JP2001108577A - 湿式摩擦試験装置 - Google Patents

湿式摩擦試験装置

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JP2001108577A
JP2001108577A JP28883799A JP28883799A JP2001108577A JP 2001108577 A JP2001108577 A JP 2001108577A JP 28883799 A JP28883799 A JP 28883799A JP 28883799 A JP28883799 A JP 28883799A JP 2001108577 A JP2001108577 A JP 2001108577A
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shaft
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Atsushi Suzuki
厚 鈴木
Seiichi Terada
聖一 寺田
Koichi Matsumura
公一 松村
Hidekazu Ito
英和 伊東
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Toyota Motor Corp
Automax Co Ltd
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Toyota Motor Corp
Automax Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1台で複数種の摩擦試験ができる湿式摩擦試
験装置の提供。 【解決手段】 試験槽18および試験槽18に対して相
対的に可動な試験軸6と、試験軸6に試験槽18方向の
負荷をかけることが可能な負荷機構10(エアーピスト
ン)と、駆動モータ1とギアボックス3を有しクラッチ
5を介して試験軸6と切離し可能に連結された駆動機構
21と、試験槽18に対して設けられたトルク検出機構
14(トルク検出用ロード)と、を備えた湿式摩擦試験
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2種以上の試験を
行うことができる湿式摩擦試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】湿式摩擦材、潤滑油の試験方法として
は、 自動変速機油摩擦特性試験法(JASO M348−
95) 自動変速機油ジャダー防止性能試験法(JASO M
349−95) がある。従来は、各試験法ごとに、専用の試験機で試験
を行っており、の試験法はSAENo. 2試験機によ
り、の試験法はたとえば特開平8−159952号の
試験装置またはこれに類似した試験装置により、試験を
行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の湿式摩
擦材、潤滑油の試験方法にはつぎの問題があった。第1
に、各試験法で専用の試験機が必要なため、上記の、
2種の試験法を実施するためには、2種の試験装置が
必要であり、設備費が大となり、試験装置を設置するス
ペースも大となる。第2に、同一の試験品での上記、
の試験法の性能を取得するためには、試験品を2種の
試験機間で移動する必要があるので、試験品のセットが
変わり、データの相関が不整合となる。また、試験品を
試験機間で組み替えのための時間と労力が必要となる。
本発明の目的は、1台の試験機で2種以上の試験法、た
とえば上記の、の試験法、を実行できる湿式摩擦試
験装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明はつぎの通りである。 (1) 試験槽および試験槽に対して相対的に可動な試
験軸と、試験軸に試験槽方向の負荷をかけることが可能
な負荷機構と、駆動モータとギアボックスを有しクラッ
チを介して試験軸と切離し可能に連結された駆動機構
と、試験槽に対して設けられたトルク検出機構と、を備
えた湿式摩擦試験装置。 (2) 試験槽に対して設けられたジンバル機構と、ジ
ンバル機構を固定する固定治具とを、さらに有する
(1)記載の湿式摩擦試験装置。 (3) 試験槽内には冷却パイプが配設されており、試
験槽外面にはヒータが付設されており、このうち試験槽
にかかるトルクに対して抵抗となるものはヒータの配線
のみである(1)記載の湿式摩擦試験装置。 (4) 試験軸に負荷をかけることが可能な負荷機構が
エアピストン機構からなり、該エアピストン機構はピス
トンの自重を相殺するばねを有している(1)記載の湿
式摩擦試験装置。 (5) 駆動モータとギアボックスとの両方で5500
倍以上の変速レンジが得られる(1)記載の湿式摩擦試
験装置。
【0005】上記(1)〜(5)の湿式摩擦試験装置で
は、クラッチによって試験軸と駆動機構を切離し可能に
したため、1台の試験装置において、クラッチの連結、
切り離しにより複数種の試験が可能になる。すなわち、
試験軸を設定高速回転数まで増速した後、クラッチを切
り離してフリーランさせついでブレーキをかけて試験品
に負荷をかけて停止するまでのトルクを測定することに
より、自動変速機油摩擦特性試験法を実施でき、クラッ
チを連結して低中速で回転させながら試験品に負荷をか
けてトルクを測定することにより、自動変速機油ジャダ
ー防止性能試験法を実施できる。上記(2)の湿式摩擦
試験装置では、ジンバル機構を設けたため、低中速試験
の自動変速機油ジャダー防止性能試験法において摩擦試
験面当りを均一にすることができる。上記(3)の湿式
摩擦試験装置では、試験槽にかかるトルクに対して抵抗
となるのはヒータの配線のみであるため、計測トルクへ
の影響が小である。上記(4)の湿式摩擦試験装置で
は、自重キャンセル機構付きピストンで負荷するので、
荷重ゼロセットが可能であり、また荷重ゼロ点のキャリ
ブレーションが可能である。上記(5)の湿式摩擦試験
装置では、駆動モータとギヤボックスとの両方で550
0倍以上の速度制御レンジが得られるため、自動変速機
油摩擦特性試験法と自動変速機油ジャダー防止性能試験
法を実施するための必要速度範囲である0.004m/
sec〜22m/secをカバーできる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明実施例の湿式摩擦試
験装置の構成を示し、図2〜図4は湿式摩擦試験の結果
を示す。本発明実施例の湿式摩擦試験装置は、試験槽1
8および試験槽18に対して相対的に可動な試験軸6
と、試験軸6に試験槽方向の負荷をかけることが可能な
負荷機構10(たとえば、エアーピストン)と、駆動モ
ータ1とギアボックス2を有しクラッチ5(たとえば、
ドグクラッチ)を介して試験軸6と切離し可能に連結さ
れた駆動機構21と、試験槽18に対して設けられたト
ルク検出機構14(たとえば、トルク検出用ロードセ
ル)と、を備えている。
【0007】試験槽18は上方に向かって開放した槽
で、中に試験油21が入れられる。試験軸6は縦方向に
延びており、架台22にエアーピストン10、スラスト
ベアリング23を介して回転可能に支持されている。試
験片9は試験軸6の下端部に支持され、エアーピストン
10により試験槽18に押しつけられる。
【0008】駆動モータ1の回転は、Vベルト2により
ギアボックス2に伝達され、ギアボックス2の回転は、
Vベルト4によりクラッチ5に伝達される。駆動モータ
1はエンコーダによる位置制御が可能であり、±1%の
高精度回転制御が可能なものである。駆動モータ1は可
変速モータで約700倍の変速レンジをもつ。ギアボッ
クス2は変速機構付きギアボックスで、約10倍の変速
レンジをもつ。駆動モータ1とギアボックス2とで、約
7000倍の変速レンジをもち、自動変速機油摩擦特性
試験法と自動変速機油ジャダー防止性能試験法を実施す
るための必要速度範囲である0.004m/sec〜2
2m/sec(変速レンジに換算して、5500倍)を
カバーできる。
【0009】クラッチ5は望ましくはドグクラッチ(歯
が係合する滑りのないクラッチ)からなる。クラッチ5
の連結、切離しは、クラッチ5に回転摺動可能に係合さ
れたエアーシリンダー24によって行われる。従来の縦
型摩擦試験機においては試験時のイナーシャが駆動モー
タまでのすべてを含んでしまうので、自動変速機油摩擦
特性試験法におけるダイナミック試験時のイナーシャが
大きく試験に適さなかった。これに対し、本発明実施例
の装置は試験軸6に駆動機構21と切離し可能はドグク
ラッチ5を設けることで、従来に比べて約1/20の低
慣性を実現できる。すなわち、試験直前にドグクラッチ
5を切り離すことにより低慣性のダイナミック試験が可
能になる。
【0010】試験軸6への負荷はエアーピストン10で
行う。エアーピストン10は、ピストンの自重を相殺す
るばね11を有しており、自重キャンセル機構付きピス
トン機構となっている。自重キャンセル機構付きピスト
ン機構としたことにより、荷重ゼロセットが可能であ
り、また、試験片9重量や試験機の経時変化に伴う荷重
ゼロ点のキャリブレーションが可能である。
【0011】摩擦試験面当りを均一にするために、試験
槽18に対して設けられたジンバル機構12が設けられ
ている。架台22に対して昇降可能な昇降台25が設け
られており、昇降台25に軸受27を介して回転可能に
回転台26が支持されている。ジンバル機構12は、試
験槽18を回転台26から第1の軸まわりに回動可能に
支持するとともに、第1の軸と直交する第2の軸まわり
に回動可能に支持する。ジンバル機構12を働かせたく
ない時に、ジンバル機構12を回転台26に対して固定
する固定治具20が、さらに設けられている。ジンバル
機構12は、低中速試験である自動変速機油ジャダー防
止性能試験法を実施する際に用いられる。自動変速機油
摩擦特性試験法においては、高速回転に伴う試験槽18
の振れが発生するので、固定治具20にてジンバル機構
12を固定する。
【0012】試験槽18内には冷却パイプ19が配設さ
れており、試験槽18の外面にはヒータ13(たとえ
ば、バンドヒータ)が付設されている。冷却パイプ19
は試験槽18とは接触しておらず、試験槽18にかかる
トルクの抵抗とはならない。冷却パイプ19とヒータ1
3のうち試験槽18にかかるトルクに対して抵抗となる
ヒータの配線のみであり、配線はフレキシブルのため試
験槽18にかかるトルクに対してほとんど抵抗とならな
い。
【0013】昇降台25は試験槽上下移動用ジャッキ1
6によって上下動される。回転台26には、軸受27の
軸芯まわりに回転台26と一体に回転するアーム28が
取り付けられており、アーム28の先端が回転方向にト
ルク検出用ロードセル14を押すことにより、試験片9
から試験槽18にかかるトルクが測定される。試験軸6
にはフライホイール7が取り付けられており、その慣性
は調整可能である。また、試験軸6には外周に歯が刻ま
れたプレート29が試験軸6と一体に回転可能に取り付
けられており、その歯と対向させて回転検出機8(エン
コーダ)が設けられており、試験軸6の回転速度制御の
フィードバック制御に利用されている。その他、15は
冷却水回路および空圧回路内臓架台であり、17は制御
および電源盤である。
【0014】つぎに、本発明実施例の湿式摩擦試験装置
の動作を説明する。まず、試験準備動作を説明する。試
験槽上下移動用ジャッキ16で試験槽18と試験片取り
付け部30との間隔を拡げて試験片9を試験片取り付け
部30に取り付け、その後再び試験槽上下移動用ジャッ
キ16で試験槽18と試験片取り付け部30とを接近さ
せ間隔を固定する。ついで、試験槽18内に試験油19
を注入する。ついで、試験軸6にあるドグクラッチ5を
Vベルト4側の駆動モータ1側と結合させる。試験槽1
8内の試験油21をバンドヒータ13および冷却水パイ
プ19で設定したい温度に調節する。この時試験軸6を
低速で回転させ、試験油19を攪拌させ試験槽18内の
油温を平均化する。試験油温度は熱電対でモニタリング
する。
【0015】ダイナミック試験(自動変速機油摩擦特性
試験等)はつぎのように行う。試験油温調前に固定治具
20で試験槽18の振れを試験片9が均一に摩擦する状
態で固定し、試験慣性量をフライホイール7で調整す
る。ついで、変速機構付きギアボックス3を所定のギア
比にセット後、図2に示すように、駆動モータ1で、設
定した試験片すべり速度(たとえば、22m/sec、
3600rpm)まで増速する。t1は加速とその速度
安定時間を示す。t1が経過して設定速度に到達し速度
が安定した時点で、ドグクラッチ5を切離し、ピストン
10に設定圧力を供給して試験片9に荷重を負荷して、
その時発生するトルクロードをロードセル14にて計測
する。図2中、t2はモータ1をフリーランにすると同
時に負荷をピストン10に供給して摩擦トルクを測定す
る時間である。T1が測定トルクを示す。t3はピスト
ン10の押し付け圧力を排出してピストン10を戻す時
間である。
【0016】スタティック試験(自動変速機油摩擦特性
試験等)はつぎのように行う。スタティック試験は、上
記ダイナミック試験の指定サイクル後に試験することが
通例である。ダイナミック試験終了後ドグクラッチ5を
連結し、変速機構付きギアボックス3を所定の低速ギア
比にセットする。試験油温が設定温度に到達後、ドグク
ラッチ5は切り離さずにピストン10に設定圧力を供給
して試験片9に荷重を負荷する。時間t経過後、図3に
示すように、駆動モータ1で設定した試験片すべり速度
(たとえば、0.004m/sec、0.7rpm)ま
で増速し、その時発生するトルクT2をロードセル14
にて計測する。t2は試験時間を示す。ついで、押し付
け圧力を抜き、回転数を0にする。t3は停止に要する
時間である。
【0017】低速すべり試験(自動変速機油ジャダー防
止性能試験等)はつぎのように行う。試験油温調前に固
定治具20を解除し、試験槽18のジンバル機構12を
機能させる。変速機構付きギアボックス3を所定の低速
ギア比にセット後、ピストン10に設定圧力を供給して
試験片9に荷重を負荷した後、ドグクラッチ5を結合し
たまま、駆動モータ1で設定試験片すべり速度(たとえ
ば、0.004〜2m/sec)に制御し、その時発生
するトルクT3をロードセル14にて計測する。図4に
おいて、t1は加圧時間を示し、押し付け圧力を供給し
安定するまでの時間を示す。t2は加速時間であり、荷
重を負荷したまま加速していく。t3は速度一定時間で
あり、回転速度、押し付け圧力ともに一定である。t4
は減速時間であり、荷重を負荷したまま減速していく。
t5は圧力戻し時間であり、回転0ポイントのデータを
計測するために設ける時間であるが、取らずに連続回転
させることもできる。t6は停止時間である。
【0018】上記のように、2種以上の摩擦試験を、ク
ラッチ5の係合、切離しと、回転速度の調整により、1
台の試験装置にて、行うことができる。したがって、従
来のように、各試験に専用の試験装置を設ける必要はな
い。また、同一の試験片で複数種の摩擦試験を行うこと
ができるので、同一の試験片での性能を得るために同一
の試験片を複数の試験装置間に移動する必要がなく、試
験片の取外し、セットに要する時間を短縮でき、試験片
セット状態が変わることによるデータ相関の不整合が生
じることもなくなる。
【0019】
【発明の効果】請求項1〜5の湿式摩擦試験装置によれ
ば、クラッチによって試験軸と駆動機構とを切離し可能
としたため、1台の試験装置において、クラッチの連
結、切り離しにより複数種の試験、たとえば自動変速機
油摩擦特性試験法と自動変速機油ジャダー防止性能試験
法、が可能になる。請求項2の湿式摩擦試験装置によれ
ば、ジンバル機構を設けたため、低中速試験の自動変速
機油ジャダー防止性能試験法において摩擦試験面当りを
均一にすることができる。請求項3の湿式摩擦試験装置
によれば、試験槽にかかるトルクに対して抵抗となるの
はヒータの配線のみであるため、計測トルクへの影響を
小とすることができる。請求項4の湿式摩擦試験装置に
よれば、摩擦荷重は自重キャンセル機構付きピストンで
負荷するので、荷重ゼロセットが可能であり、また荷重
ゼロ点のキャリブレーションが可能である。請求項5の
湿式摩擦試験装置によれば、駆動モータとギヤボックス
との両方で5500倍以上の速度制御レンジが得られる
ため、自動変速機油摩擦特性試験法と自動変速機油ジャ
ダー防止性能試験法を実施するための必要速度範囲であ
る0.004m/sec〜22m/secをカバーする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の湿式摩擦試験装置の概略断面図
である。
【図2】本発明実施例の湿式摩擦試験装置を用いて実施
可能なダイナミック試験(慣性吸収試験)のトルク・回
転数・押し付け力/時間の特性図である。
【図3】本発明実施例の湿式摩擦試験装置を用いて実施
可能なスタティック試験のトルク・回転数・押し付け力
/時間の特性図である。
【図4】本発明実施例の湿式摩擦試験装置を用いて実施
可能な低速すべり試験のトルク・回転数・押し付け力/
時間の特性図である。
【符号の説明】
1 駆動モータ 2 Vベルト 3 変速機構付きギアボックス 4 Vベルト 5 クラッチ(たとえば、ドグクラッチ) 6 試験軸 7 フライホイール 8 回転検出器 9 試験片 10 ピストン(エアーピストン) 11 ピストン自重キャンセルばね 12 ジンバル機構 13 ヒータ(たとえば、バンドヒータ) 14 トルク検出用ロードセル 16 試験槽上下移動用ジャッキ 18 試験槽 19 冷却水パイプ 20 固定治具 21 駆動機構 22 架台 23 スラストベアリング 24 エアシリンダー 25 昇降台 26 回転台 27 軸受 28 アーム 29 プレート
フロントページの続き (72)発明者 寺田 聖一 東京都板橋区小豆沢4丁目28番13号 オー トマックス株式会社内 (72)発明者 松村 公一 東京都板橋区小豆沢4丁目28番13号 オー トマックス株式会社内 (72)発明者 伊東 英和 東京都板橋区小豆沢4丁目28番13号 オー トマックス株式会社内 Fターム(参考) 2G024 AB01 AB09 CA12 DA06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試験槽および試験槽に対して相対的に可
    動な試験軸と、 試験軸に試験槽方向の負荷をかけることが可能な負荷機
    構と、 駆動モータとギアボックスを有しクラッチを介して試験
    軸と切離し可能に連結された駆動機構と、 試験槽に対して設けられたトルク検出機構と、を備えた
    湿式摩擦試験装置。
  2. 【請求項2】 試験槽に対して設けられたジンバル機構
    と、ジンバル機構を固定する固定治具とを、さらに有す
    る請求項1記載の湿式摩擦試験装置。
  3. 【請求項3】 試験槽内には冷却パイプが配設されてお
    り、試験槽外面にはヒータが付設されており、このうち
    試験槽にかかるトルクに対して抵抗となるものはヒータ
    の配線のみである請求項1記載の湿式摩擦試験装置。
  4. 【請求項4】 試験軸に負荷をかけることが可能な負荷
    機構がエアピストン機構からなり、該エアピストン機構
    はピストンの自重を相殺するばねを有している請求項1
    記載の湿式摩擦試験装置。
  5. 【請求項5】 駆動モータとギアボックスとの両方で5
    500倍以上の変速レンジが得られる請求項1記載の湿
    式摩擦試験装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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