によると、国民の90%以上の人が、高齢
期の生活に不安を感じている。
【0003】介護問題同様に、世界規模の関心事が臓器
移植の一般化に伴うドナー登録である。最近、ドナー登
録をされる方が増加しているが、臓器提供の意志を持っ
ているにもかかわらず、カードの非携帯時や事故等の際
にその伝えることができる状態に無い場合など、制度を
支えるシステム、又は、サ−ビスの確立が十分とは言え
ないのが現状である。登録の有無の確認、登録されてい
る場合の処置は急を要するため、個人を特定しそれが登
録者であった場合の処置及び関係機関への迅速な連絡は
もとより、善意で登録される方への付加的なサービスの
提供、サ−ビス関与者の負担軽減にも寄与することが可
能なサ−ビス・システムが求められている。
【0004】従来、この種の痴呆性老人等の徘徊感知シ
ステムは各種開発され商品化されているが、これら従来
のシステムにおいては、発信装置は徘徊老人の下着等の
衣服や杖等の持ち物や履物等に装着されていた。一方、
ドナー登録者の場合は、その確認はドナーカードのみで
行なわれている。従って、事故などの緊急時にドナーカ
ードを携帯してない場合は、登録者の善意を無駄にして
しまう恐れも起きうる。
【0005】
【発明が決しようとする課題】然し乍ら、徘徊老人等の
衣服や持ち物や履物等に装着した場合、何等かの理由に
より取外したり、装着されているものを置いたまま徘徊
してしまい肝心の徘徊時に感知できないことが頻発して
いるのが現状である。一方、ドナー登録者の場合は、こ
の制度自身が未熟のため、前述の如く、現在のところド
ナー登録を証明するものはドナーカードのみである。従
って、事故などの緊急時にドナーカードを携帯してない
場合もあり、登録者の善意を無駄にしてしまう恐れは、
前者の場合よりも高くなる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は前述の課題を
解決すべく鋭意研鑚の結果、本発明を完成した。即ち、
本発明は、発信装置と受信装置とを備えた痴呆性老人等
の徘徊者感知システム及びドナー登録者の感知システム
に係る。本発明において、受信装置は管理者が認識でき
る位置に付設され、発信装置には少なくともアンテナと
ICパッケージとが備えられており、ICパッケージに
は少なくともID情報が記録されており、このID情報
を発信することが出来る。又、発信装置のICパッケー
ジには、更に、対象となる徘徊者又はドナー登録者の個
人情報(住所、氏名、緊急連絡先、既往症、薬物中毒、
アレルギー体質等の医学的情報、その他)を記録してお
くことも出来る。更に、本発明は、上記感知システムの
発装着方法に係る。この発信装置は徘徊老人等の徘徊者
又はドナー登録者が勝手に又は容易に取り外すことが出
来ない場所に装着される。このような場所の例として
は、身体の一部、特に、口腔内が好適である。より具体
的には、発信装置は対象者(徘徊者又はドナー登録者)
の義歯及び歯牙等に埋込むことが好ましい。
【0007】本発明システムの構成は、例えば、以下の
機器及び設備にて構成することが出来る。 発信装置:受動型超小型ID情報発信機(対象者の
義歯及び歯牙等に装填); 受信装置:発信装置から本人のID情報及び/又は
個人情報を読み取る携帯または車載型のリ−ダー(セン
サ−); リーダーで読み取った情報をネットワークに接続し
転送するための通信アダプター;及び ID情報及び/又は対象者の個人情報を保持し、関
係機関への通知を行うサーバー等である。
【0008】以上の如く、本発明は、痴呆性老人等の徘
徊者及びドナー登録者の感知システムの発信装置を徘徊
者及びドナー登録者の義歯及び歯牙等に埋込むことで口
腔内に装着するものである。徘徊者の場合は、徘徊者と
共に発信装置が移動することで、受信装置により絶えず
電波をキャッチすることができ、管理者は徘徊者の位置
を的確に把握できるものである。一方、ドナー登録者の
場合は、事故等の不測の事態に遭遇し救急車に運びこま
れたり警察官が急行した際に、車載もしくは携帯されて
いるリーダー()が自動的にセンスを開始し、本人が
ID保持者(発信機保持者)であるかをサーチする。
ID保持者であった場合にはと接続されている通信機
が無線を経由してネットワークに自動接続がおこなわ
れ、ネットワーク上の管理サーバーに照会、親族及び
関係者に通知がおこなわれる。これら一連の作業が、事
故に遭われた方との会話や人手による連絡を介さずにス
ムーズに実行出来るものである。
【0009】本発明の装着方法においては、感知システ
ムの発信装置を対象者の、例えば、口腔内に装着するこ
とによって、痴呆性老人等が容易に取外しできないよう
になっている為に、従来のシステムにおいて下着等の衣
服、杖等の持ち物又は履物に装着されていた場合のよう
に、勝手に外されたりする心配がない。
【0010】
【実施例】実施例1 以下、本発明の痴呆性老人等の徘徊者を対象とした徘徊
者感知システムの装着方法を詳しく説明する。図1は本
発明の痴呆性者人徘徊感知システムの装着方法に用いる
発信装置の説明のための断面図である。この発信装置に
は少なくともアンテナ1aとICパッケージ1bとが備
えられておリ、外装1cには防水等の密閉が可能な材
質,例えば、硬質ガラスを用いているものである。本発
明に使用する発信装置1は小型化されたもので、徘徊老
人の口腔内に、例えば、義歯等を施術している場合に
は、その義歯等に代えて口腔内に装着することが出来
る。又、歯牙に装着することも可能である。
【0011】実施例2 次に、本発明のドナー登録者を感知して登録者の善意を
汲み取る感知システムの装着方法を詳しく説明する。図
2は本発明のドナー登録者の感知システムの装着方法に
用いる発信装置の説明のための断面図である。実施例1
の場合と同様に、該受信装置を前記の関係者が認識でき
る位置に付設すると共に、発信装置1をドナー登録者の
口腔内に装着したものである。この発信装置には少なく
ともアンテナ1aとICパッケージ1bとが備えられて
おリ、外装1cには防水等の密閉が可能な材質,例え
ば、硬質ガラスを用いているものである。本発明に使用
する発信装置1は小型化されたもので、ドナー登録者の
口腔内に、例えば、義歯等を施術している場合には、そ
の義歯等に代えて口腔内に装着することが出来る。又、
歯牙に装着することも可能である。
【0012】既に記載したように、本発明の実施例のド
ナー登録者感知システムは電波を発信する発信装置1と
該電波を受信する受信装置とから成るものであり、受信
装置は前述の如く、発信機から本人のID情報及び/又
は個人情報を読み取る携帯または車載型のリ−ダー、リ
ーダーで読み取った情報をネットワークに接続し転送す
るための通信アダプター及びID情報とドナー登録者の
個人情報の内容を保持し、関係機関への通知を行うサー
バー等、関係者の認識できる範囲に付設しているもので
ある。本発明のシステムにより、ドナー登録者を感知し
て救急隊員や警察官、医療従事者による関係機関への管
理者に連絡することが出来る。
【0013】
【発明の効果】前述のように、本発明では痴呆性の徘徊
老人等の徘徊者の口腔内等に発信装置を装着しているた
め、発信装置を容易に取外しができないことから、必
ず、徘徊老人と共に発信装置が移動し、管理者が徘徊者
の位置を的確に認識することができるものである。又、
本発明のドナー登録者管理システムをすることによっ
て、以下に示すような効果を得ることが出来る。 1. 登録したドナーは、ドナーカードの携帯を必要と
しなくなる。よって第三者に知られずに済むことができ
る。 2. ドナーの詳細な個人情報(住所、氏名、緊急連絡
先、既往症、薬物中毒、アレルギー体質等の医学的情
報、その他)はサーバーに登録することも可能である。 3. 事故などで意識の無い状態又は死亡等でドナー登
録者であることを告げることが不可能な状態でも、親族
や関係機関への通知が可能である。 4. 救急隊員や警察官、医療従事者による関係機関へ
の連絡等の作業の軽減が可能となる。 5. ドナー登録者の善意を無駄にしない。即ち、ドナ
−としての登録は善意によるものであり、サポートシス
テムの不備は時間的な致命的となり得、その結果、これ
らの善意を無為なものとする結果になりかねない。本発
明のサポートシステムのよれば、登録者の意思を尊重す
ることが可能になる。 6. 万一の事故に遭われた際に、身分や連絡先の記さ
れたもの(免許証等)を携帯していなくても、サーバー
上に登録された個人情報をもとに知人や親族との連絡先
に迅速に通知がなされる。 7. 事故などで救急医療施設に運び込まれた場合に、
上記のような関係者への通知のみならず、上記に示した
ような、応急処置に有用なドナー登録者の詳細な個人情
報が瞬時に提供される。 8. プライバシー保護/セキュリテイを考慮して、ド
ナー登録を希望、または将来登録を希望する意向をお持
ちの方へ受動型発信機の装着をお願いする時点では、当
人がご希望されない限り、個人情報をサーバーに登録す
る必要はない。 9. 発信装置のICパッケージには、製造時点で単に
シリアル番号(ID情報)のみを記録させる場合には、
IDリーダーまたはセンサーを用いて受動型発信機から
読み出すことのできるデ−タは、単にシリアル番号(I
D情報)のみであり、個人情報の取得はできない。又、
このような場合には、出荷後の書き携えが不可能である
ことから、他の人との誤認識は発生しない。 10. 登録したい個人情報等は発信装置のICパッケー
ジには記録せずに、ファイヤーウオ−ル等の堅固なセキ
ュリティシステムで守られたサーバのみに記録・蓄積さ
せることが出来る。このような場合には、データベース
のアクセス権を持つ関係者以外は閲覧が許されないこと
から、完全なプライバシーの保護が約束される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の痴呆性老人等の徘徊感知システムの
装着方法に用いる発信装置の断面図である。 符号の説明 1 : 発信装置 1a: アンテナ 1b: ICパッケージ 1c: 外装
【図2】 本発明のドナー登録者感知システムの装着方
法に用いる発信装置の断面図及び概略図である。 符号の説明 1 : 発信装置 1a: アンテナ 1b: ICパッケージ 1c: 外装
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C087 BB03 BB20 BB76 DD03 DD49 EE07 EE18 EE20 FF01 FF04 FF17 FF19 FF20 GG23 GG80 5K060 AA07 CC04 DD09 GG03 PP06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ID情報を発信することが出来る発信装
    置と受信装置とを備えた徘徊者又はドナー登録者の感知
    システムの装着方法。
  2. 【請求項2】 少なくともアンテナとICパッケージと
    を備えた発信装置を徘徊者又はドナー登録者の口腔内に
    装着することを特徴とする、請求項1に記載の感知シス
    テムの装着方法。
  3. 【請求項3】 少なくともアンテナとICパッケージと
    を備えた発信装置及び受信装置を含む、徘徊者感知シス
    テム又はドナー登録者の感知システム。
  4. 【請求項4】 少なくともアンテナとICパッケージと
    を備え、徘徊者又はドナー登録者の口腔内に装着するこ
    との出来る発信装置。
JP31306499A 1999-11-02 1999-11-02 徘徊者及びドナー登録者の感知システム及び該感知システムの装着方法 Pending JP2001134872A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31306499A JP2001134872A (ja) 1999-11-02 1999-11-02 徘徊者及びドナー登録者の感知システム及び該感知システムの装着方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31306499A JP2001134872A (ja) 1999-11-02 1999-11-02 徘徊者及びドナー登録者の感知システム及び該感知システムの装着方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001134872A true JP2001134872A (ja) 2001-05-18

Family

ID=18036785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31306499A Pending JP2001134872A (ja) 1999-11-02 1999-11-02 徘徊者及びドナー登録者の感知システム及び該感知システムの装着方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001134872A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005276109A (ja) * 2004-03-26 2005-10-06 Yoshida Dental Mfg Co Ltd 固有情報記録装置を用いたデータ検出システム
US7764167B2 (en) 2006-01-18 2010-07-27 British Telecommunications Plc Monitoring movement of an entity in an environment

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005276109A (ja) * 2004-03-26 2005-10-06 Yoshida Dental Mfg Co Ltd 固有情報記録装置を用いたデータ検出システム
US7764167B2 (en) 2006-01-18 2010-07-27 British Telecommunications Plc Monitoring movement of an entity in an environment

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0145951B1 (en) Human identification method
CN107038326B (zh) 一种多功能医疗服务系统
CN205540731U (zh) 一种多功能医疗服务系统
CN104113618A (zh) 一种基于柔性屏幕的穿戴式监护设备
JP2002117190A (ja) 救急医療情報の提供方法
US10643456B2 (en) Alarm system
JP2001344678A (ja) 緊急通報システムおよび健康管理システム
JP3139635U (ja) 電子タグ内蔵入れ歯情報管理システム
JP3195257U (ja) ブレスレッド形徘徊者の不用意な外出を監視し、通知する徘徊者情報管理システム
CN113168894A (zh) 个人医疗信息系统
JP2001134872A (ja) 徘徊者及びドナー登録者の感知システム及び該感知システムの装着方法
JP2012038339A (ja) ロボット
JP2001256451A (ja) 口腔内情報携帯装置及び感知システム
KR20130114886A (ko) 미아/실종자 처리방법 및 이를 지원하는 시스템
JP4862734B2 (ja) セキュリティシステム
JP2004528652A (ja) データキャリア上の患者データを安全に送信する方法
JP6026137B2 (ja) 医療診断支援システム及びリスク情報提供端末装置
KR et al. Computer Vision in Healthcare Management System Through Mobile Communication.
US11849379B1 (en) Universal mobile alert system and method
AU2021104545A4 (en) Smart IoT based Third Eye for Protection from Abnormal Activities
Chen et al. RFID emergency notification system for fall accidents at home
WO2018044123A2 (ko) 응급환자 신고용 개인정보 중개시스템 및 그 방법
US20230282372A1 (en) Cloud-based system for real-time monitoring of subject and in-vehicle cloud-based system
US20210022648A1 (en) DNA Medical Identification Bracelet
JP2001034686A (ja) 救急医療情報入手方法