JP2001104053A - インジケータ機能付き歯ブラシ - Google Patents
インジケータ機能付き歯ブラシInfo
- Publication number
- JP2001104053A JP2001104053A JP29088599A JP29088599A JP2001104053A JP 2001104053 A JP2001104053 A JP 2001104053A JP 29088599 A JP29088599 A JP 29088599A JP 29088599 A JP29088599 A JP 29088599A JP 2001104053 A JP2001104053 A JP 2001104053A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toothbrush
- indicator
- indicator function
- handle
- liquids
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】視覚により、歯磨き作業を終了させる目安とな
る安価なインジケータを設けた歯ブラシを提供する。 【解決手段】互いに相溶性が無く且つ比重の異なる２種
類以上の液体３ａ，３ｂを把手部２の一部に可視できる
ようにして封じ込めてあることを特徴とするインジケー
タ機能付き歯ブラシ。
る安価なインジケータを設けた歯ブラシを提供する。 【解決手段】互いに相溶性が無く且つ比重の異なる２種
類以上の液体３ａ，３ｂを把手部２の一部に可視できる
ようにして封じ込めてあることを特徴とするインジケー
タ機能付き歯ブラシ。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯磨き度合の目安
を示す機能を有する歯ブラシに関するものである。
を示す機能を有する歯ブラシに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】歯磨きは、時間或いは磨き往復運動を度
の位行ない終了するかは、個人の判断で行なわれてい
る。歯科医療の面から、歯磨き作業にかける目安時間は
示されている以外は、個人の感にたよっている。歯磨き
作業の磨き往復運動回数を万歩計等の技術を使用すれば
ある程度計測可能であるが、高価な部品が必要となり、
単価が安く使用後は廃棄してしまう歯ブラシに応用する
ことは適当でない。
の位行ない終了するかは、個人の判断で行なわれてい
る。歯科医療の面から、歯磨き作業にかける目安時間は
示されている以外は、個人の感にたよっている。歯磨き
作業の磨き往復運動回数を万歩計等の技術を使用すれば
ある程度計測可能であるが、高価な部品が必要となり、
単価が安く使用後は廃棄してしまう歯ブラシに応用する
ことは適当でない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の課題に
鑑みてなされたものであり、視覚に訴えて歯磨き作業を
終了させる目安となる安価なインジケータを設けた歯ブ
ラシを提供することを目的としている。
鑑みてなされたものであり、視覚に訴えて歯磨き作業を
終了させる目安となる安価なインジケータを設けた歯ブ
ラシを提供することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項１に記載の本発明は、互いに相溶性が
無く且つ比重の異なる２種類以上の液体を把手部の一部
に可視できるようにして封じ込めてあることを特徴とす
るインジケータ機能付き歯ブラシである。
になされた請求項１に記載の本発明は、互いに相溶性が
無く且つ比重の異なる２種類以上の液体を把手部の一部
に可視できるようにして封じ込めてあることを特徴とす
るインジケータ機能付き歯ブラシである。
【０００５】更に請求項２に記載の本発明は、前記、互
いに相溶性が無く且つ比重の異なる２種類以上の液体の
中に、着色剤を溶解させてあることを特徴とする請求項
１に記載のインジケータ機能付き歯ブラシである。
いに相溶性が無く且つ比重の異なる２種類以上の液体の
中に、着色剤を溶解させてあることを特徴とする請求項
１に記載のインジケータ機能付き歯ブラシである。
【０００６】更に請求項３に記載の本発明は、前記歯ブ
ラシが電動歯ブラシであることを特徴とする請求項１又
は請求項２に記載のインジケータ機能付き歯ブラシであ
る。
ラシが電動歯ブラシであることを特徴とする請求項１又
は請求項２に記載のインジケータ機能付き歯ブラシであ
る。
【０００７】
【作用】互いに相溶性が無く且つ比重の異なる２種類以
上の液体を把手部の一部に可視できるようにして封じ込
め、歯磨き時に上下、左右に把手の部分を振動させると
液体が互いに分散し濁ってくる。透明な液体を互いに分
散させると白濁し、着色した液体を用いた場合は、色調
が変化する。この変化の度合いを、透明な窓から確認す
ることで歯磨き作業の終了目安を得ることが出来る。ま
た、歯磨き終了後、歯ブラシを静置することにより、液
体が自然に分離し元の状態に戻ることで、人手によって
リセットすることなく、次回の使用に備えることができ
る。
上の液体を把手部の一部に可視できるようにして封じ込
め、歯磨き時に上下、左右に把手の部分を振動させると
液体が互いに分散し濁ってくる。透明な液体を互いに分
散させると白濁し、着色した液体を用いた場合は、色調
が変化する。この変化の度合いを、透明な窓から確認す
ることで歯磨き作業の終了目安を得ることが出来る。ま
た、歯磨き終了後、歯ブラシを静置することにより、液
体が自然に分離し元の状態に戻ることで、人手によって
リセットすることなく、次回の使用に備えることができ
る。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明を、図を参照にして詳細に
記述する。図１はブラシを植毛したブラシ部（１）と把
手部（２）の一部に透明な窓（６）を有し、この把手部
分の内部に互いに相溶性が無く且つ比重の異なる２種類
以上の液体を封じ込めた歯ブラシの外観平面図である。
記述する。図１はブラシを植毛したブラシ部（１）と把
手部（２）の一部に透明な窓（６）を有し、この把手部
分の内部に互いに相溶性が無く且つ比重の異なる２種類
以上の液体を封じ込めた歯ブラシの外観平面図である。
【０００９】封じ込める液体は、口に咥える物であるか
ら万が一破損し液体が漏れた場合に備える必要がある。
このため水と動植物体から得られるアマニ油（比重＝
０．９３）、キリ油（０．９２）、大豆油（０．９
２）、ヤシ油（０．９１）等の油が好適に使用できる。
この油と水を把手部に封じ込めると、比重の小さい油層
（３ａ）が上層に、比重の大きい水層（３ｂ）が下層に
分離した状態となる。この歯ブラシに上下、左右の振動
を与えると油と水は、互いに分散し図１（ｂ）に示すよ
うなＯ／Ｗエマルジョン（３ｃ）となり白濁化が生じ
る。この白濁化の度合いを透明な窓から見ることで一つ
の目安が得られる。
ら万が一破損し液体が漏れた場合に備える必要がある。
このため水と動植物体から得られるアマニ油（比重＝
０．９３）、キリ油（０．９２）、大豆油（０．９
２）、ヤシ油（０．９１）等の油が好適に使用できる。
この油と水を把手部に封じ込めると、比重の小さい油層
（３ａ）が上層に、比重の大きい水層（３ｂ）が下層に
分離した状態となる。この歯ブラシに上下、左右の振動
を与えると油と水は、互いに分散し図１（ｂ）に示すよ
うなＯ／Ｗエマルジョン（３ｃ）となり白濁化が生じ
る。この白濁化の度合いを透明な窓から見ることで一つ
の目安が得られる。
【００１０】把手部の材質は、通常の歯ブラシに使用さ
れているポリプロピレン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリ
カーボネト樹脂が汎用されている。
れているポリプロピレン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリ
カーボネト樹脂が汎用されている。
【００１１】液体を把手部に封じ込める方法として、図
１に示す如く必ずしも直接封じ込める必要はなく、図２
に示すように把手部（２）を空洞にしておき、底の挿入
口（５）より透明樹脂からなるインジケータ液体容器
（４）を空同部に押し込んでもよい。
１に示す如く必ずしも直接封じ込める必要はなく、図２
に示すように把手部（２）を空洞にしておき、底の挿入
口（５）より透明樹脂からなるインジケータ液体容器
（４）を空同部に押し込んでもよい。
【００１２】また、これらのインジケータ用の液体に人
体に無害な着色剤を溶解させることにより、把手部の色
調により最も見易い色を選択できる。また、デザインの
幅も広がってくる。
体に無害な着色剤を溶解させることにより、把手部の色
調により最も見易い色を選択できる。また、デザインの
幅も広がってくる。
【００１３】本発明は、電動歯ブラシであっても同様に
適用できることは、勿論である。
適用できることは、勿論である。
【００１４】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は互いに相溶
性が無く且つ比重の異なる２種類以上の液体を把手部の
一部に可視できるようにして封じ込め、歯磨き時に上
下、左右に柄の部分を振動させると液体が互いに分散し
濁ってくることで、この濁り度合いが歯磨き作業終了の
目安となる。このようなインジケータは把手部に水と油
を封じ込めただけで達成できるため安価で実現できる。
このような歯ブラシを子供等に使用させると、興味を示
し進んで歯磨きをするようになる。
性が無く且つ比重の異なる２種類以上の液体を把手部の
一部に可視できるようにして封じ込め、歯磨き時に上
下、左右に柄の部分を振動させると液体が互いに分散し
濁ってくることで、この濁り度合いが歯磨き作業終了の
目安となる。このようなインジケータは把手部に水と油
を封じ込めただけで達成できるため安価で実現できる。
このような歯ブラシを子供等に使用させると、興味を示
し進んで歯磨きをするようになる。
【図１】本発明の歯ブラシの外観平面図であり、（ａ）
は静止状態を示し、（ｂ）は使用後の状態を示す。
は静止状態を示し、（ｂ）は使用後の状態を示す。
【図２】インジケータを把手部に封じ込める他の方法を
説明する図である。
説明する図である。
【図３】図１（ｂ）のｘ−ｘ線部の断面図である。
【図４】図２のｘ−ｘ線部の断面図である。
１…ブラシ部 ２…把手部 ３…インジケータ ３ａ…油層 ３ｂ…水層 ３ｃ…エマルジョン層 ４…インジケータ液体容器 ５…挿入口 ６…窓
Claims (3)
- 【請求項１】互いに相溶性が無く且つ比重の異なる２種
類以上の液体を把手の一部に可視できるようにして封じ
込めてあることを特徴とするインジケータ機能付き歯ブ
ラシ。 - 【請求項２】前記、互いに相溶性が無く且つ比重の異な
る２種類以上の液体の中に、着色剤を溶解させてあるこ
とを特徴とする請求項１に記載のインジケータ機能付き
歯ブラシ。 - 【請求項３】前記歯ブラシが電動歯ブラシであることを
特徴とする請求項１又は請求項２に記載のインジケータ
機能付き歯ブラシ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29088599A JP2001104053A (ja) | 1999-10-13 | 1999-10-13 | インジケータ機能付き歯ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29088599A JP2001104053A (ja) | 1999-10-13 | 1999-10-13 | インジケータ機能付き歯ブラシ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001104053A true JP2001104053A (ja) | 2001-04-17 |
Family
ID=17761777
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29088599A Pending JP2001104053A (ja) | 1999-10-13 | 1999-10-13 | インジケータ機能付き歯ブラシ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001104053A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005215008A (ja) * | 2004-01-27 | 2005-08-11 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 多相形成液体混合物及びその応用製品 |
| JP2010005107A (ja) * | 2008-06-26 | 2010-01-14 | Ebisuya Kagaku Kogyo Kk | 歯ブラシ |
-
1999
- 1999-10-13 JP JP29088599A patent/JP2001104053A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005215008A (ja) * | 2004-01-27 | 2005-08-11 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 多相形成液体混合物及びその応用製品 |
| JP2010005107A (ja) * | 2008-06-26 | 2010-01-14 | Ebisuya Kagaku Kogyo Kk | 歯ブラシ |
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