JP2001124493A - 機関砲の撃発装置 - Google Patents

機関砲の撃発装置

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JP2001124493A
JP2001124493A JP30531499A JP30531499A JP2001124493A JP 2001124493 A JP2001124493 A JP 2001124493A JP 30531499 A JP30531499 A JP 30531499A JP 30531499 A JP30531499 A JP 30531499A JP 2001124493 A JP2001124493 A JP 2001124493A
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firing pin
cap
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hole
firing
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Moriyoshi Yoshimatsu
盛喜 吉松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、撃針をハンマーでたたくように
し、撃針の先端の突出量を常に一定としてキャップの損
傷を防止し、万一の発射ガス漏れ時のガスを鍔部でシー
ルして後方への飛散を防止することを目的とする。 【解決手段】 本発明による機関砲の撃発装置は、撃針
(4)の突部(4a)を有する段部(21)がキャップ保持穴(9)の
穴縁部(9a)に当接することにより撃針(4)の突出量を一
定としてキャップ(5)の破損を防止し、万一、キャップ
(5)破損により発射ガスが撃針(4)を後退させた場合でも
鍔部(22)でシールされてハンマー(12)等の破損が防止さ
れ、また、撃針(4A)の長さを撃針保持体(50)の長さより
も長くし、撃針突出量を一定とし、万一のキャップ破損
時にも各鍔部(22,32)でシールされてハンマー(12)等の
破損を防止する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機関砲の撃発装置
に関し、特に、キャップに対する撃針の先端の突部の突
出量を一定となるように規制することにより、撃発時の
不発火、キャップの破損による発射ガスの後方への吹出
し等を防止するための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の機関砲の
撃発装置としては、例えば、図10及び図11で示され
る構成が採用されていた。すなわち、図10において符
号1で示されるものは閉鎖ブロックであり、この閉鎖ブ
ロック1の先端側には砲身7が設けられ、この砲身7内
には薬莢8が装填されている。前記薬莢8内のキャップ
保持穴9内にはキャップ5及び点火薬aが設けられ、こ
の点火薬aの先端側には、導火穴d、伝火薬c及び発射
薬bが配設されている。
【0003】前記閉鎖ブロック1の案内孔1A内には、
ばね3によって砲身7側へ常時付勢されると共に図示し
ない係止手段によって係止可能に撃針4が設けられてお
り、この撃針4の突部4aは撃針穴eを経てキャップ5
及び点火薬aに衝撃を与えることができるように構成さ
れている。また、前記ばね3は閉鎖ブロック1にボルト
13で固定したばねホルダ2によって保持されている。
【0004】次に、動作について説明する。すなわち、
図10の状態下で、撃針4を係止手段から解放すること
により、ばね3のエネルギーによって撃針4が前進し、
突部4aがキャップ5に衝撃を与えて変形させると共に
点火薬aを発火させ、その火炎は導火穴dを経て、伝火
薬c、発射薬bを点火して弾(図示せず)の発射が行わ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の機関砲の撃発装
置は、以上のように構成されていたため、次のような課
題が存在していた。すなわち、点火薬aを発火させるた
めには、ある値以上の撃針4のエネルギーと図11に示
す撃針突出量(C)が必要である。(図10では、突出
量=侵徹量)突出量(C)は、図11においてC=B−
Aで定まり、一定である。図10では薬莢8の底面は、
閉鎖ブロック1の前面に当たった状態に示してあるけれ
ども実際には、主として薬莢8の長さのばらつきによっ
て図11に示すクリアランス(△)を避けることができ
ない。このことは、突出量(C)を確保しても、実際の
撃針の侵徹量はC−△となり、この値が規定の侵徹量以
下の場合は、不発火が起こる。また、これを避けるた
め、突出量(C)を大きくすると、撃針先端がキャップ
5をつき破り、この場合、発射ガスは、図9のように、
撃針穴eを通り、撃針4、ばねホルダ2を後方に吹きと
ばし、操作者にとって非常に危険であった。こうした発
射ガスの後方への噴出(後噴という)の危機及び不発火
の発生を防止するため、薬莢を含めてきわめて高い機械
的精度で製造する必要があった。
【0006】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、キャップに対する撃針の先
端の突部の突出量を一定となるように規制することによ
り、撃発時の不発火、キャップの破損による発射ガスの
後方への吹出し等を防止するようにした機関砲の撃発装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による機関砲の撃
発装置は、砲身の薬莢に設けられた点火薬をキャップを
介して撃針で衝撃を与えることにより、前記点火薬を点
火させるようにした機関砲の撃発装置において、前記砲
身に設けられた閉鎖ブロック(1)の案内孔内に第1ばね
を介して付勢されたハンマーと、前記キャップを保持し
前記薬莢内の火管ボディに形成されたキャップ保持穴
と、前記撃針の先端に形成され、突部を有する段部と、
前記閉鎖ブロックに形成され前記撃針を作動自在に保持
する撃針保持孔と、前記撃針を前記ハンマー側へ付勢す
るための第2ばねと、前記撃針に形成され前記撃針保持
孔の縁部と当接する鍔部と、を有し、前記ハンマーを第
1ばねで前方に付勢して前記撃針を付勢し、前記点火薬
を点火する場合、前記段部が前記キャップ保持穴の穴縁
部に当接し前記突部の前記キャップに対する突出量が一
定となるように規制されている構成であり、また、砲身
に装填された薬莢に設けられた点火薬をキャップを介し
て撃針で衝撃を与えることにより、前記点火薬を点火さ
せるようにした機関砲の撃発装置において、前記砲身の
後方に配置された閉鎖ブロックの案内孔内に第1ばねを
介して付勢されたハンマーと、前記キャップを保持し前
記薬莢内の火管ボディに形成されたキャップ保持穴と、
前記閉鎖ブロックの端部に螺合され前記火管ボディと接
するキャップねじと、前記キャップねじ内に第2ばねを
介して前記ハンマー側へ付勢され前記閉鎖ブロックの撃
針保持穴を貫通する撃針保持体と、前記撃針保持体に形
成され前記撃針保持孔の縁部に当接する第1鍔部と、前
記撃針保持体の撃針穴内に設けられ前記撃針穴内の前記
撃針を前記ハンマー側へ付勢するための第3ばねと、前
記撃針に形成され前記撃針穴の穴縁部と当接する第2鍔
部とを備え、前記ハンマーを第1ばねで前方へ付勢して
前記撃針及び撃針保持体を付勢し、前記点火薬を点火す
る場合、前記撃針保持体と撃針との長さの差により前記
撃針の突出量が規制され、前記撃針保持体の第1鍔部及
び前記撃針の第2鍔部により前記撃針穴からのガスの後
方への流れを塞ぐようにした構成である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による機
関砲の撃発装置の好適な第1の実施の形態について説明
する。なお、従来例と同一又は同等部分については同一
符号を用いて説明する。図1において符号1で示される
ものは閉鎖ブロックであり、この閉鎖ブロック1の先端
側には砲身7が設けられ、この砲身7内には薬莢8が装
填されている。前記薬莢8の火管ボディ6内のキャップ
保持穴9内にはキャップ5及び点火薬aが設けられ、こ
の点火薬aの先端側には、導火穴d、伝火薬c及び発射
薬bが配設されている。
【0009】前記閉鎖ブロック1の案内孔1A内には、
ボルト13で固定されたばねホルダ2によって保持され
た第1ばね3により砲身7側へ常時付勢されると共に図
示しない係止手段によって係止可能にハンマー12が設
けられており、この案内孔1Aの砲身7側には、撃針4
を第2ばね11によって作動自在に保持するための撃針
保持孔30が形成されている。前記撃針保持孔30の端
部にはキャップねじ10が螺合され、このキャップねじ
10は前記火管ボディ6と接合している。
【0010】前記撃針4は、その先端に突部4aを有す
る段部21が形成され、この段部21は前記キャップ5
を保持するキャップ保持穴9の穴縁部9aと当接するよ
うに構成されている。前記撃針4のほぼ中央位置に形成
された第1鍔部22は、前記撃針保持孔30の縁部30
aと当接自在に構成されている。
【0011】次に、動作について説明する。まず、図1
の状態において、ハンマー12を係止している係止手段
を解除してハンマー12を解放することにより、撃針4
がハンマー12によって前方へ突出され、突部4aがキ
ャップ5及び点火薬aに衝撃を与え、この衝撃によって
点火薬aが点火し、伝火薬c及び発射薬bが点火されて
弾の発射となる。
【0012】前述の場合、ハンマー12の前進量は図2
のXの範囲であり、撃針4の突出量は、図2と図3のよ
うに、Z=X−Yの関係となる。一方、撃針4の段部2
1は図3のPだけ段が形成されているため、この段部2
1が穴縁部9aに当接し、これ以上キャップ5に侵徹し
て破損が発生することはない。また、仮に図2のように
クリアランス△が存在しても、図3のZの量を大きくし
ておけば、キャップ5への侵徹は防止することができ、
侵徹量Pは一定となる。また、万一、射撃中の不具合、
例えば、撃針先端の欠落による先端形状の不具合、ある
いは、キャップ材料、厚さの不具合、機械的な不具合
(撃針4の突部が何らかの原因で欠けたりして変形し、
キャップの中心を打たない場合等)があり、発射ガスが
キャップ5を吹き飛ばして後方に流れた場合でも、撃針
4は、図1及び図4のように、第1鍔部22が縁部30
aに当接して撃針保持孔30がシール状態となり、発射
ガスの案内孔1A側への移動が防止される。従って、こ
の場合においても、発射ガスによってハンマー12が損
傷を受けることはない。
【0013】次に、図5から図8に示される本発明によ
る機関砲の撃発装置の第2の実施の形態について説明す
る。なお、第1の実施の形態と同一部分には同一符号を
付して説明する。図5において符号1で示されるものは
閉鎖ブロックであり、この閉鎖ブロック1の先端側には
砲身7が設けられ、この砲身7内には薬莢8が装填され
ている。前記薬莢8の火管ボディ6内のキャップ保持穴
9内にはキャップ5及び点火薬aが設けられ、この点火
薬aの先端側には、導火穴d、伝火薬c及び発射薬bが
配設されている。
【0014】前記閉鎖ブロック1の案内孔1A内には、
ボルト13で固定されたばねホルダ2によって保持され
た第1ばね3により砲身7側へ常時付勢されると共に図
示しない係止手段によって係止可能にハンマー12が設
けられており、この案内孔1Aの砲身7側には、撃針4
Aを有する撃針保持体50を第2ばね11によって作動
自在に保持するための撃針保持孔30が形成されてい
る。この撃針保持体50に形成され第2ばね11が係合
する第1鍔部22は、撃針保持孔30の縁部30aに当
接するように構成されている。前記撃針保持孔30の端
部にはキャップねじ10が螺合され、このキャップねじ
10は前記火管ボディ6と接合している。
【0015】前記撃針4Aは、その先端に突部4aを有
すると共に、その中央部に第2鍔部32を有し、前記撃
針保持体50の撃針穴51において第3ばね52を介し
て撃針4Aが作動自在に設けられ、この第2鍔部32が
撃針穴51の穴縁部40aに当接している。従って、前
記撃針穴51に伝わるガスは、前記各鍔部22、32に
よってハンマー12側への漏れが防止されるように構成
されている。
【0016】次に、動作について説明する。まず、図5
の状態において、キャップねじ10、撃針保持体50及
び撃針4Aの先端は面一に揃っており、ハンマー12を
係止している係止手段を解除してハンマー12を解放す
ることにより、撃針4Aと撃針保持体50がハンマー1
2によって前方へ突出され、撃針4Aの先端4aがキャ
ップ5及び点火薬aに衝撃を与え、この衝撃によって点
火薬aが点火し、伝火薬c及び発射薬bが点火されて弾
の発射となる。
【0017】前述の場合、撃針保持体50の前進量は図
6のXの範囲であり、撃針4Aの突出量は、図6と図7
のように、Yの関係となる。一方、撃針保持体50は穴
縁部9aに当接し、撃針4Aの撃針保持体50からの突
出量はYに制限され、これ以上キャップ5に侵徹して破
損が発生することはない。また、仮に図6のようにクリ
アランス△が存在しても、図6のZの量を大きくしてお
けば、キャップ5への侵徹は防止することができ、侵徹
量Yは一定となる。また、万一、射撃中の不具合、例え
ば、撃針先端の欠落による先端形状の不具合、あるい
は、キャップ材料、厚さの不具合、機械的な不具合(撃
針4Aの先端が何らかの原因で欠けたりして変形し、キ
ャップの中心を打たない場合等)があり、発射ガスがキ
ャップ5を吹き飛ばして後方に流れた場合でも、撃針4
A及び撃針保持体50は、図5及び図8のように、各鍔
部22、32が穴縁部30a、40aに当接して撃針穴
51がシール状態となり、発射ガスの案内孔1A側への
移動が防止される。従って、この場合においても、後方
へ噴射する発射ガスによってハンマー12が損傷を受け
ることはない。
【0018】
【発明の効果】本発明による機関砲の撃発装置は、以上
のように構成されているため、次のような効果を得るこ
とができる。すなわち、請求項1の構成により撃針自体
の軸方向における移動量が、突部を有する段部及び鍔部
によって規制されているため、キャップの損傷を防止す
ると共に、従来のような撃針の突出量不足に起因する不
発火を防止することができる。また、万一、キャップが
撃針によって損傷を受けた場合でも、撃針の鍔部で当接
されてシールされるため、撃針等を後方に吹き飛ばすこ
とを防止できる。また、前述のように、撃針の移動量を
規制できるため、装置及び薬莢の寸法のバラツキを吸収
することができ、従来よりも各部の機械的精度を下げる
ことが可能となり、コストの低下及び信頼性の向上を得
ることができる。さらに、撃針エネルギーを大きくした
場合でも、撃針のキャップへの侵徹量は一定であり、キ
ャップが貫通状態となることはない。また、請求項2の
構成により撃針の突出量は撃針保持体と撃針の長さの差
Yに規制されているため、キャップの損傷を防止するこ
とができる。また、撃針保持体の移動量Xによってキャ
ップと閉鎖ブロックの隙間を埋めることにより、従来の
ような撃針の突出量不足による不発火を防止できる。ま
た、万一、キャップが撃針によって損傷を受けた場合で
も、撃針及び撃針保持体の鍔部で当接されたシールされ
るため、撃針等を後方に吹き飛ばすことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による機関砲の撃発装置の第1の実施の
形態を示す断面図である。
【図2】図1の発射前を示す要部の断面図である。
【図3】図2の発射時を示す断面図である。
【図4】図3の万一のキャップ破損状態を示す断面図で
ある。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図6】図5の発射前を示す要部の断面図である。
【図7】図6の発射時を示す断面図である。
【図8】図7の万一のキャップ破損状態を示す断面図で
ある。
【図9】従来のキャップ破損状態を示す断面図である。
【図10】従来の機関砲の撃発装置を示す断面図であ
る。
【図11】図10の要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 閉鎖ブロック 1A 案内孔 a 点火薬 3 第1ばね 4、4A 撃針 4a 突部 5 キャップ 6 火管ボディ 7 砲身 8 薬莢 9 キャップ保持穴 9a 穴縁部 11 第2ばね 12 ハンマー 21 段部 22 鍔部(第1鍔部) 30 撃針保持孔 30a 縁部 32 第2鍔部 50 撃針保持体 51 撃針穴 52 第3ばね

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 砲身(7)に装填された薬莢(8)に設けられ
    た点火薬(a)をキャップ(5)を介して撃針(4)で衝撃を与
    えることにより、前記点火薬(a)を点火させるようにし
    た機関砲の撃発装置において、前記砲身(7)に設けられ
    た閉鎖ブロック(1)の案内孔(1A)内に第1ばね(3)を介し
    て付勢されたハンマー(12)と、前記キャップ(5)を保持
    し前記薬莢(8)内の火管ボディ(6)に形成されたキャップ
    保持穴(9)と、前記撃針(4)の先端に形成され、突部(4a)
    を有する段部(21)と、前記閉鎖ブロック(1)に形成され
    前記撃針(4)を作動自在に保持する撃針保持孔(30)と、
    前記撃針(4)を前記ハンマー(12)側へ付勢するための第
    2ばね(11)と、前記撃針(4)に形成され前記撃針保持孔
    (30)の縁部(30a)と当接する鍔部(22)と、を有し、前記
    ハンマー(12)を第1ばね(3)で前方に付勢して前記撃針
    (4)を付勢し、前記点火薬(a)を点火する場合、前記段部
    (21)が前記キャップ保持穴(9)の穴縁部(9a)に当接し前
    記突部(4a)の前記キャップ(5)に対する突出量が一定と
    なるように規制されている構成よりなることを特徴とす
    る機関砲の撃発装置。
  2. 【請求項2】 砲身(7)に装填された薬莢(8)に設けられ
    た点火薬(a)をキャップ(5)を介して撃針(4A)で衝撃を与
    えることにより、前記点火薬(a)を点火させるようにし
    た機関砲の撃発装置において、前記砲身(7)の後方に配
    置された閉鎖ブロック(1)の案内孔(1A)内に第1ばね(3)
    を介して付勢されたハンマー(12)と、前記キャップ(5)
    を保持し前記薬莢(8)内の火管ボディ(6)に形成されたキ
    ャップ保持穴(9)と、前記閉鎖ブロック(1)の端部に螺合
    され前記火管ボディ(6)と接するキャップねじ(10)と、
    前記キャップねじ(10)内に第2ばね(11)を介して前記ハ
    ンマー側へ付勢され前記閉鎖ブロック(1)の撃針保持穴
    (30)を貫通する撃針保持体(50)と、前記撃針保持体(50)
    に形成され前記撃針保持孔(30)の縁部(30a)に当接する
    第1鍔部(22)と、前記撃針保持体(50)の撃針穴(51)内に
    設けられ前記撃針穴(51)内の前記撃針(4A)を前記ハンマ
    ー(12)側へ付勢するための第3ばね(52)と、前記撃針(4
    A)に形成され前記撃針穴(51)の穴縁部(40a)と当接する
    第2鍔部(32)とを備え、前記ハンマー(12)を第1ばね
    (3)で前方へ付勢して前記撃針(4A)及び撃針保持体(50)
    を付勢し、前記点火薬(a)を点火する場合、前記撃針保
    持体(50)と撃針との長さの差(Y)により前記撃針(4A)の
    突出量が規制され、前記撃針保持体(50)の第1鍔部(22)
    及び前記撃針(4A)の第2鍔部(32)により前記撃針穴(51)
    からのガスの後方への流れを塞ぐように構成したことを
    特徴とする機関砲の撃発装置。
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