JP2001110465A - 差込形電線コネクタ - Google Patents

差込形電線コネクタ

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JP2001110465A
JP2001110465A JP32592499A JP32592499A JP2001110465A JP 2001110465 A JP2001110465 A JP 2001110465A JP 32592499 A JP32592499 A JP 32592499A JP 32592499 A JP32592499 A JP 32592499A JP 2001110465 A JP2001110465 A JP 2001110465A
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JP
Japan
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conductor
wall
connector
wire
conductive
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JP32592499A
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English (en)
Inventor
Takeo Kawaguchi
竹夫 川口
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KAWAGUCHI KK
Kawaguchi KK
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KAWAGUCHI KK
Kawaguchi KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気配線工事における分岐結線に用いる差込
形電線コネクタにおいて、導電体に複数差し込んだ各電
線端末自体を押しバネで一括押圧し接続するとともめ、
止めバネ片と導電体の導電斜壁又はキャップ斜壁で電線
端末を挾接し抜け止めるなど多くの接続導電させ、電線
端末を差し込むのみにて電気的安定と耐久性を強化した
差込形電線コネクタを提供する。 【解決手段】 細長い口開部を形成した導電体の何れか
一方の内側壁に押しバネを位置させ、順次差し込む電線
端末はその上バネ片及び下バネ片に押し圧され接続しな
がら他方の内側壁に押し圧接触させ、導電体奥部の導電
斜壁又はキャップ斜壁に誘導された電線端末は、相対向
する導電体内壁に強く押し圧され、導電体外側部に位置
させた止めバネ片と導電斜壁又はキャプ斜壁に挾接して
抜け止め、キャップ体底部を透明又は半透明になし差し
込み状態の目視可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願は、屋内電気配線工事に
おいて分岐結線に用いるコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコネクタは、差し込んだ各電線端
末を一線ごとに隔離して導電板に押し圧し、しかも、バ
ネ片で一方的に押し圧接続する構造であるため、電線端
末を差し込む際の不適正な差し込み方、又は差し込み後
に不適正な圧力又は衝撃が加わるとバネ片の押し圧力が
劣化し、導電板との接触不足による導電不良を生ずる不
安があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来コネクタの問題点
を解決する課題として、各電線端末を孤立接続させるこ
となく、各電線端末自体を導電体とともに直接接続し、
さらに、バネ片による個別的押し圧力のみによる導電に
頼らず、導電体の各部内壁に各電線端末自体を接続する
など複数個所を接続導電することにより電気的安全性と
耐久性を向上させるものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
手段として、導電体口を細長く形成した導電体の一端の
内側壁部に押しバネを位置させ、それを押し開きながら
差し込んだ複数の電線端末を、他端の内側壁部に一括し
て押し圧接続し、各電線端末自体が接続導電するととも
に、電線端末を奥まで差し込んだ瞬間、導電斜壁又はキ
ャップ斜壁に強く接触し誘導され、相対向する内側壁に
接続するなど数個所に接触導電するコネクタの構造に関
する。
【0005】止めバネ片を押し開き挿入した各電線端末
を、止めバネ片と導電斜壁又はキャップ斜壁で挾接導電
しながら抜け止める。
【0006】導電体口を間仕切り複数の並列導電体口を
成型した一個のコネクタに電線端末を多数差し込み接続
可能とした。
【0007】導電体を円形に形成し、多数の電線端末を
差し込んでも製品の幅が長くならず小形化した形状を成
す。
【0008】
【発明の実施の形態】本願は、屋内電気配線工事におけ
る分岐結線に用いるコネクタの導電性及び耐久性向上を
目指す構造に関するもので、複数の電線端末を電線差し
込み口から差し込むだけで接続作業の総べてが完了する
ものである。
【0009】導電体内壁との接続に留まらず、各電線端
末自体が相互に直接接続するなど、複数個所が接続して
導電確実且つ耐久性を向上させ、使用途中における圧力
又は衝撃を受け、又は電線端末の位置が何れかに動いて
も接続導電に変化無く電気的安全性が保たれる。
【0010】多数の電線端末を一個のコネクタに接続す
る場合の一例として、導電体の横幅を長くするのみに限
らず、図9に示すように導電体口を間仕切り並列して差
し込み得るよう成型する。
【0011】多数の電線端末を一個のコネクタに差し込
む場合の二例として、図10に示すように、円形の導電
体に形成すれば製品幅が短く小形化する。その場合は当
然ながら円形に沿った形状の円形押しバネ及び円形止め
バネ板を組み付け機能させる。
【0012】
【実施例】以下、本願の実施例を図によって述べると、
1はキャップ本体であり、差し込んだ電線端末が透視で
きるよう底部を透明又は半透明に成し外部から結線状態
が透視可能となし、コネクタを絶縁収納する。1〜Bは
キャツプ斜壁であり、キャップ本体1の奥部一方を内に
向け斜壁に成型した壁面で、差し込む電線端末8が押し
圧誘導され導電体1の向かって背部の内壁に強く押し圧
導電するとともに、止めバネ片5〜B又は10〜Bによ
り挾み、強く接触導電し抜け止める。2はキャップであ
り、キャツプ本体1に収納したコネクタ(端子)を抜け
止め、電線端末8の電線差し込み口3をなす。3〜Bは
導電体口であり、電線差し込み口3に継続する導電体4
の入口。導電体4は、電線端末8を複数一列に差し込
み、その一方の内側壁には押しバネ6を位置させ、その
上バネ片6〜Bを電線端末8で押し開き挿入すようにな
し、他方の内側壁に対して上バネ片6に押し圧される電
線端末8が順次押し付けられながら進行し、導電斜壁4
〜Bに到り強く接触し、誘導され、導電体4の背面部内
壁に接続するなど数個所で接続導電する。5は止めバネ
体であり、スリット5〜Eにより単独作用する止めバネ
片5〜Bを設け、その先端が電線端末8を押し圧して軽
く食い込み電線7の引っ張り力に抵抗して抜け止める。
5〜Cは止め端であり、他方の止め端5〜Dとともに導
電体4を取り巻き、止めバネ体5が導電体4を包皮固定
し、止めバネ片5〜Bの付け根を支え押しバネ作用を可
能にする。上バネ片6〜Bは、導電体4内の何れか一方
の側壁部に位置させた押しバネ6の上片で、電線端末8
を順次電線差し込み口3から差し込むと押し開いて挿入
し、導電体口3〜Bの一方の内壁とともに電線端末8を
押し圧し接続させる。6〜Cは下バネ片であり、上バネ
片6〜Bの補助作用をなし、複数差し込んだ電線端末8
の押し圧力を補強する。7は電線。9は斜壁無し導電体
であり、導電斜壁4〜Bを省いたもので、電線端末8の
押し圧誘導作用はキャップ斜壁1〜Bが代行する。10
は止めバネ板であり、止めバネ体5を簡略したもので、
キャップ本体1の内壁と導電体4の外壁で支え、支持部
10〜Cをキャップ2で押し圧固定する。10〜Bは止
めバネ片であり、止めバネ片5〜Bと同様作用をなす。
11は円形導電体であり、導電体4又は斜壁無し導電体
9を異形に成型したもので、円形導電体口11〜Bを長
くし電線端末8を多数差し込んでも横幅を要せず全体形
状が小形化し、ジョイントボックス内に多数収納でき
る。12は円形押しバネであり、上バネ片6〜B及び下
バネ片6〜Cを円形導電体口11〜Bの円形に沿う円形
に形成し、電線端末8に沿い押し圧し伸縮作用可能にし
たもの。13は円形止めバネ板であり、止めバネ板10
を円形導電体11に沿う円形に成型したもの。14は並
列導電体であり、間仕切り先端部14〜Bをなす一片で
間仕切り並列導電体口14〜Dを成型し、後端部14〜
Cをなす一片で二列目の導電体口14〜Dを成型並列
し、一個のコネクタに多数の電線端末8を並列接続可能
とする。
【0013】止めバネ片5〜B及び10〜Bの先端形状
は、単に平面板をスリットするだけではなく、順次差し
込む電線端末8が押し開きながら横に進行する際、スリ
ットして成る各先端の角部分にひっかかり進行を阻害し
ないよう、各先端形状を図6及び図8に示すように少し
斜めに形成して進行時に当たる端部を逃してある。
【0014】撚り線を接続する場合は、最初に差し込め
ば、上バネ片6〜Bの先端が届かず、又はその押し圧力
が軽く、従って押し圧による支障無く差し込むことがで
きる。
【0015】図11に示すように、止めバネ板10を、
キャップ斜壁1〜B側に位置させ、対向する導電体4の
内壁に向け押し圧抜け止めることもできる。
【0016】
【発明の効果】上述のように、導電体4内の何れか一方
の内側壁に押しバネ6を位置させ、電線端末8で上バネ
片6〜Bを押し圧し差し込み、他方の内側壁に押し着
け、順次差し込まれる電線端末8を上バネ6〜B及び下
バネ6〜Cで一括して接続させるとともに、導電斜壁4
〜B又はキャップ斜壁1〜Bに接触し押し圧誘導された
各電線端末8は、相対向する側の内壁に強く接触するな
ど複数ヵ所が接続導電し、使用後の電線端末8の微動又
は衝撃を受けても導電体4内の何れか複数に接触導電す
るため電気的安全性及び耐久性が著しく向上する。
【0017】導電斜壁4〜Bを省いた斜壁無し導電体9
のように、形状を単純化した場合は、図7及び図11に
示すように、キャップ1の奥部にキャップ斜壁1〜Bを
形成すれば、差し込む電線端末8を相対向する導電体4
の内壁に誘導し強く接触導電する。
【0018】止めバネ片5〜B又は止めバネ片10〜B
と、導電斜壁4〜B又はキャップ斜壁1〜Bとで電線端
末8を挾み、導電し、抜け止める。
【0019】図1・2に示すように、導電斜壁4〜Bを
少し短く成型し、その先端角部の尖端に電線端末8の先
端が乗り越え得る構造に成せば、その尖端と相対する止
めバネ片5〜B又は10〜Bの尖端で挾み、抜け止め効
果が倍加する。
【0020】導電体4又は斜壁無し導電体9の内部を図
9に示すように間仕切り成型すれば、電線端末8を並列
に差し込み可能となり、一個のコネクタに多数の分岐結
線ができる。
【0021】図10のように、円形導電体口11〜Bを
長く成型し、円形押しバネ板12及び円形止めバネ板1
3をそれぞれ沿わせ機能させれば、多数の電線端末8の
収納可能となり、その外形が小型化し、ジョイントボッ
クスに多数収容できる。
【0022】最初に差し込めば、より線も接続できる。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】使用状態を示す一部A−A断面図。
【図2】使用状態を示す一部B−B断面図。
【図3】使用状態を示す平面図。
【図4】押しバネ6の正面図。
【図5】導電体4の斜視図。
【図6】止めバネ体5の斜視図。
【図7】斜壁無し導電体9を備えた使用状態を示す一部
B−B断面図。
【図8】止めバネ板10を示す斜視図。
【図9】並列導電体14の使用状態を示す一部切断平面
図。
【図10】円形導電体11を用いた平面図。
【図11】止めバネ板10を反対側に用いた使用状態を
示す一部B−B断面図。
【0024】
【符号の説明】 1 キャップ本体 1〜B キャップ斜壁 2 キャップ 3 電線差し込み口 3〜B 導電体口 4 導電体 4〜B 導電斜壁 5 止めバネ体 5〜B 止めバネ片 5〜C 止め端 5〜D 止め端 5〜E スリット 6 押しバネ 6〜B 上バネ片 6〜C 下バネ片 7 電線 8 電線端末 9 斜壁無し導電体 10 止めバネ板 10〜B 止めバネ片 10〜C 支持部 10〜D スリット 11 円形導電体 11〜B 円形導電体口 12 円形押しバネ 13 円形止めバネ板 14 並列導電体 14〜B 間仕切先端部 14〜C 後端部 14〜D 並列導電体口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気配線工事における分岐結線に用いる
    差込形電線コネクタ(以下コネクタという)において、
    一つの導電体口に複数の電線端末を差し込み、その導電
    体口の何れか一方内側壁に位置させた押しバネで電線端
    末を一括押し圧しながら他方の内側壁に押し着け接続す
    るなど、差し込んだ電線端末相互に直接接続し且つ導電
    体内部の複数個所に接続したことを特徴とするコネク
    タ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、導電体の奥部に成型
    した導電斜壁又はキャップ斜壁に接触し誘導された電線
    端末が、相対向する側の導電体内壁にも押し着けられ接
    触導電することを特徴とするコネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1及び同2において、一個の導電
    体内部を間仕切り導電体口を並列成型し、電線端末を多
    数差し込み得る構造に成したことを特徴とするコネク
    タ。
  4. 【請求項4】 各請求項において、導電体の導電体口を
    円形に成型したことにより外形状を小形化したことを特
    徴とするコネクタ。
  5. 【請求項5】 各請求項において、導電体外部に沿わせ
    た止めバネ片と導電斜壁又はキャップ斜壁で挾接し導電
    しながら抜け止めることを特徴とするコネクタ。
JP32592499A 1999-10-12 1999-10-12 差込形電線コネクタ Pending JP2001110465A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012174428A (ja) * 2011-02-18 2012-09-10 Yazaki Corp ジョイントコネクタ
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CN113612036A (zh) * 2021-07-02 2021-11-05 厦门广泓工贸有限公司 一种电连接器及其led灯

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