JP2001108999A - 液晶素子 - Google Patents

液晶素子

Info

Publication number
JP2001108999A
JP2001108999A JP28359399A JP28359399A JP2001108999A JP 2001108999 A JP2001108999 A JP 2001108999A JP 28359399 A JP28359399 A JP 28359399A JP 28359399 A JP28359399 A JP 28359399A JP 2001108999 A JP2001108999 A JP 2001108999A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
pixels
sub
pixel
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28359399A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Katakura
一典 片倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP28359399A priority Critical patent/JP2001108999A/ja
Publication of JP2001108999A publication Critical patent/JP2001108999A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Filters (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示品位の悪化を防止する。 【解決手段】 赤緑青の3色のカラーフィルターを図示
の符号5r,5g,5bのように配置した液晶パネルに
おいて、基板間隙を規定するストライプ状スペーサー6
を、列A1 と列A1 との間の非画素部に配置する。これ
により、緑や青のフィルター5g,5bはスペーサー6
に近接されると共に、赤のフィルター5rはスペーサー
6から離れた位置に配置されるものの、このようなフィ
ルター5r,5g,5bとスペーサー6との相対位置関
係は各画素10において共通するため、色バランスは各
画素毎に等しくなり、表示品位の悪化を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的には、一対
の基板に挟持されて構成される液晶素子に係り、詳しく
は基板間隙を規定する間隙規定部材の配置に関する。
【0002】
【従来の技術】(1) 表示装置としては従来よりCRTが
用いられているが、このCRTには種々の問題点があ
る。以下、この点につき説明する。
【0003】従来より、種々の情報を表示するディスプ
レイとしてCRTが知られており、このCRTは、動画
出力を行うTVやVTRに、あるいはパソコンのモニタ
ー等に広く用いられている。
【0004】しかしながら、このCRTは、種々の問
題、すなわち、 * その特性上静止画像に対しては、フリッカや解像度
不足による走査縞などが視認性を低下させたり、焼きつ
きによる蛍光灯の劣化が起ったりするという問題や、 * 電磁波を発生して人体に悪影響を与え、VDT作業
者の健康を害する恐れがあるという問題や、 * その構造上、画面後方にスペースを必要とするた
め、オフィスや家庭の省スペース化を阻害しているとい
う問題、 がある。 (2) このようなCRTの問題を解決するものとして種々
のタイプの液晶パネルが開発されている。以下、種々の
タイプの液晶パネルにつき説明する。 例えば、ツイステッド・ネマチック(twiste
d nematic;TN)液晶を用いたものが知られ
ており、それは、エム・シャット(M.Schadt)
とダブリュー・ヘルフリッヒ(W.Helfrich)
著の“アプライド・フィジックス・レターズ(Appl
ied PhysicsLetters)、第18巻、
第4号(1971年2月15日発行)、第127頁〜1
28頁”において示されている。
【0005】なお、このようなTN液晶を用いた液晶パ
ネルには、コスト面で優位性を持つ単純マトリクスタイ
プのものがあるが、このタイプのものでは、画素密度を
高くすると黒ストークを発生するという問題がある。
【0006】また、このようなTN液晶を用いた液晶パ
ネルとしては、アクティブマトリクス型のものの開発が
近年行われており、急速な生産技術の進歩によって10
〜12インチクラスのディスプレイが歩留り良く製造さ
れている。かかる液晶パネルは、一つ一つの画素にトラ
ンジスタ(TFT)を備えており、クロストーク等の問
題が解決される反面、大面積になればなるほど不良画素
無く液晶パネルを作製することが工業的に非常に困難で
あり、またたとえ可能であっても多大なコストがかかっ
てしまうという問題がある。 これに対して、強誘電性液晶分子(強誘電性を示す
液晶分子)の屈折率異方性を利用して偏光素子との組み
合わせにより透過光線を制御する型の表示素子が、クラ
ーク(Clark)およびラガーウオル(Lagerw
all)により提案されている(特開昭56−1072
16号公報、米国特許第4367924号明細書等)。
【0007】この強誘電性液晶は、一般に特定の温度域
において、カイラルスメクチックC相(SmC*)また
はH相(SmH*)を有し、この状態において、加えら
れる電界に応答して第1の光学的安定状態と第2の光学
的安定状態のいずれかを取り、かつ電界の印加のないと
きはその状態を維持する性質(すなわち、双安定性メモ
リー性)を有し、その上、自発分極により反転スイッチ
ングを行うため、非常に速い応答速度を示す。更に視覚
特性も優れていることから、特に、高速、高精細、大画
面の表示素子あるいはライトバルブとして適していると
考えられる。
【0008】さらにこの液晶パネルは、初期配向段階で
は第1の安定状態に配向した液晶分子と、第2の安定状
態に配向した液晶分子とがドメイン中に混在した状態に
なっている。即ち双安定状態のカイラルスメクチック液
晶では、液晶分子を第1の安定状態に配向させる配向規
制力と、第2の安定状態に配向させる配向規制力とがほ
ぼ均等のエネルギーレベルを持っているため、カイラル
スメクチック液晶が双安定性を示すのに十分に薄くした
配向膜厚の状態下で配向するときに、ドメイン内に第1
の安定状態と第2の安定状態に配向した液晶分子が初期
配向段階で混在していることになる。
【0009】ところで、このような強誘電性液晶の一つ
にτ−Vminモード液晶がある。この液晶は負の誘電
異方性(△ε<0)および正の二軸誘電異方性(△ε>
0)を有しており、液晶を安定化させる誘電異方性トル
クが強誘電性の液晶反転トルクより大きくなることで、
τ−Vmin特性を示すものである。ここでτ−Vmi
n特性とは、印加電圧(V)を高くしていくと液晶の応
答速度(τ)がある極小値(τ−Vmin)を示す特性
のことで、この液晶は、液晶パネルの高輝度化や高コン
トラスト化や高速化を可能とする液晶材料である。この
液晶を利用した表示装置は特開平10−115819号
公報に開示されている。 また、同様の液晶分子の屈折率異方性と自発分極を
利用して液晶パネルを構成する液晶として、反強誘電性
を示す液晶(以下、“反強誘電性液晶”とする)が知ら
れている。この反強誘電性液晶は、一般に特定の温度領
域において、カイラル・スメクチックCA相(SmCA
*)を有し、この状態において無電界時には平均的な光
学安定状態はスメクチック層法線方向になるが、電界印
加によって平均的な光学安定状態が層法線方向から傾く
性質を有する。また、この反強誘電性液晶も、強誘電性
液晶と同様に自発分極と電界のカップリングによってス
イッチングが行なわれるため、非常に速い応答速度を示
し、高速駆動が可能な液晶パネルを構成する液晶として
期待されている。 (3) 上述のように液晶パネルには種々のものがあるが、
いずれの液晶パネルも一対の基板に液晶を挟持して構成
される。そして、このような液晶パネルにおいて表示ム
ラを防止して駆動するには、一対の基板の間隙を基板面
のいずれの箇所においても等しく(すなわち、基板間隙
を均一に)保つことが必要である。以下、この点につき
説明する。
【0010】液晶パネルは、通常、一対の基板に液晶を
挟持して構成されており、各ガラス基板に設けられた透
明電極間に一定のしきい値以上の電圧を印加することに
よって駆動される。したがって、基板間隙が基板面内で
不均一であると、液晶に印加される電界も基板面内で不
均一となって表示ムラが発生してしまうこととなる。強
誘電性液晶(FLC)や反強誘電性液晶(A−FLC)
を用いた場合、基板間隙を1〜3μm程度に狭くする必
要があり、基板間隙を均一にすることは難しい技術であ
ると同時に、非常に重要な構成要素でもある。 (4) 基板間隙を均一にする方法としては、球状のスペー
サーを用いる方法と、特開平10−186340号公報
に開示されているようにストライプ状のスペーサー(以
下、“隔壁部材”とする)を用いる方法とがあるが、後
者の方が好ましい。以下、この点につき説明する。
【0011】球状のスペーサーを用いる方法の場合、ス
ペーサー個々の大きさ(粒径)を等しく出来れば、比較
的狭いセルギャップの液晶パネルにも用いることは可能
である。しかし、このスペーサーの配置は、貼り合わせ
る前の基板に散布することにより行われるため、その配
置位置をコントロールすることは不可能であり、その結
果、画像表示領域である画素にもスペーサーが配置され
てしまい、スペーサー周辺で配向欠陥を引き起こし、画
像のコントラストが十分に得られないなどの問題があっ
た。また、球状スペーサーだけでは基板どうしの接着を
確保できないことから、基板どうしの接着を確保するに
は球状スペーサーに加えて接着微粒子を散布する必要も
あるが、この接着微粒子も同様に配向欠陥を引き起こし
てしまうという問題があった。
【0012】一方、上述の隔壁部材を用いる方法の場
合、隔壁部材は、 * フレキシ印刷による塗布とフォトリソグラフィー法
によるパターニング、 * ドライフィルムの貼付、 等によって形成されるため、隔壁部材の配置位置をコン
トロールして非画素部に形成することが可能となる。し
たがって、上述のような配向欠陥の発生やコントラスト
の低下を防止できる。また、この隔壁部材は、スペーサ
ーとしての機能だけでなく基板どうしを接着する機能を
も有していることから、上述のような接着微粒子を用い
る必要がなく、該接着微粒子に起因する配向欠陥の発生
等を回避できる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、液晶パネル
に上述のようなストライプ状の隔壁部材を用いた場合に
は、隔壁部材の近傍の部分と隔壁部材から離れた部分と
で液晶分子の配向状態が異なってしまい、表示品位が悪
くなるという問題があった。これは、隔壁部材がストラ
イプ状に液晶分子の層構造を分断するように配置される
ことに起因するものと思われる。
【0014】このような問題は、カラーフィルターを用
いてカラー表示を行うようにした液晶パネルにおいても
起こり得る。以下、この点につき図5を参照して説明す
る。
【0015】カラーフィルターを用いてカラー表示を行
う液晶パネルでは、各色表示を行う副画素3r,3g,
3bが一定の規則性をもって配置されている。例えば図
5に示す液晶パネルにおいては、緑色を表示する副画素
3gと、青色を表示する副画素3bとが交互に配置され
ていると共に、赤色を表示する副画素3rが図示y方向
に並べて配置されている。そして、L字状に配置された
3つの副画素3r,3g,3bによって1つの画素10
が構成されている。
【0016】ところで、このような液晶パネルにおいて
上述した隔壁部材6を副画素3r,3g,3bの規則性
とは無関係に配置すると、隔壁部材6の近傍に配置され
る副画素と、隔壁部材6から離れて配置される副画素と
では光学特性が異なってしまい、色バランスが画素10
毎に異なって表示品位が悪くなってしまうという問題が
あった。なお、図6は表示状態を示す図であり、符号G
は緑色表示をする副画素を示し、符号Bは青色表示をす
る副画素を示し、符号Rは赤色表示をする副画素を示
す。
【0017】そこで、本発明は、表示品位の悪化等を防
止する液晶素子を提供することを目的とするものであ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は上記事情を考慮
してなされたものであり、所定間隙を開けた状態に配置
された一対の基板と、これら一対の基板の間隙に挟持さ
れた液晶と、該液晶を挟み込むと共に複数の副画素を構
成するように配置された一対の電極と、これら各副画素
にそれぞれ配置されたカラーフィルターと、前記一対の
基板の間隙に配置されて該間隙を規定する間隙規定部材
と、を備え、かつ、前記一対の電極を介して前記液晶に
電圧を印加することに基づきカラー表示を行う液晶素子
において、一の方向及び該一の方向と直交する他の方向
の両方向に沿って互いに隣接された3つ以上の副画素に
よってカラー表示を行う単位である1つの画素を構成
し、かつ、前記間隙規定部材は、各画素においてカラー
フィルターとの相対位置関係がほぼ等しくなる位置に配
置されてなる、ことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図4を参照して、
本発明の実施の形態について説明する。
【0020】まず、本実施の形態に係る液晶素子Pの構
成について、図1及び図2を参照して説明する。ここ
で、図1は、本発明に係る液晶素子の構造の一例を示す
断面図であり、図2は、本発明に係る液晶素子のカラー
フィルターの配置等を説明するための図である。
【0021】本実施の形態に係る液晶素子Pは、図1に
示すように、所定間隙を開けた状態に配置された一対の
基板1a,1bと、これら一対の基板1a,1bの間隙
に挟持された液晶2と、該液晶2を挟み込むと共に複数
の副画素3r,3g,3bを構成するように配置された
一対の電極4a,4bと、これら各副画素3r,3g,
3bにそれぞれ配置された各色のカラーフィルター5
r,5g,5bと、前記一対の基板1a,1bの間隙に
配置されて該間隙を規定する間隙規定部材6と、を備え
ており、前記一対の電極4a,4bを介して前記液晶2
に電圧を印加することに基づきカラー表示を行うように
構成されている。
【0022】そして、各色のカラーフィルター5r,5
g,5bがそれぞれ配置された副画素3r,3g,3b
は、図2に示すように、互いに直交する一の方向x及び
他の方向yの両方向x,yにて互いに隣接されるように
配置されており、カラー表示を行う最小単位である1つ
の画素10を構成している。また、前記間隙規定部材6
は、各画素10においてカラーフィルター5r,5g,
5bとの相対位置関係がほぼ等しくなる位置に配置され
ている(詳細は後述)。
【0023】なお、カラーフィルター5r,5g,5b
としては、赤緑青やその他の3色のものや、4色以上の
ものを用いることができる。
【0024】また、カラーフィルター5r,5g,5b
として3色のものを用いる場合、 * いずれか2色のフィルター(図2では緑フィルター
5gと青フィルター5b)を前記他の方向yに交互に配
置して1つの列A1 を形成させると共に、残りの1色の
フィルター(図2では赤フィルター5r)のみを前記2
色のフィルター5g,5bに沿うように前記他の方向y
に並べて配置して1つの列A2 を形成させ、かつ、 * 前記2色のフィルター5g,5bが配置された2つ
の副画素3g,3b、及びフィルター5rが配置された
1つの副画素3rの3つの副画素3r,3g,3bによ
って1つの画素10を構成させる、ようにすると良い。
【0025】この場合、 * 上述した列A1 (すなわち、いずれか2色のフィル
ター5g,5bを前記他の方向yに交互に配置して形成
した列A1 )を2本ずつ前記一の方向xに沿って隣接さ
せ、 * その間(そのような2本の列A1 ,A1 と2本の列
1 ,A1 との間)には、残りの1色のフィルター5r
を配置して形成した列A2 を配置、すると良い。なお、
図2では、交互に配置する2色のフィルターを青フィル
ター5b及び緑フィルター5gとし、1列に配置するフ
ィルターを赤フィルター5rとしたが、もちろんこれに
限る必要はなく、他の色の組み合わせであっても良い。
【0026】ところで、“各画素10においてカラーフ
ィルター5r,5g,5bとの相対位置関係が等しい”
とは、各画素10において特定の色のフィルターは必ず
間隙規定部材6に隣接されると共に特定のフィルターは
必ず間隙規定部材6に隣接されないような状態をいう。
これを、図2を参照して具体的に説明すると、各画素1
0において青フィルター5b及び緑フィルター5gは必
ず間隙規定部材6に隣接されるように配置されている
が、赤フィルター5rは間隙規定部材6に隣接されない
ように必ず配置されている。
【0027】但し、このような相対位置関係はほとんど
の画素において等しければ足り、画素全てにおいて完全
に等しくする必要は無い。
【0028】また、入力映像の縦横比を再現し表示出力
することはディスプレイとして重要な要件であることか
ら、画質上、画素の重心は縦横ともに等間隔に近いこと
が望ましい形態である。
【0029】図2に示す本実施例ではx方向には電極
1.5本ごと、y方向には電極2本ごとの間隔で画素の
重心があることから、情報電極の幅と走査電極の幅を
2:1.5にすることで画素の重心が縦横ともに等間隔
になる。電極をパターニングする製造プロセス上可能な
最小ピッチをWとすると、情報電極ピッチは4/3W、
走査電極ピッチはWとなり、このサイズの3つの副画素
で1つの画素を構成するので画素10の面積は4・W・
Wとなる。
【0030】一方、図3に示すように青・赤・緑フィル
ター5b,5r,5gを1列に配置して副画素3b,3
r,3gを構成し、これら1列の副画素3b,3r,3
gによって1つの画素10を構成させることも考えられ
るが、このような構成を取る場合、画素10の重心はx
方向には電極3本ごと、y方向には電極1本ごとの間隔
になることから、情報電極の幅と走査電極の幅を1:3
にすることで画素の重心が縦横ともに等間隔になる。電
極をパターニングする製造プロセス上可能な最小ピッチ
をWとすると、情報電極のピッチはW、走査電極のピッ
チは3Wとなり、このサイズの3つの副画素で1つの画
素を構成するので画素10の面積が9・W・Wとなる。
【0031】つまり、図2に示す本実施例では入力映像
の縦横比を損なうことなく図3に示す従来例より2倍強
の精細度を実現することができる。
【0032】一方、液晶素子Pにて画像を再現する場
合、x方向における所定長当たりの画素10の個数と、
y方向における所定長当たりの画素10の個数とがほぼ
等しくなければ、再現画像は正確なものとはならず画質
も悪くなる。したがって、カラーフィルター5r,5
g,5bを図2のように配置する場合には、電極4a
(図2においては不図示)の幅と電極4b(同じく不図
示)の幅との比を1.5:2にすることにより、x方向
における所定長当たりの画素10の個数と、y方向にお
ける所定長当たりの画素10の個数とを等しくでき、画
質を良好にできる。この点をさらに詳細に説明する。す
なわち、図2に示すカラーフィルター配置では、x方向
に併設される電極4bは3本で2つのL字状の画素10
を構成するのに対し、y方向に併設される電極4aは2
本で1つの画素10を構成する。したがって、1つの画
素10を構成するに必要な電極4bの実効的な本数は3
本÷2画素=1.5本で、1つの画素10を構成するに
必要な電極4aの実効的な本数は2本÷1画素=2本と
なる。このため、電極4aの幅と電極4bの幅との比を
上述のように1.5:2にすると、1つの画素10の実
効的な縦横比を1.5×2:1.5×2=1:1とで
き、x方向における所定長当たりの画素10の個数と、
y方向における所定長当たりの画素10の個数とを等し
くできる。なお、電極をパターニングする製造プロセス
上可能な最小ピッチをWとすると、電極4bのピッチは
4/3W、電極4aのピッチはWとなり、このサイズの
3つの副画素で1つの画素を構成するので画素10の面
積は4・W・Wとなる。
【0033】また、図3に示すように青・赤・緑フィル
ター5b,5r,5gを1列に配置して副画素3b,3
r,3gを構成し、これら1列の副画素3b,3r,3
gによって1つの画素10を構成させることも考えられ
るが、このような構成を取る場合、1つの画素10を構
成するに必要な電極4bの本数は3本で、1つの画素1
0を構成するに必要な電極4aの本数は1本となる。し
たがって、x方向における所定長当たりの画素10の個
数と、y方向における所定長当たりの画素10の個数と
を等しくするには、電極4aの幅と電極4bの幅との比
を3:1にする必要がある。なお、電極をパターニング
する製造プロセス上可能な最小ピッチをWとすると、電
極4bのピッチはW、電極4aのピッチは3Wとなり、
このサイズの3つの副画素で1つの画素を構成するので
画素10の面積が9・W・Wとなる。
【0034】つまり、図2に示す例では入力映像の縦横
比を損なうことなく図3に示す従来例より2倍強の精細
度を実現することができる。
【0035】一方、上述した液晶素子Pは単純マトリク
ス型としてもアクティブマトリクス型としても良い。
【0036】また、液晶2としては、強誘電性を示す液
晶(以下、“強誘電性液晶”とする)を挙げることがで
きる。この強誘電性液晶には、シェブロン構造を有する
ものや、C2配向を取るものや、誘電率異方性が負であ
るものを用いれば良い。なお、前記強誘電性液晶とし
て、そのしきい値特性曲線が極小値を呈する液晶(τ−
Vminモード液晶)を用いても良い。
【0037】さらに、カラーフィルター5r,5g,5
bの配置を図2に示すようにした場合には、各副画素3
r,3g,3bを走査する走査電極の総本数が図3の場
合に比べて増えてしまうことになるが、上述のように強
誘電性液晶を用いた場合には安定した表示が可能とな
る。
【0038】次に、本実施の形態の効果について説明す
る。
【0039】本実施の形態によれば、各画素10におい
てカラーフィルター5r,5g,5bとの相対位置関係
がほぼ等しくなる位置に前記間隙規定部材6を配置した
ため、色のバランスが画素どうしで等しくなり、色ムラ
の発生に伴う表示品位の悪化を防止できる。なお、図4
は表示状態を示す図である。
【0040】また、本実施の形態によれば、一の方向x
及び該一の方向と直交する他の方向yの両方向x,yに
沿って互いに隣接された副画素3r,3g,3bによっ
てカラー表示を行う単位である1つの画素10を構成す
るようにしたため、解像度を高めることができる。
【0041】
【実施例】以下、実施例に沿って本発明を更に詳細に説
明する。 (実施例1)本実施例においては、図1及び図2に示す
単純マトリクス型液晶パネル(液晶素子)Pを作成し
た。
【0042】すなわち、一対のガラス基板1a,1bを
所定間隙を開けた状態に配置し、上側のガラス基板1a
(以下、“上基板1a”とする)にはITO(インジウ
ム・ティン・オキサイド)からなる透明電極4aをスト
ライプ状に配置し、透明電極4aを覆うように、配線抵
抗値を小さくするための配線メタル21aや、電気的シ
ョートを回避するための絶縁膜22aや、液晶2を配向
させるためのポリイミド配向膜23aを順に配置した。
【0043】また、他方の基板1b(以下、“下基板1
b”とする)には、ブラックマトリックス層24や、赤
緑青3色のカラーフィルター5r,5g,5bを形成
し、これらのブラックマトリックス層24及びカラーフ
ィルター5r,5g,5bを覆うように平坦化膜25や
透明電極4bや配線メタル21bや絶縁膜22bや配向
膜23bを順に形成した。
【0044】さらに、基板間隙(正確には配向膜23
a,23bの間)には、誘電異方性が負の値を持つτ−
Vminモード液晶(ヘキスト社製のFELIX−01
6/030)2を配置した。
【0045】なお、本実施例においては、一対の透明電
極4a,4bを互いに交差するように配置して多数の副
画素3r,3g,3bを形成すると共に、上述したカラ
ーフィルター5r,5g,5bは図2に示すように各副
画素5r,5g,5bに配置した。すなわち、 * 緑フィルター5g及び青フィルター5bは図示y方
向に交互に配置して1つの列A1 を形成させ、 * 赤フィルター5rのみを図示y方向に配置して1つ
の列A2 を形成させ、 * 緑フィルター5g及び青フィルター5bを配置した
列A1 、及び赤フィルター5rのみを配置した列A2
を、緑フィルター5g及び青フィルター5bを配置した
列A1 が図示x方向に沿って2本ずつ隣接されるように
配置、することとした。
【0046】また、上下基板1a,1bの間隙であっ
て、2本の列A1 ,A1 の間の非画素部には、基板間隙
を規定するための隔壁部材(間隙規定部材)6をそれぞ
れ配置した。
【0047】このとき、透明電極4aは45μmピッ
チ、透明電極4bは60μmピッチ、隔壁部材6は18
0ピッチでそれぞれストライプ状に配置した。
【0048】これにより、図示y方向に互いに隣接され
るように配置された2つの副画素3g,3bと、これら
の副画素3g,3bに対して図示x方向に隣接される1
つの副画素3rとによって1つの画素10が構成され、
かつ、各画素10において、青フィルター5b及び緑フ
ィルター5gは必ず隔壁部材6に隣接されるように配置
されると共に、赤フィルター5rは隔壁部材6に隣接さ
れないように配置されることとなった。つまり、本実施
例において、カラーフィルター5r,5g,5bと隔壁
部材6との相対位置関係は各画素10において等しくな
った。なお、隔壁部材6は、幅が12μmで高さが1.
2〜1.3μmのストライプ状に形成した。
【0049】本実施例においては配線メタル21a,2
1bをAlにて形成したが、TiやCrなどを用いても
良い。
【0050】次に、液晶パネルPの製造方法について説
明する。
【0051】まず、スパッタリング法によって下基板1
bの表面にCr薄膜を200nmの厚さに形成し、パタ
ーンエッチングしてブラックマトリックス層24を形成
した。
【0052】次に、印刷法によってカラーフィルター5
r,5g,5bを1μmの厚さに形成し、平坦化膜25
を2μmの厚さに塗布形成した。
【0053】さらに、下基板1bの表面(正確には平坦
化膜25の表面)、並びに上基板1aの表面にスパッタ
リング法によってそれぞれITO膜を100nmの厚さ
に形成し、フォトリソ法によってストライプ状にパター
ニングして透明電極4a,4bを形成した。
【0054】次に、厚さが250nmの配線メタル21
a,21bを形成し、塗布・焼成タイプの絶縁膜材料の
溶液をオングストローマーなどにより印刷・塗布した後
で250℃の温度で焼成し絶縁膜22a,22bを形成
した。
【0055】その後、ポリイミド溶液をスピンナーで塗
布すると共に加熱焼成処理を施すことにより約10nm
の厚さの配向膜23a,23bを形成した。
【0056】次に、上側の配向膜23aにおける上述の
位置には隔壁部材6を形成した。この隔壁部材6は、 * アクリル系感光性材料(製品名:CFPR−016
S/東京応用化学社製)を上基板1a(正確には、上基
板1aの配向膜23a)の表面にスピンコートし、 * 80〜90℃の温度で180sec間プリベーク
し、 * 室温に冷却し、 * 超高圧水銀ランプによりマスクを介して360mJ
/cm2 (@365nm)の紫外線を照射し、 * アルカリ現像液(炭酸カリウム3%水溶液)で70
sec間現像し、 * 純水でリンスし、 * クリーンオーブンで200℃の温度に10min間
だけポストベークを行う、 ことによって形成した。
【0057】その後、配向膜23a,23b(隔壁部材
6が形成された配向膜23a、及び隔壁部材6が形成さ
れていない配向膜23b)の両方にラビング処理を施し
た。なお、ラビング処理にはラビング布としてコットン
布を用い、ラビング方向は、基板1a,1bを貼り合わ
せた状態で注入口(次述)から離れる方向とした。
【0058】次に、上基板側の配向膜23aの表面に、
SnO2 超微粒子(粒径約1.0μm)を分散したシリ
カ溶液をスピンナーで塗布し、下基板1bの周縁にエポ
キシ樹脂の接着剤を塗布し、両基板1a,1bを貼り合
わせた。このとき、一部には接着剤を塗布せず、液晶2
を注入するための注入口を設けておいた。
【0059】なお、この貼り合わせに際しては、透明電
極4a,4bが互いに直交し、下基板1bに対する隔壁
部材6の位置が上述のようになるように両基板1a,1
bの位置調整をした。
【0060】なお、上述したSnO2 超微粒子は隔壁部
材6の端面にも付着しているが、下基板1bと貼り合わ
される際に該端面にめり込むので、下基板1bと隔壁部
材6との接着を妨げることにはならない。
【0061】そして、両基板1a,1bを加圧した状態
で150℃の温度に1.5hr程度加熱し、接着剤を硬
化させた。
【0062】その後、基板間隙に残存している空気を真
空排気すると共に、注入口を液晶2に浸し、これによっ
て液晶2を基板間隙に注入した。
【0063】次に、本実施例の効果について説明する。
【0064】本実施例によれば、液晶2の配向は均一で
はなくて副画素毎に異なり、隔壁部材6から離れて配置
される副画素3rではC2ユニフォーム配向であるのに
対し、隔壁部材6に沿って配置される副画素3b,3g
(特に、隔壁部材6から5μm〜10μmの領域)で
は、ブルー配向およびC1ユニフォーム配向をしてい
た。しかし、隔壁部材6とカラーフィルター5r,5
g,5bとの相対位置関係は各画素10において等しい
ため、画素として見た場合の色のバランスはどの画素も
一定であり、表示品位は良好であった。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
各画素においてカラーフィルターとの相対位置関係がほ
ぼ等しくなる位置に前記間隙規定部材を配置したため、
色のバランスが画素どうしで等しくなり、色ムラの発生
に伴う表示品位の悪化を防止できる。
【0066】また、本発明によれば、一の方向及び該一
の方向と直交する他の方向の両方向に沿って互いに隣接
された副画素によってカラー表示を行う単位である1つ
の画素を構成するようにしたため、解像度を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液晶パネルの構造の一例を示す断
面図。
【図2】本発明に係る液晶パネルのカラーフィルターの
配置等を説明するための図。
【図3】カラーフィルターの配置の他の例を説明するた
めの図。
【図4】本発明に係る液晶パネルの表示状態を示す模式
図。
【図5】従来の隔壁部材の配置位置等を説明するための
図。
【図6】従来の液晶パネルの表示状態を示す模式図。
【符号の説明】
1a,1b 基板 2 液晶 3r,3g,3b 副画素 4a,4b 透明電極(電極) 5r,5g,5b カラーフィルター 6 隔壁部材(間隙規定部材) 10 画素 P 液晶パネル(液晶素子) x 一の方向 y 他の方向

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隙を開けた状態に配置された一対
    の基板と、これら一対の基板の間隙に挟持された液晶
    と、該液晶を挟み込むと共に複数の副画素を構成するよ
    うに配置された一対の電極と、これら各副画素にそれぞ
    れ配置されたカラーフィルターと、前記一対の基板の間
    隙に配置されて該間隙を規定する間隙規定部材と、を備
    え、かつ、前記一対の電極を介して前記液晶に電圧を印
    加することに基づきカラー表示を行う液晶素子におい
    て、 一の方向及び該一の方向と直交する他の方向の両方向に
    沿って互いに隣接された3つ以上の副画素によってカラ
    ー表示を行う単位である1つの画素を構成し、かつ、 前記間隙規定部材は、各画素においてカラーフィルター
    との相対位置関係がほぼ等しくなる位置に配置されてな
    る、 ことを特徴とする液晶素子。
  2. 【請求項2】 前記液晶が強誘電性を示す液晶である、 ことを特徴とする請求項1に記載の液晶素子。
  3. 【請求項3】 前記強誘電性を示す液晶がシェブロン構
    造を有する、 ことを特徴とする請求項2に記載の液晶素子。
  4. 【請求項4】 前記強誘電性を示す液晶がC2配向を取
    る、 ことを特徴とする請求項3に記載の液晶素子。
  5. 【請求項5】 前記強誘電性を示す液晶の誘電率異方性
    が負である、 ことを特徴とする請求項4に記載の液晶素子。
  6. 【請求項6】 前記強誘電性を示す液晶のしきい値特性
    曲線が極小値を呈する、 ことを特徴とする請求項5に記載の液晶素子。
  7. 【請求項7】 前記カラーフィルターが赤・青・緑の3
    色のフィルターからなり、 いずれか2色のフィルターを前記他の方向に交互に配置
    して1つの列を形成させると共に、残りの1色のフィル
    ターを前記2色のフィルターに沿うように前記他の方向
    に並べて配置して1つの列を形成させ、かつ、 前記2色のフィルターが配置された2つの副画素、及び
    前記残りの1色のフィルターが配置された1つの副画素
    の3つの副画素によって1つの画素が構成されてなる、 ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載
    の液晶素子。
JP28359399A 1999-10-04 1999-10-04 液晶素子 Pending JP2001108999A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28359399A JP2001108999A (ja) 1999-10-04 1999-10-04 液晶素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28359399A JP2001108999A (ja) 1999-10-04 1999-10-04 液晶素子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001108999A true JP2001108999A (ja) 2001-04-20

Family

ID=17667522

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28359399A Pending JP2001108999A (ja) 1999-10-04 1999-10-04 液晶素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001108999A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030048655A (ko) * 2001-12-12 2003-06-25 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 지주형 스페이서를 갖는 액정표시장치
WO2003056383A1 (en) * 2001-12-24 2003-07-10 Samsung Electronics Co., Ltd. A liquid crystal display
KR100444499B1 (ko) * 2001-09-21 2004-08-16 엘지전자 주식회사 일렉트로 루미네센스 패널 및 그 구동방법
KR100920345B1 (ko) 2003-02-05 2009-10-07 삼성전자주식회사 액정 표시 장치
US7764346B2 (en) 2005-03-15 2010-07-27 Fujitsu Limited Liquid crystal display device and orientation processing method

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100444499B1 (ko) * 2001-09-21 2004-08-16 엘지전자 주식회사 일렉트로 루미네센스 패널 및 그 구동방법
KR20030048655A (ko) * 2001-12-12 2003-06-25 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 지주형 스페이서를 갖는 액정표시장치
WO2003056383A1 (en) * 2001-12-24 2003-07-10 Samsung Electronics Co., Ltd. A liquid crystal display
US6850294B2 (en) 2001-12-24 2005-02-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Liquid crystal display
CN1321342C (zh) * 2001-12-24 2007-06-13 三星电子株式会社 液晶显示器
KR100920345B1 (ko) 2003-02-05 2009-10-07 삼성전자주식회사 액정 표시 장치
US7764346B2 (en) 2005-03-15 2010-07-27 Fujitsu Limited Liquid crystal display device and orientation processing method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0125785B1 (ko) 액정 소자
JP2001209063A (ja) 液晶表示装置およびその表示方法
WO2000039630A1 (fr) Ecran a cristaux liquides
US20030179333A1 (en) In-plane switching LCD panel
US6603528B1 (en) Liquid crystal device
JP2001108999A (ja) 液晶素子
KR100671101B1 (ko) 컬러 필터를 갖는 분산 콜레스테릭 액정 디스플레이
KR20050002562A (ko) 멀티도메인 액정표시장치 및 이의 제조방법
JP2002162633A (ja) 液晶素子
JP3332863B2 (ja) 光学的変調素子
KR100434594B1 (ko) 액티브 매트릭스형 액정 디스플레이 장치
JP3184761B2 (ja) 液晶素子、それを備えた画像表示装置及び画像形成装置
JP2000206537A (ja) 液晶素子、及び該液晶素子の製造方法
KR100695304B1 (ko) 강유전성 액정 표시 장치 및 그 제조 방법
JP3029179B2 (ja) 液晶素子
JP2000162606A (ja) 液晶素子、及び該液晶素子を備えた液晶装置
JP2945893B1 (ja) 液晶表示装置
JP2001255524A (ja) 液晶表示素子
KR100802306B1 (ko) 액정 표시 장치 및 그 제조방법
JP2007047279A (ja) 液晶表示装置
JP3329721B2 (ja) 液晶表示装置
JP2000206536A (ja) 液晶素子
JP2860806B2 (ja) 液晶カラー表示装置
JP3218836B2 (ja) 液晶表示パネルとその製造方法
JP2000180869A (ja) 液晶素子

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071215

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081215

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091215

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees