JP2001134444A - コンピュータシステムにおけるデータ処理装置 - Google Patents
コンピュータシステムにおけるデータ処理装置Info
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- JP2001134444A JP2001134444A JP31402999A JP31402999A JP2001134444A JP 2001134444 A JP2001134444 A JP 2001134444A JP 31402999 A JP31402999 A JP 31402999A JP 31402999 A JP31402999 A JP 31402999A JP 2001134444 A JP2001134444 A JP 2001134444A
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- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F9/00—Arrangements for program control, e.g. control units
- G06F9/06—Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
- G06F9/44—Arrangements for executing specific programs
- G06F9/455—Emulation; Interpretation; Software simulation, e.g. virtualisation or emulation of application or operating system execution engines
- G06F9/45504—Abstract machines for programme code execution, e.g. Java virtual machine [JVM], interpreters, emulators
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プログラムをダウンロードしながら実行する
小システムが複数動作しているコンピュータシステム上
での、処理時間の短縮とメモリの効率的な利用を図る。 【解決手段】 この提案は、プログラム単位でダウンロ
ードした中間コードプログラムをマシンのネイティブコ
ードに変換し実行する小システムを１台のマシン上に複
数構成するコンピュータシステムに関する。ネイティブ
コードに変換されメモリに格納されているプログラム単
位の固有のＩＤおよびメモリ上のアドレスを含む管理情
報を登録しており、各小システムに対し要求により管理
情報を提供するプログラム単位マネージャ（１５）と、
小システムが外部からプログラム単位をダウンロードし
ネイティブコードに変換してメモリ（１２）に格納した
ときプログラム単位マネージャ（１５）にそのプログラ
ム単位の管理情報を登録するプログラム単位登録手段と
を備え、プログラム単位マネージャ（１５）は各小シス
テムが要求する同一プログラム単位について既にメモリ
に格納したプログラム単位について共用することを特徴
とする。
小システムが複数動作しているコンピュータシステム上
での、処理時間の短縮とメモリの効率的な利用を図る。 【解決手段】 この提案は、プログラム単位でダウンロ
ードした中間コードプログラムをマシンのネイティブコ
ードに変換し実行する小システムを１台のマシン上に複
数構成するコンピュータシステムに関する。ネイティブ
コードに変換されメモリに格納されているプログラム単
位の固有のＩＤおよびメモリ上のアドレスを含む管理情
報を登録しており、各小システムに対し要求により管理
情報を提供するプログラム単位マネージャ（１５）と、
小システムが外部からプログラム単位をダウンロードし
ネイティブコードに変換してメモリ（１２）に格納した
ときプログラム単位マネージャ（１５）にそのプログラ
ム単位の管理情報を登録するプログラム単位登録手段と
を備え、プログラム単位マネージャ（１５）は各小シス
テムが要求する同一プログラム単位について既にメモリ
に格納したプログラム単位について共用することを特徴
とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部から所定のプ
ログラム単位でダウンロードした中間コードプログラム
をマシンのネイティブコードに変換しメモリに格納し実
行する小システムを１台のマシン上に複数構成したコン
ピュータシステムにおけるデータ処理装置に関する。
ログラム単位でダウンロードした中間コードプログラム
をマシンのネイティブコードに変換しメモリに格納し実
行する小システムを１台のマシン上に複数構成したコン
ピュータシステムにおけるデータ処理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】小システムが外部サーバから一定のプロ
グラム単位でネットワークを介してダウンロードした中
間コードプログラムをマシンのネイティブコードに変換
し実行するコンピュータシステムにおける各小システム
の中では、どの中間コードのプログラム単位がネイティ
ブに変換されてメモリ上にロードされているのかがテー
ブル等で管理されており、同じ中間コードを再びダウン
ロードして変換しようとする事態を防ぎ、実行速度の向
上を図るようにしている。しかし、これらの小システム
が１台のマシン上で複数動作している場合には、システ
ム間でテーブル情報を共有し、ネイティブコードに変換
されメモリ上にロードされているプログラム単位の再利
用を図ることは考慮されていなかった。
グラム単位でネットワークを介してダウンロードした中
間コードプログラムをマシンのネイティブコードに変換
し実行するコンピュータシステムにおける各小システム
の中では、どの中間コードのプログラム単位がネイティ
ブに変換されてメモリ上にロードされているのかがテー
ブル等で管理されており、同じ中間コードを再びダウン
ロードして変換しようとする事態を防ぎ、実行速度の向
上を図るようにしている。しかし、これらの小システム
が１台のマシン上で複数動作している場合には、システ
ム間でテーブル情報を共有し、ネイティブコードに変換
されメモリ上にロードされているプログラム単位の再利
用を図ることは考慮されていなかった。
【０００３】たとえば、１つのコンピュータシステム上
で複数のＪａｖａ（登録商標）アプリケーションが実行
される場合、複数のＪａｖａバーチャル・マシン（Ｖ
Ｍ）が起動されることがある。複数のブラウザが起動さ
れた場合には、それぞれのブラウザ内で独立したＪａｖ
ａＶＭが起動している。この場合のＪａｖａＶＭは上述
の小システムを構成する。
で複数のＪａｖａ（登録商標）アプリケーションが実行
される場合、複数のＪａｖａバーチャル・マシン（Ｖ
Ｍ）が起動されることがある。複数のブラウザが起動さ
れた場合には、それぞれのブラウザ内で独立したＪａｖ
ａＶＭが起動している。この場合のＪａｖａＶＭは上述
の小システムを構成する。
【０００４】Ｅｌａｔｅ（登録商標）オペレーティング
・システム（ＯＳ）では、コンピュータシステム上のＯ
Ｓをホストとして、複数のＥｌａｔｅ環境を起動する機
能を持っている。これはＷｉｎｄｏｗｓシステム上でＤ
ＯＳプロンプトが複数起動するのに類似している。Ｅｌ
ａｔｅは、仮想プロセッサ技術を用いたシステムである
ため、仮想プロセッサコードを実行する際に、そのマシ
ンのＣＰＵにとってネイティブなコードに変換し、実行
を行う。また、プログラムがツールと呼ばれる小さなプ
ログラム単位に分割されているため、一度変換したツー
ルをメモリ上に配置し、プロセス間で共有して使用す
る。ところが、複数のＥｌａｔｅ実行環境が１台のマシ
ン上に構成されている場合には、各Ｅｌａｔｅ実行環境
がそれぞれ全く独立したものとして動作しているため、
たとえ一方のＥｌａｔｅＯＳ上で変換済みのコードがメ
モリ上に存在していたとしても、それを他のＥｌａｔｅ
ＯＳ上で共有して使用することはできなかった。
・システム（ＯＳ）では、コンピュータシステム上のＯ
Ｓをホストとして、複数のＥｌａｔｅ環境を起動する機
能を持っている。これはＷｉｎｄｏｗｓシステム上でＤ
ＯＳプロンプトが複数起動するのに類似している。Ｅｌ
ａｔｅは、仮想プロセッサ技術を用いたシステムである
ため、仮想プロセッサコードを実行する際に、そのマシ
ンのＣＰＵにとってネイティブなコードに変換し、実行
を行う。また、プログラムがツールと呼ばれる小さなプ
ログラム単位に分割されているため、一度変換したツー
ルをメモリ上に配置し、プロセス間で共有して使用す
る。ところが、複数のＥｌａｔｅ実行環境が１台のマシ
ン上に構成されている場合には、各Ｅｌａｔｅ実行環境
がそれぞれ全く独立したものとして動作しているため、
たとえ一方のＥｌａｔｅＯＳ上で変換済みのコードがメ
モリ上に存在していたとしても、それを他のＥｌａｔｅ
ＯＳ上で共有して使用することはできなかった。
【０００５】図１は、１つのマシン上に複数の仮想マシ
ンコード実行環境を構築している場合を例示するもので
ある。外部に、中間コードすなわち仮想マシンコードで
表現されたプログラム単位２Ａ，２Ｂ，２Ｃを有する外
部サーバ２が存在し、他方にＣＰＵ１１、メモリ１２お
よびホストオペレーティングシステム（ホストＯＳ）１
３を有する１台のマシンからなるコンピュータシステム
１０が存在し、このコンピュータシステム１０上に複数
の（ここでは典型的に、２つの）仮想マシンコード実行
環境１４Ａ，１４Ｂが小システムとして構築されている
ものとする。仮想マシンコード実行環境１４Ａは、プロ
グラム単位２Ａ，２Ｂを既に取得し、それらをホストＯ
Ｓ１３によりネイティブコードに変換した形でメモリ１
２上にプログラム単位１２Ａ，１２Ｂとして格納し実行
しているものとする。いま、仮想マシンコード実行環境
１４Ｂがプログラム単位２Ｂ，２Ｃを取得しようとして
いるものとする。この場合、従来のシステムでは、仮想
マシンコード実行環境１４Ｂは外部サーバ２から仮想マ
シンコードの形のプログラム単位２Ｂ，２Ｃを取得し、
それらをホストＯＳ１３によりネイティブコード１２
Ｂ，１２Ｃに変換し実行する。
ンコード実行環境を構築している場合を例示するもので
ある。外部に、中間コードすなわち仮想マシンコードで
表現されたプログラム単位２Ａ，２Ｂ，２Ｃを有する外
部サーバ２が存在し、他方にＣＰＵ１１、メモリ１２お
よびホストオペレーティングシステム（ホストＯＳ）１
３を有する１台のマシンからなるコンピュータシステム
１０が存在し、このコンピュータシステム１０上に複数
の（ここでは典型的に、２つの）仮想マシンコード実行
環境１４Ａ，１４Ｂが小システムとして構築されている
ものとする。仮想マシンコード実行環境１４Ａは、プロ
グラム単位２Ａ，２Ｂを既に取得し、それらをホストＯ
Ｓ１３によりネイティブコードに変換した形でメモリ１
２上にプログラム単位１２Ａ，１２Ｂとして格納し実行
しているものとする。いま、仮想マシンコード実行環境
１４Ｂがプログラム単位２Ｂ，２Ｃを取得しようとして
いるものとする。この場合、従来のシステムでは、仮想
マシンコード実行環境１４Ｂは外部サーバ２から仮想マ
シンコードの形のプログラム単位２Ｂ，２Ｃを取得し、
それらをホストＯＳ１３によりネイティブコード１２
Ｂ，１２Ｃに変換し実行する。
【０００６】その場合、両仮想マシンコード実行環境１
４Ａ，１４Ｂ間でプログラム単位１２Ｂは同一内容のも
のであるが、それは両者が別個に取得・変換し、実行の
ために用いられる。そこには、両者に共通のプログラム
単位１２Ｂをなんらかの形で共有するという思想はな
い。
４Ａ，１４Ｂ間でプログラム単位１２Ｂは同一内容のも
のであるが、それは両者が別個に取得・変換し、実行の
ために用いられる。そこには、両者に共通のプログラム
単位１２Ｂをなんらかの形で共有するという思想はな
い。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】以上述べた小システム
が１台のマシン上で複数動作する場合というのは、複数
のプロセスが動作している場合に相当するが、このよう
な場合、ある小システムが既にダウンロードしネイティ
ブコードに変換しメモリにロードしたプログラム単位を
他の小システムと共有することはなく、他の小システム
では自己の要求に従い改めてダウンロードし、中間コー
ドからネイティブコードに変換し、実行している。
が１台のマシン上で複数動作する場合というのは、複数
のプロセスが動作している場合に相当するが、このよう
な場合、ある小システムが既にダウンロードしネイティ
ブコードに変換しメモリにロードしたプログラム単位を
他の小システムと共有することはなく、他の小システム
では自己の要求に従い改めてダウンロードし、中間コー
ドからネイティブコードに変換し、実行している。
【０００８】本発明は、すでにダウンロードしネイティ
ブコードに変換したプログラム単位と同じものを再びダ
ウンロードしてネイティブコードに変換する処理を省略
し、メモリの効率的な利用と処理速度の向上を図ること
を目的とするものである。
ブコードに変換したプログラム単位と同じものを再びダ
ウンロードしてネイティブコードに変換する処理を省略
し、メモリの効率的な利用と処理速度の向上を図ること
を目的とするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、外部から所定のプログラム単位でダウンロ
ードした中間コードプログラムをマシンのネイティブコ
ードに変換しメモリに格納し実行する小システムを１台
のマシン上に複数構成したコンピュータシステムにおけ
るデータ処理装置において、ネイティブコードに変換さ
れメモリに格納されているプログラム単位の固有のＩＤ
およびメモリ上のアドレスを含む管理情報を登録してお
り、各小システムに対し要求により管理情報を提供する
プログラム単位マネージャと、小システムが外部からプ
ログラム単位をダウンロードしネイティブコードに変換
してメモリに格納したときプログラム単位マネージャに
そのプログラム単位の管理情報を登録するプログラム単
位登録手段とを備え、プログラム単位マネージャは各小
システムが要求する同一プログラム単位について既にメ
モリに格納したプログラム単位について共用することを
特徴とする。
に本発明は、外部から所定のプログラム単位でダウンロ
ードした中間コードプログラムをマシンのネイティブコ
ードに変換しメモリに格納し実行する小システムを１台
のマシン上に複数構成したコンピュータシステムにおけ
るデータ処理装置において、ネイティブコードに変換さ
れメモリに格納されているプログラム単位の固有のＩＤ
およびメモリ上のアドレスを含む管理情報を登録してお
り、各小システムに対し要求により管理情報を提供する
プログラム単位マネージャと、小システムが外部からプ
ログラム単位をダウンロードしネイティブコードに変換
してメモリに格納したときプログラム単位マネージャに
そのプログラム単位の管理情報を登録するプログラム単
位登録手段とを備え、プログラム単位マネージャは各小
システムが要求する同一プログラム単位について既にメ
モリに格納したプログラム単位について共用することを
特徴とする。
【００１０】さらに加えて、ある小システムが中間コー
ドプログラムのダウンロードを要求したとき、プログラ
ム単位マネージャを参照し、要求された中間コードプロ
グラムに含まれるプログラム単位の管理情報がそこに登
録されていたら、その中間コードプログラムのダウンロ
ードを外部へ要求することなく、管理情報に基づいて、
ダウンロードしようとした中間コードプログラムから変
換されメモリに格納されているネイティブコードプログ
ラムを実行プログラムとしてこれとリンクする登録済単
位プログラム取得手段を備えるのがよい。
ドプログラムのダウンロードを要求したとき、プログラ
ム単位マネージャを参照し、要求された中間コードプロ
グラムに含まれるプログラム単位の管理情報がそこに登
録されていたら、その中間コードプログラムのダウンロ
ードを外部へ要求することなく、管理情報に基づいて、
ダウンロードしようとした中間コードプログラムから変
換されメモリに格納されているネイティブコードプログ
ラムを実行プログラムとしてこれとリンクする登録済単
位プログラム取得手段を備えるのがよい。
【００１１】
【発明の実施の形態】図２は本発明によるデータ処理装
置を実施する装置の概要を示すものである。ここでは、
コンピュータシステム１０に、両仮想マシンコード実行
環境１４Ａ，１４Ｂに共通にプログラム単位マネージャ
１５が設けられている。ここには、外部からダウンロー
ドしネイティブコードに変換したプログラム単位をそれ
を識別するためのＩＤ、およびメモリ１１上のアドレス
の形でエントリ１５Ａに登録しておく。プログラム単位
ＩＤにはＩＤコードのほかにプログラム単位の名前やサ
イズ等を付加しておいてもよい。プログラム単位マネー
ジャ１５はプログラム単位ＩＤとメモリアドレスを用い
て、ネイティブコードに変換されてメモリ１２に格納さ
れているプログラム単位を一元的に管理する。
置を実施する装置の概要を示すものである。ここでは、
コンピュータシステム１０に、両仮想マシンコード実行
環境１４Ａ，１４Ｂに共通にプログラム単位マネージャ
１５が設けられている。ここには、外部からダウンロー
ドしネイティブコードに変換したプログラム単位をそれ
を識別するためのＩＤ、およびメモリ１１上のアドレス
の形でエントリ１５Ａに登録しておく。プログラム単位
ＩＤにはＩＤコードのほかにプログラム単位の名前やサ
イズ等を付加しておいてもよい。プログラム単位マネー
ジャ１５はプログラム単位ＩＤとメモリアドレスを用い
て、ネイティブコードに変換されてメモリ１２に格納さ
れているプログラム単位を一元的に管理する。
【００１２】本発明によるデータ処理装置の動作を、図
３のフローチャートを参照して説明する。ここでは、仮
想マシンコード実行環境１４Ａがプログラム単位２Ａ，
２Ｂを既に取得し、それらをネイティブコードに変換し
た形でメモリ１２上にプログラム単位１２Ａ，１２Ｂと
して格納しているものとする。いま、仮想マシンコード
実行環境１４Ｂがプログラム単位２Ｂ，２Ｃを取得しよ
うとしているものとする。
３のフローチャートを参照して説明する。ここでは、仮
想マシンコード実行環境１４Ａがプログラム単位２Ａ，
２Ｂを既に取得し、それらをネイティブコードに変換し
た形でメモリ１２上にプログラム単位１２Ａ，１２Ｂと
して格納しているものとする。いま、仮想マシンコード
実行環境１４Ｂがプログラム単位２Ｂ，２Ｃを取得しよ
うとしているものとする。
【００１３】仮想マシンコード実行環境１４Ｂがプログ
ラム単位２Ｂ，２Ｃを取得するための要求を出すと、プ
ログラム単位マネージャ１５により、まずプログラム単
位２Ｂ，２ＣのＩＤがエントリ１５Ａに登録されている
か否かをチェックする（ステップ１０１）。登録されて
いなければ、必要な仮想マシンコードで表現されたプロ
グラム単位をダウンロード（取得）し、それをネイティ
ブコードに変換し（ステップ１０２）、プログラム単位
ＩＤ、およびメモリアドレスをプログラム単位マネージ
ャ１５のエントリ１５Ａに登録（ステップ１０３）した
後、実行プログラムとしてリンクしサブルーチンコール
して（ステップ１０５）、実行する（ステップ１０
６）。ステップ１０１において必要なプログラム単位Ｉ
Ｄがプログラム単位マネージャのエントリ１５Ａに登録
されていた場合は、仮想マシンコード実行環境で必要な
プログラム単位を取得することなく、プログラム単位マ
ネージャ１５からネイティブコードに変換済みのプログ
ラム単位のアドレス情報を取得し（ステップ１０４）、
それをすでに変換済みのネイティブコードすなわち実行
プログラムとしてリンク（ステップ１０５）し実行する
（ステップ１０６）。
ラム単位２Ｂ，２Ｃを取得するための要求を出すと、プ
ログラム単位マネージャ１５により、まずプログラム単
位２Ｂ，２ＣのＩＤがエントリ１５Ａに登録されている
か否かをチェックする（ステップ１０１）。登録されて
いなければ、必要な仮想マシンコードで表現されたプロ
グラム単位をダウンロード（取得）し、それをネイティ
ブコードに変換し（ステップ１０２）、プログラム単位
ＩＤ、およびメモリアドレスをプログラム単位マネージ
ャ１５のエントリ１５Ａに登録（ステップ１０３）した
後、実行プログラムとしてリンクしサブルーチンコール
して（ステップ１０５）、実行する（ステップ１０
６）。ステップ１０１において必要なプログラム単位Ｉ
Ｄがプログラム単位マネージャのエントリ１５Ａに登録
されていた場合は、仮想マシンコード実行環境で必要な
プログラム単位を取得することなく、プログラム単位マ
ネージャ１５からネイティブコードに変換済みのプログ
ラム単位のアドレス情報を取得し（ステップ１０４）、
それをすでに変換済みのネイティブコードすなわち実行
プログラムとしてリンク（ステップ１０５）し実行する
（ステップ１０６）。
【００１４】以上のごとく、上位のシステムは、ダウン
ロード中のアプリケーションが必要とするプログラム単
位を、下位のレイヤーが管理する情報と比較し、新たに
必要なものであればダウンロードする。また、必要とさ
れるプログラム単位が、既にネイティブコードに変換さ
れた形で下位のレイヤーで管理している情報の中に見つ
かれば、改めてダウンロードすることなく、既にメモリ
にロードされているものとリンクして実行処理を行う。
かくして、プログラム単位のダウンロードおよびコード
の変換処理に要する時間を節約し、プログラム処理速度
を向上させることができる。また、変換のために一時的
に使用されるメモリ容量を節約しメモリを効率的に使用
することができる。
ロード中のアプリケーションが必要とするプログラム単
位を、下位のレイヤーが管理する情報と比較し、新たに
必要なものであればダウンロードする。また、必要とさ
れるプログラム単位が、既にネイティブコードに変換さ
れた形で下位のレイヤーで管理している情報の中に見つ
かれば、改めてダウンロードすることなく、既にメモリ
にロードされているものとリンクして実行処理を行う。
かくして、プログラム単位のダウンロードおよびコード
の変換処理に要する時間を節約し、プログラム処理速度
を向上させることができる。また、変換のために一時的
に使用されるメモリ容量を節約しメモリを効率的に使用
することができる。
【００１５】
【発明の効果】１台のマシン上で複数の小システムを同
時並行的に動作させる場合に、中間コードで表現された
プログラム単位の重複したダウンロードおよびネイティ
ブコードへの変換のステップを省略し、処理速度の向上
とメモリの効率的使用を達成することができる。
時並行的に動作させる場合に、中間コードで表現された
プログラム単位の重複したダウンロードおよびネイティ
ブコードへの変換のステップを省略し、処理速度の向上
とメモリの効率的使用を達成することができる。
【図１】１つのマシン上に複数の仮想マシンコード実行
環境を構築しているコンピュータシステムのブロック
図。
環境を構築しているコンピュータシステムのブロック
図。
【図２】本発明によるデータ処理装置を実施する装置の
概要を示すブロック図。
概要を示すブロック図。
【図３】本発明によるデータ処理装置の動作を説明する
フローチャート。
フローチャート。
【符号の説明】 ２ 外部サーバ ２Ａ プログラム単位（仮想マシンコード） ２Ｂ プログラム単位（仮想マシンコード） ２Ｃ プログラム単位（仮想マシンコード） １０ コンピュータシステム １１ ＣＰＵ １２ メモリ １２Ａ プログラム単位（ネイティブコード） １２Ｂ プログラム単位（ネイティブコード） １２Ｃ プログラム単位（ネイティブコード） １３ ホストＯＳ １４Ａ 仮想マシンコード実行環境 １４Ｂ 仮想マシンコード実行環境 １５ プログラム単位マネージャ １５Ａ エントリ
Claims (2)
- 【請求項１】外部から所定のプログラム単位でダウンロ
ードした中間コードプログラムをマシンのネイティブコ
ードに変換しメモリに格納し実行する小システムを１台
のマシン上に複数構成したコンピュータシステムにおけ
るデータ処理装置において、 ネイティブコードに変換され前記メモリに格納されてい
るプログラム単位の固有のＩＤおよび前記メモリ上のア
ドレスを含む管理情報を登録しており、前記各小システ
ムに対し要求により前記管理情報を提供するプログラム
単位マネージャと、前記小システムが外部からプログラ
ム単位をダウンロードしネイティブコードに変換して前
記メモリに格納したとき前記プログラム単位マネージャ
にそのプログラム単位の管理情報を登録するプログラム
単位登録手段とを備え、 前記プログラム単位マネージャは前記各小システムが要
求する同一プログラム単位について既に前記メモリに格
納したプログラム単位について共用することを特徴とす
るコンピュータシステムにおけるデータ処理装置。 - 【請求項２】請求項１に記載のデータ処理装置におい
て、ある小システムが中間コードプログラムのダウンロ
ードを要求したとき、前記プログラム単位マネージャを
参照し、要求された中間コードプログラムに含まれるプ
ログラム単位の管理情報がそこに登録されていたら、そ
の中間コードプログラムのダウンロードを外部へ要求す
ることなく、前記管理情報に基づいて、ダウンロードし
ようとした中間コードプログラムから変換され前記メモ
リに格納されているネイティブコードプログラムを実行
プログラムとしてこれとリンクする登録済単位プログラ
ム取得手段を備えたことを特徴とする中間コード処理シ
ステム。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31402999A JP2001134444A (ja) | 1999-11-04 | 1999-11-04 | コンピュータシステムにおけるデータ処理装置 |
| EP00309783A EP1104898A3 (en) | 1999-11-04 | 2000-11-03 | Data processor for computer system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31402999A JP2001134444A (ja) | 1999-11-04 | 1999-11-04 | コンピュータシステムにおけるデータ処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001134444A true JP2001134444A (ja) | 2001-05-18 |
Family
ID=18048366
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31402999A Pending JP2001134444A (ja) | 1999-11-04 | 1999-11-04 | コンピュータシステムにおけるデータ処理装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP1104898A3 (ja) |
| JP (1) | JP2001134444A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004075048A1 (ja) * | 2003-02-18 | 2004-09-02 | Access Co., Ltd. | ネイティブコンパイル方法、ネイティブコンパイル前処理方法、コンピュータプログラム、およびサーバ |
| JP2013513841A (ja) * | 2009-12-13 | 2013-04-22 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | ホスト・コンピューティング・システム上に１つまたは複数の仮想計算機を配備するための方法、コンピューティング・システムのメモリに１組のデータをロードするための方法、システム、およびコンピュータ・プログラム（コンピューティング・システムのメモリへのデータの効率的なロード） |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7340730B2 (en) * | 2002-03-18 | 2008-03-04 | Sun Microsystems, Inc. | On demand, network accessible, run time compile server |
| KR100763199B1 (ko) * | 2006-02-20 | 2007-10-04 | 삼성전자주식회사 | 가상 머신 환경에서의 메소드 호출 방법 및 상기 방법을수행하는 가상 머신이 탑재된 시스템 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5761499A (en) * | 1995-12-21 | 1998-06-02 | Novell, Inc. | Method for managing globally distributed software components |
| US5768593A (en) * | 1996-03-22 | 1998-06-16 | Connectix Corporation | Dynamic cross-compilation system and method |
-
1999
- 1999-11-04 JP JP31402999A patent/JP2001134444A/ja active Pending
-
2000
- 2000-11-03 EP EP00309783A patent/EP1104898A3/en not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004075048A1 (ja) * | 2003-02-18 | 2004-09-02 | Access Co., Ltd. | ネイティブコンパイル方法、ネイティブコンパイル前処理方法、コンピュータプログラム、およびサーバ |
| CN100346297C (zh) * | 2003-02-18 | 2007-10-31 | 株式会社爱可信 | 本地编译方法、本地编译预处理方法、服务器和通信系统 |
| JP2013513841A (ja) * | 2009-12-13 | 2013-04-22 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | ホスト・コンピューティング・システム上に１つまたは複数の仮想計算機を配備するための方法、コンピューティング・システムのメモリに１組のデータをロードするための方法、システム、およびコンピュータ・プログラム（コンピューティング・システムのメモリへのデータの効率的なロード） |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP1104898A3 (en) | 2007-02-28 |
| EP1104898A2 (en) | 2001-06-06 |
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