JP2001130916A - 硫酸第二鉄溶液の製造方法 - Google Patents
硫酸第二鉄溶液の製造方法Info
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Abstract
製造方法を提供する。 【解決手段】 FeOOHを三価の鉄として30重量%
以上含有する鉄鉱石を硫酸で溶解し、濾液を硫酸第二鉄
溶液として回収すると共に、濾別した残滓を硫酸で溶解
し、これを濾別した後、この濾液を鉄鉱石溶解に循環使
用することにより硫酸第二鉄溶液を製造する。
Description
製造方法、特に特定の鉄鉱石を原料として使用する硫酸
第二鉄溶液の製造方法に関する。
理剤として注目され、特に硫酸第二鉄正塩溶液、塩基性
硫酸第二鉄溶液はアルミニウム系水処理剤である硫酸ア
ルミニウム溶液、塩基性塩化アルミニウム溶液に比べて
生成フロックの沈降速度が早く、また脱臭力も優れてい
ることから製紙工業廃水、食品工業廃水、化学工業廃水
等の水処理剤として、あるいは下水汚泥の脱水助剤とし
て汎用されている。
鉄溶液は、一般に廃硫酸第一鉄を水に溶解し適量の硫酸
を加え、空気酸化あるいは酸化剤で酸化することにより
製造されていたが、近年鋼板等の酸洗によりあるいはチ
タン工業より排出・副生される硫酸第一鉄が減少し、原
料逼迫を招来しているのが現状である。また、このよう
にして製造された硫酸第二鉄溶液、塩基性硫酸第二鉄溶
液は、不純物を含むため、上水に使用されることはな
い。
硫酸第二鉄溶液を製造する研究に着手し、種々検討を重
ねた結果、FeOOHを三価の鉄として30重量%以上
含有する鉄鉱石が極めて容易に硫酸に溶解し、安価に硫
酸第二鉄溶液を製造することが可能であることを発見
し、かかる知見に基づき硫酸第二鉄溶液を製造する方法
を提案したが、必ずしも鉄鉱石の溶解率、即ち鉄鉱石か
らの鉄の抽出率が十分満足できるものではなかった。
く鋭意検討を重ねた結果、優れた溶解率向上方法を見い
出し、また短時間に鉄鉱石の溶解が可能なることを発見
し、かかる知見に基づき本発明を完成したものである。
Hを三価の鉄として30重量%以上含有する鉄鉱石を硫
酸で溶解し、濾液を硫酸第二鉄溶液として回収すると共
に、濾別した残滓を硫酸で溶解し、これを濾別した後、
この濾液を鉄鉱石溶解に循環使用することを特徴とする
硫酸第二鉄溶液の製造方法に関する。
O4/Fe(モル比)=1.25〜1.5の範囲にある
もの、即ち硫酸第二鉄の正塩溶液及び塩基性硫酸第二鉄
溶液を意味する。
ものであるが、鉄鉱石は、FeOOHを三価の鉄(Fe
3+)として30重量%以上含有する鉄鉱石を使用するの
が良い。30重量%未満であると溶解後の残滓量が多く
なり本発明の効果を期待することができない。また、鉄
鉱石はジョークラシャー、ハンマーミル、ボールミル等
の通常用いられる粉砕機を用いて粉砕することが望まし
い。鉄鉱石粒子径が小さいほど溶解性は向上する。 一
般的には粒子径500μm以下、更に望ましくは300
μm以下が良い。
を含有する鉄鉱石を焼成すれば硫酸に対し、更に溶解性
が向上することを見い出した。その焼成温度は200〜
600℃である。より好ましくは400〜500℃であ
る。焼成により何故硫酸に対し溶解性が向上するのか、
その理由は定かではないが、恐らくFeOOHが焼成に
より脱水反応を起こし、比表面積が大きくなり溶解性が
向上するものと思われる。あるいはこれらの現象と共に
昇温により結晶格子にひずみが生じ硫酸に対する溶解性
が向上するものと思われる。本発明者らの実験によれ
ば、200℃以下の場合、溶解性は向上しない。また、
600℃以上に焼成しても溶解性は向上しない。理由は
定かではないが、恐らく600℃以上の場合、FeOO
Hが安定なα−Fe2O3となり溶解性が向上しなくなる
ものと推定される。
である。1時間以上焼成しても溶解性の向上は大きく望
めないし、1時間以上になると工業的には大規模な焼成
炉が必要となり焼成コストが高くなる。昇温、降温につ
いては特に限定はないが、30分程度で昇温し、1時間
程度で降温することが望ましい。さて、このようにして
粉砕し、場合により焼成したFeOOHを三価の鉄とし
て30重量%以上含有する鉄鉱石を準備し、この所定量
を反応槽に導入する。鉄鉱石の導入と同時あるいは別々
に硫酸及び後述する残滓溶解後の濾液を反応槽に導入す
る。この場合の導入硫酸量は所望する塩基度(SO4/
Fe(モル比))に応じて決定するが、当然に循環使用
する濾液の鉄及び硫酸濃度と量を考慮して決定する。
容易に決定することができる。また、使用する硫酸濃度
は、所望する硫酸第二鉄溶液の製品濃度に依存する。こ
の場合においても、当然のことながら、循環使用する濾
液の硫酸濃度と量を考慮して決定する。上記の通り所望
する塩基度及び製品濃度により使用する硫酸量及び濃度
は異なるため、一概に規制することはできないが、一般
的には、反応前の反応槽中の硫酸濃度即ち、使用硫酸と
循環使用する濾液の合量中の硫酸濃度(SO4)は30
〜60重量%が良い。30重量%以下では、鉄鉱石の溶
解に長時間を要し、60重量%以上の場合は、原料の添
加順序、鉄鉱石と硫酸との使用割合、溶解温度などにも
よるが、一般に鉄鉱石の溶解率は小さくなる。
対し硫酸が1.0≦SO4/Fe≦1.5(モル比)に
なるように調製使用する。1.0以下の場合、鉄鉱石の
溶解率が十分でなく経済性が悪くなる。一方、1.5以
上になると製造した硫酸第二鉄溶液のpHが低くその用
途が著しく制限される。また、製品である硫酸第二鉄溶
液の濃度について言えば、一般的にはFe2O3として1
4〜22重量%である。14重量%を下廻ると経済的で
なく、22重量%を上廻ると液の安定性が悪くなる。
を反応槽に導入するが、添加順序としては、格別制約は
ない。ところで、本発明に於いては濃硫酸を使用するこ
ともできる。この場合、水に鉄鉱石を加え、攪拌しなが
ら濃硫酸を添加する。濃硫酸を使用するときは発熱反応
を利用して反応温度を確保することもできる。いずれに
しても、使用割合は上記の範囲が望ましい。次いで、反
応温度に関しては70℃以上が推奨され、より好ましく
は90℃以上である。最も好ましい反応温度は沸点近傍
である。勿論、加圧釜を使用することもできる。
比、硫酸濃度等他の反応条件により異なり、一概に論じ
ることはできないが一般には3時間で十分である。以上
の方法により鉄鉱石を溶解させ所望する硫酸第二鉄溶液
が得られたならば、放冷、水冷等により冷却して、反応
溶液をフィルタープレス、遠心分離機等任意の濾過機に
より濾過し、硫酸第二鉄溶液と残滓とに分離する。次い
で分離した残滓を別の反応槽に導入し、これに硫酸を導
入して残滓を溶解する。本発明者らの多くの実験結果か
ら、最適条件で本発明鉄鉱石を硫酸で溶解しても、溶解
率、即ち鉄(Fe 2O3)の収率は高々90重量%であ
る。
せ、最高の溶解率を短時間に実現できることである。例
えば、鉄鉱石中の鉄(Fe2O3)を90重量%溶解させ
るのに3時間を要していたところを、本発明方法によれ
ば、2時間で溶解させることができる。
ついて言えば、残滓中の鉄に対しS04/Fe=1.5
(モル比)以上である。1.5以下の場合残滓中の鉄を
十分溶解することができない。上限に関しては制約はな
い。
鉱石の溶解に利用される。即ち、鉄鉱石溶解に対して
は、新しい硫酸及び残滓溶解して得られた過剰硫酸を含
有する硫酸第二鉄溶液が使用される。残滓溶解に使用す
る硫酸濃度及び溶解温度に関しては、前記鉄鉱石溶解の
硫酸濃度及び溶解温度を踏襲すれば良い。
短時間に硫酸第二鉄溶液を製造することができるが、鉄
鉱石に微量の二価の鉄が含まれ、用途により支障がある
場合は硫酸鉄溶液を酸化工程に付せば良い。酸化方法
は、周知の方法によって行えば良く、例えば、過酸化水
素、二酸化マンガン、過塩素酸ソーダ等の酸化剤等によ
り容易に行うことができる。以上主に、回分法について
述べたが、これを連続的に行うことができることは勿論
である。
酸溶解して硫酸第二鉄溶液を得るものであり、従来法の
ように、鉄原料として各種工場より排出される産廃鉄を
利用するものではないから、これまで健康への影響懸念
から全く使用されることのなかった上水用水処理剤とし
て特に推奨される。とりわけ、塩基度(SO4/Fe
(モル比))1.35〜1.45のものが好ましい。
尚、本発明硫酸第二鉄溶液が、従来用途に使用されるこ
とは勿論である。
に断らない限り%は全て重量%を示す。
6%含有する鉄鉱石(T−Fe=58%)700gを、
SO4=44%濃度の硫酸でSO4/T−Fe=1.08
(モル比)になるように調製し沸騰下で3時間溶解反応
を行った。冷却後、水400gを加え5C濾紙で吸引濾
過し、組成:Fe2+=0.09%、T−Fe=12.2
%、SO4=30.0%の濾液、即ち硫酸第二鉄溶液
2,174gと残滓440.9gを得た。この残滓44
0.9gに、SO4=44%濃度の硫酸1,381gを
導入混合し、沸騰下で3時間溶解反応を行った。冷却
後、ガラスフィルターで吸引濾過し、T−Fe=7.2
%、SO4=42.4%の濾液1,519gを得た。仕
込み鉄鉱石からの全鉄分の抽出率は93%であった。次
いで、上記と同じ鉄鉱石498gの入った反応容器にS
O4=44%濃度の硫酸234gと上記の濾液(T−F
e=7.2%、SO4=42.4%)全量を導入し(T
−SO4/T−Fe=1.08(モル比)、T−SO4=
42.6%)、沸騰下で3時間溶解反応を行った。冷却
後、水400gを加え5C濾紙で吸引濾過し、組成:F
e2+=0.07%、T−Fe=12.3%、SO4=2
9.8%の濾液、即ち硫酸第二鉄溶液2,168gと残
滓443.6gを得た。この残滓443.6gを、SO
4=44%濃度の硫酸1,383gと混合し沸騰下で3
時間溶解反応を行った。冷却後、ガラスフィルターで吸
引濾過し、T−Fe=7.1%、SO4=42.9%の
濾液1,508gを得た。尚、この濾液は次の鉄鉱石溶
解に利用する。第2回仕込み鉄鉱石からの全鉄分の抽出
率は92%であった。
6%含有する鉄鉱石(T−Fe=58%)700gを、
500℃で30分焼成した。冷却後、SO4=44%濃
度の硫酸でSO4/T−Fe=1.20(モル比)にな
るように調製し沸騰下で1時間溶解反応を行った。冷却
後、水400gを加え5C濾紙にて吸引濾過し、組成:
Fe2+=0.02%、T−Fe=12.1%、SO4=
30.2%の濾液、即ち硫酸第二鉄溶液2,497gと
残滓356.6gを得た。この残滓356.6gを、S
O4=44%濃度の硫酸1,647gと混合し沸騰下で
1時間溶解反応を行った。冷却後、ガラスフィルターで
吸引濾過し、T−Fe=4.5%、SO4=41.0%
の濾液1,914gを得た。仕込み鉄鉱石からの全鉄分
の抽出率は95%であった。次いで、上記と同じ焼成し
た鉄鉱石500gの入った反応容器にSO4=44%濃
度の硫酸119.6gと上記の濾液(T−Fe=4.5
%、SO4=41.0%)全量を導入し(T−SO4/T
−Fe=1.20(モル比)、T−SO4=41.2
%)、沸騰下で1時間溶解反応を行った。冷却後、水4
00gを加え5C濾紙で吸引濾過し、組成:Fe2+=
0.02%、T−Fe=12.3%、SO 4=30.0
%の濾液、即ち硫酸第二鉄溶液2,505gと残滓35
5.2gを得た。この残滓355.2gを、SO4=4
4%濃度の硫酸1,631gと混合し沸騰下で1時間溶
解反応を行った。冷却後、ガラスフィルターで吸引濾過
し、T−Fe=4.4%、SO4=41.1%の濾液
1,930gを得た。尚、この濾液は次の鉄鉱石溶解に
利用する。第2回仕込み鉄鉱石からの全鉄分の抽出率は
96%であった。
6%含有する鉄鉱石(T−Fe=58%)700gを、
SO4=44%濃度の硫酸でSO4/T−Fe=1.50
(モル比)になるように調製し沸騰下で7時間溶解反応
させたところ、鉄分の溶出率は88%であった。冷却
後、水400gを加え5C濾紙で吸引濾過し、組成:F
e2+=0.08%、T−Fe=11%、SO4=29.
6%の硫酸第二鉄溶液を得た。溶解時間と鉄溶出率の関
係を図1に示す。
6%含有する鉄鉱石(T−Fe=58%)700gを、
500℃で30分焼成した。冷却後、SO4=44%濃
度の硫酸でSO4/T−Fe=1.30(モル比)にな
るように調製し沸騰下で3時間溶解反応させたところ、
鉄分の溶出率は86%であった。冷却後、水400gを
加え5C濾紙で吸引濾過し、組成:Fe2+=0.03
%、T−Fe=12.1%、SO4=29.6%の硫酸
第二鉄溶液を得た。以上の結果をまとめて表1に示す。
分解時間+残滓分解時間以上のように、本発明方法によ
れば、優れた鉄溶出効果を示し、また短時間に鉄鉱石を
溶解することができることが分かる。
鉄鉱石を直接硫酸溶解して硫酸第二鉄溶液を得るもので
ある。従って従来法のように、鉄原料として各種工場よ
り排出される産廃鉄を利用するものではないから、これ
まで健康への影響懸念から全く使用されることのなかっ
た上水用水処理剤の製造方法として特に推奨される方法
である。
間との関係を示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 FeOOHを三価の鉄として30重量%
以上含有する鉄鉱石を硫酸で溶解し、濾液を硫酸第二鉄
溶液として回収すると共に、濾別した残滓を硫酸で溶解
し、これを濾別した後、この濾液を鉄鉱石溶解に循環使
用することを特徴とする硫酸第二鉄溶液の製造方法。 - 【請求項2】 鉄鉱石が200〜600℃で焼成された
ものである請求項1記載の硫酸第二鉄溶液の製造方法。 - 【請求項3】 鉄鉱石を硫酸で溶解する際の鉄鉱石溶解
前の硫酸濃度が30〜60重量%(SO4)である請求
項1または2記載の硫酸第二鉄溶液の製造方法。 - 【請求項4】 硫酸第二鉄溶液の濃度(Fe2O3)が1
4〜22重量%である請求項1、2または3記載の硫酸
第二鉄溶液の製造方法。 - 【請求項5】 濾別した残滓を硫酸で溶解する際の、残
滓中の鉄(Fe)に対する硫酸の使用割合がSO4/F
e=1.5(モル比)以上である請求項1記載の 硫酸
第二鉄溶液の製造方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30905899A JP4180754B2 (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | 硫酸第二鉄溶液の製造方法 |
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JP30905899A JP4180754B2 (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | 硫酸第二鉄溶液の製造方法 |
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JP2001130916A true JP2001130916A (ja) | 2001-05-15 |
JP4180754B2 JP4180754B2 (ja) | 2008-11-12 |
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JP30905899A Expired - Fee Related JP4180754B2 (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | 硫酸第二鉄溶液の製造方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007106655A (ja) * | 2005-10-17 | 2007-04-26 | Nittetsu Mining Co Ltd | 酸化第2鉄スラッジを鉄原料としてポリ硫酸第2鉄を効率的に製造する方法 |
JP7464843B2 (ja) | 2020-09-01 | 2024-04-10 | 日本製鉄株式会社 | スラグのフォーミング鎮静方法および転炉精錬方法 |
-
1999
- 1999-10-29 JP JP30905899A patent/JP4180754B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007106655A (ja) * | 2005-10-17 | 2007-04-26 | Nittetsu Mining Co Ltd | 酸化第2鉄スラッジを鉄原料としてポリ硫酸第2鉄を効率的に製造する方法 |
JP4660345B2 (ja) * | 2005-10-17 | 2011-03-30 | 日鉄鉱業株式会社 | 酸化第2鉄スラッジを鉄原料としてポリ硫酸第2鉄を効率的に製造する方法 |
JP7464843B2 (ja) | 2020-09-01 | 2024-04-10 | 日本製鉄株式会社 | スラグのフォーミング鎮静方法および転炉精錬方法 |
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