JP2001120461A - 便座装置 - Google Patents

便座装置

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JP2001120461A
JP2001120461A JP30960199A JP30960199A JP2001120461A JP 2001120461 A JP2001120461 A JP 2001120461A JP 30960199 A JP30960199 A JP 30960199A JP 30960199 A JP30960199 A JP 30960199A JP 2001120461 A JP2001120461 A JP 2001120461A
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JP
Japan
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toilet seat
toilet
seat
infant
adults
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Pending
Application number
JP30960199A
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English (en)
Inventor
Takayuki Tamura
隆之 田村
Kazuhiro Hayakawa
和宏 早川
Takahiko Fukami
尊彦 深見
Shigeyuki Ishii
栄行 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujiclean Co Ltd
Original Assignee
Fujiclean Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大人用の大形便座と幼児用の小形便座とを随
時切り替えて使用可能な便座装置を提供すること。 【解決手段】 洋風便器12に洗浄装置本体16と共に
便座装置14を取り付ける。この便座装置14には、比
較的大きな中央貫通部18aを有する大人用便座18
と、比較的小さな中央貫通部19aを有する幼児用便座
19とが洗浄装置本体16の支持部によって水平軸線回
りに回動可能に支持されている。幼児は、洋風便器12
に載置された水平状態の大人用便座18の上に幼児用便
座19を同心状に重ねた状態で使用し、大人は、その幼
児用便座19をはね上げて大人用便座18を使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、便器に使用する便
座装置に関し、詳しくは、大人用の大形便座と幼児用の
小形便座とを切り替えて使用できるようにした便座装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭用トイレに洋風便器を採用す
るのが一般的になってきている。図1は従来のトイレ設
備の一例を示す斜視図である。トイレ設備1は、洋風便
器2に衛生洗浄装置3を備えたものであり、洋風便器2
のサイズに合わせた大人用の大形便座4と便蓋5が取り
付けられている。このような大形便座4を備えた洋風便
器2の採用は、食生活を含む生活習慣の欧米化に伴い日
本人の体格が大きくなったことを考えると、むしろ当然
ともいえる。ところが、幼児が大形便座4に座ると中央
貫通部4aの内法(面積)が大きすぎて臀部が安定しな
いので使いづらい。そこで、幼児が集まる施設では、図
2に示すような幼児用の小形便座6及び小形便器7を備
える例が見受けられる。図示した略馬蹄形の小形便座6
は幼児の体型に合わせてその内法を小さくしたものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般家
庭のトイレにおいてはスペース等の問題もあって幼児専
用の便座や便器は設置できないのが普通である。既設の
便座を幼児用のものに取り替えてしまうと今度は大人の
使用感が悪くなるという問題がある。すなわち、大人と
幼児が一のトイレ設備を共用するには無理がある。ま
た、大人用の衛生洗浄装置を備えたトイレ設備を幼児が
使うときに、不用意な操作で衣服を濡らしたり、操作部
のダイヤル設定値を変化させてしまうおそれがある。
【0004】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、大人用の大形便座と幼児
用の小形便座とを随時切り替えて使用可能な便座装置を
提供することである。また、幼児による衛生洗浄装置の
誤操作を防ぐことをもう一つの目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は、前記各請求
項に記載した構成の便座装置によって解決される。すな
わち、請求項1の便座装置では、幼児は、第1便座の上
に第2便座を重ね、貫通部の小さな第2便座を使用する
ことができる。他方、大人はその第2便座を退避位置に
切り替えて貫通部の大きな第1便座を使用する。ここで
いう貫通部とは、リング状の便座の場合は中央の孔をい
い、馬蹄形の便座の場合は左右の便座片によってほぼ囲
まれた空間をいう。
【0006】また、請求項2の便座装置は衛生洗浄装置
と共に便器に備えられるものであって、第2便座を第1
便座の上に重ねて使用状態にすると、その第2便座のカ
バー部によって衛生洗浄装置の洗浄操作部が覆われる。
したがって、第2便座を使用する幼児による洗浄操作部
の誤操作が防がれる。なお、大人が第1便座を使用する
ときには、カバー部が第2便座と共に退避位置にあるの
で、洗浄操作部の操作に支障はない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図に基
づいて説明する。図3はトイレ設備の外観を示す斜視
図、図4は第2便座を上方に回動させた状態の斜視図で
ある。両図に示すように、トイレ設備11はボール状の
洋風便器12に衛生洗浄装置(温水洗浄装置とも呼ばれ
ている。)13を備え付けたものであり、この衛生洗浄
装置13は、大別すると、洋風便器12に載置された状
態で使用者の臀部を支える便座装置14、洋風便器12
と水道に接続されるタンク15と洗浄装置本体16、及
び洋風便器12の側方に近接配置され洗浄装置本体16
が有するバルブやヒータを制御することのできる洗浄操
作部17からなる。
【0008】上記の便座装置14は、第1便座すなわち
大人用便座18と、第2便座すなわち幼児用便座19と
が洗浄装置本体16の支持部によって水平軸線回りに回
動可能、かつ、重合状に支持されたもので、洋風便器1
2に載置された水平状態の大人用便座18の上に幼児用
便座19を同心状に重ねることができるように形成され
ている。本例では、大人用便座18は一般に衛生洗浄装
置13に組み合わされているものが使用され、同時に衛
生洗浄装置13が有している便蓋(図1参照)に代えて
幼児用便座19が取り付けられている。この大人用便座
18の中央貫通部18aの内法(すなわち、孔の面積)
は大人の標準的な臀部寸法に適合する大きさに形成され
る一方、幼児用便座19の中央貫通部19aの内法は、
幼児の臀部寸法に適合するように、中央貫通部18aよ
り小さく形成されている。この場合、大人用便座18と
幼児用便座19の外形(外周部の輪郭)はほぼ同じであ
るが、幼児用便座19の外形を大人用便座18の外形よ
り小さくしても構わない。
【0009】図5は便座支持部の縦断面図(図4のV−
V線断面図)、図6は便座支持部の横断面図(図4のV
I−VI線断面図)である。両図に示すように、大人用
便座18と幼児用便座19の基端部にはそれぞれ連結突
部18b,19bが形成されており、互いに近接配置し
た連結突部18b,19bの貫通孔に挿通された連結ピ
ン20の先端側が洗浄装置本体16の受部16aにはめ
込まれていて、この連結ピン20を介して大人用便座1
8と幼児用便座19が水平軸線回りに回動自在に支持さ
れている。なお、連結ピン20は受部16a内の弾性部
材で保持され、比較的容易に抜き差しすることができる
ようになっている。また、洗浄装置本体16は適宜な固
定手段で洋風便器12の所定位置に配設される。
【0010】便座装置14の取付構造は上記のように構
成されている。この取付構造自体は洗浄装置本体16に
便座と便蓋を取り付ける従来の取付構造と同じである。
従って、図7に示すように、連結ピン20を抜き差しす
ることで大人用便座18と幼児用便座19を容易に着脱
することができる。すなわち、幼児用便座19の連結突
部19bは、便蓋に形成されている連結突部と同一形状
であるので、その便蓋に代えて幼児用便座19を簡単に
装着することができる。
【0011】便座装置14の使用形態としては、幼児
は、大人用便座18の上に幼児用便座19を重ねて使用
し、大人は幼児用便座19をはね上げて退避位置に移動
させたうえで貫通部の大きな大人用便座18を使用す
る。したがって、大人と幼児が一のトイレ設備を共用す
ることができるので、使い易いばかりでなく、経済的で
好ましい。また、幼児にとって使い易いから、しつけに
も役立つ。
【0012】次に、便座装置の別例について説明する。
図8に示す便座装置24は、前述した便座装置14の幼
児用便座19を、図8及び図9に示す幼児用便座29に
取り替えたものであり、その他の構成は便座装置14の
場合と同じである。この幼児用便座29には、図9に示
すように、中央貫通部29aと、連結突部29bとカバ
ー部29cが形成されている。なお、中央貫通部29a
は、前述した幼児用便座19の中央貫通部19aと、連
結突部29bは連結突部19bとそれぞれ同一形状に形
成されている。洋風便器12の側方に張り出すように幼
児用便座29に一体成形されているカバー部29cは、
ちょうど衛生洗浄装置の洗浄操作部17を覆うことがで
きる形状に形成されている。
【0013】したがって、幼児用便座29を大人用便座
18の上に載置した状態にすると(図8参照)、カバー
部29cによって洗浄操作部17の操作盤面が遮蔽され
るので、幼児による洗浄操作部17の誤操作が防がれ
る。なお、大人用便座18を使用するときには、幼児用
便座29と共にカバー部29cははね上げられた状態に
なっているので、洗浄操作部17を操作するのに全く支
障はない。
【0014】なお、幼児用便座19及び29は、衛生洗
浄装置の支持部に簡単に着脱することができるので、幼
児の成長過程に合わせて一時期、便蓋と取り替えて使用
し、その後、元の便蓋に戻すことが可能である。なお、
幼児用便座19及び29に便蓋を開閉動作可能に取り付
ける構成とすることも考えられる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
大人用の第1便座と幼児用の第2便座とを随時切り替え
て使用することが可能になる。また、幼児による衛生洗
浄装置の誤操作を防ぐことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例に係る衛生洗浄装置を備えた洋風便器を
示す斜視図である。
【図2】従来例に係る幼児用便座及び便器を示す斜視図
である。
【図3】実施形態に係るトイレ設備を示す斜視図であ
る。
【図4】実施形態に係るトイレ設備において便座装置の
幼児用便座をはね上げた状態を説明する斜視図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】図4のVI−VI線断面図である。
【図7】便座の着脱作業を説明する図である。
【図8】別例に係る便座装置を備えたトイレ設備を示す
斜視図である。
【図9】別例に係る幼児用便座を示す斜視図である。
【符号の説明】
11 トイレ設備 12 洋風便器 13 衛生洗浄装置 14 便座装置 16 洗浄装置本体 17 洗浄操作部 18 大人用便座(第1便座) 18a 中央貫通部 19 幼児用便座(第2便座) 19a 中央貫通部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深見 尊彦 愛知県名古屋市千種区今池4丁目1番4号 フジクリーン工業株式会社内 (72)発明者 石井 栄行 愛知県名古屋市千種区今池4丁目1番4号 フジクリーン工業株式会社内 Fターム(参考) 2D037 BA07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器に載置された状態で使用者の臀部を
    支持することができる第1便座に形成された貫通部より
    も小さな貫通部を有する第2便座を、第1便座の上に重
    ねる使用位置と、その第1便座から離間する退避位置と
    に配置切り替え可能に備えてなる便座装置。
  2. 【請求項2】 便器に載置された状態で使用者の臀部を
    支持することができる第1便座に形成された貫通部より
    も小さな貫通部を有する第2便座を、第1便座の上に重
    ねる使用位置と、その第1便座から離間する退避位置と
    に配置切り替え可能に備え、さらに、便器の側方に洗浄
    操作部が近接配置される衛生洗浄装置を備えてなる便座
    装置であって、前記第2便座には当該第2便座が使用位
    置にあるときに前記洗浄操作部を覆うカバー部が形成さ
    れていることを特徴とする便座装置。
JP30960199A 1999-10-29 1999-10-29 便座装置 Pending JP2001120461A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113729539A (zh) * 2021-09-15 2021-12-03 浙江华和塑胶科技有限公司 一种多功能马桶盖

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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