JP2001114658A - プラークコントロール用ハミガキ剤及び歯ブラシ - Google Patents

プラークコントロール用ハミガキ剤及び歯ブラシ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラークコントロール用ハミガキ剤、及び容
易かつ安全に口腔内の菌の繁殖を防止できる歯ブラシを
提供する。 【解決手段】 歯牙の表面、歯間空隙部及び/又は歯周
部に塗布しブラッシングを行いながら所定の波長の光を
当てて使用する製剤であって、酸化チタン及びリン酸カ
ルシウム化合物をコーティングした酸化チタンを含有す
ることを特徴とするハミガキ剤、及びブラシの間にLE
Dや光ファイバーを設置し、ブラシの間から光を放出で
きるようにした歯ブラシ。 【効果】 本剤及び歯ブラシを用いて、歯の表面あるい
は歯と歯頚の間(歯肉溝)に光を当てるという、非常に
簡単かつ安全な方法により、むし歯や歯周病(歯槽膿
漏)を防止し、治療することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酸化チタン及びリ
ン酸カルシウム化合物をコーティングした酸化チタンを
含有するハミガキ剤に関するものである。更に詳しく
は、本発明は、歯牙の表面、歯間空隙部及び/又は歯周
部に塗布しブラッシングを行いながら光を当てて使用
し、むし歯、歯周病の予防及び歯質の変色を防ぐのに有
用な、酸化チタン及びリン酸カルシウムをコーティング
した酸化チタンを含有する新規なハミガキ剤に関するも
のである。本発明は、歯牙の表面、歯間空隙部及び/又
は歯周部に本剤を塗布し光を当てながらブラッシングを
行う方法で好適に使用される新しいタイプのプラークコ
ントロール用ハミガキ剤を提供する。また、本発明は、
上記ハミガキ剤を用いてプラークコントロールを実施す
るための歯ブラシであって、ブラシ又はブラシの間から
適宜の波長の光を放出する機能を有する発光タイプの歯
ブラシに関するものである。本発明は、歯ブラシの使用
時にブラシ又はブラシの間から光を放出して、口腔内に
存在するむし歯、歯周病の病原菌を殺菌することを可能
とする新しいタイプの歯ブラシを提供する。
【0002】
【従来の技術】近年、むし歯や歯周病(歯槽膿漏)の罹
患率は極めて高く、これらは、自然治癒しない病気であ
る。これらの疾患は、口腔内に存在するグラム陽性菌の
ミュータンス菌やビスコウシス菌及びグラム陽性菌とし
てのバクテロイデス・ジンジバリス菌やカンペロバクタ
ー菌などの細菌がプラーク(歯垢)内で増殖して発病す
る。したがって、口腔内に存在する同病の病原菌叢の増
殖の場であるプラークの分解、除去を行い、かつ病原菌
の滅菌、減菌、除菌ができれば、むし歯や歯周病(歯槽
膿漏)の発生を防ぎ、また、発病してもその治療に対し
て治療率を高めることができる。
【0003】一方、歯牙の変色の原因は、薬物等の副作
用による内因性要因と、通常の食品、嗜好品等に含まれ
る色素等による外因性要因とに大別される。前者の場合
は、薬物等により生じることが知られているが、その原
因の解明により、今日、それらの症例は激減する傾向と
なっている。後者の場合は、主に、食品等に含まれる色
素が徐々にエナメル小柱間に滲透し蓄積され生じるもの
である。したがって、何らかの方法で、これらの有機物
で構成される色素がエナメル表層に沈着する前段でこの
色素を分解することができれば、歯牙の変色を防ぐこと
が可能である。
【0004】従来、むし歯や歯周病(歯槽膿漏病)の予
防として衛生教育や各種プラークコントロール法が行わ
れている。具体的にはブラッシングの励行、定期検診、
定期的なスケーリング(歯石除去)があげられるが、現
在、なお、同疾病の罹患率は高水準を維持している。ま
た、病的な変色歯に対しては、例えば、30%以上濃度
の過酸化水素を用いる治療方法等があるが、この方法
は、変色予防を目的とする使用法には適さない。また、
「歯を白くする」との効能、効果を表示しているハミガ
キ剤は、各種のものが市販されているが、その基本的な
原理は、様々な研磨剤による物理的、機械的な刷掃効果
を目的とするものであり、十分にその効果は発揮されて
いるとはいえないのが実情である。
【0005】このように、むし歯や歯周病(歯槽膿漏)
は極めて多くの人がかかる病気であり、これらは、口腔
内に存在するグラム陽性菌のミュータンス菌やビスコウ
シス菌及びグラム陽性菌としてのバクテロイデス・ジン
ジバリス菌、カンペロバクター菌、ベイオネラ菌、アク
チノマイセス菌などの細菌が増殖して発病する。したが
って、口腔内を殺菌してこのような菌の繁殖を抑えるこ
とができれば、むし歯や歯周病(歯槽膿漏)の発症を防
いだり、治療することが可能となる。
【0006】従来、一般に、口腔外の殺菌法としては、
菌の繁殖の防止や殺菌を行うために、塩素や消毒薬を使
って消毒することが行われている。また、防腐剤を添加
したり、煮沸などして消毒した後、密閉したりすること
が行われている(平凡社,大百科辞典,11巻,p.4
73,9巻,p.514)。しかし、口腔内の殺菌とな
ると、塩素や消毒薬、防腐剤はその毒性から使用するこ
とができず、安全性の点で問題がある。また、当然、煮
沸や密閉法も適用することは不可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような状況の中
で、本発明者らは、上記従来技術に鑑みて、むし歯や歯
周病(歯槽膿漏)の発生を防ぎ、また、歯牙の変色を防
ぐことができる新しい技術を開発することを目標として
鋭意研究を進める過程で、歯牙の表面、歯間空隙部及び
/又は歯周部に塗布し光を当てながらブラッシングを行
う方法で好適かつ有効に使用することができる新しいハ
ミガキ剤及び歯ブラシの開発を試みた。即ち、本発明
は、上記の点に鑑み、安全かつ容易な手段でプラークの
分解、むし歯、歯槽膿漏の原因菌の滅菌、減菌を行うこ
とと、各色素物質の分解を行い、歯牙の変色、むし歯、
歯周病(歯槽膿漏)を予防することを可能とする新規な
ハミガキ剤を提供することを課題とするものである。ま
た、本発明は、上記の点に鑑み、上記ハミガキ剤を用い
てプラークコントロールを実施するための、容易かつ安
全に口内の菌の繁殖を防止できる歯ブラシの提供を課題
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を達成するために、鋭意検討した結果、酸化チタン及
びリン酸カルシウム化合物をコーティングした酸化チタ
ン(及び水、無機層状化合物)を含有するハミガキ剤
を、歯冠部及び歯頚部に塗布し、ブラッシングしながら
光を当てることにより、酸化チタンに生成される電子と
正孔の酸化還元作用によって、原因菌の滅菌、減菌及び
プラーク、色素物質の分解が促進され、むし歯、歯槽膿
漏、歯牙の変色等の予防効果が得られること、しかも、
本剤の成分材料として、超微粒子の酸化チタン粒子を用
い、特に、リン酸カルシウム化合物をコーティングした
酸化チタンを併用することにより、これが、病原菌及び
プラークや色素を構成する有機質成分を選択的に吸着
し、その効果が相乗的に増大することを見い出した。ま
た、本剤の結合剤として、無機層状化合物を使用し、p
H調整剤、防腐剤、着香剤、着色剤等は使用せず、無機
質のみの成分材料とし、光触媒作用を阻害する成分材料
あるいは光触媒作用によって分解される成分材料の使用
を避けることにより、その効果が更に顕著に増大するこ
とを見い出し、本発明をなすに至った。
【0009】そして、更に、本発明者らは、上記ハミガ
キ剤を用いてプラークコントロールを実施するために、
歯ブラシのブラシの間にLEDや光ファイバーを設置
し、光を放出できるようにした歯ブラシを使用して、歯
の表面あるいは歯と歯頚の間(歯肉溝)に光を当てるこ
とにより、歯肉嚢に付着して歯周病を併発させる菌や強
酸を産生し、歯を脱灰させ齲蝕を発生させるミュータン
ス菌などの菌を殺菌できることを見出し、本発明を完成
するに至った。本発明は、歯牙の表面、歯間空隙部及び
/又は歯周部に塗布しブラッシングを行いながら光を当
てて使用し、むし歯、歯周病、及び歯牙の変色を予防
し、治療するのに有用な新しいハミガキ剤を提供するこ
とを目的とするものである。また、本発明は、安全かつ
簡便に口腔内に存在するむし歯、歯周病の病原菌を殺菌
し、口内の菌の繁殖を防止することを可能とする歯ブラ
シを提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、以下の技術的手段から構成される。 (1)歯牙の表面、歯間空隙部及び/又は歯周部に塗布
しブラッシングを行いながら所定の波長の光を当てて使
用する製剤であって、酸化チタン及びリン酸カルシウム
化合物をコーティングした酸化チタンを含有することを
特徴とするハミガキ剤。 (2)超微粒子の酸化チタンを用いることを特徴とする
前記(1)に記載のハミガキ剤。 (3)表面にアパタイトの結晶が不均一に付された酸化
チタンを用いることを特徴とする前記(1)に記載のハ
ミガキ剤。 (4)酸化チタンが結晶性酸化チタンであることを特徴
とする前記(1)に記載のハミガキ剤。 (5)結合剤として無機層状化合物を含有していること
を特徴とする前記(1)に記載のハミガキ剤。 (6)前記(1)に記載のハミガキ剤を用いてプラーク
コントロールを実施するための歯ブラシであって、歯ブ
ラシの適宜の部位に所定の波長の光を放出する発光手段
を設置し、歯ブラシのブラシ又はブラシの間から光を放
出できるように構成したことを特徴とする歯ブラシ。 (7)歯ブラシのブラシの間にLEDを設置し、ブラシ
の間から光を放出できるようにしたことを特徴とする前
記(6)に記載の歯ブラシ。 (8)歯ブラシのブラシの間に光ファイバーを設置し、
光源からの光をブラシの間から放出できるようにしたこ
とを特徴とする前記(6)に記載の歯ブラシ。 (9)歯ブラシのブラシが光ファイバーで構成されてお
り、光源からの光をブラシから放出できるようにしたこ
とを特徴とする前記(6)に記載の歯ブラシ。
【0011】本発明に用いられるハミガキ剤は、酸化チ
タン及びリン酸カルシウム化合物をコーティングした酸
化チタン、好適には、酸化チタンの超微粒子とリン酸カ
ルシウムをコーティングした酸化チタン粒子を含有する
ことを特徴とするものである。具体的には、例えば、酸
化チタン超微粒子とリン酸カルシウムをコーティングし
た酸化チタン粒子に精製水又は蒸留水等を溶剤として配
合し、これを無機層状化合物により結合したものが好適
なものとして例示される。また、酸化チタンは、結晶性
のものが好ましく、アルモネスブルッカイトよりもルチ
ル、アナターゼのものが好ましい。本発明のハミガキ剤
は、好適には、例えば、1〜100μm超微粒子の酸化
チタンを使用し、これとリン酸カルシウムをコーティン
グした酸化チタン粒子の両者を併用することが重要であ
る。これにより、酸化チタン単体では期待できない両者
の顕著な相乗効果が得られる。
【0012】本発明に用いられるリン酸カルシウムをコ
ーティングした酸化チタン粒子は、後記するように、カ
ルシウムイオン、リン酸イオンを含む溶液に酸化チタン
を浸漬し、酸化チタンの表面にアパタイトの結晶を析出
させて作製されるが、その表面全体に均一にアパタイト
がコーティングされているのではなく、一定の間隔をお
いてアパタイトの結晶が付され、その形状はバラの花ビ
ラ状を呈している。それにより、アパタイトの表面積が
拡大され、細菌及び有機物を吸着する能力は増大し、多
層の有機物もアパタイトに吸着され易くなり、これを用
いることにより、酸化チタン単体では期待できない顕著
な相乗効果を発揮することができる。本発明に用いられ
る酸化チタンとしては、光触媒作用を有するアナターゼ
型の酸化チタン粒子が好ましい。また、本発明におい
て、リン酸カルシウム化合物とは、Ca10(PO4
X)6 (OH,X)2 (X=CO3 )で示されるオルト
リン酸化合物のことであり、具体的には、例えば、水酸
アパタイト(Ca10(PO46 (OH)2 )、フッ化
アパタイト、炭酸アパタイト、銀アパタイトなどのアパ
タイトや、リン酸三カルシウム、リン酸八カルシウムな
どが好適なものとして例示される。酸化チタン粒子の表
面にリン酸カルシウム化合物をコーティングする方法
は、Ca、P、Na、K、Cl、Mg等のイオンを含む
溶液に、好適にはpH8〜12に調整し、酸化チタン微
粒子を浸漬して、その表面にリン酸カルシウムを析出さ
せることによって行われる。これにより、酸化チタン粒
子の表面にアパタイトの結晶が一定の間隔をおいて不均
一に析出した酸化チタンが得られる。
【0013】本発明に用いられる無機層状化合物として
は、例えば、ベントナイト、スメクタイト、モンモリロ
ナイト、酸性白土、ケイ酸マグネシウムアルミニュウ
ム、ヘクトライトなどが例示されるが、これらは、広く
外用薬、化粧品、ハミガキ剤などに使用されており、そ
の安全性は確認済みである。また、この無機層状化合物
は、その使用量も微量で効果が得られ、かつ、成分は無
機物であり、光触媒作用により分解されることもなく、
また、光触媒作用の阻害要因ともならない。本発明のハ
ミガキ剤の成分材料としては、光触媒を阻害する成分材
料あるいは光触媒作用によって分解される成分材料の使
用は避けなければならないが、それ以外の成分材料であ
れば、必要により、任意の配合材料として、適宜の材料
を配合することができる。
【0014】本発明のハミガキ剤は、以下のようにして
製造される。先ず、溶剤として精製水又は蒸留水等を使
用し、これに超微粒子の酸化チタンとリン酸カルシウム
をコーティングした酸化チタン粒子を適量加え、これを
攪拌し、溶液を作る。次いで、この溶液に無機層状化合
物を加え、再度、攪拌することにより、溶液は徐々に粘
度を増し、通常の練りハミガキ剤の状態になる。このよ
うにして生成された本剤は、例えば、乾燥を防ぐ適宜の
容器を選択し、これに収容することにより、室温下で長
時間変質、変性もなく保存が可能である。
【0015】次に、本発明のハミガキ剤の使用方法を説
明する。このようにして得られた本発明のハミガキ剤の
使用方法としては、例えば、後記する本発明の発光タイ
プの歯ブラシに適量塗布し、当該歯ブラシで光を当てな
がら歯冠部、歯間空隙部、歯頚部、歯周部をブラッシン
グする。この際、通常のブラッシングより軽くゆるやか
に刷掃することにより触媒効果が増大する。現在、プラ
ークコントロールの手段としてはブラッシングの励行、
定期的なスケーリング、高圧水洗などが主たる方法であ
るが、これらは、いずれも物理的、機械的手段であるた
め、完全なプラークコントロールは望めない。本剤は、
光の届く範囲であれば狭隘で微細な個所においても作用
し、むし歯、歯槽膿漏、歯牙の変色を予防する。
【0016】使用する光としては、紫外線のようなエネ
ルギーの強い光が滅菌及び有機物の分解効果として大き
いが、人体への安全性を考慮し、例えば、6mV LE
Dの青色などの波長の短い可視光が好ましい。また、太
陽光を口に当てて本剤でブラッシングしても効果があ
り、歯槽膿漏の治療目的としても効果は大きい。この際
に、歯科医師の指導管理のもとで、紫外線ランプによる
光ファイバーあるいはブラックライト等の紫外線照射を
行えばその効果は著しい。
【0017】本発明のハミガキ剤は、好適には、酸化チ
タンの超微粒子と水酸アパタイト等をコーティングした
酸化チタン粒子を水を溶剤として使用して溶液状とする
が、その際、水に酸素を吹き込んでおいたり、純酸素ガ
スのバブリングなどの方法で、水に飽和に近い高濃度の
酸素を溶解することにより、できあがった溶液中に、溶
存酸素が存在しているようにすると、光を当てたときに
生成する電子と正孔の酸化還元作用によってOHラジカ
ルなどが発生し、光触媒効果が大幅に増大する効果が得
られる。
【0018】
【作用】本発明は、以上説明したように、歯周歯頚部、
歯間空隙部、咬合面小窩裂溝部に付着するプラークが、
各種細菌の増繁殖の場となり、むし歯、歯槽膿漏を発生
させること、及び各分野での予防活動の効果が現れず、
同病の罹患率の現状に鑑み、本発明は、副作用を伴わ
ず、安全、簡便な手段でこれらの予防を行う方法、及び
プラークコントロール用のハミガキ剤の提供を可能とし
たものである。また、近年、歯牙の審美性に対する要望
は多大であり、特に、欧米においては顕著であるが、本
剤は、光を当てて使用した場合には、光触媒作用によ
り、各種色素がエナメル質表層に沈着固定される前に分
解し、変色を防ぐ作用を有する。本発明に使用される酸
化チタン、リン酸カルシウム化合物、無機層状化合物
は、人工歯根、外用薬、化粧品、ハミガキ剤などにも使
用されており、食品添加物としても認められている物質
であり、無毒かつ安全で耐久性に優れているという利点
を持っている。本発明のハミガキ剤は、歯牙及び歯周組
織にブラッシングをしながら光を当てることにより、非
常に安全かつ簡便に、機械的、物理的に効果が及ばない
部分にも作用し、むし歯、歯槽膿漏、歯牙の変色を予防
する作用を有する。
【0019】次に、本発明の歯ブラシについて説明す
る。本発明では、歯ブラシのブラシ又はブラシの間から
光を放出できるようにするために、例えば、LED、光
ファイバー、光源などの所定の波長の光を放出する発光
手段が使用され、好適には、歯ブラシのブラシの間にL
EDや光ファイバーを設置したもの、ブラシを光ファイ
バーで構成し、光源からの光を供給するようにしたもの
等が例示される。これらを歯ブラシへ設置する方式、電
源、スイッチ機構、配線、発光システムなどは適宜のも
ので良く、これらの構成、及び歯ブラシ自体の構成は特
に限定されるものではない。
【0020】本発明に用いられるLEDは、紫外線ある
いは青色などの波長の短い可視光を放出するものが好ま
しいが、好適には、青などの可視光で良い。本発明に用
いられる光ファイバーは、性能的には石英ファイバーが
好ましいが、コストの面からプラスチックファイバーで
も良い。この際、光ファイバーの毛先は、球形など歯に
光が当たりやすいように成形されていることが望まし
い。また、光ファイバーから放出される光の光源として
は、ハロゲンランプ、キセノンランプ、水銀ランプ、白
熱ランプ、蛍光ランプ、ブラックライトなど、色々なも
のが例示されるが、波長の短い光を放出するものが好ま
しい。
【0021】こうして、ブラシの間にLEDや光ファイ
バーを設置したり、ブラシの毛を光ファイバーにしたり
して光を放出できるようにした歯ブラシと上記ハミガキ
剤を用いて歯を磨くことにより、歯の表面あるいは歯と
歯頚の間(歯肉溝)に光が当って、歯肉嚢に付着して歯
周病を併発させる菌や歯面に付着して齲蝕を発生させる
ミュータンス菌などの菌を殺菌でき、むし歯や歯周病
(歯槽膿漏)を防いだり、治療することができる。
【0022】本発明は、以上説明したように、歯肉嚢に
付着して歯周病を併発させる歯や歯面に付着して齲蝕を
発生させるミュータンス菌など、むし歯や歯周病、歯槽
膿漏などの歯の病気を引き起こす菌を、有毒な化学薬品
を使用することなく、容易かつ安全に殺菌できる歯ブラ
シの提供を可能としたものである。本発明の歯ブラシ
は、ブラシの間にLEDや光ファイバーを設置し、光を
放出できるようにしたものであり、これと上記ハミガキ
剤を用いて、歯の表面あるいは歯と歯頚の間(歯肉溝)
に光を当てるという、非常に簡単かつ安全な方法によ
り、歯肉嚢に付着して歯周病を併発させる病原菌や歯を
脱灰させる強酸を産生するミュータンス菌などの菌を殺
菌でき、むし歯や歯周病(歯槽膿漏)を防いだり、治療
することができる。また、口内で脱色や脱臭などの光触
媒反応を起こす光源としても用いることができる。
【0023】本発明の歯ブラシは、ブラシの間にLED
や光ファイバーを設置するなどして、ブラシ又はブラシ
の間から、例えば、波長の短い紫や青などの可視光など
の光を放出できるようにしたものであり、歯ブラシの使
用時に、光の放出装置をオンにして歯の表面あるいは歯
と歯頸の間(歯肉溝)に光を当てた場合には、上記光の
殺菌作用により、歯肉嚢に付着して歯周病を併発させる
病原菌や歯を脱灰させる強酸を酸性するミュータンス菌
などの歯を効率よく殺菌することができ、これにより、
安全かつ簡便に、むし歯や歯周病、歯槽膿漏などの歯の
病気を予防し、治療することが可能となる。また、本発
明の歯ブラシは、例えば、これを酸化チタンを含有する
歯清浄化剤などと併用した場合には、口内での歯の脱
色、脱臭などの光触媒反応を引き起こす光源としても機
能する。
【0024】図1は、本発明の歯ブラシの一実施例を示
す断面図である。これは、歯ブラシのブラシ1の間にL
ED2を設置したものであり、LEDは歯ブラシの柄の
部分に内蔵した電池3の電力により発光する。LEDは
電力消費が少なく、耐久性に優れており、半永久的に使
用することができる。使用時には、歯ブラシの柄の部分
を把持し、スイッチ機構(図示せず)により電源をオン
にしてLEDの光を放出させながら、通常の歯ブラシと
同様に使用すれば良い。
【0025】図2は、本発明の歯ブラシの他の実施例を
示す断面図である。これは、歯ブラシの柄の中に小型の
電球(光源)及び電池を有する懐中電灯を組み込み、光
ファイバー4によって電球5の光がブラシ1の間から放
出されるようにしたものである。これも、上記実施例の
場合と同様に使用することができる。
【0026】図3は、本発明の歯ブラシの他の実施例を
示す断面図である。これは、歯ブラシのブラシを光ファ
イバー4で構成したものであり、当該光ファイバー4
は、柄の部分に内蔵したLED2に直結され、光ファイ
バー4でできたブラシの先から電池3の電力により発光
するLED2の光が放出されるようにしたものである。
これも、上記実施例の場合と同様に使用することができ
る。
【0027】
【実施例】次に、実施例に基づいて本発明を具体的に説
明するが、以下の実施例は、本発明の具体的な実施の態
様を例示的に説明するためのものであって、本発明の範
囲を実質的に限定するものではない。 実施例1 酸化チタンの一次粒子を1〜100μmの球状粒子に造
粒した後、精製水に当該超微粒子の酸化チタンと、リン
酸カルシウムをコーティングした酸化チタン粒子を加
え、攪拌し、これらの溶液を作製した。上記リン酸カル
シウムをコーティングした酸化チタンは、カルシウムイ
オンとリン酸イオンを含む溶液に酸化チタン粒子を浸漬
し、酸化チタンの表面にアパタイトの結晶を析出させて
作製した。この溶液に、ベントナイトを適量加え、再
度、攪拌することにより練りハミガキ剤を作製した。得
られたハミガキ剤を合成樹脂製容器に充填して製品とし
た。
【0028】実施例2 精製水に超微粒子の酸化チタンとリン酸カルシウムをコ
ーティングした酸化チタン粒子の粒子の溶液を作り、約
1時間経過後、無機層状化合物を加え攪拌することによ
り本剤を作製した。これを図1の発光タイプのハブラシ
に適量塗布し、光を当てながらブラッシングを行った。
この際、発生する光触媒作用により、プラークコントロ
ールは可能となり、色素物質の分解も行われ、むし歯、
歯槽膿漏、歯牙の変色の予防が可能となることが分かっ
た。
【0029】実施例3 上記実施例1で作製した本ハミガキ剤を図1の発光タイ
プの歯ブラシに適量塗布し、当該歯ブラシを用いて光を
当てながら歯冠部、歯間空隙部、歯頸部、歯周部をブラ
ッシングした。また、比較例として、実施例1の酸化チ
タンとリン酸カルシウムをコーティングした酸化チタン
に代えて酸化チタン単体を使用したハミガキ剤、及び市
販ハミガキ剤、についても同様に試験した。上記操作を
1日2回で3日間継続して、プラークコントロール作用
を染色判定法で5段階評価をしたところ、以下のような
結果が得られた。 ハミガキ剤 プラークコントロール作用 本ハミガキ剤 +++++ 酸化チタン単体含有ハミガキ剤 ++ 市販ハミガキ剤 +
【0030】
【発明の効果】本発明は、以下のような効果を奏する。 (1)本発明のハミガキ剤は、無毒かつ安全で耐久性に
優れている。 (2)本剤を、歯牙の表面、歯間空隙部及び/又は歯周
部に本剤を塗布し、光を当てながらブラッシングを行う
ことにより、むし歯、歯槽膿漏、歯牙の変色を予防する
ことができる。 (3)光触媒作用により、各種色素がエナメル質表層に
沈着固定される前に分解し、歯牙の変色を防ぐことがで
きる。 (4)本剤は、プラークコントロール用製品として有用
である。 (5)本発明の歯ブラシは、使用時に、歯の表面あるい
は歯と歯頸の間(歯肉溝)に光を当てることにより、む
し歯や歯周病の予防、治療に著効を奏する。 (6)本歯ブラシは、酸化チタンを含有するハミガキ剤
と併用することにより、光触媒反応を引き起こす光源と
しても機能し、その場合には、口内での歯の脱色、脱臭
に著効を奏する。 (7)有害な化学薬品を使用することなく、安全かつ簡
便に歯の病菌を殺菌し、口腔内を清浄化することができ
る。 (8)狭隘で微細な歯間空隙部の殺菌に有効である。 (9)歯周病菌やミュータンス菌などを効率よく殺菌す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の歯ブラシの一実施例を示す断面図あ
る。
【図2】本発明の歯ブラシの一実施例を示す断面図あ
る。
【図3】本発明の歯ブラシの一実施例を示す断面図あ
る。
【符号の説明】
1 ブラシ 2 LED 3 電池 4 光ファイバー 5 電球(光源) 6 柄
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 垰田 宏子 愛知県名古屋市名東区平和が丘1丁目70番 地 猪子石住宅4棟301号 Fターム(参考) 4C083 AB241 AB242 AB291 AB292 CC41 EE36

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯牙の表面、歯間空隙部及び/又は歯周
    部に塗布しブラッシングを行いながら所定の波長の光を
    当てて使用する製剤であって、酸化チタン及びリン酸カ
    ルシウム化合物をコーティングした酸化チタンを含有す
    ることを特徴とするハミガキ剤。
  2. 【請求項2】 超微粒子の酸化チタンを用いることを特
    徴とする請求項1に記載のハミガキ剤。
  3. 【請求項3】 表面にアパタイトの結晶が不均一に付さ
    れた酸化チタンを用いることを特徴とする請求項1に記
    載のハミガキ剤。
  4. 【請求項4】 酸化チタンが結晶性酸化チタンであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のハミガキ剤。
  5. 【請求項5】 結合剤として無機層状化合物を含有して
    いることを特徴とする請求項1に記載のハミガキ剤。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のハミガキ剤を用いてプ
    ラークコントロールを実施するための歯ブラシであっ
    て、歯ブラシの適宜の部位に所定の波長の光を放出する
    発光手段を設置し、歯ブラシのブラシ又はブラシの間か
    ら光を放出できるように構成したことを特徴とする歯ブ
    ラシ。
  7. 【請求項7】 歯ブラシのブラシの間にLEDを設置
    し、ブラシの間から光を放出できるようにしたことを特
    徴とする請求項6に記載の歯ブラシ。
  8. 【請求項8】 歯ブラシのブラシの間に光ファイバーを
    設置し、光源からの光をブラシの間から放出できるよう
    にしたことを特徴とする請求項6に記載の歯ブラシ。
  9. 【請求項9】 歯ブラシのブラシが光ファイバーで構成
    されており、光源からの光をブラシから放出できるよう
    にしたことを特徴とする請求項6に記載の歯ブラシ。
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