JP2001104517A - カッパの水掻き - Google Patents

カッパの水掻き

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JP2001104517A
JP2001104517A JP31868099A JP31868099A JP2001104517A JP 2001104517 A JP2001104517 A JP 2001104517A JP 31868099 A JP31868099 A JP 31868099A JP 31868099 A JP31868099 A JP 31868099A JP 2001104517 A JP2001104517 A JP 2001104517A
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Japan
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rubber
water
finger
hands
kappa
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JP31868099A
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Tomoaki Ishikawa
智明 石川
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Abstract

(57)【要約】 [課題]泳ぐとき、手の平面が狭く、水が指の間から逃
げるため、前進する推進力が弱いため体が沈み、うまく
泳げない。パドルパッドというプラスチックの板を手に
付ける道具がありますが、プラスチック板のため手の面
積を自由に変えられないので、無駄な抵抗が大きく泳ぎ
にくい。また、プラスチックの板は、弾力性が無いため
板の上を水が滑り、水を掴んで泳ぐことが出来ない、と
いう欠陥があった。 [解決の手段]図6に示す様に、手を一杯に広げた時、
指と指の間にできる隙間をなくすため、手の平に0、2
m/mの軟質塩化ビニール又はシリコンゴムのゴムシー
トを張り付ける。図6、1aのゴムシートに1bの親
指、人差し指、中指、薬指、小指のゴム筒を取り付け、
1cのゴムバンドを取り付けたものとするカッパの水掻
き。

Description

【発明の詳細な説明】
【001】[発明の技術分野]この発明は図6に示すよ
うに、手に密着するゴム材料を使用する。そして、手を
一杯に広げた時、指と指の間に出来る空間に水掻きを付
けて、手で掻く面積を増やし、前進の推進力を増す。水
掻きは、指の動きで自由に伸縮させることができるカッ
パの水掻き、に関するものである。
【002】[従来の技術]泳ぐとき、体を前進させる力
は、足より手のほうが効果が大きい。手は、5本の指に
別れています。5本の指に別れた手は、水の中では不都
合がおきる。手の指を揃えて水をかくため、手の平面積
が少なくなり、体を前進させる推進力が低下する。加え
て、指の間を水が抜けるため更に推進力が落る。推進力
を上げるため、練習用にパドルパット(図8)というプ
ラスチックの板を手にセットするものがある。これは、
図7に示す様に、7aのプラスチックの板に7cの角穴
をあけ、この穴にゴム7bの両端を差し込み、図8のよ
うに7bの間に手を差し込んで使用する。板の中央に
は、水の抵抗を減らし、水の滑りを防ぐ為の穴が数箇明
けてある。このパドルパッドは、プラスチックの板のた
め、手の面積を変えたり、手の面を状況に応じて自由に
変えることが出来ないため、無駄な抵抗が大きく、長時
間の水泳には使用できない。更に、板が平面で弾力性が
無いため、水が板の表面を滑って効果が薄い。又、手を
掻くとき、手の面は常に変化しているが、板は水と直角
になるときしか、水を捕らえられないという、欠陥があ
った。
【003】[発明が解決しようとする課題]手で掻く推
進力が弱いため、水中に浮いた体は、重力で体が沈み、
上手く泳げない。手を一杯広げた状態で、水を掻くこと
が出来ないか。手の面積を状況に応じて、広げたり縮め
たり出来ないか。手の面から水が漏れず、手の面を水が
滑らず、100%水を掴む事が出来ないか、という課題
を有していた。
【004】[課題を解決するための手段]そこで図6に
示すように、手を一杯に広げた時、指と指のあいだに出
来る隙間をなくすため、手の平にゴムシートを張り付け
ることを考えた。形状は、図1の1aに示す様に、手を
一杯広げた指先の先端を結んだ、外周ラインでカットす
る。手の平にシートを固定し、指と指の間の水掻きを張
らせるため、指の形状をした親指、人指し指、中指、薬
指、小指の長さのゴム筒1bをつける。この筒に指を通
すと各指全体で水掻きを伸ばしたり、縮めたりできると
考えた。手の平の部分を手に密着させるため、図1、1
cのゴムバンドの端末を、親指と人差し指の間に1dの
ように縫い込み、反対の端末は、ゴムシートの裏側から
人差し指に向かってセットし、1eの3ケ所を縫い込ん
だカッパの水掻き。カッパの水掻きは、手に密着しやす
く、自由に指を広げたり縮められるように、水掻き部は
0、2m/mの厚みにし、ゴムの材質は、軟質塩化ビニ
ール、シリコンラバーを使用することにより、手の平を
丸めたり、角度を自由に変えることが出来るようにし
た。また、図9に示すように、ゴム手袋を嵌めて、手を
一杯広げたとき指と指の間に出来る空間に、水掻きを付
けたものでも同様の効果があるが、もっともシンプルな
ゴムシートを手に張り付ける方法を説明します。
【005】[発明の実施の形態]以下、この発明の実施
の形態を、図面に基ずいて詳細に説明する。図1に示す
カッパの手の重要部分は、1aのゴムシートと1bの指
を固定するゴム筒が、一体物であれば、指の動きに従い
正確に水掻きを操作することができる。一体物で作るた
め、図2に示す様に、手を広げた時の指先を結んだ外周
形状でカットされたアルミ板2aの上に親指、人差し
指、中指、薬指、小指の形状をしたアルミ部品を置く。
アルミ部品とアルミ板の間は、0、4m/mの隙間がで
きるように、図3の突起物2cにアルミ部品2bをはめ
込みます。2bのアルミ部品の長さは、図2に示すよう
に外周形状より10m/m長くして、2aのアルミ板の
外周形状より出るようにします。セットした図2の金型
を塩化ビニール、シリコンラバーの溶液に浸けると図
4、図5のハッチングのように金型の表面に液の表皮が
でき、これを240度Cまで加熱すると加硫が進み、
0、2m/mのゴムの成型品が出来上がる。成型品の取
り出しは、2a,2cをはがし、各指のアルミ部品は、
図4の4aを切り取り4aよりエアーをいれてゴムを膨
らませて、アルミ部品を抜き取る。アルミ部品を抜いた
この成型品の各指の先端4bをカットします。この成型
品に巾8m/m長さ20m/mのゴムバンドの端末を親
指と人差し指の間に1dを縫い付け、反対の端末は、シ
ートの裏側から3ケ所1eを縫い付けてカッパの水掻き
が完成します。
【006】[発明の効果]カッパの水掻きは、手に密着
して体の一部になっているため、練習用でなく、実践の
場で利用できる。カッパの水掻きは、薄い軟質ゴムで出
来てるので水の抵抗を受けた時、ゴムが伸びて水をとら
え、水が表面を滑らないため、掻いた手のエネルギーが
全て前進力に変わる。そして、水掻きを自由に広げた
り、縮めたりできるため、自分の体力に合わせて泳ぐこ
とができる。カッパの水掻きを一杯広げた時、手のひら
の面積は、1、6倍に広がる。水掻きの前進力が1、6
倍になり、重力で沈む力に勝るため、誰でも簡単に泳ぐ
ことができるようになる。さらに、指の隙間から水が漏
れなくなるため2割のロスが無くなり、1、6×1、2
で1、9倍の効果が得られます。この様に、カッパの水
掻きは、手のひらにゴムシートを付けるのみで、誰でも
簡単に泳げるようになる有用なものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のカッパの水掻きの斜視図である。
【図2】 カッパの水掻きの金型の斜視図である。
【図3】 図2中の断面A−Aの断面図である。
【図4】 図2の金型を溶液に浸けたとき、表面にでき
た表皮の斜視図である。
【図5】 図4中の断面B−Bの断面図である。
【図6】 カッパの水掻きに手に嵌めた斜視図である。
【図7】 パドルパッドの斜視図である。
【図8】 パドルパッドを手に装着した斜視図である。
【図9】 ゴム手袋に水掻きを付けた平面図である。
【符号の説明】
1a ゴムシート 1b 親指、人差し指、中指、薬指、小指のゴム筒 1c ゴムバンド 2a 金型のアルミ板 2b 親指、人差し指、中指、薬指、小指の金型部品 2c 金型のアルミ板から出た突起物 4a ゴム成型品の切断範囲 4b ゴム成型品の切断範囲 5a ゴム成型品の断面図 7a プラスチック成型品 7b ゴムバンド 7c 角穴 7d 丸穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】図6に示す様に、手を一杯に広げた時、指
    と指の間にできる空間に水掻きをを付けたカッパの手。
    厚み0,2m/mで材質は、塩化ビニール、シリコンラ
    バー、軟質ゴムのゴムシートを図1,1aのように、手
    を一杯広げた指先の先端を結んだ外周ラインでカットす
    る。このシートの片面に、手を一杯広げた時の位置に親
    指、人差し指、中指、薬指、小指の長さの円筒状のゴム
    筒(図1の1b)を付ける。このシートの親指と人差し
    指の間に、図1の1cのゴムバンンドの端末1dを縫い
    付け、反対の端末は、ゴムシートの裏側がら1eの3ケ
    所を縫い付けたカッパの水掻き。
JP31868099A 1999-10-04 1999-10-04 カッパの水掻き Pending JP2001104517A (ja)

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