JP2001102982A - 中継増幅装置 - Google Patents

中継増幅装置

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JP2001102982A
JP2001102982A JP27678199A JP27678199A JP2001102982A JP 2001102982 A JP2001102982 A JP 2001102982A JP 27678199 A JP27678199 A JP 27678199A JP 27678199 A JP27678199 A JP 27678199A JP 2001102982 A JP2001102982 A JP 2001102982A
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inter
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JP27678199A
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Katsumi Tanaka
勝己 田中
Sumiyoshi Urata
純悦 浦田
Masaki Sudo
雅樹 須藤
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 利得の切り替えに合わせて常に最適な段間フ
ィルタを選択し、もって最適なフィルタ特性を得ること
のできる中継増幅装置を提供する。 【解決手段】 受信側及び送信側のそれぞれのアンテナ
10とRF共用器11と増幅回路12とを経た後に、段間フィ
ルタ13,14,15が3個直列に構成され、さらに、これらの
段間フィルタを選択切り替えするためのバイパス回路1
6,17とスイッチ18,19が設けられている。また、送信端
側の増幅回路12の後に、利得を切り替えるための可変減
衰器20が設けられている。可変減衰器20によって利得を
最大にした場合、スイッチ18,19を共に段間フィルタ側
に切り替えれば、段間フィルタ13,14,15が3段階で挿入
され、最大の減衰量が得られる。また、可変減衰器20に
よって利得を最少にした場合、スイッチ18,19を全てバ
イパス回路側に切り替えれば、初段の段間フィルタ13の
みが選択され、減衰量が最小になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話などの無
線通信システムに用いられる中継増幅装置に関し、特
に、最適なフィルタ特性を得るための中継増幅装置の構
成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の中継増幅装置は、携帯電話など
の信号を受信して増幅し、これを送信する中継装置であ
り、受信端の増幅器と送信端の増幅器との間に帯域通過
フィルタが設けられている。以下、この帯域通過フィル
タを段間フィルタという。図3は、従来の中継増幅装置
の概略ブロック図の一例であり、送信ルートと受信ルー
トとに分けてあるが、何れのルートも構成は同じであ
る。段間フィルタ23は、送信側及び受信側のそれぞれ
のRF共用器11及び増幅回路12を経た後の、ローカ
ル信号源25とミキサ24からなるIF周波数変換部の
間に設けられている。さらに、この中継増幅装置は可変
減衰器20を設けて任意に利得が切り替えられるように
なっている。
【0003】このような構成において、段間フィルタ2
3の減衰特性は、中継増幅装置の利得が最大になる場合
に合わせて減衰量が決められている。また、中継増幅装
置の段間フィルタ23の減衰特性は、可変減衰器20で
切り替えられた利得が大きくなるほど、より大きな減衰
量が要求される。このとき、同じ構成の段間フィルタ2
3の場合は、減衰量が大きくなると通過帯域の損失特性
が悪くなり、さらに、帯域内偏差も大きくなる。帯域内
偏差とは、通過帯域内の挿入損失の最大値と最小値との
差である。例えば、バタワース型の帯域通過フィルタの
場合、通過帯域の中心周波数で挿入損失は最少となり、
通過帯域端の周波数で挿入損失が通過帯域内では最大と
なる。従って、帯域内偏差は、中心周波数での挿入損失
と通過帯域端での挿入損失の差となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の中継
増幅装置における段間フィルタでは、可変減衰器20に
よって利得を変化させても段間フィルタ23の構成は変
わらないので、中継増幅装置の利得を小さくしたとき
も、利得を最大にしたときも、段間フィルタ23の減衰
特性は同じである。例えば、中継増幅装置の帯域内の利
得が40〜60dB可変の場合、段間フィルタ23の特
性は最大利得60dBに合わせて作られ、利得が40d
Bになると、減衰量は利得が下がった分、すなわち20
dB過剰となり、従って、帯域内の挿入損失や帯域内偏
差が悪くなるなどの不具合を生じる。このように、従来
の中間増幅装置では、同じ構成の段間フィルタが設けら
れているので、利得の切り替え時に、それぞれの利得に
合ったフィルタ特性を得ることができない。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、利得の切り替えに合わせて常
に最適な段間フィルタを選択し、もって最適なフィルタ
特性を得ることのできる中継増幅装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1に係る中継増幅装置は、受信端
の増幅手段と送信端の増幅手段との間に設けられて、帯
域フィルタとして機能する段間フィルタと、受信信号の
利得を可変する利得可変手段とを備えた中継増幅装置に
おいて、この段間フィルタは、少なくとも2個が直列に
接続され、段間フィルタの各々を迂回するか、または複
数個を同時に迂回するバイパス回路と、受信した信号を
段間フィルタに通過させるか、バイパス回路に通過させ
るかを選択切り替えする切替手段とを備え、利得可変手
段で可変された利得に基づいて切替手段を切り替え、可
変された利得に最適なフィルタ特性を有する段間フィル
タを形成させるように構成したことを特徴とする。
【0007】すなわち、このような構成にすることによ
って、それぞれの利得に最適な数量の段間フィルタを選
択して回路に挿入し、最適な減衰量を得ることができ
る。例えば、利得可変手段によって利得を最大にした場
合は、切替手段によって全ての段間フィルタが挿入され
るようにすれば、利得に見合った最大の減衰量が得られ
る。同様に、利得可変手段によって任意の利得にした場
合は、切替手段によって任意の個数の段間フィルタが挿
入されるようにすれば、その利得に見合った減衰量が得
られる。また、利得可変手段によって利得を最小にした
場合は、切替手段によって全てのバイパス回路に切り替
え、初段の段間フィルタだけが挿入されるようにすれ
ば、利得に見合った最小の減衰量が得られる。
【0008】また、本発明の請求項2に係る中継増幅装
置は、携帯電話などの無線通信システムの中継増幅に用
いられる中継増幅装置であって、受信端の増幅手段と送
信端の増幅手段との間に設けられて、帯域フィルタとし
て機能する段間フィルタと、受信信号の利得を可変する
利得可変手段とを備えた中継増幅装置において、少なく
とも2個の段間フィルタが、それぞれ個別に、所定の利
得を有した個別増幅手段に、直接、直列接続され、個別
増幅手段と、この個別増幅手段に直接、直列接続された
段間フィルタとの組合せ回路を、一組毎にまたは複数組
ごとに一括して迂回するバイパス回路と、受信した信号
を、段間フィルタとこの段間フィルタに直列接続された
個別増幅手段に通過させるか、バイパス回路に通過させ
るかを選択切り替えする切替手段とを備え、利得可変手
段で可変された利得に基づいて切替手段を切り替え、可
変された利得に最適なフィルタ特性の段間フィルタを形
成させると共に、可変された利得に最適な増幅量に切り
替えるように構成したことを特徴とする。
【0009】すなわち、このように構成することによっ
て、それぞれの利得に最適な数量の段間フィルタと個別
増幅手段とを選択して回路に挿入し、最適な減衰量と最
適な増幅量とを得ることができる。これによって、無駄
な減衰がなくなり消費電力を低減させることができる。
例えば、利得可変手段によって利得を最大にした場合
は、切替手段によって全ての段間フィルタと全ての個別
増幅手段とが挿入されるようにすれば、利得に見合った
最大の減衰量が得られると共に、無駄な減衰もなくな
り、効率よく電力を使用することができる。同様に、利
得可変手段によって任意の利得にした場合は、切替手段
によって任意の個数の段間フィルタと個別増幅手段とが
挿入されるようにすれば、その利得に見合った減衰量が
得られると共に、無駄な減衰もなく、効率的な電力消費
を行うことができる。また、利得可変手段によって利得
を最小にした場合は、切替手段によって全てのバイパス
回路に切り替え、初段の段間フィルタだけが挿入される
ようにすれば、利得に見合った最小の減衰量が得られる
と共に、予め回路に設けられている増幅手段のみによっ
て最少の増幅量が得られ、無駄な減衰もなく、効果的に
電力を消費することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実
施の形態の中継増幅装置の概略ブロック図であり、先
ず、この図を用いて本発明の第1の実施の形態を説明す
る。尚、この図において、前述の図3と同一部分につい
ては同一符号が付してある。また、図3で示した、ミキ
サ24とローカル信号源25とからなるIF周波数変換
部が省略してあるが、本発明の実施の形態では、段間フ
ィルタの構成位置はIF周波数変換部でIF変換された
後でもよいし、RF共用器11より増幅回路12で増幅
された後でもよいので、何れにも適用できるようにする
ために、IF周波数変換部は省略してある。従って、図
3の構成と対比する場合は、図1において受信端側の増
幅回路12の後段と送信端側の増幅回路12の前段との
間に、図1に示すような構成でミキサ24とローカル信
号源25とを挿入すればよい。しかし、本発明はIF周
波数変換部は直接的には関係ないし、また、回路が煩雑
になるのを避けるためにその記載は省略してある。
【0011】さて、図1において、受信側及び送信側の
それぞれのアンテナ10とRF共用器11と増幅回路1
2とを経た後に、帯域通過フィルタとして段間フィルタ
13、14、15が3個直列に構成されている。すなわ
ち、受信端の増幅回路12と送信端の増幅回路12との
間に、段間フィルタ13−バイパス回路16−段間フィ
ルタ14−バイパス回路17−段間フィルタ15−スイ
ッチ18−スイッチ19の回路が構成されている。ま
た、送信端側の増幅回路12の後に、利得を切り替え調
整するための可変減衰器20が設けられている。
【0012】3段の段間フィルタ13、14、15の回
路の構成は、初段の段間フィルタ13のみを通過させ、
他の2段の段間フィルタ14、15を迂回するバイパス
回路16と、初段と2段目の段間フィルタ13、14を
通過させ、3段目の段間フィルタ15のみを迂回するバ
イパス回路17とが設けられ、さらに、各段間フィルタ
13、14、15と各バイパス回路16、17とを選択
切り替えするためのスイッチ18、19が設けられてい
る。このような構成によって、各段間フィルタ13、1
4、15とバイパス回路16、17をスイッチ18、1
9で切り替えることによって、段間フィルタ13、1
4、15を選択してフィルタ特性が最良になるようにす
ることができる。
【0013】例えば、中継増幅装置の利得を可変減衰器
20によって最も大きくした場合、スイッチ18とスイ
ッチ19を共に段間フィルタ側に切り替えれば、段間フ
ィルタ13、14、15が3段階で挿入される。これに
よって、全ての段間フィルタ13、14、15を使用す
ることになり、最も大きな減衰量が得られる。また、こ
のときは、挿入損失や帯域内偏差は、帯域通過フィルタ
が3個分になるので、大きくなる。次に、中継増幅装置
の利得を可変減衰器20によって最少にした場合、スイ
ッチ18とスイッチ19を全てバイパス回路側に切り替
えれば、初段の段間フィルタ13のみを選択することに
なり、減衰量が最も小さくなる。また、このときは、帯
域通過フィルタが1個しかないので挿入損失や帯域内偏
差は小さくなる。さらに、中継増幅装置の利得を可変減
衰器20によって途中の値に下げたときは、スイッチ1
8をバイパス側に切り替え、スイッチ19を段間フィル
タ側に切り替えると、2つの段間フィルタ13、14が
選択され、その利得に対する最適な減衰量が得られる。
【0014】このようにして、利得の切り替えに合わせ
て、それぞれのスイッチ18、19をバイパス側か、段
間フィルタ側かに切り替えることによって、段間フィル
タ13、14、15を3段階に切り替えることができる
ので、それぞれの利得に最適な段間フィルタの数量を選
択して、最適な減衰量を得ることができる。このとき、
スイッチ18、19の切替制御は、中継増幅装置の可変
減衰器20の利得切り替えに連動するようにして、その
時々の利得に合わせたフィルタの組み合わせを実現でき
るように構成することができる。また、この例では、3
個の段間フィルタで3段階に切り替える場合について説
明したが、段間フィルタの数や、バイパス回路とスイッ
チの構成によるフィルタの組み合わせは、中継増幅装置
の種類や使用目的などに応じて適宜変更することができ
る。
【0015】尚、この例では段間フィルタとその切り替
え回路の構成をRF共用器の後段に設けた場合について
説明したが、先に述べたように、これらの段間フィルタ
とその切り替え回路の構成をIF周波数変換部の後段に
設けてもよい。この場合は、図3に示すように、受信端
の増幅回路12の後段と送信端の増幅回路12の前段
に、それぞれのミキサ24と共通のローカル信号源25
を挿入した構成にすればよい。
【0016】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図2は、本発明の第2の実施の形態の中継増
幅装置の概略ブロック図である。尚、この図において、
前述の図1と同一部分については同一符号が付してあ
る。また、図3で示した、ミキサ24とローカル信号源
25とからなるIF周波数変換部は、第1の実施の形態
と同じ理由で省略してある。第2の実施の形態が第1の
実施の形態と異なるところは、段間フィルタ14、15
の前段に、それぞれ増幅回路21、22が設けられ、さ
らに、バイパス回路16、17は段間フィルタ14、1
5だけでなく前段の増幅回路21、22も迂回するよう
に構成されているところである。尚、初段の段間フィル
タ13は、既に前段に増幅回路12が設けられているの
で新たな増幅回路は設けない。
【0017】従来技術では、利得が最大のときに合わせ
て増幅量を固定し、減衰させることで中継増幅装置の利
得を変化させているので、利得を小さい方に切り替える
ことは無駄な電力を消費していることになる。ところ
が、この実施の形態では、段間フィルタと共に増幅回路
も切り替えているので、利得を切り替えた場合にそれぞ
れの目的に合った増幅量が得られ、無駄な減衰を必要と
しないため消費電力を低減することができる。
【0018】例えば、中継増幅装置の利得を最大にした
場合、スイッチ18とスイッチ19を共にフィルタ側に
切り替えれば、段間フィルタ13と、増幅回路21及び
段間フィルタ14と、増幅回路22及び段間フィルタ1
5とが挿入される。これによって、全ての段間フィルタ
13、14、15を使うことになり、最も大きな減衰量
が得られる。また、このときは、挿入損失や帯域内偏差
は、帯域通過フィルタが3個分になるので、大きくな
る。さらに、このとき、増幅回路12に加えて、それぞ
れの段間フィルタ14、15に各々増幅回路21、22
が挿入されるので、利得が最大に切り替えられたとき、
その目的に合った最大の増幅量が得られ、無駄な減衰を
必要とせず、より一層の消費電力の低減が図れる。
【0019】次に、中継増幅装置の利得を最少にした場
合、スイッチ18とスイッチ19を全てバイパス回路側
に切り替えれば、初段の段間フィルタ13のみを選択す
ることになり、減衰量が最も小さくなる。また、このと
きは、帯域通過フィルタが1個しかないので挿入損失や
帯域内偏差は小さくなる。そして、このときは増幅回路
12のみで増幅されることになり、切り替えられた利得
に見合った増幅量になり、やはり無駄な減衰がなく消費
電力が低減される。
【0020】さらに、中継増幅装置の利得を途中の値に
下げたときは、スイッチ18をバイパス側にし、スイッ
チ19を段間フィルタ側にすると、段間フィルタ13
と、増幅回路21及び段間フィルタ14とが選択され、
その利得に対する最適な減衰量が得られる。また、この
ときは、増幅回路12、21が2段階で挿入されること
になるので、切り替えられた利得に見合った増幅量にす
ることができ、無駄な減衰はなく消費電力を低減するこ
とができる。このように第2の実施の形態の場合は、利
得の切り替えによって、所望の個数の段間フィルタに切
り替えると共に、増幅回路も同時に挿入または削除する
ことによって、切り替えられた利得に見合った増幅量に
することができる。このようにして無駄な減衰を防ぎ消
費電力の低減化を図っている。
【0021】尚、第2の実施の形態の場合も、第1の実
施の形態の場合と同様、3個の段間フィルタで3段階に
切り替える場合だけでなく、段間フィルタ及び増幅回路
の数や、バイパス回路とスイッチの構成によるフィルタ
の組み合わせは、中継増幅装置の種類や使用目的などに
応じて適宜変更することができる。また、この例では段
間フィルタとその切り替え回路の構成をRF共用器の後
段に設けた場合につて説明したが、第1の実施の形態の
場合と同様に、段間フィルタ及び各増幅回路とその切り
替え回路の構成をIF周波数変換部の後段に設けてもよ
い。以上述べた実施の形態は本発明を説明するための一
例であり、本発明は、上記の実施の形態に限定されるも
のではなく、発明の要旨の範囲で種々の変形が可能であ
る。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の中間増幅
回路によれば、複数のフィルタを利得に従って切り替え
ることにより、常に、利得に見合った最適なフィルタ特
性を得ることができる。これによって利得の大きいとき
は大きな減衰量に、利得の小さいときは小さな減衰量に
することができる。さらに、利得に従ってフィルタと共
に増幅回路も切り替えることにより、切り替えられた利
得に見合った増幅量を得ることができ、無駄な減衰をな
くして消費電力を低減させることができる。これによっ
て、電力効率のよい中継増幅装置を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の中継増幅装置の概
略ブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の中継増幅装置の概
略ブロック図である。
【図3】従来の中継増幅装置の概略ブロック図の一例で
ある。
【符号の説明】
10 アンテナ 11 RF共用器 12 増幅回路 13、14、15 段間フィルタ 16、17 バイパス回路 18、19 スイッチ 20 可変減衰器 21、22 増幅回路 23 段間フィルタ 24 ミキサ 25 ローカル信号源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須藤 雅樹 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 Fターム(参考) 5K067 AA23 BB04 EE06 GG01 GG08 GG11 KK00 5K072 AA22 BB27 EE19 EE20 GG14 GG21 GG22 GG26

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信端の増幅手段と送信端の増幅手段と
    の間に設けられて、帯域フィルタとして機能する段間フ
    ィルタと、受信信号の利得を可変する利得可変手段とを
    備えた中継増幅装置において、 前記段間フィルタは、少なくとも2個が直列に接続さ
    れ、 前記段間フィルタの各々を迂回するか、または複数個を
    同時に迂回するバイパス回路と、 受信した信号を、前記段間フィルタに通過させるか、前
    記バイパス回路に通過させるかを選択切り替えする切替
    手段とを備え、 前記利得可変手段で可変された利得に基づいて前記切替
    手段を切り替え、可変された利得に最適なフィルタ特性
    を有する段間フィルタを形成させるように構成したこと
    を特徴とする中継増幅装置。
  2. 【請求項2】 受信端の増幅手段と送信端の増幅手段と
    の間に設けられて、帯域フィルタとして機能する段間フ
    ィルタと、受信信号の利得を可変する利得可変手段とを
    備えた中継増幅装置において、 少なくとも2個の前記段間フィルタが、それぞれ個別
    に、所定の利得を有した個別増幅手段に、直接、直列接
    続され、 前記個別増幅手段と、該個別増幅手段に直列接続された
    前記段間フィルタとの組合せ回路を、一組毎にまたは複
    数組ごとに一括して迂回するバイパス回路と、 受信した信号を、前記段間フィルタと該段間フィルタに
    直列接続された個別増幅手段に通過させるか、前記バイ
    パス回路に通過させるかを選択切り替えする切替手段と
    を備え、 前記利得可変手段で可変された利得に基づいて前記切替
    手段を切り替え、可変された利得に最適なフィルタ特性
    を有する段間フィルタを形成させると共に、可変された
    利得に最適な増幅量に切り替えるように構成したことを
    特徴とする中継増幅装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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