JP2001120331A - 元保持機能付き吊紐 - Google Patents

元保持機能付き吊紐

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JP2001120331A
JP2001120331A JP33834499A JP33834499A JP2001120331A JP 2001120331 A JP2001120331 A JP 2001120331A JP 33834499 A JP33834499 A JP 33834499A JP 33834499 A JP33834499 A JP 33834499A JP 2001120331 A JP2001120331 A JP 2001120331A
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JP
Japan
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string
article
cord
hanging
hook
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JP33834499A
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English (en)
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Kazuyoshi Koizumi
和義 小泉
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KIISUTO KK
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KIISUTO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 身体に着用した衣服の一部と物品を繋いだ一
定の長さの吊紐に於いて、物品を使用しない時は衣服側
の根元部位に保持固定する機能を有する吊紐を提供す
る。 【解決手段】 裏面にクリップ1を有するバネ内蔵のリ
ール体2から、端部にリング3及びナスカン4付き留め
具5を設けた紐6が一定の長さに伸び、かつバネ力で自
動的に巻き込まれるタイプを採用するする吊紐を採用す
るものとし、前記リール体2の表面には二つで一組と成
る係合部材7とする一方の雌面ファスナー8を設け、さ
らにリール体2の表面に合う大きさでラケット状を成す
軟質合成脂材による穴9付き係止板10の片面には、前
記雌面ファスナー8に係合する雄面ファスナー8aを設
けた係合部材7付き係止板10を前記リング3に留める
構成とした元保持機能付き吊紐を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、身体に着用した衣
服の一部と物品を繋いだ一定の長さの吊紐に於いて、物
品を使用しない時は衣服側の根元部位に保持固定するこ
とができる機能をもつ吊紐に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、一般的にキーホルダーや携帯
電話などを落したり紛失しないために一定の長さの吊紐
によって、身体に着用した衣服と小物品などを結び付け
て保持することはよく見られる。さらに仕事や趣味に於
いても同様なことは多く、例えば釣りの際は着用したベ
ストの背部にタモ網などをコイル紐やリール紐で繋ぎ、
タモ網を使用する時はコイル紐やリール紐を引き伸ばし
て使用し、収納する時はコイル紐の場合はフック掛けし
て保持する。一方、リール紐の場合は手を離すとリール
のバネ力により引き戻されて収納する方法が採られてい
る。さらに屋外などで工事や建築などの業務に携わる技
術者は、工具などを吊紐によって衣服の一部やベルトな
どに繋いで使用することも多い。また身体と物品とを繋
ぐ紐は単なる通常の紐で繋ぐ場合もあるが、多くは紐が
邪魔にならないようにコイル紐や自動的に巻き取れるリ
ール紐などを利用している。それらの吊紐は様々なタイ
プがあるが、それぞれ目的や好みなどによって使い分け
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように小物品や
道具などを様々な吊紐によって身体に着用した衣服の一
部に繋ぐための吊紐があり、それぞれ目的とする物品の
落下や紛失防止に役立っている。しかし実際の使用に当
たっては次のような不便や欠点がある。まず身体の衣服
と小物品とを繋ぐ紐が単なる通常の紐の場合は、伸縮し
ないので適度な長さの紐を使う必要がある。しかし紐自
体が伸縮しないので使用しない時でも紐は垂れ下がって
しまい、時には邪魔になったり紐が他のものに引っ掛か
ったりして危険なこともある。さらにコイル紐の場合は
短くても必要な時は伸びる便利さはあるが、一般にコイ
ルのバネ力は弱いので軽い小物品であってもそのままで
は簡単に吊紐が伸びてしまうので、別途にフックに掛け
たりする必要があるなどの欠点があった。
【0004】加えて、バネを内蔵したリール式タイプの
吊紐は、紐全体がリール内に巻き取られるので、軽い物
品であれば収納後でも紐が伸びたり垂れることはなく根
元で保持することができる。しかし魚釣などに使用する
タモ網や作業時の工具などのように一定の重量がある物
品などを吊下げた場合は、ほとんどの場合バネ力より物
品の重さの方が勝るので、バネ内蔵のリール方式の場合
であってもそのままでは吊紐が伸びてしまって根元部位
で保持することができないなどの不便や欠点があった。
したがって必要な時は一定の長さまで自在に伸ばせ、か
つ収納時は適度な重さの物品であっても繋ぎ紐や吊紐が
伸びたりしない紐が求められるが、現状に於てはそのよ
うな期待に応えられる繋ぎ紐や吊紐は提供されていなか
った。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は以上のような従
来の繋ぎ紐や吊紐が持つ不便や欠点を解消するために成
されたものであり、そのために講じる手段としてはコイ
ル紐であれリール式の紐であれ、収納時は紐が伸びずに
衣服側になる吊紐の根元部位に保持固定でき、かつ使用
する時は一定の長さまで伸ばして通常の繋ぎ紐や吊紐と
して使えるようにするために、衣服側に位置するリール
体面に雄雌を一組とする面ファスナーの一方を設け、か
つ他方の紐端部には前記面ファスナーに係合するもう一
方の面ファスナーを備え、収納時はそれぞれ二つの面フ
ァスナーを係合させることで重量ある物品であっても、
コイル紐やリール紐が伸びずに根元部位で保持すること
ができ、また使用する時も容易に取り外しが可能な吊紐
とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明による吊紐は、紐6やコイ
ル紐14の両端部に二つで一組とする係合部材7を備え
ており、収納時はそれぞれの係合部材7をとじ合わせる
ことで、紐6やコイル紐14の端部に取り付けた小物や
タモ網、工具などの物品Aは実施例1の図3に示すよう
にリール体2の根元部位で保持することが可能である。
【0007】実施例2に示すタイプは、リール体2並び
に係止板10に設ける二つで一組とする係合部材7とし
て、磁性金属板11と磁石12を採用しているので、磁
着作用によって二つの係合部材7は吸着保持される。
【0008】実施例3に示すタイプは、リール体2と係
止板10に雄ホック13と雌ホック13aを一組とする
ので、面ファスナータイプ同様の作用で係合保持され
る。
【0009】実施例4に示すタイプはコイル紐14を採
用しているが、その一方には前記同様の雄面ファスナー
8a付き係止板10の他方コイル紐14端部には、薄い
基盤15の片面に雌面ファスナー8を備えているので、
実施例1と同様の作用で係合でき、かつ基盤15はシン
プルなものであるのでリールタイプより軽い。
【0010】
【実施例】実施例1 本発明の実施例1を図1に示す吊紐の斜視図と図2に示
すリール体裏面図及び図3に示す吊紐の係合部材とじ合
わせ例斜視図を参照しながら説明する。本実施例1に示
す吊紐は、裏面にクリップ1を有するバネ内蔵のリール
体2から、端部にリング3及びナスカン4付き留め具5
を設けた紐6が一定の長さに伸び、かつバネ力で自動的
に巻き込まれるタイプを採用するする吊紐を採用するも
のとし、前記リール体2の表面には二つで一組と成る係
合部材7とする一方の雌面ファスナー8を設け、さらに
リール体2の表面に合う大きさでラケット状を成す軟質
合成脂材による穴9付き係止板10の片面には、前記雌
面ファスナー8に係合する雄面ファスナー8aを設けた
係合部材7付き係止板10を前記リング3に留めて、本
発明による元保持機能付き吊紐を構成する。
【0011】以上のように形成された吊紐には、リール
体2面に雌面ファスナー8を、また紐6端部のリング3
には雄面ファスナー8a付き係止板10が組み合わされ
ているので、リール体2に紐6が収納された後に二つ一
組とする係合部材7をとじ合わせると、図3に示すよう
にナスカン4に取り付けられた物品Aは根元部位で保持
固定される。
【0012】実施例2 本発明の実施例2を図4に示す斜視図を参照して説明す
る。実施例2に示す吊紐は、前記実施1に示したタイプ
と同様に、リール体2の紐6端部に留め具5及びリング
3、ナスカン4、穴9付き係止板10が付くものである
が、異なる点は二つで一組とする係合部材7であり、ま
ず一方のリール体2表面には磁性金属板11を設け、他
方の係止板10面には薄くても強い磁石12を設けて実
施例2の元保持機能付き吊紐を構成している。
【0013】実施例2に於けるリール体2のケース材は
合成樹脂素材で成るので、磁石12が吸着する係合部材
7として別体の磁性金属板11を設けているが、リール
体2のケース自体が磁性金属素材で形成される場合は、
本実施例に示したように別体の磁性金属板11を備える
必要な無いものである。
【0014】実施例3 本発明の実施例3を図5に示す斜視図を参照して説明す
る。実施例3に於ける吊紐も前記実施例と同様に、リー
ル体2の紐6端部に留め具5及びリング3、ナスカン
4、穴9付き係止板10が組み合わされるものであり、
本実施例に於ける係合部材7は一方のリール体2面に雄
ホック13を設け、他方の係止板10には雌ホック13
aが設けられた構成としている。
【0015】実施例4 本発明の実施例4を図6に示す斜視図を参照して説明す
る。実施例4に示す吊紐は前記実施例と異なるコイル紐
14を採用するものである。この実施例に於けるコイル
紐14の一方端部には、軟質合成樹脂材による薄くて適
度な大きさの基盤15の片面に、係合部材7となる雌面
ファスナー8を有し、かつその上部には、衣服への取り
付け部材となるナスカン4を設けた基盤15下部の穴9
に繋ぎ、さらに他方のコイル紐14端部には、リング3
を介して前記実施例同様にナスカン4と他方の係合部材
7となる雄面ファスナー8a付き係止板10を組み合わ
せる構成としている。
【0016】本発明による吊紐は以上のような各実施例
であるが、元保持機能を成すリール体2及び基盤15と
係止板10に設ける係合部材7は二つで一組するもので
あるが、雌面ファスナー8と雄面ファスナー8a及び磁
性金属板11と磁石12、雄ホック13と雌ホック13
a等よる係合部材7を組み合わせる方法は、リール体2
及び係止板10いずれに設けても構わないものである。
さらに係止板10や基盤15は軟質合成樹脂材を採用し
ているが、金属材でも他の素材でもよく特に限定される
ものではない。加えて留め具5に取り付けて物品Aを吊
下げる取り付け金具はナスカン4を採用しているが、需
要やユーザーの好みに応じて自由に選択してもよく、特
にナスカン4やリング3に限らなくてもよいものであ
る。
【0017】
【発明の効果】本発明はこのような吊紐を形成している
ので、従来に見られない次のような効果や長所を提供す
るものである。まず吊紐はリール式やコイルで自在に伸
縮するものであるので、使用する際は紐端部に繋れた小
物やタモ網、工具などは一定長まで伸ばして従来通り自
在に使える。加えて衣服側に位置するリール体並びにコ
イル紐端部には、雄雌又は磁性金属板並びに磁石やホッ
クなど二つで一組とする係合部材を備えているので、例
えば重量のあるタモ網や工具などであっても、収納後に
二つの係合部材を組み合わせることにより保持固定され
るので、紐やコイル紐が伸びて垂れるような心配は全く
なく、確実にして容易に衣服側のリール体や基盤の根元
部位に保持固定することができる。
【0018】加えて物品や工具が繋れた紐を引き伸ばし
て使用する場合、面ファスナーや磁石タイプに於ては物
品を持って強く引っ張るだけで容易に剥して使用するこ
とが可能である。しかも構成はシンプルであるので安価
であり、また係止板や基盤面には文字や絵柄など表示す
ることもできるので見栄えもよくなるので商品価値も高
くなり、さらに販促品としても有効にアッピールさせる
ことも可能な機能的にして扱い易い元保持機能付き吊紐
を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による吊紐の実施例1を示す斜視図。
【図2】実施例1を示すリール体裏面図。
【図3】実施例1の係合部材のとじ合わせ例を示す斜視
図。
【図4】本発明の実施例2を示す斜視図。
【図5】本発明の実施例3を示す斜視図。
【図6】本発明の実施例4を示す斜視図。
【符号の説明】
1・・・・クリップ 2・・・・リール体 3・・・・リング 4・・・・ナスカン 5・・・・留め具 6・・・・紐 7・・・・係合部材 8・・・・雌面ファスナー 8a・・・雄面ファスナー 9・・・・穴 10・・・係止板 11・・・磁性金属板 12・・・磁石 13・・・雄ホック 13a・・雌ホック 14・・・コイル紐 15・・・基盤 A・・・・物品

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着用した衣服の一部に留めて物品を吊下
    げ保持する紐体であって、衣服側に留める部材はバネ力
    で紐が出入りするリール体とし、かつリール体には二つ
    で一組とする係合部材の一方を設け、他方の係合部材は
    物品が取り付けられる紐の端部に設けて成る元保持機能
    付き吊紐。
  2. 【請求項2】 二つの部材で一組とする係合部材が面フ
    ァスナーで構成される請求項1に記載する元保持機能付
    き吊紐。
  3. 【請求項3】 二つの部材で一組とする係合部材が磁性
    金属板と磁石で構成される請求項1に記載する元保持機
    能付き吊紐。
  4. 【請求項4】 二つの部材で一組とする係合部材がホッ
    クで構成される請求項1に記載する元保持機能付き吊
    紐。
  5. 【請求項5】 衣服側に留める部材を基盤とする端部に
    コイル紐を繋ぎ、かつ基盤には二つの部材で一組とする
    一方の係合部材を設け、他方の係合部材は前記の基盤に
    繋いだコイル紐端部に設けた係止板に設けて成る構成と
    した請求項1〜請求項4の一つの項に記載される元保持
    機能付き吊紐。
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