JP2001126438A - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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JP2001126438A
JP2001126438A JP30531299A JP30531299A JP2001126438A JP 2001126438 A JP2001126438 A JP 2001126438A JP 30531299 A JP30531299 A JP 30531299A JP 30531299 A JP30531299 A JP 30531299A JP 2001126438 A JP2001126438 A JP 2001126438A
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JP
Japan
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tape
leaf spring
lid
lock member
cover
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP30531299A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kaneda
博志 金田
Motohiko Shima
元彦 志摩
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋ロック部材を付勢するための板バネが、輸
送時や組立時等に多数が収容されたときでも、お互いに
絡み合わないようにする。 【解決手段】 ケース本体内にテープ状媒体を巻装する
とともに、テープ状媒体をケース本体外に引き出し、そ
の引き出されたテープ状媒体をテープカセットの不使用
時に閉塞するとともに使用時に露出させる開閉自在な蓋
体を備え、蓋体の閉蓋時に開放を防止する蓋ロック部
材、及び蓋ロック部材を付勢する板バネ50を設けたテ
ープカセットであって、板バネ50は、略コ字形に折曲
げ形成された取付部502と、蓋ロック部材を押圧する
押圧部501とを備えており、取付部502の幅寸法a
と長手方向の寸法bとが異なるように形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケース本体内にテ
ープ状媒体を収納するとともに、テープ状媒体のケース
本体外を通る部分を開閉可能な蓋体により覆ったテープ
カセットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のテープカセットとして
は、特開平4−349283号公報に開示されているも
のが挙げられる。このテープカセットでは、蓋体を閉蓋
時にロックする蓋ロック部材を板バネで付勢している。
そして、この板バネは、帯状の薄肉の板状体からなる。
板バネをケース本体に取り付けるための取付部は、略コ
字形に折曲げ形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
テープカセットにおいて、輸送時や組立時に、板バネ
は、テープカセットの1パーツとして多数が箱等に収容
された状態になっている。このとき、図5(a)又は
(b)に示すように、板バネの取付部と他の板バネとが
絡み合って、すなわち板バネの取付部である略コ字形部
分に他の板バネが、図中、矢印方向に入り込んで、外れ
にくくなってしまうという問題があった。
【0004】そして、一旦絡み合うと外れにくいととも
に、無理に外そうとすると、板バネが変形して蓋ロック
部材を押圧する機能を発揮できなくなったり、板バネの
機能が低下してしまうという問題があった。さらに、板
バネを1つづつ効率良く取り出すことができなくなるの
で、組立作業能率が低下してしまうという問題があっ
た。
【0005】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、蓋ロック部材を付勢するための板バネが、輸送時
や組立時等に多数が収容されたときでも、お互いに絡み
合わないようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明は、ケース本体内にテープ状媒体を巻装す
るとともに、前記テープ状媒体を前記ケース本体外に引
き出し、その引き出されたテープ状媒体をテープカセッ
トの不使用時に閉塞するとともに使用時に露出させる開
閉自在な蓋体を備え、前記蓋体の閉蓋時に開放を防止す
る蓋ロック部材、及び前記蓋ロック部材を付勢する板バ
ネを設けたテープカセットであって、前記板バネは、略
コ字形に折曲げ形成された取付部と、前記蓋ロック部材
を押圧する押圧部とを備えており、前記取付部の幅寸法
と長手方向の寸法とが異なるように形成されていること
を特徴とする。
【0007】
【作用】本発明においては、板バネの略コ字形に折曲げ
形成された取付部では、その幅寸法と長手方向の寸法と
が異なる。したがって、幅寸法より長手方向の寸法の方
が長いときは、板バネの取付部内に他の板バネが入り込
んでも、両者は、容易に分離することができる。また、
長手方向の寸法より幅寸法の方が長いときは、板バネの
取付部に他の板バネの取付部が入り込むことはない。こ
れにより、板バネが、輸送時や組立時等に多数が収容さ
れたときでも、お互いに絡み合わなくなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の一実施形態について説明する。図1は、本発明による
テープカセットの一実施形態を分解して示す斜視図であ
る。ケース本体は、上ケース1と下ケース2とから構成
されている。ケース本体内には情報を記録するためのテ
ープ状媒体(磁気テープ)4を巻装した一対のテープリ
ール3が回転可能に収容される。上ケース1の内面に
は、テープリール3を下方に押圧するスプリング12が
取り付けられている。
【0009】下ケース2の前側両端部には、開口部21
が形成されている。そして、テープ状媒体4は、下ケー
ス2の一方の開口部21から外側に出て、下ケース2の
前面部を通過し、他方の開口部21からケース本体内に
戻るように配置される。
【0010】上ケース1の前面側には、ケース本体の前
面側を開閉自在な蓋体(6、7、8)が取り付けられて
いる。蓋体は、前蓋6、上蓋7及び後蓋8から構成され
ている。前蓋6は、略コ字状をなし、その左右両側の側
壁62の内面側に設けられた支軸61によって上ケース
1に回動自在に取り付けられる。さらに一方の支軸61
には、ねじりコイルスプリング9が取り付けられ、前蓋
6は、このねじりコイルスプリング9により常に閉方向
に付勢されている。
【0011】さらにまた、下ケース2の開口部21の外
側には、蓋ロック部材5及び板バネ50が取り付けられ
る。この蓋ロック部材5は、前蓋6の側壁62に係合し
て、テープカセット不使用時に前蓋6が開放してしまわ
ないようにするものである。また、板バネ50は、蓋ロ
ック部材5をロック方向に付勢しておくものである。
【0012】前蓋6には上蓋7が、さらに上蓋7には後
蓋8がそれぞれ取り付けられる。前蓋6及び上蓋7は、
上ケース1の幅と略同様の幅を有しているが、後蓋8
は、下ケース2の前面部の凹部22内に配置され、この
凹部22の横方向の長さと同程度の幅を有している。後
蓋8は、この凹部22内で開閉動作を行う。そして、テ
ープカセットの不使用時には、これらの前蓋6、上蓋7
及び後蓋8により下ケース2の前面部を通過するテープ
状媒体4を覆い保護する。一方、テープカセットの使用
時には、蓋ロック部材5による前蓋6のロックが解除さ
れ、前蓋6が回動されて上ケース1上に移動されるとと
もにこの動作に連動して上蓋7び後蓋8が所定位置まで
退避し、下ケース2の前面部に位置するテープ状媒体4
を露出する。
【0013】リールブレーキ100は、下ケース2内の
中央部後方においてテープリール3側に摺動可能に配置
されるとともに、バネによりテープリール3側に付勢さ
れている。リールブレーキ100は、その被案内部が下
ケース2のガイド溝と係合し、このガイド溝に沿って摺
動する。
【0014】テープリール3の下フランジ31の外周に
は歯が形成されており、テープカセットの不使用時に
は、リールブレーキ100の爪部先端が下フランジ31
の歯間に入り込むことによりテープリール3をロック
し、テープリール3の遊動回転を防止する。一方、テー
プカセットの使用時にはリールブレーキ100はバネの
付勢力に抗してテープリール3から遠ざかる側に移動さ
れ、下フランジ31の歯との係合を解除し、テープリー
ル3を回転可能な状態にする。
【0015】上ケース1には扇形の開口窓11が形成さ
れており、この開口窓11を含む領域の上ケース1の内
面側には、透明樹脂からなる平板状の窓部材13が溶着
等により固着される。この窓部材13により、テープリ
ール3の透明な上側フランジを介してテープ状媒体4の
残量等を視認可能である。
【0016】図2(a)は、図1の板バネ50を示す斜
視図である。なお、図中(b)は、参考のため、従来の
板バネを示す斜視図である。図中(a)において、板バ
ネ50は、薄肉の帯状の板状体の所定位置を折り曲げ形
成したものである。板バネ50は、蓋ロック部材5を押
圧する押圧部501と、ケース本体(下ケース2)に板
バネ50を取り付けるための取付部502とを備える。
押圧部501の先端部501aは、内側に折曲げられて
いるが、これは、蓋ロック部材5に当接したときに、蓋
ロック部材5が削れないようにするためである。
【0017】また、板バネ50の取付部502は、略コ
字形に折曲げ形成されている。この取付部502の折曲
げライン間の肉部の幅寸法aと長手方向の寸法bとが異
なるように形成されている。特に本実施形態では、a<
bとなるように形成されている。なお、図中(b)に示
す従来の板バネでは、幅寸法aと長手方向の寸法bとが
略等しく形成されていた。したがって、図5の(a)又
は(b)に示したように、板バネ同士が絡み合うことが
生じた。
【0018】しかし、本実施形態のように板バネ50を
形成すれば、板バネ50の輸送時や組立時に多数の板バ
ネ50が箱等に収容されている場合において、板バネ5
0の取付部502内に他の板バネ50が入り込んでも容
易に両者は分離できるので、板バネ50同士が絡み合っ
てしまうことはない。なお、具体的には、幅寸法aは約
1.0mm程度であり、長手方向の寸法bは約1.5m
m程度である。
【0019】図3は、下ケース2への蓋ロック部材5及
び板バネ50の組み込みを説明する斜視図である。蓋ロ
ック部材5は、本体上端部に横方向に伸びる丸棒状の回
動軸57と、前蓋6の側壁62の被係合部に係合する係
合部55と、蓋ロック部材5の前蓋6のロック解除時に
記録再生装置の解除用部材に押圧される被押圧部56と
を備える。回動軸57の両端部は、下ケース2にU形の
溝状に形成された切欠部24に嵌入され、これにより、
蓋ロック部材5は回動自在に支持される。
【0020】板バネ50は、下ケース2のリブ23に取
り付けられる。ここで、板バネ50の取付部502(略
コ字形部分)が、下ケース2のリブ23の上端部に入り
込むように取り付けられる。なお、リブ23の上端面の
両側が一段高くなっているのは、板バネ50の左右への
位置ずれを防止するためである。
【0021】図4は、板バネの他の実施形態(板バネ5
0’)を示す斜視図である。この実施形態では、板バネ
50’の取付部502の幅寸法aと、長手方向の寸法b
とがa>bとなるように形成されている。このように形
成したときは、取付部502に他の板バネ50’の取付
部502が入り込むことがなくなるので、板バネ50’
同士の絡み合いがなくなり、上記と同様の効果が得られ
る。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、板バネの取付部の折曲
げライン間の肉部において、その幅寸法と長手方向の寸
法とを異なるようにした。これにより、例えば幅寸法よ
り長手方向の寸法の方が長いときは、板バネの取付部内
に他の板バネが入り込んでも、両者は、容易に分離する
ことができる。また、長手方向の寸法より幅寸法の方が
長いときは、板バネの取付部に他の板バネの取付部が入
り込むことはない。これにより、板バネが、輸送時や組
立時等に多数が収容されたときでも、お互いに絡み合わ
なくなる。よって、組立時に板バネが変形しないので、
蓋ロック部材を常に適正な力で付勢することができるよ
うになる。また、組立効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるテープカセットの一実施形態を分
解して示す斜視図である。
【図2】(a)は、図1の板バネを示す斜視図であり、
(b)は、従来の板バネを示す斜視図である。
【図3】下ケースへの蓋ロック部材及び板バネの組み込
みを説明する斜視図である。
【図4】板バネの他の実施形態を示す斜視図である。
【図5】板バネ同士の絡み合いを説明する斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 上ケース 2 下ケース 3 テープリール 4 テープ状媒体 5 蓋ロック部材 6 前蓋 7 上蓋 8 後蓋 50 板バネ 501 押圧部 502 取付部 a 板バネ50の取付部502の幅寸法 b 板バネ50の取付部502の長手方向の寸法

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体内にテープ状媒体を巻装する
    とともに、前記テープ状媒体を前記ケース本体外に引き
    出し、その引き出されたテープ状媒体をテープカセット
    の不使用時に閉塞するとともに使用時に露出させる開閉
    自在な蓋体を備え、前記蓋体の閉蓋時に開放を防止する
    蓋ロック部材、及び前記蓋ロック部材を付勢する板バネ
    を設けたテープカセットであって、 前記板バネは、略コ字形に折曲げ形成された取付部と、
    前記蓋ロック部材を押圧する押圧部とを備えており、前
    記取付部の幅寸法と長手方向の寸法とが異なるように形
    成されていることを特徴とするテープカセット。
JP30531299A 1999-10-27 1999-10-27 テープカセット Withdrawn JP2001126438A (ja)

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JP30531299A JP2001126438A (ja) 1999-10-27 1999-10-27 テープカセット
EP00123242A EP1096494A3 (en) 1999-10-27 2000-10-26 Tape cassette

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30531299A JP2001126438A (ja) 1999-10-27 1999-10-27 テープカセット

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JP30531299A Withdrawn JP2001126438A (ja) 1999-10-27 1999-10-27 テープカセット

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