JP2001120457A - 手指洗浄器 - Google Patents

手指洗浄器

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JP2001120457A
JP2001120457A JP30542899A JP30542899A JP2001120457A JP 2001120457 A JP2001120457 A JP 2001120457A JP 30542899 A JP30542899 A JP 30542899A JP 30542899 A JP30542899 A JP 30542899A JP 2001120457 A JP2001120457 A JP 2001120457A
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JP
Japan
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lever
container
valve
hand washer
cleaning liquid
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Pending
Application number
JP30542899A
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English (en)
Inventor
Yoichi Sano
洋一 佐野
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FIRST OCEAN KK
Original Assignee
FIRST OCEAN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】洗浄液を簡単な操作でシャワーでき、洗浄終了
後は直ちにシャワーを停止できる、設置場所をとらない
簡易で且つ洗浄効果がよい手指洗浄器を提供する 【解決手段】開口部外側にネジ切り部2を有する洗浄液
収納用密閉型容器1と、上部内壁に洗浄液収納用密閉型
容器の開口部と螺合するネジ切り部4を設け、底部5に
洗浄液散布用の多数の小孔6を設け、且つ中間部に容器
内に空気を導入する空気導入口7を設けた筒状中空体3
とからなり、上記の空気導入口には、該空気導入口に接
合する空気導入用パイプ8、該空気導入口を開閉する弁
9、弁を開閉操作するレバー10を装着してなる手指洗
浄器である。弁を開閉操作するレバーはゴムバンド12
で筒状中空体に装着してもよいし、またスプリングで筒
状中空体に装着してもよい。レバーにかかる重力で弁を
閉じるようにしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、密閉容器に入った
洗浄液を、手指を洗浄しようとするときに簡単な操作に
よりシャワー状に散布でき、手指の洗浄が終了したら即
座に散布を停止できる簡易な手指洗浄器に関する。
【0002】
【従来技術】従来から、容器に貯めた洗浄液を、手指の
洗浄に使用する道具は種々ある。例えば、古くから使用
されていた吊り下げ型手洗い器やポンプ式の石鹸溶液入
れ等がある。これらは、いずれも容器内の洗浄液がなく
なると、別の容器から洗浄液を補充する必要がある。ま
たこれらは容器が開放型であったり、洗浄液の排出方法
がポンプの吐出力を利用するものである。容器が開放型
のものは、洗浄液が蒸発したり、洗浄液中の有効成分が
気化するなどの欠点があり、またポンプを利用するもの
は装置が大型化したり、複雑化し、さらには動力費がか
かるなどの欠点がある。また、密閉容器を利用すると
き、密閉容器から洗浄液を落下排出させること自体は排
出口の大きさを大きくすれば容易であるが、シャワー状
に細かい水滴で連続的に排出するのは困難である。そし
て、近年、衛生管理が問題にされ、例えば、病院では病
室の出入り口に手指洗浄器が設置されることが多く、そ
のため保守管理が簡単で、設置場所をとらない簡易で且
つ滅菌洗浄効果がよい手指洗浄器の開発が望まれてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情
に鑑みなされたもので、保守管理が容易で、滅菌液など
の洗浄液をシャワー状の細かい水滴で連続的に排出で
き、手指を洗浄しようとするときには簡単な操作でシャ
ワーを開始でき、洗浄終了後は直ちにシャワーを停止で
きる、設置場所をとらない簡易で且つ洗浄効果がよい手
指洗浄器を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、密閉容器を
逆さまに設置し、該容器内の液体をシャワー状に細かい
水滴で連続的に排出する方法について種々実験、検討し
た。その結果、排出する液体と同容量の空気を容器の中
に導入すると、容器内の液体をシャワー状に細かい水滴
で落下させ得、更に空気の導入と同時にシャワー状の落
下が開始し、空気の導入を中止すると即座にシャワー状
の落下が止まることを知見し、本発明を完成した。
【0005】すなわち、本発明は、開口部外側にネジ切
り部を有する洗浄液収納用密閉型容器と、上部内壁に洗
浄液収納用密閉型容器の開口部と螺合するネジ切り部を
設け、底部に洗浄液散布用の多数の小孔を設け、且つ中
間部に容器内に空気を導入する空気導入口を設けた筒状
中空体とからなり、上記の空気導入口には、該空気導入
口に接合する空気導入用パイプ、該空気導入口を開閉す
る弁、弁を開閉操作するレバーとを装着したことを特徴
とする手指洗浄器である。上記の弁を開閉操作するレバ
ーはゴムバンドで筒状中空体に装着してもよい、またス
プリングで筒状中空体に装着してもよい。レバーにかか
る重力で弁を閉じるようにしてもよい。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明の手指洗浄器の一例
を示す。1は洗浄液収納用密閉型容器、2はその開口部
外側に設けた雄ネジ切り部である。3は筒状中空体で、
4はその上部内側に設けた雌ネジ切り部である。5は筒
状中空体3の底部で、6はこの底部5に設けた小孔で、
洗浄液散布用の小孔ある。7は筒状中空体の中間部に設
けた空気導入口で、8は空気導入口7に接合する空気導
入用パイプである。9は空気導入口を開閉する弁であ
る。10は弁を開閉操作するレバー、このレバー10は
ゴムバンド12によって筒状中空体3に装着されてい
る。11はレバーの先端に設けた突起である。
【0007】筒状中空体3の上部内側に雌ネジ切り部2
を直接設け、これに洗浄液収納用密閉型容器1の開口部
の雄ネジ切り部2を螺合させ、洗浄液収納用密閉型容器
1と筒状中空体3とを結合させる。このとき、図1に示
すように、回転可能な筒13を筒状中空体3に嵌合さ
せ、この筒13の内側に雌ネジ切り部2を設けてもよ
い。この場合は、筒13を回転させることによって洗浄
液収納用密閉型容器1と筒状中空体3とを結合させるせ
ることができる。いずれの場合も、洗浄液収納用密閉型
容器1の開口部端部と筒状中空体とが気密的に結合する
ようにパッキン等を介在させるのが好ましい。
【0008】また、空気導入口と空気導入用パイプとの
接合の形態は任意であるが、図1はパイプ8の先端を空
気導入口7からやや突出させて接合した場合を示す。こ
のとき、空気導入口7とパイプ8との接合部は溶着した
り、接着剤を用いるなどして気密性に結合する。パイプ
8の他端は洗浄液収納用密閉型容器1内に挿入する。パ
イプ8は、他端が、図1に示すごとく、洗浄液収納用密
閉型容器1の底部近くに位置するような長さにし、容器
1を逆様にしたときにパイプ8の他端が洗浄液面より上
になるようにする。弁9はゴムなどの素材で構成され、
不使用時には空気導入口(図1の場合はパイプ8の先端
口)を塞いでいる。図1はこの弁9をレバー10の所定
の位置に固着させて設けた場合を示す。レバー10は筒
状中空体3にゴムバンド12で固定される。使用中にゴ
ムバンド12がずれないように、筒状中空体3とレバー
10にゴムバンドを装着するための溝を設けるのが好ま
しい。
【0009】次に、本発明の手指洗浄器の使用方法につ
いて説明する。まず、洗浄液を充填収納した密閉型容器
1の開口部の雄ネジ切り部2に、筒状中空体3の雌ネジ
切り部2を螺合して結合させ一体化する。次いでこの一
体化したものを180°回転させ、密閉型容器1が上側
になるようにして所定の位置に吊す(図2参照)。図1
はこの180°回転させときの状態を示す。手指を洗浄
するには、レバー10を手で矢印方向に持ち上げる。ゴ
ムバンド12が伸び、レバー10は突起11を支点にし
て回転し、レバーに固着した弁9が空気導入口(図1の
場合はパイプ8の先端口)から離れ、該空気導入口より
空気がパイプ8を通って容器1内に導入される。そし
て、容器1内の洗浄液が筒状中空体の底部5の小孔6よ
りシャワー状に細かい水滴で落下する。洗浄後に手を離
すと、ゴムバンド12が収縮し、レバー10が元に戻
り、弁9が空気導入口(図1の場合はパイプ8の先端
口)を塞ぎ、溶液1内への空気の導入が止まり、即座に
洗浄液のシャワー状の落下が止まる。
【0010】図2は本発明の手指洗浄器を備えた手指洗
浄場所の全体の側面図である。17は枠体である。1
8、19は手指洗浄器の取付枠で、この取付枠18、1
9はそれぞれ枠体17に固定されている。20は使用し
た洗浄液を受ける受皿、21は受皿用の棚である。22
は使用済洗浄液貯蔵容器、23は受皿20と貯蔵容器2
2をつなぐパイプである。
【0011】図3は、本発明の手指洗浄器の他の態様を
示す。図1の例におけるゴムバンド12に代えてスプリ
ング14を用いた例である。スプリング14の伸縮を利
用して、空気導入口の開閉操作を行なう。図4は、本発
明の手指洗浄器の更に他の態様を示したものである。レ
バー10は上部がほぼ90°曲げられ、その先端に錘1
5が固着されている。そして曲部16が、筒状中空体3
に軸着されている。不使用時には錘15の重力によって
レバー10が下がっており、弁9が空気導入口(図4の
場合はパイプ8の先端口)を塞いでいる。使用時には手
でレバーを矢印方向に上げる。弁9が空気導入口から離
れ、該空気導入口より空気がパイプ8を通って容器1内
に導入され、容器1内の洗浄液が筒状中空体の底部5の
小孔6よりシャワー状に細かい水滴で落下する。洗浄後
に手を離すと、錘15の重力によってレバー10が元に
戻り、弁9が空気導入口を塞ぎ、溶液1内への空気の導
入が止まり、即座に洗浄液のシャワー状の落下が止ま
る。この図3の態様と図1又は図2の態様とを組み合わ
せてもよい。
【0012】また、容器1内に収納する洗浄液は、手指
洗浄に適したものであればどのような種類でも良いが、
特に病院などで使用する洗浄液として、人体に害が少な
く、強い殺菌力を有する強酸性電解水が好ましい。そし
て、本発明の手指洗浄器においては、容器1としてはペ
ットボトル等が好適である。容器1内の洗浄液が空にな
ったとき、洗浄液が充填した新しい容器1と取り替えれ
ばよいので、保守、取り扱いが容易である。勿論、空に
なった容器1に再び洗浄液を別の容器から移して充填し
て使用してもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明の手指洗浄器は、洗浄液をシャワ
ー状の細かい水滴で連続的に排出できるので、洗浄効果
がよい。そして、手指を洗浄しようとするときには簡単
な操作でシャワーを開始でき、洗浄終了後は直ちにシャ
ワーを停止できる。また、密閉型容器であるので、洗浄
液が蒸発したり、或は洗浄液中の有効成分が気化したり
するようなことがない。また動力を必要とせず、簡易
で、保守管理が容易で、設置場所をとらない利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の手指洗浄器の一例を示す図
【図2】本発明の手指洗浄器の設置例を示す側面図
【図3】本発明の手指洗浄器の他の例を示す図
【図4】本発明の手指洗浄器の他の例を示す図
【符号の説明】
1 洗浄液収納用密閉型容器、2 雄ネジ切り部、3
筒状中空体、4 雌ネジ切り部、5 筒状中空体底部、
6 小孔、7 空気導入口、8 空気導入用パイプ、9
弁、10 レバー、11 突起、12 ゴムバンド、
14 スプリング、15 錘、18,19 洗浄器取付
枠、20 受皿、22 使用済洗浄液貯蔵容器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部外側にネジ切り部を有する洗浄液収
    納用密閉型容器と、上部内壁に洗浄液収納用密閉型容器
    の開口部と螺合するネジ切り部を設け、底部に洗浄液散
    布用の多数の小孔を設け、且つ中間部に容器内に空気を
    導入する空気導入口を設けた筒状中空体とからなり、上
    記の空気導入口には、該空気導入口に接合する空気導入
    用パイプ、該空気導入口を開閉する弁、弁を開閉操作す
    るレバーとを装着したことを特徴とする手指洗浄器。
  2. 【請求項2】レバーをゴムバンドで筒状中空体に装着し
    たことを特徴とする請求項1記載の手指洗浄器。
  3. 【請求項3】レバーをスプリングで筒状中空体に装着し
    たことを特徴とする請求項1記載の手指洗浄器。
  4. 【請求項4】レバーにかかる重力で弁を閉じるようにし
    たことを特徴とする請求項1、2又は3記載の手指洗浄
    器。
  5. 【請求項5】洗浄液が強酸性電解水である請求項1〜4
    のいずれかに記載の手指洗浄器。
JP30542899A 1999-10-27 1999-10-27 手指洗浄器 Pending JP2001120457A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008529627A (ja) * 2005-02-14 2008-08-07 ストックハウゼン ゲーエムベーハー ディスペンサ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008529627A (ja) * 2005-02-14 2008-08-07 ストックハウゼン ゲーエムベーハー ディスペンサ

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Effective date: 20060201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090630

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091110