JP2001105694A - プリンタ機能を有する装置 - Google Patents
プリンタ機能を有する装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電池によってバックアップされた時計機能を
持たないプリンタ機能を有する装置において、時刻情報
を配信するための特別な時刻サーバを必要とせずに、日
付や時刻の設定を可能にする。 【解決手段】 ホストコンピュータ２において、利用者
が通常のプリンタ操作を行うことにより、ホストコンピ
ュータ２の日付と時刻の情報がプリンタデータ中に埋め
込まれる。装置１は、ネットワークを介してホストコン
ピュータ２から受け取ったプリンタデータをプロトコル
処理部３にて処理し、プリンタデータをプリンタ言語処
理部４に渡す。プリンタ言語処理部４は、プリンタデー
タ中に埋め込まれた日付と時刻の情報を抽出し、時刻管
理部５に渡す。時刻管理部５は、受け取った日付と時刻
の情報に基づいて、管理している時刻データを受け取っ
たデータに置き換える。
持たないプリンタ機能を有する装置において、時刻情報
を配信するための特別な時刻サーバを必要とせずに、日
付や時刻の設定を可能にする。 【解決手段】 ホストコンピュータ２において、利用者
が通常のプリンタ操作を行うことにより、ホストコンピ
ュータ２の日付と時刻の情報がプリンタデータ中に埋め
込まれる。装置１は、ネットワークを介してホストコン
ピュータ２から受け取ったプリンタデータをプロトコル
処理部３にて処理し、プリンタデータをプリンタ言語処
理部４に渡す。プリンタ言語処理部４は、プリンタデー
タ中に埋め込まれた日付と時刻の情報を抽出し、時刻管
理部５に渡す。時刻管理部５は、受け取った日付と時刻
の情報に基づいて、管理している時刻データを受け取っ
たデータに置き換える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ機能を有
する装置、より詳細には、ネットワークに接続されたプ
リンタ装置あるいはプリンタ機能を有する装置における
日付と時刻の設定技術に関する。
する装置、より詳細には、ネットワークに接続されたプ
リンタ装置あるいはプリンタ機能を有する装置における
日付と時刻の設定技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】ローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）
では、ある限られた地域内に分散配置されているコンピ
ュータ，端末装置，周辺装置，その他の装置（以下、こ
れらのネットワークに接続可能な装置を「ネットワーク
装置」と略称する）の間を相互接続して通信できるよう
に構成されている。また、近年では、隣接したＬＡＮの
間を相互に接続したり、地理的に離れたＬＡＮの間をさ
まざまな通信回線によって相互に接続することにより、
より広い地域におけるネットワーク装置間の相互通信が
可能となっている。
では、ある限られた地域内に分散配置されているコンピ
ュータ，端末装置，周辺装置，その他の装置（以下、こ
れらのネットワークに接続可能な装置を「ネットワーク
装置」と略称する）の間を相互接続して通信できるよう
に構成されている。また、近年では、隣接したＬＡＮの
間を相互に接続したり、地理的に離れたＬＡＮの間をさ
まざまな通信回線によって相互に接続することにより、
より広い地域におけるネットワーク装置間の相互通信が
可能となっている。
【０００３】このようなネットワークに接続されている
プリンタ機能を有する装置は、ネットワークに接続され
ている他の複数の装置から共有されることが一般的であ
り、遠隔地からネットワークを介して使用されることも
ある。そして、このような場合においては、ネットワー
クを介してプリンタ機能を有する装置を使用した利用者
へのその装置からの通知手段として電子メールが使われ
ることが多い。
プリンタ機能を有する装置は、ネットワークに接続され
ている他の複数の装置から共有されることが一般的であ
り、遠隔地からネットワークを介して使用されることも
ある。そして、このような場合においては、ネットワー
クを介してプリンタ機能を有する装置を使用した利用者
へのその装置からの通知手段として電子メールが使われ
ることが多い。
【０００４】プリンタ機能を有する装置から利用者への
通知手段として電子メールを使用した場合、プリンタ機
能を有する装置が時計機能を持っていることが重要にな
ってくる。すなわち、プリンタ機能を有する装置が利用
者に対して上述のような電子メールを送信したとして
も、利用者はすぐにその電子メールを読むことが保証さ
れているわけではなく、かなり時間が経ってから読む場
合も多い。このような場合、利用者がどの操作に対する
通知であるのかを判断するために、通知として送信され
る電子メールに記録された日付や時刻が重要な意味を持
ってくる。日付や時刻が間違っている場合には、利用者
に、その電子メールが古いメールだと思われ、読まれず
に消されてしまう可能性もある。
通知手段として電子メールを使用した場合、プリンタ機
能を有する装置が時計機能を持っていることが重要にな
ってくる。すなわち、プリンタ機能を有する装置が利用
者に対して上述のような電子メールを送信したとして
も、利用者はすぐにその電子メールを読むことが保証さ
れているわけではなく、かなり時間が経ってから読む場
合も多い。このような場合、利用者がどの操作に対する
通知であるのかを判断するために、通知として送信され
る電子メールに記録された日付や時刻が重要な意味を持
ってくる。日付や時刻が間違っている場合には、利用者
に、その電子メールが古いメールだと思われ、読まれず
に消されてしまう可能性もある。
【０００５】また、プリンタ機能を有する装置が課金情
報等のログを保持する場合にも、日付と時刻の情報が必
要になってくる。一般的に、ログには、誰がいつ何枚出
力したかを記録する必要があるため、プリンタ機能を有
する装置には、時計機能を備える必要がある。
報等のログを保持する場合にも、日付と時刻の情報が必
要になってくる。一般的に、ログには、誰がいつ何枚出
力したかを記録する必要があるため、プリンタ機能を有
する装置には、時計機能を備える必要がある。
【０００６】上述ように、ネットワークに接続されるプ
リンタ機能を有する装置には時計機能が必須であるた
め、単純な時計機能が搭載されているのが普通である。
しかし、低価格のプリンタ機能を有する装置において
は、コストを下げるために、電源を切っている間は電池
によるバックアップがなされない時計を搭載している場
合も多い。この場合には、時計を合わせてから電源を切
るまでは概ね正しい時刻が得られるが、いったん電源を
切った場合には、再度時計を合わせない限り、正しい時
刻が得られないことになる。
リンタ機能を有する装置には時計機能が必須であるた
め、単純な時計機能が搭載されているのが普通である。
しかし、低価格のプリンタ機能を有する装置において
は、コストを下げるために、電源を切っている間は電池
によるバックアップがなされない時計を搭載している場
合も多い。この場合には、時計を合わせてから電源を切
るまでは概ね正しい時刻が得られるが、いったん電源を
切った場合には、再度時計を合わせない限り、正しい時
刻が得られないことになる。
【０００７】ネットワークに接続されている装置が時刻
情報を取得する方法として、例えば、特開平９−４６３
２５号公報，特開平９−１１６５３６号公報，特開平１
０−１２４４６５号公報，特開平１０−２２８３３０号
公報，特開平１０−２５７１８４号公報に開示されたも
のがある。上記特開平９−４６３２５号公報に開示され
た「時刻同期方式」は、ネットワークに接続されている
全てのスレーブ側装置の各々の時刻誤差を、各々の装置
での許容時刻誤差の範囲内に抑えるようにしたものであ
る。
情報を取得する方法として、例えば、特開平９−４６３
２５号公報，特開平９−１１６５３６号公報，特開平１
０−１２４４６５号公報，特開平１０−２２８３３０号
公報，特開平１０−２５７１８４号公報に開示されたも
のがある。上記特開平９−４６３２５号公報に開示され
た「時刻同期方式」は、ネットワークに接続されている
全てのスレーブ側装置の各々の時刻誤差を、各々の装置
での許容時刻誤差の範囲内に抑えるようにしたものであ
る。
【０００８】また、上記特開平９−１１６５３６号公報
に開示された「ネットワーク監視装置」は、ネットワー
ク監視装置及びそのネットワーク監視装置が監視するネ
ットワーク機器の時刻を常に正確に保持するようにした
ものである。また、上記特開平１０−１２４４６５号公
報に開示された「情報処理装置」は、複数の時刻サーバ
の中から最適な時刻サーバを選択することができ、その
時刻サーバとの間で時刻同期を行うようにしたものであ
る。
に開示された「ネットワーク監視装置」は、ネットワー
ク監視装置及びそのネットワーク監視装置が監視するネ
ットワーク機器の時刻を常に正確に保持するようにした
ものである。また、上記特開平１０−１２４４６５号公
報に開示された「情報処理装置」は、複数の時刻サーバ
の中から最適な時刻サーバを選択することができ、その
時刻サーバとの間で時刻同期を行うようにしたものであ
る。
【０００９】また、上記特開平１０−２２８３３０号公
報に開示された「コンピュータの時刻修正方式」は、時
刻情報要求時の時刻と、時刻応答時の時刻から時刻問い
合わせの遅れを認識し、これを時刻修正の判断に加える
ことにより、時刻通知の遅れによる時刻修正の誤りを防
止したものである。また、上記特開平１０−２５７１８
４号公報に開示された「ネットワークノード間時刻合わ
せ方式」は、複数のノードを専用線で結んだネットワー
クにおいて、各ノードを対等にして、それぞれが公衆網
の時報サービスを用いて時刻修正することにより、各ノ
ードの時刻誤差を防止したものである。
報に開示された「コンピュータの時刻修正方式」は、時
刻情報要求時の時刻と、時刻応答時の時刻から時刻問い
合わせの遅れを認識し、これを時刻修正の判断に加える
ことにより、時刻通知の遅れによる時刻修正の誤りを防
止したものである。また、上記特開平１０−２５７１８
４号公報に開示された「ネットワークノード間時刻合わ
せ方式」は、複数のノードを専用線で結んだネットワー
クにおいて、各ノードを対等にして、それぞれが公衆網
の時報サービスを用いて時刻修正することにより、各ノ
ードの時刻誤差を防止したものである。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平９−４６３２５号公報，特開平９−１１６５３６号
公報，特開平１０−１２４４６５号公報，特開平１０−
２２８３３０号公報，特開平１０−２５７１８４号公報
に開示されたものは、いずれも時刻を取得するために特
別な通信を必要とする方法であり、通常の送受信におい
て使用されるプリンタデータやステータス要求メッセー
ジなどに含まれる時刻情報を使用するものではなかっ
た。また、上記従来技術では、正確な時刻情報の取得は
可能であるが、時刻情報を配信するための特別なプログ
ラムを実行しておく時刻サーバが必要であった。
開平９−４６３２５号公報，特開平９−１１６５３６号
公報，特開平１０−１２４４６５号公報，特開平１０−
２２８３３０号公報，特開平１０−２５７１８４号公報
に開示されたものは、いずれも時刻を取得するために特
別な通信を必要とする方法であり、通常の送受信におい
て使用されるプリンタデータやステータス要求メッセー
ジなどに含まれる時刻情報を使用するものではなかっ
た。また、上記従来技術では、正確な時刻情報の取得は
可能であるが、時刻情報を配信するための特別なプログ
ラムを実行しておく時刻サーバが必要であった。
【００１１】本発明は、上述のような実情を考慮してな
されたもので、電池によってバックアップされた時計機
能を持たないプリンタ機能を有する装置において、時刻
情報を配信するための特別なプログラムを常時実行して
おく時刻サーバを必要とせずに、日付や時刻の設定を行
うことが可能なプリンタ機能を有する装置を提供するこ
とを目的としてなされたものである。
されたもので、電池によってバックアップされた時計機
能を持たないプリンタ機能を有する装置において、時刻
情報を配信するための特別なプログラムを常時実行して
おく時刻サーバを必要とせずに、日付や時刻の設定を行
うことが可能なプリンタ機能を有する装置を提供するこ
とを目的としてなされたものである。
【００１２】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、電池
によってバックアップされた時計機能を持たない装置で
あって、ネットワークに接続可能なプリンタ機能を有す
る装置において、ホストコンピュータからのプリンタデ
ータ中に含まれている日付と時刻の情報から内部時計の
日付と現在時刻とを設定することを特徴とし、プリンタ
の実行という通常の処理と同時に日付と時刻の設定を行
えるようにしたものである。
によってバックアップされた時計機能を持たない装置で
あって、ネットワークに接続可能なプリンタ機能を有す
る装置において、ホストコンピュータからのプリンタデ
ータ中に含まれている日付と時刻の情報から内部時計の
日付と現在時刻とを設定することを特徴とし、プリンタ
の実行という通常の処理と同時に日付と時刻の設定を行
えるようにしたものである。
【００１３】請求項２の発明は、電池によってバックア
ップされた時計機能を持たない装置であって、ネットワ
ークに接続可能なプリンタ機能を有する装置において、
ホストコンピュータから発行される装置ステータス要求
メッセージ中に含まれている日付と時刻の情報から内部
時計の日付と現在時刻とを設定することを特徴とし、プ
リンタのステータスの確認という通常の処理と同時に日
付と時刻の設定を行えるようにしたものである。
ップされた時計機能を持たない装置であって、ネットワ
ークに接続可能なプリンタ機能を有する装置において、
ホストコンピュータから発行される装置ステータス要求
メッセージ中に含まれている日付と時刻の情報から内部
時計の日付と現在時刻とを設定することを特徴とし、プ
リンタのステータスの確認という通常の処理と同時に日
付と時刻の設定を行えるようにしたものである。
【００１４】請求項３の発明は、請求項１又は２に記載
の発明において、前記内部時計の日付と現在時刻とを設
定するための情報を取り出すデータを送信するホストコ
ンピュータを登録し、該ホストコンピュータ以外からの
データ中に含まれている情報を前記内部時計の日付と現
在時刻との設定に使用しないことを特徴とし、特定のホ
ストコンピュータのみの情報を時刻設定に使用するよう
にしたものである。
の発明において、前記内部時計の日付と現在時刻とを設
定するための情報を取り出すデータを送信するホストコ
ンピュータを登録し、該ホストコンピュータ以外からの
データ中に含まれている情報を前記内部時計の日付と現
在時刻との設定に使用しないことを特徴とし、特定のホ
ストコンピュータのみの情報を時刻設定に使用するよう
にしたものである。
【００１５】請求項４の発明は、請求項１乃至３のいず
れかに記載の発明において、電源投入後の最初の機会の
みに前記日付と現在時刻との設定を行い、該設定の後は
該設定を変更しないことを特徴とし、一旦設定された情
報は変更しないようにしたものである。
れかに記載の発明において、電源投入後の最初の機会の
みに前記日付と現在時刻との設定を行い、該設定の後は
該設定を変更しないことを特徴とし、一旦設定された情
報は変更しないようにしたものである。
【００１６】
【発明の実施の形態】図１は、本発明のプリンタ機能を
有する装置の一実施例を説明するための要部構成図で、
図中、１はプリンタ機能を有する装置、２はホストコン
ピュータ、３はプロトコル処理部、４はプリンタ言語処
理部、５は時刻管理部で、プリンタ機能を有する装置１
はネットワークを介してホストコンピュータ２に接続さ
れている。
有する装置の一実施例を説明するための要部構成図で、
図中、１はプリンタ機能を有する装置、２はホストコン
ピュータ、３はプロトコル処理部、４はプリンタ言語処
理部、５は時刻管理部で、プリンタ機能を有する装置１
はネットワークを介してホストコンピュータ２に接続さ
れている。
【００１７】（請求項１）ホストコンピュータ２におい
て、利用者が通常のプリンタ操作を行うことにより、ホ
ストコンピュータ２上のプリンタドライバが起動され
る。このプリンタドライバは、ホストコンピュータ２の
日付と時刻の情報をプリンタデータ中に埋め込み、ネッ
トワークを介してプリンタ機能を有する装置１に送る。
て、利用者が通常のプリンタ操作を行うことにより、ホ
ストコンピュータ２上のプリンタドライバが起動され
る。このプリンタドライバは、ホストコンピュータ２の
日付と時刻の情報をプリンタデータ中に埋め込み、ネッ
トワークを介してプリンタ機能を有する装置１に送る。
【００１８】プリンタ機能を有する装置１は、ネットワ
ークを介してホストコンピュータ２から受け取ったプリ
ンタデータをプロトコル処理部３にて処理し、プリンタ
データをプリンタ言語処理部４に渡す。プリンタ言語処
理部４は、プリンタドライバにおいて、プリンタデータ
中に埋め込まれた日付と時刻の情報を抽出し、時刻管理
部５に渡す。時刻管理部５は、受け取った日付と時刻の
情報に基づいて、管理している時刻データを受け取った
データに置き換える。以上の処理により、ホストコンピ
ュータ２からのプリンタデータ中に埋め込まれた日付と
時刻のデータをプリンタ機能を有する装置１の時刻設定
に使用することができる。
ークを介してホストコンピュータ２から受け取ったプリ
ンタデータをプロトコル処理部３にて処理し、プリンタ
データをプリンタ言語処理部４に渡す。プリンタ言語処
理部４は、プリンタドライバにおいて、プリンタデータ
中に埋め込まれた日付と時刻の情報を抽出し、時刻管理
部５に渡す。時刻管理部５は、受け取った日付と時刻の
情報に基づいて、管理している時刻データを受け取った
データに置き換える。以上の処理により、ホストコンピ
ュータ２からのプリンタデータ中に埋め込まれた日付と
時刻のデータをプリンタ機能を有する装置１の時刻設定
に使用することができる。
【００１９】（請求項２）ホストコンピュータ２におい
て、利用者がプリンタステータスを見る通常の操作によ
り、ホストコンピュータ２上のプリンタドライバが起動
される。このプリンタドライバは、ホストコンピュータ
２の日付と時刻の情報をステータス情報要求メッセージ
中に埋め込み、ネットワークを介してプリンタ機能を有
する装置１に送る。
て、利用者がプリンタステータスを見る通常の操作によ
り、ホストコンピュータ２上のプリンタドライバが起動
される。このプリンタドライバは、ホストコンピュータ
２の日付と時刻の情報をステータス情報要求メッセージ
中に埋め込み、ネットワークを介してプリンタ機能を有
する装置１に送る。
【００２０】プリンタ機能を有する装置１は、ネットワ
ークを介してホストコンピュータ２から受け取ったプリ
ンタステータスを見るデータをプロトコル処理部３にて
処理し、そのデータをプリンタ言語処理部４に渡す。プ
リンタ言語処理部４は、プリンタドライバにおいて、プ
リンタステータス要求メッセージ中に埋め込まれた日付
と時刻の情報を抽出し、時刻管理部５に渡す。時刻管理
部５は、受け取った日付と時刻の情報に基づいて、管理
している時刻データを受け取ったデータに置き換える。
以上の処理により、プリンタステータス要求メッセージ
中に埋め込まれた日付と時刻のデータをプリンタ機能を
有する装置の時刻設定１に使用することができる。
ークを介してホストコンピュータ２から受け取ったプリ
ンタステータスを見るデータをプロトコル処理部３にて
処理し、そのデータをプリンタ言語処理部４に渡す。プ
リンタ言語処理部４は、プリンタドライバにおいて、プ
リンタステータス要求メッセージ中に埋め込まれた日付
と時刻の情報を抽出し、時刻管理部５に渡す。時刻管理
部５は、受け取った日付と時刻の情報に基づいて、管理
している時刻データを受け取ったデータに置き換える。
以上の処理により、プリンタステータス要求メッセージ
中に埋め込まれた日付と時刻のデータをプリンタ機能を
有する装置の時刻設定１に使用することができる。
【００２１】（請求項３）ホストコンピュータ２におい
て、利用者が通常のプリンタ操作やプリンタステータス
の要求を行うことにより、ホストコンピュータ２上のプ
リンタドライバが起動される。このプリンタドライバ
は、ホストコンピュータ２の日付と時刻の情報をプリン
タデータまたはプリンタステータス要求メッセージ中に
埋め込み、ネットワークを介してプリンタ機能を有する
装置１に送る。
て、利用者が通常のプリンタ操作やプリンタステータス
の要求を行うことにより、ホストコンピュータ２上のプ
リンタドライバが起動される。このプリンタドライバ
は、ホストコンピュータ２の日付と時刻の情報をプリン
タデータまたはプリンタステータス要求メッセージ中に
埋め込み、ネットワークを介してプリンタ機能を有する
装置１に送る。
【００２２】プリンタ機能を有する装置１は、ネットワ
ークを介してホストコンピュータ２から受け取ったデー
タをプロトコル処理部３にて処理する。プロトコル処理
部３は、そのデータをプリンタ言語処理部４に渡し、デ
ータの発信元のネットワークアドレスを時刻管理部５に
渡す。プリンタ言語処理部４は、プリンタドライバにお
いてプリンタデータ中に埋め込まれた日付と時刻の情報
を抽出し、時刻管理部５に渡す。
ークを介してホストコンピュータ２から受け取ったデー
タをプロトコル処理部３にて処理する。プロトコル処理
部３は、そのデータをプリンタ言語処理部４に渡し、デ
ータの発信元のネットワークアドレスを時刻管理部５に
渡す。プリンタ言語処理部４は、プリンタドライバにお
いてプリンタデータ中に埋め込まれた日付と時刻の情報
を抽出し、時刻管理部５に渡す。
【００２３】時刻管理部５は、プロトコル処理部３から
受け取った発信元のネットワークアドレスをチェック
し、時刻設定に使用可能なアドレスであった場合には、
プリンタ言語処理部４から受け取った日付と時刻の情報
に基づいて、管理している時刻データを受け取ったデー
タに置き換える。以上の処理により、プリンタデータ中
に埋め込まれた日付と時刻のデータによるプリンタ機能
を有する装置１の時刻設定に使用するホストコンピュー
タ２を制限することができる。
受け取った発信元のネットワークアドレスをチェック
し、時刻設定に使用可能なアドレスであった場合には、
プリンタ言語処理部４から受け取った日付と時刻の情報
に基づいて、管理している時刻データを受け取ったデー
タに置き換える。以上の処理により、プリンタデータ中
に埋め込まれた日付と時刻のデータによるプリンタ機能
を有する装置１の時刻設定に使用するホストコンピュー
タ２を制限することができる。
【００２４】（請求項４）ホストコンピュータ２におい
て、利用者が通常のプリンタ操作を行うことにより、ホ
ストコンピュータ２上のプリンタドライバが起動され
る。このプリンタドライバは、ホストコンピュータ２の
日付と時刻の情報をプリンタデータ中に埋め込み、ネッ
トワークを介してプリンタ機能を有する装置１に送る。
て、利用者が通常のプリンタ操作を行うことにより、ホ
ストコンピュータ２上のプリンタドライバが起動され
る。このプリンタドライバは、ホストコンピュータ２の
日付と時刻の情報をプリンタデータ中に埋め込み、ネッ
トワークを介してプリンタ機能を有する装置１に送る。
【００２５】プリンタ機能を有する装置１は、ネットワ
ークを介してホストコンピュータ２から受け取ったデー
タをプロトコル処理部３にて処理し、プリンタデータを
プリンタ言語処理部４に渡す。プリンタ言語処理部４
は、プリンタドライバにおいて、プリンタデータ中に埋
め込まれた日付と時刻情報を抽出し、時刻管理部５に渡
す。時刻管理部５は、電源投入後に最初に受け取ったデ
ータに対してのみ、その受け取ったデータ中に埋め込ま
れた日付と時刻情報に基づいて、管理している時刻デー
タを受け取ったデータに置き換える。以上の処理によ
り、電源投入後に最初に受け取ったプリンタデータ中に
埋め込まれた日付と時刻のデータをプリンタ機能を有す
る装置１の時刻設定に使用することができる。
ークを介してホストコンピュータ２から受け取ったデー
タをプロトコル処理部３にて処理し、プリンタデータを
プリンタ言語処理部４に渡す。プリンタ言語処理部４
は、プリンタドライバにおいて、プリンタデータ中に埋
め込まれた日付と時刻情報を抽出し、時刻管理部５に渡
す。時刻管理部５は、電源投入後に最初に受け取ったデ
ータに対してのみ、その受け取ったデータ中に埋め込ま
れた日付と時刻情報に基づいて、管理している時刻デー
タを受け取ったデータに置き換える。以上の処理によ
り、電源投入後に最初に受け取ったプリンタデータ中に
埋め込まれた日付と時刻のデータをプリンタ機能を有す
る装置１の時刻設定に使用することができる。
【００２６】
【発明の効果】（１）請求項１の発明に対する効果 通常のプリンタデータの一部に含まれている日付と時刻
の情報により、特別に時刻サーバを置くことなく、通常
のプリンタ操作をするだけで、同時にプリンタ機能を有
する装置の日付と時刻の設定を行うことができる。
の情報により、特別に時刻サーバを置くことなく、通常
のプリンタ操作をするだけで、同時にプリンタ機能を有
する装置の日付と時刻の設定を行うことができる。
【００２７】（２）請求項２の発明に対する効果 プリンタのステータスを見るという通常の処理を行う要
求のメッセージ中に含まれている日付と時刻の情報によ
り、特別に時刻サーバを置くことなく、通常のプリンタ
ステータスを見るという操作だけで、同時にプリンタ機
能を有する装置の日付と時刻の設定を行うことができ
る。
求のメッセージ中に含まれている日付と時刻の情報によ
り、特別に時刻サーバを置くことなく、通常のプリンタ
ステータスを見るという操作だけで、同時にプリンタ機
能を有する装置の日付と時刻の設定を行うことができ
る。
【００２８】（３）請求項３の発明の効果 複数のホストコンピュータからプリンタ操作やステータ
ス確認操作を行うような場合、複数のホストコンピュー
タ間で時刻の情報がずれていても、毎回違った時刻に設
定し直されることを防止することができる。
ス確認操作を行うような場合、複数のホストコンピュー
タ間で時刻の情報がずれていても、毎回違った時刻に設
定し直されることを防止することができる。
【００２９】（４）請求項４の発明の効果 複数のホストコンピュータからプリンタ操作やステータ
ス確認操作を行う度に、日付と時刻の設定が行われるこ
とを防止することができる。
ス確認操作を行う度に、日付と時刻の設定が行われるこ
とを防止することができる。
【図１】 本発明のプリンタ機能を有する装置の一実施
例を説明するための要部構成図である。
例を説明するための要部構成図である。
１…プリンタ機能を有する装置、２…ホストコンピュー
タ、３…プロトコル処理部、４…プリンタ言語処理部、
５…時刻管理部。
タ、３…プロトコル処理部、４…プリンタ言語処理部、
５…時刻管理部。
Claims (4)
- 【請求項１】 電池によってバックアップされた時計機
能を持たない装置であって、ネットワークに接続可能な
プリンタ機能を有する装置において、ホストコンピュー
タからのプリンタデータ中に含まれている日付と時刻の
情報から内部時計の日付と現在時刻とを設定することを
特徴とするプリンタ機能を有する装置。 - 【請求項２】 電池によってバックアップされた時計機
能を持たない装置であって、ネットワークに接続可能な
プリンタ機能を有する装置において、ホストコンピュー
タから発行される装置ステータス要求メッセージ中に含
まれている日付と時刻の情報から内部時計の日付と現在
時刻とを設定することを特徴とするプリンタ機能を有す
る装置。 - 【請求項３】 請求項１又は２に記載のプリンタ機能を
有する装置において、前記内部時計の日付と現在時刻と
を設定するための情報を取り出すデータを送信するホス
トコンピュータを登録し、該ホストコンピュータ以外か
らのデータ中に含まれている情報を前記内部時計の日付
と現在時刻との設定に使用しないことを特徴とするプリ
ンタ機能を有する装置。 - 【請求項４】 請求項１乃至３のいずれかに記載のプリ
ンタ機能を有する装置において、電源投入後の最初の機
会のみに前記日付と現在時刻との設定を行い、該設定の
後は該設定を変更しないことを特徴とするプリンタ機能
を有する装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28674199A JP2001105694A (ja) | 1999-10-07 | 1999-10-07 | プリンタ機能を有する装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP28674199A JP2001105694A (ja) | 1999-10-07 | 1999-10-07 | プリンタ機能を有する装置 |
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Family Applications (1)
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001105694A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100381292C (zh) * | 2004-07-09 | 2008-04-16 | 佳能株式会社 | 打印机、打印控制装置和控制方法 |
-
1999
- 1999-10-07 JP JP28674199A patent/JP2001105694A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN100381292C (zh) * | 2004-07-09 | 2008-04-16 | 佳能株式会社 | 打印机、打印控制装置和控制方法 |
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