JP2001111833A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2001111833A
JP2001111833A JP29151099A JP29151099A JP2001111833A JP 2001111833 A JP2001111833 A JP 2001111833A JP 29151099 A JP29151099 A JP 29151099A JP 29151099 A JP29151099 A JP 29151099A JP 2001111833 A JP2001111833 A JP 2001111833A
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Hideto Takeuchi
英人 竹内
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの意図に応じた濃度域の階調補正の実
施を可能とし、より緻密な階調補正を実施することがで
きる画像処理装置を提供する。 【解決手段】 ブラック・シアン・マゼンタ・イエロー
それぞれの単色の濃度を調整するために各色のリファレ
ンスチャートと低濃度から高濃度の複数テストチャート
とからなる階調補正用シートを印刷し、ユーザが印刷さ
れた前記階調補正用シートを見て選定した濃度にしたが
って階調補正を行う階調補正手段(CPU)を備え、前
記階調補正手段は前記階調補正用シートを参照してユー
ザが指定した濃度域毎に階調補正を実施するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、階調を補正するた
めの補正用カラーチャートを印刷し、この印刷されたカ
ラーチャートに基づいてユーザが階調補正を行うことが
できる画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】階調補正を行う際にカラーチャートを使
用する技術としては、例えば特開平3−69272号公
報記載の発明が公知である。この発明は、複数の光源を
用いて感光材料にカラー画像を出力するカラー画像出力
装置における濃度調整法に関するもので、 1)感光材料に対し、低濃度から高濃度に至る所定濃度
間隔でシアン、マゼンタ、イエローの各色毎との単色テ
ストパターンを濃度ステップ番号を付して出力する第1
工程、 2)シアン、マゼンタ、イエローの各色毎の基準低濃度
を示す単色基準パターンと前記単色テストパターンとを
比較し、前記単色基準パターンに一致した単色テストパ
ターンの各濃度ステップ番号を選択する第2工程、 3)無彩色の基準低濃度および基準高濃度を示す無彩色
基準パターンと前記混色テストパターンとを比較し、前
記無彩色基準パターンに最も近似しあるいは一致した混
色テストパターンの各濃度ステップ番号を選択する第3
工程、 4)第2工程および第3工程において選択された各色毎
の濃度ステップ番号に基づきシアン、マゼンタ、イエロ
ーに対するゲインおよびオフセットを調整する第4工
程、 の4工程を経て、対象となるカラー画像出力装置の濃度
調整を行っている。
【0003】そして、このような手順を踏んで濃度調整
を行うことにより、極めて精度の高い濃度調整を行うこ
とができ、出力直後のグレーバランスの調整も可能にな
る、という効果を述べている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来技術
では、第1工程におけるテストパターンの出力に既存の
テストパターン用紙を使用している。そのため、その用
紙を紛失してしまった場合、濃度調整が困難になる可能
性がある。また、濃度調整を実施する濃度の範囲につい
て明記されておらず、規定の所だけの濃度調整を実施し
ても全ての範囲で濃度が改善されるわけではない。さら
に、同じ濃度調整を各描画オブジェクトに対して実施し
ても全てが同じ結果になるとは限らないが、前記従来技
術では、濃度調整を実施する描画オブジェクトについて
明記されていないので、この点についての配慮はない。
【0005】本発明は、このような従来技術の実情に鑑
みてなされたもので、その目的は、ユーザの意図に応じ
た濃度域の階調補正の実施を可能とし、より緻密な階調
補正を実施することができる画像処理装置を提供するこ
とにある。
【0006】また、他の目的は、同一手順を省くことが
でき、効率良く処理することが可能な画像処理装置を提
供することにある。
【0007】さらに、他の目的は、ユーザの目視による
それぞれの印刷モード間での色調、濃度の違いを極力防
ぐことが可能な画像処理装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、ブラック・シアン・マゼンタ・イエロー
それぞれの単色の濃度を調整するために各色のリファレ
ンスチャートと低濃度から高濃度の複数テストチャート
とからなる階調補正用シートを印刷し、ユーザが印刷さ
れた前記階調補正用シートを見て選定した濃度にしたが
って階調補正を行う階調補正手段を備えた画像処理装置
において、前記階調補正手段は、前記階調補正用シート
を参照してユーザが指定した濃度域毎に階調補正を実施
するように構成した。
【0009】なお、各々の印刷画像に適応したディザを
保有する各種印刷モードを設け、前記階調補正手段は、
ユーザ自身が任意に選定した各々の印刷モードの階調補
正を同時に行うように構成することもできる。この場
合、ある特定の印刷モードの場合を除く各々の印刷モー
ドの階調補正用シートのリファレンスチャート部分のデ
ィザを、ある特定の印刷モードにおいて選定されている
濃度のディザに置き換えて印刷するように構成すること
も可能である。
【0010】なお、以下の実施形態では、本発明に係る
画像処理装置はプリンタコントローラ1が対応し、階調
補正手段はCPU3が対応する。また、前記ユーザの指
定は操作部23から表示パネル21の表示内容にしたが
って操作することにより行われ、階調補正シートの印刷
は、画像処理装置を備えた画像形成装置の印字手段によ
って行われる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施形態について説明する。
【0012】図1は、本発明の実施形態に係る画像処理
装置の構成を示すブロック部である。なお、この画像処
理装置は画像形成装置のプリンタコントローラに組み込
まれている。
【0013】プリンタコントローラ1は、RAM2、C
PU3、エンジンI/F4、コードROM(CODE
ROM)5、フォントROM(FONT ROM)6、
及びホストI/F7から構成されている。RAM2には
可変データが格納され、階調補正によって更新された各
色のγデータなどを格納するのに使用され、また、CP
U3のワークエリアとしても機能する。CPU3は図示
しないROMに格納されたプログラムに基づいて動作
し、ホストI/F7を介してホスト(パーソナルコンピ
ュータ)8から受け取った印刷データに基づいてプリン
タエンジン9への制御コードを演算する。必要があれば
RAM2やコードROM5、あるいはフォントROM6
から各種のデータを引き出す。この他に、図2に示す操
作表示部20の操作画面の表示や設定などを行う。
【0014】エンジンI/F4はプリンタコントローラ
1とプリンタエンジン9とを結ぶインターフェースであ
り、CPU3で演算された制御コードをプリンタエンジ
ン9側に送信し、プリンタエンジン9側で発生したエラ
ーコードなどを受信する際に、このエンジンI/F4を
介して通信が行われる。コードROM5には各印刷モー
ドのディザデータなどが格納されている。また、フォン
トROM6には、印刷原稿のテキスト部分の印刷に使用
されるフォントが格納されている。ホストI/F7はプ
リンタコントローラ1とホスト8を結ぶインターフェー
スであり、プリンタの情況やホスト(パーソナルコンピ
ュータ)8からの印刷データなどはこのホストI/F7
を介して相手側に送信される。
【0015】図2は図1に示したプリンタコントローラ
1を備えた画像形成装置の操作表示部(操作パネル)2
0の正面図である。この操作表示部20には、表示パネ
ル21、LED表示部22及び操作部23が設けられて
いる。
【0016】表示パネル21は液晶表示装置からなり、
本画像形成装置の状態、画像形成装置の設定状態、ある
いは操作や設定を行う場合の選択肢の内容などが文字で
表示される。なお、ここでは、文字で表示するようにな
っているが、例えばシンボルなどの表示でもよい。LE
D表示部22は、本画像形成装置の状態経緯を示すもの
で、電源LED22a、オンラインLED22b、デー
タインLED22c及びアラームLED22dからな
る。
【0017】電源LED22aは電源オン状態のときに
点灯し、オンラインLED22bはオンライン状態のと
きに点灯する。また、データインLED22cは印刷ジ
ョブが転送されている最中は点滅し、印刷ジョブが存在
しているときに点灯する。アラームLED22dは用紙
詰まりなどのエラーが画像形成装置に発生したときに点
灯する。
【0018】操作部23はキー入力(ボタンの押下によ
る入力)が可能なように構成され、オンラインキー23
a、リセットキー23b、初期設定キー23c、エスケ
ープキー23d、印刷設定キー23e、#実行キー23
f、▲矢印キー23g及び▼矢印キー23hを備えてい
る。
【0019】オンラインキー23aはオンライン/オフ
ラインを切り換えるときに使用するもので、前記オンラ
インLED22bによってオンライン/オフライン状態
が表示される。リセットキー23bは、その操作により
オフライン状態ではシステムリセットを実行し、オンラ
イン状態では印刷ジョブをキャンセルする機能を有す
る。
【0020】初期設定キー23cはエミュレーションや
システムの初期設定、メンテナンス、テスト印刷などの
デフォルト設定やその確認の操作を行うためのものであ
る。エスケープキー23dは設定メニューなどでメニュ
ーから抜けるか、矢印キー23g,23hでの選択を有
効にしないで上階層に戻るときに使用する。また、オン
ライン時は、コントローラエラーのパネル表示の消去を
行う。印刷設定キー23eはトレイ選択、用紙サイズ選
択など印刷時に変更するような設定を行う際に使用す
る。
【0021】#実行キー23fは、設定メニューで選択
した下階層に入るか、選択を確定する場合に使用する。
▲矢印キー23gは表示パネル21に表示された選択項
目を上方向にスクロールするのに用いられる。また、数
値メニューの場合は、1の単位で加算する。▼矢印キー
23hは表示パネル21に表示された選択項目を下方向
にスクロールするのに用いられる。また、数値メニュー
の場合は、1の単位で減算する。
【0022】図3及び図4は、前記操作表示部20の操
作に対応した階調補正に関する表示パネル21の表示画
面の推移を示すもので、これらの図では、操作部23の
キーの操作の種類に応じて矢印の形態を変えて示す。
【0023】操作表示部20上の操作部23において初
期設定キー23cを操作することにより階調補正の初期
画面100へ移行する。
【0024】初期画面は、「<カイチョウホセイ>1:
ホセイチクリア ▲▼」というものである。ここで実行
[#]キー23fを押下すると「<ホセイチクリア>
ジッコウハ[#]キー」という階調補正値初期化実行画
面101が表示される。さらに実行キー[#]23fを
押下すると階調補正値の初期化が実行される。
【0025】階調補正の初期画面100で矢印(▲▼)
キーを押下すると「<カイチョウホセイ> 2:CMY
Kホセイ」という階調補正実行画面110が表示され
る。ここで実行キー[#]23fを押下するとモード設
定画面が表示される。矢印キー23g,23hを押下す
ることで「<モード セッテイ> カンイモード ▲▼
/#」という簡易モード111と「<モード セッテイ
> ツウジョウモード▲▼/#」という通常モード11
2が表示され、いずれかを選択することができる。ここ
で簡易モード111とは例えば<キレイ・シャシン>の
モードが基準モードとして予め決められており、その基
準モードによる階調補正を行い、その補正値と同等の値
を他のモードにも反映させる方式である。通常モード1
12とは、ユーザーが選択したモードについて各々の階
調補正を行う方式である。この選択手順の詳細について
は後述する。
【0026】簡易モード111を選択して実行キー
[#]を押下すると、「<ノウド セッテイ> 50%
▲▼/#」という濃度設定画面114が表示される。
通常モード112を選択して実行キー[#]23fを押
下すると、モード選択画面113が表示される。対象と
なる画質モード(ここではフツウ・キレイの2通りがあ
るとする)と、文書モード(ここではモジ・シャシンの
2通りがあるとする)が表示される。この表示は、「<
モード セッテイ> フツウ・モジ=Yes/No▲▼
/#」及び「<モード セッテイ> キレイ・シャシン
=Yes/No▲▼/#」というものであり、ユーザは
矢印キー23g,23hを押下することによってそのモ
ードの階調補正を実施するかどうかを選択する。実行キ
ー[#]23fを押下すると残りのモード選択画面が表
示される。全てのモード選択画面が終了すると濃度設定
画面114が表示される。ここでは矢印キー23g,2
3hで階調補正を実施する濃度値を選択する。
【0027】実行キー[#]23fを押下すると「<ホ
セイシート インサツ> ジッコウハ[#]キー」とい
う補正シート印刷実行画面115(図4)が表示される
ので、さらに実行キー[#]23fを押下すると、「<
ホセイシート インサツ>インサツチュウ」という補正
シート印刷実行中画面116が表示されるとともに前記
モード設定画面111〜113及び濃度設定画面114
で設定した内容に適応する補正シートの印刷が行われ
る。
【0028】本体の用紙排出口から後述する図5のよう
な用紙が排出されると、画面は自動的に「<ホセイ:5
0%・フツウ・モジ> K・M・C・/Y=3・3・3
/3▲▼/#」という補正値入力画面117に変わる。
この入力画面は、キーの押下によって「<ホセイ: 5
0%・キレイ・シャシン> K・M・C・/Y=3・3
・3/3 ▲▼/#」などの階調補正に使用される種々
の条件の画面に切り替わる。また、その他に補正シート
印刷実行画面115においてESC(エスケープ)キー
23dを押下した場合、直接補正値入力画面117へ移
行することができる。
【0029】補正値入力画面117には適応するモード
及び濃度が表示されるので、それに対応するモードの補
正シートのK及びM、C/Yのテストチャートから選択
した番号を矢印を使って入力し、終了したら実行キー
[#]を押下する。前記モード設定画面111〜113
で通常モードを選択した場合は残りのモードが終了する
まで同様な画面を表示し続ける。
【0030】全てのモードにおいて補正値入力が終了す
ると、「<ホセイ> サイドジッコウハ[#]キー ▲
/▼」という再実行催促画面118が表示される。階調
補正をやり直したい場合や、C/Yの階調補正が未了の
場合、ここで実行キー[#]23fを押下すると補正シ
ート印刷実行画面115が表示されるので再度同手順を
繰り返して階調補正を実施する。また、ESCキー23
dを押下すると、階調補正実行初期画面110に戻り、
それまでに設定した内容は破棄されてしまう。また、▼
矢印キー23hを押下すると「<ホセイチ ホゾン>
ホゾンハ[#]キー ▲/▼」という補正値保存実行画
面119に移行する。
【0031】設定した補正値を保存したい場合、この画
面119で実行キー[#]を押下すると設定した補正値
が保存されるとともに「<ホセイチ ホゾン> ホセイ
チヲホゾンシマシタ」という補正値保存終了画面120
が表示される。保存したくない場合はESCキー23d
を押下すると階調補正実行初期画面110に戻り、それ
までに設定した内容は破棄されてしまう。
【0032】なお、前記印刷モードは複数設定され、そ
の各々の印刷モードにおける印刷画像に適応したディザ
は前述のようにコードROM5に格納されており、CP
U3は階調補正を行う際に、コードROM5から対応す
るディザを読み出して各々の印刷モードの階調補正を行
うが、その際、ユーザ自身が任意に選定した各々の印刷
モードの階調補正を同時に行うようにすることもでき
る。これによって階調補正にかかる手順を短縮すること
ができる。
【0033】このような手順で階調補正は行われるが、
ここで前述の印刷される階調補正シートについて説明す
る。
【0034】図5において200は階調補正シートであ
り、この階調補正シート200にはタイトル名201、
階調補正の第1段階であるK(ブラック)及び、M(マ
ゼンタ)の濃度比較画像、第2段階のC(シアン)及
び、Y(イエロー)の濃度比較画像がプリントされてい
る。第1段階ではKとMのリファレンスチャートとテス
トチャートとの比較によるKとMの濃度調整を行うこと
を目的とし、また第2段階では第1段階による濃度調整
によるKとMの濃度を利用して、KとCMY混合色のグ
レーバランスの調整によるCとYの濃度調整を行うこと
を目的とする。ゆえに、KとMの濃度調整がされている
ことが必須となるので、前記画面115〜118に基づ
いた操作を繰り返す必要がある。
【0035】タイトル名201の右端には前記モード設
定画面111〜113及び濃度設定画面114にて設定
したモード名や濃度値が印字される。
【0036】第1段階のK及びMの濃度比較画像は、K
のリファレンスチャート202、Kのテストチャート2
03、Mのリファレンスチャート204、Mのテストチ
ャート205から成り立っている。K及びMのテストチ
ャート203及び205はそれぞれ7種類のパターンが
あり、左から右に行くにつれて濃度が低くなっている。
また、それぞれのパターンに番号が振り分けられてお
り、その中の赤字で記載されている番号(図では丸で囲
んで示す)は補正シートのタイトル名201の右側に印
字されている条件において、現在実機上で設定されてい
る濃度レベルを示している。
【0037】階調補正を実施するにあたって、ユーザは
KとMそれぞれのリファレンスチャート202及び20
4に一致もしくは最も近似するパターンを複数のテスト
チャート203及び205から目視によって選択する。
その選択した番号を実機上で設定する。
【0038】第2段階のC及びYの濃度比較画像は、M
の暫定チャート206、Yのテストチャート207、C
のテストチャート208、CMYの混合色のテストチャ
ート209、Kの暫定チャート210から成り立ってい
る。Mの暫定チャート206は前記Mの濃度比較画像で
選択されたテストチャートと同等のチャートである。Y
のテストチャート207、Cのテストチャート208は
7種類のパターンがあり、左(上)から右(下)に行く
につれて濃度が低くなっている。またそれぞれのテスト
パターンに番号が振り分けられており、その中に赤字で
記載されている番号は補正シートのタイトル名201の
右側に印字されている条件上で、現在実機上で設定され
ている濃度レベルを示している。CMYの混合色のテス
トチャート209はMの暫定チャート206及び、Yの
テストチャート207、Cのテストチャート208の混
合色のテストチャートであり、49個のパターンがあ
り、上下・左右に行くにつれてC・Yの濃度が変化す
る。また、Mの濃度は固定とされている。Kの暫定チャ
ートは前記Kの濃度比較画像で選択されたテストチャー
トと同等のチャートである。
【0039】階調補正を実施するにあたって、ユーザは
Kの暫定チャート210に一致もしくは最も近似するパ
ターンを複数のCMYの混合色のテストチャート209
から目視によって選択する。その選択した番号を実機上
で設定する。
【0040】また、CPU3は、ある特定の印刷モード
の場合を除く各々の印刷モードの階調補正用シート20
0のリファレンスチャート部分のディザを、その特定の
印刷モードにおいて選定されている濃度のディザに置き
換えて印刷するようにすることもできる。これにより、
ユーザは置き換えられて印刷された階調補正シート20
0を基準に上記と同様にして濃度を選択することがで
き、、各々の印刷モード間での色調や濃度の違いを極力
抑えることが可能となる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、階調補正用シートを参照してユーザーが指定した
濃度域毎に階調補正を行うので、より緻密な範囲での階
調補正を実施することができる。
【0042】また、請求項2記載の発明によれば、各々
の印刷画像に適応したディザを保有する各種印刷モード
を備え、ユーザ自身が任意に選定した各々の印刷モード
の階調補正を同時に行うので、階調補正に要する手順を
短縮することができる。
【0043】さらに、請求項3記載の発明によれば、あ
る特定の印刷モードの場合を除く各々の印刷モードの階
調補正用シートのリファレンスチャート部分のディザ
を、ある特定の印刷モードにおいて選定されている濃度
のディザに置き換えて印刷するので、各々の印刷モード
間での色調や濃度の違いを極力抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る画像処理装置を備えた
画像形成装置の操作表示部の正面図である。
【図3】本発明の実施形態に係る画像処理装置の操作状
態と操作表示部の表示との関係を示す図である。
【図4】本発明の実施形態に係る画像処理装置の操作状
態と操作表示部の表示との関係を示す図であり、図3と
一体で1つの表示状態の変化を示す。
【図5】半発明の実施形態に係る画像処理装置を備えた
画像形成装置から出力された階調補正シートの一例を示
す図である。
【符号の説明】
1 プリンタコントローラ 2 RAM 3 CPU 4 エンジンI/F 5 コードROM 6 フォントROM 7 ホストI/F 8 ホスト(パーソナルコンピュータ) 9 プリンタエンジン 20 操作表示部 21 表示パネル 22 LED表示部 23 操作部 200 階調補正シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C262 AA24 AA26 AB11 BA09 BB03 BB06 BB27 BC07 EA02 EA18 FA13 5C077 LL12 LL16 MM27 MP01 MP08 NN08 PP15 PP28 PP33 PQ08 PQ12 SS05 5C079 HB03 KA04 LA10 LA12 LA31 LC04 MA10 NA03 NA13 NA29

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラック・シアン・マゼンタ・イエロー
    それぞれの単色の濃度を調整するために各色のリファレ
    ンスチャートと低濃度から高濃度の複数テストチャート
    とからなる階調補正用シートを印刷し、ユーザが印刷さ
    れた前記階調補正用シートを見て選定した濃度にしたが
    って階調補正を行う階調補正手段を備えた画像処理装置
    において、 前記階調補正手段は、前記階調補正用シートを参照して
    ユーザーが指定した濃度域毎に階調補正を実施すること
    を特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 各々の印刷画像に適応したディザを保有
    する各種印刷モードを備え、前記階調補正手段は、ユー
    ザ自身が任意に選定した各々の印刷モードの階調補正を
    同時に行うことを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 ある特定の印刷モードの場合を除く各々
    の印刷モードの階調補正用シートのリファレンスチャー
    ト部分のディザを、ある特定の印刷モードにおいて選定
    されている濃度のディザに置き換えて印刷することを特
    徴とする請求項2記載の画像処理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010164620A (ja) * 2009-01-13 2010-07-29 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
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