JP2001126415A - 情報記録再生装置及び情報記録再生方法 - Google Patents

情報記録再生装置及び情報記録再生方法

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JP2001126415A
JP2001126415A JP29995599A JP29995599A JP2001126415A JP 2001126415 A JP2001126415 A JP 2001126415A JP 29995599 A JP29995599 A JP 29995599A JP 29995599 A JP29995599 A JP 29995599A JP 2001126415 A JP2001126415 A JP 2001126415A
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Satoshi Suga
智 須賀
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体上に記録したデータが短期間で再生
不能にならないようにする。 【解決手段】 コントローラ4は、光ディスク9の各ブ
ロックに対して所定のデータを記録し、そのデータがそ
れぞれ正確に記録されたか否かを確認するためのデータ
再生時、誤り訂正計測部17によって各ブロックに対す
る誤り訂正度数を計測し、その計測された各誤り訂正度
数と予め設定された規定度数とを比較して、規定度数よ
りも大きいと判断された誤り訂正度数のブロックを交替
ブロックに交替する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、書き換え可能な
光ディスク等の記録媒体に対して情報の記録及び再生を
行なう光ディスク制御装置等の情報記録再生装置とその
情報記録再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、データ(情報)の書き換え可能
な光ディスクや光磁気ディスク(以下「光ディスク」と
総称する)等の記録媒体は、製造上又は経年劣化などの
原因により、記録領域が部分的に記録不能になることが
ある。
【0003】そこで、記録媒体に対する記録及び再生を
行なう情報記録再生装置では、データを一度記録した後
にそのデータを再生し、その再生データが記録データと
同一か否かを判別するライトベリファイ処理を行ない、
同一ならば以後の再生を保証している。
【0004】また、そのライトベリファイ処理で記録デ
ータと再生データとが一致しなかったときには、その記
録個所に対するデータ記録が不能と判別し、その記録不
能と判別された記録個所の欠陥セクタ(セクタは記録単
位)を不使用にし、他の正常なセクタにデータを書き換
える(代替する)交替処理を行ない、記録可能なセクタ
を有効に利用するようにしている。そのような欠陥セク
タの交替処理や交替情報の管理などを欠陥管理処理とい
う。
【0005】また、記録媒体のデータを再生中にリード
リトライを起こしたセクタを交替処理することにより、
次回のリードリトライの発生を回避する情報記録再生装
置(例えば、特開平10−50005号公報参照)が提
案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような前者の情報記録再生装置では、ライトベリファイ
処理で記録データと再生データが同一であると判別され
ても、記録先のセクタにある程度の不具合があった場
合、データ記録後の近い将来に再生が不能になってしま
う恐れがあった。
【0007】また、後者の情報記録再生装置でも、リー
ドリトライで再生できなかった記録データは交替処理を
行なえないので、その記録データを再生可能にすること
はできなかった。したがって、従来のいずれの情報記録
再生装置も、記録媒体上にデータを記録した後に比較的
短期間で再生できなくなる恐れが有るという問題があっ
た。
【0008】この発明は上記の課題を解決するためにな
されたものであり、記録媒体上に記録したデータが短期
間で再生不能にならないようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、書き換え可能な記録媒体に対して単位記
録領域毎にデータの記録及び再生の制御を行なう記録再
生制御手段を備えた情報記録再生装置において、上記記
録媒体の各単位記録領域に対して所定のデータを記録
し、そのデータがそれぞれ正確に記録されたか否かを確
認するためのデータ再生時、上記各単位記録領域に対す
る誤り訂正度数を計測する誤り訂正度数計測手段と、そ
の手段によって計測された各誤り訂正度数と予め設定さ
れた規定度数とを比較する誤り訂正度数比較手段と、そ
の手段によって上記規定度数よりも大きいと判断された
誤り訂正度数の単位記録領域を他の単位記録領域に交替
する交替手段を設けたものである。
【0010】また、書き換え可能な記録媒体に対して単
位記録領域毎にデータの記録及び再生の制御を行なう記
録再生制御手段を備えた情報記録再生装置において、上
記記録媒体に対するデータ記録後にそのデータが正確に
記録されたか否かを確認するためのデータ再生時、上記
データが記録された単位記録領域に対する誤り訂正度数
を計測する誤り訂正度数計測手段と、その手段によって
計測された誤り訂正度数と予め設定された規定度数とを
比較する誤り訂正度数比較手段と、その手段によって上
記規定度数よりも大きいと判断された誤り訂正度数の単
位記録領域に記録されているデータを他所に一時記憶
し、そのデータが記録されていた単位記録領域を他の単
位記録領域に交替し、その交替先の単位記録領域に上記
他所に一時記憶したデータを記録する交替手段を設ける
とよい。
【0011】さらに、上記のような情報記録再生装置に
おいて、上記交替手段によって交替された単位記録領域
の情報を予備単位記録領域情報として登録して管理する
予備単位記録領域情報管理手段と、上記交替手段によっ
て交替すべき他の単位記録領域が無くなったとき、上記
予備単位記録領域情報管理手段によって管理されている
予備単位記録領域情報に基づく単位記録領域を選択する
予備単位記録領域選択手段を設けるとよい。
【0012】また、上記のような情報記録再生装置にお
いて、上記予備単位記録領域情報管理手段に管理されて
いる予備単位記録領域情報に基づく単位記録領域の誤り
訂正度数を管理する誤り訂正度数管理手段と、上記予備
単位記録領域選択手段によって単位記録領域を選択する
とき、上記誤り訂正度数管理手段によって管理されてい
る誤り訂正度数が小さい予備単位記録領域情報に基づく
単位記録領域を優先的に選択する手段を設けるとよい。
【0013】さらに、上記のような情報記録再生装置に
おいて、上記記録媒体の残り記録容量が少なくなるにつ
れて、上記規定度数を大きい値に変更する規定度数変更
手段を設けるとよい。
【0014】また、上記のような情報記録再生装置にお
いて、上記予備単位記録領域選択手段によって単位記録
領域を選択するとき、上記誤り訂正度数管理手段によっ
て管理されている誤り訂正度数が上記規定度数変更手段
によって変更された規定度数よりも小さい予備単位記録
領域情報に基づく単位記録領域を優先的に選択する手段
を設けるとよい。
【0015】さらに、上記のような情報記録再生装置に
おいて、上記記録媒体の排出前又は当該情報記録再生装
置の電源オフ前、上記予備単位記録領域情報管理手段に
よって管理されている予備単位記録領域情報を上記記録
媒体に記録し、上記記録媒体の挿入後又は当該情報記録
再生装置の電源オン後のデータ記録又はデータ再生前、
上記記録媒体に記録された予備単位記録領域情報を読み
取り、上記予備単位記録領域情報管理手段に登録する手
段を設けるとよい。
【0016】また、上記のような情報記録再生装置にお
いて、上記規定度数を上位装置へ通知する手段を設ける
とよい。
【0017】さらに、上記のような情報記録再生装置に
おいて、上記規定度数が変更されたときに上位装置へ通
知する手段を設けるとよい。
【0018】また、書き換え可能な記録媒体に対して単
位記録領域毎にデータの記録及び再生の制御を行なう情
報記録再生方法において、上記記録媒体の各単位記録領
域に対して所定のデータを記録し、そのデータがそれぞ
れ正確に記録されたか否かを確認するためのデータ再生
時、上記各単位記録領域に対する誤り訂正度数を計測
し、その計測された各誤り訂正度数と予め設定された規
定度数とを比較して、上記規定度数よりも大きいと判断
された誤り訂正度数の単位記録領域を他の単位記録領域
に交替する情報記録再生方法も提供する。
【0019】さらに、書き換え可能な記録媒体に対して
単位記録領域毎にデータの記録及び再生の制御を行なう
情報記録再生方法において、上記記録媒体に対するデー
タ記録後にそのデータが正確に記録されたか否かを確認
するためのデータ再生時、上記データが記録された単位
記録領域に対する誤り訂正度数を計測し、その計測され
た誤り訂正度数と予め設定された規定度数とを比較し
て、上記規定度数よりも大きいと判断された誤り訂正度
数の単位記録領域に記録されているデータを他所に一時
記憶し、そのデータが記録されていた単位記録領域を他
の単位記録領域に交替し、その交替先の単位記録領域に
上記他所に一時記憶したデータを記録するとよい。
【0020】また、上記のような情報記録再生方法にお
いて、上記交替された単位記録領域の情報を予備単位記
録領域情報として登録して管理し、交替すべき他の単位
記録領域が無くなったとき、上記予備単位記録領域情報
に基づく単位記録領域を選択するとよい。
【0021】さらに、上記のような情報記録再生方法に
おいて、上記予備単位記録領域情報に基づく単位記録領
域の誤り訂正度数を管理し、上記単位記録領域を選択す
るとき、上記誤り訂正度数が小さい予備単位記録領域情
報に基づく単位記録領域を優先的に選択するとよい。
【0022】また、上記のような情報記録再生方法にお
いて、上記記録媒体の残り記録容量が少なくなるにつれ
て、上記規定度数を大きい値に変更するとよい。
【0023】さらに、上記のような情報記録再生方法に
おいて、上記単位記録領域を選択するとき、上記誤り訂
正度数が前記変更された規定度数よりも小さい予備単位
記録領域情報に基づく単位記録領域を優先的に選択する
とよい。
【0024】また、上記のような情報記録再生方法にお
いて、上記記録媒体の排出前又は当該情報記録再生装置
の電源オフ前、上記予備単位記録領域情報を上記記録媒
体に記録し、上記記録媒体の挿入後又は当該情報記録再
生装置の電源オン後のデータ記録又はデータ再生前、上
記記録媒体に記録された予備単位記録領域情報を読み取
って登録して管理するとよい。
【0025】さらに、上記のような情報記録再生方法に
おいて、上記規定度数を上位装置へ通知するとよい。
【0026】また、上記のような情報記録再生方法にお
いて、上記規定度数が変更されたときに上位装置へ通知
するとよい。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明の情報
記録再生装置の一実施形態である光ディスク制御装置の
構成を示すブロック図である。
【0028】この光ディスク制御装置は、光ディスクの
不良化する恐れの有る記録領域に前もって代替領域を割
り当ててデータを記録し、また、データ記録後も再生の
度に不良化する恐れの有る記録領域に記録されたデータ
は代替領域に書き換えるので、常に光ディスク上の再生
不能になる恐れが少ない単位記録領域にデータを記録す
ることができ、光ディスク上の記録データを確実に再生
できるように安全に保持することができる。
【0029】この光ディスク制御装置は、ホストインタ
フェース1,ROM2,RAM3,コントローラ4,エ
ンジンインタフェース5,エンコーダ6,デコーダ7,
及び記録再生エンジン8等からなり、上記ホストインタ
フェース1,ROM2,RAM3,コントローラ4,及
びエンジンインタフェース5は、内部バス10で接続さ
れている。
【0030】データの書き換え可能なCD−RWディス
ク,DVDディスク等の光ディスク9に対するデータの
記録及び再生を行なう。
【0031】ホストインタフェース1は、図示を省略し
た外部の上位装置であるホストコンピュータを接続し、
そのホストコンピュータからのデータ受信又はホストコ
ンピュータへのデータ送信をとりもつ。
【0032】ROM2は、コントローラ4が実行するブ
ロック再生制御手順プログラム11,ブロック記録制御
手順プログラム12,ブロック交替処理制御手順プログ
ラム13,及びホスト転送制御手順プログラム14を格
納する読み出し専用メモリである。
【0033】RAM3は、コントローラ4がブロック交
替処理時の交替ブロックと欠陥ブロックの情報を格納す
る交替ブロック管理部15と、コントローラ4が各種の
制御動作をするために必要な作業領域部16をもつ読み
出し書き込み可能なメモリである。
【0034】上記ブロック交替処理とは、光ディスク9
に単位記録領域であるブロック単位(ユーザデータ再生
単位)でデータを記録した後にそのデータを再生し、そ
の再生データが記録データと同一か否かによってデータ
記録が不能なブロックを判別するライトベリファイ処理
を行ない、そのライトベリファイ処理によってデータ記
録が不能と判断されたブロック(「欠陥ブロック」と称
する)を別のブロック(「交替ブロック」と称する)に
代替する処理である。
【0035】コントローラ4は、CPUであり、ROM
2に格納された各制御手順プログラムをロードして実行
することにより、この光ディスク制御装置の全体的制御
と、光ディスク9に対するブロック単位でのデータ再
生,データ記録,欠陥ブロックのブロック交替処理,ホ
ストコンピュータとのデータ転送処理と、この発明に係
る各手段の機能を実現する。
【0036】エンジンインタフェース5は、コントロー
ラ4が実現する各手段による記録再生エンジン8への制
御及びデータの入出力をとりもつ。エンコーダ6は、デ
ータ記録時にユーザデータを記録ピット情報にデータエ
ンコードする。
【0037】デコーダ7は、データ再生時に記録ピット
情報をユーザデータにデコードする。また、デコーダ7
は内部に誤り訂正計測部17を有し、誤り訂正計測部1
7は再生デコード時にブロック中の誤りをカウントして
ブロック単位で誤り訂正度数を計測する。
【0038】記録再生エンジン8は、コントローラ4が
エンジンインタフェース5を通じて行なうブロック再生
制御,ブロック記録制御等の制御処理によって光ディス
ク9へデータを記録し、又は光ディスク9からデータを
再生する。
【0039】すなわち、上記ROM2,コントローラ
4,記録再生エンジン8等が、書き換え可能な記録媒体
に対して単位記録領域毎にデータの記録及び再生の制御
を行なう記録再生制御手段の機能を果たす。
【0040】また、上記ROM2,コントローラ4,誤
り訂正計測部17等が、上記記録媒体の各単位記録領域
に対して所定のデータを記録し、そのデータがそれぞれ
正確に記録されたか否かを確認するためのデータ再生
時、上記各単位記録領域に対する誤り訂正度数を計測す
る誤り訂正度数計測手段の機能を果たす。
【0041】さらに、上記ROM2,コントローラ4,
交替ブロック管理部15等が、上記誤り訂正度数計測手
段によって計測された各誤り訂正度数と予め設定された
規定度数とを比較する誤り訂正度数比較手段と、その手
段によって上記規定度数よりも大きいと判断された誤り
訂正度数の単位記録領域を他の単位記録領域に交替する
交替手段の機能を果たす。
【0042】また、上記ROM2,コントローラ4,誤
り訂正計測部17等は、上記記録媒体に対するデータ記
録後にそのデータが正確に記録されたか否かを確認する
ためのデータ再生時、上記データが記録された単位記録
領域に対する誤り訂正度数を計測する誤り訂正度数計測
手段の機能も果たす。
【0043】さらに、上記ROM2,コントローラ4,
交替ブロック管理部15,作業領域部16等が、上記誤
り訂正度数計測手段によって計測された誤り訂正度数と
予め設定された規定度数とを比較する誤り訂正度数比較
手段と、その手段によって上記規定度数よりも大きいと
判断された誤り訂正度数の単位記録領域に記録されてい
るデータを他所に一時記憶し、そのデータが記録されて
いた単位記録領域を他の単位記録領域に交替し、その交
替先の単位記録領域に上記他所に一時記憶したデータを
記録する交替手段の機能も果たす。
【0044】また、上記ROM2,コントローラ4,交
替ブロック管理部15等が、上記交替手段によって交替
された単位記録領域の情報を予備単位記録領域情報とし
て登録して管理する予備単位記録領域情報管理手段と、
上記交替手段によって交替すべき他の単位記録領域が無
くなったとき、上記予備単位記録領域情報管理手段によ
って管理されている予備単位記録領域情報に基づく単位
記録領域を選択する予備単位記録領域選択手段の機能を
果たす。
【0045】さらに、上記ROM2,コントローラ4,
交替ブロック管理部15等は、上記予備単位記録領域情
報管理手段に管理されている予備単位記録領域情報に基
づく単位記録領域の誤り訂正度数を管理する誤り訂正度
数管理手段と、上記予備単位記録領域選択手段によって
単位記録領域を選択するとき、上記誤り訂正度数管理手
段によって管理されている誤り訂正度数が小さい予備単
位記録領域情報に基づく単位記録領域を優先的に選択す
る手段の機能を果たす。
【0046】また、上記ROM2,コントローラ4,交
替ブロック管理部15等は、上記記録媒体の残り記録容
量が少なくなるにつれて、上記規定度数を大きい値に変
更する規定度数変更手段の機能を果たす。
【0047】さらに、上記ROM2,コントローラ4,
交替ブロック管理部15等は、上記予備単位記録領域選
択手段によって単位記録領域を選択するとき、上記誤り
訂正度数管理手段によって管理されている誤り訂正度数
が上記規定度数変更手段によって変更された規定度数よ
りも小さい予備単位記録領域情報に基づく単位記録領域
を優先的に選択する手段の機能を果たす。
【0048】また、上記ROM2,コントローラ4,記
録再生エンジン8,交替ブロック管理部15等は、上記
記録媒体の排出前又は当該情報記録再生装置の電源オフ
前、上記予備単位記録領域情報管理手段によって管理さ
れている予備単位記録領域情報を上記記録媒体に記録
し、上記記録媒体の挿入後又は当該情報記録再生装置の
電源オン後のデータ記録又はデータ再生前、上記記録媒
体に記録された予備単位記録領域情報を読み取り、上記
予備単位記録領域情報管理手段に登録する手段の機能を
果たす。
【0049】さらに、上記ホストインタフェース1,R
OM2,コントローラ4,交替ブロック管理部15等
は、上記規定度数を上位装置へ通知する手段と、上記規
定度数が変更されたときに上位装置へ通知する手段の機
能を果たす。
【0050】次に、上記交替ブロック管理部15で管理
する交替ブロックの管理情報について説明する。図2
は、図1に示した交替ブロック管理部15で管理する交
替ブロックの管理情報の構成例を示す図である。
【0051】交替ブロック管理部15には、ブロック交
替処理において欠陥ブロックの代替ブロックとして利用
される他のブロックの位置情報である代替ブロック番号
(図中の最左列欄中の文字列)を登録している。
【0052】また、この交替ブロック管理部15には、
ライトベリファイ処理によって欠陥ブロックを検出して
ブロック交替処理を実行する場合、割り当てる交替ブロ
ックとの組合わせとして欠陥ブロックの位置情報である
欠陥ブロック番号(図中の2列目の欄中の文字列)も登
録する。
【0053】さらに、この交替ブロック管理部15に
は、ブロック交替処理で未だ割り当てられていない交替
ブロックに対応する欠陥ブロック番号欄には未割当を示
す情報(図中では“−”で示すデータ)を登録する。
【0054】さらにまた、この交替ブロック管理部15
には、欠陥ブロックと、そのブロックが再生されたとき
に訂正された誤り訂正度数(図中では3列目の欄の数
字)も登録する。
【0055】次に、この光ディスク制御装置におけるラ
イトベリファイ処理について説明する。このライトベリ
ファイ処理は、データ未記録の光ディスク9上の全ブロ
ックに対してベリファイ処理を施し、欠陥ブロックにな
る恐れがあるものについてはブロック交替処理を行なう
ものである。
【0056】図3は、図1に示した光ディスク制御装置
におけるライトベリファイ処理手順を示すフローチャー
トである。コントローラ4は、ステップ(図中「S」で
示す)1のデータ領域へのベリファイ記録制御処理で光
ディスク上のデータ領域の全ブロックに所定のデータを
記録し、ステップ2へ進んでデータ再生対象とするブロ
ックが有るか否かを判断する。
【0057】ステップ2の判断でデータ再生対象とする
ブロックが有れば、上記ベリファイ記録制御処理で所定
のデータが記録されたブロックの中からデータ再生対象
のブロックを選択し、ステップ3へ進んでブロック再生
制御処理によって選択ブロックからデータを再生し、誤
り訂正計測部によって誤り訂正度数を計測し、ステップ
4へ進んで再生データが記録データと一致するか否かを
判断する。
【0058】ステップ4の判断で再生データが記録デー
タと一致しないと判断されたとき、ステップ7へ進んで
そのブロックを欠陥ブロックと判別し、ブロック交替処
理で交替ブロックを割り当てて他のブロックに交替し、
ステップ2の処理へ戻り、次のブロックをベリファイ対
象にする。
【0059】ステップ4の判断で再生データが記録デー
タと一致すると判断されたとき、ステップ5へ進んでデ
コーダからエンジンインタフェースを通じて誤り訂正計
測部で計測された誤り訂正度数を取得し、ステップ6へ
進んで誤り訂正度数と予め設定された規定度数とを比較
し、誤り訂正度数が規定度数よりも大きいか否かを判断
する。この規定度数は、データ記録後の再生保証の程度
に応じた値を設定すると良い。
【0060】ステップ6の判断で誤り訂正度数が規定度
数以下なら、ステップ2の処理へ戻り、次のブロックを
ベリファイ対象にする。
【0061】一方、ステップ6の判断で誤り訂正度数が
規定度数よりも大きいなら、ステップ7へ進んで今後読
み取りエラーになる可能性の高いブロックと判断し、そ
のブロックを交替処理対象ブロックにし、ブロック交替
処理によって交替ブロックを割り当てて他のブロックに
交替し、ステップ2の処理へ戻り、次のブロックをベリ
ファイ対象にする。
【0062】そして、ステップ2でデータ再生対象とす
るブロックが有ると判断すれば、上記ステップ3〜7の
処理を繰り返し、データ再生対象とするブロックが無い
と判断したら、この処理を終了する。
【0063】このようにして、光ディスク9のデータ領
域に一通り所定のデータを記録し、ブロック単位で正し
く再生できるか否かを確認し、正しく再生できたブロッ
クについては再生時の誤り訂正度数が規定度数よりも大
きいとき、そのブロックを交替処理するので、データ記
録前に今後読み取りエラーになる可能性の高いブロック
に代替ブロックを割り当てることができ、記録後のディ
スク再生の保証を高めることができる。
【0064】次に、この光ディスク制御装置におけるデ
ータブロック再生処理について説明する。このデータブ
ロック再生処理は、データが記録された光ディスク9上
のブロックを再生し、欠陥ブロックになる恐れがあるも
のについてはブロック交替処理を行なうと共に、データ
を交替先のブロックに書き換えるものである。
【0065】図4は、図1に示した光ディスク制御装置
におけるデータブロック再生処理手順を示すフローチャ
ートである。コントローラ4は、データ記録後にそのデ
ータが正確に記録されたか否かを確認する為のデータ再
生時、ステップ(図中「S」で示す)11でデータ再生
対象のブロックが有るか否かを判断する。
【0066】ステップ11の判断でデータ再生対象のブ
ロックが有れば、データ記録後のブロックの中から再生
対象のブロックを選択し、ステップ12へ進んでブロッ
ク再生制御処理によって選択ブロックからデータを再生
し、誤り訂正計測部によって誤り訂正度数を計測し、ス
テップ13へ進んでデコーダからエンジンインタフェー
スを通じて誤り訂正計測部で計測された誤り訂正度数を
取得する。
【0067】ステップ14へ進んで誤り訂正度数と予め
設定された規定度数とを比較し、誤り訂正度数が規定度
数よりも大きいか否かを判断する。この規定度数は、デ
ータ記録後の再生保証の程度に応じた値を設定すると良
い。
【0068】ステップ14の判断で誤り訂正度数が規定
度数以下なら、ステップ11の処理へ戻り、次のブロッ
クをベリファイ対象にする。
【0069】一方、ステップ14の判断で誤り訂正度数
が規定度数よりも大きいなら、ステップ15へ進んで今
後読み取りエラーになる可能性の高いブロックと判断
し、そのブロックからデータを読み出して他所(例え
ば、RAM3の作業領域部16)に一時記憶し、そのブ
ロックを交替処理対象ブロックにし、ブロック交替処理
によって交替ブロックを割り当てて他のブロックに交替
する。
【0070】ステップ16へ進んで交替先のブロックに
上記一時記憶したデータを記録し、ステップ11の処理
へ戻り、次のブロックをベリファイ対象にする。そし
て、ステップ11でデータ再生対象とするブロックが有
ると判断すれば、上記ステップ12〜16の処理を繰り
返し、データ再生対象とするブロックが無いと判断した
ら、この処理を終了する。
【0071】このようにして、光ディスク9のディスク
領域へデータを記録した後の再生時、データ誤り訂正度
数が規定度数よりも大きいブロックを交替処理すると共
に、データの書き換えも行なうので、今後読み取りエラ
ーとなる可能性の高いブロックを代替ブロックに割り当
てることが再生の度に可能になり、データ記録後のディ
スク再生の保証をさらに動的に高めることができる。
【0072】次に、上記ライトベリファイ処理とデータ
ブロック再生処理における他の処理について説明する。
上記図3のステップ7と図4のステップ15のブロック
交替処理において、交替されたブロックを予備用ブロッ
クとして登録し、交替ブロックが無くなったときに代替
する処理を行なうことができる。
【0073】図5は、図1に示した光ディスク制御装置
における予備交替ブロック登録及び割当処理を示すフロ
ーチャートである。コントローラ4はブロック交替処理
の際、ステップ(図中「S」で示す)21で交替ブロッ
ク管理部によって、まだ割り当てられていない交替ブロ
ックが有るか否かを判断する。
【0074】ステップ21の判断でまだ割り当てられて
いない交替ブロックが有れば、ステップ22へ進んで交
替ブロックを割り当て、ステップ23へ進んで交替ブロ
ックを交替対象となったブロックに割り当てたことを示
す交替情報を交替ブロック管理部に登録する。
【0075】この交替情報は、図2に示した交替ブロッ
クの管理情報の構成例では図示を省略したが、同図中の
最左列欄中の代替ブロック番号に対して代替済みを示す
情報を記録すると良い。
【0076】ステップ24へ進んで交替ブロック管理部
に交替対象となったブロックを予備交替ブロックとして
その予備交替ブロック情報(「予備単位記録領域情報」
に相当する)を登録し、処理を終了する。
【0077】一方、ステップ21の判断でまだ割り当て
られていない交替ブロックが無ければ、ステップ25へ
進んで予備交替ブロックが有るか否かを判断し、無けれ
ばブロック交替処理失敗として終了する。
【0078】ステップ25の判断で予備交替ブロックが
有れば、ステップ26へ進んで予備ブロック情報に基づ
いて予備交替ブロックから一つを交替ブロックとして選
択して割り当て、ステップ23へ進んで交替ブロックを
交替対象となったブロックに割り当てたことを示す交替
情報を交替ブロック管理部に登録する。
【0079】そして、ステップ24へ進んで交替ブロッ
ク管理部に交替対象となったブロックを予備交替ブロッ
クとしてその予備交替ブロック情報を登録し、処理を終
了する。
【0080】このようにして、データの記録再生は可能
であるが誤り訂正度数の大きいブロックを交替処理し、
そのブロックを予備交替ブロックとして登録し、交替ブ
ロックが無くなったときに再利用することにより、デー
タ記録後のディスク再生の保証を高めながらもディスク
容量を有効に利用することが可能になる。
【0081】次に、上記図5のステップ24の予備交替
ブロック登録処理において予備交替ブロックの誤り訂正
度数を登録して管理し、ステップ26の予備交替ブロッ
ク割当処理において、上記管理された誤り訂正度数が小
さいものを優先的に割り当てる処理を行なうことができ
る。
【0082】コントローラ4は、予備交替ブロック登録
処理の際、交替ブロック管理部15に予備交替ブロック
情報と共にその誤り訂正度数を登録して管理する。ま
た、交替ブロックを選択するとき、交替すべき交替ブロ
ックが無い場合、交替ブロック管理部15に管理されて
いる誤り訂正度数が小さい予備交替ブロック情報に基づ
く予備交替ブロックを優先的に選択して割り当てる。そ
の際、最も誤り訂正度数が小さいものから選択するとよ
い。
【0083】このようにして、データの記録再生は可能
であるが誤り訂正度数の大きいブロックを交替処理し、
その後に欠陥ブロックとして交替されたブロックを予備
交替ブロックとして交替ブロックが無くなったときに再
利用する際に、誤り訂正度数の小さいものを優先的に交
替ブロックとして割り当てるので、データ記録後のディ
スク再生の保証を最大限に高めながらもディスク容量を
有効に利用することが可能になる。
【0084】次に、上記図3のステップ6と図4のステ
ップ14において、光ディスク9の残りデータ記録容量
に基づいてブロック交替処理を行なう基準の訂正度であ
る規定度数を変更する処理を行なうことができる。
【0085】コントローラ4は、光ディスク9の記録容
量をチェックし、残り記録容量が少なくなるにつれて、
規定度数を大きい値に変更する規定度数変更処理を行な
う。
【0086】このようにして、光ディスクの残り記録容
量が少なくなるにしたがって交替処理判断としていた誤
り訂正度数の規定度数を小さくすることにより、データ
記録後のディスク再生の急激な保証の劣化を抑えながら
もディスク容量を有効に利用することが可能になる。
【0087】次に、上記図3のステップ6と図4のステ
ップ14において、光ディスク9の残りデータ記録容量
に基づいてブロック交替処理を行なう基準の訂正度であ
る規定度数を変更し、さらに図5のステップ26におい
て、変更された規定度数よりも小さい予備交替ブロック
を優先的に割り当てる処理を行なうことができる。
【0088】コントローラ4は、予備交替ブロックを選
択するとき、交替ブロック管理部15で管理されている
誤り訂正度数が上記変更された規定度数よりも小さい予
備交替ブロック情報に基づく予備交替ブロックを優先的
に選択して割り当てる。
【0089】このようにして、予備交替ブロックを選択
する際に、その誤り訂正度数が規定度数よりも小さいも
のを優先的に交替ブロックとして割り当てるので、デー
タ記録後のディスク再生の急激な保証の劣化を抑えなが
らもディスク容量を有効に利用することが可能になる。
【0090】次に、上記上記ライトベリファイ処理とデ
ータブロック再生処理後、光ディスク制御装置の電源消
灯時及び光ディスク9のイジェクト(排出)時の処理に
ついて説明する。
【0091】コントローラ4は、光ディスク9の排出前
又は装置の電源オフ前、交替ブロック管理部15によっ
て管理されている交替ブロック管理情報を光ディスク9
の所定領域に記録する。
【0092】また、コントローラ4は、光ディスク9の
挿入後又は装置の電源オン後のデータ記録又はデータ再
生前、光ディスク9の所定領域に記録された交替ブロッ
ク管理情報を読み取り、交替ブロック管理部15に登録
する。
【0093】このようにして、電源オフ前と光ディスク
の排出前に、交替ブロック管理部で管理している交替ブ
ロック管理情報を光ディスク上に記録し、電源オンと光
ディスク挿入後のデータ記録またはデータ再生前に交替
ブロック管理部へ登録するので、光ディスクの脱着によ
る操作を繰り返しても、以前の交替ブロックの状態を参
照することができ、データ記録再生の保証を継続して高
めることが可能になる。
【0094】次に、上記図3のステップ6と図4のステ
ップ14においてブロック交替処理の要否を判断すると
きの規定度数を、ホストコンピュータ(図示を省略)へ
通知する処理も行なえる。コントローラ4は、ホストイ
ンタフェース1を介して規定度数をホストコンピュータ
へ通知する。
【0095】このようにして、ホストコンピュータ側の
ユーザへ規定度数を知らせることができ、ユーザはその
規定度数に基づいて現在の光ディスクの記録保証の度合
いを容易に知ることができる。
【0096】次に、上記図3のステップ6と図4のステ
ップ14においてブロック交替処理の要否を判断すると
きの規定度数が変更されたときに、その規定度数をホス
トホストコンピュータへ通知する処理も行なえる。コン
トローラ4は、規定度数が変更される度に、ホストイン
タフェース1を介してその変更された規定度数をホスト
コンピュータへ通知する。
【0097】このようにして、規定度数が変更される度
にホストコンピュータのユーザへ知らせることができ、
ユーザはそれに基づいて現在の光ディスクの記録保証の
度合いをリアルタイムで知ることができる。
【0098】この実施形態の光ディスク制御装置は、こ
の発明の請求項1記載に係る処理として、データ未記録
の光ディスクに対するベリファイ処理時にデータ誤り訂
正度数が規定度数よりも大きいブロックを交替処理する
ので、今後読み取りエラーになる可能性の高いブロック
にデータを記録せずに済み、データ記録後のディスク再
生の保証を高めることができる。
【0099】また、この発明の請求項2記載に係る処理
として、データが記録されたディスク領域を再生する度
に、データ誤り訂正度数の大きいブロックを交替処理す
ることにより、今後読み取りエラーになる可能性の高い
ブロックのデータを交替ブロックに書き換えるので、さ
らにデータ記録後のディスク再生の保証を高めることが
できる。
【0100】さらに、この発明の請求項3記載に係る処
理として、データの記録再生は可能であるが誤り訂正度
数が規定度数よりも大きいブロックを交替処理した後に
予備交替ブロックとして管理し、交替ブロックが無くな
ったときに再利用するので、データ記録後のディスク再
生の保証を高めながらもディスク容量を有効に活用する
ことができる。
【0101】また、この発明の請求項4記載に係る処理
として、上記予備交替ブロックを利用する際に、その誤
り訂正度数が小さいものを優先的に交替ブロックとして
割り当てるので、データ記録後のディスク再生の保証を
最大限に高めながらもディスク容量を有効に活用するこ
とができる。
【0102】さらに、この発明の請求項5記載に係る処
理として、光ディスクの残り記録容量が少なくなるに応
じてブロック交替処理を実施する判断基準にしている誤
り訂正度数の規定度数を徐々に大きく変更して設定し直
すので、データ記録後のディスク再生の急激な保証の劣
化を抑えながらもディスク容量を有効に活用することが
できる。
【0103】また、この発明の請求項6記載に係る処理
として、上記予備交替ブロックを利用する際に、その誤
り訂正度数が規定度数よりも小さいものを優先的に交替
ブロックとして割り当てるので、データ記録後のディス
ク再生の急激な保証の劣化を抑えながらもディスク容量
を有効に活用することができる。
【0104】さらに、この発明の請求項7記載に係る処
理として、光ディスクが排出される前や装置の電源が落
とされる前に、交替ブロック管理部で管理している情報
を光ディスクへ記録し、再度装着されたときに読み出し
て交替ブロック管理部に登録するので、光ディスクの脱
着による操作を繰り返しても、以前の交替ブロックの状
態を参照することができ、データ記録再生の保証を継続
して高めることが可能になる。
【0105】また、この発明の請求項8記載に係る処理
として、誤り訂正度数と比較する規定度数をホストコン
ピュータへ通知するので、ユーザに現在の光ディスクの
記録保証の度合いを知らせることができる。
【0106】さらに、この発明の請求項9記載に係る処
理として、誤り訂正度数と比較する規定度数が変更され
たときに、その都度ホストコンピュータへ通知するの
で、ユーザに現在の光ディスクの記録保証の度合いをリ
アルタイムで知らせることができる。
【0107】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の情
報記録再生装置と情報記録再生方法によれば、記録媒体
上に記録したデータが短期間で再生不能にならないよう
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の情報記録再生装置の一実施形態であ
る光ディスク制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した交替ブロック管理部15で管理す
る交替ブロックの管理情報の構成例を示す図である。
【図3】図1に示した光ディスク制御装置におけるライ
トベリファイ処理手順を示すフローチャートである。
【図4】図1に示した光ディスク制御装置におけるデー
タブロック再生処理手順を示すフローチャートである。
【図5】図1に示した光ディスク制御装置における予備
交替ブロック登録及び割当処理を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1:ホストインタフェース 2:ROM 3:RAM 4:コントローラ 5:エンジンインタフェース 6:エンコーダ 7:デコーダ 8:記録再生エンジン 9:光ディスク 10:内部バス 11:ブロック再生制御手順プログラム 12:ブロック記録制御手順プログラム 13:ブロック交替処理制御手順プログラム 14:ホスト転送制御手順プログラム 15:交替ブロック管理部 16:作業領域部 17:誤り訂正計測部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/12 G11B 20/12

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書き換え可能な記録媒体に対して単位記
    録領域毎にデータの記録及び再生の制御を行なう記録再
    生制御手段を備えた情報記録再生装置において、 前記記録媒体の各単位記録領域に対して所定のデータを
    記録し、該データがそれぞれ正確に記録されたか否かを
    確認するためのデータ再生時、前記各単位記録領域に対
    する誤り訂正度数を計測する誤り訂正度数計測手段と、 該手段によって計測された各誤り訂正度数と予め設定さ
    れた規定度数とを比較する誤り訂正度数比較手段と、 該手段によって前記規定度数よりも大きいと判断された
    誤り訂正度数の単位記録領域を他の単位記録領域に交替
    する交替手段とを設けたことを特徴とする情報記録再生
    装置。
  2. 【請求項2】 書き換え可能な記録媒体に対して単位記
    録領域毎にデータの記録及び再生の制御を行なう記録再
    生制御手段を備えた情報記録再生装置において、 前記記録媒体に対するデータ記録後に該データが正確に
    記録されたか否かを確認するためのデータ再生時、前記
    データが記録された単位記録領域に対する誤り訂正度数
    を計測する誤り訂正度数計測手段と、 該手段によって計測された誤り訂正度数と予め設定され
    た規定度数とを比較する誤り訂正度数比較手段と、 該手段によって前記規定度数よりも大きいと判断された
    誤り訂正度数の単位記録領域に記録されているデータを
    他所に一時記憶し、そのデータが記録されていた単位記
    録領域を他の単位記録領域に交替し、その交替先の単位
    記録領域に前記他所に一時記憶したデータを記録する交
    替手段とを設けたことを特徴とする情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の情報記録再生装置
    において、 前記交替手段によって交替された単位記録領域の情報を
    予備単位記録領域情報として登録して管理する予備単位
    記録領域情報管理手段と、 前記交替手段によって交替すべき他の単位記録領域が無
    くなったとき、前記予備単位記録領域情報管理手段によ
    って管理されている予備単位記録領域情報に基づく単位
    記録領域を選択する予備単位記録領域選択手段とを設け
    たことを特徴とする情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の情報記録再生装置におい
    て、 前記予備単位記録領域情報管理手段に管理されている予
    備単位記録領域情報に基づく単位記録領域の誤り訂正度
    数を管理する誤り訂正度数管理手段と、 前記予備単位記録領域選択手段によって単位記録領域を
    選択するとき、前記誤り訂正度数管理手段によって管理
    されている誤り訂正度数が小さい予備単位記録領域情報
    に基づく単位記録領域を優先的に選択する手段とを設け
    たことを特徴とする情報記録再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    情報記録再生装置において、 前記記録媒体の残り記録容量が少なくなるにつれて、前
    記規定度数を大きい値に変更する規定度数変更手段を設
    けたことを特徴とする情報記録再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の情報記録再生装置におい
    て、 前記予備単位記録領域選択手段によって単位記録領域を
    選択するとき、前記誤り訂正度数管理手段によって管理
    されている誤り訂正度数が前記規定度数変更手段によっ
    て変更された規定度数よりも小さい予備単位記録領域情
    報に基づく単位記録領域を優先的に選択する手段を設け
    たことを特徴とする情報記録再生装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の
    情報記録再生装置において、 前記記録媒体の排出前又は当該情報記録再生装置の電源
    オフ前、前記予備単位記録領域情報管理手段によって管
    理されている予備単位記録領域情報を前記記録媒体に記
    録し、前記記録媒体の挿入後又は当該情報記録再生装置
    の電源オン後のデータ記録又はデータ再生前、前記記録
    媒体に記録された予備単位記録領域情報を読み取り、前
    記予備単位記録領域情報管理手段に登録する手段を設け
    たことを特徴とする情報記録再生装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の
    情報記録再生装置において、 前記規定度数を上位装置へ通知する手段を設けたことを
    特徴とする情報記録再生装置。
  9. 【請求項9】 請求項5乃至7のいずれか一項に記載の
    情報記録再生装置において、 前記規定度数が変更されたときに上位装置へ通知する手
    段を設けたことを特徴とする情報記録再生装置。
  10. 【請求項10】 書き換え可能な記録媒体に対して単位
    記録領域毎にデータの記録及び再生の制御を行なう情報
    記録再生方法において、 前記記録媒体の各単位記録領域に対して所定のデータを
    記録し、該データがそれぞれ正確に記録されたか否かを
    確認するためのデータ再生時、前記各単位記録領域に対
    する誤り訂正度数を計測し、その計測された各誤り訂正
    度数と予め設定された規定度数とを比較して、前記規定
    度数よりも大きいと判断された誤り訂正度数の単位記録
    領域を他の単位記録領域に交替することを特徴とする情
    報記録再生方法。
  11. 【請求項11】 書き換え可能な記録媒体に対して単位
    記録領域毎にデータの記録及び再生の制御を行なう情報
    記録再生方法において、 前記記録媒体に対するデータ記録後に該データが正確に
    記録されたか否かを確認するためのデータ再生時、前記
    データが記録された単位記録領域に対する誤り訂正度数
    を計測し、その計測された誤り訂正度数と予め設定され
    た規定度数とを比較して、前記規定度数よりも大きいと
    判断された誤り訂正度数の単位記録領域に記録されてい
    るデータを他所に一時記憶し、そのデータが記録されて
    いた単位記録領域を他の単位記録領域に交替し、その交
    替先の単位記録領域に前記他所に一時記憶したデータを
    記録することを特徴とする情報記録再生方法。
  12. 【請求項12】 請求項10又は11記載の情報記録再
    生方法において、 前記交替された単位記録領域の情報を予備単位記録領域
    情報として登録して管理し、交替すべき他の単位記録領
    域が無くなったとき、前記予備単位記録領域情報に基づ
    く単位記録領域を選択することを特徴とする情報記録再
    生方法。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の情報記録再生方法に
    おいて、 前記予備単位記録領域情報に基づく単位記録領域の誤り
    訂正度数を管理し、前記単位記録領域を選択するとき、
    前記誤り訂正度数が小さい予備単位記録領域情報に基づ
    く単位記録領域を優先的に選択することを特徴とする情
    報記録再生方法。
  14. 【請求項14】 請求項10乃至13のいずれか一項に
    記載の情報記録再生方法において、 前記記録媒体の残り記録容量が少なくなるにつれて、前
    記規定度数を大きい値に変更することを特徴とする情報
    記録再生方法。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の情報記録再生方法に
    おいて、 前記単位記録領域を選択するとき、前記誤り訂正度数が
    前記変更された規定度数よりも小さい予備単位記録領域
    情報に基づく単位記録領域を優先的に選択することを特
    徴とする情報記録再生方法。
  16. 【請求項16】 請求項10乃至15のいずれか一項に
    記載の情報記録再生方法において、 前記記録媒体の排出前又は当該情報記録再生装置の電源
    オフ前、前記予備単位記録領域情報を前記記録媒体に記
    録し、前記記録媒体の挿入後又は当該情報記録再生装置
    の電源オン後のデータ記録又はデータ再生前、前記記録
    媒体に記録された予備単位記録領域情報を読み取って登
    録して管理することを特徴とする情報記録再生方法。
  17. 【請求項17】 請求項10乃至16のいずれか一項に
    記載の情報記録再生方法において、 前記規定度数を上位装置へ通知することを特徴とする情
    報記録再生方法。
  18. 【請求項18】 請求項14乃至16のいずれか一項に
    記載の情報記録再生方法において、 前記規定度数が変更されたときに上位装置へ通知するこ
    とを特徴とする情報記録再生方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006269027A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv データ記憶装置
JP2006338731A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv データ書き込み方法

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