JP2001133104A - 熱電モジュール式ワイン庫 - Google Patents

熱電モジュール式ワイン庫

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JP2001133104A
JP2001133104A JP31200399A JP31200399A JP2001133104A JP 2001133104 A JP2001133104 A JP 2001133104A JP 31200399 A JP31200399 A JP 31200399A JP 31200399 A JP31200399 A JP 31200399A JP 2001133104 A JP2001133104 A JP 2001133104A
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wine
cellar
temperature
opening
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Katsuyuki Kuwajima
勝之 桑島
Osamu Nakagawa
治 中川
Hiroaki Yoshida
浩章 吉田
Tomoaki Tanaka
倫明 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つの熱交換器で温度帯の異なる複数室を冷
温貯蔵できるとともに、ワインに悪影響を及ぼす振動を
小さくし、庫内を適温に保つ熱電モジュール式ワイン庫
を提供する。 【解決手段】 セラー室22の後方に備えた熱交換器3
4から送られる空気をダンパー装置40によって循環量
を調整し、上部に備えた複数のスタンバイ室21a,2
1bを所定の温度に保ち、また熱電モジュール32を利
用することで庫内を冷温に維持することができるので、
振動を低減した熱電モジュール式ワイン庫を提供するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱電モジュールを
使用した熱電モジュール式ワイン庫に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭でも本格的なワインの貯蔵が
できるようにワイン専用のワイン庫が提案されている。
これらのワイン庫は飲用温度収納室と貯蔵温度収納室に
分けられており、また最適温度での収納や振動を極力抑
えるため電子式温冷蔵庫が採用され、各室それぞれに独
立して設けられた電子式冷却ユニットを制御して所定温
度で管理されている。
【0003】従来のこの種のワインを貯蔵できる電子式
温冷蔵庫としては、特開平11−159910号公報に
示されているものがある。
【0004】以下図面を参照しながら上記従来の電子式
温冷蔵庫を説明する。
【0005】図8は従来の電子式温冷蔵庫の縦断面図で
ある。図9は従来の電子式温冷蔵庫の正面図である。
【0006】図8,図9に示すように、1は電子式温冷
蔵庫であり、2,3は前記電子式温冷蔵庫1に独立して
区画形成された恒温貯蔵用収納部と飲用温度収納部であ
る。4はそれぞれを囲んで断熱材である。
【0007】5は前記恒温貯蔵用収納部2の後方に取付
けられた貯蔵用電子式冷却加熱ユニットで、6は前記飲
用温度収納部3の後方に取付けられた温度調整用電子式
冷却加熱ユニットである。
【0008】また、7,8は庫内ファンであり前記電子
式冷温ユニット5,6に連通して、吸気孔9,10から
空気を吸引し、送気孔11,12から前記収納部2,3
へ吐出される。
【0009】13は前記電子式冷温ユニット5,6を駆
動する温度制御回路である。前記温度制御回路13は前
記収納部2,3内に設けられた温度センサ14,15か
らの信号にもとづいて前記電子式冷温ユニット5,6を
駆動制御する。
【0010】これにより恒温貯蔵用収納部2内は貯蔵に
適した温度に調整され、飲用温度収納部3内は飲用温度
に適した温度に調整される。
【0011】また、前記電子式温冷蔵庫1の前方には扉
16が恒温貯蔵用収納部2と飲用温度収納部3を塞ぐよ
うに開閉自在に取付けられている。前記扉16にはガラ
ス窓17が取付けられている。前記ガラス窓17は紫外
線及び赤外線を遮断するように加工がされている。
【0012】また、前記温冷蔵庫本体1の前方には前記
制御回路13を動作させるための操作パネル18が設け
られていて、恒温貯蔵用収納部2は保存最適温度である
14℃に制御され、飲用温度収納部3はそれぞれのワイ
ンの種類に応じて温度調節できる。また飲用温度収納部
3を複数設けて異なった種類のワインを同時に飲用最適
温度に調整できるようにしてもよいとしている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電子式温冷蔵庫では、、飲用温度収納部3をワイン
の種類に応じて温度調節でき、最適温度に設定できる
が、恒温貯蔵用収納部2にワインを収納するときなど、
扉16を開けた場合、飲用温度収納部3内の温度が上昇
あるいは外気温によっては下がるため最適温度に微調整
できても、温度変動が大きく常時適温に管理することが
困難であった。
【0014】また、各室に独立して電子式冷温ユニット
5,6を配置するので、消費電力量の増加を招き、また
複数の電子式冷温ユニットを配置するため、それに伴い
庫外側の部品例えば放熱器や冷却水の貯水部、配管など
が増加し工数と材料費にも大きく影響しコストが高くな
るという欠点があった。
【0015】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、飲用
温度収納部の開口部に内扉を設け、外気との空気循環を
遮断しより適温に保つとともに、冷却源を1つとし他の
収納室はその冷却源から循環される空気をダンパー制御
することで適温に保ち、より省エネとコスト低減を実現
した熱電モジュール式ワイン庫を提供することを目的と
している。
【0016】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の熱電モジュール式ワイン庫は、ワイン庫本体
後方に熱電モジュールユニットを配置し、各収納室は前
記熱電モジュールユニットに接着された熱交換器から導
かれる空気を各室後方に設けられたダンパーによって制
御され適温に温度管理されることを特徴とするものであ
る。
【0017】この発明によると、1つの熱電モジュール
ユニットで各収納室を適温に温度管理することができ、
熱電モジュールは1つなのでより騒音を低減し、コスト
的にも低減できる。
【0018】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、互いに
分離独立したセラー室とスタンバイ室を内部に有するワ
イン庫本体において、前記スタンバイ室の開口部のみを
覆う第1の開閉扉または、前記セラー室の開口部のみを
覆う第2の開閉扉を備えたことを特徴とするものであ
り、収納されるワインにできる限り温度変化を与えない
環境を実現したスタンバイ室またはセラー室を提供する
ことができる。
【0019】請求項2に記載の発明は、ワイン庫を設置
する床面よりスタンバイ室の下端面までの高さH1を、
H1≦1400mmとしたことを特徴とするものであり、
日本人の平均的な女性(身長1573mm)の目の高さか
らして、ほぼ背伸びすることなくワインのラベルを認識
できる。
【0020】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明に、スタンバイ室の第1の開閉扉と、セラー室の
開口部と前記スタンバイ室とを覆う開閉外扉とを備えた
ものであり、ワインの種類別に適温保存されるスタンバ
イ室内の温度変化を小さくすることが出来る。
【0021】請求項4に記載の発明は、ワイン庫の後方
に電流を流すことで一方の電熱面が加熱され他方の電熱
面が冷却される熱電モジュールを配置し、各室は前記熱
電モジュールから循環される冷気をダンパー制御で温度
管理されることを特徴とする熱電モジュール式ワイン庫
であり、消費電力量を低減し、より振動の少ないワイン
庫を提供できる。
【0022】請求項5に記載の発明は、開閉外扉に設置
された庫内状況等を表示する表示パネルと、前記開閉外
扉に嵌め込まれた真空ガラスと、庫内に照明装置とを備
えたワイン庫において前記照明装置が点灯されたとき、
開閉外扉を開けなくても庫内を可視化できることを特徴
とするため、表示パネルによりワイン情報例えば銘柄や
料理に合ったワイン情報などをインターネットを通じて
検索でき、また扉を開けなくてもスタンバイ室にあるワ
インの銘柄を認識できるので、不必要な扉開閉による温
度変化を防ぐことができる。
【0023】請求項6に記載の発明は、2つの独立した
スタンバイ室の温度設定がそれぞれセラー室より高い温
度設定室と低い温度設定室とに設定されていることを特
徴とする請求項4に記載の熱電モジュール式ワイン庫で
あり、ワインの種類によってはセラー室(14℃設定)
より高い温度が飲み頃となるワイン(赤ワイン)があ
り、すべての種類のワインに対応した温度管理を行うこ
とが出来る。
【0024】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の発明にスタンバイ室とセラー室の天面にはそれぞれ個
別の照明装置が備えられていることを特徴とするもの
で、紫外線を嫌うワインをドアを開けなくても銘柄を確
認できるので使い勝手がよい。
【0025】
【実施例】以下、本発明の熱電モジュール式ワイン庫の
一実施例について図面を参照しながら説明する。
【0026】(実施例1)図1は、本発明の実施例1に
よる熱電モジュール式ワイン庫の縦断面図である。図2
は、同実施例の正面図である。図3は、同実施例の庫内
正面図である。
【0027】図1から図4において、20は熱電モジュ
ール式ワイン庫本体である。21a,21bは前記ワイ
ン庫本体20の上部に区画形成されたスタンバイ室であ
り、飲み頃になったワインをそれぞれの種類に応じて適
温に保存することができる。22は前記スタンバイ室の
下部に断熱壁23を介して設けられたセラー室である。
24a,24bは前記スタンバイ室21a,21bの開
口部を覆う第1の開閉扉である。前記第1の開閉扉24
a,24bは樹脂材料(たとえばGP−PS樹脂または
AS樹脂等)で成形されており、スタンバイ室21a,
21b内が見えるようになっている。前記セラー室22
の開口部を第2の開閉扉24cで覆ってもよい。
【0028】25は前記ワイン庫本体20の開口部を覆
う開閉外扉である。26は前記開閉外扉25に嵌め込ま
れた断熱構造を備えた三重構造のスモーク調真空ガラス
(紫外線約95%カット)であり、スタンバイ室21
a,21bとセラー室22に対向した位置に備えられて
いる。27は前記開閉外扉25の表面部に嵌め込まれた
表示パネルである。
【0029】28は前記スタンバイ室21a,21bに
設置されたボトル棚で、ワインに含まれる澱がボトルの
底に溜まるように斜め設置となっている。29はセラー
室22に等間隔で配置された棚である。
【0030】30は前記スタンバイ室21a,21bの
天面でワインに貼られたラベルが認識できるように開口
部近傍に備えられた照明装置である。前記照明装置30
はスタンバイ室21a,21bのそれぞれの室に配置さ
れている。31は前記セラー室22の天面で開口部近傍
に備えられた照明装置である。
【0031】32は熱電モジュールであり電流を流すこ
とで一方の伝熱面33aが加熱され他方の伝熱面33b
が冷却される。また電流を逆に流すことで前記伝熱面3
3aが冷却され他方の伝熱面33bが加熱される2つの
伝熱面を有しその伝熱面の間にペルチェ素子(図示しな
い)を備えている。
【0032】34は前記一方の伝熱面33aに接着され
た熱交換器である。35は配管内に熱媒体(ブライン)
を循環させるためのポンプであり、36は配管内を空気
が循環しないように熱媒体を一時溜めるチャンバーであ
る。37は前記伝熱面33bから奪った熱を放熱する放
熱器である。38は前記放熱器37の上方に設置された
ファンである。
【0033】39は前記熱交換器34の上部に配置され
た熱交換器用ファンである。40は前記断熱仕切壁23
に取付けられたダンパー装置である。
【0034】また、スタンバイ室21a,21bのワイ
ンボトルが収納される空間とダンパー装置40が備えら
れた空間とは仕切板41a,41bによって仕切られて
いる。
【0035】また、セラー室22も熱交換器34やファ
ン39が配置される空間とは仕切板42で仕切られてい
る。
【0036】また前記仕切板41には吐出孔43と吸入
孔44が設けられ、仕切板42にも吐出孔45と吸入孔
46が設けられている。47は前記仕切板41に貼付さ
れたヒータであり、スタンバイ室に貯蔵されるワインの
種類によって比較的高い温度で維持される場合にヒータ
通電をする。
【0037】また、48a,48bはスタンバイ室21
a,21bの奥面に設けてスタンバイ室内の温度を検知
する温度検知器で、49はセラー室22の奥面に設けて
セラー室内の温度を検知する温度検知器である。
【0038】また、50はスタンバイ室21の下端面で
あり、特に床面から下端面50までの高さH1(以下単
にH1という)をH1≦1400mmとしている。
【0039】以上のように構成されたワイン庫につい
て、以下その動作について説明する。
【0040】使用者がスタンバイ室21よりワインの銘
柄を確認して取り出そうとしたり、またこれらを収納し
ようとするとき、「図説エルゴノミクス」(1990
年、日本規格協会編)によると、日本人の女性の平均的
な身長(1573mm)における目の高さが1455mmで
あることから、履き物などの寸法やワイン庫から距離を
置くことによる上方への視野の広がりなどを考慮に入れ
て、概ねH1が1400mm以下で600mm以上である
と、ワイン庫の前方に立った人が腰をかがめることなく
使い勝手を損ねない範囲で楽に動作することができる。
【0041】まず、セラー室22内の温度検知器49の
検知温度が設定値より高い場合、熱電モジュール32を
駆動制御し、熱交換器34で冷却された冷気は熱交換器
用ファン39によって強制送風され、セラー室22につ
いては吐出孔45から吐出された後、吸入孔46から熱
交換器34に戻される。そして、この冷気循環を繰返し
温度検知器49の検知温度が設定値より低くなると熱電
モジュール32にかかる電圧が低電圧となり、熱交換器
用ファン39は常に回ったままセラー室22は所定の温
度(たとえば、14℃など)に維持される。
【0042】また、温度検知器48a,48bの検知温
度が設定値より高い場合、ダンパー装置40が開放し
て、熱交換器34で冷却された冷気は熱交換器用ファン
39によって強制通風され、一部はセラー室22に吐出
される吐出孔45へ導かれ、残りは開放されたダンパー
装置40を通って、残りの冷気の一部はスタンバイ室2
1aの吐出孔43aから吐出され所定の温度(たとえば
白ワインの場合8℃など)に維持される。
【0043】また、残った冷気はスタンバイ室21bの
吐出孔43bから吐出され所定の温度(たとえば赤ワイ
ンの場合16℃など)に維持される。この時セラー室2
2よりも高温で温度管理されるので、仕切板41bに貼
付されたヒータ47に通電することで間接的にスタンバ
イ室21bを加熱する。
【0044】このようにコンプレッサ式を採用せず熱電
モジュールを利用してワインの保存を行っているので、
ワインに悪影響を及ぼす振動を少なくすることができ
る。
【0045】また、スタンバイ室21aの仕切板41a
にも同様にヒータ47が貼付されており、ワインの種類
にかかわらずどちらのスタンバイ室にも貯蔵が可能であ
る。
【0046】また、スタンバイ室21a,21bの開口
部前面には第1の開閉扉24a,24bが備えられてお
り、前記開閉外扉25を開けた状態でも前記スタンバイ
室21a,21b内の空気と外気は遮断されているので
ワインをより設定温度に近い状態で保存でき温度変化も
小さいのでワインの品質を落とすことなく貯蔵できる。
【0047】また、温度変化が小さいので熱電モジュー
ルにかかる電圧が大きく変動しないので省エネ効果もあ
る。
【0048】また、開閉外扉25の表面には、スモーク
調真空ガラス26がほぼ全面に嵌め込まれているので、
普段はワインに悪影響を及ぼす紫外線等をカットし庫内
をワインに合った環境に維持されている。
【0049】そして、開閉外扉25に備えられたスイッ
チによって照明装置30,31を点灯させ開閉外扉25
を開けなくても真空ガラス26を通して庫内のワインを
確認することができる。
【0050】図4は、表示パネル27の初期画面であ
る。表示パネル27について詳しく説明すると、前記表
示パネル27はパネルの表示部に直接触れることで操作
できるタッチパネル式のものであり、前記スタンバイ室
21とセラー室22の温度管理を操作する温度管理ボタ
ン51と、前記スタンバイ室21と前記セラー室22内
にどんなワインの銘柄を収納したかを管理する在庫管理
ボタン52と、在庫の有無に関係なくワインの種類や生
産国等の情報を入力管理されたワイン記録ボタン53
と、インターネットを通じてワインに関する情報やその
他情報を入手することができるインターネットボタン5
4と、また各室内の温度を表示する各室温度表示部55
とを備えている。
【0051】図5は、温度管理ボタン51を押したとき
に表示される画面である。ワインの種類に応じて適切な
温度選択設定ができるように温度調節操作部56が設け
られており、スタンバイ室21とセラー室22のそれぞ
れを個別に温度管理でき、それぞれ収納室はすべて8〜
18℃の範囲で独立温度制御できる。
【0052】このため、各室の温度を視覚的に認識で
き、また好みの温度にも設定できるのでワインを適切に
貯蔵でき使い勝手のよいワイン庫を提供することができ
る。
【0053】図6は、在庫管理ボタン52を押したとき
に表示される画面である。ワイン庫1に収納管理される
個々のワイン情報を入力操作部57で登録し、情報表示
部58に表示される。
【0054】このため、扉を開けなくてもワインの在庫
管理を行うことが出来るので、よりワインを適切に貯蔵
することができる。
【0055】図7は、ワイン記録ボタン53を押したと
きに表示される画面である。この画面では在庫の有無に
関係なくワインの情報を入力し、ワインの種類、銘柄等
を管理するものである。入力操作部59によって入力さ
れるワインの情報を表示画面60に表示し、個人情報管
理をすることができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明は、互いに分離独立したセラー室とスタンバイ室を内
部に有するワイン庫本体において、前記スタンバイ室の
開口部のみを覆う第1の開閉扉または、前記セラー室の
開口部のみを覆う第2の開閉扉を備えたことを特徴とす
るものであり、扉開閉による他の部屋の温度変化を抑え
ワインを適温に貯蔵することができる。
【0057】また、請求項2に記載の発明は、ワイン庫
を設置する床面よりスタンバイ室の下端面までの高さH
1を、H1≦1400mmとしたことを特徴とするもので
あり、スタンバイ室に貯蔵された飲みごろワインの銘柄
を無理なく認識することができる。
【0058】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の発明に、スタンバイ室の第1の開閉扉と、セラ
ー室の開口部と前記スタンバイ室とを覆う開閉外扉とを
備えたことにより、スタンバイ室内温度をより厳重に温
度管理することができる。
【0059】また、請求項4に記載の発明は、ワイン庫
の後方に電流を流すことで一方の電熱面が加熱され他方
の電熱面が冷却される熱電モジュールを配置し、各室は
前記熱電モジュールに取付けられた熱交換器から循環さ
れる冷気をダンパー制御で温度管理されることを特徴と
するものであり、消費電力量と、ワインに悪影響を及ぼ
す振動を低減することができる。
【0060】また、請求項5に記載の発明は、開閉外扉
に設置された庫内状況等を表示する表示パネルと、前記
開閉外扉に嵌め込まれた真空ガラスと、庫内に照明装置
とを備えたワイン庫において前記照明装置が点灯された
とき、開閉外扉を開けなくても庫内を可視化できること
を特徴とするものであり、扉を開けなくても在庫管理を
行うことができ、庫内を適温に維持することができる。
【0061】また、請求項6に記載の発明は、請求項4
に記載の発明に、2つの独立したスタンバイ室の温度設
定がそれぞれセラー室より高い温度設定室と低い温度室
とに設定されているものであり、ワインの種類に関係な
く、1つの熱電モジュールで複数室を適温に冷温維持す
ることができる。
【0062】また、請求項7に記載の発明は、請求項6
に記載の発明に、スタンバイ室とセラー室の天面にはそ
れぞれ個別の照明装置が備えられているもので、ワイン
の銘柄を容易に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1による熱電モジュール式ワイ
ン庫の縦断面図
【図2】同実施例の正面図
【図3】同実施例の庫内正面図
【図4】同実施例を示す操作部の平面図
【図5】温度管理を示す操作部の平面図
【図6】在庫管理を示す操作部の平面図
【図7】ワイン記録一覧を示す平面図
【図8】従来の電子式温冷蔵庫の縦断面図
【図9】従来の電子式温冷蔵庫の正面図
【符号の説明】
20 ワイン庫本体 21a,21b スタンバイ室 22 セラー室 24 第1の開閉扉 25 開閉外扉 27 表示パネル 32 熱電モジュール 40 ダンパー装置 50 下端面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F25D 27/00 F25D 27/00 (72)発明者 吉田 浩章 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 田中 倫明 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 Fターム(参考) 3L045 AA02 AA04 AA07 BA01 CA02 DA04 EA01 FA02 LA05 MA02 NA07 NA10 NA21 PA04 3L102 JA01 KA09 KE11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに分離独立したセラー室とスタンバ
    イ室を内部に有するワイン庫本体において、前記スタン
    バイ室の開口部のみを覆う第1の開閉扉または、前記セ
    ラー室の開口部のみを覆う第2の開閉扉を備えたことを
    特徴とする熱電モジュール式ワイン庫。
  2. 【請求項2】 ワイン庫を設置する床面よりスタンバイ
    室の下端面までの高さH1を、H1≦1400mmとした
    ことを特徴とする熱電モジュール式ワイン庫。
  3. 【請求項3】 スタンバイ室の第1の開閉扉と、セラー
    室の開口部と前記スタンバイ室とを覆う開閉外扉とを備
    えたことを特徴とする請求項2に記載の熱電モジュール
    式ワイン庫。
  4. 【請求項4】 ワイン庫の後方に電流を流すことで一方
    の電熱面が加熱され他方の電熱面が冷却される熱電モジ
    ュールを配置し、各室は前記熱電モジュールから循環さ
    れる冷気をダンパー制御で温度管理されることを特徴と
    する熱電モジュール式ワイン庫。
  5. 【請求項5】 開閉外扉に設置された庫内状況等を表示
    する表示パネルと、前記開閉外扉に嵌め込まれた真空ガ
    ラスと、庫内に照明装置とを備えたワイン庫において前
    記照明装置が点灯されたとき、開閉外扉を開けなくても
    庫内を可視化できることを特徴とする熱電モジュール式
    ワイン庫。
  6. 【請求項6】 2つの独立したスタンバイ室の温度設定
    がそれぞれセラー室より高い温度設定室と低い温度設定
    室とに設定されていることを特徴とする請求項4に記載
    の熱電モジュール式ワイン庫。
  7. 【請求項7】 スタンバイ室とセラー室の天面にはそれ
    ぞれ個別の照明装置が備えられていることを特徴とする
    請求項6に記載の熱電モジュール式ワイン庫。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100799530B1 (ko) 2006-11-16 2008-01-31 주식회사 그라스텍 무진동 및 무소음 와인셀러
JP2017207220A (ja) * 2016-05-16 2017-11-24 株式会社アルテクナ 飲料貯蔵装置
JP3214485U (ja) * 2017-10-31 2018-01-18 さくら製作所株式会社 ワインセラー

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