JP2001117892A - 内部バスを介して通信するマルチプロセッサ・コンピュータシステムとその通信方法 - Google Patents

内部バスを介して通信するマルチプロセッサ・コンピュータシステムとその通信方法

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JP2001117892A
JP2001117892A JP2000030406A JP2000030406A JP2001117892A JP 2001117892 A JP2001117892 A JP 2001117892A JP 2000030406 A JP2000030406 A JP 2000030406A JP 2000030406 A JP2000030406 A JP 2000030406A JP 2001117892 A JP2001117892 A JP 2001117892A
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memory
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cell
bus
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均 ▲高▼木
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロセッサがネットワーク・プロトコルを使
用し、相互接続装置を介して互いに通信する環境を提案
する。 【解決手段】 マルチプロセッサ・コンピュータシステ
ムであって、プロセッサ、メモリ、及びインターフェー
ス・ユニットを備える複数のコンピューティング・セル
と、インターフェース・ユニットを使用して複数の前記
コンピューティング・セルを相互接続する相互接続装置
とを備え、コンピューティング・セルは、相互接続装置
用のネットワーク・ドライバを備え、ネットワーク・プ
ロトコルを使用することにより相互接続装置を介して互
いに通信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、マルチプロセッサ
・コンピュータシステムの分野に関し、特に、ネットワ
ーク・プロトコルを使用し、内部バスその他の相互接続
装置を介してプロセッサが互いに通信するマルチプロセ
ッサ・コンピュータシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワーク・コンピューティング環境
においては、ユーザー・アプリケーション・プログラム
はネットワークのアプリケーション層プロトコルを使用
して通信する。例えば、デスクトップ・システム(クラ
イアント・マシン)上の電子メール・プログラムは、P
OP(Post Office Protocol)や
SMTP(Simple Mail Transfer
Protocol:メール転送プロトコル)などのメ
ール転送プロトコルを使用してサーバ・コンピュータ上
のメール・サーバ・プログラムと通信する。ネットワー
ク接続されたアプリケーション・システムの他の例で
は、ウェブ・ブラウザーはHTTP(Hyper Te
xt Transfer Protocol)を利用し
てウェブ・サーバと通信する。
【0003】アプリケーション・プログラムは、TCP
/IPシステムに取り付けたSockets API、
NetBIOS、TLI(Transport Lay
erInterface)APIなど、何らかのAPI
(ApplicationProgram Inter
face:アプリケーション・プログラム・インターフ
ェース)を介してネットワークと通信する。APIの下
には、プログラム間でデータをやり取りする際に、デー
タの喪失その他のエラーが発生することなく正常に転送
されるようにする各種プロトコル・スタックの層があ
る。こうしたプロトコル・スタックの例としては、TC
P/IP、SPX/IPX、NetBEUIなどが挙げ
られる。これらのプロトコルはそれぞれ、ネットワーク
・ドライバと呼ばれるプログラムによって実装される。
【0004】ネットワーク・ドライバの下には、ネット
ワーク接続された2点間でデータ転送を行うために適切
なハードウェアを実際に制御するハードウェア・ドライ
バがある。これらのハードウェア・ドライバとそれに対
応するハードウェアは、イーサネット(IEEE 80
2.3)、ATM(Asynchronous Tra
nsfer Mode:非同期転送モード)、トークン
・リング(IEEE802.5)などの標準仕様や、I
SDN(Integrated Subscriber
Digital Network:統合ディジタル通
信サービス網)、X.25、フレーム・リレー、DSL
(Digital Subscriber Lin
e)、ADSL(Asynchronous Digi
tal Subscriber Lines)などのそ
の他のWAN(Wide AreaNetworkin
g:広域ネットワーク)標準を使用して実装される。最
後に、コンピュータは、一般にこれらの標準の少なくと
も1つに準拠するケーブルによって物理的に接続され
る。
【0005】一般に、ネットワーク・インターフェース
・ハードウェアは、コンピュータの内部に設けられる。
その例としては、イーサネット・カードなどのイーサネ
ット・ハードウェア・コンポーネントをコンピュータの
I/O(Input/Output:入出力)バスに接
続した構成が考えられる。このようなイーサネット・カ
ードは、Intel Corporationなどのベ
ンダーによって製造されている。あるいは、2枚のイー
サネット・カードをI/Oバスに取り付ける場合であれ
ば、一方のカードをIntel製にし、もう一方のカー
ドをCompaq Corporationなどの他の
ベンダーが製造したものとすることもできる。後者の場
合、ネットワーク・ドライバの最下層が、コンピュータ
の構成とアプリケーション・プログラムから発行された
要求を参照して、使用できるハードウェア・カードを特
定する。
【0006】図10及び図11は、分散アプリケーショ
ン・システム内のネットワーキング層の例である。図1
0は、Sockets、TLI、CPI/C、Name
dPipes APIなどのトランスポート非依存AP
I11のサービスを起動するアプリケーション・プログ
ラム10を示す。これらのAPIは、TCP/IP、S
NA、IPX/SPX、NetBIOSを始めとする各
種ネットワーキング転送プロトコル12の実装へのアク
セスを提供する。転送プロトコル12の実装の下には、
NDISやODIインターフェースなどの標準インター
フェースによってアクセス可能な論理ネットワーク・ド
ライバ13の層がある。これらの論理ネットワーク・ド
ライバは、トークン・リング、イーサネット、ISDN
仕様などの標準仕様を使って実装されたハードウェア1
4と協働して動作する。
【0007】図11は、最も一般的に使用されるネット
ワーキング・ソフトウェアの層が、最上層にアプリケー
ション・プログラムのインターフェースを提供するアプ
リケーション層15を備えるOSI参照モデルの7つの
論理層にどのようにマッピングされるかを示したもので
ある。最下層の物理層21は、ネットワーキング・ハー
ドウェアと媒体に関する仕様を定義する。OSIモデル
の中間層には、プレゼンテーション層16、セッション
層17、トランスポート層18、ネットワーク層19及
び論理リンク層20が含まれる。
【0008】インターネット・ウェブ・ブラウザー(I
nternet ExplorerやNetscape
Navigatorなど)とインターネット・ウェブ
・サーバとの通信の基礎をなす層について論じるため、
その一例を図示する。図12に示すように、インターネ
ット・ウェブ・ブラウザー22は、HTTPアプリケー
ション層プロトコルを使ってインターネット・ウェブ・
サーバと通信する。ブラウザーがHTTPによって通信
するためには、TCP/IPプロトコルなどの下位レベ
ルのプロトコルを使用して、すべてのデータがエラーや
データの喪失が発生することなく正常に送信されるよう
にする必要がある。
【0009】TCP/IP実装は、TCP/IPソフト
ウェアのサービスを起動するためのSockets A
PIと呼ばれるAPI 23を提供する。したがって、
このAPIは、アプリケーション・プログラムがネット
ワーク・ドライバ24のサービスを起動するための一手
段となる。ネットワーク・ドライバ・ソフトウェア24
は、TCP/IPプロトコルを実装するために必要であ
る。ネットワーク・ドライバ24は、ネットワークから
の情報を転送、受信、または制御するためのread、
write、及びioctlと呼ばれるライブラリー・
ルーチンを呼び出すことによってハードウェア・ドライ
バ25を起動する。ネットワーク・ドライバ24には、
オペレーティング・システムによって、コンピュータ内
にイーサネット・アダプターまたはATMアダプターが
備えられているかどうかといったネットワーキング・ハ
ードウェア26の構成情報が供給される。
【0010】そのため、マシン間のデータ転送における
主要なオペレーションには、基本「送信」オペレーショ
ンが含まれる。したがって、この機能を起動するための
ハードウェア・ドライバの基本オペレーションは、ネッ
トワーキング・ハードウェアにネットワークを介して供
給されたデータを送信させるためにハードウェア・ドラ
イバから供給されるSENDコマンド(または、関数呼
び出し)である。同様に、READの基本オペレーショ
ンでは、ハードウェア・ドライバがネットワークから送
信されたデータを読み取る。
【0011】「Computer Architect
ure: A Quantitative appro
ach(コンピュータ・アーキテクチャー: 定量的ア
プローチ)」、John Hennessy and
David Patterson、第2版、Morga
n Kaufman、1996という題名のテキストに
は、従来のマルチプロセッサ・コンピュータシステムの
例が示されている。このテキストに示される最初の例
は、並行処理コンピュータシステムのノード群31を接
続する汎用相互接続ネットワーク30を示す図13を参
照して説明されている。例えば、MPP(Massiv
ely Parallel Processor)は、
最大距離が非常に短い(25メートル未満のことも多
い)何千ものノード群31を相互接続できる。
【0012】このテキストの2番目の例について説明す
る図14を参照すると、分散メモリ装置が示されてい
る。この分散メモリ装置は、個別にプロセッサ、何らか
のメモリ34、典型的には何らかのI/O 35、及び
相互接続装置32へのインターフェースを備えるノード
群33で構成される。
【0013】これとは対照的に、数台のコンピュータシ
ステムを相互に接続する従来のコンピュータ・ネットワ
ークでは、コンピュータシステムはネットワーク・プロ
トコルを使用して、NIC(Network Inte
rface Card)などのネットワーク・ハードウ
ェアとネットワーク・ドライバを備えるネットワーク・
ソフトウェアを介してネットワークと通信する。典型的
には、コンピュータ・ネットワークのノード間の通信を
調整するために、ネットワーク・オペレーティング・シ
ステム(NOS)が備えられる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これまで開示
された従来技術のシステムでは、内部またはCPUバ
ス、または類似の相互接続装置を別個のネットワーキン
グ装置として扱うことにより、マルチプロセッサ・コン
ピュータシステム内の異なるプロセッサがネットワーク
・プロトコルを使用して互いに通信できるようにするも
のは存在しない。すなわち、上記の従来技術ではいずれ
も、複数のプロセッサが共用バスなどの適切な相互接続
装置によって互いに接続されたマルチプロセッサ・コン
ピュータシステム内のプロセッサ間でネットワーク・プ
ロトコルを使用する技術は開示されていない。したがっ
て、上記の従来技術ではいずれも、マルチプロセッサ・
コンピュータシステム内のプロセッサが標準ネットワー
ク・プロトコルを使用し、相互接続装置を介して互いに
通信できるようにするために、相互接続装置用ネットワ
ーク・ドライバが提案されていない。
【0015】本発明の1つの目的は、プロセッサがネッ
トワーク・プロトコルを使用し、相互接続装置を介して
互いに通信するマルチプロセッサ・コンピュータシステ
ムを提供することにある。
【0016】本発明の他の目的は、プロセッサがネット
ワーク・プロトコルを使用し、共用バスを介して互いに
通信するマルチプロセッサ・コンピュータシステムを提
供することにある。
【0017】本発明の他の目的は、プロセッサがTCP
/IPプロトコルを使用し、共用PCIバスを介して互
いに通信するマルチプロセッサ・コンピュータシステム
を提供することにある。
【0018】本発明の他の目的は、プロセッサがネット
ワーク・プロトコルを使用し、交換相互接続装置を介し
て互いに通信するマルチプロセッサ・コンピュータシス
テムを提供することにある。
【0019】本発明の他の目的は、プロセッサがTCP
/IPプロトコルを使用し、交換相互接続装置を介して
互いに通信するマルチプロセッサ・コンピュータシステ
ムを提供することにある。
【0020】本発明の他の目的は、プロセッサがネット
ワーク・プロトコルを使用し、相互接続装置を介して通
信するマルチプロセッサ・システムのプロセッサ間で通
信する通信方法を提供することにある。
【0021】本発明のさらなる目的は、プロセッサがネ
ットワーク・プロトコルを使用し、共用バスを介して通
信するマルチプロセッサ・システムのプロセッサ間で通
信する通信方法を提供することにある。
【0022】本発明の他の目的は、プロセッサがネット
ワーク・プロトコルを使用し、交換相互接続装置を介し
て通信するマルチプロセッサ・システムのプロセッサ間
で通信する通信方法を提供することにある。
【0023】本発明のさらなる目的は、プロセッサがT
CP/IPネットワーク・プロトコルを使用し、相互接
続装置を介して通信するマルチプロセッサ・システムの
プロセッサ間で通信する通信方法を提供することにあ
る。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、マルチプロセッサ・コンピュータ
システムであって、プロセッサ、メモリ、及びインター
フェース・ユニットを備える複数のコンピューティング
・セルと、インターフェース・ユニットを使用して複数
の前記コンピューティング・セルを相互接続する相互接
続装置とを備え、前記コンピューティング・セルは、前
記相互接続装置用のネットワーク・ドライバを備え、ネ
ットワーク・プロトコルを使用することにより前記相互
接続装置を介して互いに通信する。
【0025】請求項2の本発明によれば、前記相互接続
装置が、業界標準の共用入出力バスであることを特徴と
する。
【0026】請求項3の本発明によれば、前記共用入出
力バスが、PCIバスであることを特徴とする。
【0027】請求項4の本発明によれば、前記相互接続
装置が、交換相互接続装置であることを特徴とする。
【0028】請求項5の本発明によれば、前記ネットワ
ーク・プロトコルが、TCP/IPプロトコルであるこ
とを特徴とする。
【0029】請求項6の本発明によれば、マルチプロセ
ッサ・コンピュータシステムのプロセッサ間で通信する
通信方法であって、マルチプロセッサ・コンピュータシ
ステムのプロセッサ、メモリ、及びインターフェース・
ユニットを備える複数のコンピューティング・セルを提
供し、相互接続装置を使用して前記コンピューティング
・セルを接続すし、前記コンピューティング・セルに、
相互接続装置用ネットワーク・ドライバを提供し、前記
相互接続装置用ネットワーク・ドライバにより、前記コ
ンピューティング・セルがネットワーク・プロトコルを
使用することにより前記相互接続装置を介して互いに通
信する。
【0030】請求項11の本発明によれば、マルチプロ
セッサ・コンピュータシステムのプロセッサ間で通信す
る通信方法であって、少なくともマルチプロセッサ・コ
ンピュータシステムのプロセッサ、メモリ、及びインタ
ーフェース・ユニットを備える複数のコンピューティン
グ・セルを提供し、相互接続装置を使用して前記コンピ
ューティング・セルを接続し、前記コンピューティング
・セルのプロセッサ間で前記相互接続装置を介してデー
タを送信するためにネットワーク・プロトコルを使用す
る。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明は、一般的な態様では、複
数のコンピューティング・セルを備え、各セルがプロセ
ッサ、メモリ、及びネットワーク・インターフェース・
ユニットからなるマルチプロセッサ・コンピュータシス
テムを提供する。相互接続装置はコンピューティング・
セルを接続する。コンピューティング・セルには、TC
P/IPネットワーク・プロトコルなどのネットワーク
・プロトコルを使用し、相互接続装置を介して互いに通
信できるようにするための相互接続装置用ネットワーク
・ドライバが設けられる。
【0032】他の一般的な態様では、本発明は、複数個
のコンピューティング・セルを提供し、各コンピューテ
ィング・セルがプロセッサ、メモリ、及びネットワーク
・インターフェース・ユニットを備えるマルチプロセッ
サ・システムのプロセッサ間で通信するための方法を提
供する。接続ステップは、相互接続装置を提供すること
によってコンピューティング・セルを互いに接続する。
さらなる提供ステップは、各コンピューティング・セル
に、TCP/IPネットワーク・プロトコルなどのネッ
トワーク・プロトコルを使用し、相互接続装置を介して
互いに通信できるようにするための相互接続装置用ネッ
トワーク・ドライバを提供する。
【0033】したがって本発明は、内部バスが、メッセ
ージがプロセッサ間で移動できるネットワーク・ハード
ウェアとして構成され定義される構成を提供する。ネッ
トワーク・ドライバの最下層は、イーサネット・ハード
ウェア・カードなどのネットワーク・ハードウェアと類
似した方法で、内部バスまたは類似のネットワーク装置
としての相互接続装置を認識し通信できるようにプログ
ラムされる。
【0034】ネットワーク・ドライバを内部バスまたは
類似の相互接続装置と通信できるようにプログラムする
ことは、当該技術に精通した当業者が通常有する能力で
ある。例えば、リナックス環境でネットワーク・ドライ
バをプログラムする方法の詳細は、インターネット上の
URL“http://www.linuxdoc.o
rg/HOWTO/Ethernet−HOWTO−
8.html#ss8.2”で提供されている。
【0035】例えば、TCP/IP実装におけるこのよ
うなネットワーク・ドライバの実装は、IPパケットが
形成されてから、ネットワーク・インターフェース・ハ
ードウェアを介してネットワークに送信されるまでの間
にそれを傍受するようにプログラムされたソフトウェア
とすることができる。この特別プログラム式ソフトウェ
アは、IPアドレスがマルチプロセッサ・システムの他
のプロセッサの1つを指定しているかどうか判断し、指
定している場合は、該当するプロセッサを宛先とし内部
バスまたはその他の相互接続装置を介してパケットをル
ーティングする。IPアドレスが他のプロセッサの1つ
に属さないと判断した場合、特別プログラム式ソフトウ
ェアは、さらなる転送のため通常の方法で、ネットワー
クを宛先とし、ネットワーク・インターフェース・ハー
ドウェアを介してIPパケットをルーティングする。以
下に、当該ソフトウェアがIPパケットをプロセッサ間
でルーティングするための手法の例を取り上げて詳細に
説明する。ここでは、マルチプロセッサWindows
NT環境の例として、タスク間メッセージングを使用
して異なるプロセッサ間のデータ転送を行う場合を使用
することができる。
【0036】図1は、本発明の好適な実施の形態による
システム構成を示す図である。このシステムには数個の
コンピューティング・セル50が備えられ、各セルはC
PUやメモリなどの従来のコンピュータ・コンポーネン
トで構成されている。各セルは業界標準I/Oバスであ
るPCIバス51に取り付けられている。各セルは、ネ
ットワーク・プロトコルを使用し、共用バス51を介し
て互いに通信する。バス上で通信するためのネットワー
ク・プロトコルとしては、例えば、TCP/IPプロト
コルを使用することができる。
【0037】図1に示すように、このマルチプロセッサ
・システムは、PCIバス51に取り付けられた2以上
のコンピューティング・セル50を備える。各セル50
は、CPU 50a、メモリ装置(MEM)50b、及
びBIU(Bus Interface Unit)5
0cを備える。セルの1つであるセル(0)は、マスタ
ー・セル50(マスター)と呼ばれ、その他のセルはス
レーブ・セル50(スレーブ)と呼ばれる。各BIU5
0cは、PCIバス51へのインターフェースを備え
る。マスター・セルのBIU50c(BIU0)は、通
常のPCIバス・インターフェースLSIである。この
ようなLSIの例としては、IntelCorpora
tionの430TX LSIがある。このLSIの詳
細は、Intel社のいくつかの刊行物に示されている
ほか、“http://developer.inte
l.com/design/chipsets/mat
ure/430tx/index.htm”のアドレス
(URL)のウェブ・サイトでも入手できる。
【0038】各セル50は、さらにCPUバス(PCI
バスなど)51をネットワーク・デバイスとして認識
し、それと通信するプログラム式ネットワーク・ドライ
バ52も備えているので、TCP/IPネットワーク・
プロトコルなどの標準ネットワーク・プロトコルを実装
するネットワーキング・ソフトウェアは当該CPUバス
51を通信媒体として使用できる。
【0039】スレーブ・セルのBIU50c(BUI1
など)も従来のPCIバスインターフェースLSIに類
似しているが、以下のメモリ・エイリアス機能とDMA
(Direct Memory Access:直接メ
モリ・アクセス)機能が追加されている点が異なる。C
PUは、少なくとも32ビット・データ・パス及び32
ビット・アドレス指定能力を有するのが望ましい。
【0040】PCIバス51には、さらに追加のハード
ウェアを取り付けることもできる。この追加のハードウ
ェアとしては、例えば、マスター・セルがディスク・ド
ライブにアクセスするためのディスク制御装置54や、
マスター・セルが他のシステムもしくはネットワークと
通信するためのイーサネット制御装置などのネットワー
ク制御装置53が挙げられる。
【0041】本実施の形態においては、自セルのメモリ
は「ローカル・メモリ」として参照される。他セル内の
メモリは、マスター・セル内のメモリを含み、「リモー
ト・メモリ」として参照される。
【0042】図2は、サブセル150がCPU150a
とキャッシュ155を備える代替の実施の形態を示す。
各サブセル150はCPUバス156に接続されてお
り、CPUバス156は共用メモリ装置157にも接続
されている。共用メモリ装置157は、共用メモリ15
7bとメモリ制御装置157aを備えている。CPUバ
ス156は、PCI制御装置151aを介してPCIバ
ス151と相互接続されている。サブセル150と共用
メモリ157のこの構成(図2内の点線部分)は、図1
に示す実施の形態のセル50に対応する。したがって、
サブセル150のこれらのグループは、図1のセル50
がPCIバス51を使用して互いに接続されているのと
同様に、PCIバス151を使用して互いに接続でき
る。同様に、PCIバス151は、例えばネットワーク
制御装置153及びディスク制御装置154などを介し
て外部装置と接続できる。この構成では、プログラム式
ネットワーク・ドライバ・ソフトウェア152は、プロ
セッサ150aがネットワーク・プロトコルを使用しC
PUバス156を介して同じグループのサブセル内にあ
る他のプロセッサと通信できるようにプログラムするこ
とが可能である。さらに、プロセッサ150aは、サブ
セル150の他のグループに属するプロセッサ150a
と通信することもできる。
【0043】上述したように、この特別プログラム式ネ
ットワーク・ドライバは、当業者であれば通常有する能
力の範囲内で数通りにプログラムできる。こうした実施
例では、このプログラム式ドライバ・ソフトウェアをT
CP/IP実装内でIPパケットを傍受するように実施
して、他のプロセッサの1つを宛先としてアドレス指定
されたIPパケットが、ネットワーク・インターフェー
ス・ハードウェアを介してネットワークに送出されるの
ではなく、共用CPUバス156及び/またはPCIバ
ス151上を送信されるようにすることが可能である。
【0044】図3〜図8は、共用バスか類似の相互接続
装置によって接続された、図1で開示されるセル間のデ
ータ転送の例を示す概略図である。この概略図のうち、
図3はマスターBIUによって実行される機能を示すフ
ローチャートである。マスターBIUは、自セルCPU
とPCIバスの両方から送られてくる要求を管理する。
【0045】ステップ605では、マスターBIUは、
受信した要求がCPU要求かどうか判断し、CPU要求
の場合は、ステップ610に進む。ステップ610で
は、マスターBIUはそのCPU要求のアドレスが最大
設置メモリ50bより小さいかどうか判断し、小さい場
合は、ステップ615でその要求の行き先はマスター・
セルのメモリとされる。一方、CPU要求のアドレスが
ステップ610の最大設置メモリより大きい場合は、ス
テップ620でその要求の行き先はPCIバスとなる。
【0046】ステップ605で要求がCPU要求でない
と判断した場合、BIUはステップ625に進み、その
要求がPCI要求かどうか判断する。PCI要求と判断
した場合、BIUはステップ630に進み、PCI要求
のアドレスが最大設置メモリより小さいかどうか判断す
る。小さい場合は、ステップ640でその要求の行き先
はマスター・セルのメモリ50bとなる。そうでない場
合、すなわちCPU要求のアドレスが最大設置メモリよ
り大きい場合、ステップ635でその要求の行き先はマ
スター・セルの内部レジスタとなる。
【0047】図4は、スレーブBIUによって実行され
る機能を示すフローチャートである。スレーブBIU
は,スレーブCPU、BIU内のDMAモジュール、及
びPCIバスから送られてくる要求を管理する。ステッ
プ705で、BIUは要求がCPU要求かどうか判断す
る。CPU要求と判断した場合、BIUはステップ71
0で、要求されたアドレスがスレーブ・セル内の最大設
置メモリより小さいかどうか判断する。要求のアドレス
が最大設置メモリより小さい場合は、ステップ715で
その要求がスレーブ・セル内のローカル・メモリに向け
られ、そうでない場合、ステップ720でその要求の行
き先はPCIバスとなる。
【0048】ステップ705で要求がCPU要求でない
と判断した場合、BIUはステップ725に進み、その
要求がPCI要求かどうか判断する。PCI要求の場
合、BIUはステップ730に進み、PCI要求のアド
レスが最大設置メモリより小さいかどうか判断する。小
さい場合は、ステップ735でその要求の行き先はロー
カル・メモリとなる。そうでない場合、すなわちPCI
要求のアドレスが最大設置メモリより大きい場合、ステ
ップ740でその要求の行き先はスレーブ・セルの内部
レジスタとなる。
【0049】図5は、本発明のマルチプロセッサ・シス
テム内で実行されるメモリ・エイリアス機能のステップ
を示すフローチャートである。前述したように、CPU
要求の行き先はローカル・メモリかPCIバスのいずれ
かとなる。要求のアドレスが設置メモリの最高位アドレ
スより低い場合、その要求の行き先はローカル・メモリ
にされる。要求のアドレスが設置メモリの最高位アドレ
スより高い場合、その要求の行き先はPCIバスとな
る。PCIバスのアドレス・スペースの最下部は、マス
ター・セル(図1ではマスターセル50(セル0))の
メモリ・スペースに割り当てられる。
【0050】システム内の他のスレーブ・セルに備えら
れるメモリにアクセスできるようにするため、「エイリ
アス」手法も採用されている。「エイリアス」は、PC
Iバスのアドレス・スペースにアクセスすることによっ
て各セルが他のセルのメモリにアクセスできるようにす
る機能である。PCIバス内の事前定義されたアドレス
が、セル内のメモリにマッピングされる。各セルは、P
CIバスのアドレス・スペース内に異なる基底アドレス
を有する。例えば、図1を参照すると、PCIアドレス
・スペース内のアドレス「0xa0000000」(0
xは16進数を示す)は、セル0のメモリのアドレス
「0x00000000」にマッピングされ、PCIバ
スのアドレス・スペース内のアドレス「0xa1000
000」は、セル1のメモリのアドレス「0x0000
0000」にマッピングされ、PCIバスのアドレス・
スペース内のアドレス「0xa2000000」は、セ
ル2のメモリのアドレス「0x00000000」にマ
ッピングされる。
【0051】各BIUは、最高位アドレスと最低位アド
レスを指定する2個のレジスタを備える。これらのアド
レスは、PCIバスからBIUの対応するセルのメモリ
に引き渡すことができる。これらのレジスタは、例え
ば、HIGH及びLOWレジスタのように命名される。
各BIUは、PCIバス上で行われるバス・トランザク
ションを監視する。ここで図5を参照する。ステップ8
05及び810に示されるように、BIUはHIGH及
びLOWレジスタによって指定される範囲内のアドレス
に対するアクセス要求を検出すると、そのトランザクシ
ョンに対して肯定応答を発行し、ステップ815で自セ
ルのローカル・メモリにトランザクションを転送する。
各セルのBIU内のHIGH及びLOWレジスタによっ
て指定されるアドレス範囲は重複してはならない。HI
GH及びLOWレジスタ内に格納される値は、ブートア
ップ時にシステムによって初期化される。
【0052】本発明は、さらに、各スレーブ・セル内に
DMAモジュールを提供する。このDMAモジュール
は、マスター・セルのメモリ(リモート・メモリ)とス
レーブ・セルのメモリ(ローカル・メモリ)間でやり取
りされるデータ転送要求を管理する。この転送を制御す
るための状態(すなわち、レジスタ)には数種類があ
る。これらのレジスタは、メモリ・マッピングによって
アクセスされる。例えば以下のようなレジスタを備える
ことができる。
【0053】STATUSレジスタ: この32ビット
・レジスタは、DMAが処理している転送の状況及びエ
ラー情報を提供する。
【0054】SRCレジスタ: この32ビット・レジ
スタは、マスター・メモリ・ブロックとの間で送受信さ
れるローカル・アドレス・ブロックの開始アドレスを保
持する。
【0055】DSTレジスタ: この32ビット・レジ
スタは、転送中のローカル・メモリ・ブロックで上書き
されるリモート・アドレス・ブロックの開始アドレスを
保持する。
【0056】LENレジスタ: この32ビット・レジ
スタは、読み取り動作と書き込み動作によって振る舞い
が異なる。このレジスタに対する書き込み動作では、S
RC及びDSTを使用した転送が開始され、その後、書
き込まれたデータが転送長を指定する。このレジスタか
らの読み取り動作では、現在実行中のデータ転送の残余
長が捕捉される。
【0057】これらのレジスタは、事前決定されたPC
Iバスのアドレス・スペースにメモリ・マッピングされ
る。すなわち、各セルはPCIバス上の該当するアドレ
スから読み取ったり、それに書き込んだりすることによ
ってこれらのレジスタにアクセスできる。
【0058】次に、本発明のシステムにおけるデータ転
送動作について説明する。先に述べたように、ネットワ
ーク通信におけるセル間の最も基本的な動作は送信動作
である。この送信動作は、データ転送における発信セル
と受信セルの組み合わせによって、(i)マスターから
スレーブの転送、(ii)スレーブからマスターの転
送、及び(iii)スレーブ間の転送、の3種類に分類
される。次に、これら3種類の送信動作について個別に
説明する。
【0059】マスターからスレーブへの転送 図6のフローチャートに示すように、マスター・メモリ
内のデータ・ブロックが転送先スレーブBUI内のDM
Aモジュールによって転送されると、以下のステップが
続いて実行される。すなわち、ステップ905で、マス
ターCPUが、未完了のトランザクションがあるかどう
か判断するためにターゲット・スレーブ・セル内のST
ATUSレジスタを読み取る。ステップ910で未完了
のトランザクションがあると判断された場合、ステップ
915で現在のトランザクションが事前に決定された時
間にわたってスリープ状態に入り、これが経過するとス
テップ905及び910が繰り返される。一方、ステッ
プ910で得られたSTATUSレジスタからの応答デ
ータが、ターゲット・セル内のDMAが新たな転送を開
始できる状態にあることを示している場合は、ステップ
920でマスターCPUが該当するアドレスを有するタ
ーゲット・セル内のSRCレジスタに書き込む。その
後、ステップ925でマスターCPUはSRCレジスタ
への書き込みが成功したかどうか確認する。成功した場
合、マスターCPUはステップ930に進み、ターゲッ
ト・セル内のLENレジスタに書き込みを行って転送を
開始させる。
【0060】DSTレジスタは初期化時にスレーブCP
Uによって設定されるため、この時点ではDSTレジス
タへの書き込みは行われない。STATUSレジスタに
よってDMAモジュールが新たな転送を開始できる状態
にあることが示されている場合に、メモリ内の転送先デ
ータ・バッファが準備完了状態にあるかどうかを確認す
ることはスレーブの責任となる。
【0061】転送実行中、ステップ935で、DMAモ
ジュールは転送の進行にともなってLENレジスタの値
を一定間隔で減少させる。LENレジスタが0となった
ら、DMAはステップ940でスレーブCPUへの割り
込みを生成する。この割り込みによって、転送が終了
し、新たなデータ転送に備えてDMAモジュールが再初
期化される。
【0062】スレーブからマスターへの転送 図7のフローチャートに示すように、スレーブ・メモリ
内のデータ・ブロックがマスターのCPU(CPU0)
に転送されるデータ転送では、以下のステップが実行さ
れる。この転送は、ステップ1005でスレーブCPU
がマスターCPUに対する割り込みを生成することによ
って開始される。割り込みを受信すると、マスターCP
Uはステップ1010でPCIバス内のメモリ・エイリ
アス領域にアクセスすることによって、スレーブのメモ
リ・ブロックからデータを読み取る。その後、マスター
CPUはステップ1015でデータを自セルのメモリに
書き込み、スレーブ・セルからマスター・セルへのデー
タ転送を完了させる。
【0063】スレーブ間の転送 図8のフローチャートに示すように、転送元スレーブの
メモリ内のデータ・ブロックが転送先スレーブのCPU
に転送される場合には以下のステップが実行される。ス
テップ1105で、転送元スレーブのCPUは転送先ス
レーブのCPUに対する割り込みを生成する。ステップ
1110で、転送先スレーブのCPUは、PCIバス内
のメモリ・エイリアス領域にアクセスすることによっ
て、転送元スレーブのメモリ・ブロックからデータを読
み取る。その後、転送先スレーブのCPUはステップ1
115でデータを自セルのローカル・メモリに書き込
み、スレーブ間データ転送を完了させる。
【0064】本発明の第2の実施の形態では、共用バス
ではなく、2点間接続を使用するセル間接続方式が使用
される。したがって、セル150は、例えば図9に示す
ような交換ファブリック161によって接続することが
できる。この交換ファブリック161の例としては、ク
ロスバー・ネットワーク、多段交換ネットワーク、時分
割共用バスなどが挙げられる。
【0065】この接続方式のデータ転送トランザクショ
ンは、例えば、転送元アドレス(セル: メモリ)、転
送先アドレス(セル: メモリ)、転送タイプ、及び実
際のデータ、というデータ・アイテムによって定義でき
る。
【0066】例えば、セル0〜セル3のメッセージを送
信する場合であれば、交換ファブリックを介して移動す
るトランザクションは以下のデータ値によって実行でき
る。
【0067】 転送元アドレス: ;セル0: 0x00a00000 転送先アドレス: ;セル3: 0x00040000 タイプ: ;書き込み データ:
【0068】場合によっては、このデータ転送は共用バ
ス通信方式を使用する実施の形態よりも簡単に実行でき
ることがある。
【0069】以上好ましい実施の形態及び実施例をあげ
て本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形
態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思
想の範囲内において様々に変形して実施することができ
る。
【0070】明細書に組み込まれその一部を構成する添
付図面は、本発明の現在好適な実施の形態を図示し、上
記の概略説明及び好適な実施の形態の詳細説明ととも
に、本発明の原理を説明するものである。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
ロセッサがネットワーク・プロトコルを使用し、相互接
続装置を介して互いに通信する環境が実現される。
【0072】また、プロセッサがネットワーク・プロト
コルを使用し、共用バスを介して互いに通信することが
できる環境が実現される。
【0073】例えば、プロセッサがTCP/IPプロト
コルを使用し、共用PCIバスを介して互いに通信する
ことが可能となる。
【0074】さらに、プロセッサがネットワーク・プロ
トコルを使用し、交換相互接続装置を介して互いに通信
することができる環境が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適な実施の形態によるシステム構
成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の代替の実施の形態によるシステム構
成を示すブロック図である。
【図3】 マスター・セルのBIU(Bus Inte
rface Unit)によって実行される機能論理を
示すフローチャートである。
【図4】 スレーブ・セルのBIUによって実行される
機能論理を示すフローチャートである。
【図5】 メモリ・エイリアス機能のステップを示すフ
ローチャートである。
【図6】 マスター・セルからスレーブ・セルへのデー
タ転送におけるステップを示すフローチャートである。
【図7】 スレーブ・セルからマスター・セルへのデー
タ転送におけるステップを示すフローチャートである。
【図8】 スレーブ・セル間のデータ転送におけるステ
ップを示すフローチャートである。
【図9】 本発明の他の好適な実施の形態によるシステ
ム構成を示すブロック図である。
【図10】 ネットワーク・プロトコル・スタックへの
インターフェースを示す図である。
【図11】 ネットワーク・プロトコルの機能層を説明
するOSI参照モデルを示す図である。
【図12】 典型的なインターネット・ブラウザー・ア
プリケーションのネットワーク・インターフェースを示
す図である。
【図13】 汎用相互接続装置ネットワークを示す図で
ある。
【図14】 分散メモリ・マルチプロセッサ・システム
のアーキテクチャーを示す図である。
【符号の説明】
50 セル 50a CPU 51 PCIバス 52 ネットワーク・ドライバ 53 ネットワーク制御装置 54 ディスク制御装置 151a PCI制御装置 151 PCIバス 153 ネットワーク制御装置 154 ディスク制御装置 155 キャッシュ 156 CPUバス 157a メモリ制御装置 161 交換ファブリック

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチプロセッサ・コンピュータシステ
    ムであって、下記要件を備える。プロセッサ、メモリ、
    及びインターフェース・ユニットを備える複数のコンピ
    ューティング・セルと、 インターフェース・ユニットを使用して複数の前記コン
    ピューティング・セルを相互接続する相互接続装置とを
    備え、 前記コンピューティング・セルは、前記相互接続装置用
    のネットワーク・ドライバを備え、ネットワーク・プロ
    トコルを使用することにより前記相互接続装置を介して
    互いに通信する。
  2. 【請求項2】 前記相互接続装置が、業界標準の共用入
    出力バスであることを特徴とする請求項1に記載のマル
    チプロセッサ・コンピュータシステム。
  3. 【請求項3】 前記共用入出力バスが、PCIバスであ
    ることを特徴とする請求項2に記載のマルチプロセッサ
    ・コンピュータシステム。
  4. 【請求項4】 前記相互接続装置が、交換相互接続装置
    であることを特徴とする請求項1に記載のマルチプロセ
    ッサ・コンピュータシステム。
  5. 【請求項5】 前記ネットワーク・プロトコルが、TC
    P/IPプロトコルであることを特徴とする請求項1に
    記載のマルチプロセッサ・コンピュータシステム。
  6. 【請求項6】 マルチプロセッサ・コンピュータシステ
    ムのプロセッサ間で通信する通信方法であって、下記ス
    テップを備える。マルチプロセッサ・コンピュータシス
    テムのプロセッサ、メモリ、及びインターフェース・ユ
    ニットを備える複数のコンピューティング・セルを提供
    し、 相互接続装置を使用して前記コンピューティング・セル
    を接続し、 前記コンピューティング・セルに、相互接続装置用ネッ
    トワーク・ドライバを提供し、 前記相互接続装置用ネットワーク・ドライバにより、前
    記コンピューティング・セルがネットワーク・プロトコ
    ルを使用することにより前記相互接続装置を介して互い
    に通信する。
  7. 【請求項7】 前記相互接続装置として、業界標準共用
    入出力バスを提供することを特徴とする請求項6に記載
    の通信方法。
  8. 【請求項8】 前記共用入出力バスが、PCIバスであ
    ることを特徴とする請求項7に記載の通信方法。
  9. 【請求項9】 前記相互接続装置が、交換相互接続装置
    であることを特徴とする請求項6に記載の通信方法。
  10. 【請求項10】 前記ネットワーク・プロトコルが、T
    CP/IPプロトコルであることを特徴とする請求項6
    に記載の通信方法。
  11. 【請求項11】 マルチプロセッサ・コンピュータシス
    テムのプロセッサ間で通信する通信方法であって、下記
    ステップを備える。少なくともマルチプロセッサ・コン
    ピュータシステムのプロセッサ、メモリ、及びインター
    フェース・ユニットを備える複数のコンピューティング
    ・セルを提供し、 相互接続装置を使用して前記コンピューティング・セル
    を接続し、 前記コンピューティング・セルのプロセッサ間で前記相
    互接続装置を介してデータを送信するためにネットワー
    ク・プロトコルを使用する。
  12. 【請求項12】 前記相互接続装置として共用入出力バ
    スを提供するステップをさらに備えることを特徴とする
    請求項11に記載の通信方法。
  13. 【請求項13】 前記共用I/OとしてPCIバスを提
    供するステップをさらに備えることを特徴とする請求項
    12に記載の通信方法。
  14. 【請求項14】 前記相互接続装置として、交換相互接
    続装置を提供するステップをさらに備えることを特徴と
    する請求項11に記載の通信方法。
  15. 【請求項15】 前記ネットワーク・プロトコルとして
    TCP/IPプロトコルを使用するステップをさらに備
    えることを特徴とする請求項11に記載の通信方法。
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