JP2001110386A - 油漬型電池 - Google Patents

油漬型電池

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JP2001110386A
JP2001110386A JP28670999A JP28670999A JP2001110386A JP 2001110386 A JP2001110386 A JP 2001110386A JP 28670999 A JP28670999 A JP 28670999A JP 28670999 A JP28670999 A JP 28670999A JP 2001110386 A JP2001110386 A JP 2001110386A
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JP
Japan
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battery
storage tank
oil
battery storage
cover
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Application number
JP28670999A
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English (en)
Inventor
Masahiko Inoue
雅彦 井上
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Yuasa Corp
Original Assignee
Yuasa Corp
Yuasa Battery Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 重量を増大させずに大容量化に寄与できる油
漬型電池を得る。 【解決手段】 複数の単電池10を収納し、蓋9によっ
て密閉した電池収納槽1と、外圧の変化に対して内部に
充填した電気絶縁油を電池収納槽1内に流入または電池
収納槽1から流出させて内外の圧力差を補償する均圧装
置2と、この均圧装置2を被包するカバー6とを有し、
電池収納槽1、蓋9またはカバー6の少なくとも一つ
を、金属製の平板41と波板42とを交互に積層し、波
板42の山部を平板41に接合した構造にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油漬型電池に関する
もので、さらに詳しく言えば、深海用機器、潜水調査
船、潜水作業ロボット等の主動力電源あるいはこれらに
搭載される計器類、通信機器類の非常用電源として用い
られ、外圧の変化に対して電気絶縁油を電池収納槽内に
流入または電池収納槽から流出させて内外の圧力差を補
償する油漬型電池の大容量化に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、深海用機器、潜水調査船、潜水作
業ロボット等は、潜水深度の深化、潜水時間の長時間化
の要求が高まり、その主動力電源あるいはこれらに搭載
される計器類、通信機器類の非常用電源としての電池に
も大容量化の要求が高まっている。
【0003】上記した深海用機器、潜水調査船、潜水作
業ロボット等に搭載される機器類のうち、電池は総排水
量の10〜30%を占めるため、電池以外の機器類は耐
圧殻内に収納し、電池は別に設けた電池収納槽内に収納
し、外圧の変化に対して電池収納槽内に電気絶縁油を流
入または電池収納槽から電気絶縁油を流出させて内外の
圧力差を補償する、油漬型電池にしている。
【0004】このような油漬型電池は、図3に示したよ
うに、複数の単電池10を直列または並列に接続して収
納した電池収納槽1と、この電池収納槽1の下部に設け
られ、外圧の変化に対して内部に充填した電気絶縁油を
電池収納槽1内に流入または電池収納槽1から流出させ
て内外の圧力差を補償する均圧装置2と、この均圧装置
2を被包するカバー6とを有し、前記電池収納槽1は上
部がガス抜き栓11を設けた蓋9で密閉され、複数の単
電池10を載置する底部が通油孔3を設けた底板4で均
圧装置2と区画され、前記カバー6は海水流通孔8が設
けられるとともに、上部のフランジ部7に挿通したボル
ト5によって電池収納槽1と均圧装置2とを結合した構
造になっている。
【0005】上記した油漬型電池は、これを搭載した深
海用機器、潜水調査船、潜水作業ロボット等が、潜水に
伴って水圧が高くなると、カバー6の海水流通孔8を介
して均圧装置2が圧縮され、電気絶縁油が通油孔3を通
って電池収納槽1内に移動し、電池収納槽1内に残留す
る気体を圧縮し、圧縮された気体がガス抜き栓11を通
って外部に放出され、浮上に伴って水圧が低下すると、
電池収納槽1内の気体が膨張して電気絶縁油が通油孔3
を通って電池収納槽1から流出することによって内外の
圧力差を補償する構造である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の油漬型
電池では、これを搭載する深海用機器、潜水調査船、潜
水作業ロボット等の潜水深度の深化、潜水時間の長時間
化への要求に対応させる場合には、電池収納槽1、蓋9
およびカバー6を電池の重量と水圧に耐えるだけの強度
にする必要があるが、従来の油漬型電池はこれらに中実
板を用いていたため、その重量が増大するという問題が
あった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、複数の単電池を直列または
並列に接続して収納し、蓋によって密閉した電池収納槽
と、外圧の変化に対して内部に充填した電気絶縁油を電
池収納槽内に流入または電池収納槽から流出させて内外
の圧力差を補償する均圧装置と、この均圧装置を被包す
るカバーとを有する油漬型電池において、前記電池収納
槽、蓋またはカバーの少なくとも一つが、金属製の平板
と波板とを交互に積層し、波板の山部を平板に接合した
構造のものであることを特徴とすることであり、これに
より、電池収納槽、蓋およびカバーの重量を増大させず
に、その強度を向上させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
いて説明する。
【0009】図1は本発明の実施の形態に係る油漬型電
池の断面図である。
【0010】本発明の実施の形態に係る油漬型電池の特
徴は、複数の単電池10を直列または並列に接続して収
納し、蓋9によって密閉した電池収納槽1と、この電池
収納槽1の下部に設けられ、外圧の変化に対して内部に
充填した電気絶縁油を電池収納槽1内に流入または電池
収納槽1から流出させて内外の圧力差を補償する均圧装
置2と、この均圧装置2を被包するカバー6とを有する
ものにおいて、前記電池収納槽1、蓋9またはカバー6
の少なくとも一つが、金属製の平板と波板とを交互に積
層し、波板の山部を平板に接合した構造にしたことであ
る。
【0011】前記電池収納槽1、蓋9またはカバー6
は、その断面形状が、図2(a),(b)に示したよう
に、金属製の平板41と波板42とを交互に積層し、波
板42の山部420が平板41に接合された構造であ
り、その材質は軽量で強度が大きいアルミニウム合金や
チタン合金がよい。
【0012】上記した構造の電池収納槽1、均圧装置2
は蓋9、フランジ部7に挿通したボルト5によって内部
が密閉された構造であり、カバー6は海水流通孔8から
加わる水圧によって均圧装置2が圧縮される構造である
が、金属製の平板41と波板42との間に形成される空
間を、深海用機器、潜水調査船、潜水作業ロボット等の
潜水時に海水が流入する構造にしておくと、外部からの
水圧がこの海水を介して加わり、その強度を実際より大
きくすることができる。
【0013】なお、上記した実施の形態では、均圧装置
2は電池収納槽1の下部に設けているが、電池収納槽1
の側部に設けてもよい。
【0014】
【発明の効果】上記した如く、本発明の油漬型電池は、
電池収納槽、蓋またはカバーの少なくとも一つを、金属
製の平板と波板とを交互に積層し、波板の山部を平板に
接合した構造のものにしているから、電池収納槽、蓋ま
たはカバーの重量を増大させずに強度の向上が図れ、大
容量化に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る油漬型電池の断面図
である。
【図2】図1の油漬型電池の電池収納槽、蓋またはカバ
ーの要部断面図である。
【図3】従来の油漬型電池の断面図である。
【符号の説明】
1 電池収納槽 2 均圧装置 3 通油孔 6 カバー 8 海水流通孔 9 蓋 10 単電池 11 ガス抜き栓

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の単電池を直列または並列に接続し
    て収納し、蓋によって密閉した電池収納槽と、外圧の変
    化に対して内部に充填した電気絶縁油を電池収納槽内に
    流入または電池収納槽から流出させて内外の圧力差を補
    償する均圧装置と、この均圧装置を被包するカバーとを
    有する油漬型電池において、前記電池収納槽、蓋または
    カバーの少なくとも一つが、金属製の平板と波板とを交
    互に積層し、波板の山部を平板に接合した構造のもので
    あることを特徴とする油漬型電池。
JP28670999A 1999-10-07 1999-10-07 油漬型電池 Pending JP2001110386A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003092094A (ja) * 2001-09-19 2003-03-28 Japan Storage Battery Co Ltd 電池装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20051219