JP2001134689A - 電話端末機を利用した仮想財布 - Google Patents
電話端末機を利用した仮想財布Info
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- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 5
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
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- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 現在普及している移動無線電話機端末をつか
って、金銭のやりとりが気軽にできる電子財布の機能を
実現すること。 【解決手段】 「送金処理装置」、「口座引き出し処理
装置」、「口座預け入れ処理装置」、「残高応答装
置」、及びこれらの装置に接続された「電子財布残高情
報」と「入出金情報」の記憶領域を含むネットワークに
おいて、ネットワーク加入者の電話番号と通信料金引き
落し銀行口座を利用し、電話番号に結びついた仮想の電
子財布を構築し、加入者は電話端末から仮想電子財布を
操作することで、入金・送金・支払い等の処理を行う。
って、金銭のやりとりが気軽にできる電子財布の機能を
実現すること。 【解決手段】 「送金処理装置」、「口座引き出し処理
装置」、「口座預け入れ処理装置」、「残高応答装
置」、及びこれらの装置に接続された「電子財布残高情
報」と「入出金情報」の記憶領域を含むネットワークに
おいて、ネットワーク加入者の電話番号と通信料金引き
落し銀行口座を利用し、電話番号に結びついた仮想の電
子財布を構築し、加入者は電話端末から仮想電子財布を
操作することで、入金・送金・支払い等の処理を行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話端末機を用い
た、電子財布の実現方法に関する。
た、電子財布の実現方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】電子財布を構築する手段として、特開平
１１−１８４９４７の「電子バリューの入出力が可能な
移動無線電話機端末、電子バリューを移動無線電話機端
末に充填するための街頭充填端末、電子バリュー発行装
置、電子バリュー受け取り装置、及び移動無線電話機端
末を利用した電子決済方法」がある。 このシステムの
実現にあたっては、各種の電子バリュー管理システムの
ほか、この機能に対応した移動無線電話通信端末を各個
人が所持する必要があった。
１１−１８４９４７の「電子バリューの入出力が可能な
移動無線電話機端末、電子バリューを移動無線電話機端
末に充填するための街頭充填端末、電子バリュー発行装
置、電子バリュー受け取り装置、及び移動無線電話機端
末を利用した電子決済方法」がある。 このシステムの
実現にあたっては、各種の電子バリュー管理システムの
ほか、この機能に対応した移動無線電話通信端末を各個
人が所持する必要があった。
【０００３】特開平０９−２１４６４０「 料金代理徴
収処理方法 」 によって、通信料金に上乗せして、情報
提供業者への支払いをすることができる。 しかし、売
る側と、買う側の関係を構築するものであるため、親が
子供に気軽にお年玉を与えるようなやり取りには使づら
い。
収処理方法 」 によって、通信料金に上乗せして、情報
提供業者への支払いをすることができる。 しかし、売
る側と、買う側の関係を構築するものであるため、親が
子供に気軽にお年玉を与えるようなやり取りには使づら
い。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】現在普及している移動
無線電話機端末又は電話端末を使って、金銭のやりとり
が気軽にできる電子財布の機能を実現すること。
無線電話機端末又は電話端末を使って、金銭のやりとり
が気軽にできる電子財布の機能を実現すること。
【０００５】
【課題を解決するための手段】「送金処理装置」、「口
座引き出し処理装置」、「口座預け入れ処理装置」、
「残高応答装置」、及びこれらの装置に接続された「電
子財布残高情報」と「入出金情報」の記憶領域を含むネ
ットワークにおいて、 ネットワーク加入者の電話番号
と通信料金引き落し銀行口座を利用し、電話番号に結び
ついた仮想の電子財布を構築し、加入者は電子財布を電
話端末から操作することで、入金や支払いの処理を行
う。
座引き出し処理装置」、「口座預け入れ処理装置」、
「残高応答装置」、及びこれらの装置に接続された「電
子財布残高情報」と「入出金情報」の記憶領域を含むネ
ットワークにおいて、 ネットワーク加入者の電話番号
と通信料金引き落し銀行口座を利用し、電話番号に結び
ついた仮想の電子財布を構築し、加入者は電子財布を電
話端末から操作することで、入金や支払いの処理を行
う。
【０００６】ネットワーク加入者Ａは、自分の電子財布
への銀行口座から残高引き出しを行うにあたり、 加入
者Ａが電話機端末をつかって「口座引き出し処理装置」
に電話すると、 「口座引き出し処理装置」は自動応答
により起動し加入者Ａに引き出し金額の入力を要求し、
加入者Ａは要求に従って、必要な金額を、電話機端末
のキー（「０」〜「９」キー「＃」キー、「＊」等）を
用いて入力し、 情報をうけとった「口座引き出し処理
装置」は、加入者Ａの電話番号に紐付けられた引き落と
し銀行口座から指定金額の引き落としを行い、「電子財
布残高情報」テーブル上の加入者Ａに対応する残高情報
に引き落し金額を加算する。
への銀行口座から残高引き出しを行うにあたり、 加入
者Ａが電話機端末をつかって「口座引き出し処理装置」
に電話すると、 「口座引き出し処理装置」は自動応答
により起動し加入者Ａに引き出し金額の入力を要求し、
加入者Ａは要求に従って、必要な金額を、電話機端末
のキー（「０」〜「９」キー「＃」キー、「＊」等）を
用いて入力し、 情報をうけとった「口座引き出し処理
装置」は、加入者Ａの電話番号に紐付けられた引き落と
し銀行口座から指定金額の引き落としを行い、「電子財
布残高情報」テーブル上の加入者Ａに対応する残高情報
に引き落し金額を加算する。
【０００７】ネットワーク加入者Ａが、自分の電子財布
から銀行口座への預け入れを行うにあたり、 加入者Ａ
が電話機端末をつかって「口座預け入れ処理装置」に電
話すると、 「口座預け入れ処理装置」は自動応答によ
り起動し加入者Ａに預け入れ金額の入力を要求し、 加
入者Ａは要求に従って、必要な金額を、電話機端末のキ
ー（「０」〜「９」キー「＃」キー、「＊」等）を用い
て入力し、 情報をうけとった「口座預け入れ処理装
置」は、加入者Ａの電話番号に紐付けられた 引き落と
し銀行口座へ指定金額の預け入れを行い、「電子財布残
高情報」テーブル上の加入者Ａに対応する残高情報に預
け入れ金額を減算する。
から銀行口座への預け入れを行うにあたり、 加入者Ａ
が電話機端末をつかって「口座預け入れ処理装置」に電
話すると、 「口座預け入れ処理装置」は自動応答によ
り起動し加入者Ａに預け入れ金額の入力を要求し、 加
入者Ａは要求に従って、必要な金額を、電話機端末のキ
ー（「０」〜「９」キー「＃」キー、「＊」等）を用い
て入力し、 情報をうけとった「口座預け入れ処理装
置」は、加入者Ａの電話番号に紐付けられた 引き落と
し銀行口座へ指定金額の預け入れを行い、「電子財布残
高情報」テーブル上の加入者Ａに対応する残高情報に預
け入れ金額を減算する。
【０００８】電子財布残高情報に蓄積された残高を利用
して、加入者同士での、送金をおこなう。 すなわち、
ネットワーク加入者Ａが、ネットワーク加入者Ｂへ、送
金を行うにあたり、 加入者Ａは電話機端末をつかって
「送金処理装置」へ電話し、 「送金処理装置」は自動
応答により起動し、加入者Ａに送金先の電話番号及び送
金金額の入力を要求し、 加入者Ａは要求にしたがっ
て、加入者Ｂの電話番号及び送金金額を、電話機端末の
キー（「０」〜「９」キー「＃」キー、「＊」等）を用
いて入力し、 情報をうけとった「送金処理装置」は、
「電子財布残高情報」テーブル上の加入者Ａに対応する
残高から送金金額分を減じ、加入者Ｂに対応する残高に
送金金額分を加算するとともに、 「入出金情報」テー
ブルに、金額、送金元、送金先、発生日時等をトランザ
クションとして記録し、 送金先である加入者Ｂに、加
入者Ａからの送金があった旨を通知する。 通知に際し
ては、留守番電話メッセージを利用したり、電子メール
や、音声による通知がある。
して、加入者同士での、送金をおこなう。 すなわち、
ネットワーク加入者Ａが、ネットワーク加入者Ｂへ、送
金を行うにあたり、 加入者Ａは電話機端末をつかって
「送金処理装置」へ電話し、 「送金処理装置」は自動
応答により起動し、加入者Ａに送金先の電話番号及び送
金金額の入力を要求し、 加入者Ａは要求にしたがっ
て、加入者Ｂの電話番号及び送金金額を、電話機端末の
キー（「０」〜「９」キー「＃」キー、「＊」等）を用
いて入力し、 情報をうけとった「送金処理装置」は、
「電子財布残高情報」テーブル上の加入者Ａに対応する
残高から送金金額分を減じ、加入者Ｂに対応する残高に
送金金額分を加算するとともに、 「入出金情報」テー
ブルに、金額、送金元、送金先、発生日時等をトランザ
クションとして記録し、 送金先である加入者Ｂに、加
入者Ａからの送金があった旨を通知する。 通知に際し
ては、留守番電話メッセージを利用したり、電子メール
や、音声による通知がある。
【０００９】加入者が現在の電子財布の残高を知りたい
場合、 加入者Ａは、電話機端末をつかって「残高応答
装置」に電話し、 「残高応答装置」は、「電子財布残
高情報」テーブル上の加入者Ａに対応する残高情報を加
入者Ａに通知する。 通知に際しては、留守番電話メッ
セージを利用したり、電子メールや、音声による通知が
ある。
場合、 加入者Ａは、電話機端末をつかって「残高応答
装置」に電話し、 「残高応答装置」は、「電子財布残
高情報」テーブル上の加入者Ａに対応する残高情報を加
入者Ａに通知する。 通知に際しては、留守番電話メッ
セージを利用したり、電子メールや、音声による通知が
ある。
【００１０】また、加入者によっては、信用限度枠を設
け、残高が不足している場合でも一定金額までは送金処
理を可能とし、ネットワークを運営する通信事業者は、
通話料金請求時に不足残高分もあわせて請求を行う。
け、残高が不足している場合でも一定金額までは送金処
理を可能とし、ネットワークを運営する通信事業者は、
通話料金請求時に不足残高分もあわせて請求を行う。
【００１１】送金先や送金金額の情報を送る手順とし
て、 加入者Ａが送金処理装置へ電話したあと、連続
で、送金先電話番号と送金金額を入力するだけの方法の
他、音声ガイダンスによって、対話形式で送金指示を出
す方法も考えられる。
て、 加入者Ａが送金処理装置へ電話したあと、連続
で、送金先電話番号と送金金額を入力するだけの方法の
他、音声ガイダンスによって、対話形式で送金指示を出
す方法も考えられる。
【００１２】本発明で述べた電子財布を、より便利に利
用するため、移動無線電話機端末に専用の機能を装備す
る。 すなわち、「送金処理装置」、「口座引き出し処
理装置」、「口座預け入れ処理装置」、「残高応答装
置」からの処理通知を受け取り記憶装置に記録する機能
をもった移動無線電話機端末であり、 入力装置からの
入力により、記憶領域にある入出金情報を表示装置に表
示し、 入力装置からの入力により、入出金額の合計を
算出し表示装置に表示する。
用するため、移動無線電話機端末に専用の機能を装備す
る。 すなわち、「送金処理装置」、「口座引き出し処
理装置」、「口座預け入れ処理装置」、「残高応答装
置」からの処理通知を受け取り記憶装置に記録する機能
をもった移動無線電話機端末であり、 入力装置からの
入力により、記憶領域にある入出金情報を表示装置に表
示し、 入力装置からの入力により、入出金額の合計を
算出し表示装置に表示する。
【００１３】
【発明の実施例】図１は、本発明の実施例である。Ａ、
Ｂは、ネットワーク事業者と契約をした加入者であり、
１はネットワーク、２は残高応答装置、３は送金処理装
置、４は口座預け入れ処理装置、５は口座引き出し処理
装置、６は記憶領域である。 ６の記憶領域には、電子
財布残高情報テーブルと入出金情報テーブルが格納され
ている。
Ｂは、ネットワーク事業者と契約をした加入者であり、
１はネットワーク、２は残高応答装置、３は送金処理装
置、４は口座預け入れ処理装置、５は口座引き出し処理
装置、６は記憶領域である。 ６の記憶領域には、電子
財布残高情報テーブルと入出金情報テーブルが格納され
ている。
【００１４】ネットワーク加入者Ａは、自分の電子財布
への銀行口座から残高引き出しを行うにあたり、電話機
端末をつかって「口座引き出し処理装置」に電話し、引
き出し金額の入力要求に従って、必要な金額を、電話機
端末のキーを用いて入力する。例えば「口座引き出し処
理装置」の電話番号が、「００５５」とすると ００５５＃５０００＃ と電話キーを操作することで、５０００円を仮想電子財
布に引き出すことを指示することになる。このとき、
「口座引き出し処理装置」は、加入者Ａの電話番号に紐
付けられた引き落とし銀行口座から指定金額の引き落と
しを行い、「電子財布残高情報」テーブル上の加入者Ａ
に対応する残高情報に引き落し金額５０００円を加算す
る。
への銀行口座から残高引き出しを行うにあたり、電話機
端末をつかって「口座引き出し処理装置」に電話し、引
き出し金額の入力要求に従って、必要な金額を、電話機
端末のキーを用いて入力する。例えば「口座引き出し処
理装置」の電話番号が、「００５５」とすると ００５５＃５０００＃ と電話キーを操作することで、５０００円を仮想電子財
布に引き出すことを指示することになる。このとき、
「口座引き出し処理装置」は、加入者Ａの電話番号に紐
付けられた引き落とし銀行口座から指定金額の引き落と
しを行い、「電子財布残高情報」テーブル上の加入者Ａ
に対応する残高情報に引き落し金額５０００円を加算す
る。
【００１５】ネットワーク加入者Ａは、自分の電子財布
から銀行口座への預け入れを行うにあたり、電話機端末
をつかって「口座預け入れ処理装置」に電話し、預け入
れ金額の入力要求に従って、必要な金額を、電話機端末
のキーを用いて入力する。例えば「口座預け入れ処理装
置」の電話番号が、「００５６」とすると ００５６＃５０００＃ と電話キーを操作することで、５０００円を仮想電子財
布から、引き落とし銀行口座に預け入れる指示すること
になる。このとき、「口座預け入れ処理装置」は、加入
者Ａの電話番号に紐付けられた引き落とし銀行口座へ指
定金額の預け入れを行い、「電子財布残高情報」テーブ
ル上の加入者Ａに対応する残高情報に預け入れ金額５０
００円を減算する。
から銀行口座への預け入れを行うにあたり、電話機端末
をつかって「口座預け入れ処理装置」に電話し、預け入
れ金額の入力要求に従って、必要な金額を、電話機端末
のキーを用いて入力する。例えば「口座預け入れ処理装
置」の電話番号が、「００５６」とすると ００５６＃５０００＃ と電話キーを操作することで、５０００円を仮想電子財
布から、引き落とし銀行口座に預け入れる指示すること
になる。このとき、「口座預け入れ処理装置」は、加入
者Ａの電話番号に紐付けられた引き落とし銀行口座へ指
定金額の預け入れを行い、「電子財布残高情報」テーブ
ル上の加入者Ａに対応する残高情報に預け入れ金額５０
００円を減算する。
【００１６】ネットワーク加入者Ａが、ネットワーク加
入者Ｂへ、送金を行うにあたり、加入者Ａは電話機端末
をつかって「送金処理装置」へ電話し、送金先の電話番
号及び送金金額の入力要求に従って、加入者Ｂの電話番
号及び送金金額を、電話機端末のキーを用いて入力す
る。例えば「送金処理装置」の電話番号が「００５
７」、加入者Ｂの電話番号が０９０１２３４５６７８と
すると ００５７＃０９０１２３４５６７８＃５０００＃ と電話キーを操作することで、５０００円を仮想電子財
布から、加入者Ｂへ支払う指示をすることになる。この
とき「送金処理装置」は、「電子財布残高情報」テーブ
ル上の加入者Ａに対応する残高から送金金額分５０００
円を減じ、加入者Ｂに対応する残高に送金金額分５００
０円を加算するとともに、「入出金情報」テーブルに、
金額、送金元、送金先、発生日時等をトランザクション
として記録する。また、送金先である加入者Ｂに、加入
者Ａからの送金があった旨を通知する。通知に際して
は、留守番電話メッセージを利用したり、電子メール
や、音声による通知がある。
入者Ｂへ、送金を行うにあたり、加入者Ａは電話機端末
をつかって「送金処理装置」へ電話し、送金先の電話番
号及び送金金額の入力要求に従って、加入者Ｂの電話番
号及び送金金額を、電話機端末のキーを用いて入力す
る。例えば「送金処理装置」の電話番号が「００５
７」、加入者Ｂの電話番号が０９０１２３４５６７８と
すると ００５７＃０９０１２３４５６７８＃５０００＃ と電話キーを操作することで、５０００円を仮想電子財
布から、加入者Ｂへ支払う指示をすることになる。この
とき「送金処理装置」は、「電子財布残高情報」テーブ
ル上の加入者Ａに対応する残高から送金金額分５０００
円を減じ、加入者Ｂに対応する残高に送金金額分５００
０円を加算するとともに、「入出金情報」テーブルに、
金額、送金元、送金先、発生日時等をトランザクション
として記録する。また、送金先である加入者Ｂに、加入
者Ａからの送金があった旨を通知する。通知に際して
は、留守番電話メッセージを利用したり、電子メール
や、音声による通知がある。
【００１７】ネットワーク加入者Ａが現在の電子財布の
残高を知りたい場合、加入者Ａが電話機端末をつかって
「残高応答装置」に電話すると、「残高応答装置」は、
「電子財布残高情報」テーブル上の加入者Ａに対応する
残高情報を加入者Ａに通知する。例えば「残高応答装
置」の電話番号が「００５８」とすると ００５８ と電話キーを操作することで、「あなたの残高は、５０
００円です」といったメッセージが、端末画面や、通話
メッセージ、として通知される。請求項２にあるよう
な、電子財布操作の専用機能を持った端末であれば、残
高の情報は過去の入金・出金のログから算出されるため
「残高応答装置」への問い合わせは不要である。
残高を知りたい場合、加入者Ａが電話機端末をつかって
「残高応答装置」に電話すると、「残高応答装置」は、
「電子財布残高情報」テーブル上の加入者Ａに対応する
残高情報を加入者Ａに通知する。例えば「残高応答装
置」の電話番号が「００５８」とすると ００５８ と電話キーを操作することで、「あなたの残高は、５０
００円です」といったメッセージが、端末画面や、通話
メッセージ、として通知される。請求項２にあるよう
な、電子財布操作の専用機能を持った端末であれば、残
高の情報は過去の入金・出金のログから算出されるため
「残高応答装置」への問い合わせは不要である。
【００１８】安全性や、セキュリティを高めるため、音
声ガイドによって、対話式に確認をとりながら入力処理
を行なうことも考えうる他、いったん、各処理装置に電
話したのち、コールバックさせることで、発信元の確認
をすることができ、より安全性が高まる。 すなわち、
加入者からの「送金処理装置」、「口座引き出し処理装
置」、「口座預け入れ処理装置」、「残高応答装置」へ
の電話は、電話後一旦回線を切断し、各装置からコール
バックを行うことでセキュリティを高めることができ
る。
声ガイドによって、対話式に確認をとりながら入力処理
を行なうことも考えうる他、いったん、各処理装置に電
話したのち、コールバックさせることで、発信元の確認
をすることができ、より安全性が高まる。 すなわち、
加入者からの「送金処理装置」、「口座引き出し処理装
置」、「口座預け入れ処理装置」、「残高応答装置」へ
の電話は、電話後一旦回線を切断し、各装置からコール
バックを行うことでセキュリティを高めることができ
る。
【００１９】
【発明の効果】本発明は、近年の携帯電話機の普及によ
って、電話機端末が一人につき一台以上となっている状
況を鑑み、また電話加入時に電話会社が行なった信用調
査を流用して、電話番号毎に仮想電子財布を構築するも
のである。したがって、ネットワーク事業者側にて、各
種の仮想電子財布管理装置を作成するだけで、ネットワ
ークの加入者が電子財布を利用できるようになる。
って、電話機端末が一人につき一台以上となっている状
況を鑑み、また電話加入時に電話会社が行なった信用調
査を流用して、電話番号毎に仮想電子財布を構築するも
のである。したがって、ネットワーク事業者側にて、各
種の仮想電子財布管理装置を作成するだけで、ネットワ
ークの加入者が電子財布を利用できるようになる。
【００２０】本発明によって、電話機端末に特別な機能
を追加することなしに電子財布を実施できる。無論、移
動無線電話機端末に入出金処理の記録を記憶させる装置
をつけたものであれば、より財布らしく利用でき、金銭
管理の記録にもなる。
を追加することなしに電子財布を実施できる。無論、移
動無線電話機端末に入出金処理の記録を記憶させる装置
をつけたものであれば、より財布らしく利用でき、金銭
管理の記録にもなる。
【００２１】加入者どうしによる、送金のやりとりが双
方向に行なえるため、従来の課金・支払いシステムとは
大きく異なり、親が子供に「おこずかい」として渡した
りといった、日常での支払用途にもちいることができ
る。
方向に行なえるため、従来の課金・支払いシステムとは
大きく異なり、親が子供に「おこずかい」として渡した
りといった、日常での支払用途にもちいることができ
る。
【図１】本システムの実施例。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5B055 BB12 CB03 CB09 CB10 EE02 EE04 EE12 PA02 PA11 PA22 PA28 PA30 5K024 AA74 BB03 BB04 BB06 CC03 DD01 DD02 EE01 FF03 FF06 GG01 GG03 5K101 KK15 MM04 MM05 MM07 NN02 NN16 NN17 NN22 NN25 PP03 TT02 UU17 9A001 BB03 CC05 GG01 HH18 JJ14 JJ65 KK58 KK62 LL03
Claims (2)
- 【請求項１】 「送金処理装置」、「口座引き出し処理
装置」、「口座預け入れ処理装置」、「残高応答装
置」、及びこれらの装置に接続された「電子財布残高情
報」と「入出金情報」の記憶領域を含む通信ネットワー
クにおいて、ネットワーク加入者の電話番号に結びつい
た仮想の電子財布を構築するものであり、ネットワーク
加入者は、自分の電子財布への銀行口座から残高引き出
しを行うにあたり、電話機端末をつかって「口座引き出
し処理装置」に電話すると、 「口座引き出し処理装
置」は自動応答により起動し加入者に引き出し金額の入
力を要求し、加入者は要求に従って必要な金額を電話機
端末のキー（「０」〜「９」キー「＃」キー、「＊」
等）を用いて入力し、情報をうけとった「口座引き出し
処理装置」は、加入者Ａの電話番号に紐付けられた 引
き落とし銀行口座から指定金額の引き落としを行い、
「電子財布残高情報」テーブル上の加入者に対応する残
高情報に引き落し金額を加算し、ネットワーク加入者
は、自分の電子財布から銀行口座への預け入れを行うに
あたり、 加入者が電話機端末をつかって「口座預け入
れ処理装置」に電話すると、「口座預け入れ処理装置」
は自動応答により起動し加入者Ａに預け入れ金額の入力
を要求し、加入者は要求に従って必要な金額を電話機端
末のキー（「０」〜「９」キー「＃」キー、「＊」等）
を用いて入力し、情報をうけとった「口座預け入れ処理
装置」は、加入者の電話番号に紐付けられた 引き落と
し銀行口座へ指定金額の預け入れを行い、「電子財布残
高情報」テーブル上の加入者に対応する残高情報に預け
入れ金額を減算し、加入者間で、送金を行うにあたり、
送金元加入者は電話機端末をつかって「送金処理装
置」へ電話し、 「送金処理装置」は自動応答により起
動し、送金元加入者に送金先加入者の電話番号及び送金
金額の入力を要求し、送金元加入者は要求にしたがっ
て、送金先加入者の電話番号及び送金金額を、電話機端
末のキー（「０」〜「９」キー「＃」キー、「＊」等）
を用いて入力し、情報をうけとった「送金処理装置」は
「電子財布残高情報」テーブル上の送金元加入者に対応
する残高から送金金額分を減じ、送金先加入者に対応す
る残高に送金金額分を加算するとともに、「入出金情
報」テーブルに、金額・送金元・送金先・発生日時等を
トランザクションとして記録し、送金先加入者に、送金
元加入者からの送金があった旨を、留守番電話メッセー
ジや、電子メールの手段によって通知し、加入者が現在
の電子財布の残高を知りたい場合、 加入者は電話機端
末をつかって「残高応答装置」に電話し、 「残高応答
装置」は「電子財布残高情報」テーブル上の加入者に対
応する残高情報を加入者に、留守番電話メッセージや電
子メールや音声ガイダンス等によって通知し、あたか
も、電話番号が財布と同等の働きとなることを特徴と
し、 ネットワーク加入者間の送金・入金が、銀行を介
さないため、取り引き手数料を節約できるとともに、電
話使用料引き落とし口座を利用することで既存の電話ネ
ットワークを流用可能な、仮想財布の実現方法。 - 【請求項２】 記憶領域、ＣＰＵ、表示装置、入力装置
を備えた、電話機端末であり、 請求項１における「送
金処理装置」、「口座引き出し処理装置」、「口座預け
入れ処理装置」、「残高応答装置」への処理依頼内容及
び処理結果通知を記憶装置に記録し、 入力装置からの
入力により、記憶領域にある入出金情報を表示装置に表
示し、 入力装置からの入力により、入出金額の合計を
算出し表示装置に表示する、 財布と貯金通帳の機能を
あわせもつことを特徴とした請求項１の仮想電子財布の
操作機能をもつ電話機端末及び移動無線電話機端末。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31522499A JP2001134689A (ja) | 1999-11-05 | 1999-11-05 | 電話端末機を利用した仮想財布 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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1999
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