JP2001125176A - 電子閃光装置 - Google Patents

電子閃光装置

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JP2001125176A
JP2001125176A JP30577699A JP30577699A JP2001125176A JP 2001125176 A JP2001125176 A JP 2001125176A JP 30577699 A JP30577699 A JP 30577699A JP 30577699 A JP30577699 A JP 30577699A JP 2001125176 A JP2001125176 A JP 2001125176A
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JP
Japan
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discharge tube
light
flash device
electronic flash
transmitting member
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JP30577699A
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Inventor
Yukio Otaka
幸夫 尾高
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ライトガイドプリズムヘの入射光の吸収ロス
を軽減させる構成の放電管を有する電子閃光装置を提供
すること。 【解決手段】 1は放電管で、1aは光透過部材である
ガラス部材を示す。1bは光に対する非透過部材で高反
射率のセラミック部材、1cは放電管の陽極端子、1d
は放電管の負極端子をそれぞれ示している。放電管1で
は非透過部材であるセラミック部材1bで反射、拡散さ
れ光透過部材1aを介してライトガイド3の入射面3a
に入射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラ等に内蔵され
る電子閃光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カメラ等に内蔵される電子閃光装置の発
光部は、高反射率のアルミ部材を使用した反射傘が使用
されているのが一般的である。このアルミ部材は加工性
も良く、樹脂にアルミ蒸著したものと異なり、放電管と
密着し放電管を発光させても樹脂部が焼けてアルミ蒸着
部がはがれる事も無く更に密着する事が出来るため、放
電管のトリガーの透明電極にトリガーリードを設ける必
要がなく、直接反射傘からトリガーを加える事が出来る
などの多くのメリットがある。
【0003】しかしながら、カメラの小型化に伴い反射
傘も小型化されており、放電管の取付けをゴムなどの弾
性を利用して行う場合には、組み込み時の変形などの問
題や反射率が低いなどの問題が無視出来なくなってき
た。
【0004】最近では、小型化と全反射を利用した高効
率化を目指した、特開平10−115852号、特開平
10−115853号などのライトガイド方式の光学系
や、特開平8−262537号、特開平8−26253
8号などの光学系など全反射を利用したものが公開され
ている。
【0005】図9にライトガイド方式の光学系を示す。
1は放電管、2は反射傘、3はライトガイドプリズム、
3aはライトガイドプリズムの入射面を示し、放電管の
断面中心1aより照射される光束経路を示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図9に示した従来の放
電管より明らかな様に、光の入射面3aが放電管の径と
ほぼ等しい形状をとる為、放電管の入射面から反対の方
向成分を持つ光は放電管のガラスを介してアルミの反射
傘面で反射され、さらに放電管のガラス面を介して入射
面に入射する。そのため、反射光は放電管のガラス面を
通過する事による往復6面での吸収及びアルミの反射率
や入射面3aでのガラス面の入射ロスなどによる光の吸
収ロスが無視出来ないという問題があった。
【0007】本発明はかかる課題を解決するためになさ
れたもので、前記ライトガイドプリズムヘの入射光の吸
収ロスを軽減させる構成の放電管を有する電子閃光装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1記載の発
明は、主コンデンサに蓄積されたエネルギーを放電管に
て放電し光エネルギーに変換する電子閃光装置におい
て、光を透過する透過部材と、光を反射、拡散する非透
過部材により構成され、放電管の光の射出光を、放電管
の断面形状が円弧または方形断面の一部をなす部分から
透過部材を介して放射することを特徴とする電子閃光装
置である。
【0009】この構成を有することにより、放電管のガ
ラス面を通過する場合の光のロスを軽減することがで
き、更にはアルミの反射傘を削除する事ができる。
【0010】本願の請求項2記載の発明は、請求項1記
載の電子閃光装置において、前記放電管は全反射を利用
するライトガイドプリズムと組み合せて構成されること
を特徴とする電子閃光装置である。
【0011】この構成を有することにより、光の反射ロ
スを少なくすることができる。
【0012】本願の請求項3記載の発明は、請求項1記
載の電子閃光装置において、前記放電管は非透過部材の
断面形状が方形、楕円、円弧のいずれかの一部であるこ
とを特徴とする電子閃光装置である。
【0013】この構成を有することにより、放電管のガ
ラス面を通過する場合、光のロスを軽減することができ
る。
【0014】本願の請求項3記載の発明は、請求項1記
載の電子閃光装置において、前記放電管は透過部材と非
透過部材が組み込まれる構造であることを特徴とする電
子閃光装置である。
【0015】この構成を有することにより、光を射出方
向に有効に放出することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1に本発
明の一実施の形態を示す。図1(イ)は放電管全体を示
し、また図1(ロ)は放電管の構成部材を展開したもの
である。図1において、1は放電管で、1aは光透過部
材であるガラス部材を示す。1bは光に対する非透過部
材で高反射率のセラミック部材、1cは放電管の陽極端
子、1dは放電管の負極端子をそれぞれ示している。
【0017】図2及び図3にこの放電管1を用いたライ
トガイド光学系を示す。図2は斜視図、図3は横から見
た図である。図において、3はライトガイドプリズムを
示している。放電管1の発光は端子1cから1dに図示
しない主コンデンサの蓄積電荷の放電により行われる。
従来の放電管では発光部はガラス管であるため円柱光源
として扱われるが、本発明の放電管では非透過部材であ
るセラミック部材で反射、拡散され光透過部材1aを介
してライトガイド3の入射面3aに入射する。
【0018】ガラス面でのロスは1面当り約4%程度の
ロスとなり、この為、図4で分かるように、発光中心よ
りガラス2面を介し反射傘に反射し更にガラス2面を通
過し、そして前面ガラス2面を通過するため、反射傘の
反射率を90%としても (ロス)=0.966×0.9=0.7 約70%となりほぼ30%がロスとなってしまう。
【0019】これに対して、本発明では非透過部材の反
射率を90%として (ロス)=0.962×0.9=0.83 となり後方に照射された光のロスを約17%に押さえる
ことが出来る。
【0020】(他の実施の形態)図4に放電管の他の実
施の形態を示す。尚、図1にて示した実施の形態で同一
の構成部材に関しては同一の記号にて示した。従ってこ
の実施の形態に関しては第1の実施の形態で放電管1の
発光部の断面形状が方形状で示したのに対して楕円弧と
したものを示す。
【0021】図5にはこの様な断面形状の実施の形態を
示す。図5において、(イ)は図1で示した放電管であ
り、(ハ)、(ホ)はそれぞれ楕円弧、円弧を示してお
り、(ロ)、(ニ)、(ヘ)は非透過部材1bと透過部
材1aの取付け方法を変えたものを示している。これら
の(ハ)、(ホ)タイプ、(ニ)、(ヘ)タイプの断面
形状は第1の実施の形態に対して放電管の上下壁からの
放射光をより効率良くライトガイドの入射面に入射する
よう改善出来る。
【0022】図6にその他の実施の形態を示す。尚、図
1にて示した実施の形態で同一の構成部材に関しては同
一の記号にて示した。この実施の形態では全反射を利用
したライトガイドに関しては同様であるが、第1の実施
の形態では、入射面が1面であるのに対し、この光学系
では、5のライトガイドプリズムで5a,5b,5cの
3つの入射面に分割している。その為、前述の放電管構
造がフラットな射出面から照射されていたが、この実施
の形態では透過部材1a及び非透過部材1bが円弧状と
して分割された入射面に対して均一な照射を行ってい
る。
【0023】図7は、図6の放電管及び他の実施の形態
を示す放電管の断面図を示した。この図では透過部材1
aと非透過部材1bにより構成されたものである。
【0024】図8は、透過部材1aと非透過部材1bか
らなる放電管1の発光に伴う内部圧力に対しての耐量を
上げるもので、2つの部材をはめ込み構造としたもので
ある。尚、発光させるためのトリガー電極は、従来、放
電管と同様に透過部材に透明電極を設けるものであって
も、非透過部材に透明以外の電極を設けるものであって
も良いことは言うまでもない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本願の各請求項記
載の発明によれば、全反射を利用したライトガイド光学
系を使用した電子閃光装置において、放電管を光に対す
る非透過部材と透過部材とにより構成し、円弧または方
形断面の一部から放電管の放射光が放射されるようにす
ることにより、放電管のガラス面を通過する場合のロス
を軽減することが出来る。
【0026】更にはアルミの反射傘の使用を省略する事
ができたことにより、傘の製造コストや組み立て上での
コストを不用にした点で有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の放電管の第1の実施の形態を示す図で
ある。
【図2】本発明の第1の実施の形態の放電管を使用した
第1の光学系を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の光学系の側面図で
ある。
【図4】本発明の他の放電管の実施の形態を示す斜視図
である。
【図5】本発明の他の放電管の実施の形態を示す断面図
である。
【図6】本発明の他の実施の形態を示す図である。
【図7】本発明の他の実施の形態の放電管の断面図であ
る。
【図8】本発明の各実施の形態に使用する放電管の他の
例を示す図である。
【図9】従来の電子閃光装置の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 放電管 1a 透過部材 1b 非透過部材 1c 陽極端子 1d 負極端子 2 反射傘 3,5 ライトガイドプリズム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主コンデンサに蓄積されたエネルギーを
    放電管にて放電し光エネルギーに変換する電子閃光装置
    において、光を透過する透過部材と、光を反射、拡散す
    る非透過部材により構成され、放電管の光の射出光を、
    放電管の断面形状が円弧または方形断面の一部をなす部
    分から前記透過部材を介して放射することを特徴とする
    電子閃光装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子閃光装置において、
    前記放電管は全反射を利用するライトガイドプリズムと
    組み合せて構成されることを特徴とする電子閃光装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電子閃光装置において、
    前記放電管は非透過部材の断面が方形、楕円、円弧のい
    ずれかの一部であることを特徴とする電子閃光装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の電子閃光装置において、
    前記放電管は透過部材と非透過部材が組み込まれる構造
    であることを特徴とする電子閃光装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013134323A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Nissei Kogyo Yugenkoshi ストロボ装置
JP2015114389A (ja) * 2013-12-09 2015-06-22 京セラ株式会社 閃光発光装置
JP2016118795A (ja) * 2016-01-28 2016-06-30 京セラ株式会社 発光部および閃光発光装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013134323A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Nissei Kogyo Yugenkoshi ストロボ装置
JP2015114389A (ja) * 2013-12-09 2015-06-22 京セラ株式会社 閃光発光装置
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