JP2001124337A - 消し炭壷 - Google Patents
消し炭壷Info
- Publication number
- JP2001124337A JP2001124337A JP30376999A JP30376999A JP2001124337A JP 2001124337 A JP2001124337 A JP 2001124337A JP 30376999 A JP30376999 A JP 30376999A JP 30376999 A JP30376999 A JP 30376999A JP 2001124337 A JP2001124337 A JP 2001124337A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- charcoal
- lid
- outer cylinder
- metal plate
- urn
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 軽くて丈夫でかつ、持ち運びに便利な金属
板から成る二重構造の消し炭壷を提供する。 【解決手段】上部が開口した金属板からなる有底の筒型
容器外筒と、外筒の内側に空間を介して内装され、底部
に複数の孔をもつ金属板からなる筒型容器内筒の二重構
造をした消し炭壷本体と、消し炭壷本体内部を密封する
ための金属板からなる蓋で構成されて、外筒に付属した
止め金により蓋を消し炭壷本体から外れないように固定
し、蓋には木製の取っ手を設けており、また、内筒を外
筒から取り外しできることを特徴とする消し炭壷。
板から成る二重構造の消し炭壷を提供する。 【解決手段】上部が開口した金属板からなる有底の筒型
容器外筒と、外筒の内側に空間を介して内装され、底部
に複数の孔をもつ金属板からなる筒型容器内筒の二重構
造をした消し炭壷本体と、消し炭壷本体内部を密封する
ための金属板からなる蓋で構成されて、外筒に付属した
止め金により蓋を消し炭壷本体から外れないように固定
し、蓋には木製の取っ手を設けており、また、内筒を外
筒から取り外しできることを特徴とする消し炭壷。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消し炭壷に関する
ものである。
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、消し炭壷は、土器製あるいは厚手
の金属器で形成されて断熱性を高めているが、重いこと
と、持ちにくいことから、携帯に非常に不便である。
の金属器で形成されて断熱性を高めているが、重いこと
と、持ちにくいことから、携帯に非常に不便である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、野外での炊飯や
バーベキューなど野外活動の人気が定着している一方
で、バーベキュー終了後の後片付けの一つに炭火の火消
しがあるが、人により、その消し方はまちまちである。
一般には、炭火を火消しする場合、炭火が焜炉内で燃え
尽きるまで待つか、あるいは、炭火を取り出して砂をか
けたり、直接、水をかけたりして火消しすることがほと
んどで、消し炭壷を携帯して、その中へ炭火を入れて火
消しすることは稀である。これは、消し炭壷が土器製あ
るいは厚手の金属器等で形成されて重いことと持ちにく
いことから、あまり普及されていないことが原因と考え
られる。また、消し炭壷にも応用できる焜炉や七輪等の
発明があるが、すでに普及しているバーベキューのみを
目的とする焜炉を所持する利用者に対しては有効な手段
にはなっていない。バーベキューの主旨は本来、自然と
親しみながら食事や会話を愉しむことにあるのだが、バ
ーベキューの片付け時に自然を汚してしまうことになれ
ば、その本来の主旨から逸脱してしまうことになりかね
ない。
バーベキューなど野外活動の人気が定着している一方
で、バーベキュー終了後の後片付けの一つに炭火の火消
しがあるが、人により、その消し方はまちまちである。
一般には、炭火を火消しする場合、炭火が焜炉内で燃え
尽きるまで待つか、あるいは、炭火を取り出して砂をか
けたり、直接、水をかけたりして火消しすることがほと
んどで、消し炭壷を携帯して、その中へ炭火を入れて火
消しすることは稀である。これは、消し炭壷が土器製あ
るいは厚手の金属器等で形成されて重いことと持ちにく
いことから、あまり普及されていないことが原因と考え
られる。また、消し炭壷にも応用できる焜炉や七輪等の
発明があるが、すでに普及しているバーベキューのみを
目的とする焜炉を所持する利用者に対しては有効な手段
にはなっていない。バーベキューの主旨は本来、自然と
親しみながら食事や会話を愉しむことにあるのだが、バ
ーベキューの片付け時に自然を汚してしまうことになれ
ば、その本来の主旨から逸脱してしまうことになりかね
ない。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1記載の発明では、上部が開口した金属板からな
る有底の筒型容器外筒と、外筒の内側に空間を介して内
装され、底部に複数の孔をもつ金属板からなる筒型容器
内筒の二重構造をした消し炭壷本体と、消し炭壷本体内
部を密封するための金属板からなる蓋で構成された軽く
て丈夫な消し炭壷を提供する。
請求項1記載の発明では、上部が開口した金属板からな
る有底の筒型容器外筒と、外筒の内側に空間を介して内
装され、底部に複数の孔をもつ金属板からなる筒型容器
内筒の二重構造をした消し炭壷本体と、消し炭壷本体内
部を密封するための金属板からなる蓋で構成された軽く
て丈夫な消し炭壷を提供する。
【0005】また、請求項2記載の発明では、外筒に付
属した止め金により蓋を消し炭壷本体から外れないよう
に固定し、蓋には木製の取っ手を設けることで持ち運び
に便利な構造となっている。
属した止め金により蓋を消し炭壷本体から外れないよう
に固定し、蓋には木製の取っ手を設けることで持ち運び
に便利な構造となっている。
【0006】さらに、請求項3記載の発明では、内筒を
外筒から着脱自在となるように構成し、炭の出し入れ作
業に便利な構造となっている。
外筒から着脱自在となるように構成し、炭の出し入れ作
業に便利な構造となっている。
【0007】
【作用】本発明では、上部が開口した金属板からなる外
筒と、外筒の縁に掛かった状態で外筒の内側に断熱空間
を介して内装され、底部に複数の孔をもつ金属板からな
る筒型容器内筒とで消し炭壷本体を構成しているので、
断熱性が高く、また、耐久性があり、しかも軽い。
筒と、外筒の縁に掛かった状態で外筒の内側に断熱空間
を介して内装され、底部に複数の孔をもつ金属板からな
る筒型容器内筒とで消し炭壷本体を構成しているので、
断熱性が高く、また、耐久性があり、しかも軽い。
【0008】消し炭壷本体の上部を覆う蓋と外筒を止め
金で固定することにより、本体内部を密封することがで
き、短時間で簡単に火消しすることができる。しかも、
蓋と消し炭壷本体が一体化され、蓋に取っ手を設けてい
るので、持ちやすく、持ち運びが非常に便利である。
金で固定することにより、本体内部を密封することがで
き、短時間で簡単に火消しすることができる。しかも、
蓋と消し炭壷本体が一体化され、蓋に取っ手を設けてい
るので、持ちやすく、持ち運びが非常に便利である。
【0009】内筒の底には、複数の孔があり、燃えて不
要になった灰を内筒から外筒の底に落とすことができ
る。
要になった灰を内筒から外筒の底に落とすことができ
る。
【0010】また、筒型容器外筒に対して内筒が着脱自
在になっているので、消し炭だけを容易に取り出すこと
ができる。
在になっているので、消し炭だけを容易に取り出すこと
ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、実施例により、本発明を
さらに説明する。図1、図2、図3に示した実施例は、
上部が開口した金属板からなる有底の筒型容器外筒1
と、外筒1の縁に掛かった状態で外筒1の内側に空間を
介して内装され、底部に複数の孔4をもつ金属板からな
る筒型容器内筒2とで消し炭壷本体6を構成し、消し炭
壷本体6の開口部を覆うための金属板からなる蓋5を設
けている。
さらに説明する。図1、図2、図3に示した実施例は、
上部が開口した金属板からなる有底の筒型容器外筒1
と、外筒1の縁に掛かった状態で外筒1の内側に空間を
介して内装され、底部に複数の孔4をもつ金属板からな
る筒型容器内筒2とで消し炭壷本体6を構成し、消し炭
壷本体6の開口部を覆うための金属板からなる蓋5を設
けている。
【0012】蓋5は、外筒1の外側に対角線上に付けら
れた2つの止め金部7と蓋5の端の一部を止め金部の位
置に合わせて鉤型に曲げた引っ掛け部10を繋ぎ部9に
より、消し炭壷本体と着脱可能となっている。
れた2つの止め金部7と蓋5の端の一部を止め金部の位
置に合わせて鉤型に曲げた引っ掛け部10を繋ぎ部9に
より、消し炭壷本体と着脱可能となっている。
【0013】蓋5の上部には、固定された取っ手8を設
けており、取っ手8は断熱性を高めるため木製とした。
けており、取っ手8は断熱性を高めるため木製とした。
【0014】また、内筒2の胴体は、外筒1の胴体より
も径を小さくし、内筒2を外筒1の縁に掛けるために、
内筒2の開口部3は、外にカーブを描きながら開いて、
開口部3の縁は、外筒1の縁に掛かるように径を同じく
し、かつ、内筒2が外筒1から外れないように下方向に
鉤型に折り曲げている。
も径を小さくし、内筒2を外筒1の縁に掛けるために、
内筒2の開口部3は、外にカーブを描きながら開いて、
開口部3の縁は、外筒1の縁に掛かるように径を同じく
し、かつ、内筒2が外筒1から外れないように下方向に
鉤型に折り曲げている。
【0015】さらに、筒型容器外筒1に対して内筒2を
着脱自在にした。
着脱自在にした。
【0016】次に以上の構成による消し炭壷の作用につ
いて詳述する。図1に示した消し炭壷本体6は、金属板
からなる外筒1と内筒2から構成されており、また、外
筒1と内筒2の間には、空間があるので、断熱性があ
り、しかも、軽く、かつ耐久性があることから、携帯に
非常に便利である。
いて詳述する。図1に示した消し炭壷本体6は、金属板
からなる外筒1と内筒2から構成されており、また、外
筒1と内筒2の間には、空間があるので、断熱性があ
り、しかも、軽く、かつ耐久性があることから、携帯に
非常に便利である。
【0017】消し炭壷本体6の開口部を覆う蓋5は、外
筒1の外側に付けられた止め金部7と蓋5の端の一部を
止め金部の位置に合わせて鉤型に曲げた引っ掛け部10
を繋ぎ部9により固定させた。これにより、消し炭壷本
体6の内部を密閉することができる。また、万が一、炭
火が完全に消火される前に携行し、消し炭壷が横に倒れ
ることがあっても、蓋5が消し炭壷本体6から外れるこ
とがないので、十分に安全性が確保される。
筒1の外側に付けられた止め金部7と蓋5の端の一部を
止め金部の位置に合わせて鉤型に曲げた引っ掛け部10
を繋ぎ部9により固定させた。これにより、消し炭壷本
体6の内部を密閉することができる。また、万が一、炭
火が完全に消火される前に携行し、消し炭壷が横に倒れ
ることがあっても、蓋5が消し炭壷本体6から外れるこ
とがないので、十分に安全性が確保される。
【0018】蓋5の上部に木製の取っ手8を付けること
により、取っ手8に熱が伝わりにくくすることができ、
また、持ちやすく、しかも持ち運びが非常に便利であ
る。
により、取っ手8に熱が伝わりにくくすることができ、
また、持ちやすく、しかも持ち運びが非常に便利であ
る。
【0019】内筒2の底には、複数の直径1cm前後の
孔4を設けることにより、炭が燃えて残った灰を内筒2
の底から、外筒1の底に落とすことができる。したがっ
て、次回のバーベキューのために内筒2の中の消し炭を
使用する時、ムダな灰を極力取り除くことができる。
孔4を設けることにより、炭が燃えて残った灰を内筒2
の底から、外筒1の底に落とすことができる。したがっ
て、次回のバーベキューのために内筒2の中の消し炭を
使用する時、ムダな灰を極力取り除くことができる。
【0020】また、内筒2を外筒1から取り外すことに
よって、内筒2の中の消し炭をバーベキュー焜炉内に簡
単に入れることができる。
よって、内筒2の中の消し炭をバーベキュー焜炉内に簡
単に入れることができる。
【0021】外筒1の底に溜まった灰は、内筒2を取り
外した上で外筒1を逆さにすることで、簡単に処理する
ことができる。灰は、ゴミとして捨てるか、あるいは、
畑等に肥料として利用することもできる。
外した上で外筒1を逆さにすることで、簡単に処理する
ことができる。灰は、ゴミとして捨てるか、あるいは、
畑等に肥料として利用することもできる。
【0022】
【発明の効果】本発明の金属板から成る二重構造の消し
炭壷により、野外のバーベキューの後片付けの中で、最
も面倒な炭の片付けが、容易になるとともに、自然にも
優しく、かつ、バーベキュー本来の主旨である自然と親
しみながら仲間と楽しく過ごす場をより一層充実したも
のとして提供することができる。
炭壷により、野外のバーベキューの後片付けの中で、最
も面倒な炭の片付けが、容易になるとともに、自然にも
優しく、かつ、バーベキュー本来の主旨である自然と親
しみながら仲間と楽しく過ごす場をより一層充実したも
のとして提供することができる。
【0023】
【図1】図1は本発明の消し炭壷の横からの断面を示し
たものである。
たものである。
【図2】図2は本発明の消し炭壷の蓋5を外して上から
示したものである。
示したものである。
【図3】図3は本発明の消し炭壷を止め金部7の方向か
ら示したものである。
ら示したものである。
1 外筒 2 内筒 3 内筒2の開口部 4 内筒2の底に開けた複数の孔 5 蓋 6 消し炭壷本体 7 蓋5を固定させるための外筒に付属した止め金部 8 取っ手 9 止め金部7に付属した繋ぎ部 10 繋ぎ部9を引っ掛けるための蓋5の端の一部を鉤
型に曲げた引っ掛け部 11 取っ手8と蓋5の接続部
型に曲げた引っ掛け部 11 取っ手8と蓋5の接続部
Claims (3)
- 【請求項1】上部が開口した壷に火消しのための蓋を備
えた消し炭壷において、上部が開口した金属板からなる
有底の筒型容器外筒と、外筒の内側に空間を介して内装
され、底部に複数の孔をもつ金属板からなる筒型容器内
筒の二重構造をした消し炭壷本体と、消し炭壷本体の開
口部を覆い、本体内部を密封するための金属板からなる
蓋で構成されていることを特徴とする消し炭壷。 - 【請求項2】筒型容器外筒に付属した止め金により蓋を
消し炭壷本体から外れないように固定し、さらに蓋には
木製の取っ手を設けていることを特徴とする請求項1記
載の消し炭壷。 - 【請求項3】筒型容器外筒に対して内筒が着脱自在にな
ることを特徴とする請求項1記載の消し炭壷。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30376999A JP2001124337A (ja) | 1999-10-26 | 1999-10-26 | 消し炭壷 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30376999A JP2001124337A (ja) | 1999-10-26 | 1999-10-26 | 消し炭壷 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001124337A true JP2001124337A (ja) | 2001-05-11 |
Family
ID=17925073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30376999A Pending JP2001124337A (ja) | 1999-10-26 | 1999-10-26 | 消し炭壷 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001124337A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013242052A (ja) * | 2012-05-18 | 2013-12-05 | Pearl Metal Co Ltd | 炭おこし器セット |
-
1999
- 1999-10-26 JP JP30376999A patent/JP2001124337A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013242052A (ja) * | 2012-05-18 | 2013-12-05 | Pearl Metal Co Ltd | 炭おこし器セット |
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