JP2001110661A - 標準ガス絶縁計器用変圧器 - Google Patents
標準ガス絶縁計器用変圧器Info
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- JP2001110661A JP2001110661A JP28304099A JP28304099A JP2001110661A JP 2001110661 A JP2001110661 A JP 2001110661A JP 28304099 A JP28304099 A JP 28304099A JP 28304099 A JP28304099 A JP 28304099A JP 2001110661 A JP2001110661 A JP 2001110661A
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- winding
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 標準ガス絶縁計器用変圧器の小型化を図る。
【解決手段】 1次巻線1と2次巻線2とを備えたガス
絶縁計器用変圧器本体4の2次側に単巻変圧器18を接
続する。単巻変圧器18に複数のタップ端子9〜11を
設ける。
絶縁計器用変圧器本体4の2次側に単巻変圧器18を接
続する。単巻変圧器18に複数のタップ端子9〜11を
設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リレー等のガス絶
縁計器用変圧器の誤差試験に用いる標準ガス絶縁計器用
変圧器に関するものである。
縁計器用変圧器の誤差試験に用いる標準ガス絶縁計器用
変圧器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のこの種の標準ガス絶縁計
器用変圧器を示したものである。この標準ガス絶縁計器
用変圧器は、1次巻線1と2次巻線2と補助巻線3とを
備えたガス絶縁計器用変圧器本体4と、1次巻線5と2
次巻線6とを備えていて該1次巻線5の両端がガス絶縁
計器用変圧器本体4の補助巻線3の両端に接続されると
共に該2次巻線6の一端がガス絶縁計器用変圧器本体4
の2次巻線2の一端に接続されている補助変圧器7とを
備えている。ガス絶縁計器用変圧器本体4の1次巻線1
の両端は、測定すべき1次電圧源8に接続され、ガス絶
縁計器用変圧器本体4の2次巻線2には複数のタップ端
子9,10が接続され、補助変圧器7の2次巻線6の他
端にはタップ端子11が接続され、これらタップ端子9
〜11に対向させてタップ切換え接続子12が設けら
れ、このタップ切換え接続子12と接地部13との間に
電圧計等の測定機器14が接続され、ガス絶縁計器用変
圧器本体4の2次巻線2の他端は接地線15を経て接地
部13に接地されるようになっている。
器用変圧器を示したものである。この標準ガス絶縁計器
用変圧器は、1次巻線1と2次巻線2と補助巻線3とを
備えたガス絶縁計器用変圧器本体4と、1次巻線5と2
次巻線6とを備えていて該1次巻線5の両端がガス絶縁
計器用変圧器本体4の補助巻線3の両端に接続されると
共に該2次巻線6の一端がガス絶縁計器用変圧器本体4
の2次巻線2の一端に接続されている補助変圧器7とを
備えている。ガス絶縁計器用変圧器本体4の1次巻線1
の両端は、測定すべき1次電圧源8に接続され、ガス絶
縁計器用変圧器本体4の2次巻線2には複数のタップ端
子9,10が接続され、補助変圧器7の2次巻線6の他
端にはタップ端子11が接続され、これらタップ端子9
〜11に対向させてタップ切換え接続子12が設けら
れ、このタップ切換え接続子12と接地部13との間に
電圧計等の測定機器14が接続され、ガス絶縁計器用変
圧器本体4の2次巻線2の他端は接地線15を経て接地
部13に接地されるようになっている。
【0003】このような標準ガス絶縁計器用変圧器は、
通常、例えば、550 /(31/2)kV,275/(3
1/2)kV,154/(31/2)kV等の複数の1次電
圧を測定可能なように、1次電圧に対応したタップ端子
9〜11を持っている。
通常、例えば、550 /(31/2)kV,275/(3
1/2)kV,154/(31/2)kV等の複数の1次電
圧を測定可能なように、1次電圧に対応したタップ端子
9〜11を持っている。
【0004】電圧の測定時には、これらのタップ端子9
〜11を選択し、電圧計等の測定機器14に接続する。
ガス絶縁計器用変圧器本体4に数ターン巻いて形成した
補助巻線3からの誘起電圧を、補助変圧器7の1次巻線
5と2次巻線6とで必要な電圧に変成し、この電圧をタ
ップ端子11に加えることにより、タップ端子11の誤
差の調整を行っている。同様にして、他のタップ端子
9,10の誤差の調製も必要に応じて行うことができ
る。
〜11を選択し、電圧計等の測定機器14に接続する。
ガス絶縁計器用変圧器本体4に数ターン巻いて形成した
補助巻線3からの誘起電圧を、補助変圧器7の1次巻線
5と2次巻線6とで必要な電圧に変成し、この電圧をタ
ップ端子11に加えることにより、タップ端子11の誤
差の調整を行っている。同様にして、他のタップ端子
9,10の誤差の調製も必要に応じて行うことができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の標準ガス絶縁計器用変圧器では、1次電圧に
対応してガス絶縁計器用変圧器本体4の2次巻線2に複
数のタップ端子9,10…を設けているので、2次巻線
2のターン数が増え、この標準ガス絶縁計器用変圧器が
大型化する問題点がある。
うな従来の標準ガス絶縁計器用変圧器では、1次電圧に
対応してガス絶縁計器用変圧器本体4の2次巻線2に複
数のタップ端子9,10…を設けているので、2次巻線
2のターン数が増え、この標準ガス絶縁計器用変圧器が
大型化する問題点がある。
【0006】例えば、550/(31/2)kVと154/
(31/2)kVの1次電圧を110/(31/2)Vの2
次電圧に1台の標準ガス絶縁計器用変圧器で変成しよう
とした場合には、 E1 :550/(31/2)kV E2 :110 /(31/2)kV E3 :154 /(31/2)kV N1 :ガス絶縁計器用変圧器本体4の1次巻数 N2 :1次550 /(31/2)kVに用いる2次巻数 N3 :1次154 /(31/2)kVに用いる2次巻数 とすると、 E1 /E2 =N1 /N2 E3 /E2 =N1 /N3 であるゆえ、 E1 /E2 =(E3 N3 )/(E2 N2 ) よって N3 =(E1 /E3 )N2 =(550 /154 )N2 =3.57
N2 となり、1次154 /(31/2)kVに用いる2次巻数
は1次550/(31/2)kVに用いる2次巻数の3.57倍
必要になり、標準ガス絶縁計器用変圧器が大型化する。
(31/2)kVの1次電圧を110/(31/2)Vの2
次電圧に1台の標準ガス絶縁計器用変圧器で変成しよう
とした場合には、 E1 :550/(31/2)kV E2 :110 /(31/2)kV E3 :154 /(31/2)kV N1 :ガス絶縁計器用変圧器本体4の1次巻数 N2 :1次550 /(31/2)kVに用いる2次巻数 N3 :1次154 /(31/2)kVに用いる2次巻数 とすると、 E1 /E2 =N1 /N2 E3 /E2 =N1 /N3 であるゆえ、 E1 /E2 =(E3 N3 )/(E2 N2 ) よって N3 =(E1 /E3 )N2 =(550 /154 )N2 =3.57
N2 となり、1次154 /(31/2)kVに用いる2次巻数
は1次550/(31/2)kVに用いる2次巻数の3.57倍
必要になり、標準ガス絶縁計器用変圧器が大型化する。
【0007】また、このような従来の標準ガス絶縁計器
用変圧器では、ガス絶縁計器用変圧器本体4の2次巻線
2は整数倍ターンでしか巻くことができないため、タッ
プ端子9,10…によっては巻数比による大きな誤差が
生じ、この誤差を補助変圧器7で補正する必要がある。
用変圧器では、ガス絶縁計器用変圧器本体4の2次巻線
2は整数倍ターンでしか巻くことができないため、タッ
プ端子9,10…によっては巻数比による大きな誤差が
生じ、この誤差を補助変圧器7で補正する必要がある。
【0008】本発明の目的は、小型化が図れる標準ガス
絶縁計器用変圧器を提供することにある。
絶縁計器用変圧器を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、誤差調整が容易な標
準ガス絶縁計器用変圧器を提供することにある。
準ガス絶縁計器用変圧器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の標準ガ
ス絶縁計器用変圧器では、1次巻線と2次巻線とを備え
たガス絶縁計器用変圧器本体の2次側に単巻変圧器が接
続され、該単巻変圧器に複数のタップ端子が設けられて
いることを特徴とする。
ス絶縁計器用変圧器では、1次巻線と2次巻線とを備え
たガス絶縁計器用変圧器本体の2次側に単巻変圧器が接
続され、該単巻変圧器に複数のタップ端子が設けられて
いることを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の標準ガス絶縁計器用変圧
器では、1次巻線と2次巻線とを備えたガス絶縁計器用
変圧器本体の2次巻線の両端に、分路巻線と直列巻線と
を備えた単巻変圧器の分路巻線の両端が接続され、該単
巻変圧器の直列巻線には複数のタップ端子が設けられて
いることを特徴とする。
器では、1次巻線と2次巻線とを備えたガス絶縁計器用
変圧器本体の2次巻線の両端に、分路巻線と直列巻線と
を備えた単巻変圧器の分路巻線の両端が接続され、該単
巻変圧器の直列巻線には複数のタップ端子が設けられて
いることを特徴とする。
【0012】請求項3に記載の標準ガス絶縁計器用変圧
器では、1次巻線と2次巻線とを備えたガス絶縁計器用
変圧器本体の2次巻線の両端に、分路巻線と直列巻線と
を備えた単巻変圧器の直列巻線の両端が接続され、該単
巻変圧器の分路巻線には複数のタップ端子が設けられて
いることを特徴とする。
器では、1次巻線と2次巻線とを備えたガス絶縁計器用
変圧器本体の2次巻線の両端に、分路巻線と直列巻線と
を備えた単巻変圧器の直列巻線の両端が接続され、該単
巻変圧器の分路巻線には複数のタップ端子が設けられて
いることを特徴とする。
【0013】このように複数の1次電圧を測定するため
に、ガス絶縁計器用変圧器本体と単巻変圧器(オートト
ランス)とを組み合わせると、ガス絶縁計器用変圧器本
体の2次巻線の巻数を少なくできて、ガス絶縁計器用変
圧器本体の小型化が図れ、標準ガス絶縁計器用変圧器の
小型化を図ることができる。また、単巻変圧器は巻数を
任意に設定できるので、標準ガス絶縁計器用変圧器の誤
差調整を容易に行うことができる。また、単巻変圧器は
ガス絶縁計器用変圧器本体の2次側で使用するので、使
用電圧が低く、このため設計が容易である。また、単巻
変圧器は巻線が直列に一体に構成されているので、漏れ
リアクタンスがなく、このため誤差特性が優れており、
ゆえに高精度の誤差特性を要求される標準ガス絶縁計器
用変圧器に適している。さらに、単巻変圧器によれば、
ガス絶縁計器用変圧器本体の場合にタップ端子を設ける
場合に受ける構造面での制約がなく、簡単に複数のタッ
プ端子を設けることができる。
に、ガス絶縁計器用変圧器本体と単巻変圧器(オートト
ランス)とを組み合わせると、ガス絶縁計器用変圧器本
体の2次巻線の巻数を少なくできて、ガス絶縁計器用変
圧器本体の小型化が図れ、標準ガス絶縁計器用変圧器の
小型化を図ることができる。また、単巻変圧器は巻数を
任意に設定できるので、標準ガス絶縁計器用変圧器の誤
差調整を容易に行うことができる。また、単巻変圧器は
ガス絶縁計器用変圧器本体の2次側で使用するので、使
用電圧が低く、このため設計が容易である。また、単巻
変圧器は巻線が直列に一体に構成されているので、漏れ
リアクタンスがなく、このため誤差特性が優れており、
ゆえに高精度の誤差特性を要求される標準ガス絶縁計器
用変圧器に適している。さらに、単巻変圧器によれば、
ガス絶縁計器用変圧器本体の場合にタップ端子を設ける
場合に受ける構造面での制約がなく、簡単に複数のタッ
プ端子を設けることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る標準ガス絶
縁計器用変圧器における実施の形態の第1例を示したも
のである。
縁計器用変圧器における実施の形態の第1例を示したも
のである。
【0015】この標準ガス絶縁計器用変圧器において
は、1次巻線1と2次巻線2とを備えたガス絶縁計器用
変圧器本体4の2次巻線2の両端に、分路巻線16と直
列巻線17とを備えた単巻変圧器18の該分路巻線16
の両端が接続され、該単巻変圧器18の直列巻線17に
は複数のタップ端子9,10,11が設けられている。
その他の構成で、前述した図2と対応する部分は、同一
符号を付けて示している。
は、1次巻線1と2次巻線2とを備えたガス絶縁計器用
変圧器本体4の2次巻線2の両端に、分路巻線16と直
列巻線17とを備えた単巻変圧器18の該分路巻線16
の両端が接続され、該単巻変圧器18の直列巻線17に
は複数のタップ端子9,10,11が設けられている。
その他の構成で、前述した図2と対応する部分は、同一
符号を付けて示している。
【0016】このような標準ガス絶縁計器用変圧器で
は、複数の1次電圧を測定するために、ガス絶縁計器用
変圧器本体4の両端を単巻変圧器18の分路巻線16の
両端に接続し、適切な変成比で直列巻線17に設けた複
数のタップ端子9,10,11により高精度に電圧を変
成している。
は、複数の1次電圧を測定するために、ガス絶縁計器用
変圧器本体4の両端を単巻変圧器18の分路巻線16の
両端に接続し、適切な変成比で直列巻線17に設けた複
数のタップ端子9,10,11により高精度に電圧を変
成している。
【0017】このように複数の1次電圧を測定するため
に、ガス絶縁計器用変圧器本体4と単巻変圧器(オート
トランス)18とを組み合わせると、ガス絶縁計器用変
圧器本体4の2次巻線2の巻数を少なくできて、ガス絶
縁計器用変圧器本体4の小型化が図れ、標準ガス絶縁計
器用変圧器の小型化を図ることができる。また、単巻変
圧器18は巻数を任意に設定できるので、標準ガス絶縁
計器用変圧器の誤差調整を容易に行うことができる。ま
た、単巻変圧器18はガス絶縁計器用変圧器本体4の2
次側で使用するので、使用電圧が低く、このため設計が
容易である。また、単巻変圧器18は分路巻線16と直
列巻線17が直列に一体に構成されているので、漏れリ
アクタンスがなく、このため誤差特性が優れており、ゆ
えに高精度の誤差特性を要求される標準ガス絶縁計器用
変圧器に適している。さらに、単巻変圧器18によれ
ば、ガス絶縁計器用変圧器本体4の場合にタップ端子を
設ける場合に受ける構造面での制約がなく、簡単に複数
のタップ端子を設けることができる。
に、ガス絶縁計器用変圧器本体4と単巻変圧器(オート
トランス)18とを組み合わせると、ガス絶縁計器用変
圧器本体4の2次巻線2の巻数を少なくできて、ガス絶
縁計器用変圧器本体4の小型化が図れ、標準ガス絶縁計
器用変圧器の小型化を図ることができる。また、単巻変
圧器18は巻数を任意に設定できるので、標準ガス絶縁
計器用変圧器の誤差調整を容易に行うことができる。ま
た、単巻変圧器18はガス絶縁計器用変圧器本体4の2
次側で使用するので、使用電圧が低く、このため設計が
容易である。また、単巻変圧器18は分路巻線16と直
列巻線17が直列に一体に構成されているので、漏れリ
アクタンスがなく、このため誤差特性が優れており、ゆ
えに高精度の誤差特性を要求される標準ガス絶縁計器用
変圧器に適している。さらに、単巻変圧器18によれ
ば、ガス絶縁計器用変圧器本体4の場合にタップ端子を
設ける場合に受ける構造面での制約がなく、簡単に複数
のタップ端子を設けることができる。
【0018】図2は、本発明に係る標準ガス絶縁計器用
変圧器における実施の形態の第2例を示したものであ
る。
変圧器における実施の形態の第2例を示したものであ
る。
【0019】この標準ガス絶縁計器用変圧器において
は、1次巻線1と2次巻線2とを備えたガス絶縁計器用
変圧器本体4の2次巻線2の両端に、分路巻線16と直
列巻線17とを備えた単巻変圧器18の該直列巻線17
の両端が接続され、該単巻変圧器18の分路巻線16に
は複数のタップ端子9,10,11が設けられている。
その他の構成で、前述した図1と対応する部分は、同一
符号を付けて示している。
は、1次巻線1と2次巻線2とを備えたガス絶縁計器用
変圧器本体4の2次巻線2の両端に、分路巻線16と直
列巻線17とを備えた単巻変圧器18の該直列巻線17
の両端が接続され、該単巻変圧器18の分路巻線16に
は複数のタップ端子9,10,11が設けられている。
その他の構成で、前述した図1と対応する部分は、同一
符号を付けて示している。
【0020】このような構成でも、前述した第1例と同
様の効果を得ることができる。
様の効果を得ることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明ら係る標準ガス絶縁計器用変圧器
によれば、下記のような優れた効果を達成することがで
きる。
によれば、下記のような優れた効果を達成することがで
きる。
【0022】(a)ガス絶縁計器用変圧器本体と単巻変
圧器とを組み合わせると、ガス絶縁計器用変圧器本体の
2次巻線の巻数を少なくできて、ガス絶縁計器用変圧器
本体の小型化が図れ、標準ガス絶縁計器用変圧器の小型
化を図ることができる。
圧器とを組み合わせると、ガス絶縁計器用変圧器本体の
2次巻線の巻数を少なくできて、ガス絶縁計器用変圧器
本体の小型化が図れ、標準ガス絶縁計器用変圧器の小型
化を図ることができる。
【0023】(b)単巻変圧器は巻数を任意に設定でき
るので、標準ガス絶縁計器用変圧器の誤差調整を容易に
行うことができる。
るので、標準ガス絶縁計器用変圧器の誤差調整を容易に
行うことができる。
【0024】(c)単巻変圧器はガス絶縁計器用変圧器
本体の2次側で使用するので、使用電圧が低く、このた
め設計が容易である。
本体の2次側で使用するので、使用電圧が低く、このた
め設計が容易である。
【0025】(d)単巻変圧器によれば、ガス絶縁計器
用変圧器本体の場合にタップ端子を設ける場合に受ける
構造面での制約がなく、簡単に複数のタップ端子を設け
ることができる。
用変圧器本体の場合にタップ端子を設ける場合に受ける
構造面での制約がなく、簡単に複数のタップ端子を設け
ることができる。
【0026】(e)単巻変圧器は巻線が直列に一体に構
成されているので、漏れリアクタンスがなく、このため
誤差特性が優れており、ゆえに高精度の誤差特性を要求
される標準ガス絶縁計器用変圧器に適している。
成されているので、漏れリアクタンスがなく、このため
誤差特性が優れており、ゆえに高精度の誤差特性を要求
される標準ガス絶縁計器用変圧器に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る標準ガス絶縁計器用変圧器におけ
る実施の形態の第1例を示した結線図である。
る実施の形態の第1例を示した結線図である。
【図2】本発明に係る標準ガス絶縁計器用変圧器におけ
る実施の形態の第2例を示した結線図である。
る実施の形態の第2例を示した結線図である。
【図3】従来の標準ガス絶縁計器用変圧器の結線図であ
る。
る。
1 1次巻線 2 2次巻線 3 補助巻線 4 ガス絶縁計器用変圧器本体 5 1次巻線 6 2次巻線 7 補助変圧器 8 1次電圧源 9〜11 タップ端子 12 タップ切換え接続子 13 接地部 14 測定機器 15 接地線 16 分路巻線 17 直列巻線 18 単巻変圧器
Claims (3)
- 【請求項1】 1次巻線と2次巻線とを備えたガス絶縁
計器用変圧器本体の2次側に単巻変圧器が接続され、該
単巻変圧器に複数のタップ端子が設けられていることを
特徴とする標準ガス絶縁計器用変圧器。 - 【請求項2】 1次巻線と2次巻線とを備えたガス絶縁
計器用変圧器本体の前記2次巻線の両端に、分路巻線と
直列巻線とを備えた単巻変圧器の前記分路巻線の両端が
接続され、前記単巻変圧器の前記直列巻線には複数のタ
ップ端子が設けられていることを特徴とする標準ガス絶
縁計器用変圧器。 - 【請求項3】 1次巻線と2次巻線とを備えたガス絶縁
計器用変圧器本体の前記2次巻線の両端に、分路巻線と
直列巻線とを備えた単巻変圧器の前記直列巻線の両端が
接続され、前記単巻変圧器の前記分路巻線には複数のタ
ップ端子が設けられていることを特徴とする標準ガス絶
縁計器用変圧器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28304099A JP2001110661A (ja) | 1999-10-04 | 1999-10-04 | 標準ガス絶縁計器用変圧器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28304099A JP2001110661A (ja) | 1999-10-04 | 1999-10-04 | 標準ガス絶縁計器用変圧器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001110661A true JP2001110661A (ja) | 2001-04-20 |
Family
ID=17660445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28304099A Pending JP2001110661A (ja) | 1999-10-04 | 1999-10-04 | 標準ガス絶縁計器用変圧器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001110661A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113506676A (zh) * | 2021-06-16 | 2021-10-15 | 云南电网有限责任公司 | 一种无局放自升压多变比标准电压互感器和试验方法 |
-
1999
- 1999-10-04 JP JP28304099A patent/JP2001110661A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113506676A (zh) * | 2021-06-16 | 2021-10-15 | 云南电网有限责任公司 | 一种无局放自升压多变比标准电压互感器和试验方法 |
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Legal Events
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