JP2001112400A - 鳥獣追払い装置 - Google Patents

鳥獣追払い装置

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JP2001112400A
JP2001112400A JP29549499A JP29549499A JP2001112400A JP 2001112400 A JP2001112400 A JP 2001112400A JP 29549499 A JP29549499 A JP 29549499A JP 29549499 A JP29549499 A JP 29549499A JP 2001112400 A JP2001112400 A JP 2001112400A
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birds
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bird
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JP29549499A
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Kenji Nogi
健次 禾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な動きをして鳥獣追払い効果が高いにも
かかわらず、ランニングコストのほとんどかからない鳥
獣追払い装置を提供する。 【解決手段】 地上等に立てられる基柱と、基柱の上部
に取り付けられる太陽電池と、基柱の適所に取り付けら
れて太陽電池のエネルギーで作動する聴覚性脅し具及び
視覚性脅し具とを有することを特徴とする鳥獣追払い装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鳥獣による農作物
の被害、ゴミ置き場の散乱といったことを防止する鳥獣
追払い装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の装置の最大の欠点は、脅し具の
動きや働きが単純幼稚であり、対象とする鳥獣がすぐに
慣れて脅し効果に持続性がないことである。このため、
実公平1−8134号公報や特公平7−48970号公
報に見られるように、脅し具に複雑な動きや働きをさせ
たものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、こうすると、
駆動源たるエネルギーが必要となり、これをどこから確
保するかが問題となる。一般的には家庭電力やバッテリ
ーといったものであろうが、前者は設備がある所でなけ
れば導電できないし、後者ではその充電等でランニング
コストがかかる。本発明は、このような課題を以下のよ
うにして解決したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、地上等
に立てられる基柱と、基柱の上部に取り付けられる太陽
電池と、基柱の適所に取り付けられて太陽電池のエネル
ギーで作動する聴覚性脅し具及び視覚性脅し具とを有す
ることを特徴とする鳥獣追払い装置を提供したものであ
る。
【0005】以上の手段によれば、太陽光をエネルギー
源とするものであるから、ランニングコストは殆ど零と
なる。又、脅し具として聴覚的なものと視覚的なものの
両方を備えたものであるから、脅し効果も高い。
【0006】又、本発明は、以上の聴覚性脅し具が鳥獣
の嫌う音を発する拡大音声発生器を主体とするものであ
り、視覚性脅し具が鳥獣の嫌う模様を付した回転体を主
体とするものである手段、そして、聴覚性脅し具、視覚
性脅し具の一方又は両方の作動が時間的に適宜コントロ
ールされる手段をそれぞれ提供する。
【0007】聴覚性脅し具が鳥獣の嫌う音を発する拡大
音声発生器であり、視覚性脅し具が鳥獣の嫌う模様を付
した回転体であれば、その脅し効果が高い。又、これら
の音及び模様を付した回転体が何種類か設けられてお
り、その中から適宜選択されるものにしておけば、脅し
効果の持続性が可能になる。更に、聴覚性脅し具、視覚
性脅し具の作動が時間的に適宜コントロールされるもの
にしておけば、効率的な作動が図れ、エネルギーの無駄
使いもなくせる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明に係る鳥獣追払い装
置の一部断面側面図、図2は図1のAーA断面図である
が、この鳥獣追払い装置は、地上等に立てられる基柱1
0と、基柱10の上部に取り付けられる太陽電池(ソー
ラーセル)12と、基柱10の適所に取り付けられて太
陽電池12で得られた電気エネルギーによって作動する
聴覚性脅し具14及び視覚性脅し具16とからなる。
【0009】このうち、基柱10は、金属製のパイプ等
で構成されるものであり、その下端を地中に差し込んだ
りして固定するものである。尚、基柱10を伸縮できる
ものにしておけば、その高さが調整できて便利である。
太陽光を電気に変える太陽電池12は、既に実用化され
ており、本例では、その中の小型のもの(5W程度の出
力を出せるもの)を基柱10の上端に取り付ける。尚、
この太陽電池12は、基柱10に対して傾斜させてお
き、使用に際しては南向きになるようにするのが効率上
好ましい。
【0010】基柱10の途中にはボックス18が取り付
けられており、このボックス18の中に聴覚性脅し具1
4及び視覚性脅し具16の駆動機構が装備されている。
聴覚性脅し具14は、鳥獣の嫌う音(脅し音)を発する
拡大音声発生器20を主体とするものであるが、この脅
し音は、録音等して何種類か用意しておき(格納ボック
ス22に入れておく)、その中から手動又は遠隔操作で
選択するようにしておけば、脅し効果が持続し、追払い
効果が高い。尚、この脅し音には、天敵の鳴き声、人間
や鳥獣の威嚇音、銃声や矢音、猛禽類の羽音といったも
のがある。
【0011】視覚性脅し具16は、鳥獣の嫌う模様等を
付した回転体24を主体とするものである。本例におけ
る回転体24は、基柱10の外周に軸受26等を介して
ボックス18の中からその上方にかけて回転自在なスリ
ーブ28を嵌着し、スリーブ28の上端に短冊体30を
ヒンジ機構32で取り付け、スリーブ28を回転させる
ことで、今まで垂れ下がっていた短冊体30をその遠心
力で裾を傘のように開かせて回すものである。この場
合、スリーブ28の回転は、太陽電池12で得た電気で
駆動される減速機付きモータ34からベベルギア36を
介して行っている。この他、スリーブ28やヒンジ機構
32の上方の基柱10には、この部分を覆うカバー38
が設けられている。
【0012】以上の短冊体30の外周には、大目玉等、
鳥獣の嫌う模様(例えば、天敵や猛禽類の姿)が付され
る。この場合も、何種類かの模様を付した短冊体30を
用意しておき、必要に応じて交換するのが好ましい。加
えて、短冊体30が回転するとき、音も出るようにして
おき、この音も鳥獣の嫌う音に似せておけば、追払い効
果が高い。尚、短冊体30が傘のように開けば、間に隙
間ができて模様が判別し難くなるが、短冊体30の数を
二重、三重にして増やしておけば、隙間を極力少なくす
ることができる。
【0013】図3は以上の装置の電気回路図であるが、
太陽電池12で得た電力はそのまま視覚性脅し具16の
減速機付きモータ32や聴覚性脅し具14の拡大音声発
生器20のそれぞれの駆動装置40、42を駆動する場
合もあるし、これを一旦充電電池(12V)44に充電
し、これを小出しにして使う場合もある。従って、照度
センサ(CDS)46で照度を検出してこれを昼夜動作
切換装置48によって制御すれば、夜間等であっても作
動が可能になる。
【0014】太陽電池12又は充電電池44の電力は、
前記したそれぞれの駆動装置40、42を駆動するが、
そのいずれを駆動するかはスイッチ50、52、54で
選択される。即ち、スイッチ50は、メインスイッチで
あり、これが入ったときのみ装置が作動し、スイッチ5
0、52は、減速機付きモータ32か拡大音声発生器2
0かを選択するものである。尚、拡大音声発生器20を
駆動する回路には、前記した種々の音声からなる音声切
換回路56を設けておき、これを自動又は手動で切り換
えて発生するようにしている。
【0015】聴覚性脅し具14や視覚性脅し具16の作
動の態様には種々のものがある。連続的な作動であって
もよいが、多くの場合、タイマー又はセンサ58を設け
ておき、これにより、例えば、5秒間作動させて20分
間休むといったことを繰り返す方が効果的である。更
に、一定の温度を持った物体が所定距離近づいたことを
検出する感知センサのようなものを設けておき、このセ
ンサが働いたときのみにメインスイッチ50が入るよう
にして無駄なエネルギーの消費を防ぐ方法も考えられ
る。尚、以上の電装品は、ボックス18の中に設けられ
る電装品箱60に一括して設けておけばよい。
【0016】以上の鳥獣追払い装置は、鳥獣による被害
が予想されるあらゆる場所に使用できる。例えば、鳥獣
が襲って来そうな田や畑に立てておけば、鳥獣を追い払
い、その被害を防止できる。又、住宅地のゴミ置き場等
も格好の設置場所である。近時、カラス等の鳥、犬、猫
等の獣がこれらのうちの生ゴミを食い散らしてゴミをそ
の辺りに散乱させる被害が続出しているが、この鳥獣追
払い装置を立てておけば、この被害が防止できる。
【0017】
【発明の効果】以上、本発明に係る鳥獣追払い装置によ
れば、太陽光をエネルギー源とするものであるから、イ
ニシャルコストを負担するだけで、ランニングコストは
殆ど零となる利点がある。又、脅し具として聴覚的なも
のと視覚的なものの両方を備えたものであるから、脅し
効果も高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示す鳥獣追払い装置の一部断面
側面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本発明の一例を示す鳥獣追払い装置の電気回路
図である。
【符号の説明】
10 基柱 12 太陽電池 14 聴覚性脅し具 16 視覚性脅し具 20 拡大音声発生器 24 回転体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地上等に立てられる基柱と、基柱の上部
    に取り付けられる太陽電池と、基柱の適所に取り付けら
    れて太陽電池のエネルギーで作動する聴覚性脅し具及び
    視覚性脅し具とを有することを特徴とする鳥獣追払い装
    置。
  2. 【請求項2】 聴覚性脅し具が鳥獣の嫌う音を発する拡
    大音声発生器を主体とするものであり、視覚性脅し具が
    鳥獣の嫌う模様を付した回転体を主体とするものである
    請求項1に記載の鳥獣追払い装置。
  3. 【請求項3】 音、模様の一方又は両方が何種類か設け
    られており、その中から適宜選択されて使用されるもの
    である請求項2に記載の鳥獣追払い装置。
  4. 【請求項4】 聴覚性脅し具、視覚性脅し具の一方又は
    両方の作動が時間的に適宜コントロールされる請求項1
    〜3いずれかに記載の鳥獣追払い装置。
JP29549499A 1999-10-18 1999-10-18 鳥獣追払い装置 Pending JP2001112400A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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